JP2004318394A - 印刷装置、印刷方法及び印刷実行プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法及び印刷実行プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、所望の出力形式で容易に印刷を行うことができる印刷装置、印刷方法、印刷実行プログラムを提供する。
【解決手段】3次元画像データをデータ記憶部15に記憶したプリンタ11は、ユーザに出力形式の入力を促すために、タッチパネル12に出力形式選択画面及び視点選択画面を表示する。ユーザにより出力形式選択画面及び視点選択画面を介して出力形式が選択されると、プリンタ11は、この出力形式に基づいて、3次元画像データを加工して2次元データを生成する。そして、プリンタ11は生成した2次元データに基づいて印刷を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2次元データに基づいて印刷を行う印刷装置、印刷方法及び印刷実行プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、製品の設計などを効率よく行うためにCAD(Computer Aided Design )システムが普及してきている。また、このCADシステムをいっそう効率よく使用するために、2次元である図面を、3次元座標を用いた3次元画像データに基づいて表示したり、逆にこの3次元画像データから2次元図面のデータを変換して生成したりする技術が開発されている。しかしながら、3次元画像データは3次元座標を用いて入力しなければならないため、投影図に比べて3次元形状を想像し難く、そのため入力が困難となる。そこで、3次元画像データの入力をより簡単に行える技術が開発されてきている(例えば、特許文献1)。この特許文献1においては、3次元座標の入力基準を設定し、画面上の点を3次元座標値に投影し、この投影された座標値に基づいて新しいロケート座標を決定する。これにより、3次元座標の入力を感覚的にわかりやすい投影図のままで入力できる。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−76921号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、3次元画像データを用いて2次元の図面を表示したり、図面の加工を行ったりするためには、3次元CADシステムの操作やデータの取り扱い方などを知っている必要がある。このため、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人にとっては、簡単な操作だけで所望の図面を得ることが容易にできなかった。
【0005】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされ、その目的は、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、所望の出力形式で容易に印刷を行うことができる印刷装置、印刷方法、印刷実行プログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、2次元データに基づいて印刷を行う印刷手段を備えた印刷装置において、3次元画像データを記憶させる記憶手段と、ユーザに対して前記印刷の出力形式の指示の入力を促す催促手段と、前記指示された出力形式に基づいて、前記3次元画像データを加工して2次元データを生成する生成手段とを備えていることを要旨とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の印刷装置において、前記3次元画像データは、圧縮されたデータであって、前記生成手段は、前記圧縮された3次元画像データから前記2次元データを生成することを要旨とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の印刷装置において、前記記憶手段は、ネットワークを介して取得した前記3次元画像データを記憶させることを要旨とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の印刷装置において、前記3次元画像データは、複数の部品の画像データを含んでおり、前記出力形式の指示は、部品毎に印刷するか否かの指示であり、前記生成手段は、前記3次元画像データに基づいて部品毎の前記2次元データを加工生成することを要旨とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の印刷装置において、前記出力形式の指示は、斜視図の視点を変更するか否かの指示であり、前記生成手段は、入力された指示に基づいて前記視点を変更した3次元画像データに加工してから前記2次元データを生成することを要旨とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の印刷装置において、前記出力形式の指示は、前記投影図を印刷するか否かの指示であり、前記生成手段は、前記3次元画像データに基づいて投影図の前記2次元データを生成することを要旨とする。
【0012】
請求項7に記載の発明は、2次元データに基づいて印刷を行う印刷装置における印刷方法であって、前記印刷装置が、3次元画像データを記憶させる段階と、ユーザに対して前記印刷の出力形式の指示の入力を促す段階と、前記指示された出力形式に基づいて、前記3次元画像データを加工して2次元データを生成する段階とを備えたことを要旨とする。
【0013】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の印刷方法において、前記3次元画像データは、圧縮されたデータであって、前記生成する段階は、前記圧縮された3次元画像データに基づいて前記2次元データを生成することを要旨とする。
【0014】
請求項9に記載の発明は、2次元データに基づいて印刷を行う印刷装置を制御する印刷実行プログラムであって、前記印刷装置を、3次元画像データを記憶させる記憶手段、ユーザに対して前記印刷の出力形式の指示の入力を促す催促手段、前記指定された出力形式に基づいて、前記3次元画像データを加工して2次元データを生成する生成手段として機能させることを要旨とする。
【0015】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の印刷実行プログラムにおいて、前記生成手段は、前記圧縮された3次元画像データに基づいて前記2次元データを生成することを要旨とする。
【0016】
(作用)
請求項1、7又は9に記載の発明によれば、ユーザにより指定された印刷の出力形式に基づいて、3次元画像データの編集加工が自動的に行われる。このため、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、簡単な操作により容易に所望の出力形式で印刷を行うことができる。
【0017】
請求項2、8又は10に記載の発明によれば、データ量の多い3次元画像データが圧縮されているため、印刷装置に記憶される3次元画像データのデータ量を少なくすることができる。従って、印刷装置内の記憶領域を有効活用することができる。
【0018】
請求項3に記載の発明によれば、データ量の多い3次元画像データを軽量化した状態で印刷装置は受信する。従って、印刷装置は3次元画像データを受信して記憶するために必要な時間を短くすることができ、ひいては印刷完了までの時間を短くすることができる。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、印刷装置は、部品毎に印刷するか否かの指示の入力をユーザに対して促した後、ユーザの指示によっては3次元画像データに基づいて部品毎の3次元画像データを生成して印刷を行う。このため、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、比較的簡単な操作により、部品図を容易に得ることができる。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、印刷装置は、斜視図の視点を変更するか否かの指示の入力をユーザに対して促した後、ユーザの指示によっては視点を変更させた3次元画像データを生成して印刷を行う。このため、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、比較的簡単な操作により、視点を変更させた斜視図を容易に得ることができる。
【0021】
請求項6に記載の発明によれば、印刷装置は、投影図を印刷するか否かの指示の入力をユーザに対して促した後、ユーザの指示によっては3次元画像データに基づいて2次元データである投影図を生成して印刷を行う。このため、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、比較的簡単な操作により、投影図を容易に得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した印刷装置の一実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。
【0023】
図1に示すように本実施形態の印刷装置としてのプリンタ11は、ユーザが所望する出力形式で図面を印刷するため、タッチパネル12とボタン群13とを備えている。タッチパネル12は、プリンタ11を操作するユーザに対して図面の出力形式の選択を促す画面を表示したり、ユーザからの指示を受け入れたりする。ボタン群13は、複数のボタンを備えている。このボタン群13のボタンが押下されることにより、タッチパネル12に所定の画面を表示させたり、ユーザにより数値が入力されたりする。
【0024】
更に、同プリンタ11は、出力する図面のデータを一時的に記憶するデータ記憶部15と、図示しない制御手段(CPU)及び印刷手段とが内蔵されている。データ記憶部15は、受信した3次元画像データを一時的に記憶する記憶手段である。制御手段は、プリンタ11を制御するコンピュータであって、記憶手段、催促手段及び生成手段として機能し、後述する印刷処理(記憶する段階、促す段階及び生成する段階等)を実行する。具体的には、この制御手段は、同印刷処理を実行するために、データの送受信を行ってデータ記憶部15に3次元画像データを記憶する。また、同制御手段は、タッチパネル12に画面を表示してユーザに印刷する出力形式を指示するように促す。更に、この制御手段は、ユーザにより指示された出力形式に基づいて、前記データ記憶部15に記憶された3次元画像データを加工し、この3次元画像データから印刷データを生成する。また、この制御手段は、印刷手段を用いて、生成した印刷データに基づく印刷を行う。
【0025】
一方、プリンタ11は、ネットワークNを介して図面管理サーバ20に接続されている。この図面管理サーバ20には、図面の識別子である図面番号毎に3次元画像データが記憶されている。この3次元画像データは、3次元ローカル座標から構成された3次元モデルに関するデータであり、視点変換を行うことにより様々な角度からの2次元データを生成することができる。また、この3次元モデルは、完成品を構成する各部品の3次元モデルから構成されている。従って、各部品を組み合わせた完成品状態の全体図として表現したり、部品毎に分解した部品図として表現したりすることができる。なお、この3次元画像データは、図示しないCADコンピュータによって作成されて、図面管理サーバ20に記憶される。
【0026】
次に、上述したプリンタ11における印刷処理について、図2及び図3に基づいて説明する。
ユーザがプリンタ11のボタン群13の中の所定のボタンを押下すると、出力する図面の図面番号をユーザに促すための画面がタッチパネル12に表示される。そして、ボタン群13を用いて図面の図面番号が入力されると、プリンタ11は、図面管理サーバ20に対して、図面の3次元画像データの要求を送信する(ステップS1−1)。この要求には、ユーザが入力した図面番号に関するデータが含まれる。
【0027】
図面管理サーバ20は、プリンタ11から受信した図面番号に基づいて該当する図面の3次元画像データを検索する。そして、図面管理サーバ20は、特定した図面の3次元画像データを軽量化するために圧縮を行う(ステップS1−2)。更に、図面管理サーバ20は、この圧縮した3次元画像データをプリンタ11に対して送信する(ステップS1−3)。
【0028】
プリンタ11は、図面管理サーバ20から受信した図面の3次元画像データをデータ記憶部15に一時的に記憶する(ステップS1−4)。そして、プリンタ11は、データ記憶部15に記憶した3次元画像データを用いて出力処理を行う(ステップS1−5)。
【0029】
次に、この出力処理を図3を用いて説明する。
この出力処理においては、まず出力形式の選択処理が行われる(ステップS2−1)。この選択処理において、プリンタ11は、後述する出力形式選択画面510及び視点選択画面520にて選択される項目に関する情報を、出力形式の選択処理が終了するまで逐次記憶していく。
【0030】
この出力形式の選択処理において、まずプリンタ11は、図4に示す出力形式選択画面510をタッチパネル12に表示する。この出力形式選択画面510は、ユーザに対して、印刷する図面の出力形式の選択(入力)を促すための画面である。
【0031】
出力形式選択画面510には、クリアボタン511と印刷ボタン512とが含まれる。クリアボタン511は、これまで行ってきた印刷処理を中止終了させるためのボタンである。印刷ボタン512は、印刷を実行するためのボタンであり、これが押下されると、ステップS2−1の出力形式の選択処理が終了する。
【0032】
また、出力形式選択画面510には、全体図ボタン513と部品図514とが含まれる。全体図ボタン513は全体図を印刷するためのボタンである。全体図とは、各部品が組み合わせた状態での図面、いわゆる組立図である。従って、この全体図ボタン513が押されると、全体図の出力形式をユーザが指示したとプリンタ11は判断する。部品図ボタン514は、部品図を印刷するためのボタンである。部品図とは、部品毎の個別の図面である。従って、この部品図ボタン514が押されると、部品図の出力形式をユーザが指示したとプリンタ11は判断する。これら全体図ボタン513と部品図ボタン514とは、択一選択するようになっている。なお、ユーザが設定変更しない場合には、初期設定として全体図の出力形式が選択されている。
【0033】
更に、出力形式選択画面510には、3面図ボタン515と斜視図ボタン516とが含まれる。3面図ボタン515は、3面図を印刷するためのボタンである。この3面図とは、正面図(XY座標軸の図面)、平面図(XZ座標軸の図面)及び側面図(YZ座標軸の図面)の3つの図面を第三角法で表示したものである。従って、この3面図ボタン515が押されると、3面図の出力形式をユーザが指示したとプリンタ11は判断する。斜視図ボタン516は、斜視図を印刷するためのボタンである。従って、この斜視図ボタン516が押されると、斜視図の出力形式をユーザが指定したとプリンタ11は判断する。また、3面図ボタン515と斜視図ボタン516とは、択一選択するようになっている。なお、ユーザが設定変更しない場合には、初期設定として斜視図の出力形式が選択されている。
【0034】
また、前記斜視図ボタン516が押下されると、プリンタ11のタッチパネル12には、図5に示される視点選択画面520が表示される。視点選択画面520は、斜視図の視点の変更を行うための画面である。この視点選択画面520には、択一選択される自動設定ボタン521と手動設定ボタン522とが含まれている。自動設定ボタン521は、予め定められた視点からの斜視図を印刷するためのボタンである。なお、ユーザが視点の変更を行わない場合には、初期設定として予め定められた視点からの斜視図を出力する自動設定になっている。手動設定ボタン522は、斜視図の視点を変更するためのボタンである。従って、この手動設定ボタン522が押されると、ユーザが所望する任意の視点に変更することができる。更に、視点選択画面520には、所望する視点をユーザが入力するための回転角度入力欄523が含まれている。この回転角度入力欄523は、軸毎に回転角度を入力することができるようになっている。従って、ユーザが手動設定ボタン522を押下して、この回転角度入力欄523に任意の角度を入力すると、このユーザが指定した軸回りにその角度分回転させた斜視図、すなわち視点変更された斜視図が印刷される。
【0035】
また、この視点選択画面520には、図4に示す出力形式選択画面510を表示するための戻りボタン526が含まれている。
上述したように図3に示すステップS2−1において、プリンタ11は、図4の出力形式選択画面510や図5の視点選択画面520を表示して、印刷する図面の出力形式の選択を促す。これに対してユーザは、出力形式選択画面510の各ボタン513〜516及び視点選択画面520の各ボタン521,522,526を押したり、回転角度入力欄523に数値を入力したりすることにより印刷する図面に関して所望の出力形式を指示する。
【0036】
そして、印刷ボタン512が押下されて出力形式の選択処理(ステップS2−1)を終了すると、プリンタ11は、まず部品図及び全体図のどちらが指定されているかを判断する(ステップS2−2にてNO)。部品図が指定されている場合(ステップS2−2にてYES)には、データ記憶部15に記憶された3次元画像データから部品毎の画像を生成する(ステップS2−3)。なお、全体図が指定されている場合(ステップS2−2にてNO)には、プリンタ11はステップS2−3の処理を行わない。
【0037】
次に、プリンタ11は、3面図及び斜視図のどちらが指定されているかを判断する(ステップS2−4)。このプリンタ11は、3面図が指定されている場合(ステップS2−4にてYES)には、3次元画像データから3面図のデータ、すなわち正面図、平面図及び側面図の2次元データを生成する(ステップS2−5)。
【0038】
一方、プリンタ11は、斜視図が指定されていると判断した場合(ステップS2−4にてNO)には、斜視図の視点が変更されているか否かを判断する(ステップS2−6)。そして、視点が変更されている場合(ステップS2−6にてYES)には、3次元画像データを、図5の視点選択画面520の回転角度入力欄523においてユーザが入力した角度に回転させた画像に変換する(ステップS2−7)。そして、プリンタ11は、変換した3次元画像データに基づいて、斜視図を印刷するための2次元データを生成する(ステップS2−8)。なお、視点が変更されていない場合(ステップS2−6にてNO)、すなわち自動設定にされている場合には、プリンタ11は、データ記憶部15に記憶されたそのままの3次元画像データに基づいて斜視図の2次元データを生成する(ステップS2−8)。
【0039】
プリンタ11は、ステップS2−5又はステップS2−8において生成した2次元データに基づいて印刷データを生成する。そして、プリンタ11は、この印刷データを用いて前記印刷手段を動作させて図面の印刷を行う(ステップS2−9)。
【0040】
次に、印刷される各出力用紙600〜640と、それらが印刷されるまでの具体的な処理方法について、図6〜図10を参照して説明する。
例えば、出力形式選択画面510がタッチパネル12に表示された後、設定変更が行われずに印刷ボタン512が押下された場合には、全体図が指定され、かつ自動設定の斜視図が指定されていることになる。このため、プリンタ11は上記ステップS2−2にてNO、ステップS2−4にてNO、ステップS2−6にてNOの手順を経て2次元データを生成する(ステップS2−8)。このときに生成される2次元データは、完成品全体について、予め定められた視点からの斜視図の2次元データとなっている。そして、プリンタ11はこの2次元データに基づいて印刷を行う(ステップS2−9)。この結果、図6の出力用紙600に示すように、部品が組み合わされた完成品全体について所定の視点からの斜視図が印刷される。
【0041】
また、出力形式選択画面510において部品図ボタン514が押下された後、印刷ボタン512が押下された場合には、部品図が指定され、かつ自動設定の斜視図が指定されていることになる。このため、プリンタ11は、ステップS2−2にてYES、ステップS2−3、ステップS2−4にてNO、ステップS2−6にてNOの手順を経て2次元データを生成する(ステップS2−8)。このとき、プリンタ11は、全体図の3次元画像データから、完成品を構成する各部品に分解した3次元画像データを生成する。すなわち、このときに生成される2次元データは、部品毎について、予め定められた視点からの斜視図の2次元データとなっている。そして、プリンタ11はこの2次元データに基づいて印刷を行う(ステップS2−9)。この結果、図7の出力用紙610に示すように、所定の視点からの斜視図が部品毎に印刷される。
【0042】
更に、出力形式選択画面510の斜視図ボタン516が押下されて視点選択画面520が表示され、この視点選択画面520の回転角度入力欄523に例えばZ軸が90度と入力されたとする。更に、その後、視点選択画面520のボタン526が押下されて出力形式選択画面510に戻り、印刷ボタン512が押下された場合には、全体図が指定され、かつ視点が変更された斜視図が指定されたことになる。このため、プリンタ11は、ステップS2−2にてNO、ステップS2−4にてNO、ステップS2−6にてYES、ステップS2−7の手順を経て2次元データを生成する(ステップS2−8)。このときに生成される2次元データは、完成品全体について、ユーザが所望した視点からの斜視図の2次元データ、すなわちZ軸回りに90度回転された状態の斜視図の2次元データとなっている。そして、プリンタ11はこの2次元データに基づいて印刷を行う(ステップS2−9)。この結果、図8の出力用紙620に示すように、ユーザにより指定された視点からの完成品全体についての斜視図が印刷される。
【0043】
また、3面図ボタン515が押下された後、印刷ボタン512が押下されると、全体図が指定され、かつ3面図が指定されたことになる。このため、プリンタ11は、ステップS2−2にてNO、ステップS2−4にてYESの手順を経て、3面図の2次元データを生成する(ステップS2−5)。そして、プリンタ11は、完成品全体についての3面図の2次元データに基づいて印刷を行う(ステップS2−9)。この結果、図9の出力用紙630に示されるように、完成品全体の3面図が印刷される。
【0044】
更に、部品図ボタン514及び3面図ボタン515が押下されると、部品図が指定され、かつ3面図が指定されたことになる。このため、プリンタ11は、ステップS2−2にてYES、ステップS2−3、ステップS2−4にてYESの手順を経て部品毎に3面図の2次元データを生成する(ステップS2−5)。そして、プリンタ11はこの3面図の2次元データに基づいて印刷を行う(ステップS2−9)。この結果、図10の出力用紙640に示されるように、各部品毎の3面図が印刷される。
【0045】
以上のようにして、図2及び図3の印刷処理が行われて、ユーザが所望する出力形式の図面が、図6〜図10に示される出力用紙600〜640のように出力される。
【0046】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・本実施形態では、ユーザにより選択された出力形式に基づいた3次元画像データの編集加工をプリンタ11が行った上で印刷を実行した。このため、ユーザが所望する図面を得ることができる。すなわち、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、比較的簡単な操作で、3次元画像データに基づいた図面を所望の出力形式で容易に印刷することができる。
【0047】
・本実施形態では、全体図ボタン513又は部品図ボタン514を用いることにより、プリンタ11は全体図又は部品図を印刷した。また、3面図ボタン515又は斜視図516を用いることにより、プリンタ11は3面図又は斜視図を出力した。このため、ユーザは、ボタンを押下するという簡単な操作で、所望の出力形式で図面を印刷することができる。
【0048】
・本実施形態では、3次元画像データは、圧縮された状態でデータ記憶部15に記憶させた。従って、データ量の多い3次元画像データはデータ量が少ない状態で記憶されているため、プリンタ11における記憶領域を有効活用することができる。
【0049】
・本実施形態では、3次元画像データは、図面管理サーバ20から圧縮された状態でプリンタ11に送信された。すなわち、プリンタ11は、データ量の少ない状態で3次元画像データを受信することになるため、受信してデータ記憶部15に記憶するために必要な時間を短くすることができ、ひいては、印刷処理の時間を短くすることができる。
【0050】
・本実施形態では、プリンタ11において部品毎の3次元画像データが生成されるようにした(ステップS2−3)。このため、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、プリンタ11を操作することにより、部品毎の部品図を簡易に印刷することができる。
【0051】
・本実施形態では、視点選択画面520におけるユーザの選択に基づいて、視点を変更させた3次元画像データが生成されるようにした(ステップS2−7)。このため、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、プリンタ11を操作することにより、所望の視点からの斜視図を簡易に印刷することができる。
【0052】
・本実施形態では、出力形式選択画面510におけるユーザの選択に基づいて、3面図が指定されたときには、図9及び図10に示すように正面図、平面図及び側面図を1つの図面として表示させた。従って、3次元CADシステムの操作やそのデータの取り扱いを知らない人であっても、プリンタ11を操作することにより、3面図を簡易に印刷することができる。
【0053】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、3面図ボタン515が押下されることにより3面図が指定された場合には、図9及び図10に示すように3面図を出力するようにした。この3面図の代わりに、正面図のみ、平面図のみ、又は側面図のみを出力してもよいし、2面図又は6面図を出力してもよい。この場合、タッチパネル12に表示される出力形式選択画面510などに各々を出力するためのボタンを設けるようにすればよい。これにより、ユーザが必要な図面を効率よく印刷することができる。
【0054】
○上記実施形態では、プリンタ11は全体図のデータから部品図のデータを生成した後に3面図を生成した。この代わりに、プリンタ11は3面図を生成してから部品図を生成するようにしてもよい。
【0055】
○上記実施形態では、プリンタ11が3次元画像データをデータ記憶部15に記憶させてから、図4の出力形式選択画面510を表示させるようにした。この代わりに、出力形式選択画面510に図面番号を入力する入力欄を設け、出力形式選択画面510の印刷ボタン512が押下された後に、図面を取得するようにしてもよい。すなわち、ユーザに対して出力形式を促す処理を最初に行うことにより、プリンタ11が行う処理、すなわちデータ記憶部15に3次元画像データを記憶させる処理と、その3次元画像データを加工する処理とを一度に行うことができる。従って、印刷処理に要する時間をいっそう短くすることができる。
【0056】
○上記実施形態では、視点選択画面520の自動設定ボタン521は、所定の視点からの斜視図となるように設定した。この代わりに、相互に視点角度を変更した複数の自動設定ボタンを複数備えるようにしてもよい。これにより、ユーザがその設定をしなくても、ボタンを押下することにより、より簡単に視点を変更した斜視図を印刷することができる。
【0057】
○上記実施形態では、プリンタ11はボタン群13を備えるとしたが、このボタン群13の作用をすべてタッチパネル12で行えるようにしてもよい。
○上記実施形態では、出力形式選択画面510及び視点選択画面520においてユーザにより指示された出力形式を一時的に記憶させた。これに代えて、3次元データを逐次加工編集させてもよい。すなわち、択一的に選択されるボタンのみを順次表示させるようにし、ユーザがボタンを押下する度に、3次元画像データを順次加工して、ユーザの所望の出力形式で印刷を行うようにしてもよい。
【0058】
○上記実施形態では、ユーザが指示した出力形式によって印刷される図面の概略を示すモニタをプリンタ11に設けるようにしてもよい。これにより、出力する図面をモニタで確認することができるので、不要な印刷を省略することができ、より効率よく印刷を行うことができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な操作で、ユーザが所望する出力形式で、3次元画像データを加工して印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における印刷装置を用いたシステムの概略図。
【図2】実施形態における印刷処理の流れ図。
【図3】図2における出力処理の流れ図。
【図4】出力形式選択画面の画面図。
【図5】視点選択画面の画面図。
【図6】ユーザにより設定変更が行われなかったときの出力用紙。
【図7】部品図が指定されたときの出力用紙。
【図8】視点変更されたときの出力用紙。
【図9】3面図が指定されたときの出力用紙。
【図10】部品図及び3面図が指定されたときの出力用紙。
【符号の説明】
N…ネットワーク、11…印刷装置としてのプリンタ。

Claims (10)

  1. 2次元データに基づいて印刷を行う印刷手段を備えた印刷装置において、
    3次元画像データを記憶させる記憶手段と、
    ユーザに対して前記印刷の出力形式の指示の入力を促す催促手段と、
    前記指示された出力形式に基づいて、前記3次元画像データを加工して2次元データを生成する生成手段と
    を備えていることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記3次元画像データは、圧縮されたデータであって、
    前記生成手段は、前記圧縮された3次元画像データから前記2次元データを生成することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置において、
    前記記憶手段は、ネットワークを介して取得した前記3次元画像データを記憶させることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の印刷装置において、
    前記3次元画像データは、複数の部品の画像データを含んでおり、
    前記出力形式の指示は、部品毎に印刷するか否かの指示であり、
    前記生成手段は、前記3次元画像データに基づいて部品毎の前記2次元データを加工生成することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の印刷装置において、
    前記出力形式の指示は、斜視図の視点を変更するか否かの指示であり、
    前記生成手段は、入力された指示に基づいて前記視点を変更した3次元画像データに加工してから前記2次元データを生成することを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の印刷装置において、
    前記出力形式の指示は、前記投影図を印刷するか否かの指示であり、
    前記生成手段は、前記3次元画像データに基づいて投影図の前記2次元データを生成することを特徴とする印刷装置。
  7. 2次元データに基づいて印刷を行う印刷装置における印刷方法であって、
    前記印刷装置が、
    3次元画像データを記憶させる段階と、
    ユーザに対して前記印刷の出力形式の指示の入力を促す段階と、
    前記指示された出力形式に基づいて、前記3次元画像データを加工して2次元データを生成する段階と
    を備えたことを特徴とする印刷方法。
  8. 請求項7に記載の印刷方法において、
    前記3次元画像データは、圧縮されたデータであって、
    前記生成する段階は、前記圧縮された3次元画像データに基づいて前記2次元データを生成することを特徴とする印刷方法。
  9. 2次元データに基づいて印刷を行う印刷装置を制御する印刷実行プログラムであって、
    前記印刷装置を、
    3次元画像データを記憶させる記憶手段、
    ユーザに対して前記印刷の出力形式の指示の入力を促す催促手段、
    前記指定された出力形式に基づいて、前記3次元画像データを加工して2次元データを生成する生成手段
    として機能させることを特徴とする印刷実行プログラム。
  10. 請求項9に記載の印刷実行プログラムにおいて、
    前記生成手段は、前記圧縮された3次元画像データに基づいて前記2次元データを生成することを特徴とする印刷実行プログラム。
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