JP4556972B2 - 操作画像表示装置及びプログラム - Google Patents

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    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

Description

本発明は、コンピュータまたはそのコンピュータに接続された機器に対する操作を指示するための操作画像を画面に表示する操作画像表示装置に関し、詳しくは、使用者の操作に応じて上記画面内に表示されるポインタの位置または動きに応じて情報を表示可能な操作画像表示装置、及び、その操作画像表示装置を構成するためのプログラムに関する。
従来より、この種の操作画像表示装置として、使用者のマウス操作に応じてパーソナルコンピュータ(以下、パソコンともいう)の画面内を移動するマウスポインタを、上記画面に表示されたアイコン上に配置し、クリックすることによって所望の操作を指示することのできる装置が提案されている。また、この種の装置では、マウスポインタの移動速度及び移動方向に基づいて使用者が選択しようとしているターゲット(アイコン等)を判断し、そのターゲットに対応したバルーンヘルプ等の情報を表示することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−212727号公報
ところが、使用者の習熟度によっては、上記バルーンヘルプによって表示された情報で十分な場合もあれば、より詳細な情報を表示する必要がある場合もあった。しかしながら、特許文献1に記載の装置では、使用者の習熟度に関わらずバルーンヘルプの表示は一定である。このため、使用者の習熟度が低い場合、画面に表示されたアイコン等の操作指示部のうち、どれをクリックしてよいのか分からない場合があった。また、バルーンヘルプ等の情報を予め初心者用に詳細にしておくことも考えられるが、この場合、熟練者にとっては常識的な事項までヘルプ情報として表示されるので、却って操作性が低下してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、操作指示部等に関して画面に表示される情報の内容を、使用者の習熟度に応じて切り換えることのできる操作画像表示装置、及び、その操作画像表示装置を構成するためのプログラムを提供することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の操作画像表示装置は、コンピュータまたはそのコンピュータに接続された機器に対する操作を指示するための操作指示部を有する操作画像を、画面に表示する操作画像表示手段と、使用者の操作に応じて上記画面内にポインタを表示するポインタ表示手段と、上記画面内のポインタと上記操作画像との距離、または、上記画面内のポインタと上記操作指示部との距離を検出する距離検出手段と、上記ポインタの移動方向を検出する移動方向検出手段と、上記ポインタの停止状態を検出する停止状態検出手段と、上記距離検出手段が検出した距離と、上記移動方向検出手段が検出した移動方向と、上記停止状態検出手段が上記ポインタの停止状態を継続して検出している時間とに基づき、上記操作画像または上記操作指示部に関する情報を選択する情報選択手段と、該情報選択手段に選択された情報を上記画面に表示する情報表示手段と、を備え、上記情報選択手段は、上記距離検出手段が検出した距離と上記移動方向検出手段が検出した移動方向とに基づいて、上記操作画像または上記操作指示部に関する情報を選択し、かつ、上記停止状態検出手段が上記ポインタの停止状態を継続して検出している時間に基づいて、上記操作画像または上記操作指示部に関する情報を変更することを特徴としている。
このように構成された本発明の操作画像表示装置では、コンピュータまたはそのコンピュータに接続された機器に対する操作を指示するための操作指示部を有する操作画像が、操作画像表示手段によって画面に表示される。また、ポインタ表示手段は、使用者の操作に応じて上記画面内にポインタを表示する。すると、距離検出手段は、上記画面内のポインタと上記操作画像との距離、または、上記画面内のポインタと上記操作指示部との距離を検出し、該検出された距離に基づき、情報選択手段は、上記操作画像または上記操作指示部に関する情報を選択する。このようにして情報が選択されると、情報表示手段はその情報選択手段に選択された情報を上記画面に表示する。
このように、本発明では、ポインタと操作画像または操作指示部との距離に基づいて、表示すべき情報が選択される。このため、使用者の習熟度が低く、ポインタをどの操作指示部等へ移動させればよいのか使用者が迷っている場合などには、その操作画像の全体等に関する情報の表示を行い、特定の操作指示部にポインタが近づいた時点でその操作指示部に関する情報を表示するなどの制御が可能となる。
また、本発明では、移動方向検出手段によって検出されたポインタの移動方向を加味して、情報選択手段が情報を選択することにより、使用者が操作しようとしている操作指示部等を一層的確に判断して、その操作指示部等に関する情報を表示することができる。
更に、本発明では、使用者の習熟度が低く、使用者が操作に迷ってポインタが停止状態となった場合、停止状態検出手段がそのことを検出する。このような場合、情報選択手段は、操作指示部等に関する一層詳しい情報を表示すべき情報として選択するなどの制御が可能となる。従って、画面に表示される情報の内容を、使用者の習熟度に応じて一層良好に切り換えることができる。なお、本発明でいう停止状態とは、完全に停止した状態のみに限定されるものではなく、わずかに動いている状態も含めてもよい。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、上記操作画像表示装置を構成する各手段として動作させることを特徴としている。このため、本発明のプログラムをコンピュータに実行させれば、上記操作画像表示装置を容易に構成することができる。
[実施の形態の全体構成]
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明が適用された印刷システムの構成を表す外観図である。図1に示すように、本実施の形態の印刷システムは、カラーレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)1と、そのプリンタ1にLAN,インターネット等のネットワークWを介して接続された操作画像表示装置の一例としてのパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという)300とから構成されている。なお、ネットワークWには、プリンタ1以外にも他のプリンタが接続されていてもよい。
プリンタ1は、イエロー,マゼンタ,シアン,及びブラックのトナーにて電子写真方式によって画像を形成する周知のプリンタエンジン2(図2参照)を内部に備え、このプリンタエンジン2は、収容トレイ3に収容された被記録媒体の一例としての用紙(図示省略)に、1枚ずつ画像を形成してスタッカ4へ排出する。また、プリンタ1の表面には、ディスプレイ5A及び各種ボタンを備え、各種設定や指示を行うための操作パネル5が設けられている。
図2は、この印刷システムにおける制御系の構成を表すブロック図である。図2に示すように、パソコン300のパソコン本体310は、CPU311、ROM312、RAM313、及び、ハードディスク装置(HDD)314を備えている。そして、このパソコン本体310には、CRT等のディスプレイ320、キーボード330、マウス340が接続されている(いずれも図1参照)。更に、パソコン本体310には、前述のネットワークWと接続するためのネットワークポートインタフェース(ネットワークポートI/F)350も接続されている。
プリンタ1には、前述のプリンタエンジン2等を制御する制御部10が設けられ、この制御部10は、CPU10A,ROM10B,RAM10Cを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。また、制御部10は、電源スイッチが切られても記憶内容が消えないようにされたNVRAM10Dも備えている。更に、この制御部10には、前述のプリンタエンジン2,操作パネル5の他、ネットワークWを介してパソコン300と接続するためのネットワークポートインタフェース(ネットワークポートI/F)11などが接続されている。
[実施の形態における制御(ダイアログの構成)]
次に、この制御系で実行される処理について説明する。図3は、パソコン300においてプリンタドライバが起動され、そのプリンタドライバにおいて「プロパティ」が指示されたときにディスプレイ320に表示される操作画像の一例としてのダイアログ500を表す説明図である。なお、このダイアログ500の表示は、操作画像表示手段の一例としての周知の処理によって実行され、その表示時には、ポインタ表示手段の一例としての周知の処理により、パソコン300の使用者によるマウス340の操作に応じてマウスポインタP(図10参照)もディスプレイ320に表示される。
図3に示すように、このダイアログ500には、ヘルプ表示モードが設定されているかを示すヘルプ表示モード設定表示部510が設けられ、そのヘルプ表示モード設定表示部510の隣にはチェックボックス520が設けられている。ヘルプ表示モードとは、マウスポインタPの位置に情報の一例としてのヘルプ情報を表示するモードであり、チェックボックス520がマウス340でクリック(以下、単にクリックともいう)されることによってモードの設定,非設定が切り換えられる。
また、図3に示すように、このダイアログ500には、各種設定を行うための操作指示部の一例としてのアイコンが表示されるアイコン表示部530が設けられている。図3は、「Basic」(基本設定)に関する設定画面を表しており、アイコン表示部530には、大きいアイコンとして、A:「Paper Size」(用紙サイズ)、B:「Orientation」(用紙方向)、C:「Paper Souce」(給紙方法)の3つが設けられている。また、各大きいアイコンにはそれぞれ小さいアイコンが更に設けられている。Aのアイコンには小さいアイコン(a)が設けられプルダウンメニューによる用紙サイズの選択が可能にされている。Bのアイコンには、b:縦方向、及び、c:横方向の2つの小さいアイコンが設けられ、用紙方向が縦横いずれかから選択可能にされている。Cのアイコンには、d:1ページ目、及び、e:2ページ目以降の2つのアイコンが設けられ、プルダウンメニューにより1ページ目と2ページ目以降とで個々に給紙方法が設定可能にされている。
[実施の形態における制御(処理の説明)]
図4は、ダイアログ500の表示中に、CPU311がハードディスク装置314に記憶されたプログラムに基づいて実行する処理のうち、ヘルプ情報の表示に関する処理を表すフローチャートである。なお、この処理は、ダイアログ500の表示中、繰り返し実行される。
図4に示すように、この処理では、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、前述のヘルプ表示モードが設定されているか否かが判断される。ヘルプ表示モードが設定されていない場合は(S1:N)、そのまま処理を終了し、ヘルプ表示モードが設定されている場合は(S1:Y)、処理はS2へ移行する。S2では、その時点のマウスポインタPの位置が取得されてその位置がm1とされ、続くS3では、位置m1に基づいて次のようにヘルプ表示の対象物(アイコン)が選択される。
図5は、S3の処理を詳細に表すフローチャートである。図5に示すように、この処理では、先ず、距離検出手段の一例としてのS31にて、マウスポインタPとダイアログ500の外枠との距離が取得され、その距離がL0 とされる。続くS32では、L0 が予め設定された任意の固定距離XXXよりも小さいか否かが判断される。L0 ≧XXXの場合は(S32:N)、情報選択手段の一例としてのS33にてダイアログ500の全体が対象物として選択され、処理はこのS3に続くS4(図4参照)へ移行する。
一方、L0 <XXXの場合は(S32:Y)、処理は距離検出手段の一例としてのS34へ移行する。S34では、A,B,Cで表される大きいアイコンとマウスポインタPとの距離がそれぞれ取得され、そのうち値が最も小さいもの、すなわち直近の大きいアイコンとの距離がLSとされる。続くS35では、LSが予め設定された任意の固定距離YYY(XXX>YYY)よりも小さいか否かが判断される。LS≧YYYの場合は(S35:N)、処理は情報選択手段の一例としてのS36へ移行し、前述のS34にてLSが取得された直近の大きいアイコンが対象物として選択され、処理はS4へ移行する。また、LS<YYYの場合は(S35:Y)、処理は情報選択手段の一例としてのS37へ移行する。S37では、a〜eで表される小さいアイコンとマウスポインタPとの距離がそれぞれ取得され、そのうち値が最も小さいもの、すなわち直近の小さいアイコンが対象物として選択され、処理はS4へ移行する。
図4へ戻って、情報表示手段の一例としてのS4では、上記のようにS3にて選択された対象物に対応する第1ヘルプ内容テーブルの該当項目が、マウスポインタPの近傍にヘルプ情報として表示される。本実施の形態では、第1ヘルプ内容テーブルは、図6に示すように構成されている。すなわち、第1ヘルプ内容テーブルには、ダイアログ500の全体(全て)が対象物に選択された場合、図3にA〜Cで表される大きいアイコンのいずれかが対象物に選択された場合、図3にa〜eで表される小さいアイコンのいずれかが対象物に選択された場合のそれぞれに対して、ヘルプ情報として表示すべき内容が設定されている。S4では、この第1ヘルプ内容テーブルに設定された該当項目が、ヘルプ情報としてマウスポインタPの近傍に表示される。なお、図6において「マウスポインタと対象物の距離」の項目は、後に説明する図10の(1)〜(3)に対応付けるため便宜上記載したもので、テーブルとしては必須ではない。
図4へ戻って、続くS5では、その時点のマウスポインタPの位置が取得されてその位置がm2とされ、更に続くS6では、m1,m2で表されるマウスポインタPの位置の差分m1−m2が計算されてMとされる。続く停止状態検出手段の一例としてのS7では、Mが予め設定された任意の固定距離Xより小さいか否かが判断されることにより、マウスポインタPが実質的に停止しているか否かが判断される。M≧Xの場合は(S7:N)、処理はS8へ移行し、位置m1,m2に基づいて次のようにヘルプ表示の対象物(アイコン)が選択される。
図7は、S8の処理を詳細に表すフローチャートである。図7に示すように、この処理では、先ず、距離検出手段の一例としてのS81にて、マウスポインタPとダイアログ500の外枠との距離が取得され、その距離がL0 とされる。続くS82では、L0 が予め設定された任意の固定距離XXXよりも小さいか否かが判断される。L0 ≧XXXの場合は(S82:N)、情報選択手段の一例としてのS83にてダイアログ500の全体が対象物として選択され、処理はこのS8に続くS9(図4参照)へ移行する。S9では、後述の停止開始時刻t0 がクリアされた後、処理は前述のS4へ移行する。
一方、L0 <XXXの場合は(S82:Y)、処理は移動方向検出手段の一例としてのS84へ移行する。S84では、A,B,Cで表される大きいアイコンの位置と、前述の位置m1,m2との3点から、それぞれ角度ΘA,ΘB,ΘCが次のように取得される。すなわち、図8にAとCとに対して例示するように、上記3点を頂点とする三角形が想定され、位置m1に対応する頂点の角度が取得されるのである。そして、続く距離検出手段の一例としてのS85では、上記角度が最小となる大きいアイコン、すなわち、大きいアイコンのうちマウスポインタPの移動方向に最も近いものが選択され、そのアイコンとの距離がLSとして取得される。
続くS86では、LSが予め設定された任意の固定距離YYY(XXX>YYY)よりも小さいか否かが判断される。LS≧YYYの場合は(S86:N)、処理は情報選択手段の一例としてのS87へ移行し、前述のS85にてLSが取得された大きいアイコンが対象物として選択され、処理はS9へ移行する。また、LS<YYYの場合は(S86:Y)、処理は移動方向検出手段の一例としてのS88へ移行し、a〜eで表される小さいアイコンに対してS84と同様に角度Θa,Θb,Θc,Θd,Θeがそれぞれ取得される。そして、続く情報選択手段の一例としてのS89にて、その角度が最小となる小さいアイコンが対象物として選択され、処理はS9へ移行する。以上の処理により、前述のS4の処理では、マウスポインタPの移動方向にあるアイコンに関するヘルプ情報が表示される。
図4へ戻って、一方、S7にてM<X、すなわちマウスポインタPが実質的に停止していると判断された場合は(S7:Y)、処理はS11へ移行し、停止開始時刻t0 が取得済みであるか否かが判断される。前述のS9でクリアされるなどして停止開始時刻t0 が取得済みでない場合は(S11:N)、S12にてその時点の時刻が停止開始時刻t0 として取得された後、処理はS13へ移行する。S13では、その時点の時刻t1 が取得される。また、マウスポインタPの停止中に(S7:Y)、処理が一度S12を通過するなどして停止開始時刻t0 が取得済みの場合は(S11:N)、処理はS11からS13へ直接移行してt1 が取得される。続くS14では、停止時間Tが、T=t1 −t0 なる式によって計算され、S15にて、その停止時間Tが予め定められた任意の固定時間ZZZよりも長いか否かが判断される。
T≦ZZZの場合は(S15:N)、処理は前述のS1へ移行し、T>ZZZの場合は(S15:Y)、処理は情報選択手段及び情報表示手段の一例としてのS16へ移行する。S16では、その時点で選択されている対象物に対応する第2ヘルプ内容テーブルの該当項目が、マウスポインタPの位置にヘルプ情報として表示され、処理は前述のS1へ移行する。本実施の形態では、第2ヘルプ内容テーブルは、図9に示すように構成されている。すなわち、第2ヘルプ内容テーブルには、図9に示すように、第1ヘルプ内容テーブルと同様、ダイアログ500の全て,A〜Cのいずれか,a〜eのいずれかが対象物に選択された場合のそれぞれに対して、ヘルプ情報として表示すべき内容が設定されている。但し、いずれの項目も、第1ヘルプ内容テーブルに比べて説明が詳細になされている。S16では、この第2ヘルプ内容テーブルに設定された該当項目がヘルプ情報として表示される。なお、図9において「マウスポインタと対象物の距離」の項目は、後に説明する図10の(1)〜(3)に対応付けるため便宜上記載したもので、テーブルとしては必須ではない。
このため、マウスポインタPが実質的に停止している間は(S7:Y)、S1〜S7,S11,S13,S14の処理が繰り返され、第1ヘルプ内容テーブルに基づくヘルプ表示をしながら停止時間Tが計時される(S4,S13,S14)。そして、停止時間TがZZZを超えると(S15:Y)、ヘルプ表示が第2ヘルプ内容テーブルに基づく表示に変更されるのである(S16)。
[実施の形態の効果及び変形例]
以上の処理により、本実施の形態では、例えば次のようなヘルプ表示を実行することができる。例えば、図10に(1)として例示するように、マウスポインタPがダイアログ500から遠く離れている場合は(S32:NまたはS82:N)、ダイアログ500の全体に関するヘルプ情報が表示される(S33またはS83)。そして、(2)に例示するように、マウスポインタPが例えば大きいアイコンCに少し近づくと(S82:Y,S86:N)、その大きいアイコンCに関するヘルプ情報が表示される(S87)。更に、(3)に例示するように、1つの小さいアイコン(この場合「e」)の上に、マウスポインタPが配置されると(S35:YまたはS86:Y)、その小さいアイコンに関するヘルプ情報が表示される(S37またはS89)。
このように、本実施の形態では、マウスポインタPがアイコンに近づくに従って表示内容が変化するので、習熟度が低くどのアイコンをクリックしてよいのか迷っている使用者に対しては、ダイアログ500の全体に関するヘルプ情報から順次表示することができる。逆に、ある程度習熟していてどのアイコンをクリックすればよいか分かっている使用者に対しては、マウスポインタPがほぼ瞬時に所望のアイコン上に移動されるためダイアログ500の全体等に関するヘルプ情報は殆ど表示されない。
更に、図10に(4)として例示するように、マウスポインタPが同じ項目(例えば「e」)のアイコン上にずっと配置されている場合は(S15:Y)、表示すべきヘルプ情報が第1ヘルプ内容テーブルから第2ヘルプ内容テーブルに切り換えられ(S16)、より詳細なヘルプ情報が表示される。このため、習熟度が低くクリックしてもよいのか否か迷っている使用者に対しては、一層詳細なヘルプ情報を表示することができる。このように、本実施の形態では、マウスポインタPの移動状態から使用者の習熟度を推測し、その習熟度に応じたヘルプ情報を表示しているので、極めて操作性が向上する。
なお、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、マウスポインタPがいずれかのアイコンの真上または上記YYY未満の距離に配設されるまでヘルプ情報が表示されず、停止時間Tに基づいて表示が第1ヘルプ内容テーブルから第2ヘルプ内容テーブルに切り換えられるだけであってもよく、逆に、ヘルプ内容テーブルを1つしか備えず、距離に応じて対象物が絞り込まれるだけであってもよい。また、ヘルプ情報は、マウスポインタPの近傍に限らず、例えば画面の下方等、任意の位置に表示されてもよい。
本発明が適用された印刷システムの構成を表す外観図である。 その印刷システムにおける制御系の構成を表すブロック図である。 その印刷システムのパソコンで表示されるダイアログの構成を表す説明図である。 そのパソコンが上記ダイアログの表示中に実行するヘルプ情報の表示に関する処理を表すフローチャートである。 その処理のうち、マウスポインタの位置に基づいて対象物を選択する処理を詳細に表すフローチャートである。 上記処理で使用される第1ヘルプ内容テーブルを表す説明図である。 上記処理のうち、マウスポインタの位置及び移動方向に基づいて対象物を選択する処理を詳細に表すフローチャートである。 その処理の考え方を表す説明図である。 上記処理で使用される第2ヘルプ内容テーブルを表す説明図である。 上記処理によるヘルプ情報の表示例を表す説明図である。
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ 2…プリンタエンジン 3…収容トレイ
5…操作パネル 5A…ディスプレイ 10…制御部
10A,311…CPU 10B,312…ROM 10C,313…RAM
300…パソコン 310…パソコン本体 314…ハードディスク装置
320…ディスプレイ 330…キーボード 340…マウス
500…ダイアログ 530…アイコン表示部 P…マウスポインタ
W…ネットワーク

Claims (2)

  1. コンピュータまたはそのコンピュータに接続された機器に対する操作を指示するための操作指示部を有する操作画像を、画面に表示する操作画像表示手段と、
    使用者の操作に応じて上記画面内にポインタを表示するポインタ表示手段と、
    上記画面内のポインタと上記操作画像との距離、または、上記画面内のポインタと上記操作指示部との距離を検出する距離検出手段と、
    上記ポインタの移動方向を検出する移動方向検出手段と、
    上記ポインタの停止状態を検出する停止状態検出手段と、
    上記距離検出手段が検出した距離と、上記移動方向検出手段が検出した移動方向と、上記停止状態検出手段が上記ポインタの停止状態を継続して検出している時間とに基づき、上記操作画像または上記操作指示部に関する情報を選択する情報選択手段と、
    該情報選択手段に選択された情報を上記画面に表示する情報表示手段と、
    を備え、上記情報選択手段は、上記距離検出手段が検出した距離と上記移動方向検出手段が検出した移動方向とに基づいて、上記操作画像または上記操作指示部に関する情報を選択し、かつ、上記停止状態検出手段が上記ポインタの停止状態を継続して検出している時間に基づいて、上記操作画像または上記操作指示部に関する情報を変更することを特徴とする操作画像表示装置。
  2. コンピュータを、請求項1記載の操作画像表示装置を構成する各手段として動作させることを特徴とするプログラム。
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