JP2011112796A - 加熱構造体、定着装置及び定着装置が組み込まれた画像形成装置 - Google Patents

加熱構造体、定着装置及び定着装置が組み込まれた画像形成装置 Download PDF

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【課題】安定的に取り付けられたヒータを備える加熱構造体、定着装置及びこの定着装置が組み込まれた画像形成装置を提供することが課題である。
【解決手段】平坦な周面を含む端部を備えるヒータと、該ヒータによって加熱されるとともに材料に熱を与える被加熱部材と、前記端部を支持する支持体と、を備え、前記支持体は、前記端部が挿入されるスリットを形成するとともに前記平坦な周面に沿う縁部を含み、該縁部は、前記ヒータの軸周りの回転を抑制することを特徴とする加熱構造体。
【選択図】図10

Description

本発明は、材料に熱を与える加熱構造体、熱によりシートにトナー画像を定着させる定着装置及びこの定着装置が組み込まれた画像形成装置に関する。
材料に熱を与え、材料の性質や形状に所望の変化を与える加熱構造体は多くの分野で用いられている。例えば、コピー機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの機能を備える複合機に代表される画像形成装置は、加熱構造体として用いられる定着装置を備える。定着装置は、シートに付着したトナーを熱によって溶融し、シートにトナー画像を定着させる。
加熱構造体は、一般的に、ヒータによって加熱された被加熱部材を材料に接触或いは近接させることにより、熱エネルギを材料に与える。ヒータは、一般的に、端子に溶着或いは半田接続されるリード線を介して、加熱構造体に固定される。特許文献1は、端子に接続されるリード線を介して接続されるヒータを備える定着装置を開示する。
リード線は、一般的に細い線材であるため、ヒータを高い精度で位置決めするために用いることはできない。また、端子とリード線との間の低い接続強度に起因して、ヒータが変位してしまうこともある。特許文献1の定着装置のヒータは、加熱ローラに内蔵される。ヒータが変位する場合やヒータが不適切な位置に取り付けられた場合には、ヒータは加熱ローラに接触する可能性がある。
特許文献2乃至4は、ヒータの端部を支持する支持部材を用いて、ヒータを加熱構造体に取り付ける手法を開示する。
特開平8−272239号公報 特開2009−109946号公報 特開平9−251253号公報 特開平6−258971号公報
特許文献2乃至4に開示されるヒータの端部の断面は円形である。支持部材は、ヒータの端部に相補的な円形開口部を含み、この開口部にヒータの端部が挿入される。特許文献2乃至4のヒータの支持構造は、リード線のみで支持する構造(特許文献1参照)よりも安定的にヒータを支持することが可能である。しかしながら、ヒータの軸周りの回転は規制されず、ヒータを回転させようとする外力が予期せず加わったとき、リード線と端子との接続が解除される可能性がある。また、ヒータの軸周りの回転は、ヒータと端子との間の接続作業を非効率にする。
上述の課題は、画像形成装置の定着装置だけでなく、材料に熱を与えるための他の加熱構造体にも共通するものである。他の加熱構造体として、例えば、積層された不織布を熱溶着させる装置や熱を用いて材料に孔を形成する装置などを挙げることができる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、安定的に取り付けられたヒータを備える加熱構造体、定着装置及びこの定着装置が組み込まれた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る加熱構造体は、平坦な周面を含む端部を備えるヒータと、該ヒータによって加熱されるとともに材料に熱を与える被加熱部材と、前記端部を支持する支持体と、を備え、前記支持体は、前記端部が挿入されるスリットを形成するとともに前記平坦な周面に沿う縁部を含み、該縁部は、前記ヒータの軸周りの回転を抑制することを特徴とする(請求項1)。
上記構成によれば、被加熱部材は、ヒータによって加熱され、ヒータからの熱を材料に伝達する。ヒータの端部は、支持体のスリットに挿入され、ヒータが支持体に支持されることとなる。ヒータの端部は、平坦な周面を含み、スリットを形成する支持体の縁部は、ヒータの平坦な周面に沿い、ヒータの軸周りの回転を抑制することができる。したがって、ヒータが安定して支持体に支持されることとなる。
上記構成において、前記被加熱部材と前記支持体とを支持する筐体と、前記端部から延出する前記ヒータのリード線に接続される端子と、を更に備え、前記スリットは、一の方向に開口し、前記端部を挿入可能に形成された挿入口を含むとともに、該スリット内の端部の前記一の方向及び前記ヒータの軸方向以外の方向への前記ヒータの移動を規制し、前記端子は、前記一の方向と反対方向に押しつけられて、前記筐体に固定されることが好ましい(請求項2)。
上記構成によれば、ヒータは、支持体の挿入口を介して、スリットに挿入される。したがって、支持体へのヒータの取り付けが容易になる。ヒータのリード線と接続される端子は、スリットの開口方向とは反対方向に押しつけられて筐体に固定される。かくして、スリットの開口方向並びにヒータの軸方向へのヒータの変位は、端子とリード線との間の接続により抑制されるとともに一の方向以外へのヒータの変位は、スリットによって抑制される。よって、ヒータの変位が抑制され、ヒータが安定して筐体に支持並びに接続されることとなる。
上記構成において、前記支持体は、前記反対方向に延出する接続部を更に含み、前記筐体は、該接続部が挿入される空間を形成するとともに前記接続部を取り囲む壁部を含むことが好ましい(請求項3)。
上記構成によれば、支持体は、端子が押しつけられる方向に延びる接続部を含む。接続部は、筐体の壁部によって形成された空間に挿入される。筐体の壁部は支持体を取り囲むので、支持体を安定的に支持することができる。上述の如く、端子が押しつけられる方向に接続部が延びるので、端子と筐体との接続は、筐体の壁部が形成する空間からの支持体の離脱を抑制する。したがって、端子と筐体との接続は、同時に、支持体と筐体との接続を意味することとなる。かくして、簡便に支持体を筐体に取り付けることが可能な加熱構造体が提供される。
上記構成において、前記端子は、前記リード線を挟持する第1端子と第2端子とを含むことが好ましい(請求項4)。
上記構成によれば、第1端子及び第2端子はリード線を挟持するので、端子とリード線との間の接続が更に強固となる。
上記構成において、前記ヒータは、第1ヒータと、第2ヒータとを含み、前記スリットは、前記第1ヒータの前記端部が挿入される第1スリットと、前記第2ヒータの前記端部が挿入される第2スリットとを含み、前記端子は、前記第1ヒータの前記リード線及び前記第2ヒータの前記リード線に接続されることが好ましい(請求項5)。
上記構成によれば、複数のヒータを安定的に取り付けることが可能となる。
上記構成において、前記支持部は、前記ヒータからの熱に耐える耐熱樹脂材料及びセラミック樹脂材料のうち少なくとも一方を含むことが好ましい(請求項6)。
上記構成によれば、支持部は好適にヒータからの熱に耐えることができる。
本発明の他の局面に係る定着装置は、シートにトナー画像を定着させる定着装置であって、ヒータを内蔵する加熱回転体と、前記加熱回転体の端部から露出する前記ヒータの端部を支持する支持体と、を備え、前記ヒータの前記端部は、平坦な周面を含み、前記支持体は、前記ヒータの前記端部が挿入されるスリットを形成するとともに前記平坦な周面に沿う縁部を含み、該縁部は、前記ヒータの軸周りの回転を抑制することを特徴とする(請求項7)。
上記構成によれば、加熱回転体はヒータからの熱をシートに伝達し、トナーを溶融させる。シートは加圧ローラと加熱回転体との間で挟まれ、溶融されたトナーがシートに浸透し、トナー画像がシートに定着される。ヒータの端部は、加熱回転体の端部から露出し、支持体のスリットに挿入され、ヒータが支持体に支持されることとなる。ヒータの端部は、平坦な周面を含み、スリットを形成する支持体の縁部は、ヒータの平坦な周面に沿い、ヒータの軸周りの回転を抑制することができる。したがって、ヒータが安定して支持体に支持されることとなる。
上記構成において、前記加熱回転体と前記支持体とを支持する筐体と、前記ヒータの前記端部から延出するリード線に接続される端子と、を更に備え、前記スリットは、一の方向に開口し、前記端部を挿入可能に形成された挿入口を含むとともに、該スリット内の端部の前記一の方向及び前記ヒータの軸方向以外の方向への前記ヒータの移動を規制し、前記端子は、前記一の方向と反対方向に押しつけられて、前記筐体に固定されることが好ましい(請求項8)。
上記構成によれば、ヒータは、支持体の挿入口を介して、スリットに挿入される。したがって、支持体へのヒータの取り付けが容易になる。ヒータのリード線と接続される端子は、スリットの開口方向とは反対方向に押しつけられて筐体に固定される。かくして、スリットの開口方向並びにヒータの軸方向へのヒータの変位は、端子とリード線との間の接続により抑制されるとともに他の方向へのヒータの変位は、スリットを形成する縁部によって抑制される。よって、ヒータの変位が抑制され、ヒータが安定して筐体に支持並びに接続されることとなる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、シートにトナー画像を形成する画像形成部と、前記トナー画像を前記シートに定着させる定着装置と、を備え、該定着装置は、ヒータを内蔵する加熱回転体と、前記加熱回転体の端部から露出する前記ヒータの端部を支持する支持体と、を備え、前記ヒータの前記端部は、平坦な周面を含み、前記支持体は、前記ヒータの前記端部を支持するスリットを形成するとともに前記平坦な周面に沿う縁部を含み、該縁部は、前記ヒータの軸周りの回転を抑制することを特徴とする(請求項9)。
上記構成によれば、画像形成部は、シートにトナー画像を形成する。加熱回転体はヒータからの熱をシートに伝達し、トナーを溶融させる。シートは加圧ローラと加熱回転体との間で挟まれ、溶融されたトナーがシートに浸透し、トナー画像がシートに定着される。ヒータの端部は、加熱回転体の端部から露出し、支持体のスリットに挿入され、ヒータが支持体に支持されることとなる。ヒータの端部は、平坦な周面を含み、スリットを形成する支持体の縁部は、ヒータの平坦な周面に沿い、ヒータの軸周りの回転を抑制することができる。したがって、ヒータが安定して支持体に支持されることとなる。
上述の如く、本発明に係る加熱構造体、定着装置及びこの定着装置が組み込まれた画像形成装置は、安定的に取り付けられたヒータを備えることができる。
本発明の一実施形態に係る加熱構造体の概略断面図である。 図1に示される加熱構造体のヒータの取り付け構造を示す斜視図である。 図1に示される加熱構造体の筐体へのヒータの端子の取り付け構造を示す概略断面図である。 図1に示される加熱構造体の支持体の斜視図である。 図1に示される加熱構造体の原理が適用された定着装置が組み込まれた画像形成装置の斜視図である。 図5に示される画像形成装置の斜視図であり、画像形成装置のカバーは上方に回動されている。 図6に示される画像形成装置の斜視図であり、画像形成装置からトナー容器が取り出されている。 図5に示される画像形成装置の内部構造を示す概略図である。 図5に示される画像形成装置が内蔵する定着装置の斜視図である。 図9に示される定着装置の端部の構造を示す斜視図である。 図9に示される定着装置のヒータへの電力供給を行うための回路の一例を概略的に示す図である。 図9に示される定着装置の展開斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。尚、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」や「右」などの方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、何ら本発明を限定するものではない。また、以下の説明において、「シート」との用語は、コピー用紙、コート紙、OHPシート、厚紙、葉書、トレーシングペーパや任意の熱処理を受ける他のシート材料を意味する。「シートの幅方向」との用語は、シートの搬送方向に対して直交する方向を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱構造体の概略的な部分断面図である。図1に示される加熱構造体は、シートに熱エネルギを与え、任意の加工を施す装置であり、加熱構造体の用途や構造の細部は本発明を何ら限定するものではない。
加熱構造体500は、熱源となる棒状のヒータ510と、ヒータ510を内蔵するとともにヒータ510によって加熱される被加熱部材520と、被加熱部材520に圧接される加圧部材530と、ヒータ510、被加熱部材520及び加圧部材530を支持する筐体540を含む。
図1に示される被加熱部材520は、円筒形状のロールであるが、本発明はこれに何ら限定されるものではなく、ヒータ510によって熱エネルギを受けるように配設されるとともにシートに熱エネルギを与え、所望の加工を施すように形成された部材を被加熱部材520に適用してもよい。図1に示されるヒータ510は、被加熱部材520の回転軸に沿って延びる。被加熱部材520は、ヒータ510の両端部を除いて、ヒータ510を全体的に取り囲むが、本発明はこれに限定されるものではなく、ヒータ510は被加熱部材520の外部に配設されてもよい。
図1に示される加圧部材530の両端部は、圧力シリンダ531によって支持される。圧力シリンダ531がロッド532を伸長させることにより、加圧部材530は、被加熱部材520の外周面に圧接される。図1に示される加熱構造体500は、被加熱部材520と加圧部材530との間を通過するシートに熱エネルギを与える装置であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、加圧部材530は必ずしも必要とされない。例えば、シートが被加熱部材520に接触されながら、被加熱部材520から熱エネルギを受けることにより、所望の加工を施与されてもよい。或いは、被加熱部材520に非接触で、且つ、被加熱部材520の近傍を通過している間に、被加熱部材520から熱エネルギを受けることにより、所望の加工を施与されてもよい。
加熱構造体500は、例えば、被加熱部材520の端部に取り付けられるギア521と、ギア521と噛み合うシャフトを含むモータ522とを更に備えてもよい。また、筐体540は、被加熱部材520を支持する支持壁541を含む。モータ522が作動すると、モータ522と噛み合うギア521を介して、被加熱部材520に駆動力が伝達され、被加熱部材520は回転する。被加熱部材520に圧接された加圧部材530は、被加熱部材520の回転によって、従動回転する。尚、図1に示される駆動機構は必ずしも必要とされるものではなく、シートと被加熱部材520との間に生ずる摩擦力によって、被加熱部材520が回転されてもよいし、或いは、被加熱部材520は一切回転しなくともよい。
ヒータ510の両端部は、被加熱部材520の両端部から突出し、支持体550によって支持される。支持体550は、筐体540によって支持される。
図2は、ヒータ510の端部の支持構造を示す斜視図である。図2と併せて、図1を参照しつつ、ヒータ510の端部の支持構造が説明される。
図2及び図1に示される加熱構造体500の被加熱部材520は、2本のヒータ510によって加熱されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、単数のヒータ510或いは3以上のヒータ510を用いて、被加熱部材520が加熱されてもよい。ガラス製のヒータ510の端部は、カシメられ、互いに対向する一対の平坦な周面512を含む。したがって、ヒータ510の端部の断面は、略楕円形又は矩形状となる。ヒータ510の端面からリード線513が延出する。リード線513に端子514が接続される。リード513と端子514との間の接続は、溶着、半田付け或いはヒータ510へ電力を供給可能な他の手法を用いてなされる。図2に示される端子514は、一対のヒータ510のリード線513を接続する略C型に形成された薄い金属板である。端子514の略中心位置には、開口部515が形成される。
図3は、端子514と筐体540との間の接続を示す。図3と併せて、図1及び図2を参照しつつ、端子514と筐体540との接続が説明される。
端子514は、例えば、互いに略等しい形状をなす第1端子516と第2端子517とを含んでもよい。第1端子516及び第2端子517は、筐体540の端壁542の上面に載置され、開口部515に挿入されるねじやビスなどの固定具518によって、筐体540に固定される。第1端子516及び第2端子517は、リード線513を挟持する。
図4は、支持体550の斜視図である。図4と併せて、図1及び図2を参照しつつ、筐体540へのヒータ510の取り付け構造が更に説明される。
支持体550は、略T字型の厚板材であり、例えば、ヒータからの熱に耐えるセラミック材料や耐熱樹脂材料から形成される。支持体550は、支持体550の上面から下方に延びる一対の略矩形状のスリット551を含む。スリット551は上方に開口する。スリット551にヒータ510の端部が挿入されると、スリット551を形成する垂直面として形成される縁部552は、ヒータ510の端部に形成される平坦な周面512に沿う。縁部552は、ヒータ510の長手方向軸周りにヒータ510が回転することを抑制する。尚、本実施形態では、スリット551は上方に開口した挿入口553が、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の一の方向からのヒータ510の挿入を許容するように開口するとともに他の方向(挿入口553に向かう方向を除くヒータ510の長手方向軸に直交する方向並びにヒータ510の長手方向)のヒータ510の変位を規制するように形成されたスリット551であればよい。また、ヒータ510のリード線513及び端子514は、スリット551の開口方向とは反対方向に向けて筐体540に押しつけられ、筐体540に固定されるものであればよい。したがって、スリット551は左方、右方或いは下方に開口していてもよい。
支持体550は、スリット551の開口方向とは反対方向に延出する接続部554を更に含む。接続部554は、例えば、直方体形状とされる。筐体540は、接続部554と相補的な形状をなす空間を形成する壁部543を含む。支持体550が筐体540に取り付けられたとき、壁部543は、接続部554を取り囲む。接続部554は、壁部543が形成する空間に挿入される。壁部543が形成する空間は、上方に開口するが、図3に関連して説明された如く、支持体550に取り付けられるヒータ510のリード線513及び端子514は、下方に押しつけられながら、筐体540に固定されるので、支持体550は、壁部543が形成する空間から抜け出ることはない。
図5は、図1乃至図4に関連して説明された加熱構造体500の原理が適用された定着装置を組み込んだ画像形成装置の斜視図である。図5に示される画像形成装置は、プリンタであるが、本発明はこれに限られるものではなく、コピー機、ファクシミリ装置、これらの機能を併せ持つ複合機やシートに画像を形成することが可能な他の装置であってもよい。
プリンタ100は、外部装置(例えば、パーソナルコンピュータ)から画像に関する情報を含む信号を受信し、この信号に基づき、シートに画像を形成する。プリンタ100は、略直方体形状の筐体110を備え、筐体110内には、シートに画像を形成するための機器が収容される。
プリンタ100は、給紙カセット1を含む。給紙カセット1は、筐体110に着脱自在に取り付けられ、筐体110の正面下部から筐体110内に挿入される。給紙カセット1内には、複数のシートを積層してなるシート束が収容される。
プリンタ100は、給紙カセット1の上方に配設される手差しトレイ112を含む。手差しトレイ112は、筐体110内にシートを供給する供給トレイとして用いられる。手差しトレイ112は、略矩形状の薄板である。手差しトレイ112の下端部は、筐体110に回動可能に取り付けられ、手差しトレイ112は前方に向けて、上下に回動することができる。図5に示される手差しトレイ112の内側面は、手差しトレイ112が前方に向けて倒されたとき、上側を向き、シート束を載置するための支持面となる。プリンタ100の使用者は、給紙カセット1に収容されたシート束に画像形成を行うことも可能であるし、手差しトレイ112上に載置されたシート束に画像形成を行うことも可能である。シートの供給元の選択は、例えば、外部装置によってなされてもよい。手差しトレイ112を上方に回動させると、手差しトレイ112は筐体110の外側に現れ、手差しトレイ112の外側面は、プリンタ1の正面側の化粧面として用いられる。
筐体110の上面は、プリンタ100の背面に向けて下方に湾曲する曲面板113と、曲面板113に対して正面側に配設される開閉カバー111とを含む。開閉カバー111は、薄板状の部材から形成され、プリンタ100の正面から背面に向けて下方に傾斜して筐体110に取り付けられる。曲面板113の背面側の縁部から上方に向けて排紙壁114が立設される。排紙壁114は、左右に延びる排紙口115を含む。排紙口115から画像形成処理が施与されたシートが排出される。曲面板113及び開閉カバー111は、排出されたシートを受け止める排紙面116を形成する。上述の如く、曲面板113及び開閉カバー111は、プリンタ100の背面方向に向けて、下方に傾斜するので、排紙面116上で積み重ねられるシートの後端縁は排紙壁114によって整えられることとなる。筐体110は、排紙壁114の左右縁及び曲面板113の左右縁を共通する縁部とする略三角形状の排紙側壁117を含む。曲面板113、開閉カバー111、排紙壁114及び排紙側壁117は、略四面体形状に窪んだ排紙部118を形成する。
図6及び図7は、プリンタ100の斜視図である。図6及び図7に示されるプリンタ100の開閉カバー111は上方に回動されている。図7に示されるプリンタ100からは、トナー容器が取り出されている。図6及び図7と併せて、図5を参照し、開閉カバー111が説明される。
上述の如く、開閉カバー111は曲面板113に隣接して配設される。曲面板113に隣接する開閉カバー111の縁部周りに開閉カバー111は上方に回動可能である。開閉カバー111を上方に回動すると、トナー容器130が現れる。図7に示されるように、使用者は、開閉カバー111を開き、トナー容器130を交換することができる。開閉カバー111の中央には略三角形状の確認部119が形成される。使用者は、確認部119を通じてトナー容器130の一部を視認することでき、開閉カバー111を開けることなく、例えば、トナー容器130の型番を確認することができる。
排紙面118の中央部には、プリンタ1の正面に向けて拡がる略台形状の凹面120が形成される。凹面120は曲面板113及び開閉カバー111にわたって拡がる。凹面120は、排紙面118に対するシートの接触抵抗を低減させる。
筐体110の上面は、排紙部118の左右に配設される上面壁121を含む。右側の上面壁121には、操作パネル122が配設される。使用者は、操作パネル122を通じて、プリンタ100を操作することができ、また、プリンタ100の動作状態を視認することができる。図5に示されるプリンタ100の操作パネル122は、例えば、給紙カセット1内のシートの量やトナー容器130内のトナーの量或いはプリンタ100内でのジャムの発生を知らせる表示部123、印刷を中断させる操作に用いられるキャンセルキー124、印刷を実行させるスタートキー125を含む。
図5に示されるプリンタ100は更に、筐体110の左側板に設けられる通気口126及び電源スイッチ127を含む。通気口126は、筐体110の内部に配設される画像形成用の機器の冷却に用いられる。電源スイッチ127は、筐体110の内部に配設される画像形成用の機器に対する電力供給又は電力遮断に用いられる。
図8は、プリンタ100の内部構造を示す。図8と併せて、図5を参照しつつ、プリンタ100の内部構造が説明される。
プリンタ100の筐体110の内部には、上述された給紙カセット1に加えて、画像形成部140及び定着装置600が配設される。定着装置600には、図1乃至図4に関連して説明された加熱構造体500の原理が適用され、シートSに熱エネルギを加えて、トナー像をシートSに定着させる。給紙カセット1は、印刷処理(画像形成処理)を施与されるシート束Tを収容する。給紙カセット1は、シート束Tを支持するリフト板4を含む。リフト板4は、コイルバネ45によって弾性的に支持され、プリンタ100の正面に向けて上方に傾斜する。給紙カセット1の正面側端部の上方にピックアップローラ128が配設される。リフト板4により傾斜して持ち上げられたシート束Tの先頭縁は、ピックアップローラ128に当接する。ピックアップローラ128が回転すると、シート束Tの最上位置に存するシートSが一枚ずつ取り出されるとともに、給紙搬送路129に送り出される。給紙搬送路129の下流端にはレジストローラ対131が配設される。レジストローラ対131は、シートSのスキューを調整しつつ、画像形成部140にシートSを送り出す。
上述の如く、手差しトレイ112をプリンタ100の正面側に回動させると、手差しトレイ112から筐体110内へ給紙することが可能となる。手差しトレイ112上に載置されたシート束TのシートSは、シートSを供給する供給部として用いられる給紙ローラ(図示せず)により、レジストローラ対131へ1枚ずつ送られる。
画像形成部140は、上述の如く、外部装置から送信された画像データに関する信号に基づき、シートSにトナー像を形成する。画像形成部140は、略円柱形状の感光体ドラム141を含む。感光体ドラム141の上面には、帯電器142が配設され、帯電器142は、感光体ドラム141の周面を一様に帯電させる。図8に示される帯電器142は、コロナ放電によって、感光体ドラム141の周面に電荷を付与するが、本発明はこれに限られるのものではなく、感光体ドラム141の周面に接触しながら従動回転している間に電荷を付与する帯電ローラが用いられてもよい。
感光体ドラム141は時計回りに回転し、感光体ドラム141の周面は、露光装置143からのレーザ光に曝されることとなる。露光装置143は、外部装置から送信された画像データに関する信号に基づき、強弱が付与されたレーザ光を感光体ドラム141の周面に照射する。レーザ光は、感光体ドラム141の周面の電荷を消去する。この結果、感光体ドラム141の周面に画像データに対応する静電潜像が形成される。
画像形成部140は、感光体ドラム141、帯電器142及び露光装置143に加えて、現像装置144を含む。現像装置144は、筐体145に内蔵される現像ローラ146を用いて、静電潜像が形成された感光体ドラム141の周面にトナーを供給する。この結果、静電潜像が形成された感光体ドラム141の周面にトナーが付着し、トナー像が形成される。現像装置144には、図6及び図7に関連して示されたトナー容器130が取り付けられる。現像装置144の筐体145内のトナーが消費されると、トナー容器130からトナーが補給される。
画像形成部140は、感光体ドラム141の下方に配設される転写ローラ147を更に含む。転写ローラ147は、感光体ドラム141に圧接され、ニップ部を形成する。レジストローラ対131は、転写ローラ147と感光体ドラム141との間のニップ部にシートSを送る。感光体ドラム141の周面のトナーが、例えば、プラスに帯電しているとき、転写ローラ147をマイナスに帯電させることによって、トナー像と逆極性の電荷がシートSに与えられる。シートSがニップ部を通過する間、感光体ドラム141上のトナー像がシートSに向けて、静電気的に引き剥がされ、シートS上へのトナー像の転写がなされることとなる。このようにして、画像形成部140は、ピックアップローラ128、給紙ローラ及びレジストローラ対131などの搬送部により搬送されたシートSに画像を形成する。
画像形成部140は更にクリーニング装置148を含む。クリーニング装置148は、上述の転写処理を終えた感光体ドラム141の周面に残るトナーを除去する。クリーニング装置148によって清浄化された感光体ドラム141の周面は、再度、帯電器142に向かい、次の画像形成処理に供されることとなる。
定着装置600は、トナー像の転写を受けたシートSに定着処理を施与する。定着部600は、通電発熱体(図1乃至図4に関連して説明されたヒータ510に相当)を内蔵する加熱ローラ620(図1乃至図4に関連して説明された被加熱部材520に相当)と、加熱ローラ620に圧接される加圧ローラ630(図1乃至図4に関連して説明された加圧部材530に相当)とを含む。加熱ローラ620は、モータ等の駆動源(図示せず)と接続され、駆動回転される。加圧ローラ630の周面は、加熱ローラ620の周面に圧接され、加圧ローラ630は、加熱ローラ620の回転に追従して回転する。加圧ローラ630の周面と加熱ローラ620の周面との間のニップ部にトナー像を担持したシートSが送られる。ニップ部を通過する間、加熱ローラ620からの熱を受け、トナーが溶融し、加圧ローラ630の圧力を受け、トナーがシートSに定着される。定着処理を施与されたシートSは、その後、排紙搬送路183を通じて、排紙部118に排出される。
図9は、図8に示された定着装置600の斜視図である。図9と併せて、図8を参照しつつ、定着装置600が説明される。
上述の如く、図1乃至図4に関連して説明された加熱構造体500の原理は、定着装置600に適用される。定着装置600は、上記の加熱構造体500の被加熱部材520に相当する加熱ローラ620と、上記の加熱構造体500の加圧部材530に相当する加圧ローラ630とを含む。加圧ローラ630は、加熱ローラ620の上方に配設されるとともに加熱ローラ620に圧接される。
加熱ローラ620及び加圧ローラ630は、筐体640によって支持される。筐体640は、加熱ローラ620を支持する下部筐体641と、下部筐体641上に配設されるとともに加圧ローラ630を支持する上部筐体642とを含む。下部筐体641と上部筐体642との間には、加熱ローラ620の長手方向軸に沿って延びる略矩形状の開口部643が形成される。開口部643を通じて、加熱ローラ620と加圧ローラ630との間にシートSが供給される。下部筐体641は、定着装置600へ供給されるシートSを案内する案内面644を含む。案内面644は、開口部643の下縁を形成する。案内面644は、上方に突出する略三角板形状の案内リブ645を含む。案内リブ645は、案内面644上のシートSを徐々に押し上げ、加熱ローラ620と加圧ローラ630との間に形成されるニップ部にシートSを案内する。下部筐体641の右側面に、略円筒形状の突出部646が形成される。突出部646は、加熱ローラ620に内蔵されるヒータ(通電発熱体)に電力を供給するための電線を案内する/取り付けるために用いられる。
図10は、定着装置600の端部の構造を示す斜視図である。図10において、図9に示された上部筐体642は除去され、加熱ローラ620の端部及び加圧ローラ630の端部が露出している。加熱ローラ620の端部には、プーリ621が取り付けられ、加圧ローラ630の端部にはプーリ631が取り付けられている。プーリ621,631は互いにベルト(図示せず)により接続される。図10に示されていない加熱ローラ620の他端部にはモータ等の駆動部が接続される。駆動部が加熱ローラ620を回転させると、加圧ローラ630が追従して回転する。
加熱ローラ620は、2本のヒータ610を内蔵する。ガラス製のヒータ610の端部はカシメられ、互いに対向する一対の平坦な周面612が形成される。支持体650は、下部筐体641内に配設され、ヒータ610の端部を支持する。支持体650のヒータ610の対する支持構造は、図2に関連して説明された構造と同様である。ヒータ610の端面から、リード線613が延出する。リード線613の端部は、第1端子616及び第2端子617に挟持される。第1端子616及び第2端子617は、ねじ(固定具)618により下部筐体641に固定される。リード線613と、端子614(第1端子616及び第2端子617)との間の接続並びに端子614と下部筐体641との接続は、図3に関連して説明された構造と略同様である。第1端子616には、突出部646を通じて下部筐体641内に挿入された電線が接続される。これにより、ヒータ610へ電力の供給がなされる。
図11は、ヒータ610へ電力を供給するための回路の一例を示す。図11と併せて、図10を参照しつつ、ヒータ610へ電力を供給するための回路が説明される。
一対のヒータ610の一端部は、端子614によって、互いに電気的に接続される。一対のヒータ610の他端部は、スイッチ601を介して、互いに接続される。ヒータ610の両端部それぞれは、交流電源602へ接続される。加熱ローラ620の外周面には、サーモスタット等の温度センサ(図示せず)が取り付けられる。温度センサは、例えば、プリンタ100(図5参照)の全体の制御を司る制御部(図示せず)へ、検知した温度に対応する電圧を出力し、制御部は、温度センサからの信号に基づき、スイッチ601を開閉する。これにより、加熱ローラ620への熱エネルギの供給量を、加熱ローラ620の温度に応じて、調整することができる。
図12は、図10にしめされる定着装置600の展開斜視図である。尚、図12に示される定着装置600からは更に、加熱ローラ620、加圧ローラ630及び第2端子617が除去されている。図12と併せて、図11を参照しつつ、ヒータ610の取り付け構造が説明される。
支持体650は、図4に関連して説明された支持体550と同様であり、一対のスリット651と、接続部654とを含む。下部筐体641は、壁部649を含む。壁部649は、支持体650の接続部654と相補的な空間を形成し、接続部654が当該空間に挿入されたとき、壁部649は接続部654を取り囲む。下部筐体641は更に、端子614が載置される支持板648を含む。支持板648上に端子614が載置され、固定具618を用いて端子614が固定されると、支持体650は下部筐体641内で固定されることとなる。
上記説明において、加熱回転体として、加圧ローラ620に圧接される加熱ローラ620が用いられてきたが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、加熱回転体として、ヒータ510を内蔵するローラと、このローラを巻回するベルトとを含む加熱構造体を採用してもよい。このとき、加圧ローラ620或いは他の圧接部材は、ヒータ510を内蔵するローラからの熱伝達を受けたベルトに圧接されてもよい。このような構造を採用することによっても、トナー像はシートに好適に定着されることとなる。
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、これらの機能を併せ持つ複合機やシートに画像を形成する各種装置並びにシート材料に熱を与えることによりシート材料を加工する他の装置に適用可能である。
100・・・・・画像形成装置
140・・・・・画像形成部
510・・・・・ヒータ
512・・・・・平坦な周面
513・・・・・リード線
516・・・・・第1端子
517・・・・・第2端子
520・・・・・被加熱部材
540・・・・・筐体
543・・・・・壁部
550・・・・・支持体
551・・・・・スリット
552・・・・・縁部
553・・・・・挿入口
554・・・・・接続部
600・・・・・定着装置
610・・・・・ヒータ
612・・・・・平坦な周面
613・・・・・リード線
614・・・・・端子
620・・・・・加熱ローラ
630・・・・・加圧ローラ
640・・・・・筐体
650・・・・・支持体
651・・・・・スリット

Claims (9)

  1. 平坦な周面を含む端部を備えるヒータと、
    該ヒータによって加熱されるとともに材料に熱を与える被加熱部材と、
    前記端部を支持する支持体と、を備え、
    前記支持体は、前記端部が挿入されるスリットを形成するとともに前記平坦な周面に沿う縁部を含み、
    該縁部は、前記ヒータの軸周りの回転を抑制することを特徴とする加熱構造体。
  2. 前記被加熱部材と前記支持体とを支持する筐体と、前記端部から延出する前記ヒータのリード線に接続される端子と、を更に備え、
    前記スリットは、一の方向に開口し、前記端部を挿入可能に形成された挿入口を含むとともに、該スリット内の端部の前記一の方向及び前記ヒータの軸方向以外の方向への前記ヒータの移動を規制し、
    前記端子は、前記一の方向と反対方向に押しつけられて、前記筐体に固定されることを特徴とする請求項1記載の加熱構造体。
  3. 前記支持体は、前記反対方向に延出する接続部を更に含み、
    前記筐体は、該接続部が挿入される空間を形成するとともに前記接続部を取り囲む壁部を含むことを特徴とする請求項2記載の加熱構造体。
  4. 前記端子は、前記リード線を挟持する第1端子と第2端子とを含むことを特徴とする請求項2又は3記載の加熱構造体。
  5. 前記ヒータは、第1ヒータと、第2ヒータとを含み、
    前記スリットは、前記第1ヒータの前記端部が挿入される第1スリットと、前記第2ヒータの前記端部が挿入される第2スリットとを含み、
    前記端子は、前記第1ヒータの前記リード線及び前記第2ヒータの前記リード線に接続されることを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項に記載の加熱構造体。
  6. 前記支持体は、前記ヒータからの熱に耐える耐熱樹脂材料及びセラミック樹脂材料のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の加熱構造体。
  7. シートにトナー画像を定着させる定着装置であって、
    ヒータを内蔵する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の端部から露出する前記ヒータの端部を支持する支持体と、を備え、
    前記ヒータの前記端部は、平坦な周面を含み、
    前記支持体は、前記ヒータの前記端部が挿入されるスリットを形成するとともに前記平坦な周面に沿う縁部を含み、
    該縁部は、前記ヒータの軸周りの回転を抑制することを特徴とする定着装置。
  8. 前記加熱回転体と前記支持体とを支持する筐体と、前記ヒータの前記端部から延出するリード線に接続される端子と、を更に備え、
    前記スリットは、一の方向に開口し、前記端部を挿入可能に形成された挿入口を含むとともに、該スリット内の端部の前記一の方向及び前記ヒータの軸方向以外の方向への前記ヒータの移動を規制し、
    前記端子は、前記一の方向と反対方向に押しつけられて、前記筐体に固定されることを特徴とする請求項7記載の定着装置。
  9. シートにトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記トナー画像を前記シートに定着させる定着装置と、を備え、
    該定着装置は、ヒータを内蔵する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の端部から露出する前記ヒータの端部を支持する支持体と、を備え、
    前記ヒータの前記端部は、平坦な周面を含み、
    前記支持体は、前記ヒータの前記端部を支持するスリットを形成するとともに前記平坦な周面に沿う縁部を含み、
    該縁部は、前記ヒータの軸周りの回転を抑制することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019008144A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 ブラザー工業株式会社 定着装置

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