JP2019160061A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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浩輔 奥永
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洋一 峰岸
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【課題】呼び出し先画面と呼び出し元画面との間で所定の情報を共有すること。【解決手段】プリンタドライバがインストールされた情報処理装置であって、前記プリンタドライバに対する第1の印刷設定を行うための第1の画面を表示する第1の表示手段と、前記プリンタドライバに対する第2の印刷設定を行うための第2の画面の表示操作に応じて、前記第1の画面と前記第2の画面とで共有される記憶領域に所定の情報を保存する第1の保存手段と、前記記憶領域に記憶されている前記所定の情報に基づいて、前記第2の画面を表示する第2の表示手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
Windows(登録商標)8以降のWindowsOS(Operating System)では、従来のデスクトップアプリに加えて、ストアアプリと呼ばれる新しいアプリケーションの仕組みが導入された。また、Windows8以降のWindowsOSでは、従来のVersion3(以降、「V3」と表す。)プリンタドライバに加えて、Version4(以降、「V4」と表す。)プリンタドライバと呼ばれる新しいプリンタドライバのアーキテクチャが導入された。
V4プリンタドライバにおいて、ストアデバイスアプリ(DCA:Device Companion Application)によって提供される印刷設定画面から他の画面(例えば、ヘルプ画面)を呼び出して表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されている技術によれば、V4プリンタドライバにおいて、ストアデバイスアプリによって提供される印刷設定画面と、ヘルプ画面とを同時に閲覧可能に表示させることができる。
しかしながら、上記の従来技術では、呼び出し元である印刷設定画面と、呼び出し先である他の画面(例えば、ヘルプ画面)との両方の画面をユーザが操作可能であった。このため、例えば、印刷設定画面に表示された設定項目に対する詳細設定画面を呼び出し先の画面としたい場合、ユーザの印刷設定値の変更操作等によって、呼び出し元の印刷設定画面と、呼び出し先の詳細設定画面との間で設定値の矛盾等が発生する可能性があった。
これに対して、例えば、呼び出し元の画面と呼び出し先の画面との間で、呼び出し先の画面の状態に応じて呼び出し元の画面に対する操作を制御するための情報を共有することができれば、呼び出し元の画面に対する操作を適切に制限することができると考えられる。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、呼び出し先画面と呼び出し元画面との間で所定の情報を共有することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置であって、前記プリンタドライバに対する第1の印刷設定を行うための第1の画面を表示する第1の表示手段と、前記プリンタドライバに対する第2の印刷設定を行うための第2の画面の表示操作に応じて、前記第1の画面と前記第2の画面とで共有される記憶領域に所定の情報を保存する第1の保存手段と、前記記憶領域に記憶されている前記所定の情報に基づいて、前記第2の画面を表示する第2の表示手段と、を有することを特徴とする。
呼び出し先画面と呼び出し元画面との間で所定の情報を共有することができる。
本実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 実施例1における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 ストアデバイスアプリのmanifestファイルに含まれる定義内容の一例を示す図である。 実施例1における印刷設定処理の一例を示すシーケンス図である。 ストアアプリからの印刷時における印刷設定画面及び詳細設定ダイアログの一例を示す図である。 実施例1における設定ファイルの一例を示す図(その1)である。 実施例1における設定ファイルの一例を示す図(その2)である。 ストアデバイスアプリの起動後に実行される処理の一例を示すフローチャートである。 詳細設定ダイアログとして表示される画面の決定処理の一例を示すフローチャートである。 ストアアプリからの印刷時における印刷設定画面及び詳細設定ダイアログの他の例を示す図である。 実施例2における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 実施例3における印刷設定画面及び詳細設定ダイアログの一例を示す図である。 実施例3における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 実施例3における印刷設定処理の一例を示すシーケンス図である。 実施例4における印刷設定処理の一例を示すシーケンス図である。 実施例4における設定ファイル及び制御情報ファイルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<システム構成>
まず、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1には、情報処理装置10と、画像形成装置20とが含まれる。また、情報処理装置10と画像形成装置20とは、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワーク30を介して互いに通信可能に接続されている。なお、情報処理装置10と画像形成装置20とは、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等の各種ケーブルを介して互いに通信可能に接続されていても良い。
情報処理装置10は、例えば、PC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末等の種々の端末装置である。情報処理装置10は、例えば、ユーザからの印刷指示を受け付けて、印刷対象データから印刷データを作成した上で、印刷データの印刷を要求するための印刷要求を画像形成装置20に送信する。
なお、印刷対象データとは、例えば、画像データや文書データ等の印刷可能な電子データのことである。また、印刷データとは、印刷対象データを、画像形成装置20が印刷可能な形式(例えば、PDL(Page Description Language)形式等)に変換した電子データである。
画像形成装置20は、例えば、プリンタ、印刷機能を備えたMFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer)等である。画像形成装置20は、情報処理装置10から受信した印刷要求に応じて、印刷データを印刷する。なお、画像形成装置20がMFPである場合、当該画像形成装置20は、印刷機能以外にも、例えば、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を備えている。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。情報処理システム1には、例えば、情報処理装置10から受信した印刷データを蓄積等する印刷サーバが含まれていても良い。このような場合、印刷サーバは、画像形成装置20からの要求に応じて、蓄積している印刷データを要求元の画像形成装置20に送信する。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1に含まれる情報処理装置10及び画像形成装置20のハードウェア構成について、図2及び図3を用いて説明する。
≪情報処理装置10≫
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10は、入力装置101と、表示装置102と、外部I/F103と、RAM(Random Access Memory)104とを有する。また、本実施形態に係る情報処理装置10は、ROM(Read Only Memory)105と、CPU(Central Processing Unit)106と、通信I/F107と、補助記憶装置108とを有する。これらのハードウェアは、バスBで互いに接続されている。
入力装置101は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、例えば、ディスプレイ等であり、情報処理装置10の処理結果を表示する。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103a等がある。情報処理装置10は、外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取りや書き込み等を行うことができる。記録媒体103aには、例えば、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM105には、OS設定、ネットワーク設定等のプログラムやデータ、及び情報処理装置10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)が格納されている。
CPU106は、ROM105や補助記憶装置108等の記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、当該プログラムやデータに基づく処理を実行することで、情報処理装置10全体の制御やその他の機能を実現する演算装置である。
通信I/F107は、情報処理装置10をネットワーク30に接続するインタフェースである。情報処理装置10は、通信I/F107を介して、他の装置と通信を行うことができる。
補助記憶装置108は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置108に格納されるプログラムやデータには、情報処理装置10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。なお、補助記憶装置108は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステムやDBにより管理している。
本実施形態に係る情報処理装置10は、図2に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
≪画像形成装置20≫
図3は、本実施形態に係る画像形成装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置20は、コントローラ201と、操作パネル202と、外部I/F203と、通信I/F204と、プロッタ205とを有する。また、コントローラ201は、CPU211と、RAM221と、ROM231と、NVRAM241と、補助記憶装置251とを有する。
ROM231は、各種プログラムやデータを格納している不揮発性の半導体メモリである。RAM221は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。NVRAM241は、例えば設定情報等を格納している。補助記憶装置251は、例えば、HDDやSSD等であり、各種プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。
CPU211は、ROM231やNVRAM241、補助記憶装置251等からプログラムやデータ、設定情報等をRAM221上に読み出し、当該プログラムやデータに基づく処理を実行することで、画像形成装置20全体の制御やその他の機能を実現する演算装置である。
操作パネル202は、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを有する入出力装置である。外部I/F203は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203a等がある。画像形成装置20は、外部I/F203を介して、記録媒体203aを読み取りや書き込み等を行うことができる。記録媒体203aには、例えば、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F204は、画像形成装置20をネットワーク30に接続するインタフェースである。画像形成装置20は、通信I/F204を介して、他の装置と通信を行うことができる。プロッタ205は、印刷データを印刷する印刷装置である。
本実施形態に係る画像形成装置20は、図3に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<情報処理装置10のソフトウェア構成>
次に、本実施形態に係る情報処理装置10のソフトウェア構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る情報処理装置10のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10は、アプリケーション310と、OS320と、プリンタドライバ330と、ストアデバイスアプリ340とを有する。
アプリケーション310は、例えば文書作成ソフト、画像閲覧・編集ソフト、ブラウザ等、ユーザの印刷指示に応じて、OS320に印刷の指示(要求)を行うことができるアプリケーションソフトである。アプリケーション310には、ストアアプリ311と、デスクトップアプリ312とが含まれる。
ストアアプリ311は、例えば、Windows8/WindowsRT及びそれ以降のバージョンのWindowsOSにアプリケーションを提供する「Windowsストア」から入力可能なアプリケーションである。ストアアプリ311では、「ストアアプリ UI」が用いられる。なお、Windows8及びWindows8.1では、OS320によって提供される「Modern UI」又は「Metro UI」とも称されるUIからストアアプリ511が呼び出される。
一方、デスクトップアプリ312は、例えば、Windows7以前のバージョンのWindowsOSにおいても使用可能なアプリケーションである。
OS320は、Windows8/WindowsRT及びそれ以降のバージョンのWindowsOSである。ただし、OS320は、Windows8/WindowsRT及びそれ以降のバージョンのWindowsOSに限られず、これらのWindowsOSと同様の特徴を備えるOSであっても良い。
プリンタドライバ330は、印刷を制御するプログラムであり、本実施形態では、前述したV4プリンタドライバである。プリンタドライバ330には、拡張設定部331と、設定制御部332と、描画部333とが含まれる。
拡張設定部331は、プリンタ拡張とも称され、デスクトップアプリ312から印刷を行う場合に、ベンダ独自の印刷設定画面等を表示する。
設定制御部332は、禁則スクリプトとも称され、例えば、印刷設定の組み合わせが正当であるか否かを検証する。拡張設定部331は、例えば、設定制御部332により正当でないと検証された印刷設定の組み合わせを非表示にしたり、デフォルト値にしたりすること等ができる。
また、設定制御部332は、アプリケーション310やOS320等からの要求に応じて、プリンタドライバ330が設定可能な機能の情報を示すPrintCapabilityを返信する。更に、設定制御部332は、アプリケーション310やOS320等からの要求に応じて、プリンタドライバ330に設定されている各種機能の設定値をDevmodePropertyBagから取得し、取得した設定値を示すPrintTicketを返信する。また、設定制御部332は、PrintTicketで示された設定値をDevmodePropertyBagに保存する。
なお、OS320に返信されたPrintCapabilityやPrintTicketは、例えば、拡張設定部331が表示する印刷設定画面における各機能の現在値の表示、選択肢の表示等に利用される。
描画部333は、アプリケーション310において印刷指示が行われた印刷対象データから印刷データを作成する。
ストアデバイスアプリ340は、DCAとも称され、ストアアプリ311から印刷を行う場合に、ベンダ独自の印刷設定画面を表示する。ストアデバイスアプリ340の起動方法には、(1)通常のストアアプリ311のようにホーム画面(又はスタート画面)から起動する方法と、(2)ベンダ独自の印刷設定画面を表示するためにOS320が表示する印刷画面(印刷ダイアログ)から起動する方法と、(3)ストアデバイスアプリ340に関連付けられた拡張子のファイルを開く事で起動する方法との3つがある。以降では、上記(2)の方法でストアデバイスアプリ340を起動することを「ドライバUIとしてストアデバイスアプリ340を起動する」とも表し、上記(3)の方法(及び(1)の方法)で起動されたストアデバイスアプリ340を「ストアデバイスアプリ340を単独起動する」とも表す。
なお、ストアデバイスアプリ340は、ストアアプリ311と同様に、「Windowsストア」から入手可能なアプリケーションである。
デスクトップアプリ312から印刷を行う場合、プリンタドライバ330は、拡張設定部331により表示された印刷設定画面で設定された設定内容に基づいて、印刷データを作成することができる。一方で、ストアアプリ311から印刷を行う場合、プリンタドライバ330は、ストアデバイスアプリ340により表示された印刷設定画面で設定された設定内容に基づいて、印刷データを作成することができる。
(実施例1)
以降では、本実施形態に係る情報処理装置10の実施例1について説明する。実施例1では、ドライバUIとして起動されたストアデバイスアプリ340により印刷設定画面を表示し、この印刷設定画面に含まれる設定項目に対する詳細設定画面(詳細設定ダイアログ)を、単独起動されたストアデバイスアプリ340により表示する場合について説明する。このとき、実施例1では、詳細設定ダイアログが表示されている間は印刷設定画面に対する操作を行えないように制御する。すなわち、詳細設定ダイアログがモーダルダイアログとして表示されるように制御する。
<機能構成>
まず、実施例1における情報処理装置10の機能構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、実施例1における情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。
図5に示すように、実施例1における情報処理装置10は、ドライバUI部341と、情報管理部342と、ダイアログ部343と、印刷設定管理部344と、画面決定部345とを有する。これら各部は、ストアデバイスアプリ340がCPU106に実行させる処理により実現される。
また、実施例1における情報処理装置10は、記憶領域350を有する。当該記憶領域は、例えば補助記憶装置108を用いて実現可能である。なお、当該記憶領域は、例えば、情報処理装置10とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
ドライバUI部341は、ストアデバイスアプリ340がドライバUIとして起動された場合に、印刷設定画面を表示する。なお、ストアデバイスアプリ340は、例えば、ストアアプリ311における印刷指示操作に応じてOS320によって表示される印刷ダイアログで、印刷設定画面の表示操作が行われることでドライバUIとして起動される。
情報管理部342は、記憶領域350への情報の書き込みや記憶領域350からの情報の読み出し等を行う。
ダイアログ部343は、ストアデバイスアプリ340が単独起動された場合に、詳細設定ダイアログを表示する。
印刷設定管理部344は、情報管理部342を介して、ストアデバイスアプリ340が単独起動された場合に、設定情報(設定項目とその設定値とを示す情報)を記憶領域350から読み出す。また、詳細設定ダイアログで設定値の変更操作等が行われた場合、印刷設定管理部344は、情報管理部342を介して、設定情報を記憶領域350に書き込む。
画面決定部345は、印刷設定画面で設定されている印刷設定に応じて、詳細設定ダイアログとして表示される画面を決定する。これは、印刷設定画面で設定されている印刷設定に応じて、詳細設定ダイアログに表示される設定項目の数や種類等が異なる場合があるためである。
記憶領域350は、ドライバUIとして起動されたストアデバイスアプリ340と、単独起動されたストアデバイスアプリ340との間で共有される情報を記憶する領域である。記憶領域350に記憶される情報には、ストアデバイスアプリ340に関連付けられた拡張子(後述する独自の拡張子)の設定ファイルがある。記憶領域350として利用される記憶領域は、例えば、ストアデバイスアプリ340のアプリケーションデータの保存に用いられる記憶領域やユーザディレクトリ(ユーザのマイドキュメント以下)に用いられる記憶領域等である。
ここで、実施例1におけるストアデバイスアプリ340は、インストール時に、任意に決められた独自の拡張子と関連付けされる。ストアデバイスアプリ340に独自の拡張子を関連付けるには、アプリケーション310毎に紐付けされるmanifestファイルにおいて、filetypeassociationと呼ばれるカテゴリに拡張子を定義することで行われる。一例として、ストアデバイスアプリ340に対して独自の拡張子「.abc」を関連付ける場合に、このストアデバイスアプリ340に紐付けされるmanifestファイルに含まれるfiletypeassociationカテゴリ定義1000を図6に示す。図6に示すように、filetypeassociationカテゴリ定義1000には、独自の拡張子「.abc」をストアデバイスアプリ340に関連付けるための定義内容1100が含まれている。これにより、独自の拡張子「.abc」のファイルが開かれる事で、ストアデバイスアプリ340が起動されるようになる。
<印刷設定処理>
次に、ドライバUIとして起動されたストアデバイスアプリ340により表示された印刷設定画面と、単独起動されたストアデバイスアプリ340により表示された設定詳細ダイアログとにおいて印刷設定を行う処理について、図7を参照しながら説明する。図7は、実施例1における印刷設定処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザによりストアデバイスアプリ340がドライバUIとして起動されると(ステップS101)、ドライバUI部341は、例えば図8に示すような印刷設定画面G100を表示する。このとき起動されたストアデバイスアプリ340のプロセスを「第1プロセス」とする。以降では、第1プロセスで起動しているストアデバイスアプリ340を「ストアデバイスアプリ340−1」と表す。
図8に示す印刷設定画面G100には、一例として、設定項目「用紙方向」の設定値を指定するための設定欄G110と、設定項目「集約」の設定値を指定するための設定欄G120とが含まれている。また、図8に示す印刷設定画面G100には、設定項目「集約」に関する詳細な設定(ページ配列)を指定可能な詳細設定ダイアログを表示するための詳細設定ボタンG130が含まれる。
ユーザにより印刷設定操作(例えば、設定欄G110や設定欄G120における設定値の指定操作)が行われると(ステップS102)、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、当該操作を受け付ける。また、ユーザにより詳細設定ダイアログの表示操作(例えば、詳細設定ボタンG130の押下操作)が行われると(ステップS103)、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、当該操作を受け付ける。
ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、印刷設定画面G100で設定された設定情報と、印刷設定画面G100に対する操作を制御するための制御情報とを書き込んだ、独自の拡張子(例えば、「.abc」)の設定ファイル2000を作成する。そして、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、情報管理部342を介して、作成した設定ファイル2000を記憶領域350に保存する(ステップS104)。
ここで、設定ファイル2000の一例を図9に示す。図9に示すように、設定ファイル2000には、設定情報2100と、制御情報2200とが含まれる。設定情報2100は、印刷設定画面G100で設定された1以上の設定項目とその設定値とが含まれる情報である。例えば、図9に示す例では、設定項目「orientation」(用紙方向)とその設定値「portrait」(縦)とが含まれている。同様に、図9に示す例では、設定項目「layout」(集約)とその設定値「4in1」とが含まれている。
制御情報2200は、印刷設定画面G100に対する操作を制御するための情報であり、印刷設定画面G100のどの詳細設定ボタンが押されたのかを示す配置情報(display)と、この詳細設定ボタンの押下によって表示される詳細設定ダイアログのステータス(status)とが含まれる。例えば、図9に示す例では、配置情報「layoutdetail」が含まれる。また、図9に示す例では、ステータス「openDialog」が含まれる。このステータス「openDialog」は、詳細設定ダイアログが表示されていることを示すステータスである。ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、上記のステップS104で、詳細設定ダイアログが表示されていることを示すステータスが含まれる制御情報2200を書き込んだ設定ファイル2000を作成する。
図7に戻る。ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、印刷設定画面G100に対する操作を無効にする(ステップS105)。次に、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、上記のステップS104で記憶領域350に保存した設定ファイル2000(すなわち、独自の拡張子の設定ファイル2000)を開く(ステップS106)。このとき、記憶領域350がストアデバイスアプリ340のアプリケーションデータの保存に用いられる記憶領域である場合、ドライバUI部341は、例えば、msappdataプロトコルを用いて設定ファイル2000を開く必要がある。なお、ドライバUI部341は、必ずしも記憶領域350に記憶されている設定ファイル2000を開く必要はなく、独自の拡張子(本実施形態では拡張子「.abc」)の任意のファイルを開いても良い。
ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、設定ファイル2000を開くと、この設定ファイル2000の拡張子(.abc)に関連付けられたアプリケーションの起動をOS340に要求する(ステップS107)。
また、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、記憶領域350に記憶されている設定ファイル2000の制御情報2200に含まれるステータスが、詳細設定ダイアログが閉じられたことを示すステータスに更新されたか否かを監視する(ステップS108)。ドライバUI部341は、このような監視を、例えば、数百ミリ秒乃至数秒毎に行う。
OS340は、ストアデバイスアプリ340を単独起動する(ステップS109)。このとき、ストアデバイスアプリ340のプロセスは第1のプロセスとは別のプロセスで起動される。この別のプロセスを「第2プロセス」とする。以降では、第2プロセスで起動しているストアデバイスアプリ340を「ストアデバイスアプリ340−2」と表す。なお、単独起動されるストアデバイスアプリ340は、起動後に、記憶領域350に設定ファイル2000が記憶されている否かを判定し、記憶領域350に設定ファイル2000記憶されている場合にのみ起動する。この起動後の処理の詳細については後述する。
ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、現在の設定の取得を印刷設定管理部344に要求する(ステップS110)。すると、ストアデバイスアプリ340−2の印刷設定管理部344は、情報管理部342を介して、記憶領域350に記憶されている設定ファイル2000から設定情報2100を読み込む(ステップS111)。これにより、ストアデバイスアプリ340−2は、ストアデバイスアプリ340−1が表示した印刷設定画面G100で設定された設定情報2100を取得することができる。すなわち、設定詳細ダイアログの呼び出し元である印刷設定画面と、呼び出し先である詳細設定ダイアログとの間で設定情報2100を共有することができる。
次に、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、詳細設定ダイアログとして表示させる画面の決定を画面決定部345に要求する(ステップS112)。このとき、ダイアログ部343は、上記のステップS111で読み込んだ設定情報2100が含まれる要求を画面決定部345に行う。そして、画面決定部345は、詳細設定ダイアログとして表示させる画面を決定した上で、決定した画面の内容をダイアログ部343に返信する。なお、詳細設定ダイアログとして表示させる画面を決定する処理の詳細については後述する。
ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、例えば図8に示すような詳細設定ダイアログG200を表示する(ステップS113)。このとき、上記のステップS105で印刷設定画面G100に対する操作を無効にしているため、ユーザは、当該印刷画面G200に対して操作を行うことができない。すなわち、上記のステップS113で表示された詳細設定ダイアログG200は、モーダルダイアログとして表示される。これにより、実施例1における情報処理装置10では、印刷設定画面G100と詳細設定ダイアログG200との間で矛盾のある設定値が設定されてしまうような事態を防止することができる。また、実施例1における情報処理装置10では、詳細設定画面がダイアログとして表示されることで、印刷設定画面G100で設定されている設定値を参照しながら詳細設定ダイアログG200の設定値を指定することもできるようになる。
図8に示す詳細設定ダイアログG200は、設定項目「集約」に関する詳細な設定(ページ配列)を指定するための画面である。図8に示す詳細設定ダイアログG200には、一例として、設定項目「ページ配列」の設定値を指定するための設定欄G210と、設定欄G210で指定された設定値を設定ファイル2000に設定するためのOKボタンG220とが含まれる。なお、OKボタンG220の押下(又はキャンセルボタンの押下)によって詳細設定ダイアログG200は閉じられる。
ユーザにより印刷設定操作(例えば、設定欄G210における設定値の指定操作)が行われると(ステップS114)、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、当該操作を受け付ける。また、ユーザにより設定値の設定操作(例えば、OKボタンG220の押下操作)が行われると(ステップS115)、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、当該操作を受け付ける。
ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、設定値の変更操作が行われたことと、詳細設定ダイアログG200で設定された設定情報の保持とを印刷設定管理部344に要求する(ステップS116)。すると、ストアデバイスアプリ340−2の印刷設定管理部344は、情報管理部342を介して、詳細設定ダイアログG200で設定された設定情報と、詳細設定ダイアログG200が閉じられたことを示すステータスとを設定ファイル2000に書き込む(ステップS117)。
ここで、上記のステップS117で書き込みが行われた後の設定ファイル2000を図10に示す。図10に示すように、上記のステップS117で書き込みが行われた後の設定ファイル2000には、設定情報2100と、制御情報2200とに加えて、設定情報2300が含まれる。設定情報2300は、詳細設定ダイアログG200で設定された1以上の設定項目とその設定値とが含まれる情報である。例えば、図10に示す例では、設定項目「layout_order」とその設定値「left_top」とが含まれる。
また、制御情報2200は、ステータス「closeDialog」が含まれる。すなわち、上記のステップS117でステータス「openDialog」が「closeDialog」に書き換えられる。このステータス「closeDialog」は、詳細設定ダイアログG200が閉じられたことを示すステータスである。このように、ストアデバイスアプリ340−2の印刷設定管理部344は、上記のステップS117で、制御情報2200に含まれるステータスを、詳細設定ダイアログG200が閉じられたことを示すステータスに更新する。
図7に戻る。ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、詳細設定ダイアログG200を閉じる(ステップS118)。これにより、詳細設定ダイアログG200が非表示となる。なお、詳細設定ダイアログG200が閉じられた場合、ストアデバイスアプリ340−2の第2プロセスを終了しても良い。
ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、記憶領域350に記憶されている設定ファイル2000の制御情報2200に含まれるステータスが、詳細設定ダイアログが閉じられたことを示すステータス「closeDialog」に更新されたことを検知した場合、情報管理部342を介して、当該設定ファイル2000に含まれる設定情報2100及び設定情報2300を読み込む(ステップS119)。これにより、ストアデバイスアプリ340−1は、ストアデバイスアプリ340−2が表示した詳細設定ダイアログG200で設定された設定情報2300を取得することができる。すなわち、設定詳細ダイアログの呼び出し元である印刷設定画面と、呼び出し先である詳細設定ダイアログとの間で設定情報2300を共有することができる。
次に、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、上記のステップS119で取得した設定情報2300(すなわち、詳細設定ダイアログG200で設定された設定情報2300)を印刷設定画面G100に反映する(ステップS120)。
次に、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、情報管理部342を介して、記憶領域350に記憶されている設定ファイル2000を削除する(ステップS121)。
次に、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、印刷設定画面G100に対する操作を有効にする(ステップS122)。これにより、印刷設定画面G100に対する操作が再び可能となる。
以上のように、実施例1における情報処理装置10では、ストアアプリ311から印刷を行う場合に、ストアデバイスアプリ340により表示される印刷設定画面G100から詳細設定ダイアログG200を呼び出すことができる。しかも、このとき、実施例1における情報処理装置10では、当該詳細設定ダイアログG200として呼び出すことができる。
これにより、実施例1における情報処理装置10では、印刷設定画面G100と詳細設定ダイアログG200との間で矛盾のある設定値が設定されてしまうような事態を防止することができる。
また、実施例1における情報処理装置10では、詳細設定画面がダイアログとして表示されることで、印刷設定画面G100で設定されている設定値を参照しながら詳細設定ダイアログG200の設定値を指定することもできるようになる。
なお、上記のステップS121以降、例えば、印刷設定画面G100でOKボタン等がユーザにより押下されることで、ストアデバイスアプリ340−1によって設定された印刷設定情報を用いて、プリンタドライバ330により印刷を行うことができるようになる。
<ストアデバイスアプリ340の起動後に実行される処理>
ここで、単独起動されたストアデバイスアプリ340の起動後に実行される処理について、図11を参照しながら説明する。図11は、ストアデバイスアプリ340の起動後に実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11に示す処理は、図7のステップS109において、OS340によって単独起動されたストアデバイスアプリ340−2が起動後に実行する。
まず、ストアデバイスアプリ340−2は、設定ファイル2000が記憶領域350に記憶されているか否かを判定する(ステップS201)。これは、例えば、印刷設定管理部344が、情報管理部342を介して、独自の拡張子(本実施形態では「.abc」)のファイルが記憶領域350に記憶されているか否かを判定すれば良い。
設定ファイル200が記憶領域350に記憶されていると判定した場合(ステップS201でYES)、ストアデバイスアプリ340−2は、当該設定ファイル2000を読み込む(ステップS202)。すなわち、この場合、ストアデバイスアプリ340−2は、図7のステップS110以降の処理を実行する。
設定ファイル200が記憶領域350に記憶されていると判定しなかった場合(ステップS201でYES)、ストアデバイスアプリ340−2は、何もしない又は終了する(ステップS203)。これは、例えば、ストアデバイスアプリ340がホーム画面(又はスタート画面)から起動された場合に該当する。
以上のように、実施例1における情報処理装置10は、ストアデバイスアプリ340がホーム画面(又はスタート画面)から起動された場合、当該ストアデバイスアプリ340は何もしない又は終了するように制御する。これにより、例えば、ストアデバイスアプリ340がホーム画面(又はスタート画面)から起動された場合に、詳細設定ダイアログが表示される事態を防止することができる。
<詳細設定ダイアログとして表示される画面の決定処理>
ここで、詳細設定ダイアログとして表示される画面を決定する処理について、図12を参照しながら説明する。図12は、詳細設定ダイアログとして表示される画面の決定処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す処理は、図7のステップS112において、ダイアログ部343からの要求を受け取った画面決定部345により実行される。以降では、設定項目「集約」に関する詳細設定ダイアログとして、ページ配列を指定するための選択肢が含まれる画面を決定する場合の例について説明する。ただし、設定項目「集約」の設定値としては、「2in1」又は「4in1」のいずれかが指定可能であるものとする。
まず、画面決定部345は、印刷設定画面G100の設定項目「集約」の設定値が「2in1」であるか否かを判定する(ステップS301)。画面決定部345は、設定ファイル2000に含まれる設定情報2100から、当該設定項目「集約」の設定値が「2in1」であるか否かを判定することができる。
設定項目「集約」の設定値が「2in1」であると判定した場合(ステップS301でYES)、画面決定部345は、印刷設定画面G100の設定項目「用紙方向」の設定値が「縦」であるか否かを判定する(ステップS302)。画面決定部345は、設定ファイル2000に含まれる設定情報2100から、当該設定項目「用紙方向」の設定値が「縦」であるか否かを判定することができる。
設定項目「用紙方向」の設定値が「縦」であると判定しなかった場合(ステップS302でNO)、画面決定部345は、ページ配列の選択肢として1つの選択肢が含まれる画面を詳細設定ダイアログに決定する(ステップS303)。これは、2in1の集約印刷を用紙方向「横」で行う場合、通常、ページ配列は「上→下」の1つのみであるためである。
設定項目「用紙方向」の設定値が「縦」であると判定した場合(ステップ3202でYES)、画面決定部345は、ページ配列の選択肢として2つの選択肢が含まれる画面を詳細設定ダイアログに決定する(ステップS304)。これは、2in1の集約印刷を用紙方向「縦」で行う場合、通常、ページ配列は「左→右」と「右→左」との2つがあるためである。この場合、例えば、図13に示すように、ページ配列の選択肢が2つ含まれる詳細設定ダイアログG300が表示される。
設定項目「集約」の設定値が「2in1」であると判定しなかった場合(ステップS301でNO)、画面決定部345は、ページ配列の選択肢として4つの選択肢が含まれる画面を詳細設定ダイアログに決定する(ステップS305)。この場合、設定項目「集約」の設定値は「4in1」であるため、用紙方向に関わらず、ページ配列は「左上→右上→左下→右下」と、「左上→左下→右上→右下」と、「右上→左上→右下→左下」と、「右上→右下→左上→左下」との4つがあるためである。
以上のように、実施例1における情報処理装置10は、ストアデバイスアプリ340−1により表示された印刷設定画面の設定項目に対する詳細設定ダイアログをストアデバイスアプリ340−2が表示する場合に、当該印刷設定画面で設定されている設定値に応じて、詳細設定ダイアログとして表示させる画面の内容を決定することができる。
(実施例2)
以降では、本実施形態に係る情報処理装置10の実施例2について説明する。実施例2では、ストアデバイスアプリ340−2の代わりに、詳細設定ダイアログを表示するストアアプリであるストアダイアログアプリ360を起動させる場合について説明する。
なお、実施例2では、主に、実施例1との相違点について説明し、特に言及しない事項については実施例1と同様であるものとする。
<機能構成>
実施例2における情報処理装置10の機能構成について、図14を参照しながら説明する。図14は、実施例2における情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。
図14に示すように、実施例2における情報処理装置10は、ストアデバイスアプリ340がCPU106に実行させる処理により実現される機能部として、ドライバUI部341と、情報管理部342とを有する。
また、実施例2における情報処理装置10は、ストアダイアログアプリ360がCPU106に実行させる処理により実現される機能部として、情報管理部361と、ダイアログ部362と、印刷設定管理部363と、画面決定部364とを有する。なお、情報管理部361と、ダイアログ部362と、印刷設定管理部363と、画面決定部364とは、実施例1におけるストアデバイスアプリ340−2がCPU106に実行させる処理により実現されるダイアログ部343と、印刷設定管理部344と、画面決定部345と、情報管理部342とそれぞれ同様である。
また、実施例2における情報処理装置10の記憶領域350は、ユーザディレクトリ(ユーザのマイドキュメント以下)に用いられる記憶領域である。
図14に示す機能構成により、実施例1における印刷設定処理(図7)において、ストアデバイスアプリ340−1と、情報管理部361と、ダイアログ部362と、印刷設定管理部363と、画面決定部364とを、それぞれストアダイアログアプリ360と、ダイアログ部362と、印刷設定管理部363と、画面決定部364とに読み替えることで、実施例1と同様に、詳細設定ダイアログを表示することができる。ただし、実施例2では、ストアダイアログアプリ360のインストール時に、当該ストアダイアログアプリ360を独自の拡張値(本実施形態では、「.abc」)と関連付けておく必要がある。
実施例2では、ストアデバイスアプリ340に加えて、ストアダイアログアプリ360を情報処理装置10にインストールする必要があるものの、ストアダイアログアプリ360をストアデバイスアプリ340とは独立に更新等を行うことができるようになる。
(実施例3)
以降では、本実施形態に係る情報処理装置10の実施例3について説明する。実施例3では、詳細設定ダイアログに含まれる設定項目に対する詳細設定ダイアログを表示させる場合について説明する。
すなわち、図15に示すように、印刷設定画面G100の設定項目「集約」に関する詳細設定ダイアログG400において、この詳細設定ダイアログG400の設定項目「ページ配列」に関する詳細設定ダイアログG500を表示させる場合について説明する。以降では、印刷設定画面から表示される詳細設定ダイアログを「子ダイアログ」、子ダイアログから表示される詳細設定ダイアログを「孫ダイアログ」とも表す。なお、一般に、或る詳細設定ダイアログから更に詳細設定ダイアログが呼び出されても良い。
なお、実施例3では、主に、実施例2との相違点について説明し、特に言及しない事項については実施例2と同様であるものとする。
<機能構成>
実施例3における情報処理装置10の機能構成について、図16を参照しながら説明する。図16は、実施例3における情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。
図16に示すように、実施例3における情報処理装置10は、実施例1と同様に、ストアデバイスアプリ340がCPU106に実行させる処理により実現される機能部として、ドライバUI部341と、情報管理部342と、ダイアログ部343と、印刷設定管理部344と、画面決定部345とを有する。
また、実施例3における情報処理装置10は、ストアダイアログアプリ360がCPU106に実行させる処理により実現される機能部として、情報管理部361と、ダイアログ部362と、印刷設定管理部363と、画面決定部364とを有する。これらの各機能部は、実施例2とそれぞれ同様である。
以降で説明する実施例3では、ストアデバイスアプリ340は第1の独自の拡張子(本実施形態では、「.abc」とする。)に関連付けられている一方で、ストアダイアログアプリ360は第2の独自の拡張子(本実施形態では、「.abc2」とする。)に関連付けられているものとする。
<印刷設定処理>
次に、ドライバUIとして起動されたストアデバイスアプリ340により表示された印刷設定画面と、単独起動されたストアデバイスアプリ340により表示された子ダイアログと、ストアダイアログアプリ360により表示された孫ダイアログとにおいて印刷設定を行う処理について、図17を参照しながら説明する。図17は、実施例3における印刷設定処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図17のステップS101〜ステップS113及びステップS114〜ステップS122は、図7と同様であるため、その説明を省略する。
ここで、ステップS113では、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343により、図15に示す詳細設定ダイアログG400が表示されたものとする。図15に示す詳細設定ダイアログG400には、設定項目「ページ配列」の設定値を指定するための設定欄G410と、設定項目「ページ配列」に関する詳細な設定(仕切り線)を指定可能な詳細設定ダイアログG500を表示するための詳細設定ボタンG420が含まれる。
ユーザにより詳細設定ダイアログの表示操作(例えば、詳細設定ボタンG420の押下操作)が行われると(ステップS401)、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、当該操作を受け付ける。
ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、詳細設定ダイアログG400で設定されている設定情報と、当該詳細設定ダイアログG400に対する操作を制御するための制御情報とを書き込んだ、第2の独自の拡張子の設定ファイルを作成する。そして、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、情報管理部342を介して、作成した設定ファイルを記憶領域350に保存する(ステップS402)。なお、このとき、ダイアログ部343は、制御情報として、詳細設定ダイアログG400が表示中であることを示すステータスが含まれる制御情報を書き込んだ設定ファイルを作成する。以降では、第2の独自の拡張子の設定ファイルを「第2の設定ファイル」とも表す。一方で、第1の独自の拡張子の設定ファイルを「第1の設定ファイル」とも表す。なお、第2の設定ファイルの構成は、第1の設定ファイルと同様であるため、その説明は省略する。
次に、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、詳細設定画面G400に対する操作を無効にする(ステップS403)。次に、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、上記のステップS402で記憶領域350に保存した第2の設定ファイルを開く(ステップS404)。
ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、第2の設定ファイルを開くと、この第2の設定ファイルの拡張子(すなわち、「.abc2」)に関連付けられたアプリケーションの起動をOS340に要求する(ステップS405)。
また、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、記憶領域350に記憶されている第2の設定ファイルの制御情報に含まれるステータスが、詳細設定ダイアログG500が閉じられたことを示すステータスに更新されたか否かを監視する(ステップS406)。ダイアログ部343は、このような監視を、例えば、数百ミリ秒乃至数秒毎に行う。
OS340は、第2の独自の拡張子に関連付けられているストアダイアログアプリ360を起動する(ステップS407)。このとき起動されたストアダイアログアプリ360のプロセスを「第3プロセス」とする。なお、ストアデバイスアプリ340と同様に、ストアダイアログアプリ360も、起動後に、記憶領域350に第2の設定ファイルが記憶されている否かを判定し、記憶領域350に当該第2の設定ファイル記憶されている場合にのみ起動する。
ストアダイアログアプリ360のダイアログ部362は、現在の設定の取得を印刷設定管理部344に要求する(ステップS408)。すると、ストアダイアログアプリ360の印刷設定管理部363は、情報管理部361を介して、記憶領域350に記憶されている第2の設定ファイルから設定情報を読み込む(ステップS409)。これにより、ストアダイアログアプリ360は、ストアデバイスアプリ340−2が表示した詳細設定ダイアログG400で設定された設定情報を取得することができる。すなわち、呼び出し元の詳細設定ダイアログと、呼び出し先の詳細設定ダイアログとの間で設定情報を共有することができる。
次に、ストアダイアログアプリ360のダイアログ部362は、詳細設定ダイアログG500として表示させる画面の決定を画面決定部364に要求する(ステップS410)。このとき、ダイアログ部362は、上記のステップS409で読み込んだ設定情報が含まれる要求を画面決定部364に行う。そして、画面決定部364は、詳細設定ダイアログG500として表示させる画面を決定した上で、決定した画面の内容をダイアログ部362に返信する。
ストアダイアログアプリ360のダイアログ部362は、例えば図15に示すような詳細設定ダイアログG500を表示する(ステップS411)。このとき、上記のステップS403で詳細設定ダイアログG400に対する操作を無効にしているため、ユーザは、印刷設定画面G100及び詳細設定ダイアログG400に対して操作を行うことができない。すなわち、上記のステップS411で表示された詳細設定ダイアログG500は、モーダルダイアログとして表示される。これにより、実施例3における情報処理装置10では、印刷設定画面G100と、詳細設定ダイアログG400と、詳細設定ダイアログG500との間で矛盾のある設定値が設定されてしまうような事態を防止することができる。また、実施例3における情報処理装置10では、詳細設定画面がダイアログとして表示されることで、印刷設定画面G100や他の詳細設定ダイアログで設定されている設定値を参照しながら詳細設定ダイアログG500の設定値を指定することもできるようになる。
図15に示す詳細設定ダイアログG500は、設定項目「ページ配列」に関する詳細な設定(仕切り線)を指定するための画面である。図15に示す詳細設定ダイアログG500には、一例として、設定項目「仕切り線」の設定値を指定するための設定欄G510と、設定欄G510で指定された設定値を第2の設定ファイルに設定するためのOKボタンG520とが含まれる。なお、OKボタンG520の押下(又はキャンセルボタンの押下)によって詳細設定ダイアログG500は閉じられる。
ユーザにより印刷設定操作(例えば、設定欄G510における設定値の指定操作)が行われると(ステップS412)、ストアダイアログアプリ360のダイアログ部362は、当該操作を受け付ける。また、ユーザにより設定値の設定操作(例えば、OKボタンG520の押下操作)が行われると(ステップS413)、ストアダイアログアプリ360のダイアログ部362は、当該操作を受け付ける。
ストアダイアログアプリ360のダイアログ部362は、設定値の変更操作が行われたことと、詳細設定ダイアログG500で設定された設定情報の保持とを印刷設定管理部363に要求する(ステップS414)。すると、ストアダイアログアプリ360の印刷設定管理部363は、情報管理部361を介して、詳細設定ダイアログG500で設定された設定情報と、詳細設定ダイアログG500が閉じられたことを示すステータスとを第2の設定ファイルに書き込む(ステップS415)。
ストアダイアログアプリ360のダイアログ部362は、詳細設定ダイアログG500を閉じる(ステップS416)。これにより、詳細設定ダイアログG500が非表示となる。なお、詳細設定ダイアログG500が閉じられた場合、ストアダイアログアプリ360の第3プロセスを終了しても良い。
ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、記憶領域350に記憶されている第2の設定ファイルの制御情報に含まれるステータスが、詳細設定ダイアログG500が閉じられたことを示すステータスに更新されたことを検知した場合、情報管理部342を介して、当該第2の設定ファイルに含まれる設定情報を読み込む(ステップS417)。これにより、ストアデバイスアプリ340−2は、ストアダイアログアプリ360が表示した詳細設定ダイアログG500で設定された設定情報を取得することができる。すなわち、呼び出し元の詳細設定ダイアログG400と、呼び出し先の詳細設定ダイアログG500との間で設定情報を共有することができる。
次に、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、上記のステップS417で取得した設定情報(すなわち、詳細設定ダイアログG500で設定された設定情報)を詳細設定ダイアログG400に反映する(ステップS418)。
次に、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、情報管理部342を介して、記憶領域350に記憶されている第2の設定ファイルを削除する(ステップS419)。
次に、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、詳細設定ダイアログG400に対する操作を有効にする(ステップS420)。これにより、詳細設定ダイアログG400に対する操作が再び可能となる。
以上のように、実施例3における情報処理装置10では、ストアアプリ311から印刷を行う場合に、ストアデバイスアプリ340により表示される印刷設定画面G100から詳細設定ダイアログG400を呼び出すことができると共に、詳細設定ダイアログG400から詳細設定ダイアログG500を呼び出すことができる。しかも、このとき、実施例3における情報処理装置10では、実施例1〜実施例2と同様に、呼び出し先の画面が表示中である間は、呼び出し元の画面に対する操作を無効にすることができる。
(実施例4)
以降では、本実施形態に係る情報処理装置10の実施例4について説明する。実施例4では、実施例1における設定ファイルの代わりに、設定情報が含まれる設定ファイルと、制御情報が含まれる制御情報ファイルとを用いる場合について説明する。
なお、実施例4では、主に、実施例1との相違点について説明し、特に言及しない事項については実施例1と同様であるものとする。
<印刷設定処理>
以降では、実施例4における印刷設定処理について、図18を参照しながら説明する。図18は、実施例4における印刷設定処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図18のステップS101〜ステップS103、ステップS105〜ステップS116、及びステップS118〜ステップS122は、図7と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS103に続いて、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、印刷設定画面G100で設定された設定情報を書き込んだ設定ファイル3000を作成する。このとき、ドライバUI部341は、設定ファイル3000を独自の拡張子(例えば、「.abc」)で作成する。
そして、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341は、情報管理部342を介して、作成した設定ファイル3000を記憶領域350に保存する(ステップS501)。
ここで、設定ファイル3000の一例を図19(a)に示す。図19(a)に示すように、設定ファイル3000には、設定情報3100が含まれる。設定情報3100は、印刷設定画面G100で設定された1以上の設定項目とその設定値とが含まれる情報である。このように、実施例4における設定ファイル3000には、設定情報のみが含まれ、制御情報は別のファイル(後述する制御情報ファイル4000)に書き込まれる。
ステップS112に続いて、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、印刷設定画面G100に対する操作を制御するための制御情報を書き込んだ制御情報ファイル4000を作成する。このとき、ドライバUI部341は、制御情報ファイル4000を独自の拡張子(例えば、「.abc」)で作成する。
そして、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、情報管理部342を介して、作成した制御情報ファイル4000を記憶領域350に保存する(ステップS502)。
ここで、設定ファイル3000の一例を図19(a)に示す。図19(a)に示すように、制御情報ファイル4000には、制御情報4100が含まれる。制御情報4100は、印刷設定画面G100に対する操作を制御するための情報であり、印刷設定画面G100のどの詳細設定ボタンが押されたのかを示す配置情報(display)と、この詳細設定ボタンの押下によって表示される詳細設定ダイアログのステータス(status)とが含まれる。このように、実施例4では、制御情報が制御情報ファイル4000に書き込まれる。
ステップS116に続いて、ストアデバイスアプリ340−2の印刷設定管理部344は、情報管理部342を介して、詳細設定ダイアログG200で設定された設定情報を設定ファイル3000に書き込むと共に、詳細設定ダイアログG200が閉じられたことを示すステータスとを制御情報ファイル4000に書き込む(ステップS503)。これにより、ストアデバイスアプリ340−1のドライバUI部341によって、制御情報ファイル4000に含まれるステータスが「closeDialog」に更新されたことが検知される。
また、ステップS118に続いて、ストアデバイスアプリ340−2のダイアログ部343は、制御情報ファイル4000を記憶領域350から削除する(ステップS504)。
以上のように、実施例4における情報処理装置10では、設定ファイル3000と制御情報ファイル4000を別のファイルとすることができる。これにより、実施例4における情報処理装置10では、第2プロセスとして起動されたストアデバイスアプリ340のみが制御情報ファイル4000の書き込む等を行えば良くなる。
なお、上記の実施例1〜実施例4では、印刷設定(第1の印刷設定)を行うための印刷設定画面に含まれる設定項目に関してより詳細な設定(第2の印刷設定)を行うための画面(又は、この画面に含まれる設定項目に関してより詳細な設定を行うための画面)をダイアログとして表示させたが、ダイアログとして表示される画面は、或る設定項目に関してより詳細な設定を行うための画面に限られない。例えば、印刷設定画面(又は印刷設定画面からダイアログとして表示される画面)に含まれる或る設定項目と所定の関係がある設定項目の設定値を設定するための画面がダイアログとして表示されても良い。このような所定の関係とは、例えば、当該或る設定項目の設定値に応じて、当該設定項目の設定値として選択可能な選択肢が決定されるような連動関係又は排他関係等が挙げられる。すなわち、ダイアログとして表示される画面は、この画面の呼び出し元の画面で設定可能な第1の印刷設定と所定の関係がある第2の印刷設定を行うための画面であっても良い。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
20 画像形成装置
30 ネットワーク
310 アプリケーション
311 ストアアプリ
312 デスクトップアプリ
330 プリンタドライバ
340 ストアデバイスアプリ
341 ドライバUI部
342 情報管理部
343 ダイアログ部
344 印刷設定管理部
345 画面決定部
350 記憶領域
特開2017−111690号公報

Claims (9)

  1. プリンタドライバがインストールされた情報処理装置であって、
    前記プリンタドライバに対する第1の印刷設定を行うための第1の画面を表示する第1の表示手段と、
    前記プリンタドライバに対する第2の印刷設定を行うための第2の画面の表示操作に応じて、前記第1の画面と前記第2の画面とで共有される記憶領域に所定の情報を保存する第1の保存手段と、
    前記記憶領域に記憶されている前記所定の情報に基づいて、前記第2の画面を表示する第2の表示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の印刷設定は、前記第1の画面に含まれる印刷設定項目に対する詳細な印刷設定である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の情報には、前記第2の画面が表示中であるか否かを示す制御情報が含まれ、
    前記第2の画面を非表示にするための非表示操作に応じて、前記記憶領域に保存されている前記制御情報を前記第2の画面が表示中でないことを示すものに更新する第2の保存手段と、
    前記制御情報が前記第2の画面が表示中であることを示すものである間、前記第1の画面に対する操作を無効にする操作制御手段と、を有し、
    前記第1の保存手段は、
    前記第2の画面の表示操作に応じて、前記第2の画面が表示中であることを示す制御情報を前記記憶領域に保存する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の情報には、印刷設定項目の設定値を示す設定情報が含まれ、
    前記第1の保存手段は、
    前記第2の画面の表示操作に応じて、前記第1の画面で設定された印刷設定項目の設定値を示す設定情報を前記記憶領域に保存し、
    前記第2の表示手段は、
    前記記憶領域に記憶されている前記設定情報によって示される印刷設定項目の設定値に応じて、前記第2の画面の内容を決定し、決定した内容の第2の画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の画面の非表示操作は、前記第2の画面に含まれる印刷設定項目に対して指定された設定値の設定操作であり、
    前記第2の保存手段は、
    前記第2の画面における前記設定操作に応じて、前記記憶領域に記憶されている前記設定情報を、前記設定操作により設定された印刷設定項目の設定値を追加した設定情報に更新し、
    前記第1の表示手段は、
    前記第2の保存手段による更新後の設定情報に基づいて、前記第1の画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の表示手段と、前記第2の表示手段とは異なるプロセスのプログラムによって実行され、
    前記記憶領域は、前記プログラムの処理に用いられるデータが格納される所定の記憶領域又は前記情報処理装置のユーザ毎に割り当てられる所定の記憶領域である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プログラムは、前記情報処理装置に搭載されたOSが管理する設定ファイルにおいて所定の拡張子と関連付けられており、
    前記第1の表示手段は、
    前記第2の画面の表示操作に応じて、前記記憶領域に記憶されている前記所定の拡張子のファイルを開くことで、前記第2の表示手段を実行するプログラムの起動を前記OSに要求する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. プリンタドライバがインストールされた情報処理装置が、
    前記プリンタドライバに対する第1の印刷設定を行うための第1の画面を表示する第1の表示手順と、
    前記プリンタドライバに対する第2の印刷設定を行うための第2の画面の表示操作に応じて、前記第1の画面と前記第2の画面とで共有される記憶領域に所定の情報を保存する第1の保存手順と、
    前記記憶領域に記憶されている前記所定の情報に基づいて、前記第2の画面を表示する第2の表示手順と、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
  9. プリンタドライバがインストールされた情報処理装置に、
    前記プリンタドライバに対する第1の印刷設定を行うための第1の画面を表示する第1の表示手順と、
    前記プリンタドライバに対する第2の印刷設定を行うための第2の画面の表示操作に応じて、前記第1の画面と前記第2の画面とで共有される記憶領域に所定の情報を保存する第1の保存手順と、
    前記記憶領域に記憶されている前記所定の情報に基づいて、前記第2の画面を表示する第2の表示手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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