JP2016212744A - 印刷制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】後処理を含む印刷物を確認印刷する場合に、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認できる印刷制御プログラムを提供する。【解決手段】印刷を指示又は実行する装置で動作する印刷制御プログラムであって、装置に、後処理の条件、及び、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷の条件を設定する画面を表示部に表示する表示制御処理と、画面で設定された条件に従って確認印刷を指示又は実行する印刷制御処理と、を実行させる。表示制御処理では、画面で後処理及び前記確認印刷が指示された場合に、確認印刷の条件として、用紙サイズ(用紙サイズのサブメニューc)、印字形態(色数変更のサブメニューd、簡易的表現に変更のサブメニューe)、印字領域(印字領域設定)の少なくとも一つを設定可能にする。【選択図】図13

Description

本発明は、印刷制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法に関し、特に、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷を制御する印刷制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法に関する。
MFP(Multi-Functional Peripherals)などの画像形成装置を用いて印刷を行う場合、クライアント装置にインストールされたプリンタドライバによって表示される印刷設定画面で紙種、用紙サイズ、カラー/モノクロなどの印刷条件を設定すると共に、ステープルやパンチ、折りなどの後処理を設定して印刷指示を行う。その際、複数部の印刷物を作成する場合、ユーザが意図した印刷物が得られるかどうかを確認するために、設定した印刷条件で実際に1部印刷して、印刷物の仕上がりを確認する確認印刷が行われる。この確認印刷では、設定した印刷条件で印刷が行われるため、枚数が多い印刷物やカラーの印刷物を作成すると、用紙やトナーなどの消耗材を無駄に消費してしまい、確認印刷のコストがかかってしまう。そこで、用紙やトナーなどの消耗材の消費を抑制するための様々な方法が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、画像形成用データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像形成用データにより記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、画像が形成された記録媒体に対して後処理を施す後処理手段と、表示部及び入力部を備えた操作手段と、前記画像形成用データをもとに前記操作手段の表示部で用いる表示用データを生成する画像処理手段と、前記操作手段の入力部を通して指示される後処理による記録媒体上の処理位置が、該記録媒体に形成する画像に干渉するか、否かを判定する干渉判定手段を有する画像形成装置であって、前記画像処理手段は、画像形成用データをもとにサムネイル表示用データを生成するとともに、前記干渉判定手段によって干渉することが判定された場合に、この旨を示す情報を表示するデータを、該当する画像のサムネイル表示用データに対応付けて生成する画像形成装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、印刷に用いるシートの種類を含む印刷条件の入力を受け付ける第1の受付処理と、試し印刷の実行指示を受付ける第2の受付処理と、前記第2の受付処理により試し印刷の実行指示が受付けられると、前記第1の受付処理により受付けられた印刷条件の中に、印刷に用いるシートについて第1の種類のシートの指定が含まれているか否かに関わらず、前記第1の種類とは異なる第2の種類のシートを用いる条件に変更すると共に、印刷時の出力形態を製本印刷の形態とした条件に変更して前記印刷装置に印刷を実行させる印刷実行要求処理と、を含む処理を印刷要求装置に実行させるプリンタドライバが開示されている。
特開2008−283403号公報 特開2005−234812号公報
用紙やトナーなどの消耗材の消費を抑制する方法として、特許文献1のように、画面上に印刷物のプレビュー画像を表示する方法が考えられる。しかしながら、ステープルやパンチ、折りなどの後処理が設定されている場合、実際の印刷物では、用紙をめくって印刷画像を確認することになるが、プレビュー画像では、ステープル針やパンチ穴、折り線と印刷画像との平面的な位置関係が表示されるだけであり、用紙をめくった状態での印刷画像の見え方が分からないため、実際の印刷物の仕上がりを確認することができない。
また、特許文献2の方法を利用して安価な用紙を用いて確認印刷を行うこともできる。しかしながら、この方法でも、ステープルやパンチ、折りなどの後処理を行う場合、用紙の硬さや厚みなどにより用紙のめくれ方が変化し、用紙のめくれ方によってステープル針やパンチ穴、折り線近傍における印刷画像の見え方が変化するため、設定された用紙で作成した印刷物の仕上がりを確認することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、後処理を含む印刷物を確認印刷する場合に、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる印刷制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、印刷を指示又は実行する装置で動作する印刷制御プログラムであって、前記装置に、後処理の条件、及び、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷の条件を設定する画面を表示部に表示する表示制御処理、前記画面で設定された条件に従って前記確認印刷を指示又は実行する印刷制御処理、を実行させ、前記表示制御処理では、前記画面で前記後処理及び前記確認印刷が指示された場合に、前記確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にすることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷データに基づいて印刷を実行する画像形成装置であって、後処理、及び、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷が指示された印刷データを受信した場合に、前記確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする画面を表示部に表示する表示制御部と、前記画面で設定された条件に従って前記確認印刷を実行する印刷制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷を指示するクライアント装置と印刷を実行する画像形成装置とが通信ネットワークで接続された印刷システムにおける印刷制御方法であって、前記クライアント装置のプリンタドライバは、後処理の条件、及び、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷の条件を設定する画面を表示部に表示し、前記画面で前記後処理及び前記確認印刷が指示された場合に、前記確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする表示制御処理と、前記画面で設定された条件に従って印刷データを作成して前記画像形成装置に確認印刷を指示する印刷制御処理と、を実行し、前記画像形成装置は、前記印刷データに基づいて、前記確認印刷を行う印刷処理を実行することを特徴とする。
本発明の印刷制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法によれば、後処理を含む印刷物を確認印刷する場合に、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
その理由は、クライアント装置若しくは画像形成装置にインストールされた印刷制御プログラムは、後処理及び確認印刷が指示された場合に、確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にするからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係るクライアント装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印刷制御方法を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印刷制御方法(ステープル用処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における確認領域を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印刷制御方法の一例(用紙サイズの変更)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印刷制御方法の一例(印字形態の変更)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印刷制御方法の一例(印字領域の変更)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印刷制御方法の他の例(印字領域の変更)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印刷制御方法の他の例(印字領域の変更)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷省コスト設定画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る印字領域指定画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印字領域(2つ折りの場合)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印字領域(Z折りの場合)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印字領域(パンチの場合)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印字領域(2つ折り+ステープルの場合)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印字領域(2つ折り+パンチの場合)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印字領域(Z折り+ステープルの場合)を説明する図である。 本発明の一実施例に係る確認印刷における印字領域(Z折り+パンチの場合)を説明する図である。
背景技術で示したように、複数部の印刷物を作成する場合、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷が行われるが、確認印刷では、設定した印刷条件で印刷が行われるため、枚数が多い印刷物やカラーの印刷物を作成すると、用紙やトナーなどの消耗材を無駄に消費し、確認印刷のコストがかかってしまう。
この問題に対して、画面上に印刷物のプレビュー画像を表示する方法が考えられるが、ステープルやパンチ、折りなどの後処理が設定されている場合は、プレビュー画像では、ステープル針やパンチ穴、折り線と印刷画像との平面的な位置関係が表示されるだけであり、用紙をめくった状態での印刷画像の見え方が分からないため、実際の印刷物の仕上がりを確認することができない。また、安価な用紙を用いて確認印刷を行う方法も考えられるが、用紙を変えるとその用紙の硬さや厚みなどによって用紙のめくれ方が変化し、用紙のめくれ方によってステープル針やパンチ穴、折り線近傍における印刷画像の見え方が変化するため、設定された用紙で作成した印刷物の仕上がりを確認することができない。
そこで、本発明の一実施の形態では、確認印刷時に、ステープルやパンチ、折りなどの後処理が設定されている場合、用紙の全体を確認する全体確認か一部を確認する部分確認かを選択可能にし、部分確認が選択された場合に、確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする。すなわち、ステープル、パンチ、折りといった後処理設定を含む確認印刷では、実際の印刷物におけるステープル針やパンチ穴、折り線と印刷画像との位置関係が分かれば十分であることから、用紙サイズを、予め設定された用紙サイズよりも小さく、かつ、ステープル針、パンチ穴の近傍領域を含むサイズに変更したり、印字領域を、予め設定された印字領域よりも狭く、かつ、ステープル針、パンチ穴、折り線の近傍領域を含む領域に変更したり、印刷対象のオブジェクトを点、線又は枠に置き換えて印字形態を簡略化したりすることによって、用紙やトナーなどの消耗材の消費を抑制し、確認印刷にかかるコストを削減する。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る印刷制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法について、図1乃至図21を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を模式的に示す図であり、図2は、クライアント装置の構成を示すブロック図、図3は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図4及び図5は、本実施例の確認印刷における印刷制御方法を示すフローチャート図であり、図6は、確認印刷における確認領域を説明する図である。また、図7乃至図11は、本実施例の確認印刷における印刷制御方法を説明する図であり、図12乃至図14は、本実施例の画面の一例を示す図、図15乃至図21は、本実施例の確認印刷における印字領域を説明する図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、印刷データを送信して印刷を指示するクライアント装置20と、印刷データを受信して印刷を実行する画像形成装置30とで構成される。これらは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークやUSB(Universal Serial Bus)によって接続されている。
[クライアント装置]
図2(a)に示すように、クライアント装置20は、制御部21と、記憶部22と、ネットワークI/F部23と、表示部24と、操作部25などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリとで構成される。図2(b)に示すように、CPUは、クライアント装置20の動作を制御するためのプログラム、Windows(登録商標)やMacintosh(登録商標)等のOS(Operating System)26、アプリケーション27、画像形成装置30を制御するためのプリンタドライバ28をROM又は記憶部22から読み出し、RAMに展開して実行する。
上記プリンタドライバ28は、印刷制御プログラムであり、アプリケーション27を用いて作成された原稿のデータを、画像形成装置30が解釈可能な言語(PCL(Printer Control Language)やPS(Post Script)などのPDL(Page Description Language))に変換して印刷データを作成し、当該印刷データを画像形成装置30に送信して印刷を指示する。
具体的には、アプリケーション27で印刷が指示されたら、表示部24に後処理を含む印刷条件を設定するための印刷設定画面を表示する表示制御部、印刷設定画面で設定された印刷条件に従って印刷データを作成して印刷を指示する印刷制御部、などとして機能する。
表示制御部は、印刷設定画面で後処理及び確認印刷が指示された場合に、確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする確認印刷設定画面を表示する。また、表示制御部は、印刷画像にステープル位置又はパンチ位置を明示したプレビュー画像を表示し、プレビュー画像上で印字領域を設定可能にしたり、表紙からの用紙枚数に応じて入力された数値に基づいて、用紙毎に印字領域を設定可能にしたりする。
印刷制御部は、必要に応じて、用紙サイズ、印字領域、印字形態の少なくとも一つを自動的に変更する。例えば、用紙サイズを、予め設定された用紙サイズよりも小さく、かつ、ステープル位置又はパンチ位置の近傍領域を含むサイズに変更したり、印字領域を、予め設定された印字領域よりも狭く、かつ、ステープル位置、パンチ位置、折り位置の近傍領域を含む領域に変更したり、表紙からの用紙枚数に応じて印字領域を広くしたり、印刷対象のオブジェクトを点、線又は枠に置き換えて印字形態を簡略化したりする。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、プログラムや印刷データなどを記憶する。
ネットワークI/F部23は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、通信ネットワークを介して、画像形成装置30に印刷データを送信する。
表示部24は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置等からなり、上記印刷設定画面や確認印刷の条件を設定する確認印刷省コスト設定画面、印字領域指定画面などを表示する。
操作部25は、マウスやキーボード等からなり、アプリケーション27による原稿の作成やプリンタドライバ28による印刷条件(特に確認印刷条件)の設定、印刷指示などの操作を可能にする。
[画像形成装置]
図3に示すように、画像形成装置30は、制御部31と、記憶部32と、ネットワークI/F部33と、表示・操作部34と、画像処理部35と、印刷処理部36と、後処理部37などで構成される。
制御部31は、CPUと、ROMやRAMなどのメモリとで構成される。CPUは、各種プログラムをROM又は記憶部32から読み出してRAMに展開し実行し、画像形成装置30全体の動作を制御する。
記憶部32は、HDDやSSDなどで構成され、プログラムや印刷データ、画像処理部35で処理した画像データなどを記憶する。
ネットワークI/F部33は、NICやモデムなどで構成され、通信ネットワークを介して、クライアント装置20から印刷データを受信する。
表示・操作部34は、液晶表示装置や有機EL表示装置等の表示部上に、透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチパネル)を備え、画像形成装置30を操作するための画面や印刷条件を設定する画面などを表示すると共に、各種設定や指示などを可能にする。
画像処理部35は、印刷データを解析し、印刷データの各ページをラスタライズしてページ毎の画像データを生成し、必要に応じて画像処理(色調整、濃度調整、サイズ調整などの処理)やスクリーニングを行った後、印刷処理部36で印刷可能な画像データに変換する。
印刷処理部36は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成され、画像処理部35で作成した画像データに基づく印刷画像を用紙に印刷する。
後処理部37は、印刷処理部36から搬送される用紙に対して、制御部31からの指示に従って、ステープルやパンチ、折り、製本などの後処理を加えて出力する。
なお、図3は本実施例の画像形成装置30の一例であり、その構成は適宜変更可能である。例えば、本実施例では、画像形成装置30に画像処理部35を設け、クライアント装置20から受信した印刷データをラスタライズする構成とするが、通信ネットワークにRIP(Raster Image Processor)部を備えるコントローラなどを設け、当該コントローラがクライアント装置20から送信される印刷データを受信し、印刷データをラスタライズして画像データを生成し、生成した画像データを画像形成装置30に送信する構成としてもよい。
また、本実施例では、プリンタドライバ28に、上記表示制御部及び印刷制御部としての機能を持たせた(表示制御処理及び印刷制御処理を実行させた)が、画像形成装置30の制御部31に上記機能を持たせる(制御部31で動作する印刷制御プログラムに上記表示制御処理及び印刷制御処理を実行させる)構成としてもよい。その場合、画像形成装置30が、後処理及び確認印刷が指示された印刷データをクライアント装置20から受信し、表示・操作部34に確認印刷省コスト設定画面や印字領域指定画面を表示して、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にするか、若しくは、表示・操作部34に印刷設定画面を表示して後処理及び確認印刷の指定を行った後、表示・操作部34に確認印刷省コスト設定画面や印字領域指定画面を表示して、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする。
以下、本実施例の印刷システム10における後処理設定を含んだ確認印刷時の処理について説明する。CPUは、ROMに記憶した印刷制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、図4及び図5のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、以下の説明では、クライアント装置20の制御部21(プリンタドライバ28)に以下の処理を実行させるものとして説明する。
ユーザがアプリケーション27を用いて原稿を作成し、アプリケーション27の画面で印刷を指示すると、プリンタドライバ28が動作し、表示部24に印刷設定画面を表示させる。この印刷設定画面には、確認印刷を行うかどうかを選択する欄が設けられており、プリンタドライバ28は、確認印刷が選択されたかどうかを判断する(S101)。例えば、プリンタドライバ28は、図12(a)に示すような印刷設定画面50を表示し、その中の確認印刷の欄に対して、図12(b)に示すサブメニューを表示する。S101で確認印刷が選択されなかった場合(サブメニューで「しない」が選択された場合)は、プリンタドライバ28は、通常通り、印刷設定画面の設定に従って印刷データを作成し、印刷データを画像形成装置30に送信して印刷を指示する(S103)。
S101で確認印刷が選択された場合は、プリンタドライバ28は、省コスト印刷が選択されたかどうかを判断する(S102)。この省コスト印刷とは、確認印刷を行うにあたり、用紙やトナーなどの消耗材の消費を抑えて確認印刷にかかるコストを削減するものである。省コスト印刷が選択されなかった場合(サブメニューで「する(省コスト)」が選択されなかった場合)は、プリンタドライバ28は、印刷設定画面50で設定された印刷条件での確認印刷を指示する(S103)。
省コスト印刷が選択された場合は、プリンタドライバ28は、印刷設定画面50で後処理が設定されているかを確認する(S103)。後処理が設定されていない場合は、後処理を含まない場合の省コスト印刷を行う(S104)。この場合、最もコストをかけず確認する方法として、印刷データのプレビュー画像に後処理マークを上書きした画像を生成し、ユーザに印刷物の仕上がりの画像を提示したり、印刷設定画面50でカラー印刷に設定されている場合にモノクロ印刷に変更したりして、用紙やトナーの使用量を制限する。その後、プリンタドライバ28は、確認印刷を指示する(S103)。
一方、印刷設定画面50で後処理が設定されている場合は、プリンタドライバ28は、後処理の内容に応じた処理を行う。例えば、後処理としてステープルが設定されている場合は、S106でステープル用処理を行い、後処理としてパンチが設定されている場合は、S107でパンチ用処理を行い、後処理として折りが設定されている場合は、S108で折り用処理を行う。その後、プリンタドライバ28は、確認印刷を指示する(S103)。
図5は、S106のステープル用処理の詳細を示している。
まず、プリンタドライバ28は、確認領域(用紙の全部を確認する全体確認か用紙の一部を確認する部分確認か)を選択する(S201)。例えば、図6に示すように、複数の用紙を左上1点でステープルする場合、各用紙の左上の領域はステープルによって印刷画像が見えなくなる可能性があるが、他の部分はステープルの影響を受けない。このような場合、用紙の全体を確認する必要がなく確認領域41のみを確認すればよいため、部分確認を選択する。
S201で全体確認が選択された場合は、プリンタドライバ28は、印刷対象(用紙)を変更するかをユーザに選択させ(S202)、印刷対象の変更が選択された場合は、紙種の変更を受け付ける(S203)。この処理は高コストな用紙を使用する確認印刷の場合に有効であり、同じサイズの別の紙種に変更することにより、確認印刷に要するコスト(この場合は用紙のコスト)を削減することができる。
次に、プリンタドライバ28は、印刷内容を変更するかをユーザに選択させ(S204)、印刷内容の変更が選択された場合は、簡易的な印刷への変更を受け付ける(S205)。例えば、文字列を線、写真を四角画像等の簡易的な線や図形に置き換えることにより、確認印刷に要するコスト(この場合はトナーの使用量)を削減することができる。この簡易的な印刷に関しては後述する。その後、必要に応じて、印刷設定画面50でカラー印刷に設定されている場合にモノクロ印刷に変更して(S206)、確認印刷に要するコストを削減する。
一方、S201で部分確認が選択された場合は、プリンタドライバ28は、印刷対象(用紙)を変更するかをユーザに選択させる(S207)。印刷対象の変更が選択された場合、プリンタドライバ28は、使用する紙種の変更(S209)、及び/又は、使用する用紙サイズの変更を受け付ける(S208)。例えば、図12(a)の印刷設定画面50の確認印刷欄で「する(省コスト)」が選択され、詳細設定ボタンが押下されると、プリンタドライバ28は、図13(a)に示す確認印刷省コスト設定画面51を表示部24に表示させる。そして、この確認印刷省コスト設定画面51の「紙種」欄に対して図13(b)に示すサブメニューを表示させ、ユーザに所望の紙種を選択させる。また、図13(a)の確認印刷省コスト設定画面51の「用紙サイズ」欄に対して図13(c)に示すサブメニューを表示させ、ユーザに所望の用紙サイズを選択させる。
図7は、用紙サイズを変更する場合の例を示している。後処理としてステープルが設定されている場合、ステープル位置42a近傍の印刷画像の見え方が確認できれば十分であるため、例えば、図7に示すように、A3の用紙40をB4やA4、B5、A5など、A3よりも用紙サイズが小さく、かつ、ステープル位置42a近傍領域を含むサイズ(ここではA4)の用紙40に変更する。
次に、プリンタドライバ28は、印刷内容を変更するかをユーザに選択させる(S210)。印刷内容の変更が選択された場合は、簡易的な印刷への変更(S211)、及び/又は、印字領域の変更(S212)を受け付ける。簡易的な印刷に変更する(印字形態を変更する)場合は、図13(a)の確認印刷省コスト設定画面51の「簡易的表現に変更」欄に対して図13(e)に示すサブメニューを表示させ、簡易表現に変更するかしないかをユーザに選択させる。また、印字領域を変更する場合は、図13(a)の確認印刷省コスト設定画面51の「印字領域設定」欄で詳細ボタンが押下されたら、印字領域を変更するための画面を表示させる。この印字領域変更に関しては後述する。その後、必要に応じて、印刷設定画面50でカラー印刷に設定されている場合にモノクロ印刷に変更して(S206)、確認印刷に要するコストを削減する。
図8は、簡易的な印刷の例を示しており、文字列を線、写真を四角画像等の簡易的な線や図形に置き換える(図8では、更に用紙サイズをA3からA4に変更している)。なお、図8は例示であり、ステープル位置42aと印刷画像との重なり方が確認可能であり、かつ、トナーの使用量を削減可能であればよく、例えば、文字を点で表現したり、文字のサイズにあわせて線の太さや点のサイズを変更したり、写真や図形を枠線で表現したり、写真や図形を輪郭線で表現したりする(すなわち、印刷対象のオブジェクトを点、線又は枠に置き換える)ことができる。
図9は、印字領域43(ハッチングで示す領域)を変更する場合の例を示している。後処理としてステープルが設定されている場合、ステープル位置42a近傍の印刷画像の見え方が確認できれば十分であるため、例えば、図9のように用紙の左上の1点をステープルする場合は、用紙の左上の所定の範囲を印字領域43にしたり、左2点をステープルする場合は、用紙の左側の所定の幅の範囲を印字領域43にしたりすることができる。
なお、この印字領域43は予め定めたサイズとしてもよいが、ユーザによって用紙の折り曲げ方や印刷画像の見方が異なることから、印字領域43はユーザが任意に設定してもよい。また、上記印字領域43は、全ての用紙に対して一定のサイズとしてもよいが、例えば、複数の用紙をステープルする場合、用紙の硬さや枚数(全体の枚数や表紙からの枚数)によって、用紙をめくった時のステープル位置近傍の印刷画像の見え方が異なることから、印字領域43は表紙からの用紙枚数に応じて変更してもよい。
図10は、複数の用紙を左2カ所でステープルした場合のステープル位置42a近傍の画像の見え方の違いを示しており、図11は、複数の用紙を左上1カ所でステープルした場合のステープル位置42a近傍の画像の見え方の違いを示している。図10(a)及び図11(a)に示すように、表紙に近い用紙40では、ステープル位置42aの直近に印刷画像が見えない領域があり、その近傍は印刷画像が見えにくい領域がある。一方、図10(b)及び図11(b)に示すように、表紙から離れた用紙40では、用紙40が折れ曲がる位置がステープル位置42aから離れるため、印刷画像が見えない領域が広くなる。
このように、ユーザによって用紙の折り曲げ方や印刷画像の見方が異なり、また、表紙からの枚数によってステープル位置近傍の印刷画像の見え方が変化することから、本実施例では、ユーザが簡便に印字領域を設定できるようにするUI(User Interface)を提供する。以下、図面を参照して具体的に説明する。
例えば、図13(a)の確認印刷省コスト設定画面51で「印字領域設定」欄の設定ボタンが押下されると、プリンタドライバ28は、図14に示す印字領域指定画面52を表示させる。この印字領域指定画面52には、プレビューを見ながら直感的に印字領域を設定する「簡易設定」と、数値を指定して詳細に印字領域を設定する「詳細設定」と、が設けられている。
「簡易設定」では、プレビュー画像52a中に表示される矢印をドラッグ&ドロップで変化させることにより、印字領域43の縦幅/横幅を任意に設定することが可能となる。また、「補助線印刷」を「する」に設定すると、プレビュー画像52aに補助線52bが表示される。この補助線52bの内、ステープル位置42aに近い線を「見えない」境界線とし、ステープル位置42aより遠い線を「見え難い」境界線とし、これらの補助線52bをドラッグ&ドロップで移動させることにより、印字領域43の縦幅/横幅を任意に設定することが可能となる。
また、「詳細設定」では、表紙からの所望の枚数の用紙に対して、見えない領域や見え難い領域を数値で指定することができる。その際、見えない領域や見え難い領域は確認する人間の主観により変化し、また、用紙の硬さ、厚さ、枚数により変化するため、例えば、表1のようなテーブルを用意しておき、ユーザが所望の位置の用紙に対して見え難い領域及び見えない領域の幅を入力すると、印字領域幅が自動的に計算されて表示されるようにすることもできる。
例えば、1シートの厚さにより他のシートの厚さが直線的に変化するものとして、以下の自動計算により、入力された2点から印字領域幅を算出することができる。
見え難い領域の幅:
1シートの変化値=(設定2(5シート目)−設定1(2シート目))/シート数
=(39.8mm−35.0mm)/(5−2)=1.6mm
見えない領域の幅:
1シートの変化値=(設定2(5シート目)−設定1(2シート目))/シート数
=(24.8mm−20.0mm)/(5−2)=1.6mm
印字領域幅=見え難い領域+安全係数(α=10mm)
表1 印字領域の算出例
Figure 2016212744
なお、図14では、設定1、2の2つの設定を入力できるようにしたが、1部の中で紙種が変化する場合には、設定数を増やしても良い。例えば、3点(3つのシート位置)に対して見えない領域や見え難い領域を入力することにより、より細やかに印字領域を変化させることができる。また、印字領域43の形状は矩形に限定されず、例えば、1点コーナーステープルの場合は三角形にするなど、印字領域43の形状を変更できるようにしてもよい。
以上、後処理としてステープルが設定された場合について記載したが、後処理として折りが設定された場合も同様に確認印刷を制御することができる。例えば、図15に示すように後処理として2つ折りが設定された場合、折り位置42bに印刷画像が重なったり近接したりして、印刷画像が見え難くなる場合がある。このような場合は、折り位置42b近傍を印字領域43とすれば、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
また、図16に示すように後処理としてZ折りが設定された場合、2本の折り位置42bのいずれかに印刷画像が重なったり近接したりして、印刷画像が見え難くなる場合がある。このような場合は、2本の折り位置42b近傍を印字領域43とすれば、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
また、図17に示すように後処理としてパンチが設定された場合、パンチ位置42cに印刷画像が重なったり近接したりして、印刷画像が見え難くなる場合がある。このような場合は、パンチ位置42c近傍を印字領域43とすれば、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。なお、パンチの場合も、印刷物はファイルなどに収納され、用紙をめくるときに表紙側の用紙と内部の用紙とでは用紙のめくられ方が変化するため、ステープルで説明した見えない領域や見え難い領域が変化する。そこで、パンチの場合も、図14に示した印字領域指定画面52で印字領域を指定できるようにすることが好ましい。
以上、後処理として、ステープル、折り、パンチが各々設定された場合の印字領域43について説明したが、これらの後処理が組み合わせて設定される場合もある。例えば、図18に示すように後処理として2つ折り及び2点ステープルが設定された場合、折り位置42bやステープル位置42aに印刷画像が重なったり近接したりして、印刷画像が見え難くなる場合がある。このような場合は、折り位置42bやステープル位置42a近傍を印字領域43とすれば、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
また、図19に示すように後処理として2つ折り及び2点パンチが設定された場合も、折り位置42bやパンチ位置42cに印刷画像が重なったり近接したりして、印刷画像が見え難くなる場合がある。このような場合は、折り位置42bやパンチ位置42c近傍を印字領域43とすれば、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
また、図20に示すように後処理としてZ折り及び1点ステープルが設定された場合、ステープルによって画像シフトが行われると、ユーザの意図しない位置で折りが行われるため、2本の折り位置42bのいずれかに印刷画像が重なったり近接したりして、印刷画像が見え難くなる場合がある。このような場合は、ステープル位置42a近傍及び折り位置42b近傍を印字領域43とすれば、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
また、図21に示すように後処理としてZ折り及び2点パンチが設定された場合も、パンチによって画像シフトが行われると、ユーザの意図しない位置で折りが行われるため、2本の折り位置42bのいずれかに印刷画像が重なったり近接したりして、印刷画像が見え難くなる場合がある。このような場合は、パンチ位置42c及び折り位置42b近傍を印字領域43とすれば、確認印刷に要するコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
このように、後処理を含む印刷物の確認印刷において、印刷設定画面50で用紙サイズや印刷内容、印字領域を変更できるようにすることにより、用紙やトナーなどの消耗材の消費を抑制して、確認印刷にかかるコストを削減しつつ、印刷物の仕上がりを的確に確認することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、本実施例では、後処理として、ステープル、パンチ、折りを例示したが、用紙の硬さによって印刷画像の見え方が変化する任意の後処理(例えば、製本など)に対しても本発明の印刷制御を同様に適用することができる。
本発明は、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷を制御する印刷制御プログラム及び当該印刷制御プログラムを記録した記録媒体並びに確認印刷を行う画像形成装置並びに印刷制御方法に利用可能である。
10 印刷システム
20 クライアント装置
21 制御部
22 記憶部
23 ネットワークI/F部
24 表示部
25 操作部
26 OS
27 アプリケーション
28 プリンタドライバ
30 画像形成装置
31 制御部
32 記憶部
33 ネットワークI/F部
34 表示・操作部
35 画像処理部
36 印刷処理部
37 後処理部
40 用紙
41 確認領域
42a ステープル位置
42b 折り位置
42c パンチ位置
43 印字領域
50 印刷設定画面
51 確認印刷省コスト設定画面
52 印字領域指定画面
52a プレビュー画像
52b 補助線

Claims (17)

  1. 印刷を指示又は実行する装置で動作する印刷制御プログラムであって、
    前記装置に、
    後処理の条件、及び、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷の条件を設定する画面を表示部に表示する表示制御処理、
    前記画面で設定された条件に従って前記確認印刷を指示又は実行する印刷制御処理、を実行させ、
    前記表示制御処理では、前記画面で前記後処理及び前記確認印刷が指示された場合に、前記確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする、
    ことを特徴とする印刷制御プログラム。
  2. 前記表示制御処理では、印刷画像にステープル位置、パンチ位置又は折り位置を明示したプレビュー画像を表示し、前記プレビュー画像上で前記印字領域を設定可能にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御プログラム。
  3. 前記表示制御処理では、複数の用紙で構成される印刷物に対して前記確認印刷が指示された場合に、表紙からの用紙枚数に応じて入力された数値に基づいて、前記用紙毎に前記印字領域を設定可能にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御プログラム。
  4. 前記印刷制御処理では、前記後処理に応じて、前記用紙サイズ、前記印字領域、前記印字形態の少なくとも一つを変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御プログラム。
  5. 前記印刷制御処理では、前記用紙サイズを、予め設定された用紙サイズよりも小さく、かつ、ステープル位置又はパンチ位置の近傍領域を含むサイズに変更する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷制御プログラム。
  6. 前記印刷制御処理では、前記印字領域を、予め設定された印字領域よりも狭く、かつ、ステープル位置、パンチ位置又は折り位置の近傍領域を含む領域に変更する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷制御プログラム。
  7. 前記印刷制御処理では、複数の用紙で構成される印刷物に対して前記確認印刷が指示された場合に、表紙からの用紙枚数に応じて、前記印字領域を広くする、
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷制御プログラム。
  8. 前記印刷制御処理では、印刷対象のオブジェクトを点、線又は枠に置き換えて前記印字形態を簡略化する、
    ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一に記載の印刷制御プログラム。
  9. 印刷データに基づいて印刷を実行する画像形成装置であって、
    後処理、及び、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷が指示された印刷データを受信した場合に、
    前記確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする画面を表示部に表示する表示制御部と、
    前記画面で設定された条件に従って前記確認印刷を実行する印刷制御部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記表示制御部は、印刷画像にステープル位置、パンチ位置又は折り位置を明示したプレビュー画像を表示し、前記プレビュー画像上で前記印字領域を設定可能にする、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記表示制御部は、複数の用紙で構成される印刷物に対して前記確認印刷が指示された場合に、表紙からの用紙枚数に応じて入力された数値に基づいて、前記用紙毎に前記印字領域を設定可能にする、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記印刷制御部は、前記後処理に応じて、前記用紙サイズ、前記印字領域、前記印字形態の少なくとも一つを変更する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  13. 前記印刷制御部は、前記用紙サイズを、予め設定された用紙サイズよりも小さく、かつ、ステープル位置又はパンチ位置の近傍領域を含むサイズに変更する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記印刷制御部は、前記印字領域を、予め設定された印字領域よりも狭く、かつ、ステープル位置、パンチ位置又は折り位置の近傍領域を含む領域に変更する、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
  15. 前記印刷制御部は、複数の用紙で構成される印刷物に対して前記確認印刷が指示された場合に、表紙からの用紙枚数に応じて、前記印字領域を広くする、
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記印刷制御部は、印刷対象のオブジェクトを点、線又は枠に置き換えて前記印字形態を簡略化する、
    ことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか一に記載の画像形成装置。
  17. 印刷を指示するクライアント装置と印刷を実行する画像形成装置とが通信ネットワークで接続された印刷システムにおける印刷制御方法であって、
    前記クライアント装置のプリンタドライバは、
    後処理の条件、及び、印刷物の仕上がりを確認するための確認印刷の条件を設定する画面を表示部に表示し、前記画面で前記後処理及び前記確認印刷が指示された場合に、前記確認印刷の条件として、用紙サイズ、印字形態、印字領域の少なくとも一つを設定可能にする表示制御処理と、
    前記画面で設定された条件に従って印刷データを作成して前記画像形成装置に確認印刷を指示する印刷制御処理と、を実行し、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷データに基づいて、前記確認印刷を行う印刷処理を実行する、
    ことを特徴とする印刷制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018189728A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

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