JP2020144407A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予期しないオブジェクト(特定機能)が含まれていたファイルをダイレクトプリントしても、適切な印刷結果を得ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様の画像形成装置は、クライアント装置から供給されたファイルをプリンター部により印刷するダイレクトプリント機能を有する。この画像形成装置は、プリンター部を制御するプリント制御部と、ファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、表示部と、操作部(表示/操作パネル部106)とを備える。表示部は、特定機能判断部により特定機能を有するページを含むと判断された場合に、その特定機能に対応するイメージを所定の枠121内に表示する。操作部は、所定の枠121内に表示された特定機能に対応するイメージを編集するための操作を受け付ける。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
PDFダイレクトプリントは、PDF(Portable Document Format)ファイルを開くアプリケーションまたはプリンタードライバーを起動することなく、PDFファイルを互換性のあるプリンターデバイスに直接送信して印刷する。すなわち、PDFダイレクトプリントでは、PDFデータがプリンターデバイスにより処理されて印刷される。
ところで、Adobe(登録商標)のPDF1.6は、三次元(3D)オブェクトのためのイメージデータをサポートしている。PDFビューワーアプリケーションを用いて三次元オブジェクトを含むPDFファイルを開くと、オペレーターがスワイプすることによりビューアングルを変えることができる三次元オブジェクトが表示される。
しかし、三次元オブジェクトを含むPDFファイルがPDFダイレクトプリントを使用して印刷される場合は、一般的に、決められたビューアングルの三次元オブジェクトが印刷される。したがって、望ましいビューや異なるビューで三次元オブジェクトを印刷するには、適当なアプリケーションを使用してPDFファイルを開き、オペレーターが手動でビューアングルを選択する必要があった。
特許文献1には、複数のビューアングルの三次元オブジェクトを印刷するプリンターが記載されている。この特許文献1に記載されたプリンターは、三次元オブジェクトを含むPDFファイルが送信されると、予め規定されたビューアングル設定に基づいて三次元オブジェクトの複数のビューを生成して印刷する。
特開2008−247023号公報
ところで、特許文献1に記載されたプリンターでは、ユーザーが該当するファイルに含まれる三次元オブジェクトデータの内容を認識していれば、ビューアングルを予め規定しておき、所望のビューの三次元オブジェクトを印刷することができる。しかし、ユーザーが三次元オブジェクトの内容を認識していない場合は、所望のビューアングルを予め規定することはできない。
また、PDFファイルに三次元オブジェクトが含まれているか否かをユーザーが認識していない場合も考えられる。この場合においても、所望のビューアングルを予め規定することはできない。さらに、三次元オブジェクトは、PC(personal computer)等のディスプレイで色々なアングルから見ることができればよく、印刷する必要がない場合もある。その場合は、三次元オブジェクトを印刷すること自体が無駄になる。
PDFファイルには、三次元オブジェクトや動画等を含むページと、通常のテキストや二次元グラフィック・イメージのページが混在されている場合がある。そのため、PDFダイレクトプリントを行うと、上述したような必要のない三次元オブジェクトを含むページが、通常のテキスト等のページと一緒に印刷されてしまうことが起こり得る。
本発明は、上記の状況を考慮してなされたものであり、予期しないオブジェクト(特定機能)が含まれていたファイルをダイレクトプリントしても、適切な印刷結果を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の画像形成装置は、クライアント装置から供給されたファイルをプリンター部により印刷するダイレクトプリント機能を有する。この画像形成装置は、プリンター部を制御するプリント制御部と、ファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、表示部と、操作部とを備える。表示部は、特定機能判断部により特定機能を有するページを含むと判断された場合に、その特定機能に対応するイメージを表示する所定の枠を表示画面内に表示する。操作部は、所定の枠内に表示された特定機能に対応するイメージを編集するための操作を受け付ける。
本発明の一態様によれば、予期しない特定機能が含まれていたファイルをダイレクトプリントしても、適切な印刷結果を得ることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの概略構成図である。 図1に示す画像形成装置の概略構成図である。 図2に示すCPUの各機能部の例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるプリントファイルにオブジェクトデータ(特殊オブジェクト)が含まれていた場合の表示/操作パネル部の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における特殊ラスタライズ処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における特殊オブジェクト編集処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る原稿ファイル(供給されたプリントファイル)を編集せずに印刷した用紙の例を示す図である。 図8に示す原稿ファイルにおける特殊オブジェクトに対応するイメージを編集した編集済みプリントファイルを印刷した用紙の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における画像形成装置の表示/操作パネル部によるプレビュー表示の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像形成装置の表示/操作パネル部に表示された複数の表示枠の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する。)の例について、添付図面を参照しながら説明する。本明細書及び添付図面において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
1.第1の実施形態
[画像処理システム]
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムについて、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの概略構成図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る画像処理システム1は、画像形成装置100と、携帯端末200と、クライアントPC(personal computer)300と、携帯型記憶装置500を有する。携帯端末200、クライアントPC300、及び携帯型記憶装置500は、本発明に係るクライアント装置の具体例を示す。
画像形成装置100と携帯端末200、クライアントPC300とは、ネットワーク400を介して相互に通信可能に接続されている。また、画像形成装置100と携帯型記憶装置500とは、外部通信バス600を介して接続されている。なお、画像形成装置、クライアントPC、携帯端末、携帯型記憶装置の数はこの例の数に限らず、いくつ接続されていても構わない。
ネットワーク400としては、例えば、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)などの規格によりコンピュータやネットワーク機器を接続したLANなどを適用することができる。また、ネットワーク400としては、LAN同士を専用線で接続したWANなどを適用してもよい。
携帯端末200、クライアントPC300は、それぞれ制御部、記憶部、ネットワーク制御部、表示部、操作部を備える。携帯端末200、クライアントPC300の制御部は、例えば、OS(Operating System)と、アプリケーションと、フォルダとを有する。
携帯端末200には、例えば、ネットワーク400を介してプリントファイル(例えば、PDFファイル)が供給される。このプリントファイルは、フォルダに保存される。携帯端末200の制御部は、オペレーターの操作に基づいて、プリントファイルのダイレクトプリントを指示する。このダイレクトプリントの指示は、ネットワーク制御部103及びネットワーク400を介して画像形成装置100に送信される。
クライアントPC300の制御部は、記憶部からプリンタードライバーを読み込んで処理を実行し、ワードプロセッサ、表計算等の各種アプリケーションにより作成されたファイルを、PDL(Page Description Language)データに変換して印刷を指示する。この印刷の指示は、後述のネットワーク制御部103及びネットワーク400を介して画像形成装置100に送信される。
また、クライアントPC300の制御部は、記憶部からダイレクトプリントユーティリティを読み込んで、所定のフォルダを監視する。そして、所定のフォルダにプリントファイル(例えば、PDFファイル)が保存されると、そのプリントファイルのダイレクトプリントを指示する。このダイレクトプリントの指示は、ネットワーク制御部103及びネットワーク400を介して画像形成装置100に送信される。
また、クライアントPC300の制御部は、印刷部数、両面/片面印刷、カラー/モノクロ印刷、2in1などの集約機能、折りやパンチ、ステープルなどの仕上げ機能などを設定するための印刷設定画面を表示部に表示させる。そして、クライアントPC300の制御部は、オペレーターが印刷設定画面及び操作部を用いて設定した印刷条件に基づいて、設定情報を生成する。
携帯型記憶装置500は、例えば、クライアントPC300に外部通信バス600を介して接続される。そして、クライアントPC300は、携帯型記憶装置500にプリントファイルを格納する。
[画像形成装置]
次に、画像形成装置100の構成について、図2を参照して説明する。
図2は、図1に示す画像形成装置100の概略構成図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、メモリ/HDD(Hard Disk Drive)102と、ネットワーク制御部103と、I/O(Input/Output)部104と、プリンター部105と、表示/操作パネル部106とを有する。
CPU101は、ネットワーク制御部103を介して、ネットワーク400に接続された携帯端末200、クライアントPC300との間で各種データ(例えば、画像データや情報、PDFファイルなどのプリントファイル)の送受信を行う。CPU101は、携帯端末200、クライアントPC300から送信された各種データを処理してメモリ/HDD102に格納する。また、メモリ/HDD102には、例えば、プリンター部105の動作を制御する際や表示/操作パネル部106の表示を制御する際に参照されるパラメーターやプログラムなどが格納されている。
CPU101は、I/O部104を介して、プリンター部105及び表示/操作パネル部106と接続されている。CPU101は、メモリ/HDD102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM(不図示)に展開し、展開したプログラムと協働して、プリンター部105の動作を制御したり、表示/操作パネル部106の表示を制御したりする。また、I/O部104には、外部通信バス600が接続されており、外部通信バス600を介して接続された携帯型記憶装置500に対してデータの読み出し及び書き込みを行う。
表示/操作パネル部106は、例えば、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部と操作部として機能する。表示/操作パネル部106は、CPU101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。CPU101は、例えば、警告や、PDFファイルに含まれた特殊オブジェクトに対応するイメージ等を表示/操作パネル部106に表示させる。なお、特殊オブジェクトは、本発明に係る特定機能に対応する。
また、表示/操作パネル部106は、オペレーターによる各種入力操作を受け付けて、操作信号をCPU101に出力する。オペレーターは、表示/操作パネル部106を操作して、原稿設定、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定、片面/両面設定、及び用紙設定(用紙の坪量、光沢の有無を含む)などの画像形成(印刷)に関する設定を行うことができる。また、表示/操作パネル部106を用いて設定された情報は、例えばメモリ/HDD102に記憶される。
また、CPU101は、表示/操作パネル部106を用いて入力された指示に基づいて処理した画像データをプリンター部105に送信する。プリンター部105は、CPU101から送られた画像データに基づいて印刷処理を実行する。このプリンター部105は、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラーとを備えている。
また、プリンター部105は、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラーによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に転写するための中間転写体として機能する中間ベルトを備えている。さらに、プリンター部105は、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラーと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する搬送部を備えている。
[CPUの各機能部]
次に、CPU101の各機能部について、図3を参照して説明する。
図3は、図2に示すCPU101の各機能部の例を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、CPU101は、特殊オブジェクト判断部111、警告情報生成部112、表示制御部113及びプリント制御部114を備える。特殊オブジェクト判断部111は、本発明に係る特定機能判断部の一具体例を示すものであり、携帯端末200等のクライアント装置から供給されたPDFファイルなどのプリントファイルが特殊オブジェクトを含んでいるか否かを判断する。
特殊オブジェクト判断部111は、PDFファイル内のコマンドを参照し、例えば、「obj」コマンド内に「Type/3D」の文字列がある場合に、特殊オブジェクトの第1の具体例を示す三次元(3D)オブジェクトが含まれていると判断する。また、「Type/FLASH」又は「Type」内のファイル名の拡張子が「swf」である場合に、特殊オブジェクトの第2の具体例を示すフラッシュ動画が含まれていると判断する。
警告情報生成部112は、ダイレクトプリントの対象であるプリントファイル(PDFファイル)が特殊オブジェクトを含んでいる場合に、その特殊オブジェクトに対応する警告情報を生成する。警告情報生成部112によって生成された警告情報は、ネットワーク制御部103(図2参照)及びネットワーク400(図1参照)を介して、PDFファイルを送ったクライアントPCに送信される。また、警告情報生成部112によって生成された警告情報は、表示制御部113に送られる。
表示制御部113は、画像形成処理に関する各種画面を表示/操作パネル部106に表示させる。表示制御部113は、例えば、警告情報生成部112から送られた警告情報に基づいて、警告文と、特殊オブジェクトに対応するイメージを表示/操作パネル部106に表示させる。なお、プリントファイルに特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の表示例については、後述する。
プリント制御部114は、RIP部(Raster Image Processor)として機能し、ジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってビットマップ画像データを生成する。また、プリント制御部114は、必要に応じて、ビットマップ画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、プリント制御部114は、生成したビットマップ画像データをプリンター部105に出力する。
[特殊オブジェクトを含んでいる場合の表示例]
次に、プリントファイルが特殊オブジェクトを含んでいる場合の表示/操作パネル部106の表示例を説明する。
図4は、プリントファイルに特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の表示例を示す図である。図4に示す表示例では、特殊オブジェクトの第1の具体例である三次元オブジェクトが含まれているページがある場合の表示/操作パネル部106を示している。
図4に示すように、表示例では、三次元オブジェクトが含まれているページがある場合に、その三次元オブジェクトに対応するイメージを表示する所定の枠(ウィンドウ)121を表示画面内に表示する。そして、所定の枠121に表示した三次元オブジェクトに対応するイメージを、編集可能であることを報知する。具体的には、「3D(三次元でもよい)オブジェクトを編集できます。」という情報を表示する。
これにより、オペレーターは、三次元オブジェクトが含まれているページがあり、その三次元オブジェクトを編集することがきることを認識できる。その結果、オペレーターは、三次元オブジェクト(特殊オブジェクト)のアングル等のビューを所望のビューに変える(編集する)ことができ、適切な印刷結果を得ることができる。
また、三次元オブジェクト(特殊オブジェクト)に対応するイメージのみを所定の枠121枠に表示するため、表示/操作パネル部106を大画面にしなくても、三次元オブジェクトの編集を容易に行うことができる。さらに、三次元オブジェクトの編集処理が複雑にならないようにすることができ、編集処理に要する時間を削減することができる。
図4に示す表示例では、所定の枠121の側方に「Zoom」、「Position」、「Rotate」、「Frame」、「Proof」、「Next」、「End」、「Apply to all objects」、「Cancel」のアイコンを表示する。
「Zoom」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された三次元オブジェクトに対応するイメージのサイズを編集可能になる。イメージのサイズの編集は、表示/操作パネル部106の表示面における所定の枠121内で、オペレーターがスライド操作やピンチ操作することで実行される。また、イメージのサイズの編集は、「Zoom」等のアイコンと所定の枠121との間に表示される矢印をタップして実行することもできる。
「Position」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された三次元オブジェクトに対応するイメージの位置を編集可能になる。イメージの位置の編集は、表示/操作パネル部106の表示面における所定の枠121内で、オペレーターがスワイプ操作やスライド操作することで実行される。また、イメージの位置の編集は、「Zoom」等のアイコンと所定の枠121との間に表示される矢印をタップして実行することもできる。
「Rotate」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された三次元オブジェクトに対応するイメージの角度を編集可能になる。イメージの角度の編集は、表示/操作パネル部106の表示面における所定の枠121内で、オペレーターがスワイプ操作や回転操作することで実行される。また、イメージの角度の編集は、「Zoom」等のアイコンと所定の枠121との間に表示される矢印をタップして実行することもできる。
「Frame」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121のサイズを編集可能になる。所定の枠121のサイズの編集は、表示/操作パネル部106の表示面における所定の枠121内で、オペレーターがスライド操作やピンチ操作することで実行される。また、角度の編集は、「Zoom」等のアイコンと所定の枠121との間に表示される矢印をタップして実行することもできる。
「Proof」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された三次元オブジェクトが含まれているページの印刷が実行される。これにより、オペレーターは、三次元オブジェクトに対応するイメージの編集結果が反映されたページを、印刷した用紙で確認することができる。
「Next」のアイコンをタップする(押す)と、そのページ内にある別の(次の)特殊オブジェクト(例えば、三次元オブジェクト)に対応するイメージが、所定の枠121に表示される。これにより、オペレーターは、そのページ内にある別の(次の)特殊オブジェクトに対応するイメージの編集が可能になる。
「End」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された三次元オブジェクトが含まれるページの全ての特殊オブジェクトの編集を終了する。「Cancel」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された三次元オブジェクトに対応するイメージが含まれているページの印刷を中止する。
また、「Apply to all objects」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された三次元オブジェクト(特殊オブジェクト)に対応するイメージの編集と同じ編集を、プリントファイル(ジョブ)内の全ての三次元オブジェクト(特殊オブジェクト)に反映させる。なお、「Apply to all objects」のアイコンをタップする(押す)と、所定の枠121に表示された特殊オブジェクトに対応するイメージの編集と同じ編集を、そのページ内の特殊オブジェクトに反映させるようにしてもよい。
[ダイレクトプリント処理]
次に、第1の実施形態に係る画像形成装置100が実行するダイレクトプリント処理について、図5を参照して説明する。
図5は、第1の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
まず、ダイレクトプリント処理が開始されると、画像形成装置100のネットワーク制御部103がプリントファイルを受信する(S1)。次に、CPU101は、プリントファイル内における対象ページのコマンドを確認する(S2)。
次いで、CPU101(特殊オブジェクト判断部111)は、対象ページに特殊オブジェクトが有るか否かを判別する(S3)。S3において、対象ページに特殊オブジェクトが無いと判別したとき(S3がNO判定の場合)、CPU101は、後述のS6の処理を行う。
一方、S3において、対象ページに特殊オブジェクトが有ると判別したとき(S3がYES判定の場合)、CPU101は、オブジェクト情報をメモリ/HDD102に保存する(S4)。メモリ/HDD102に保存するオブジェクト情報としては、例えば、特殊オブジェクトの種類、同一ページにおける特殊オブジェクト数やページ情報を挙げることができる。
このとき、CPU101(警告情報生成部112)は、特殊オブジェクトに応じた警告情報を生成し、プリントファイルを送信したクライアントPCに送信する。クライアントPCの表示部には、受信した警告情報に対応する警告メッセージが表示される。また、CPU101(警告情報生成部112)は、生成した警告情報を、オブジェクト情報に関連づけてメモリ/HDD102に保存する。次に、CPU101は、特殊フラグをセットする(S5)。
S5の処理後、又はS6がNO判定の場合、CPU101は、特殊オブジェクトの有無を確認したページ(対象ページ)が最終ページであるか否かを判別する(S6)。S6において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページでないと判別したとき(S6がNO判定の場合)、CPU101は、次のページについて、S2以降の処理を繰り返す。
一方、S6において、特殊オブジェクトの有無を確認したページが最終ページであると判別したとき(S6がYES判定の場合)、CPU101は、特殊フラグがセット(ON)されているか否かを判別する(S7)。
S7において、特殊フラグがセットされていないと判別したとき(S7がNO判定の場合)、CPU101(プリント制御部114)は、全ページに対して通常ラスタライズ処理を行う(S8)。すなわち、各ページのジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)を生成する。S8の処理後、CPU101は、後述のS16の処理を行う。
一方、S7において、特殊フラグがセットされていると判別したとき(S7がYES判定の場合)、CPU101は、特殊オブジェクトが含まれるページであるか否かを判別する(S9)。S9において、特殊オブジェクトが含まれるページであると判別したとき(S9がYES判定の場合)、CPU101は、特殊ラスタライズ処理を行う(S10)。なお、特殊ラスタライズ処理の詳細については、後述の図6を参照しながら後で説明する。
一方、S9において、特殊オブジェクトが含まれるページでないと判別したとき(S9がNO判定の場合)、CPU101(プリント制御部114)は、そのページに対してラスタライズ処理を行う(S11)。
S10又はS11の処理後、CPU101は、S9で特殊オブジェクトが含まれるか否かを判別したページが最終ページであるか否かを判別する(S12)。S12において、特殊オブジェクトが含まれるか否かを判別したページが最終ページでないと判別したとき(S12がNO判定の場合)、CPU101は、次のページについて、S9以降の処理を繰り返す。
一方、S12において、特殊オブジェクトが含まれるか否かを判別したページが最終ページであると判別したとき(S12がYES判定の場合)、CPU101は、ファイル別名保存の指示があるか否かを判別する(S13)。ファイル別名保存の指示は、画像形成装置100において予め設定してもよく、又、ダイレクトプリントの対象であるプリントファイルが供給される度に、オペレーターに確認し、ファイル別名保存の有無を入力させるようにしてもよい。
S13において、ファイル別名保存の指示があると判別したとき(S13がYES判定の場合)、CPU101は、特殊オブジェクトに対応するイメージを編集した編集済みファイルを、供給されたプリントファイルとは別のファイル名でメモリ/HDD102に保存する(S14)。
また、CPU101は、別のファイル名で保存した編集済みファイルを、ネットワーク制御部103(図2参照)及びネットワーク400(図1参照)を介して、プリントファイルの供給元(携帯端末200やクライアントPC300)に送る。また、CPU101は、別のファイル名で保存した編集済みファイルを、外部通信バス600を介して、プリントファイルの供給元(携帯型記憶装置500)に送る。
S14の処理後、又はS13において、ファイル別名保存の指示がないと判別したとき(S13がNO判定の場合)、CPU101は、ラスタライズしたページを整理する(S15)。S15の処理において、CPU101は、ラスタライズ処理において生成したラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をページ順に並べる。
S15又はS8の処理後、CPU101は、ラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をプリンター部105に送信して、プリンター部105によりラスタライズデータを印刷する(S16)。S16の処理後、CPU101は、ダイレクトプリント処理を終了する。
上述したダイレクトプリント処理では、全ページにおいて特殊オブジェクトの有無を確認し、特殊フラグがセットされていなければ、通常のラスタライズ処理を実行した。この場合は、ラスタライズ処理前に特殊オブジェクトが含まれているか否かを予め全ページにおいて確認するため、編集及び警告の対象となるページの情報を相対的に早く出力することができる。
しかし、本発明に係るダイレクトプリント処理としては、1ページ毎に、特殊オブジェクトの有無を確認して、特殊オブジェクトが無いページについては、通常のラスタライズ処理を実行するようにしてもよい。また、特殊オブジェクトが有るページについては、特殊ラスタライズ処理を実行するようにしてもよい。
[特殊ラスタライズ処理]
次に、ダイレクトプリント処理のS10で行う特殊ラスタライズ処理について、図6を参照して説明する。
図6は、特殊ラスタライズ処理の例を示すフローチャートである。
まず、CPU101は、該当ページにおける最初の特殊オブジェクトに対して特殊オブジェクト編集処理を行う(S21)。なお、特殊オブジェクト編集処理の詳細については、後述の図7を参照しながら後で説明する。
次に、CPU101(表示制御部113)は、該当ページ全体のプレビューを表示/操作パネル部106に表示させる(S22)。次に、CPUは、「Cancel」のアイコンがタップされたか否かを判別する(S23)。なお、該当ページ全体のプレビューを表示する際の表示/操作パネル部106には、図4に示す「Cancel」のアイコンと同様のものが表示されている。
S23において、「Cancel」のアイコンがタップされたと判別したとき(S23がYES判定の場合)、CPU101は、該当ページの印刷を中止する(S24)。S24の処理後、CPU101は、特殊ラスタライズ処理を終了する。
一方、S23において、「Cancel」のアイコンがタップされていないと判別したとき(S23がNO判定の場合)、CPU101は、該当ページ内の全ての特殊オブジェクトに対して編集が行われたか否かを判別する(S25)。
なお、CPU101は、S23において、所定の期間が経過するまで「Cancel」のアイコンがタップされなかった場合に、「Cancel」のアイコンがタップされていないと判別する。また、CPU101は、「Next」のアイコンがタップされた場合に、「Cancel」のアイコンがタップされていないと判別してもよい。この場合は、該当ページ全体のプレビューを表示する際の表示/操作パネル部106に、図4に示す「Next」のアイコンと同様のものを表示する。
S25において、該当ページ内の全ての特殊オブジェクトに対して編集が行われていないと判別したとき(S25がNO判定の場合)、CPU101は、編集されていない(未編集の)特殊オブジェクトを選択し(S26)、処理をS21に戻す。
一方、S25において、該当ページ内の全ての特殊オブジェクトに対して編集が行われたと判別したとき(S25がYES判定の場合)、CPU101は、現在のビュー情報に応じた該当ページのラスタライズ処理を行う(S27)。S27の処理後、CPU101は、特殊ラスタライズ処理を終了する。
[特殊オブジェクト編集処理]
次に、特殊ラスタライズ処理のS21で行う特殊オブジェクト編集処理について、図7を参照して説明する。
図7は、特殊オブジェクト編集処理の例を示すフローチャートである。
まず、CPU101(表示制御部113)は、選択された特殊オブジェクトの編集画面へ移行する(S31)。すなわち、「Zoom」、「Position」、「Rotate」等のアイコンを表示する。そして、CPU101は、選択された特殊オブジェクトに対応するイメージを所定の枠121(図4参照)に表示する(S32)。これにより、オペレーターは、選択された特殊オブジェクトに対応するイメージ編集することがきる。
次に、CPU101は、「Proof」のアイコンがタップされたか否かを判別する(S33)。S33において、「Proof」のアイコンがタップされたと判別したとき(S33がYES判定の場合)、CPU101(プリント制御部114)は、選択された特殊オブジェクトが含まれているページの印刷を実行する(S34)。
S33において、「Proof」のアイコンがタップされていないと判別したとき(S33がNO判定の場合)、又はS34の処理後、CPU101は、特殊オブジェクトの編集が終了であるか否かを判別する(S35)。すなわち、図4に示す「End」のアイコンがタップされたか否かを判別する。
S35において、特殊オブジェクトの編集が終了であると判別したとき(S35がYES判定の場合)、CPU101は、後述のS40の処理を行う。一方、S35において、特殊オブジェクトの編集が終了でないと判別したとき(S35がNO判定の場合)、CPU101は、一括更新(「Apply to all objects」)のアイコンがタップされたか否かを判別する(S36)。
S36において、一括更新(「Apply to all objects」)のアイコンがタップされていないと判別したとき(S36がNO判定の場合)、CPU101は、「Next」のアイコンがタップされたか否かを判別する(S37)。S37において、「Next」のアイコンがタップされていないと判別したとき(S36がNO判定の場合)、CPU101は、S35以降の処理を繰り返す。
一方、S37において、「Next」のアイコンがタップされたと判別したとき(S37がYES判定の場合)、CPU101は、特殊オブジェクト情報の個別更新を行う(S38)。この処理では、所定の枠121に表示された特殊オブジェクトが含まれるページ内にある別の(次の)特殊オブジェクトを選択する。S38の処理後、CPU101は、処理をS32に戻す。
一方、S36において、一括更新(「Apply to all objects」)のアイコンがタップされたと判別したとき(S36がYES判定の場合)、CPU101は、特殊オブジェクト情報の一括更新を行う(S39)。この処理では、所定の枠121に表示された特殊オブジェクトに対応するイメージの編集と同じ編集を、プリントファイル(ジョブ)内の同じ種類の全ての特殊オブジェクトに反映させる。
S39の処理後、又はS35がYES判定の場合、CPU101は、該当するページの全ての特殊オブジェクトに対応するビュー情報を更新する(S40)。S40の処理後、CPU101は、特殊オブジェクト編集処理を終了する。なお、特殊オブジェクト編集処理において、「Cancel」のアイコンがタップされると、CPU101は、特殊オブジェクト編集処理を終了し、特殊ラスタライズ処理のS24の処理を行う。
[一括更新]
次に、特殊オブジェクト編集処理(図7参照)のS39で行う一括更新について、図8及び図9を参照して説明する。
図8は、画像形成装置100に供給されたプリントファイルを編集せずに印刷した用紙の例を示す図である。図9は、画像形成装置100に供給されたプリントファイルにおける特殊オブジェクトの表示を編集した編集済みプリントファイルを印刷した用紙の例を示す図である。
図8に示すように、画像形成装置100に供給されたプリントファイル(原稿ファイル)では、第1の特殊オブジェクト131a,131b,131cに対応する立方体のイメージが、1つの辺が最下方に位置する姿勢で表示されている。また、第2の特殊オブジェクト132a,132bに対応する円柱のイメージは、軸方向が紙面に垂直な方向に対して傾いた姿勢で表示されている。
また、第3の特殊オブジェクト133a,133bに対応する略L字状の板体のイメージは、L字状の側面が紙面に平行な面に対して傾いた姿勢で表示されている。また、第3の特殊オブジェクト133aに対応する略L字状の板体のイメージは、第3の特殊オブジェクト133bに対応する略L字状の板体のイメージに対して傾いている。
このような原稿ファイルの第1の特殊オブジェクト131aに対応する立方体のイメージを編集し、1つの面が下方を向く姿勢に変更する。そして、第1の特殊オブジェクト131aに対応する立方体のイメージの編集後に一括更新を行うと、その編集と同じ編集を、第2の特殊オブジェクト132a,132b、及び第3の特殊オブジェクト133a,133bに対応するイメージに反映させる。
その結果、図9に示すように、第1の特殊オブジェクト131b,131cに対応する立方体のイメージは、第1の特殊オブジェクト131aに対応する立方体のイメージと同様に、1つの面が下方を向く姿勢に変更される。また、第2の特殊オブジェクト132a,132b、及び第3の特殊オブジェクト133a,133bに対応するイメージは、第1の特殊オブジェクト131aの回転角度と同じ角度で回転した姿勢に変更される。
2.第2の実施形態
次に、第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。第2の実施形態に係る画像形成装置は、上述の第1の実施形態に係る画像形成装置100と同様な構成を有しており、異なる部分は、ダイレクトプリント処理である。したがって、ここでは、第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理について説明し、第2実施形態に係る画像形成装置における第1の実施形態と共通する部分の説明を省略する。
[ダイレクトプリント処理]
第2の実施形態に係る画像形成装置100が実行するダイレクトプリント処理について、図10を参照して説明する。
図10は、第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理の例を示すフローチャートである。
まず、ダイレクトプリント処理が開始されると、画像形成装置100のネットワーク制御部103がプリントファイルを受信する(S51)。次に、CPU101は、プリントファイル内における対象ページのコマンドを確認する(S52)。
次いで、CPU101(表示制御部113)は、対象ページのプレビューを表示/操作パネル部106に表示させる(S53)。次に、CPU101は、対象ページに特殊オブジェクト有りの入力が有るか否かを判別する(S54)。この処理では、対象ページのプレビューを確認したオペレーターが特殊オブジェクトの有無を判断し、その判断結果が入力されるまで待機する。
S54において、対象ページに特殊オブジェクト有りの入力が無いと判別したとき(S54がNO判定の場合)、すなわち、特殊オブジェクト無しの入力が有ると判別したとき、CPU101は、後述のS58の処理を行う。
一方、S54において、対象ページに特殊オブジェクト有りの入力が有ると判別したとき(S54がYES判定の場合)、CPU101は、オブジェクト情報をメモリ/HDD102に保存する(S55)。メモリ/HDD102に保存するオブジェクト情報としては、例えば、特殊オブジェクトの種類、同一ページにおける特殊オブジェクト数やページ情報を挙げることができる。
次に、CPU101は、特殊フラグをセットする(S56)。次いで、CPU101は、対象ページに対して特殊ラスタライズ処理を行う(S57)。このS57の処理は、第1の実施形態に係る特殊ラスタライズ処理(図6参照)と同じである。S57の処理後、CPU101は、後述のS59の処理を行う。
S54において、対象ページに特殊オブジェクト有りの入力が無いと判別したとき(S54がNO判定の場合)、CPU101は、対象ページに対して通常ラスタライズ処理を行う(S58)。すなわち、対象ページのジョブを翻訳して中間データを生成し、レンダリングを行ってラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)を生成する。
S57又はS58の処理後、CPU101は、対象ページが最終ページであるか否かを判別する(S59)。S59において、対象ページが最終ページでないと判別したとき(S59がNO判定の場合)、CPU101は、次のページについて、S52以降の処理を繰り返す。
一方、S59において、対象ページが最終ページであると判別したとき(S59がYES判定の場合)、CPU101は、ファイル別名保存の指示があるか否かを判別する(S60)。ファイル別名保存の指示は、画像形成装置100において予め設定してもよく、又、ダイレクトプリントの対象であるプリントファイルが供給される度に、オペレーターに確認し、ファイル別名保存の有無を入力させるようにしてもよい。
S60において、ファイル別名保存の指示があると判別したとき(S60がYES判定の場合)、CPU101は、特殊オブジェクトに対応するイメージを編集した編集済みファイルを、供給されたプリントファイルとは別のファイル名でメモリ/HDD102に保存する(S61)。
また、CPU101は、別のファイル名で保存した編集済みファイルを、ネットワーク制御部103(図2参照)及びネットワーク400(図1参照)を介して、プリントファイルの供給元(携帯端末200やクライアントPC300)に送る。また、CPU101は、別のファイル名で保存した編集済みファイルを、外部通信バス600を介して、プリントファイルの供給元(携帯型記憶装置500)に送る。これにより、オペレーターがダイレクトプリントの対象であるプリントファイルの再印刷を行う場合に、編集作業を省略することができる。
S61の処理後、又はS60において、ファイル別名保存の指示がないと判別したとき(S60がNO判定の場合)、CPU101は、ラスタライズしたページを整理する(S62)。S62の処理において、CPU101は、ラスタライズ処理において生成したラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をページ順に並べる。
次に、CPU101は、ラスタライズデータ(ビットマップ画像データ)をプリンター部105に送信して、プリンター部105によりラスタライズデータを印刷する(S63)。S63の処理後、CPU101は、ダイレクトプリント処理を終了する。
上述した第2の実施形態に係るダイレクトプリント処理では、1ページ毎にプレンビューを表示/操作パネル部106に表示して、特殊オブジェジェクトが含まれているか否かの1次判断をオペレーターの入力に任せる。これにより、ダイレクトプリント処理の負荷を軽減させることができる。また、対象のページに含まれる全ての特殊オブジェクトを予め把握することができるため、オペレーターがページ全体のレイアウトを考えながら各特殊オブジェクトに対応するイメージの編集を行うことができる。
[対象ページのプレビュー表示]
次に、第2の実施形態におけるダイレクトプリント処理のS53で行われる対象ページのプレビュー表示の例について、図11を参照して説明する。
図11は、第2の実施形態における画像形成装置の表示/操作パネル部によるプレビュー表示の例を示す図である。
図11に示すように、複数の特殊オブジェクトが含まれているページのプレビュー表示には、各特殊プロジェクトに対応するイメージが表示されている。オペレーターは、プレビュー表示における各特殊プロジェクトに対応するイメージをタップすることにより、特殊プロジェクト有りの指示を行う。また、オペレーターが特殊プロジェクトは含まれてないと判断した場合は、「Next」のアイコンをタップする(押す)。
[特殊オブジェクトを含んでいる場合の表示例]
次に、プレビュー表示に特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の表示例を説明する。
図12は、プレビュー表示に特殊オブジェクトが含まれていた場合の表示/操作パネル部106の表示例を示す図である。図12に示す表示例では、特殊オブジェクトの第1の具体例である三次元オブジェクトが3つ含まれているページがある場合の表示/操作パネル部106を示している。
図12に示す表示例では、図11に示すプレビュー表示を小さくして表示する。また、図12に示す表示例では、複数(3つ)の三次元オブジェクトに対応するイメージを表示するそれぞれ所定の枠(ウィンドウ)141a,141bを表示画面内に表示する。そして、複数(3つ)の三次元オブジェクトに対応するイメージは、所定の枠141a,141bにおいて可変のビューアングルで表示する。
なお、図12において、3つ目の三次元オブジェクトに対応するイメージ、及びそのイメージを表示する所定の枠は、所定の枠141aによって隠れて見えない。また、各所定の枠141a,141bには、「3D(三次元でもよい)オブジェクトを編集できます。」という情報を表示してもよい。
さらに、図12に示す表示例では、所定の枠141a,141b等を表示する領域の側方に「Zoom」、「Position」、「Rotate」、「Frame」、「Proof」、「Next」、「End」、「Apply to all objects」、「Cancel」のアイコンを表示する。
図12に示す表示例において、複数の特殊オブジェクトに対応するイメージを一括で編集する場合は、「Apply to all objects」のアイコンをタップする。これにより、1つの特殊オブジェクトに対応するイメージの編集を、その他の特殊オブジェクトに対応するイメージの編集に反映させて、複数のイメージを同時に確認することができる。さらに、特殊オブジェクトに対応するイメージの編集を、プレビュー表示における特殊オブジェクトに対応するイメージにも反映させて、ページ全体を確認することができる。
上述した第2の実施形態では、オペレーターが、三次元オブジェクトが含まれているページがあり、その三次元オブジェクトを編集することがきることを認識できる。その結果、オペレーターは、三次元オブジェクト(特殊オブジェクト)のアングル等のビューを所望のビューに変える(編集する)ことができ、適切な印刷結果を得ることができる。
また、上述した第2の実施形態では、対象のページに含まれる全ての特殊オブジェクトに対応するイメージを容易に確認することができる。また、オペレーターがイメージの編集する順番を簡単に変更することができ、特殊オブジェクトに対応するイメージの編集の自由度を高めることができる。
本発明は上述した実施形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。すなわち、上述した実施形態例は、本発明を分かりやすく説明するために装置の構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されない。
また、上述した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、上記第1及び第2の実施形態では、三次元オブジェクトに対応するイメージを、それぞれ所定の枠に可変のビューアングルで表示した。しかし、本発明に係る画像形成装置としては、三次元オブジェクトに対応するイメージを、可変のレイヤーイメージとして表示してもよい。この場合は、特殊オブジェクトに対応するイメージとして、レイヤーイメージが印刷される。
1…画像処理システム、 100…画像形成装置、 101…CPU、 102…メモリ/HDD、 103…ネットワーク制御部、 104…I/O部、 105…プリンター部、 106…表示/操作パネル部、 111…特殊オブジェクト判断部、 112…警告情報生成部、 113…表示制御部、 114…プリント制御部、121,141a,141b…所定の枠、 200…携帯端末、 300…クライアントPC、 400…ネットワーク、 500…携帯型記憶装置、 600…外部通信バス

Claims (10)

  1. クライアント装置から供給されたファイルをプリンター部により印刷するダイレクトプリント機能を有した画像形成装置において、
    前記プリンター部を制御するプリント制御部と、
    前記ファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、
    前記特定機能判断部により前記特定機能を有するページを含むと判断された場合に、当該特定機能に対応するイメージを表示する所定の枠を表示画面内に表示する表示部と、
    前記所定の枠内に表示された特定機能に対応するイメージを編集するための操作を受け付ける操作部と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示部は、前記特定機能が三次元表示機能である場合に、当該三次元表示機能に対応するイメージを可変のビューアングルで表示可能であり、
    前記操作部は、前記三次元表示機能に対応するイメージの表示角度、表示位置、表示サイズなどを編集する操作が可能であり、
    前記プリント制御部は、前記表示部の前記所定の枠内に表示されたビューアングルの前記イメージを、前記プリンター部により印刷させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記表示部は、前記特定機能が三次元表示機能である場合に、当該三次元表示機能に対応する可変のレイヤーイメージを表示可能であり、
    前記プリント制御部は、前記表示部の前記所定の枠内に表示された前記レイヤーイメージを、前記プリンター部により印刷させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示部は、前記操作部を用いて編集した前記特定機能に対応するイメージの編集結果を、当該特定機能を有するページに反映させたページ全体のプレビュー表示を表示可能であり、
    前記プリント制御部は、前記プレビュー表示されたページを、前記プリンター部により印刷させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 1つファイルに複数の特定機能が含まれており、当該複数の特定機能が関連づけられている場合に、1つの特定機能に対して所定の編集をすると、関連づけられた他の特定機能に対して前記所定の編集を適用する表示制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記特定機能に対応するイメージの編集結果が反映されたファイルを、編集前のファイルの供給元へファイル名を変更して送り返す
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記操作部は、前記特定機能に対応するイメージの編集結果を反映させた特定のページのみを印刷する指示を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 1つファイルに複数の特定機能が含まれている場合に、前記表示部は、前記操作部を用いた操作に応じて、各特定機能に対応するイメージを所定の枠内に順次表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 1つファイルに複数の特定機能が含まれている場合に、前記表示部は、前記操作部を用いた操作に応じて、2つ以上の前記所定の枠を表示し、当該2つ以上の前記所定の枠内に各特定機能に対応するイメージを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. クライアント装置から供給されたファイルをプリンター部により印刷するダイレクトプリント機能を有した画像形成装置において、
    前記プリンター部を制御するプリント制御部と、
    前記ファイルにおける所定のページのプレビュー表示を表示可能な表示部と、
    オペレーターによる操作を受け付ける操作部と、
    前記表示部が前記所定のページのプレビュー表示を実行している状態において、前記操作部により所定の操作が行われた場合に、前記ファイルが通常のページとは異なる特定機能を有するページを含むか否かを判断する特定機能判断部と、を備え、
    前記表示部は、前記特定機能判断部により前記特定機能を有するページを含むと判断された場合に、当該特定機能に対応するイメージを所定の枠内に表示し、
    前記操作部は、前記所定の枠内に表示された特定機能に対応するイメージを編集する操作が可能である
    ことを特徴とする画像形成装置。
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