JP5454441B2 - ユニバーサルデバイスドライバ、及び、デバイス制御方法 - Google Patents
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Description
これに対し、ユニバーサルデバイスドライバは機種依存性が低いので複数の機種のデバイスを制御できる反面、制御できる機能は複数の機種に共通する一般的な機能に限られることが多い。そのため、ユニバーサルデバイスドライバではデバイスの機種固有の機能を利用できない場合がある。
を含む。
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。
図1は、実施形態1に係る印刷システム1の構成を示す模式図である。印刷システム1は、パーソナルコンピュータ2(情報処理装置の一例)と1以上のプリンタ3(デバイスの一例)とを備えて構成されている。パーソナルコンピュータ(PC)2とプリンタ3とはLAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。
PC2は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶部24、ディスプレイ駆動回路(駆動回路)25、USBインタフェース(USB I/F)26、ネットワークインタフェース(NW I/F)27などを備えて構成されている。
本実施形態ではOS29としてMicrosoft社のWINDOWS(登録商標)を例に説明する。なお、OS29はWINDOWS(登録商標)に限られるものではない。
USBインタフェース26はUSBホストインタフェースとして構成されており、USBケーブルを介してマウスやキーボードなどの入力装置29と接続される。
複数のプリンタ3(プリンタ3A〜3D)は、紙などの被記録媒体に電子写真方式、インクジェット方式などで画像を形成する装置である。複数のプリンタ3は互いに異なる機種であってもよいし、互いに同じ機種であってもよい。以降の説明において単にプリンタ3というときはプリンタ3A〜3Dのいずれか一つのことをいう。
図2は、ユニバーサルプリンタドライバプログラム31を実行するCPU21(以下、単に「ユニバーサルプリンタドライバ31」という)によるポートの生成、及び切り替えを概念的に説明するための模式図である。
ここではポートとしてTCP/IPポートを例に説明する。TCP/IPポートは通信ネットワーク5を介してプリンタ3と通信するための論理的なインタフェースである。例えばWINDOWSではTCP/IPポートは「StandardTCP/IPポート」と呼ばれている。
なお、ポートはTCP/IPポートに限られるものではなく、シリアルポートを介してプリンタ3と通信するための論理ポート、パラレルポートを介してプリンタ3と通信するための論理ポート、USBを介してプリンタ3と通信するための論理ポート(USBポート)などであってもよい。
そこで、ユニバーサルプリンタドライバ31は、ポート切替ツール35を用いてポートの生成や切り替えを行う。ポート切替ツール35は常駐プログラムであり、管理者権限又は、それよりも高いシステム権限で実行される。従って、管理者権限を持たないユーザであってもポートの生成や切り替えを行うことができる。
ポート切替ツール35はユニバーサルプリンタドライバプログラム31の一部であるが、便宜上、ここではユニバーサルプリンタドライバプログラム31とは別プログラムとして説明する。
ポート切替ツール35は、ポートの切り替えが指示されると、OS29(具体的には例えばOS29のポートモニタ29a)にポート切替命令を出力する。
OS29は、ポート切替命令が出力されるとそのポート切替命令で指定されているポート名によって識別されるTCP/IPポート40を、ユニバーサルプリンタドライバ31で使用するTCP/IPポート40として設定する。
このように、ユニバーサルプリンタドライバ31はポート切替ツール35を介してOS29にポートの生成や切り替えを指示することにより、ユーザ権限で実行されてもポートの生成や切り替えを行うことができる。
図3は、ユニバーサルプリンタドライバ31でプリンタ3を選択する際の画面遷移図である。アプリケーションプログラム30を実行するCPU21(以下、単に「アプリケーション30」という)によって表示されるメニューでユーザが印刷を選択すると、アプリケーション30によって印刷画面50が表示され、ユーザは印刷画面50でプリンタ3を選択することができる。
ユニバーサルプリンタドライバ31は特定の1機種のプリンタ3にのみ対応しているのではないので、ユニバーサルプリンタドライバ31を用いて印刷する場合は、ユーザはプリンタ3ではなくユニバーサルプリンタドライバ31を直接選択する。ここではユニバーサルプリンタドライバ31が選択されたものとする。
具体的には例えば、ユニバーサルプリンタドライバ31は、ユーザによって指定されたプリンタ3から取得したデバイス情報に含まれているドライバ名が、OS29から取得したドライバ名の一覧に含まれているか否かを判定し、含まれていれば専用プリンタドライバ32がインストールされていると判断する。
メッセージ画面53でユーザが[OK]ボタンをクリックすると印刷画面50に戻る。印刷画面50はユニバーサルプリンタドライバ31が選択されたままの状態であるので、専用プリンタドライバ32を使用して印刷を行わせる場合は、ユーザは印刷画面50でプリンタ3(S102で指定したプリンタ3)を指定し直して[印刷]ボタン50bをクリックする。
印刷画面50で[印刷]ボタン50bをクリックすると、アプリケーション30から、印刷画面50で指定されたプリンタ3に対応する専用プリンタドライバ32に印刷命令が出力される。
印刷条件設定画面52では、ユーザはカラー/モノクロ、高画質/低画質などの一般的な印刷機能について、プリンタ3にその印刷機能を実行させるか否かを指定することができる。
ユニバーサルプリンタドライバ31は、アプリケーション30から印刷命令が出力されると、出力された印刷命令に基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データを、ユニバーサルプリンタドライバ31で使用するポートとして設定されているTCP/IPポート40を介してプリンタ3に出力する(第1の制御処理、第1の制御段階の一例)。
図6は、印刷命令が出力されたときの専用プリンタドライバ32の処理の流れを示すフローチャートである。
S201では、専用プリンタドライバ32はポートの変更指示があるか否かを判定する。
具体的には、専用プリンタドライバ32は、S104の処理でユニバーサルプリンタドライバ31によりレジストリの所定のセクションに自身のドライバ名が書き込まれているか否かを判定し、書き込まれている場合はポートの変更指示があると判定してS202に進み、書き込まれていない場合はポートの変更指示がないと判定してS205に進む。
図7は、印刷終了後の専用プリンタドライバ32の処理の流れを示すフローチャートである。本処理はS205で生成した印刷データをプリンタ3に送信した後で開始される。
S301では、専用プリンタドライバ32はS203で設定したポートをS202で記憶した元のポートに戻すか否かを判断する(第2の指定段階の一例)。
具体的には例えば、S202で元のポートのポート名を記憶部24に記憶させた場合に、専用プリンタドライバ32は元のポートに戻すか否かをユーザに指定させるための図示しない画面を表示し、その画面でユーザが「元に戻す」を指定した場合に、元のポートに戻すと判断する。
専用プリンタドライバ32は、元のポートに戻すと判断した場合はS302に進み、元のポートに戻さないと判断した場合は本処理を終了する。
なお、元のポートに戻すか否かをユーザに選択させるのではなく、無条件に元のポートに戻すようにしてもよい。その場合は、S301の判定は不要であり、常にS302に進むことになる。
具体的には、専用プリンタドライバ32はS202で記憶したポート名(元のポートのポート名)を指定してポート切替ツール35にTCP/IPポート40の切り替えを指示する。この指示はポート切替ツール35からOS29にポート切替命令として出力され、ポート切替命令が出力されたOS29は、指定されたポート名のTCP/IPポート40を、当該専用プリンタドライバ32で使用するTCP/IPポート40として設定する。
ユニバーサルプリンタドライバ31でユーザがプリンタ3を指定した場合に、指定されたプリンタ3に対応する専用プリンタドライバ32がインストールされている場合は、指定されたプリンタ3を専用プリンタドライバ32から制御するようにすると、指定されたプリンタ3が備える機能をほぼ全て制御できるようになる。
ところで、指定されたプリンタ3を専用プリンタドライバ32から制御するためには、指定されたプリンタ3と通信するためのポートが専用プリンタドライバ32で使用するポートとして設定されていることが条件である。
しかしながら、専用プリンタドライバ32には必ずしも指定されたプリンタ3と通信するためのポートが専用プリンタドライバ32で使用するポートとして設定されているとは限らず、設定されていない場合には、指定されたプリンタ3と通信するためのポートを、専用プリンタドライバ32で使用するポートとして設定しなければならない。
しかしながら、この設定をユーザに手動で行わせることはユーザにとって負担である。また、ポートの変更に不慣れなユーザにとっては変更が難しい場合もある。
次に、本発明の実施形態2を図8によって説明する。
ユニバーサルプリンタドライバはLANなどの通信ネットワーク5に接続されているプリンタを検索の対象としており、USB接続などのローカル接続されているプリンタを検索の対象にしないように構成されている。そこで、実施形態2では専用プリンタドライバの元のポートの種類がUSBポート(ローカル接続のポート)である場合は元のポートに戻し、それ以外の種類である場合は元に戻さない。
S401では、実施形態2に係る専用プリンタドライバ(以下、「専用プリンタドライバ」という)はS202で記憶したポート名(元のポートのポート名)によって識別されるポートがUSBポートであるか否かを判定する。
この判定は、例えばポート名に「USB」という文字列が含まれているか否かによって行うことができる。
専用プリンタドライバは、記憶したポート名に「USB」という文字列が含まれている場合は元のポートがUSBポートであると判断してS402に進み、含まれていない場合はUSBポートではないと判断して本処理を終了する。
USB接続などのローカル接続されているプリンタと同じ機種のプリンタがLANなどの通信ネットワーク5にも接続されている状況を考えると、USB接続されているプリンタがユニバーサルプリンタドライバの検索の対象にならない場合は、ローカル接続されているプリンタと通信するためのポート(USBポート)が「使用するポート」として設定されている専用プリンタドライバに、通信ネットワーク5に接続されているプリンタ3と通信するためのポートが「使用するポート」として設定されると、その後ローカル接続されているプリンタ3を使用できなくなる。
なぜなら、ローカル接続されているプリンタは検索の対象にならないので、ユニバーサルプリンタドライバは、ローカル接続されているプリンタと通信するためのポート(USBポート)を、対応する専用プリンタドライバで使用するポートとして設定するよう当該対応する専用プリンタドライバに指示することができないからである。
次に、本発明の実施形態3を図9によって説明する。
実施形態1では先にプリンタ3を検索し、その後に専用プリンタドライバがインストールされているか否かを判定しているが、実施形態3では先に専用プリンタドライバ32がインストールされているか否かを判定し、その後にプリンタ3を検索する。
S501では、実施形態3に係るユニバーサルプリンタドライバ(以下、単に「ユニバーサルプリンタドライバ」という)は、PC2に専用プリンタドライバ32がインストールされているか否か(あるか否か)を判定する(第2の判定処理、第2の判定段階の一例)。
具体的には例えば、ユニバーサルプリンタドライバは、各専用プリンタドライバ32のドライバ名の情報(専用プリンタドライバ情報)を有しているものとする。ユニバーサルプリンタドライバは、PC2にインストールされているプリンタドライバのドライバ名の一覧をOS29から取得し、取得した一覧に含まれているいずれかのドライバ名が専用プリンタドライバ情報に含まれていれば、専用プリンタドライバ32がインストールされていると判定する。
なお、専用プリンタドライバ情報は通信ネットワーク5を介してアップデートされるようにしてもよい。
ユニバーサルプリンタドライバは、専用プリンタドライバ32がインストールされている場合はS502に進み、インストールされていない場合はS101に進む。
ユニバーサルプリンタドライバは、対応する機種のプリンタ3が見つかった場合はS504に進み、見つからなかった場合はS101に進む。
次に、本発明の実施形態4を図10によって説明する。
実施形態4は実施形態3の変形例である。実施形態4では、プリンタ3に実行させる印刷機能をユーザに指定させ、指定された印刷機能がユニバーサルプリンタドライバから制御できないプリンタ固有の印刷機能である場合に、専用プリンタドライバ32がインストールされているか否かを判定する。
S601では、実施形態4に係るユニバーサルプリンタドライバ(以下、単に「ユニバーサルプリンタドライバ」という)は、プリンタ固有の印刷機能で検索を行うか否かを選択させるための図示しない画面を表示し、プリンタ固有の印刷機能で検索を行うか否かをユーザに選択させる。
ユニバーサルプリンタドライバは、ユーザがプリンタ固有の印刷機能での検索を選択した場合はS602に進み、プリンタ固有の印刷機能での検索を選択しなかった場合はS101に進む。
実施形態4に係る印刷条件設定画面では、ユーザはカラー/モノクロ、高画質/低画質などの一般的な印刷機能に加えて、両面印刷、セキュアプリントなどのプリンタ3に固有の印刷機能を実行させるか否かを指定することができる。
具体的には例えば、ユニバーサルプリンタドライバは、各専用プリンタドライバ32のドライバ名と各専用プリンタドライバ32が制御可能な印刷機能とを対応付けたプリンタドライバ機能情報を有しているものとする。ユニバーサルプリンタドライバは、PC2にインストールされているプリンタドライバのドライバ名の一覧をOS29から取得し、取得した一覧に含まれているいずれかのドライバ名に対応付けられている印刷機能にS602で指定されたプリンタ固有の印刷機能が含まれていれば、プリンタ固有の印刷機能を制御できる専用プリンタドライバ32がインストールされていると判定する。
なお、プリンタドライバ機能情報は通信ネットワーク5を介してアップデートされるようにしてもよい。
S606では、ユニバーサルプリンタドライバは図示しないプリンタ選択画面を表示し、見つかったプリンタ3の中からいずれかのプリンタ3をユーザに指定させる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、メッセージ画面53を表示し、更に、印刷条件を設定するための画面を表示させるようにしてもよい。
具体的には例えば、指定されたプリンタ3と通信するためのポートを専用プリンタドライバ32で使用するポートとして設定するよう、ユニバーサルプリンタドライバがOS29に指示してもよい。
また、その場合に、専用プリンタドライバ32によるプリンタ3の制御が終了した後に、専用プリンタドライバ32のポートを元のポートに戻すよう、ユニバーサルプリンタドライバがOS29に指示してもよい。
2・・・パーソナルコンピュータ
3(3A〜3D)・・・プリンタ
5・・・通信ネットワーク
30・・・アプリケーションプログラム
31・・・ユニバーサルプリンタドライバ
32・・・専用プリンタドライバ
35・・・ポート切替ツール
40・・・TCP/IPポート
50・・・印刷画面
51・・・プリンタ選択画面
52・・・印刷条件設定画面
53・・・メッセージ画面
Claims (11)
- 1以上のデバイスと通信可能に接続されている情報処理装置で実行されるユニバーサルデバイスドライバであって、
前記1以上のデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させる第1の指定処理と、
前記第1の指定処理によって指定されたデバイスの機種に対応する専用デバイスドライバが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する第1の判定処理と、
前記第1の判定処理によって前記対応する専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記指定されたデバイスと通信するためのポートを、前記対応する専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するか、又は前記対応する専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するよう前記対応する専用デバイスドライバに指示する第1のポート設定処理と、
前記第1の判定処理によって前記対応する専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記対応する専用デバイスドライバを使用できることをユーザに報知する第1の報知処理と、
前記第1の判定処理によって前記対応する専用デバイスドライバがインストールされていないと判定された場合に、前記指定されたデバイスと通信するためのポートを、当該ユニバーサルデバイスドライバで使用するポートとして設定する第2のポート設定処理と、
前記第2のポート設定処理によってポートが設定された後に、当該設定されたポートを介して前記指定されたデバイスを制御する第1の制御処理と、
を前記情報処理装置に実行させるユニバーサルデバイスドライバ。 - 請求項1に記載のユニバーサルデバイスドライバであって、
前記第1の報知処理において、前記第1の指定処理で指定されたデバイスの機種に対応する専用デバイスドライバを呼び出して制御条件を設定するための画面を表示させることにより、当該専用デバイスドライバを使用できることをユーザに報知する、ユニバーサルデバイスドライバ。 - 1以上のデバイスと通信可能に接続されている情報処理装置で実行されるユニバーサルデバイスドライバであって、
デバイスの機種に対応する専用デバイスドライバが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する第2の判定処理と、
前記第2の判定処理で前記専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記1以上のデバイスの中から当該インストールされている専用デバイスドライバに対応する機種のデバイスを検索する検索処理と、
前記検索処理によってデバイスが見つかった場合に、見つかったデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させる第2の指定処理と、
前記第2の指定処理によって指定されたデバイスと通信するためのポートを、当該指定されたデバイスの機種に対応する前記専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するか、又は前記対応する専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するよう前記対応する専用デバイスドライバに指示する第3のポート設定処理と、
前記第2の指定処理によって指定されたデバイスに対応する専用デバイスドライバを使用できることをユーザに報知する第2の報知処理と、
前記第2の判定処理で専用デバイスドライバがインストールされていないと判定された場合、又は、前記検索処理でデバイスが見つからなかった場合に、前記1以上のデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させる第3の指定処理と、
前記第3の指定処理によって指定されたデバイスと通信するためのポートを、当該ユニバーサルデバイスドライバで使用するポートとして設定する第4のポート設定処理と、
前記第4のポート設定処理によってポートが設定された後に、当該設定されたポートを介して前記指定されたデバイスを制御する第2の制御処理と、
を前記情報処理装置に実行させるユニバーサルデバイスドライバ。 - 請求項3に記載のユニバーサルデバイスドライバであって、
前記情報処理装置にインストールされている専用デバイスドライバに対応するデバイスを検索するか否かをユーザに指定させる第4の指定処理を前記情報処理装置に実行させ、
前記検索処理において、前記第4の指定処理で前記対応するデバイスを検索するよう指定されている場合に、前記1以上のデバイスの中から前記インストールされている専用デバイスドライバに対応する機種のデバイスを検索し、
前記第3の指定処理において、前記第2の判定処理で専用デバイスドライバがインストールされていないと判定された場合、前記第4の指定処理で前記対応するデバイスを検索するよう指定されていない場合、又は、前記検索処理でデバイスが見つからなかった場合に、前記1以上のデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させる、ユニバーサルデバイスドライバ。 - 請求項3又は請求項4に記載のユニバーサルデバイスドライバであって、
デバイスに実行させる機能をユーザに指定させる機能指定処理を前記情報処理装置に実行させ、
前記第2の判定処理において、前記機能指定処理によって指定された機能を制御可能な前記専用デバイスドライバが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する、ユニバーサルデバイスドライバ。 - 1以上のデバイスと通信可能に接続されており、少なくともユニバーサルデバイスドライバがインストールされている情報処理装置を用いたデバイス制御方法であって、
前記1以上のデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させる第1の指定段階と、
前記第1の指定段階で指定されたデバイスの機種に対応する専用デバイスドライバが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する第1の判定段階と、
前記第1の判定段階で前記対応する専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記指定されたデバイスと通信するためのポートを、前記対応する専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するか、又は前記対応する専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するよう前記対応する専用デバイスドライバに指示する第1のポート設定段階と、
前記第1の判定段階で前記対応する専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記対応する専用デバイスドライバを使用できることをユーザに報知する第1の報知段階と、
前記第1の判定段階で前記対応する専用デバイスドライバがインストールされていないと判定された場合に、前記指定されたデバイスと通信するためのポートを、前記ユニバーサルデバイスドライバで使用するポートとして設定する第2のポート設定段階と、
前記第2のポート設定段階でポートが設定された後に、前記ユニバーサルデバイスドライバを実行し、当該設定されたポートを介して前記指定されたデバイスを制御する第1の制御段階と、
を含むデバイス制御方法。 - 請求項6に記載のデバイス制御方法であって、
前記第1の判定段階において前記専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記第1のポート設定段階の前に、当該専用デバイスドライバで使用するポートとして設定されている元のポートのポート識別情報を取得する第1の取得段階と、
前記専用デバイスドライバによる前記指定されたデバイスの制御が終了した後に、前記専用デバイスドライバで使用するポートを、前記ポート識別情報によって識別される元のポートに戻す復元段階と、
を含むデバイス制御方法。 - 請求項7に記載のデバイス制御方法であって、
前記専用デバイスドライバで使用するポートを元のポートに戻すか否かをユーザに指定させる第2の指定段階を含み、
前記復元段階において、前記第2の指定段階で元のポートに戻すよう指定されている場合は前記専用デバイスドライバで使用するポートを元のポートに戻し、前記第2の指定段階で元のポートに戻すよう指定されていない場合は元のポートに戻さない、デバイス制御方法。 - 請求項7又は請求項8に記載のデバイス制御方法であって、
前記第1の指定段階において、USB接続されているデバイス以外の1以上のデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させ、
前記復元段階において、前記元のポートの種類がUSBポートである場合は前記専用デバイスドライバで使用するポートを元のポートに戻し、それ以外の種類である場合は元に戻さない、デバイス制御方法。 - 請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載のデバイス制御方法であって、
前記第1の判定段階において前記対応する専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記第1の指定段階で指定されたデバイスと通信するためのポートのポート識別情報を取得する第2の取得段階と、
前記復元段階において前記専用デバイスドライバで使用するポートを元のポートに戻した後に、当該元のポートを介してデバイスと通信可能か否かを判定する通信判定段階と、
前記通信判定段階において通信不能と判定された場合に、前記第2の取得段階で取得したポート識別情報によって識別されるポートを、前記専用デバイスドライバで使用するポートとして再設定する再設定段階と、
を含むデバイス制御方法。 - 1以上のデバイスと通信可能に接続されており、少なくともユニバーサルデバイスドライバがインストールされている情報処理装置を用いたデバイス制御方法であって、
デバイスの機種に対応する専用デバイスドライバが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する第2の判定段階と、
前記第2の判定段階において前記専用デバイスドライバがインストールされていると判定された場合に、前記1以上のデバイスの中から当該インストールされている専用デバイスドライバに対応する機種のデバイスを検索する検索段階と、
前記検索段階でデバイスが見つかった場合に、見つかったデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させる第3の指定段階と、
前記第3の指定段階で指定されたデバイスと通信するためのポートを、当該指定されたデバイスの機種に対応する前記専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するか、又は前記対応する専用デバイスドライバで使用するポートとして設定するよう当該専用デバイスドライバに指示する第3のポート設定段階と、
前記第3の指定段階で指定されたデバイスに対応する専用デバイスドライバを使用できることをユーザに報知する第2の報知段階と、
前記第2の判定段階で専用デバイスドライバがインストールされていないと判定された場合、又は、前記検索段階でデバイスが見つからなかった場合に、前記1以上のデバイスの中からいずれかのデバイスをユーザに指定させる第3の指定段階と、
前記第3の指定段階で指定されたデバイスと通信するためのポートを、前記ユニバーサルデバイスドライバで使用するポートとして設定する第4のポート設定段階と、
前記第4のポート設定段階でポートが設定された後に、当該設定されたポートを介して前記指定されたデバイスを制御する第2の制御段階と、
を含むデバイス制御方法。
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