JP2022072910A - パネル状モジュール - Google Patents

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Yusuke Saito
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】パネル状モジュールの表面から外側へ液体を排水させ易くすることができるパネル状モジュールを提供する。【解決手段】パネル状モジュール10は、パネル100と、パネルの端部に沿って第1方向に延びた第1フレーム220と、を有する。第1フレーム220は、パネルの端部の表面側を覆うようパネルの内側に向かって突出した第1フランジ224と、パネルの端部を受け入れる第1受け入れ部225と、を有する。パネル100の端部と第1フランジ224との間の隙間S1から、第1受け入れ部225を通って、第1フレーム220の外側まで流体的に連通した流路F1が形成されている。【選択図】図8

Description

本発明は、パネル状モジュールに関する。
太陽電池モジュールのようなパネル状モジュールは、屋外に設置される。特許文献1は、屋外に設置された太陽光発電パネルを開示する。特許文献1に記載された太陽光発電パネルは、パネル本体と、パネル本体の周囲に配置され、該パネル本体を保持する横枠及び縦枠を備えるパネル保持部材と、を備える。
横枠は、パネル本体の端部が差し込まれる横枠凹部を有し、縦枠は、パネル本体の端部が差し込まれる縦枠凹部を有する。第1パッキン本体が横枠凹部の下面に配置されており、横枠凹部の上面と第1パッキン本体との間でパネル本体の端部が挟持されている。また、第2パッキン本体が縦枠凹部の下面に配置されており、縦枠凹部の上面と第2パッキン本体との間でパネル本体の端部が挟持されている。
特許第6670152号公報
特許文献1に記載された太陽光発電パネル(パネル状モジュール)では、パネル本体は、パネル本体の表面側において、横枠凹部及び縦枠凹部の上面に密着する。そのため、パネル本体の表面と、横枠凹部及び縦枠凹部を構成する壁の最上端部との間に段差が生じる。したがって、パネル状モジュールの表面に注いだ雨水が適切に排水されず、パネル状モジュールの表面に液体が溜まった状態になることがある。これにより、パネル状モジュールの表面に、溜まった液体に起因した汚れが付着することがある。また、パネル状モジュールが太陽光発電モジュールである場合には、溜まった液体やそれに起因する汚れによって、発電効率が低下することもある。
したがって、パネル状モジュールの表面から外側へ液体を排水させ易くすることができるパネル状モジュールが望まれる。
一態様に係るパネル状モジュールは、パネルと、前記パネルの端部に沿って第1方向に延びた第1フレームと、を有する。前記第1フレームは、前記パネルの端部の表面側を覆うよう前記パネルの内側に向かって突出した第1フランジと、前記パネルの端部を受け入れる第1受け入れ部と、を有する。前記パネルの端部と前記第1フランジとの間の隙間から、前記第1受け入れ部を通って、前記第1フレームの外側まで流体的に連通した流路が形成されている。
上記態様によれば、パネル状モジュールの表面から外側へ液体を排水させ易くすることができる。
第1実施形態に係るパネル状モジュールの斜視図である。 図1の2A-2A線に沿ったパネル状モジュールの部分的断面図である。 図2の領域3Aの模式的拡大図である。 図1の4A-4A線に沿ったパネル状モジュールの断面図である。 第1実施形態に係る第1フレームの側面図である。 第1実施形態に係る第1フレームの斜視図である。 図1の7A-7A線に沿ったパネル状モジュールの断面図である。 第1実施形態に係る第2フレームの側面図である。 図1の領域9Aの拡大図である。 図9の矢印10A方向から見たパネル状モジュールの側面図である。 図9の11A-11A線に沿ったパネル状モジュールの端面図である。 第2実施形態に係るパネル状モジュールの隅の拡大斜視図である。 第2実施形態に係る第1フレームの斜視図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下の図面において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがあることに留意すべきである。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るパネル状モジュールの斜視図である。パネル状モジュール10は、屋外用のモジュールであってよい。パネル状モジュール10は、例えば太陽電池モジュールであることが好ましい。パネル状モジュール10は、好ましくは、パネルの表面が水平方向に対して傾斜するように設置される。
パネル状モジュール10は、パネル100と、フレーム構造体200と、を有する。パネル状モジュール10が太陽電池モジュールである場合、パネル100は、光を電気に変換する光電変換素子を含む。この場合、パネル100の表面は光を受ける受光面に相当し、パネル100の裏面は非受光面に相当する。パネル100は、平板状であってよい。本実施形態では、パネル100は、パネル100の表面に直交する方向(高さ方向)から見て、略四角形状である。パネル100の背面(非受光面)には、電力の取り出し口となる端子箱や出力ケーブル(不図示)が取り付けられていてよい。
図2は、図1の2A-2A線に沿ったパネル状モジュールの部分的断面図である。図3は、図2の領域3Aの模式的拡大図である。図2及び図3は、パネル100の構造の一例として、光電変換パネルの構造を示している。なお、図3では、図の簡易化のため、後述する保護材900は描かれていないことに留意されたい。
パネル100は、保護材900と、第2封止層800と、光電変換素子300と、第1封止層400と、第1基板600と、を有していてよい。第1基板600は、表面側に露出していてよい。第1基板600は、例えば樹脂基板やガラス基板のような透明又は半透明な基板であってよい。
第1封止層400は、第1基板600と光電変換素子300との間に設けられていてよい。第1封止層400は、少なくとも光電変換素子300の表面側を覆っていてよい。第1封止層400は、透明又は半透明な絶縁体によって構成されていてよい。例えば、第1封止層400は、合成樹脂によって形成されていてよい。そのような合成樹脂として、例えばEVA樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)、オレフィン系樹脂、PVB(ポリビニルブチラール)樹脂、アイオノマー樹脂もしくはシリコーン樹脂、又はこれらの組み合わせを用いることができる。
第2封止層800は、光電変換素子300と保護材900との間に設けられていてよい。第2封止層800は、合成樹脂のような絶縁体によって形成されていてよい。そのような合成樹脂として、例えばEVA樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)、オレフィン系樹脂、PVB(ポリビニルブチラール)樹脂、アイオノマー樹脂もしくはシリコーン樹脂、又はこれらの組み合わせを用いることができる。なお、第2封止層800の厚みは、第1封止層400の厚みと同じであってもよく、異なっていてもよい。
保護材900は、パネル100の裏面側で、光電変換素子300を覆っていてよい。保護材900の縁は、光電変換素子300の側部で、第1基板600の裏面又はその付近まで延びていてよい。保護材900は、少なくとも樹脂を含んでいてよい。保護材900は、例えば、樹脂製の基材と接着剤が互いに積層された積層シートであってもよい。保護材900は、例えばPET樹脂、PVF(ポリフッ化ビニル)樹脂、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)樹脂、ナイロン樹脂もしくはポリアミド樹脂、又はこれらの組み合わせによって構成されていてよい。
パネル状モジュール10は、光電変換素子300の側部にシール材500を有していてもよい。シール材500は、光電変換素子300の周縁部を囲んでおり、第1基板600の裏面側に付着していてよい。シール材500は、パネル100の表面に直交する断面において、第2封止材800の裏面側の一面と、第1基板600の裏面側の一面とをなだらかに結ぶよう、傾斜していてよい(図2)。この場合、保護材900は、第2封止材800の裏面側から第1基板600の裏面側にわたってなだらかに延びることができる。
シール材500は、保護材900を構成する材料よりも高い防湿性を有する材料により構成されていることが好ましい。そのようなシール材500の材料として、例えば、ポリイソブチレン(PIB)、ブチルゴムもしくは合成ゴム、又はこれらの組み合わせが挙げられる。これにより、光電変換素子300の側部からの湿気の侵入が防止され、光電変換素子300の劣化を抑制することができる。
光電変換素子300は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する素子であってよい。光電変換素子300は、例えば、第2基板305、第2電極層310、光電変換層320、第1電極層330をこの順に含んでいてよい。第2基板305は、光電変換素子300を構成する積層体の基体になる部材であってよい。基板は、例えばガラスによって構成されていてよい。
第1電極層330、光電変換層320及び第2電極層310は、第2基板305上に層状に設けられていてよい。第1電極層330は、例えば、モリブデン、チタン又はクロムのような金属によって形成されていてよい。第2電極層310は、例えば、III族元素を添加した酸化亜鉛(ZnO)や、酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide:ITO)によって構成されていてよい。薄膜系のCIS型太陽電池モジュールでは、光電変換層320は、例えば、I族元素(Cu、Ag、Au等)、III族元素(Al、Ga、In等)及びVI族元素(O、S、Se、Te等)を含む化合物半導体で形成されていてよい。光電変換層320は、図のX方向において分断部P1~P3によって複数のセルに区分されており、互いに隣接するセルは電気的に接続されていてよい。
光電変換素子300は、図のX方向において最も端に位置するセルに隣接した配線層350を有していてよい。配線層350は、パネル100の両端部付近に設けられており、パネル100の端辺に沿って一方向(図のY方向)に沿って延びていてよい。配線層350は、光電変換素子300から電力を取り出すための配線として機能し得る。配線層350は、パネル100の端部付近でパネルの裏面側に引き回されており、パネル100の裏面で不図示の端子箱に電気的に接続されていてよい。
上記例では、薄膜系のCIS型太陽電池モジュールの構造を例に挙げて説明した。薄膜系のCIS型太陽電池モジュールは、上記例に限定されず、種々の構造を有していてよい。また、本発明は、薄膜系のCIS型太陽電池モジュールの代わりに、結晶型の太陽電池モジュールにも適用できる。
次に、フレーム構造体200、及びフレーム構造体200とパネル100の取付構造について説明する。図1に示すように、フレーム構造体200は、パネル100の周囲に取り付けられている。
フレーム構造体200は、少なくとも第1フレーム220と第2フレーム230を有していてよい。第1フレーム220及び第2フレーム230は、それぞれパネル100の縁辺に沿って設けられている。本実施形態では、第1フレーム220は、パネル100の第1縁辺に沿った第1方向(以下、「横方向」と称することもある。)に延びている。なお、横方向は、図のX方向に相当する。
第2フレーム230は、パネル100の上記第1縁辺に隣接する第2縁辺に沿った第2方向(以下、「縦方向」と称することもある。)に延びていてよい。ここで、第1方向(横方向)と第2方向(縦方向)は、互いに交差する方向であればよく、好ましくは互いに直交する方向であってよい。なお、縦方向は、図のY方向に相当する。
パネル100は、図1に示す態様では略長方形状であり、一対の第1フレーム220がパネル100の一対の長辺に沿って設けられている。同様に、一対の第2フレーム230がパネル100の一対の短辺に沿って設けられている。図1に示す態様では、フレーム構造体200は、一対の第1フレーム220と一対の第2フレーム230とによって構成されている。
図4は、図1の4A-4A線に沿ったパネル状モジュールの断面図である。図5は、第1実施形態に係る第1フレームの側面図である。図6は、第1実施形態に係る第1フレームの斜視図である。
第1フレーム220は、第1保持部221、第1脚部222、第1側壁部223、第1フランジ224及び第1受け入れ部225を有していてよい。第1側壁部223は、パネル100の第1縁辺の外側で、図のZ方向とX方向とによって張られる面において広がっている。
第1フランジ224は、第1側壁部223の上部から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、パネル100の端部の表面側を覆っている。第1フランジ224は、パネル100の第1縁辺に沿った横方向に沿って延びていてよい。
第1フランジ224は、パネル100の裏面側の方に向かって突出した突起部224aを有していてよい。突起部224aは、第1フランジ224のY方向における先端に設けられていてよい。突起部224aは、第1フランジ224と同様に第1フレーム220の延在方向に沿って延びていてよい。
第1フランジ224は、パネル100に直交する方向から見て、前述した配線層350の少なくとも一部を覆っていてよい。言い換えると、第1フランジ224は、パネル100の配線層350の位置までY方向に突出していてよい(図3も参照)。これにより、パネル状モジュール10の配線層350の位置における強度が高くなるため、パネル100の端部の損傷に伴う電気的破損を抑制することができる。
第1保持部221は、第1側壁部223から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、第1フランジ224と対向している。第1保持部221は、パネル100の端部を下方から支えるよう構成されている。
第1受け入れ部225は、第1保持部221と、第1側壁部223の一部と、第1フランジ224とによって構成されていてよい。具体的には、第1受け入れ部225は、第1フレーム220の延在方向(横方向)に直交する断面において、略「C」の字型の形状を有する(特に図5参照)。これにより、第1受け入れ部225は、パネル100の端部を受け入れ可能に構成されている。
第1フランジ224と第1保持部221との間の間隔は、パネル100の内側に向かうにつれて広がっていてよい。言い換えると、第1フランジ224と第1保持部221との間の間隔は、第1受け入れ部225の入口側に向かうにつれて広がっている。これにより、パネル100を第1受け入れ部225に挿入し易くなる。
第1受け入れ部225の内部には、第1接着材229が充填されていてよい。これにより、第1受け入れ部225は、パネル100の端部を受け入れた状態で、パネル100を保持することができる。第1接着材229の材料は、特に限定されないが、例えばシリコーン系の接着材であってよい。第1接着材229は、第1フレーム220の延在方向における第1受け入れ部225の端には設けられていなくてよい。好ましくは、第1接着材229は、横方向において、後述する第2フレーム230の第2フランジ234から離れた領域のみに設けられる。
パネル100は、縦方向において、第1パネル受け入れ部225の奥まで挿入されていてもよく、奥まで挿入されていなくてもよい。図2に示す例では、パネル100は、縦方向(Y方向)において、第1パネル受け入れ部225の奥まで挿入されておらず、第1接着材229がパネル100と第1側壁部223との間に設けられている。
第1脚部222は、第1保持部221から下方に向かって延び、第1フレーム220の底部でパネル100の外側の方に向かって突出していてよい。第1脚部222は、パネル100の表面に直交する方向において、第1保持部221に関して、第1フランジ224とは反対側に位置する。これにより、第1フレーム220は、縦方向から見て略S字形に構成される。
第1保持部221、第1脚部222、第1側壁部223及び第1フランジ224は、それぞれ第1フレーム220の延在方向に延びていてよい。第1保持部221、第1脚部222、第1側壁部223及び第1フランジ224は、一体に形成されていてよい。
第1脚部222は、横方向における第1フレーム220の両端部のところで、第2フレーム230と当接する(図1参照)。第1フレーム220の第1脚部222は、横方向における両端部付近に、ボルトのような締結部材240が挿通可能な第1孔部226を有していてよい。締結部材240は、第2フレーム230を第1フレーム220に取り付けるために設けられる。
第1実施形態において、第1保持部221及び第1フランジ224の横方向(X方向)における端部は、部分的に切り欠かれている(図6参照)。これにより、第1保持部221及び第1フランジ224は、後述する第2フレーム230の第2保持部231及び第1フランジ234と干渉しないよう構成されている。第1孔部226は、第1脚部222の、第1保持部221及び第1フランジ224よりも外側に延出した部分に設けられていてよい。この場合、第1接着剤229は、第1保持部221及び第1フランジ224の切り欠かれた部分には設けられていないことが好ましい。
図7は、図1の7A-7A線に沿ったパネル状モジュールの断面図である。図8は、第1実施形態に係る第2フレームの側面図である。
第2フレーム230は、第2保持部231、第2脚部232、第2側壁部233、第2フランジ234及び第2受け入れ部235を有していてよい。第2側壁部233は、パネル100の第2縁辺の外側で、図のZ方向とY方向によって張られる面において広がっている。
第2フランジ234は、第2側壁部233の上部から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、パネル100の端部の表面側を覆っている。第2フランジ234は、パネル100の第2縁辺に沿った縦方向に沿って延びていてよい。
第2保持部231は、第2側壁部233から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、第2フランジ234と対向している。第2保持部231は、パネル100の端部を下方から支えるよう構成されている。
第2受け入れ部235は、第2保持部231と、第2側壁部233の一部と、第2フランジ234とによって構成されていてよい。具体的には、第2受け入れ部235は、第2フレーム230の延在方向(縦方向)に直交する断面において、略「C」の字型の形状を有する(図8参照)。これにより、第2受け入れ部235は、パネル100の端部を受け入れ可能に構成されている。
第2フランジ234と第2保持部231との間の間隔は、パネル100の内側に向かうにつれて広がっていてよい。言い換えると、第2フランジ234と第2保持部231との間の間隔は、第2受け入れ部235の入口側に向かうにつれて広がっている。これにより、パネル100を第2受け入れ部235に挿入し易くなる。
第2受け入れ部235の内部には、第2接着材239が充填されていてよい(図7参照)。これにより、第2受け入れ部235は、パネル100の端部を受け入れた状態で、パネル100を保持することができる。第2接着材239は、縦方向において第2受け入れ部235全体に設けられていてもよく、縦方向における第2受け入れ部235の一部の領域のみに設けられていてもよい。第2接着材239の材料は、第1接着材229の材料と同じであっても、異なっていてもよい。
パネル100は、横方向において、第2受け入れ部235の奥まで挿入されていてもよく、奥まで挿入されていなくてもよい。図7に示す例では、パネル100は、横方向(X方向)において奥まで挿入されておらず、第2接着材239がパネル100と第2側壁部233との間に設けられている。
第2脚部232は、パネル100に直交する方向において、第2保持部231に関して第2フランジ234と反対側に位置する。第2脚部232は、第2保持部231から下方に延びている。
第2保持部231、第2脚部232、第2側壁部233及び第2フランジ234は、それぞれ第2フレーム230の延在方向に延びていてよい。第2保持部231、第2脚部232、第2側壁部233及び第2フランジ234は、一体に形成されていてよい。
第1実施形態において、第2保持部231、第2脚部232及び後述するC字型の壁部237は、縦方向(Y方向)において第2フレーム230の縁まで達していてよい。これにより、第2保持部231、第2脚部232及び後述するC字型の壁部237は、第1フレーム220に当接する。
第1実施形態において、第2フランジ234は、縦方向(Y方向)において第2フレーム230の縁まで達していてよい。これにより、第2フランジ234は、第1フレーム220の第1フランジ224に当接していてよい(図9も参照)。
第2脚部232は、縦方向における第2フレーム230の両端部のところで、第1フレーム220と当接する。第2脚部232には、ボルトのような締結部材240が挿通可能な第2孔部236が形成されていてよい。第2孔部236は、断面視でC字型の壁部237によって囲まれている。C字型の壁部237は、第2フレーム230の延在方向に沿って延びている。したがって、C字型の壁部237は、略円筒状の形状を有する。
第2フレーム230の第2孔部236は、第1フレーム220の第1孔部226と位置合わせされている。ボルトのような締結部材240は、第1フレーム220の第1孔部226と第2フレーム230の第2孔部236の両方を通る。これにより、第1フレーム220と第2フレーム230が、フレーム構造体200の隅のところで互いに締結される。
第2フレーム230は、第1フレーム220に取り付けられた状態で、第1フレーム220の端部から、横方向に交差する縦方向(Y方向)に延びる。第1フレーム220の第1受け入れ部は、第1フレーム220に取り付けられた状態で、横方向(X方向)から見て第2フレーム230から露出する(図1及び図9参照)。
図9は、図1の領域9Aの拡大図である。ずなわち、図9は、パネル状モジュール10の隅、言い換えると第1フレーム220と第2フレーム230の接続部付近の拡大図である。図10は、図9の矢印10A方向から見たパネル状モジュールの側面図である。図11は、図9の11A-11A線に沿ったパネル状モジュールの端面図である。図11では、11A-11A線でパネル状モジュールを切断したときにおける、パネル状モジュールの切断面のみが示されていることに留意されたい。
図9に示されているように、パネル状モジュール10は、パネル100の表面に溜まった液体をパネル100の外側へ導出する流路F1を有する。流路F1は、パネル100の端部と第1フランジ224との間の隙間S1から、第1受け入れ部225を通って、第1フレーム220の外側まで流体的に連通している(図7及び図9~図11参照)。
好ましい態様では、パネル100の端部は、第1フレーム220の第1受け入れ部225において第1接着剤229によって第1フレーム220に接着されている。ここで、第1接着剤229は、横方向(X方向)において、第2フランジ234から離れた領域R1のみに設けられている(図9参照)。図9における領域R1は、第1接着剤229が存在する領域を示している。すなわち、横方向における第1フレーム220の両端部は、第1接着剤229が存在しない領域を有する。これにより、図9の11A-11A線に沿った端面において、第1接着剤229は、パネル100の端部と第1フランジ224との間に設けられず、パネル100の端部と第1フランジ224との間に隙間S1が生じる(図11参照)。パネル100の表面に付着した液体は、この隙間S1を通って、第1受け入れ部225内に侵入する。第1受け入れ部225内に侵入した液体は、第1フレーム220の端部から第1フレーム220の外側へ流出する。このように、前述した流路F1は、第1接着剤229が設けられていない領域によって構成されていてよい。
第1接着剤229は、流路F1が形成されているところを除く領域R1のうちの少なくとも一部、好ましくは全体において、パネル100の端部の表面と第1フランジ224との間に設けられていることが好ましい。これにより、流路F1が形成されているところにおいて、パネル100の端部の表面と第1フランジ224との間に隙間が生じ得る。この隙間は、パネル100の端部付近に達した液体を排出するための流路F1を構成することができる。
また、第1フレーム220の第1受け入れ部225は、横方向から見て、第2フレーム230から露出していることが好ましい(図10参照)。この場合、第1受け入れ部225は、横方向における第1フレーム220の端部で、外部の雰囲気と流体的に連通する。これにより、第1受け入れ部225内に侵入した液体は、第1受け入れ部225内の第1接着剤229が設けられていない領域を通って、外部へ排出され易い(図9も参照)。
第1フレーム220が第2フレーム230に取り付けられた状態において、第1フレーム220の第1フランジ224は、縦方向(Y方向)において、第2フレーム230の端を超えて突出していてよい。さらに、第1フレーム220の第1フランジ224は、横方向(X方向)において、第2フレーム230の第2フランジ234から間隔G1をあけて設けられていることが好ましい。第1フランジ224と第2フランジ234との間の間隔G1は、パネル100の表面から、流路F1を構成する上記の隙間S1へ至る液体の通路となる。これにより、パネル100の表面から流路F1へ液体を導くことができる。
前述したように、第1フランジ224は、パネル100の裏面側の方に向かって突出した突起部224aを有していてよい(図4参照)。突起部224aが設けられていると、パネル100の表面が突起部224aに当接したとしても、パネル100の表面と第1フランジ224との間に隙間S1が形成される。したがって、流路F1を構成する上記の隙間S1を確保し易い。
好ましくは、締結部材240の中心から第1フランジ224の下面までの距離L1は、締結部材240の中心から第2フランジ234の下面までの距離L2よりも大きい(図5、図7及び図8参照)。この場合、パネル100の表面が第2フランジ234の下面に当接していたとしても、パネル100の表面と第1フランジ224との間に隙間S1が形成されることになる。したがって、締結部材240によって第1フレーム220と第2フレーム230とを互いに締結させたときに、パネル100の表面と第1フランジ224との間に自然に隙間S1が形成される。
(第2実施形態)
次に、図12及び図13を参照して第2実施形態に係るフレーム構造体及びパネル状モジュールについて説明する。図12は、第2実施形態に係るパネル状モジュールの隅の拡大斜視図である。図13は、第2実施形態に係る第1フレームの斜視図である。
第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については同じ符号が付されている。また、第1実施形態と同様の構成については、その説明を省略することがあることに留意されたい。
第2実施形態において、パネル状モジュール10は、パネル100及びフレーム構造体200を有する。フレーム構造体200は、第1フレーム220及び第2フレーム230を有していてよい。
第2実施形態において、第2フレーム230は、第1実施形態と同様の構成を有していてよい。第2実施形態において、第1フレーム220は、第1実施形態と概ね同様の構成を有するが、第1保持部221の形状が第1実施形態と異なっている。
具体的には、第1保持部221は、第1側壁部223から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、第1フランジ224と平行に延びている。
上述したように、実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、上記の複数の実施形態で説明した特徴は、可能な限り、互いに置き換え、又は組み合わせ可能であることに留意されたい。
前述した実施形態では、パネル100は、高さ方向から見て略四角形状であるが、パネル100の形状は、これに限定されない。パネル100は、高さ方向から見て多角形状であってよい。例えば、パネル100は、高さ方向から見て三角形状又は六角形状であってよい。この場合、パネル100の各辺に沿ってフレームが設けられていてよい。この場合、前述した流路F1は、パネル100の複数の隅のうちの少なくとも1つの隅に形成されていればよい。
10 パネル状モジュール
100 パネル
200 フレーム構造体
220 第1フレーム
224 第1フランジ
224a 突起
225 第1受け入れ部
229 第1接着剤
230 第2フレーム
234 第2フランジ
235 第2受け入れ部
240 締結部材
S1 隙間
G1 間隔
F1 流路
R1 接着領域

Claims (10)

  1. パネルと、
    前記パネルの端部に沿って第1方向に延びた第1フレームと、を有し、
    前記第1フレームは、前記パネルの端部の表面側を覆うよう前記パネルの内側に向かって突出した第1フランジと、前記パネルの端部を受け入れる第1受け入れ部と、を有し、
    前記パネルの端部と前記第1フランジとの間の隙間から、前記第1受け入れ部を通って、前記第1フレームの外側まで流体的に連通した流路が形成されている、パネル状モジュール。
  2. 前記パネルの端部は、前記第1受け入れ部において第1接着剤によって前記第1フレームに接着されており、
    前記流路は、前記第1接着剤が設けられていない領域によって構成されている、請求項1に記載のパネル状モジュール。
  3. 前記第1接着剤は、前記流路が形成されているところを除く領域の少なくとも一部において、前記パネルの端部の表面と前記第1フランジとの間に設けられている、請求項2に記載のパネル状モジュール。
  4. 前記第1フランジは、前記パネルの裏面側の方に向かって突出した突起部を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のパネル状モジュール。
  5. 前記パネルの端部に設けられた第2フレームを有し、
    前記第2フレームは、前記第1フレームの端部から、前記第1方向に交差する第2方向に延びており、
    前記第1フレームの前記第1受け入れ部は、前記第1方向から見て、前記第2フレームから露出している、請求項1から4のいずれか1項に記載のパネル状モジュール。
  6. 前記第2フレームは、前記パネルの端部の表面側を覆うよう前記パネルの内側に向かって突出した第2フランジを有し、
    前記パネルの端部は、前記第1受け入れ部において第1接着剤によって前記第1フレームに接着されており、
    前記第1接着剤は、前記第1方向において、前記第2フランジから離れた領域のみに設けられている、請求項5に記載のパネル状モジュール。
  7. 前記第1フレームの前記第1フランジは、前記第2方向において、前記第2フレームの端を超えて突出しており、
    前記第1フレームの前記第1フランジは、前記第1方向において、前記第2フレームの前記第2フランジから間隔をあけて設けられている、請求項6に記載のパネル状モジュール。
  8. 前記第2フレームは、締結部材によって前記第1フレームに取り付けられており、
    前記締結部材の中心から前記第1フランジの下面までの距離は、前記締結部材から前記第2フランジの下面までの距離よりも大きい、請求項6又は7に記載のパネル状モジュール。
  9. 前記第1フレームは、前記第1フランジと対向して前記パネルの端部を下方から支える第1保持部を有し、
    前記第1フランジと前記第1保持部との間の間隔は、前記パネルの内側に向かうにつれて広がっている、請求項1から8のいずれか1項に記載のパネル状モジュール。
  10. 前記パネルは、前記パネルの端辺に沿って延びる配線層を有し、
    前記第1フレームの前記第1フランジは、前記パネルに直交する方向から見て、前記配線層の少なくとも一部を覆っている、請求項1から9のいずれか1項に記載のパネル状モジュール。

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