JP2011111061A - 車載表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内に表示手段と独立して操作部材が配置される場合であっても操作性の高い車載表示システムを提供する。
【解決手段】車載表示システムにおいては、一つのメインコントローラで、複数の項目から一つを指定する場合に選択中の項目を確定する押圧操作(ステップS15)の他に、選択中の項目を対象としたコマンドの項目を含むコマンドパネルを表示させる方向操作(ステップS18)が可能である。これにより、項目を対象としたコマンドの指示を容易に行うことができる。このため、車室内にディスプレイとは独立して操作部が配置される場合においても、操作性を高くすることができる。
【選択図】図16

Description

本発明は、車両に搭載され、ユーザに情報を表示する車載表示システムに関する。
従来より、自動車などの車両に搭載され、ユーザ(代表的にはドライバ)に各種情報を表示するナビゲーション装置などの車載表示システムが知られている。
このような車載表示システムにおいては、操作ができる期間が車両の停止中などの比較的短い期間となることが多いため、直感的かつ迅速に目的とする指示ができることが要求される。このため、近年の車載表示システムでは、ディスプレイの画面に表示されたコマンドボタンに触れることで各種の指示を行うことができるタッチパネル方式が採用されることが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−222271号公報
ところで、上記のようなタッチパネル方式を採用する場合、ユーザの手が届く位置にディスプレイを配置することが必要となる。このため、ディスプレイの配置に関して制約があり、より好ましい位置にディスプレイを配置できなくなる場合がある。
例えば、ディスプレイの確認に関して運転中のドライバの視線の移動量を少なくするには、フロントガラスに隣接したインストルメントパネルの前方の左右中央にディスプレイを配置することが望ましい。ただし、インストルメントパネルの前方位置にユーザの手は届かないため、タッチパネル方式を採用した場合にはこの位置にディスプレイを配置できない。
このようにタッチパネル方式を採用するとディスプレイの配置に関して制約が発生することから、ディスプレイと操作部材とを独立して設け、視認しやすい位置にディスプレイを配置するとともに、操作しやすい位置に操作部材を配置することが提案されている。しかしながら、このような場合は、タッチパネル方式によらずに、操作部材のみの操作で、直感的かつ迅速に目的とする指示ができるようにする必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、車室内に表示手段と独立して操作部材が配置される場合であっても操作性の高い車載表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、車両に搭載され、ユーザに情報を表示する車載表示システムであって、指定候補となる複数の項目を表示する表示手段と、前記表示手段と独立して配置され、少なくとも3種類のユーザ操作が可能な操作手段と、前記表示手段の表示内容と前記操作手段へのユーザ操作とに基づいて、ユーザの指示を受け付ける受付手段と、を備え、前記指定候補となる複数の項目の一つをユーザに指定させる場合に、前記受付手段は、前記3種類のユーザ操作のうち、第1操作を、項目の選択指示、第2操作を、選択中の項目の確定指示、第3操作を、選択中の項目を対象としたコマンドの表示指示、としてそれぞれ受け付け、前記第3操作がなされた場合は、前記表示手段は、前記コマンドの複数の項目を表示し、前記受付手段は、前記コマンドの複数の項目のうちから前記第1及び第2操作により指定された項目の前記コマンドを受け付ける。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の車載表示システムにおいて、前記3種類のユーザ操作は、回転操作、押圧操作及び方向操作である。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の車載表示システムにおいて、前記第1操作は、回転操作であり、前記第2操作は、押圧操作であり、前記第3操作は、方向操作である。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の車載表示システムにおいて、前記コマンドの複数の項目は、前記表示手段の画面の一方向から画面内に移動するアニメーション表現で表示され、前記一方向への前記操作手段の方向操作により表示が解除される。
また、請求項5の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の車載表示システムにおいて、前記操作手段は、前記回転操作、前記押圧操作及び前記方向操作のすべてが可能な一つの操作部材を含む。
また、請求項6の発明は、請求項2ないし5のいずれかに記載の車載表示システムにおいて、前記操作手段へのユーザの接触を検知する検知手段、をさらに備え、前記検知手段がユーザの接触を検知し、かつ、前記操作手段の操作が無い状態が所定時間以上継続した場合は、前記表示手段はその時点で可能な操作を案内する操作ガイドを表示する。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載の車載表示システムにおいて、前記コマンドの周辺枠と前記操作ガイドの周辺枠との形状が異なる。
また、請求項8の発明は、車両に搭載され、ユーザに情報を表示する車載表示システムであって、情報を表示する表示手段と、前記表示手段と独立して配置され、回転操作、押圧操作及び方向操作の3種類のユーザ操作が可能な操作手段と、前記表示手段の表示内容と前記操作手段へのユーザ操作とに基づいて、ユーザの指示を受け付ける受付手段と、前記操作手段へのユーザの接触を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段がユーザの接触を検知し、かつ、前記操作手段の操作が無い状態が所定時間以上継続した場合は、前記表示手段はその時点で可能な操作を案内する操作ガイドを表示する。
請求項1ないし7の発明によれば、複数の項目から一つを指定する際に選択中の項目を確定する操作の他に、選択中の項目を対象としたコマンドの項目を表示させる操作が可能である。これにより、項目を対象としたコマンドの指示を容易に行うことができる。このため、車室内に表示手段とは独立して操作部材が配置される場合であっても、操作性を高くすることができる。
また、特に請求項2の発明によれば、回転操作、押圧操作及び方向操作の3種類の操作によって、ユーザは直感的に操作を行うことができ、操作性を高くすることができる。
また、特に請求項3の発明によれば、回転操作が項目の選択指示に割り当てられ、押圧操作が選択中の項目の確定指示に割り当てられ、方向操作が選択中の項目を対象としたコマンドの表示指示に割り当てられる。これにより、各操作に割り当てられる指示がユーザの感覚に合致し、ユーザは直感的に操作を行うことができる。
また、特に請求項4の発明によれば、コマンドの項目を表示させる場合に画面の一方向から移動するアニメーション表現で表示するため、その表示を解除する場合の操作を直感的に把握できる。
また、特に請求項5の発明によれば、回転操作、押圧操作及び方向操作が可能である一つの操作部材を採用する場合において、操作性を高くすることができる。
また、特に請求項6の発明によれば、検知手段がユーザの接触を検知し、かつ、操作手段の操作が無い状態が所定時間以上継続した場合は操作ガイドを表示する。このため、操作手段の操作が不慣れなユーザに対して操作ガイドを表示できるため、目的の操作を容易に把握でき、操作性を高くすることができる。一方で、ユーザの接触の検知から所定時間が経過するまでは操作ガイドを表示しないため、操作に慣れたユーザには操作ガイドが表示されず、操作に慣れたユーザがわずらわしさを感じることが無い。
また、特に請求項7の発明によれば、コマンドの周辺枠と操作ガイドの周辺枠と形状が異なるため、ユーザはコマンドが表示されているのか、操作ガイドが表示されているのかを直感的に把握できる。
また、請求項8の発明によれば、検知手段がユーザの接触を検知し、かつ、操作手段の操作が無い状態が所定時間以上継続した場合は操作ガイドを表示する。このため、操作手段の操作が不慣れなユーザに対して操作ガイドを表示できるため、目的の操作を容易に把握でき、操作性を高くすることができる。一方で、ユーザの接触の検知から所定時間が経過するまでは操作ガイドを表示しないため、操作に慣れたユーザには操作ガイドが表示されず、操作に慣れたユーザがわずらわしさを感じることが無い。
図1は、車載表示システムの構成の概要を示すブロック図である。 図2は、ディスプレイ及び操作部の車室内における配置例を示す図である。 図3は、メインコントローラの外観を示す斜視図である。 図4は、メインコントローラの断面図である。 図5は、音声データが整理される階層構造の概要を示す図である。 図6は、大属性層の項目を指定する場合のディスプレイの画面の表示例を示す図である。 図7は、大属性層の項目を指定する場合のディスプレイの画面の表示例を示す図である。 図8は、小属性層の項目を指定する場合のディスプレイの画面の表示例を示す図である。 図9は、小属性層の項目を指定する場合のディスプレイの画面の表示例を示す図である。 図10は、曲名層の項目を指定する場合のディスプレイの画面の表示例を示す図である。 図11は、ディスプレイに編集パネルが表示された様子を示す図である。 図12は、ディスプレイに編集パネルが表示された様子を示す図である。 図13は、編集パネルに係るアニメーション表現の例を示す図である。 図14は、ディスプレイに操作パネルが表示された様子を示す図である。 図15は、ディスプレイにソースパネルが表示された様子を示す図である。 図16は、ユーザ操作に基づいてユーザの指示を受け付ける流れを示す図である。 図17は、ディスプレイに操作ガイドが表示された様子を示す図である。 図18は、ディスプレイに操作ガイドが表示された様子を示す図である。 図19は、操作ガイドを表示するための処理の流れを示す図である。 図20は、ナビゲーションモードにおいてディスプレイに地図画像が表示された様子を示す図である。 図21は、ディスプレイに縮尺変更パネルが表示された様子を示す図である。 図22は、ディスプレイにメニューパネルが表示された様子を示す図である。 図23は、ナビゲーションモードにおいてディスプレイに操作ガイドが表示された様子を示す図である。 図24は、ステアリングホイールに操作部を設けた様子を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.構成>
図1は、本実施の形態の車載表示システム100の構成の概要を示すブロック図である。この車載表示システム100は、車両(本実施の形態では、自動車)に搭載されるものであり、車室内のドライバなどのユーザに対して各種の情報を表示するものである。車載表示システム100は、主な機能としてオーディオ機能とナビゲーション機能とを有しており、オーディオ機能で再生する曲名などの情報や、ナビゲーション用の地図画像などを表示可能となっている。
図1に示すように、車載表示システム100は、各種処理を行う本体部10と、各種情報を表示するディスプレイ3と、各種音声を出力するスピーカ4と、ユーザが操作を行う操作部5とを備えて構成される。
本体部10は、ECU(Electronic Control Unit)として構成され、車室内から見えない車両の所定の位置に配置される。本体部10は、装置全体を制御する制御部1と、放送信号を受信する放送受信部21と、ディスクを再生するディスク再生部22と、デジタル形式の音声データを再生するデータ再生部23と、ナビゲーション機能を提供するナビゲーション部24と、外部装置8からの信号を入力する外部入力部25とを備えている。なお、この説明において「音声データ」は、音楽データを含む。
放送受信部21は、AM、FM等のラジオ放送や地上デジタルテレビ放送などの放送信号を受信して、放送信号に基づく音声信号や映像信号を取得する。放送受信部21で取得された音声信号はスピーカ4から出力され、映像信号はディスプレイ3に表示される。
ディスク再生部22は、CD、DVD及びBDなどのディスクメディアの記録内容を読み取って、音声信号や映像信号を取得する。ディスク再生部22で取得された音声信号はスピーカ4から出力され、映像信号はディスプレイ3に表示される。
データ再生部23は、ハードディスクを備えており、ハードディスクに予め記憶されたMP3などのデジタル形式の音声データを読み取ってデコードし、再生可能な音声信号を取得する。ディスク再生部22で取得された音声信号はスピーカ4から出力される。
ナビゲーション部24は、車両の現在位置に応じた地図画像をディスプレイ3に表示させるとともに、目的地が設定された場合は目的地までのルート案内を行う。ナビゲーション部24はGPSを備えており、GPSで車両の現在位置を取得する。ルートを含む地図画像はディスプレイ3に表示され、ルート案内用の音声はスピーカ4から出力される。
外部入力部25は、車載表示システム100の外部装置8(例えば、ユーザが所持している携帯型音楽プレーヤーなど)から音声信号を入力して、制御部1に出力する。これにより、外部装置8からの音声信号が、車両のスピーカ4から出力される。
また、制御部1は、CPU、RAM及びROMなどを備えたコンピュータとして構成され、予めROMなどに記憶されたファームウェアとしてのプログラムに従ってCPUが演算処理を行うことで各種の制御機能が実現される。図中に示す、表示制御部11及び指示受付部12は、このようにして実現される制御部1の機能のうちの一部を示している。
表示制御部11は、ディスプレイ3の表示に係る制御を行うものである。また、指示受付部12は、操作部5への操作に基づいてユーザの指示を受け付け、ユーザの指示通りに動作するように装置全体を制御する。
本実施の形態のディスプレイ3は、タッチパネル機能は有していない。ユーザが車載表示システム100に対して各種の指示を行う場合には、ディスプレイ3に表示された操作用の画面を確認しながら、操作部5を操作することになる。したがって、指示受付部12は、表示制御部11から入力されるディスプレイ3の表示内容と、操作部5へのユーザ操作とに基づいてユーザの指示を判断する。
ディスプレイ3、スピーカ4及び操作部5は、このような本体部10と電気的に接続される。これにより、ディスプレイ3及びスピーカ4は制御部1の制御下で動作するとともに、操作部5へのユーザの操作内容は信号として制御部1に入力される。
操作部5は、メインコントローラ50と、モード切替ボタン59とを含んでいる。メインコントローラ50は、車載表示システム100に各種の指示を行う際に、ユーザが主に操作するものである。一方、モード切替ボタン59は、車載表示システム100の動作モードを切り替えるためのボタンである。車載表示システム100の動作モードとしては、オーディオ機能に関連する指示を行うためのオーディオモードと、ナビゲーション機能に関連する指示を行うためのナビゲーションモードとがあり、モード切替ボタン59の押下によってこれらを切替可能となっている。
ディスプレイ3、スピーカ4及び操作部5は、本体部10とは独立して、車室内におけるそれぞれに適した位置に配置される。図2は、ディスプレイ3、スピーカ4及び操作部5の車室内における配置の一例を示す図である。図に示すように、ディスプレイ3は、視認するドライバの視線の移動量が少なくなるように、フロントガラス90に隣接したインストルメントパネル91の前方の左右中央に配置される。また、スピーカ4は、ディスプレイ3に近接して、インストルメントパネル91の左右中央に配置される。
また、操作部5は、車両のセンターコンソール93においてシフトレバー94に近接して配置される。メインコントローラ50はシフトレバー94よりも後方に配置され、メインコントローラ50の周辺にモード切替ボタン59が設けられる。本実施の形態の車両は右ハンドル車であるため、ドライバは運転中に、ステアリングホイール92を操作しながら、必要に応じて左手でシフトレバー94を操作することになる。操作部5は、このシフトレバー94に近接して配置されるため、ドライバはドライビングポジションのまま左手で操作部5を操作することが可能である。
操作部5のメインコントローラ50は、左手の片手のみで回転操作、押圧操作(プッシュ操作)及び方向操作(スライド操作)のすべてが可能な一つの操作部材を備えて構成されている。
図3は、メインコントローラ50の外観を示す斜視図である。図に示すように、メインコントローラ50は、略円柱形状をしており、ユーザがその全体を片手で覆って把持できる程度の大きさとされている。
メインコントローラ50は、図中の矢印AR1で示す方向に回転することが可能であり、この操作がなされると、回転操作を示す信号とその回転方向(左回転、及び、右回転)を示す信号とが制御部1に入力される。また、メインコントローラ50は、図中の矢印AR2で示す方向にプッシュすることが可能であり、この操作がなされると押圧操作を示す信号が制御部1に入力される。さらに、メインコントローラ50は、図中の矢印AR3で示す8方向にスライドすることが可能であり、この操作がなされると、方向操作を示す信号とそのスライドされた方向(向き)を示す信号とが制御部1に入力される。
図4は、図3のIV-IV位置におけるメインコントローラ50の断面図である。図に示すように、メインコントローラ50は、センターコンソール93に埋め込まれるベース部51と、ユーザが把持して操作する把持部52と、ベース部51及び把持部52を物理的に接続する接続軸53とを備えている。ユーザにより扱われる把持部52の物理的な動き(回転、プッシュ、スライド)は、接続軸53を介してベース部51に伝達される。ベース部51は、この伝達された物理的な動きを電気信号に変換して制御部1に出力する。
また、把持部52の内側には、把持部52の外周に沿ってタッチセンサ54が配置されている。タッチセンサ54は、メインコントローラ50(より具体的には、把持部52)へのユーザの接触を検出するものである。このタッチセンサ54としては、ユーザの手が近接することで僅かに変化する静電容量に基づいてユーザの接触を検出する静電センサなどを採用することができる。
<2.オーディオモード>
<2−1.階層構造>
次に、オーディオモードについて説明する。車載表示システム100においては、ハードディスク(HDD)、ディスクメディア(DISC)、放送(AM,FM,TV)、及び、外部入力(AUX)の各種ソースの音声信号や映像信号を再生することが可能である。このため、ユーザは、再生対象とするソースを指定し、さらに、再生する曲や放送局を指定する必要がある。ハードディスクには多数の曲の音声データを記録可能であるため、特にハードディスクに記録された音声データを再生する場合には、多数の曲の音声データのうちから再生対象を指定する必要がある。
車載表示システム100においては、これらの再生対象の候補である多数の曲の音声データが、各音声データの属性に基づいて階層構造に整理されている。これにより、多数の曲の音声データのうちから、所望の曲の音声データを容易に指定できるようになっている。
図5は、ハードディスクに記憶された音声データが整理される階層構造の概要を示す図である。図に示すように音声データは、大属性層、小属性層、曲名層と3つの階層によって整理されている。大属性層は、「アーティスト」、「アルバム」、「ジャンル」、「マイベスト」等の比較的大きな属性の項目からなる階層である。そして、小属性層は、その大属性層の下位の階層であり、大属性層に含まれる比較的小さな属性の項目からなる階層となる。具体的には、例えば、大属性層が「アーティスト」であれば、その下位の小属性層は「アーティストA」、「アーティストB」などのアーティスト名が項目となる。また、例えば、大属性層が「アルバム」であれば、その下位の小属性層は「アルバムX」、「アルバムY」などのアルバム名が項目となり、大属性層が「ジャンル」であれば、その下位の小属性層は「ロック」、「クラシック」などの音楽ジャンル名が項目となる。
曲名層は、小属性層のさらに下位の階層であり、それぞれが音声データに対応する曲名の項目からなる階層である。例えば、小属性層が「アーティストA」であれば、その下位の曲名層はそのアーティストAの曲名が項目となる。また、例えば、小属性層が「アルバムX」であれば、その下位の曲名層はそのアルバムXに含まれる曲名が項目となる。
ユーザは、メインコントローラ50を操作して、このような階層構造の各階層で項目を指定することで、所望の属性の音楽データを再生対象に指定することが可能となる。以下では、このような各階層で項目を指定する操作について説明する。
<2−2.項目指定操作>
図6は、大属性層の項目を指定する場合におけるディスプレイ3の画面の表示例を示す図である。図に示すように、ディスプレイ3の画面は、左右方向に左側領域A1、中央領域A2及び右側領域A3の3つの領域に分割され、領域同士は円弧状の仕切線によって区切られている。左側領域A1には、指定されたソースが示される。この場合は、ソースとしてハードディスクが指定されているため、ハードディスクを示す「HDD」が示されている。
また、中央領域A2には、指定候補となる複数の項目が示される。この場合は、大属性層の項目を指定する場面であるため、「アーティスト」、「アルバム」、「ジャンル」、「マイベスト」等の大属性の項目が示される。中央領域A2には、領域サイズの制約から指定候補となる複数の項目のうちの所定数(本実施の形態では最大で5つ)の項目のみが表示される。このため、メインコントローラ50で回転操作を行えば、指定候補となる複数の項目のうち表示されていない項目を画面に表示させることができるようになっている。また、中央領域A2の上下中央にはカーソルCがあり、指定候補となる複数の項目のうち、上下中央に配置された一つの項目がカーソルCによって選択される。メインコントローラ50を回転操作することで項目が移動することから、回転操作により表示する項目に対してカーソルCを相対的に移動でき、カーソルCで選択する項目を変更できる。
具体的には、メインコントローラ50で右回転を行うことで、各項目が上側に移動され、それまで表示されていなかった項目が最下位置に表示されるとともに、最上位置に表示されていた項目が非表示とされる。これにより、実質的に、カーソルCが一つ下の項目に移動される。例えば、図6に示す状態で右回転を行えば、図7に示すように、図6で示されていた「アーティスト」、「アルバム」及び「ジャンル」の項目が上側に移動し、さらに、「マイベスト」の項目が新たに表示される状態となる。そして、図6に示す状態ではカーソルCによって「アーティスト」の項目が選択されているが、図7に示す状態ではカーソルCが「アルバム」の項目に移動されて、この「アルバム」の項目がカーソルCによって選択される。逆に、メインコントローラ50で左回転を行うことで各項目が下側に移動され、カーソルCが一つ上の項目に移動されることになる。このようにメインコントローラ50の回転操作は、項目の選択指示として指示受付部12に受け付けられることになる。
また、右側領域A1には、カーソルCで選択中の項目の下位となる小属性層の項目が示される。このため、回転操作によってカーソルCで選択する項目を変更すると、右側領域A1に表示される項目も変更される。
また、メインコントローラ50で押圧操作を行えば、カーソルCで選択中の項目が確定される。すなわち、メインコントローラ50の押圧操作は、選択中の項目の確定指示として指示受付部12に受け付けられることになる。これにより、大属性層において指定候補となる複数の項目から一の項目が指定されることになる。項目が指定されると、次に、当該項目の下位の小属性層の項目を指定する画面となる。
図8は、小属性層の項目を指定する場合におけるディスプレイ3の画面の表示例を示す図である。図8は、大属性層において「アーティスト」が指定された場合(図6の状態で押圧操作がなされた場合)を例としている。
小属性層の項目を指定する場合においても、中央領域A2には、指定候補となる複数の項目が示される。この場合は、「アーティスト」が指定された場合の小属性層の項目を指定する場面であるため、「アーティストA」、「アーティストB」などの複数のアーティスト名が項目として示される。
また、左側領域A1には、一つ上位の層である大属性層において指定された項目が示される。この場合は、大属性層において指定された「アーティスト」が示される。また、右側領域A3にはカーソルCで選択中の項目の下位となる曲名層の項目が示される。
小属性層の項目を指定する場合においても、大属性層の場合と同様に、メインコントローラ50で回転操作を行えば、中央領域A2の表示する項目が変更される。これにより、表示する項目に対してカーソルCが相対的に移動され、カーソルCで選択する項目を変更できる。例えば、図8に示す状態でメインコントローラ50で右回転を行えば、図9に示す状態となり、カーソルCが「アーティストA」から「アーティストB」に移動される。
また、小属性層の項目を指定する場合には、指定候補となる複数の項目が循環的に配置され、表示の順番として先頭の項目に隣接して最後の項目が表示される。例えば、図8の例では、アーティスト名の項目の表示の順番において「アーティストA」が先頭の項目であり、「アーティストZ」が最後の項目である。この場合に、「アーティストA」の上段に「アーティストZ」が表示される。このため、図8に示す状態でメインコントローラ50で左回転を行えば、最後の項目の「アーティストZ」にカーソルCを移動できる。このように、指定候補となる複数の項目が循環的に配置されることで、表示順番として後半となる項目に関しても、容易に選択することが可能である。
また、この場合も、メインコントローラ50で押圧操作を行えば、カーソルCで選択中の項目が確定される。これにより、小属性層において指定候補となる複数の項目から一の項目が指定される。項目が指定されると、次に、当該項目の下位の曲名層の項目を指定する画面となる。
図10は、曲名層の項目を指定する場合におけるディスプレイ3の画面の表示例を示す図である。図10は、小属性層において「アーティストA」が指定された場合(図8の状態で押圧操作がなされた場合)を例としている。
曲名層の項目を指定する場合においても、中央領域A2には、指定候補となる複数の項目が示される。この場合は、「アーティストA」が指定された場合の曲名層の項目を指定する場面であるため、アーティストAに係る複数の曲名が項目として示される。図の例では、中央領域A2に、「ABCの歌」や「DEFの歌」などが項目として表示されている。この場合も、指定候補となる複数の項目が循環的に配置される。
また、左側領域A1には、一つ上位の層である小属性層において指定された項目が示される。この場合は、小属性層において指定された「アーティストA」が示されている。また、右側領域A3には、カーソルCで選択中の項目の曲名に対応するジャケット写真Pが示される。
曲名層の項目を指定する場合においても、メインコントローラ50で回転操作を行えば、中央領域A2の表示する項目が変更される。これにより、表示する項目に対してカーソルCが相対的に移動され、カーソルCで選択する項目を変更できる。
また、この場合も、メインコントローラ50で押圧操作を行えば、カーソルCで選択中の項目が確定される。これにより、曲名層において指定候補となる複数の項目から一の項目が指定されることになる。項目が指定されると、当該項目の曲名の音楽データが再生される。すなわち、ハードディスクから音楽データが読み出されてデコードされ、それによって得られた音声信号がスピーカ4から出力されることになる。
ユーザは、以上のような操作を行うことで、膨大な曲の音声データから所望の一つの音声データを再生対象として指定し、指定した音声データを再生させることができることになる。メインコントローラ50の回転操作で項目の選択ができ、メインコントローラ50の押圧操作で選択中の項目の確定ができることから、直感的かつ迅速に項目を指定でき、高い操作性を実現できる。
ところで、上記では、音声データの再生は曲名層の項目の確定によって開始するようにしている。この場合は、前回の操作において指定された音声データが、項目の確定があるまで再生されるようにすればよい。これに対して、項目がカーソルCで選択された時点で、当該項目に対応する音声データの再生を開始するようにしてもよい。このようにすると、回転操作を行った後に再生された音声を聞けばユーザが曲名を特定できるため、ユーザはディスプレイ3を注視しなくとも、所望の音声データを指定可能となる。
なお、この場合、回転操作を比較的高速に行った場合、複数の曲の冒頭部分のみが断続的に再生される可能性がある。このような再生があるとユーザが不快に感じることもあるため、項目がカーソルCで選択されてから所定時間(例えば、1秒)経過してから、当該項目に対応する音声データの再生を開始するようにしてもよい。また、音声データの再生の開始タイミングを、項目の確定とするか、項目のカーソルCの選択とするかをユーザが設定できるようになっていてもよい。
<2−3.コマンド表示操作>
上記では、階層構造に含まれる項目をユーザが指定する場合において、メインコントローラ50の回転操作と押圧操作とで項目を指定していた。この場合において、メインコントローラ50の右方向への方向操作を行うと、カーソルCで選択中の項目を対象とした各種のコマンドが表示されるようになっている。
図11は、曲名層の項目を指定する場合において、メインコントローラ50の右方向への方向操作を行った場合に表示される画面を示す図である。
この場合においては、カーソルCで選択中の項目が目立つように、当該項目以外の領域の輝度が低下される。これとともに、右側領域A3において、カーソルCで選択中の項目に対するコマンドを示す複数の項目を含むコマンドパネルD1が表示される。このコマンドパネルD1は「編集パネル」とも呼ばれる。
コマンドパネルD1の表示枠は円形状となっている。また、コマンドパネルD1の領域は中心から伸びる複数の線で略扇状の複数の項目領域に区分され、これにより、複数の項目領域が環状に配置されている。項目領域のそれぞれにはコマンドの項目が配置される。ここでいうコマンドとは、カーソルCで選択中の曲名層の項目(この場合は、「ABCの歌」)の音声データに関して実行可能なユーザの指示である。図の例では、このコマンドの項目として、音声データを所定のリストに登録する「マイベスト登録」、音声データを削除する「削除」、音声データの曲名や属性などを編集する「編集」、及び、音声データに関する音質(イコライザ、左右前後バランスなど)を設定する「音設定」がある。
コマンドパネルD1に表示されたコマンドの項目は、上記の階層構造の項目の指定と同様の操作によって指定することができる。具体的には、メインコントローラ50の回転操作によってカーソルC1を移動でき、メインコントローラ50の押圧操作によってカーソルC1によって選択中の項目を確定できる。
メインコントローラ50で右回転を行えばカーソルC1はコマンドパネルD1の右回転方向に隣接した項目に移動し、メインコントローラ50で左回転を行えばカーソルC1はコマンドパネルD1の左回転方向に隣接した項目に移動する。例えば、図11に示す状態でメインコントローラ50で右回転を行えば、図12に示す状態となり、カーソルC1が「マイベスト登録」から「削除」に移動することになる。
そして、メインコントローラ50で押圧操作を行えばカーソルC1で選択中の項目が確定される。これにより、当該項目のコマンドが指示受付部12に受け付けられて、制御部1により実行される。例えば、「削除」の項目がカーソルC1に選択された状態で押圧操作がなされた場合は、カーソルCで選択中の項目に係る音声データがハードディスクから削除されることになる。
このようなコマンドパネルD1は、コマンドパネルD1を表示するための右方向への方向操作の逆の左方向への方向操作によって表示を解除することができる。この場合は、選択中の項目に対するコマンドがキャンセルされて、コマンドは実行されない。
前述のように、コマンドパネルD1は右方向への方向操作によって表示されるが、このコマンドパネルD1はディスプレイ3の画面の左方向から画面内へ移動するアニメーション表現で表示される。
図13は、このアニメーション表現の例を示す図である。右方向への方向操作がなされると、コマンドパネルD1は、ディスプレイ3の画面の左端部から画面内へ進入する。その後、コマンドパネルD1は、方向操作の指示方向と同一の右方向へ画面内を移動して、右側領域A3の所定位置まで移動すると停止する。この状態で、左方向への方向操作を行うと、コマンドパネルD1は、左方向へ画面内を移動して、さらに、ディスプレイ3の画面の左端部から画面外へ移動し、コマンドパネルD1の表示が解除される。
このように、コマンドパネルD1を左方向から画面内に侵入する表現を行うことで、左方向への方向操作を行えばコマンドパネルD1の表示を解除することができることを、ユーザが直感的に把握できることになる。
なお、上記では、曲名層の項目を指定する場合を例に説明を行ったが、大属性層や小属性層の項目を指定する場合であっても、カーソルCで選択中の項目に対するコマンドを示す複数の項目を含むコマンドパネルを表示させるようにしてもよい。この場合は、例えば、項目の名称を編集する「編集」や、項目を削除する「削除」などがコマンドの項目として考えられる。
<2−4.その他の方向操作>
また、階層構造に含まれる項目をユーザが指定する場合において、メインコントローラ50の上方向または下方向への方向操作を行うと、コマンドパネルD1とは別のコマンドパネルが表示される。
図14は、メインコントローラ50の上方向への方向操作を行った場合に表示される画面を示す図である。この場合においては、カーソルCで選択中の項目を含む全領域の輝度が低下された上で、右側領域A3にコマンドを示す複数の項目を含むコマンドパネルD2が表示される。
このコマンドパネルD2は「操作パネル」とも呼ばれるものであり、項目を指定することで音声データの再生に係る操作を行うことができるようになっている。コマンドパネルD2では、「再生」「早送り」「巻き戻し」「ランダム」「リピート」などの音声データの再生に係る操作コマンドが項目となっている。
このコマンドパネルD2においても、メインコントローラ50の回転操作によってカーソルC2を移動でき、メインコントローラ50の押圧操作によってカーソルC2によって選択中の項目を確定できる。項目が確定されると、当該項目のコマンドが指示受付部12に受け付けられて、制御部1により実行される。
このコマンドパネルD2の表示の際には、コマンドパネルD2はディスプレイ3の画面の下方向から上方向へ画面内へ進入する。そして、表示するための上方向への方向操作の逆の下方向への方向操作によって表示を解除することができる。
図15は、メインコントローラ50の下方向への方向操作を行った場合に表示される画面を示す図である。この場合においては、カーソルCで選択中の項目を含む全領域の輝度が低下された上で、右側領域A3にコマンドを示す複数の項目を含むコマンドパネルD3が表示される。
このコマンドパネルD3は「ソースパネル」とも呼ばれるものであり、項目を指定することで再生対象とするソースを変更することができるようになっている。コマンドパネルD3では、「HDD」「DISC」「AM」「FM」「TV」などの切り替えるべきソースが項目となっている。
このコマンドパネルD3においても、メインコントローラ50の回転操作によってカーソルC3を移動でき、メインコントローラ50の押圧操作によってカーソルC3によって選択中の項目を確定できる。項目が確定されると、当該項目のソースに切り替える旨のコマンドが指示受付部12に受け付けられて、制御部1により実行される。
このコマンドパネルD3の表示の際には、コマンドパネルD3はディスプレイ3の画面の上方向から下方向へ画面内へ進入する。そして、表示するための下方向への方向操作の逆の上方向への方向操作によって表示を解除することができる。
また、階層構造に含まれる項目をユーザが指定する場合において、メインコントローラ50の左方向への方向操作を行うと、一つ上位の階層に移動できる。したがって、曲名層の項目を指定する状態で左方向への方向操作を行うと小属性層の項目を指定する状態に移行し、小属性層の項目を指定する状態で左方向への方向操作を行うと大属性層の項目を指定する状態に移行することになる。これにより一旦指定した上位の階層の項目を別の項目に変更することも可能である。
なお、この例では、メインコントローラ50の上方向または下方向への方向操作を行った場合コマンドパネルを表示するようにしているが、メインコントローラ50の上方向または下方向への方向操作によって一つ上位の階層の項目を別の項目に変更できるようになっていてもよい。
<2−5.操作フロー>
このように、階層構造に含まれる項目をユーザが指定する場合においては、一つのメインコントローラ50のみで多様な指示を行うことが可能である。このような指示はメインコントローラ50へのユーザ操作に基づいて指示受付部12により判断され、その指示が指示受付部12に受け付けられることになる。
図16は、メインコントローラ50へのユーザ操作に基づいてユーザの指示を受け付ける流れを示す図である。この処理は、階層構造の各階層で、指示受付部12により実行されるものである。
この処理においては、メインコントローラ50へのユーザ操作が、押下操作、回転操作、及び、方向操作のいずれかの操作が発生したかが判断される(ステップS11,S12,S13)。そして、操作があった場合は、当該操作に応答したユーザの指示が実行される。
メインコントローラ50の押下操作があった場合は(ステップS11にてYes)、その時点でカーソルCで選択中の項目が確定され、処理が終了する。これにより、大属性層や小属性層の場合は当該項目の下位の階層に移動し、曲名層の場合は当該項目の音声データが再生される(ステップS15)。
メインコントローラ50の回転操作があった場合は(ステップS12にてYes)、その回転方向に応じて、指定候補となる複数の項目に対してカーソルCが相対的に移動される。これにより、カーソルCで選択する項目が変更される(ステップS16)。
また、メインコントローラ50の方向操作があった場合は(ステップS13にてYes)、続いて、その方向操作の指示方向が判断される(ステップS14)。左方向の方向操作の場合は、一つ上位の階層に移動し(ステップS17)、処理が終了する。
右方向の方向操作の場合は、編集パネルD1が表示される(ステップS18)。編集パネルD1は、表示の解除指示がなされるか、いずれかのコマンドの項目が指定されるまで表示される。コマンドの項目が指定された場合は、指定されたコマンドが実行される。
上方向の方向操作の場合は、操作パネルD2が表示される(ステップS19)。操作パネルD2は、表示の解除指示がなされるか、いずれかのコマンドの項目が指定されるまで表示される。コマンドの項目が指定された場合は、指定されたコマンドが実行される。
下方向の方向操作の場合は、ソースパネルD3が表示される(ステップS20)。ソースパネルD2は、表示の解除指示がなされるか、いずれかのコマンドの項目が指定されるまで表示される。コマンドの項目が指定された場合は、指定されたコマンドが実行される。
このように車載表示システム100においては、複数の項目から一つを指定する場合に選択中の項目を確定する押圧操作の他に、選択中の項目を対象としたコマンドの項目を表示させる方向操作が可能である。これにより、項目を対象としたコマンドの指示を容易に行うことができる。このため、車室内にディスプレイ3とは独立して操作部5が配置される場合においても、操作性を高くすることができる。
また、回転操作が項目の選択指示に割り当てられ、押圧操作が選択中の項目の確定指示に割り当てられ、方向操作が選択中の項目を対象としたコマンドの表示指示に割り当てられる。これにより、各操作に割り当てられる指示がユーザの感覚に合致し、ユーザは直感的に操作を行うことができる。
<2−6.操作ガイドの表示>
以上説明したように、車載表示システム100においては、一つのメインコントローラ50のみで多様な指示を行うことが可能である。このことから、操作に慣れたユーザの場合には、高い操作性を享受できる。一方で、操作に慣れないユーザの場合は、多様な指示ができることが逆に混乱を招く可能性がある。
これに対応するため、操作に慣れないユーザのために、その時点で可能な操作を案内する操作ガイドがディスプレイ3に表示される。このような操作ガイドは、表示制御部11の制御により表示される。
図17は、大属性層の項目を指定する場合において、操作ガイドG1が表示された画面の例を示す図である。
操作ガイドG1は、右側領域A3に表示されている内容に重畳して表示される。操作ガイドG1には、メインコントローラ50の回転操作、押圧操作、及び、方向操作の4方向への操作のそれぞれの指示内容を説明する説明文が示されている。例えば、押圧操作に関しては「確定/下階層へ」と表示されており、ユーザは、この表示を視認することで、押圧操作を行えばカーソルCで選択中の項目を確定してその項目の下位の階層へ移動できることを容易に把握できることになる。
操作ガイドG1の説明文が示される領域は半透明とされ、右側領域A3にもともと表示されている内容も確認できるようになっていることが望ましい。また、操作ガイドG1の表示枠は矩形状となっており、上述したコマンドパネルの円形状の表示枠とは、形状が異なっている。このように、コマンドパネルの周辺枠と操作ガイドの周辺枠とでその形状を異ならせることで、ユーザはコマンドパネルが表示されているのか、操作ガイドが表示されているのかを直感的に把握できる。
また、操作ガイドの説明文の内容は、その時点で可能な操作に応じて変更される。図18は、曲名層の項目を指定する場合において、操作ガイドG2が表示された画面の例を示す図である。曲名層の項目を指定する場合には、押圧操作を行っても下位の階層へは移動しない。このため、この場合の操作ガイドG2においては、押圧操作に関して「確定/再生」と表示されている。ユーザは、この表示を視認することで、押圧操作を行えばカーソルCで選択中の項目を確定してその項目の音声データを再生できることを容易に把握できる。このように、可能な操作に応じて内容を変更することで、操作が不慣れなユーザに対して適切な操作ガイドを提供できる。
なお、このような操作ガイドは、操作に不慣れなユーザに対しては操作性を高くすることに貢献するのに対して、操作に慣れたユーザに対しては逆にわずらわしく感じることになる。操作に慣れたユーザはメインコントローラ50に触れてからすぐに操作を行うのに対して、操作に不慣れなユーザはメインコントローラ50に触れても操作方法がわからないために、すぐに操作できない場合が多い。このため、操作ガイドは、メインコントローラ50へのユーザの接触を検知した状態で、所定時間以上にわたって操作が無い場合にのみ表示されるようになっている。
図19は、操作ガイドを表示するための処理の流れを示す図である。この処理は、階層構造の各階層で、表示制御部11により実行されるものである。
まず、制御部1の内部タイマが利用され、計時が開始される(ステップS21)。その後、メインコントローラ50へのユーザの接触が検出されるか(ステップS22)、及び、メインコントローラ50の操作が無い状態であるか(ステップS23)がそれぞれ判断される。ユーザの接触は、メインコントローラ50のタッチセンサ54から入力される信号に基づいて判断される。ユーザの接触がない場合(ステップS22でNo)や、操作があった場合は(ステップS23でNo)、計時がリセットされる(ステップS26)。
一方、ユーザの接触を検知した状態、かつ、無操作の状態で所定時間(例えば1秒)が経過した場合は(ステップS24にてYes)、操作ガイドがディスプレイ3の画面に表示される(ステップS25)。
操作ガイドが表示されると、再び、ユーザの接触が検出されるか(ステップS27)、及び、操作が無い状態であるか(ステップS28)がそれぞれ判断される。ユーザの接触がない場合(ステップS27でNo)や、操作があった場合は(ステップS28でNo)、操作ガイドの表示が解除され(ステップS29)、処理は再びステップS22に戻ることになる。
このように、ユーザの接触を検知し、かつ、メインコントローラ50の操作が無い状態が所定時間以上継続した場合は、操作ガイドを表示する。このため、メインコントローラ50の操作が不慣れなユーザに対して操作ガイドを表示できるため、ユーザは目的の操作を容易に把握でき、操作性を高くすることができる。一方で、ユーザの接触を検知してから所定時間が経過するまでは操作ガイドを表示しないため、メインコントローラ50へ接触してからすぐに操作が可能な操作に慣れたユーザには操作ガイドが表示されない。このため、操作に慣れたユーザがわずらわしさを感じることが無い。
<3.ナビゲーションモード>
次に、ナビゲーションモードについて説明する。ナビゲーションモードでは、図20に示すように、ナビゲーション部24の機能が利用され、ナビゲーション用の地図画像がディスプレイ3に表示される。地図画像の略左右中央には、自車の現在位置を示す自車位置マークmが示される。また、ディスプレイ3の画面上部には、地図画像の縮尺を示すスケールSが表示される。目的地が設定された場合は、自車の現在位置から目的地までのルートが地図画像に重畳して表示されることになる。
このような地図画像の表示中においても、一つのメインコントローラ50のみで多様な指示を行うことが可能である。このような指示も、指示受付部12により受け付けられる。例えば、メインコントローラ50の方向操作があった場合は、スクロール指示として受け付けられ、その方向操作の指示方向に応じて地図画像がスクロールされる。
また、メインコントローラ50の回転操作があった場合は、縮尺変更のユーザ指示として受け付けられる。具体的には、回転操作があると、図21に示すように、ディスプレイ3の左下角に、扇状のコマンドパネルD4が表示される。このコマンドパネルD4は「縮尺変更パネル」とも呼ばれるものであり、項目を指定することで地図画像の縮尺を変更することができるようになっている。コマンドパネルD4では、「50m」「200m」「400m」「800m」「3km」「50km」などのスケールSに対応する数字が項目となっている。
コマンドパネルD4においても、メインコントローラ50の回転操作によってカーソルC4を移動でき、メインコントローラ50の押圧操作によってカーソルC4によって選択中の項目を確定できる。この場合も、表示されていない項目は、メインコントローラ50の回転操作によって表示させることができる。項目が確定されると、当該項目に対応する縮尺に切り替える旨のコマンドが指示受付部12に受け付けられて、制御部1により実行される。
また、メインコントローラ50の押圧操作があった場合は、メニューの表示指示として受け付けられる。具体的には、押圧操作があると、図22に示すように、ディスプレイ3の左側の領域に、コマンドパネルD5が表示される。この場合、ディスプレイ3の画面におけるコマンドパネルD5以外の領域に地図画像が表示されるが、地図画像が表示される領域の略左右中央に自車位置マークmが示されるように地図画像の表示位置が調整される。したがって、自車位置マークmの画面上における位置は、画面中央よりも右側となる。
コマンドパネルD5は「メニューパネル」とも呼ばれるものであり、項目を指定することでナビゲーション機能に係る各種のコマンドを実行できるようになっている。具体的には、コマンドパネルD5のコマンドの項目としては、ルート案内を中止する「案内中止」、ルートを変更する「ルート」、地図画像の中央に位置する施設の情報を表示する「施設表示」、ルート設定のための目的地を検索する「検索メニュー」、VICS情報を表示する「VICS」などがある。
コマンドパネルD5においても、メインコントローラ50の回転操作によってカーソルC5を移動でき、メインコントローラ50の押圧操作によってカーソルC5によって選択中の項目を確定できる。この場合も、表示されていない項目は、メインコントローラ50の回転操作によって表示させることができる。項目が確定されると、当該項目に対応するコマンドが指示受付部12に受け付けられて、制御部1により実行される。
このように、ナビゲーションモードにおいても、一つのメインコントローラ50のみで多様な指示を行うことが可能である。このため、ナビゲーションモードでも、操作に慣れないユーザのために、ナビゲーションモードで可能な操作を案内する操作ガイドがディスプレイ3に表示される。この操作ガイドも、ユーザの接触を検知し、かつ、メインコントローラ50の操作が無い状態が、所定時間以上継続した場合に表示される。
図23は、ナビゲーションモードにおいて、操作ガイドG3が表示された画面の例を示す図である。操作ガイドG3においても、メインコントローラ50の回転操作、押圧操作、及び、方向操作の4方向への操作のそれぞれの指示内容を説明する説明文が示されている。例えば、押圧操作に関しては「メニュー表示」と表示されており、ユーザは、この表示を視認することで、押圧操作を行えばメニューパネルを表示できることを容易に把握できることになる。
なお、メインコントローラ50の操作とユーザ指示との関係は上記で説明したものと異なるようにすることもできる。例えば、回転操作でナビゲーション機能の全般に係るコマンドの項目を表示し、押圧操作で地図画像の中央位置に係るコマンドの項目を表示させることが考えられる。ナビゲーション機能の全般に係るコマンドとは、例えば、ルート案内や、VICS情報などに係るものである。一方、地図画像の中央位置に係るコマンドとは、施設情報の表示や、メモリ地点の登録などである。なお、この場合、縮尺の変更は、ナビゲーション機能の全般に係るコマンドの一つとすればよい。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記実施の形態で説明した形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
例えば、上記実施の形態ではセンターコンソール93に操作部5が設けられると説明したが、操作部5は、ユーザが操作しやすい任意の位置に配置してよい。例えば、図24に示すように、ステアリングホイール92に設けることが可能である。この図の例では、回転操作、押圧操作及び方向操作のすべてが可能な一つのメインコントローラ50aと、動作モードを切り替えるモード切替ボタン59aとの双方が、ステアリングホイール92の左側に設けられている。なお、メインコントローラ50aをステアリングホイール92の左側、モード切替ボタン59を右側に配置するなどしてもよい。
また、上記実施の形態では、本体部10が、放送受信部21、ディスク再生部22、データ再生部23及びナビゲーション部24を備えるとしていたが、これらの一部または全部は本体部10とは別体として構成され、オプション機能として提供されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されると説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されてもよい。
3 ディスプレイ
5 操作部
11 表示制御部
12 指示受付部
50 メインコントローラ
59 モード切替ボタン
100 車載表示システム
D1 コマンドパネル
G1 操作ガイド

Claims (8)

  1. 車両に搭載され、ユーザに情報を表示する車載表示システムであって、
    指定候補となる複数の項目を表示する表示手段と、
    前記表示手段と独立して配置され、少なくとも3種類のユーザ操作が可能な操作手段と、
    前記表示手段の表示内容と前記操作手段へのユーザ操作とに基づいて、ユーザの指示を受け付ける受付手段と、
    を備え、
    前記指定候補となる複数の項目の一つをユーザに指定させる場合に、前記受付手段は、前記3種類のユーザ操作のうち、
    第1操作を、項目の選択指示、
    第2操作を、選択中の項目の確定指示、
    第3操作を、選択中の項目を対象としたコマンドの表示指示、
    としてそれぞれ受け付け、
    前記第3操作がなされた場合は、
    前記表示手段は、前記コマンドの複数の項目を表示し、
    前記受付手段は、前記コマンドの複数の項目のうちから前記第1及び第2操作により指定された項目の前記コマンドを受け付けることを特徴とする車載表示システム。
  2. 請求項1に記載の車載表示システムにおいて、
    前記3種類のユーザ操作は、回転操作、押圧操作及び方向操作であることを特徴とする車載表示システム。
  3. 請求項2に記載の車載表示システムにおいて、
    前記第1操作は、回転操作であり、
    前記第2操作は、押圧操作であり、
    前記第3操作は、方向操作であることを特徴とする車載表示システム。
  4. 請求項3に記載の車載表示システムにおいて、
    前記コマンドの複数の項目は、
    前記表示手段の画面の一方向から画面内に移動するアニメーション表現で表示され、
    前記一方向への前記操作手段の方向操作により表示が解除されることを特徴とする車載表示システム。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の車載表示システムにおいて、
    前記操作手段は、前記回転操作、前記押圧操作及び前記方向操作のすべてが可能な一つの操作部材を含むことを特徴とする車載表示システム。
  6. 請求項2ないし5のいずれかに記載の車載表示システムにおいて、
    前記操作手段へのユーザの接触を検知する検知手段、
    をさらに備え、
    前記検知手段がユーザの接触を検知し、かつ、前記操作手段の操作が無い状態が所定時間以上継続した場合は、前記表示手段はその時点で可能な操作を案内する操作ガイドを表示することを特徴とする車載表示システム。
  7. 請求項6に記載の車載表示システムにおいて、
    前記コマンドの周辺枠と前記操作ガイドの周辺枠との形状が異なることを特徴とする車載表示システム。
  8. 車両に搭載され、ユーザに情報を表示する車載表示システムであって、
    情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段と独立して配置され、回転操作、押圧操作及び方向操作の3種類のユーザ操作が可能な操作手段と、
    前記表示手段の表示内容と前記操作手段へのユーザ操作とに基づいて、ユーザの指示を受け付ける受付手段と、
    前記操作手段へのユーザの接触を検知する検知手段と、
    を備え、
    前記検知手段がユーザの接触を検知し、かつ、前記操作手段の操作が無い状態が所定時間以上継続した場合は、前記表示手段はその時点で可能な操作を案内する操作ガイドを表示することを特徴とする車載表示システム。
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