JP2020093486A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】予期しないオブジェクト(特定機能)が含まれていたファイルをダイレクトプリントしても、適切な印刷結果を得ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様の画像形成装置は、ネットワークで接続されたクライアント装置から、ファイルを受信してプリンター部により印刷する機能を有する。この画像形成装置は、プリンター部を制御するプリント制御部と、受信したファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、特定機能を有するページに関する指示を入力可能な入力部とを備えている。そして、プリント制御部は、特定機能判断部が特定機能を有するページを含むと判断した場合に、プリンター部による印刷を停止させ、入力部によって入力された指示に応じて、プリンター部による印刷を再開する。【選択図】図9
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
PDFダイレクトプリントは、PDF(Portable Document Format)ファイルを開くアプリケーションまたはプリンタードライバーを起動することなく、PDFファイルを互換性のあるプリンターデバイスに直接送信して印刷する。すなわち、PDFダイレクトプリントでは、PDFデータがプリンターデバイスにより処理されて印刷される。
ところで、Adobe(登録商標)のPDF1.6は、三次元(3D)オブェクトのためのイメージデータをサポートしている。PDFビューワーアプリケーションを用いて三次元オブジェクトを含むPDFファイルを開くと、オペレーターがスワイプすることによりビューアングルを変えることができる三次元オブジェクトが表示される。
しかし、三次元オブジェクトを含むPDFファイルがPDFダイレクトプリントを使用して印刷される場合は、一般的に、決められたビューアングルの三次元オブジェクトが印刷される。したがって、望ましいビューや異なるビューで三次元オブジェクトを印刷するには、適当なアプリケーションを使用してPDFファイルを開き、オペレーターが手動でビューアングルを選択する必要があった。
特許文献1には、複数のビューアングルの三次元オブジェクトを印刷するプリンターが記載されている。この特許文献1に記載されたプリンターは、三次元オブジェクトを含むPDFファイルが送信されると、予め規定されたビューアングル設定に基づいて三次元オブジェクトの複数のビューを生成して印刷する。
ところで、特許文献1に記載されたプリンターでは、ユーザーが該当するファイルに含まれる三次元オブジェクトデータの内容を認識していれば、ビューアングルを予め規定しておき、所望のビューの三次元オブジェクトを印刷することができる。しかし、ユーザーが三次元オブジェクトの内容を認識していない場合は、所望のビューアングルを予め規定することはできない。
また、PDFファイルに三次元オブジェクトが含まれているか否かをユーザーが認識していない場合も考えられる。この場合においても、所望のビューアングルを予め規定することはできない。さらに、三次元オブジェクトは、PC(personal computer)等のディスプレイで色々なアングルから見ることができればよく、印刷する必要がない場合もある。その場合は、三次元オブジェクトを印刷すること自体が無駄になる。
PDFファイルには、三次元オブジェクトや動画等を含むページと、通常のテキストや二次元グラフィック・イメージのページが混在されている場合がある。そのため、PDFダイレクトプリントを行うと、上述したような必要のない三次元オブジェクトを含むページが、通常のテキスト等のページと一緒に印刷されてしまうことが起こり得る。
本発明は、上記の状況を考慮してなされたものであり、予期しないオブジェクト(特定機能)が含まれていたファイルをダイレクトプリントしても、適切な印刷結果を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の画像形成装置は、ネットワークで接続されたクライアント装置から、ファイルを受信してプリンター部により印刷する機能を有する。この画像形成装置は、プリンター部を制御するプリント制御部と、受信したファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、特定機能を有するページに関する指示を入力可能な入力部とを備えている。そして、プリント制御部は、特定機能判断部が特定機能を有するページを含むと判断した場合に、プリンター部による印刷を停止させ、入力部によって入力された指示に応じて、プリンター部による印刷を再開する。
また、本発明の他の態様の画像形成装置は、ネットワークで接続されたクライアント装置から、ファイルを受信してプリンター部により印刷する機能を有する。この画像形成装置は、プリンター部を制御するプリント制御部と、受信したファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部とを備えている。そして、プリント制御部は、特定機能判断部が特定機能を有するページを含むと判断した場合に、その特定機能を有するページ、又はその特定機能に対応する表示を除いて、プリンター部による印刷を実行させる。
本発明の一態様によれば、予期しない特定機能が含まれていたファイルをダイレクトプリントしても、適切な印刷結果を得ることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する。)の例について、添付図面を参照しながら説明する。本明細書及び添付図面において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
1.第1の実施形態
[画像処理システム]
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムについて、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの概略構成図である。
[画像処理システム]
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムについて、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの概略構成図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る画像処理システム1は、画像形成装置100と、クライアントPC(personal computer)200,300を有する。画像形成装置100とクライアントPC200,300とは、ネットワーク400を介して相互に通信可能に接続されている。なお、画像形成装置やクライアントPCの数はこの例の数に限らず、いくつ接続されていても構わない。
ネットワーク400としては、例えば、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)などの規格によりコンピュータやネットワーク機器を接続したLANなどを適用することができる。また、ネットワーク400としては、LAN同士を専用線で接続したWANなどを適用してもよい。
クライアントPC200,300は、それぞれ制御部、記憶部、ネットワーク制御部、表示部、操作部を備える。クライアントPC200,300の制御部は、例えば、OS(Operating System)と、アプリケーションと、フォルダとを有する。
クライアントPC200,300の制御部は、記憶部からプリンタードライバーを読み込んで処理を実行し、ワードプロセッサ、表計算等の各種アプリケーションにより作成されたファイルを、PDL(Page Description Language)データに変換して印刷を指示する。この印刷の指示は、ネットワーク制御部及びネットワーク400を介して画像形成装置100に送信される。
また、クライアントPC200,300の制御部は、記憶部からダイレクトプリントユーティリティを読み込んで、所定のフォルダを監視し、所定のフォルダにプリントファイル(例えば、PDFファイル)が保存されると、ダイレクトプリントを指示する。このダイレクトプリントの指示は、ネットワーク制御部及びネットワーク400を介して画像形成装置100に送信される。
また、クライアントPC200,300の制御部は、印刷部数、両面/片面印刷、カラー/モノクロ印刷、2in1などの集約機能、折りやパンチ、ステープルなどの仕上げ機能などを設定するための印刷設定画面を表示部に表示させる。そして、クライアントPC200,300の制御部は、オペレーターが印刷設定画面及び操作部を用いて設定した印刷条件に基づいて、設定情報を生成する。
[画像形成装置]
次に、画像形成装置100の構成について、図2を参照して説明する。
図2は、図1に示す画像形成装置100の概略構成図である。
次に、画像形成装置100の構成について、図2を参照して説明する。
図2は、図1に示す画像形成装置100の概略構成図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、メモリ/HDD(Hard Disk Drive)102と、ネットワーク制御部103と、I/O(Input/Output)部104と、プリンター部105と、表示/操作パネル部106とを有する。
CPU101は、ネットワーク制御部103を介して、ネットワーク400に接続されたクライアントPC200,300との間で各種データ(例えば、画像データや情報、PDFファイルなどのプリントファイル)の送受信を行う。CPU101は、クライアントPC200,300から送信された各種データを処理してメモリ/HDD102に格納する。また、メモリ/HDD102には、例えば、プリンター部105の動作を制御する際や表示/操作パネル部106の表示を制御する際に参照されるパラメーターやプログラムなどが格納されている。
CPU101は、I/O部104を介して、プリンター部105及び表示/操作パネル部106と接続されている。CPU101は、メモリ/HDD102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM(不図示)に展開し、展開したプログラムと協働して、プリンター部105の動作を制御したり、表示/操作パネル部106の表示を制御したりする。
表示/操作パネル部106は、例えば、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部と操作部として機能する。表示/操作パネル部106は、CPU101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。CPU101は、例えば、警告や、PDFファイルに含まれた特殊オブジェクトに対応するイメージ等を表示/操作パネル部106に表示させる。なお、特殊オブジェクトは、本発明に係る特定機能に対応する。
また、表示/操作パネル部106は、オペレーターによる各種入力操作を受け付けて、操作信号をCPU101に出力する。オペレーターは、表示/操作パネル部106を操作して、原稿設定、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定、片面/両面設定、及び用紙設定(用紙の坪量、光沢の有無を含む)などの画像形成(印刷)に関する設定を行うことができる。また、表示/操作パネル部106を用いて設定された情報は、例えばメモリ/HDD102に記憶される。
また、CPU101は、表示/操作パネル部106を用いて入力された指示に基づいて処理した画像データをプリンター部105に送信する。プリンター部105は、CPU101から送られた画像データに基づいて印刷処理を実行する。このプリンター部105は、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラーとを備えている。
また、プリンター部105は、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラーによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に転写するための中間転写体として機能する中間ベルトを備えている。さらに、プリンター部105は、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラーと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する搬送部を備えている。
[CPUの各機能部]
次に、CPU101の各機能部について、図3を参照して説明する。
図3は、図2に示すCPU101の各機能部の例を示す機能ブロック図である。
次に、CPU101の各機能部について、図3を参照して説明する。
図3は、図2に示すCPU101の各機能部の例を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、CPU101は、特殊オブジェクト判断部111、警告情報生成部112、表示制御部113及びプリント制御部114を備える。特殊オブジェクト判断部111は、本発明に係る特定機能判断部の一具体例を示すものであり、クライアントPC200,300から受信したPDFファイルなどのプリントファイルが特殊オブジェクトを含んでいるか否かを判断する。
特殊オブジェクト判断部111は、PDFファイル内のコマンドを参照し、例えば、「obj」コマンド内に「Type/3D」の文字列がある場合に、特殊オブジェクトの第1の具体例を示す三次元(3D)オブジェクトが含まれていると判断する。また、「Type/FLASH」又は「Type」内のファイル名の拡張子が「swf」である場合に、特殊オブジェクトの第2の具体例を示すフラッシュ動画が含まれていると判断する。
警告情報生成部112は、ダイレクトプリントの対象であるプリントファイル(PDFファイル)が特殊オブジェクトを含んでいる場合に、その特殊オブジェクトに対応する警告情報を生成する。警告情報生成部112によって生成された警告情報は、ネットワーク制御部103(図2参照)及びネットワーク400(図1参照)を介して、PDFファイルを送ったクライアントPCに送信される。また、警告情報生成部112によって生成された警告情報は、表示制御部113に送られる。
表示制御部113は、画像形成処理に関する各種画面を表示/操作パネル部106に表示させる。表示制御部113は、例えば、警告情報生成部112から送られた警告情報に基づいて、警告文と、特殊オブジェクトに対応するイメージを表示/操作パネル部106に表示させる。なお、プリントファイルに特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の表示例については、後述する。
プリント制御部114は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ画像データを生成する。また、プリント制御部114は、必要に応じて、ビットマップ画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、プリント制御部114は、生成したビットマップ画像データをプリンター部105に出力する。
[特殊オブジェクトを含んでいる場合の表示例]
次に、プリントファイルが特殊オブジェクトを含んでいる場合の表示/操作パネル部106の表示例を説明する。
次に、プリントファイルが特殊オブジェクトを含んでいる場合の表示/操作パネル部106の表示例を説明する。
図4は、プリントファイルに特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の第1の表示例を示す図である。図4に示す第1の表示例では、特殊オブジェクトの第1の具体例である三次元オブジェクトが含まれているページがある場合の表示/操作パネル部106を示している。
図4に示すように、第1の表示例では、三次元オブジェクトが含まれているページであることを報知する。具体的には、「本ページには、3D(三次元でもよい)オブジェクトが含まれています。」という警告情報を表示する。これにより、オペレーターは、三次元オブジェクトが含まれているページを認識することができる。
また、第1の表示例では、三次元オブジェクトに対応するイメージと、ビューアングル情報である矢印x、矢印y、矢印zを表示する。三次元オブジェクトに対応するイメージは、オペレーターが表示/操作パネル部106の表示面をスワイプすることによりビューアングルを変えることができる。
さらに、第1の表示例では、「Cancel」と、「OK」を表示する。三次元オブジェクトに対応するイメージを所望のビューアングルに変更後、「OK」の表示をタップする(押す)と、変更したビューアングルの三次元オブジェクトが印刷される。一方、「Cancel」の表示をタップする(押す)と、本ページ(三次元オブジェクトが含まれているページ)の印刷を行わずに、次のページの印刷処理が行われる。
図5は、プリントファイルに特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の第2の表示例を示す図である。図5に示す第2の表示例では、同一ページ内に特殊オブジェクトの第1の具体例である三次元オブジェクトと通常画像とが含まれている場合の表示/操作パネル部106を示している。
図5に示すように、第2の表示例では、三次元オブジェクトが含まれているページであることを報知する。具体的には、「本ページには、3D(三次元でもよい)オブジェクトが含まれています。」という警告情報を表示する。これにより、オペレーターは、三次元オブジェクトが含まれているページを認識することができる。
また、第2の表示例では、三次元オブジェクトが含まれているページの印刷イメージと、三次元オブジェクトに対応するイメージの拡大図と、ビューアングル情報である矢印x、矢印y、矢印zを表示する。三次元オブジェクトに対応するイメージの拡大図は、オペレーターが表示/操作パネル部106の表示面をスワイプすることによりビューアングルを変えることができる。
さらに、第2の表示例では、「Cancel」と、「OK」と、「3Dオブジェクトのみスキップ」を表示する。三次元オブジェクトに対応するイメージを所望のビューアングルに変更後、「OK」の表示をタップすると、変更したビューアングルの三次元オブジェクトと通常画像が印刷される。
一方、「Cancel」の表示をタップすると、本ページ(三次元オブジェクトが含まれているページ)の印刷を行わずに、次のページの印刷処理が行われる。また、「3Dオブジェクトのみスキップ」の表示をタップすると、本ページ(三次元オブジェクトが含まれているページ)の通常画像のみが印刷される。
図6は、プリントファイルに特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の第3の表示例を示す図である。図6に示す第3の表示例では、特殊オブジェクトの第1の具体例である三次元オブジェクトが含まれているページがある場合の表示/操作パネル部106を示している。
図6に示すように、第3の表示例では、三次元オブジェクトが含まれているページであることを報知する。具体的には、「本ページには、3D(三次元でもよい)オブジェクトが含まれています。」という警告情報を表示する。これにより、オペレーターは、三次元オブジェクトが含まれているページを認識することができる。
また、第3の表示例では、三次元オブジェクトに対応するイメージと、ビューアングル情報である矢印x、矢印y、矢印zを表示する。三次元オブジェクトに対応するイメージは、オペレーターが表示/操作パネル部106の表示面をスワイプすることによりビューアングルを変えることができる。
さらに、第3の表示例では、「Cancel」と、「OK」と、「レイヤー選択」を表示する。「レイヤー選択」には、「ソリッド」と、「透明」と、「ワイヤーフレーム」と、「イラストレーション」の文字が表示されており、所望のレイヤーの種類の文字をタップすることにより、所望のレイヤーを選択することができる。本実施形態では、デフォルトのレイヤーとして、例えば、「ソリッド」が選択されている。
三次元オブジェクトに対応するイメージを所望のビューアングルに変更、及び所望のレイヤーを選択後、「OK」の表示をタップすると、変更したビューアングル及びレイヤーの三次元オブジェクトが印刷される。一方、「Cancel」の表示をタップすると、本ページ(三次元オブジェクトが含まれているページ)の印刷を行わずに、次のページの印刷処理が行われる。
図7は、プリントファイルに特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の第4の表示例を示す図である。図7に示す第4の表示例では、特殊オブジェクトの第2の具体例であるフラッシュ動画が含まれているページがある場合の表示/操作パネル部106を示している。
図7に示すように、第4の表示例では、フラッシュ動画が含まれているページであることを報知する。具体的には、「本ページには、動画が含まれています。」という警告情報を表示する。これにより、オペレーターは、動画が含まれているページを認識することができる。
また、第4の表示例では、フラッシュ動画と、フラッシュ動画の再生及び停止を指示するための再生バーを表示する。フラッシュ動画は、オペレーターが再生バーをスワイプすることにより、フラッシュ動画における所望の時刻の静止画を表示することができる。
さらに、第4の表示例では、「Cancel」と、「OK」を表示する。フラッシュ動画における所望の静止画を表示後、「OK」の表示をタップすると、所望の静止画が印刷される。一方、「Cancel」の表示をタップすると、本ページ(フラッシュ動画が含まれているページ)の印刷を行わずに、次のページの印刷処理が行われる。
[ダイレクトプリント処理]
次に、画像形成装置100が実行するダイレクトプリント処理について、図8を参照して説明する。
図8は、第1の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
次に、画像形成装置100が実行するダイレクトプリント処理について、図8を参照して説明する。
図8は、第1の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
まず、ダイレクトプリント処理が開始されると、画像形成装置100のネットワーク制御部103がプリントファイルを受信する(S1)。次に、CPU101は、プリントファイル内における対象ページのコマンドを確認する(S2)。
次いで、CPU101(特殊オブジェクト判断部111)は、対象ページに特殊オブジェクトが有るか否かを判別する(S3)。S3において、対象ページに特殊オブジェクトが無いと判別したとき(S3がNO判定の場合)、CPU101は、後述のS6の処理を行う。
一方、S3において、対象ページに特殊オブジェクトが有ると判別したとき(S3がYES判定の場合)、CPU101は、オブジェクト情報をメモリ/HDD102に保存する(S4)。メモリ/HDD102に保存するオブジェクト情報としては、例えば、特殊オブジェクトの種類、同一ページにおける特殊オブジェクト数やページ情報を挙げることができる。
このとき、CPU101(警告情報生成部112)は、特殊オブジェクトに応じた警告情報を生成し、プリントファイルを送信したクライアントPCに送信する。クライアントPCの表示部には、受信した警告情報に対応する警告メッセージが表示される。また、CPU101(警告情報生成部112)は、生成した警告情報を、オブジェクト情報に関連づけてメモリ/HDD102に保存する。次に、CPU101は、特殊フラグをセットする(S5)。
S5の処理後、又はS6がNO判定の場合、CPU101は、特殊オブジェクトの有無を確認したページ(対象ページ)が最終ページであるか否かを判別する(S6)。S6において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページでないと判別したとき(S6がNO判定の場合)、CPU101は、次のページについて、S2以降の処理を繰り返す。
一方、S6において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページであると判別したとき(S6がYES判定の場合)、CPU101は、特殊フラグがセット(ON)されているか否かを判別する(S7)。
S7において、特殊フラグがセットされていないと判別したとき(S7がNO判定の場合)、CPU101(プリント制御部114)は、全ページに対して通常ラスタライズ処理を行う(S8)。すなわち、各ページのジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)を生成する。S8の処理後、CPU101は、後述のS14の処理を行う。
一方、S7において、特殊フラグがセットされていると判別したとき(S7がYES判定の場合)、CPU101は、特殊オブジェクトが含まれるページであるか否かを判別する(S9)。S9において、特殊オブジェクトが含まれるページであると判別したとき(S9がYES判定の場合)、CPU101は、特殊ラスタライズ処理を行う(S10)。なお、特殊ラスタライズ処理の詳細については、後述の図9を参照しながら後で説明する。
一方、S9において、特殊オブジェクトが含まれるページでないと判別したとき(S9がNO判定の場合)、CPU101(プリント制御部114)は、そのページに対してラスタライズ処理を行う(S11)。
S10又はS11の処理後、CPU101は、S9で特殊オブジェクトが含まれるか否かを判別したページが最終ページであるか否かを判別する(S12)。S12において、特殊オブジェクトが含まれるか否かを判別したページが最終ページでないと判別したとき(S12がNO判定の場合)、CPU101は、次のページについて、S9以降の処理を繰り返す。
一方、S12において、特殊オブジェクトが含まれるか否かを判別したページが最終ページであると判別したとき(S12がYES判定の場合)、CPU101は、ラスタライズしたページを整理する(S13)。S13の処理において、CPU101は、ラスタライズ処理において生成したラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をページ順に並べる。
S13又はS8の処理後、CPU101は、ラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をプリンター部105に送信して、プリンター部105によりラスタライズデータを印刷する(S14)。S14の処理後、CPU101は、ダイレクトプリント処理を終了する。
上述したダイレクトプリント処理では、全ページにおいて特殊オブジェクトの有無を確認し、特殊フラグがセットされていなければ、通常のラスタライズ処理を実行した。この場合は、ラスタライズ処理前に特殊オブジェクトが含まれているか否かを予め全ページにおいて確認するため、警告の対象となるページの情報(警告情報)を相対的に早く出力することができる。
しかし、本発明に係るダイレクトプリント処理としては、1ページ毎に、特殊オブジェクトの有無を確認して、特殊オブジェクトが無いページについては、通常のラスタライズ処理を実行するようにしてもよい。また、特殊オブジェクトが有るページについては、特殊ラスタライズ処理を実行するようにしてもよい。
[特殊ラスタライズ処理]
次に、ダイレクトプリント処理のS10で行う特殊ラスタライズ処理について、図9を参照して説明する。
図9は、特殊ラスタライズ処理の例を示すフローチャートである。
次に、ダイレクトプリント処理のS10で行う特殊ラスタライズ処理について、図9を参照して説明する。
図9は、特殊ラスタライズ処理の例を示すフローチャートである。
まず、CPU101は、該当ページにおける最初の特殊オブジェクトを選択する(S21)。この処理において、CPU101(警告情報生成部112)は、選択した特殊オブジェクトに対応する警告情報を、CPU101の表示制御部113に送る。
次に、CPU101(表示制御部113)は、図4〜図7を用いて説明した警告画面を、表示/操作パネル部106に表示させる(S22)。次に、CPU101(表示制御部113)は、デフォルトのビュー情報をセット(S23)し、そのビュー情報に対応した特殊オブジェクトのイメージを表示/操作パネル部106に表示させる(S24)。
次に、CPU101は、表示/操作パネル部106に対してスワイプ操作やタップ操作が行われたか否かを判別する(S25)。S25において、スワイプ操作やタップ操作が行われていないと判別したとき(S25がNO判定の場合)、CPU101は、後述のS31の処理を行う。
一方、S25において、「Cancel」の表示がタップされた(押された)か否かを判別する(S26)。S26において、「Cancel」の表示がタップされたと判別したとき(S26がYES判定の場合)、CPU101は、プリントスキップフラグをセットする(S27)。プリントスキップフラグがセットされたページは、ラスタライズ処理が行われず、印刷が行われない。S27の処理後、CPU101は、特殊ラスタライズ処理を終了する。
一方、S26において、「Cancel」の表示がタップされていないと判別したとき(S26がNO判定の場合)、CPU101は、「OK」の表示がタップされたか否かを判別する(S28)。S28において、「OK」の表示がタップされたと判別したとき(S28がYES判定の場合)、CPU101は、現在のビュー情報をセットする(S29)。S29の処理後、CPU101は、後述のS34の処理を行う。
一方、S28において、「OK」の表示がタップされていないと判別したとき(S28がNO判定の場合)、CPU101は、オペレーターによるスワイプ操作に応じてビュー情報を更新する(S30)。
S30の処理後、又はS25がNO判定の場合、CPU101は、タイムアウトであるか否かを判別する(S31)。すなわち、CPU101は、S22における警告画面の表示から所定の時間が経過したか否かを判別する。S31において、タイムアウトではないと判別したとき(S31がNO判定の場合)、CPU101は、S24の処理を行う。
一方、S31において、タイムアウトであると判別したとき(S31がYES判定の場合)、CPU101は、デフォルトのビュー情報をセットする(S32)。すなわち、タイムアウトになる前に、「OK」及び「Cancel」の表示がタップされなければ、デフォルトのビュー情報に応じた特殊オブジェクトが印刷される。
S29又はS32の処理後、CPU101は、セットされたビュー情報に応じた特殊オブジェクトのラスタライズ処理を行う(S34)。次に、CPU101は、対象のページのラスタライズ処理が終了か否かを判別する(S35)。すなわち、CPU101は、ラスタライズされていない特殊オブジェクトが無いか否かを判別する。S35において、対象のページのラスタライズ処理が終了したと判別したとき(S28がYES判定の場合)、CPU101は、特殊ラスタライズ処理を終了する。
一方、S35において、対象のページのラスタライズ処理が終了していないと判別したとき(S31がNO判定の場合)、CPU101は、次の特殊オブジェクトを選択する(S36)。この処理において、CPU101(警告情報生成部112)は、選択した特殊オブジェクトに対応する警告情報を、CPU101の表示制御部113に送る。C36の処理後、CPU101は、次の特殊オブジェクトについて、S22以降の処理を繰り返す。
上述した第1の実施形態によれば、ダイレクトプリントを行う場合のプリントファイルに、予期しない特殊オブジェクトが含まれていた場合であっても、特殊オブジェクトを印刷するか否かを選択することができ、適切な印刷結果を得ることができる。また、特殊オブジェクトのアングル等のビューを所望のビューに変えることができ、適切な印刷結果を得ることができる。
また、上述した第1の実施形態では、特殊オブジェクトが含まれるページを印刷するか否かを決定する構成であった。しかし、本発明に係るダイレクトプリント処理としては、例えば、特殊オブジェクトのみ印刷しないことを選択可能な構成にしてもよい。また、本発明に係るダイレクトプリント処理としては、特殊オブジェクトのレイヤーを選択可能な構成にしてもよい。
2.第2の実施形態
次に、第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。第2の実施形態に係る画像形成装置は、上述の第1の実施形態に係る画像形成装置100と同様の構成を有しており、異なる部分は、ダイレクトプリント処理である。したがって、ここでは、第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理について説明し、第2実施形態に係る画像形成装置における第1の実施形態と共通する部分の説明を省略する。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。第2の実施形態に係る画像形成装置は、上述の第1の実施形態に係る画像形成装置100と同様の構成を有しており、異なる部分は、ダイレクトプリント処理である。したがって、ここでは、第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理について説明し、第2実施形態に係る画像形成装置における第1の実施形態と共通する部分の説明を省略する。
[ダイレクトプリント処理]
第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理について、図10を参照して説明する。
図10は、第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理について、図10を参照して説明する。
図10は、第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
まず、ダイレクトプリント処理が開始されると、画像形成装置100のネットワーク制御部103がプリントファイルを受信する(S41)。次に、CPU101は、プリントファイル内における対象ページのコマンドを確認する(S42)。
次いで、CPU101(特殊オブジェクト判断部111)は、対象ページに特殊オブジェクトが有るか否かを判別する(S43)。S43において、対象ページに特殊オブジェクトが無いと判別したとき(S43がNO判定の場合)、CPU101は、対象ページに対してラスタライズ処理を行う(S44)。S44の処理後、CPU101は、後述のS47の処理を行う。
一方、S43において、対象ページに特殊オブジェクトが有ると判別したとき(S43がYES判定の場合)、CPU101は、オブジェクト情報をメモリ/HDD102に保存する(S45)。メモリ/HDD102に保存するオブジェクト情報としては、例えば、特殊オブジェクトの種類、同一ページにおける特殊オブジェクト数やページ情報を挙げることができる。
次に、CPU101(警告情報生成部112)は、特殊オブジェクトに応じた警告情報を生成し、プリントファイルを送信したクライアントPCに送信する(S46)。クライアントPCの表示部には、受信した警告情報に対応する警告メッセージが表示される。また、CPU101(警告情報生成部112)は、生成した警告情報を、オブジェクト情報に関連づけてメモリ/HDD102に保存する。
S44又はS46の処理後、CPU101は、特殊オブジェクトの有無を確認したページ(対象ページ)が最終ページであるか否かを判別する(S47)。S47において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページでないと判別したとき(S47がNO判定の場合)、CPU101は、次のページについて、S42以降の処理を繰り返す。
一方、S47において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページであると判別したとき(S47がYES判定の場合)、CPU101は、ラスタライズしたページを整理する(S48)。S48の処理において、CPU101は、S44のラスタライズ処理において生成したラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をページ順に並べる。
次に、CPU101は、ラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をプリンター部105に送信して、プリンター部105によりラスタライズデータを印刷する(S49)。S49の処理後、CPU101は、ダイレクトプリント処理を終了する。
上述したダイレクトプリント処理において、印刷をスキップしたページに関する特殊オブジェクトの種類、同一ページにおける特殊オブジェクト数やページ情報等を印刷除去情報として印刷してもよい。このリストの印刷は、ラスタライズデータに対応する印刷の前(最初のページ)或いはラスタライズデータに対応する印刷の前(最後のページ)に追加するとよい。このように、印刷をスキップしたページのリストを印刷することにより、どのページの印刷がスキップされたのかをオペレーターが容易に確認することができる。
上述した第2の実施形態によれば、ダイレクトプリントを行う場合のプリントファイルに、予期しない特殊オブジェクトが含まれていた場合であっても、特殊オブジェクトが含まれていないページのみを印刷するため、適切な印刷結果を得ることができる。
また、上述したダイレクトプリント処理では、特殊オブジェクトが含まれていないと判断された全ページのラスタライズデータを揃えてプリンター部105に送信する。しかし、本発明に係るダイレクトプリント処理としては、特殊オブジェクトが含まれていないと判断された各ページのラスタライズ処理毎に、ラスタライズデータをプリンター部105に送信してもよい。
3.第3の実施形態
次に、第3実施形態に係る画像形成装置について説明する。第3の実施形態に係る画像形成装置は、上述の第1の実施形態に係る画像形成装置100と同様な構成を有しており、異なる部分は、ダイレクトプリント処理である。したがって、ここでは、第3の実施形態におけるダイレクトプリント処理について説明し、第3実施形態に係る画像形成装置における第1の実施形態と共通する部分の説明を省略する。
次に、第3実施形態に係る画像形成装置について説明する。第3の実施形態に係る画像形成装置は、上述の第1の実施形態に係る画像形成装置100と同様な構成を有しており、異なる部分は、ダイレクトプリント処理である。したがって、ここでは、第3の実施形態におけるダイレクトプリント処理について説明し、第3実施形態に係る画像形成装置における第1の実施形態と共通する部分の説明を省略する。
[ダイレクトプリント処理]
第3の実施形態におけるダイレクトプリント処理について、図11を参照して説明する。
図11は、第3の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
第3の実施形態におけるダイレクトプリント処理について、図11を参照して説明する。
図11は、第3の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
まず、ダイレクトプリント処理が開始されると、画像形成装置100のネットワーク制御部103がプリントファイルを受信する(S51)。次に、CPU101は、プリントファイル内における対象ページのコマンドを確認する(S43)。
次いで、CPU101(特殊オブジェクト判断部111)は、対象ページに特殊オブジェクトが有るか否かを判別する(S53)。S53において、対象ページに特殊オブジェクトが無いと判別したとき(S53がNO判定の場合)、CPU101は、対象ページに対してラスタライズ処理を行う(S54)。S54の処理後、CPU101は、後述のS57の処理を行う。
一方、S53において、対象ページに特殊オブジェクトが有ると判別したとき(S53がYES判定の場合)、CPU101は、対象ページに特殊オブジェクト以外の画像(印刷対象)が有るか否かを判別する(S55)。S55において、対象ページに特殊オブジェクト以外の画像が無いと判別したとき(S55がNO判定の場合)、CPU101は、後述のS57の処理を行う。
S55において、対象ページに特殊オブジェクト以外の画像が有ると判別したとき(S55がYES判定の場合)、CPU101は、特殊オブジェクト以外の画像に対してラスタライズ処理を行う(S56)。すなわち、コマンドの確認した対象ページに特殊オブジェクト以外の画像が無い場合は、そのページの印刷をスキップする。一方、コマンドの確認した対象ページに特殊オブジェクト以外の画像が有る場合は、そのページの特殊オブジェクトのみ印刷しないようにする。
S54又はS56の処理後、或いはS55がNO判定の場合、CPU101は、特殊オブジェクトの有無を確認したページ(対象ページ)が最終ページであるか否かを判別する(S57)。S57において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページでないと判別したとき(S57がNO判定の場合)、CPU101は、次のページについて、S52以降の処理を繰り返す。
一方、S57において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページであると判別したとき(S57がYES判定の場合)、CPU101は、ラスタライズしたページを整理する(S58)。S58の処理において、CPU101は、S54及びS56のラスタライズ処理において生成したラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をページ順に並べる。
次に、CPU101は、ラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をプリンター部105に送信して、プリンター部105によりラスタライズデータを印刷する(S59)。S59の処理後、CPU101は、ダイレクトプリント処理を終了する。
上述したダイレクトプリント処理において、特殊オブジェクトの種類、特殊オブジェクトを含んでいたページ情報等を印刷除去情報として印刷してもよい。このリストの印刷は、ラスタライズデータに対応する印刷の前(最初のページ)或いはラスタライズデータに対応する印刷の前(最後のページ)に追加するとよい。このように、特殊オブジェクトを含んでいたページ情報等のリストを印刷することにより、どのページに特殊オブジェクトが含まれていのかをオペレーターが容易に確認することができる。
上述した第2の実施形態によれば、ダイレクトプリントを行う場合のプリントファイルに、予期しない特殊オブジェクトが含まれていた場合であっても、特殊オブジェクト以外の画像を印刷することができ、適切な印刷結果を得ることができる。
本発明は上述した実施形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。すなわち、上述した実施形態例は、本発明を分かりやすく説明するために装置の構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されない。
また、上述した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、本実施形態例では、ダイレクトプリントを実行する際に、特定機能(特殊オブジェクト)が含まれるか否かを判別し、その判別結果に基づいて適切な印刷結果を得るようための制御を行った。しかし、本発明に係る画像形成装置としては、ダイレクトプリント時の制御に限定されるものでは無く、例えば、親展プリントやボックス保存プリントなどのように、一旦画像形成装置に保存した後に印刷するような場合の制御に適用してもよい。
このような場合においては、状況や時間の経過に応じて印刷の要否が変化することもある。したがって、本発明を適用することにより、特定オブジェクトに係る印刷の要否やビュー等を改めて設定することができ、適切な印刷結果を得ることができる。
1…画像処理システム、 100…画像形成装置、 101…CPU、 102…メモリ/HDD、 103…ネットワーク制御部、 104…I/O部、 105…プリンター部、 106…表示/操作パネル部、 111…特殊オブジェクト判断部、 112…警告情報生成部、 113…表示制御部、 114…プリント制御部、 200,300…クライアントPC、 400…ネットワーク
Claims (12)
- ネットワークで接続されたクライアント装置から、ファイルを受信してプリンター部により印刷する機能を有した画像形成装置において、
前記プリンター部を制御するプリント制御部と、
受信したファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、
前記特定機能を有するページに関する指示を入力可能な入力部と、を備え、
前記プリント制御部は、前記特定機能判断部が前記特定機能を有するページを含むと判断した場合に、前記プリンター部による印刷を停止させ、前記入力部によって入力された指示に応じて、前記プリンター部による印刷を再開する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記入力部は、前記特定機能を有するページ、又は前記特定機能を有するページ中の当該特定機能に対応する表示のみを印刷しないことを指示可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記特定機能が三次元表示機能である場合に、当該三次元表示機能に対応するイメージを可変のビューアングルで表示可能な表示部を備え、
前記プリント制御部は、前記表示部に表示されたビューアングルの前記イメージを、前記プリンター部により印刷させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記特定機能が三次元表示機能である場合に、当該三次元表示機能に対応する可変のレイヤーイメージを表示可能な表示部を備え、
前記プリント制御部は、前記表示部に表示された前記レイヤーイメージを、前記プリンター部により印刷させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記特定機能判断部が前記特定機能を有するページを含むと判断した場合に、警告情報を生成する警告情報生成部を備え、
前記表示部は、前記警告情報生成部により生成された警告情報を表示する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。 - 前記特定機能判断部が前記特定機能を有するページを含むと判断した場合に、前記クライアント装置に送信する警告情報を生成する警告情報生成部を備える
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - ネットワークで接続されたクライアント装置から、ファイルを受信してプリンター部により印刷する機能を有した画像形成装置において、
前記プリンター部を制御するプリント制御部と、
受信したファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、を備え、
前記プリント制御部は、前記特定機能判断部が前記特定機能を有するページを含むと判断した場合に、当該特定機能を有するページ、又は当該特定機能に対応する表示を除いて、前記プリンター部による印刷を実行させる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記特定機能判断部が前記特定機能を有するページを含むと判断した場合に、前記クライアント装置に送信する警告情報を生成する警告情報生成部を備える
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記特定機能判断部が前記特定機能を有するページを含むと判断した場合に、警告情報を生成する警告情報生成部と、を備え、
前記警告情報生成部により生成された警告情報を表示する表示部と、を備える
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記プリント制御部は、前記特定機能判断部が前記特定機能を有するページを含むと判断した場合に、印刷から除いた表示に係る印刷除去情報を、前記プリンター部により印刷させる
ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記プリント制御部は、前記印刷除去情報を最初のページの余白に印刷させる
ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記プリント制御部は、前記印刷除去情報を新たなページとして印刷させる
ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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