JP2007310220A - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長手方向に均一な幅の定着ニップ部を形成し、加熱ベルトを効率良く加熱してウォームアップタイムを短縮するとともに、エネルギー消費量を低く抑えることができる定着装置を提供すること。
【解決手段】互いに当接して回転する加熱ベルト28と加圧ローラ(加圧部材)29を備え、加熱ベルト28の内部に配されたハロゲンヒータ(熱源)34,35から放射される輻射熱によって加熱ベルト28を加熱しつつ、加熱ベルト28の内部に配された加圧パッド(押圧支持体)40によって加熱ベルト28を加圧ローラ29に押圧する定着装置4において、前記加圧パッド40を、加熱ベルト28に一定幅で摺接するガイド部40aと、該ガイド部40aの反摺接面側から長手方向に略垂直に立設された板状の補強部40bとで構成するとともに、補強部40bのハロゲンヒータ34,35の複数の発熱部に対応する長手方向位置に切欠き孔40b−1を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、被記録媒体である用紙に転写されたトナー像を定着するための定着装置とこれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を採用する複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置には、被記録媒体である用紙に転写されたトナー像を定着するための定着装置が備えられている。この定着装置としては、互いに当接して回転する加熱ローラと加圧ローラを備える2ローラ方式のものが一般的に使用され、このローラ方式の定着装置においては、加熱ローラと加圧ローラが当接して形成される定着ニップ部に、未定着トナー像が表面に転写された用紙が通されると、熱及び圧力によってトナーが溶融して用紙の表面にトナー像が永久画像として定着される。尚、加熱ローラに代えてエンドレスベルト状の加熱部材が用いられる場合もある。
ここで、加熱ローラは、内部にハロゲンヒータ等の熱源を有する金属製コアに、弾性層や離型層を設けて構成されるものであり、前記熱源の輻射熱によって内部から加熱される。
ところで、定着装置には、省エネルギーの観点や画像形成装置の使用時にユーザーを待たせないようにする等の観点から、加熱ローラ等の加熱部材を瞬時に加熱することによって待ち時間(ウォームアップタイム)を可能な限り短縮することが望まれている。
画像形成装置に用いられる定着装置において、ウォームアップタイムを短縮するために熱容量の小さなエンドレス状の加熱ベルトを用いたものが例えば特許文献1,2に開示されている。このような加熱ベルトを用いた定着装置は、耐熱性の高い加熱ベルトを内部から押圧する押圧支持体を有し、加熱ベルトの内部に配された熱源によって加熱ベルトを加熱するとともに、前記押圧支持体を介して熱伝導によって加熱ベルトを加熱するものである。斯かる定着装置においては、定着ニップ部の形状を平面状とするために押圧支持体の加熱ベルトへの接触部は平面状とされている。
上記構成において、長手方向に均一な広い定着ニップ幅を得るためには、押圧支持体の厚さを厚くするとともに、該押圧支持体を長手方向に撓まない形状とする必要がある。
特開2004−062053号公報 特開2005−338724号公報
しかしながら、押圧支持体の厚さを厚くし過ぎると、該押圧支持体の熱容量が大きくなるため、加熱ベルトの加熱時間が長くなってウォームアップタイムが長くなってしまうという問題が発生する。
又、記録媒体である用紙が定着装置を通過するときにも押圧支持体を不必要に加熱してしまうことになり、ウォームアップ時においても定着時においてもエネルギー消費量が多くなってしまうという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、長手方向に均一な幅の定着ニップ部を形成し、加熱ベルトを効率良く加熱してウォームアップタイムを短縮するとともに、エネルギー消費量を低く抑えることができる定着装置とこれを備える画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、互いに当接して回転する加熱ベルトと加圧部材を備え、前記加熱ベルトの内部に配された熱源から放射される輻射熱によって加熱ベルトを加熱しつつ、加熱ベルトの内部に配された押圧支持体によって加熱ベルトを前記加圧部材に押圧して加圧部材との間に定着ニップ部を形成し、該定着ニップ部に通紙される用紙上のトナー像を定着する定着装置において、
前記押圧支持体を、前記加熱ベルトに一定幅で摺接するガイド部と、該ガイド部の反摺接面側から長手方向に略垂直に立設された板状の補強部とで構成するとともに、前記補強部の前記熱源の複数の発熱部に対応する長手方向位置に切欠き孔を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記加熱ベルトの内部に複数の熱源を配置し、前記押圧支持体の補強部を複数の熱源の間に配置したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
像担持体上にトナー像を形成する画像形成手段と、
該画像形成手段によって前記像担持体上に形成されたトナー像を用紙上に転写する転写手段と、
互いに当接して回転する加熱ベルトと加圧部材を備え、前記加熱ベルトの内部に配された熱源から放射される輻射熱によって加熱ベルトを加熱しつつ、加熱ベルトの内部に配された押圧支持体によって加熱ベルトを前記加圧部材に押圧して加圧部材との間に定着ニップ部を形成し、該定着ニップ部に通紙される用紙上のトナー像を定着する定着装置と、
を備えた画像形成装置において、
前記定着装置を請求項1又は2記載の定着装置で構成したことを特徴とする。
本発明によれば、加熱ベルトに接触して加圧部材と間に定着ニップ部を形成する押圧支持体のガイド部の長手方向の撓み変形が補強部によって防がれるため、長手方向に均一な幅の定着ニップ部を形成することができる。
又、押圧支持体の補強部は長手方向に長い板状を成すとともに、熱源の複数の発熱部に対応する長手方向位置に切欠き孔が形成されているため、押圧支持体の熱容量が小さく抑えられるとともに、熱源の発熱部から放射される輻射熱が補強部に形成された切欠き孔を通過して加熱ベルトを加熱するため、押圧支持体が過剰に加熱されることがなく、加熱ベルトが効率良く加熱されてウォームアップタイムが短縮されるとともに、エネルギー消費量が低く抑えられる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのレーザビームプリンタ1の側断面図であり、該レーザビームプリンタ1は、装置本体1a内に設けられた搬送路Lに沿って用紙を搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいて用紙に画像を形成するものであって、前記搬送路Lは、装置本体1a内を前方から後方(図1において右方から左方)に略水平に延びる水平部L1と、該水平部L1の端部から略垂直に立ち上がる垂直部L2とで側面視略L字状に構成されている。
又、レーザビームプリンタ1は、装置本体1aの下部に設けられた給紙部2と、該給紙部2の上方の装置本体1a内の略中央部に設けられた画像形成部3と、該画像形成部3の後方に配された定着装置4と、該定着装置4の上方の装置本体1aの上面に設けられた凹状の排紙部5と、前記搬送路Lの水平部L1と給紙カセット7との間に設けられたスイッチバック部6を備えている。
上記給紙部2は、用紙を収納するとともに、その用紙を前記画像形成部3に向けて給送するものであって、前記給紙カセット7と前記手差しトレイ8を含んで構成されている。
ここで、給紙カセット7は、上面が開放された矩形箱状を成すものであって、その内部に積層して収容された不図示の用紙を1枚ずつ送り出す機能を果たし、これが図1に示すように装置本体1a内に装着されている状態では、図示のように搬送路Lの水平部L1の下方に位置している。
この給紙カセット7は、内底面に対して接離するリフト板9と、該リフト板9の接離動作に連動して昇降する昇降板10と、前記リフト板9の前端(用紙の送出方向下流端)近傍に取り付けられて該リフト板9を図1の矢印方向に回動させるリフト駆動軸11と、前記昇降板10の後端(用紙の送出方向上流端)近傍を回動可能に軸支する軸12を備えている。
又、給紙部2には、給紙カセット7内の用紙を1枚ずつ取り出すピックアップローラ13と、取り出された用紙を搬送路Lの水平部L1へと送り出すフィードローラ14とリタードローラ15、複数の給紙ローラ16,17,18、送り出された用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで画像形成部3へと供給するレジストローラ19の他、手差しトレイ8に載置された用紙を取り出すピックアップローラ20が設けられている。
前記画像形成部3は、給紙部2から供給された用紙に画像を形成するものであって、搬送路Lの水平部L1の前後方向略中央部に回転可能に配された像担持体としての感光ドラム21と、その周囲に配置された一次帯電器22、現像装置23、転写手段である転写ローラ24及びクリーニング装置25と、これらの上方に配置されたレーザスキャナユニット(LSU)26、トナーホッパー27等を備えている。
又、前記定着装置4は、画像形成部3において用紙に転写されたトナー像を当該用紙に定着させるためのものであって、互いに圧接されて回転するエンドレス状の加熱ベルト28と円筒状の加圧ローラ29を備えている。
更に、前記排紙部5は、定着装置4においてトナー像が定着された用紙を装置本体1a外へと排出するためのものであって、搬送路Lの垂直部L2の途中に設けられた複数の搬送ローラ30と垂直部L2の末端に設けられた排紙ローラ31及び装置本体1a外へと排出される用紙を積載するための前記排紙トレイ32を備えている。
又、前記スイッチバック部6は、用紙の両面に画像を形成する場合に使用されるものであって、搬送路Lの垂直部L1の下方に配された別の搬送路L’とその適所に設けられた複数の搬送ローラ33を備えている。
次に、以上の構成を有するレーザビームプリンタ1の画像形成動作について説明する。
例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)等の端末から当該レーザビームプリンタ1にプリント開始信号が送信されると、画像形成部3においては、感光ドラム21は不図示の駆動手段によって図1の矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その表面が一次帯電器22によって所定の電位に一様に帯電される。そして、端末から送信された画像データに基づくレーザ光がレーザスキャナユニット26から出力されて感光ドラム21上に照射されると、該感光ドラム21上には静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム21上の静電潜像は、現像装置23によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として可視像化される。
同時に給紙部5においては、例えば給紙カセット7内に収容された用紙は、ピックアップローラ13によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、フィードローラ14とリタードローラ15及び給紙ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出され、レジストローラ19によって一時待機状態とされた後、感光ドラム21上のトナー像に同期する所定のタイミングで画像形成部3へと供給される。尚、給紙カセット7においては、リフト板9を内底面から離間する方向に回動させることによって、昇降板10をこれに積載された用紙の枚数に応じた所定の高さ位置まで上昇させ、該昇降板10に積載された用紙の最上位のものがピックアップローラ13によってピックアップされるようになっている。又、手差しトレイ8に積載された用紙に画像を形成する場合には、用紙は、ピックアップローラ20によって1枚ずつ取り出され、給紙ローラ16,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出される。
画像形成部3においては、感光ドラム21と転写ローラ24との間の転写ニップへと供給された用紙は、転写ローラ24によって感光ドラム21に押し付けられながら搬送されることによって、その表面(転写面)に感光ドラム21上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、定着装置4へと搬送され、この定着装置4において加熱ベルト28と加圧ローラ29によって挟み込まれて搬送される過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。尚、用紙へのトナー像の転写後に感光ドラム21の表面に残留するトナー(転写残トナー)と電荷はクリーニング装置25によって除去される。
而して、定着装置4にて表面にトナー像が定着された用紙は、搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ31によって装置本体1aの上部に設けられた排紙トレイ32に排出されて積載される。
以上が用紙の片面に画像を形成する場合の一連の動作であるが、用紙の両面に画像を形成する場合には、定着装置4にて片面にトナー像が定着された用紙を搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2へと送り込んだ後、搬送ローラ30を逆転させることによって用紙をスイッチバックさせて別の搬送路L’へと送り込む。そして、搬送路L’に設けられた複数の搬送ローラ33によって用紙を搬送路L’に沿って前方(図1の右方)へと搬送し、該用紙を給紙ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1に再び送り込めば、該用紙の表裏が逆転し、以後、前記と同様の動作によって感光ドラム21上のトナー像を用紙の表面(画像が形成されていない他方の面)に転写し、そのトナー像を定着装置4において用紙に定着させれば、用紙の両面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙は、前記と同様に搬送ローラ30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ31によって排紙トレイ32に排出される。
次に、本発明に係る前記定着装置4の詳細を図2〜図5に基づいて説明する。
図2は本発明に係る定着装置の横断面図、図3は加熱ベルト内部におけるハロゲンヒータの輻射熱線のイメージ図、図4は図2のA−A線断面図、図5は図2のB−B線断面図である。
定着装置4は、図2に示すように、エンドレス状の加熱ベルト28と、該加熱ベルト28に当接して回転する中空状の加圧ローラ29を備えており、加熱ベルト28内には、用紙サイズに応じて選択的に点灯される2本のハロゲンヒータ34,35が長手方向(図2の紙面垂直方向)に配されている。
上記加熱ベルト28は、厚さ0.03mmのステンレス製ベルトの外表面に厚さ20μmのPFAシートから成る表面離型層を形成し、ベルトの内表面に熱吸収塗料を塗布して構成されており、その外径はφ30mmに設定されている。この加熱ベルト28は、図4及び図5に示すように、その長手方向両端部の外周が軸受36を介して定着フレーム37に回転可能に支持されている。
上記定着フレーム37には前記ハロゲンヒータ34,35の各長手方向両端部が取り付けられており、図5に示すように、一方のハロゲンヒータ34は、大サイズの用紙が通紙される際に点灯されるものであって、大サイズ用紙幅に対応する幅広の領域に発熱部である7つの発光部フィラメント34aが長手方向に配されており、その消費電力は900Wである。又、他方のハロゲンヒータ35は、小サイズの用紙が通紙される際に点灯されるものであって、小サイズ用紙幅に対応する幅狭の領域に発熱部である5つの発光部フィラメント35aが長手方向に配されており、その消費電力は450Wである。
又、前記加圧ローラ29は、鉄製の芯金の外表面にシリコーンゴムの弾性層を形成し、その表面に厚さ50μmのPFAチューブから成る表面離型層を形成して構成され、その外径はφ25mmに設定されている。この加圧ローラ29は、図4に示すように、その長手方向両端部の軸部29aが軸受38によって回転可能に支持されており、軸部29aの一端には駆動ギヤ39が取り付けられている。
而して、加熱ベルト28は、図2に示すように、その内部に配された押圧支持体である横断面逆T字状の加圧パッド40によって加圧ローラ29に押圧され、加圧ローラ29との間に定着ニップ部を形成している。
ここで、加圧パッド40は、加熱ベルト28に一定幅で摺接するガイド部40aと、該ガイド部40aの反摺接面側から長手方向に略垂直に立設された板状の補強部40bとで構成されている。図2及び図3に示すように、加圧パッド40の補強部40bは、2本のハロゲンヒータ34,35の間に配置されており、図4及び図5に示すように、この補強部40bのハロゲンヒータ34,35の発光部フィラメント34a,35aに対応する長手方向位置には矩形の7つの切欠き孔40b−1が形成されている。尚、加圧パッド40は、その熱容量を小さく抑えるため、ガイド部40aの厚さは0.3mm、補強部40bの厚さは1.2mm、高さは20mmに設定されている。
次に、定着装置4の作用について説明する。
不図示のモータからの駆動力が加圧ローラ29の駆動ギヤ39に伝達されると、該加圧ローラ39が図2の矢印方向(反時計方向)に回転駆動され、この加圧ローラ29に当接する加熱ベルト28が所定の速度(250mm/sec)で図2の矢印方向(時計方向)に従動回転する。これと同時に加熱ベルト28の内部に配されたハロゲンヒータ34又は35に通電されると、該ハロゲンヒータ34又35の複数の発光部フィラメント34a又は35aが発熱し、図3に示すようにハロゲンヒータ34,35から輻射熱線が放射状に出射されて加熱ベルト28が内部から加熱される。尚、図3には、2本のハロゲンヒータ34,35が同時に点灯された場合の輻射熱線の出射状況を示す。
上記状態において、前述のように表面にトナー像が転写された用紙が定着装置4に供給され、この用紙が加熱ベルト28と加圧ローラ29とで形成される定着ニップ部を通過すると、トナーが加熱及び加圧されて溶融し、トナー像が用紙に永久画像として定着される。
ところで、本実施の形態に係るレーザビームプリンタ1においては、大小2種類のサイズの用紙を定着装置4に通紙可能であって、大サイズの用紙が通紙される場合には一方のハロゲンヒータ34が点灯され、小サイズの用紙が通紙される場合には他方のハロゲンヒータ35が点灯される。
以上において、本実施の形態に係る定着装置4によれば、加熱ベルト28に接触して加圧ローラ29と間に定着ニップ部を形成する加圧パッド40のガイド部40aの長手方向の撓み変形が補強部40bによって防がれるため、長手方向に均一な幅の定着ニップ部を形成することができる。
又、加圧パッド40の補強部40bは、長手方向に長い薄い板状を成すとともに、ハロゲンヒータ34,35の複数の発光部フィラメント34a,35aに対応する長手方向位置に複数の切欠き孔40b−1が形成されているため、加圧パッド40の熱容量が小さく抑えられるとともに、ハロゲンヒータ34,35の発光部フィラメント34a,35aから放射される輻射熱が補強部40bに形成された切欠き孔40b−1を通過して加熱ベルト28を加熱するため、加圧パッド40が過剰に加熱されることがなく、加熱ベルト28が効率良く加熱されてウォームアップタイムが短縮されるとともに、エネルギー消費量が低く抑えられる。
尚、以上は本発明を特にレーザビームプリンタに適用した形態について説明したが、本発明は、プリンタの他、複写機やファクシミリ装置等の他の任意の画像形成装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置(レーザビームプリンタ)の側断面図である。 本発明に係る定着装置の横断面図である。 本発明に係る定着装置の加熱ベルト内部におけるハロゲンヒータの輻射熱線のイメージ図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ(画像形成装置)
1a 装置本体
2 給紙部
3 画像形成部
4 定着装置
5 排紙部
6 スイッチバック部
7 給紙トレイ
8 手差しトレイ
9 リフト板
10 昇降板
11 リフト駆動軸
12 軸
13 ピックアップローラ
14 フィードローラ
15 リタードローラ
16〜18 給紙ローラ
19 レジストローラ
20 ピックアップローラ
21 感光ドラム
22 一次帯電器
23 現像装置
24 転写ローラ
25 クリーニング装置
26 レーザスキャナユニット(LSU)
27 トナーホッパー
28 加熱ベルト
29 加圧ローラ(加圧部材)
29a 加圧ローラの軸部
30 搬送ローラ
31 排紙ローラ
32 排紙トレイ
33 搬送ローラ
34,35 ハロゲンヒータ(熱源)
34a,35a 発光部フィラメント(発熱部)
36 軸受
37 定着フレーム
38 軸受
39 駆動ギヤ
40 加圧パッド(押圧支持体)
40a 加圧パッドのガイド部
40b 加圧パッドの補強部
40b−1 切欠き孔
L,L’ 搬送路
L1 搬送路の水平部
L2 搬送路の垂直部

Claims (3)

  1. 互いに当接して回転する加熱ベルトと加圧部材を備え、前記加熱ベルトの内部に配された熱源から放射される輻射熱によって加熱ベルトを加熱しつつ、加熱ベルトの内部に配された押圧支持体によって加熱ベルトを前記加圧部材に押圧して加圧部材との間に定着ニップ部を形成し、該定着ニップ部に通紙される用紙上のトナー像を定着する定着装置において、
    前記押圧支持体を、前記加熱ベルトに一定幅で摺接するガイド部と、該ガイド部の反摺接面側から長手方向に略垂直に立設された板状の補強部とで構成するとともに、前記補強部の前記熱源の複数の発熱部に対応する長手方向位置に切欠き孔を形成したことを特徴とする定着装置。
  2. 前記加熱ベルトの内部に複数の熱源を配置し、前記押圧支持体の補強部を複数の熱源の間に配置したことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 像担持体上にトナー像を形成する画像形成手段と、
    該画像形成手段によって前記像担持体上に形成されたトナー像を用紙上に転写する転写手段と、
    互いに当接して回転する加熱ベルトと加圧部材を備え、前記加熱ベルトの内部に配された熱源から放射される輻射熱によって加熱ベルトを加熱しつつ、加熱ベルトの内部に配された押圧支持体によって加熱ベルトを前記加圧部材に押圧して加圧部材との間に定着ニップ部を形成し、該定着ニップ部に通紙される用紙上のトナー像を定着する定着装置と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記定着装置を請求項1又は2記載の定着装置で構成したことを特徴とする画像形成装置。
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