JP2009301470A - 画像処理装置及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】結合する複数の印刷ジョブの切れ目に、簡単にタブ紙などの用紙を挿入することができる画像処理装置及び制御プログラムの提供。
【解決手段】予め保存された複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する機能を備える画像処理装置30において、前記複数の印刷ジョブの切れ目に当該複数の印刷ジョブで使用される用紙とは別の用紙(例えば、タブ紙)を挿入するか否かを選択させる画面を表示部に表示させるタブ紙挿入設定部35と、前記新たな印刷ジョブに、前記複数の印刷ジョブの切れ目に前記別の用紙を挿入させる指示情報を記述するジョブ結合部36と、を少なくとも備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置及び制御プログラムに関し、特に、複数の印刷ジョブを結合する機能を備える画像処理装置及び該画像処理装置で動作する制御プログラムに関する。
プリンタやデジタル複合機などの印刷装置(以下、画像処理装置と呼ぶ。)が普及している。この画像処理装置で印刷する場合、まず、クライアントのアプリケーションを用いて文書データを作成し、プリンタドライバを用いて文書データをページ記述言語(PDL:Page Description Language)形式の印刷ジョブに変換して画像処理装置に送信する。画像処理装置では、印刷ジョブを解析し、ページ毎にラスタライズしてビットマップデータを作成し、ビットマップデータ用紙に転写して出力する。
この画像処理装置には、通常、印刷ジョブを保存する記憶部を備えており、適宜、記憶部から印刷ジョブを読み出して印刷することが可能である。更に、記憶部から複数の印刷ジョブを読み出し、この複数の印刷ジョブを結合して一連の文書として印刷する機能を備えたものもあり、このような機能を備えた画像処理装置では、結合する印刷ジョブの先頭ページの位置を設定することが可能である。
例えば、下記特許文献1には、結合方法として連続が指定されている場合には先行するジョブの最後のページと後続するジョブの最初のページとを連続して配置し、結合方法として改面が指定されている場合には先行するジョブの最後のページが配置された面の次の面に後続するジョブの最初のページを配置し、結合方法として改用紙が指定されている場合には、先行するジョブの最後のページが配置された用紙の次の用紙に後続するジョブの最初のページを配置する印刷制御方法が開示されている。
特開2001−134412号公報
ここで、結合する複数の印刷ジョブは、文書の構成上、内容が連続している場合もあれば、内容が連続していない場合もあり、内容が連続していない場合は、印刷ジョブの区切りを明確にすることが好ましい。しかしながら、上記特許文献1の印刷制御方法を用いて改用紙を行ったとしても、出力した印刷物を一見して印刷ジョブの区切りを識別することはできない。
そこで、章毎に別ジョブとなっているような複数の印刷ジョブを結合する場合は、結合する印刷ジョブの間に、タブ紙などの別の用紙を挿入してファイルリングする方法が用いられる。しかしながら、上記別の用紙を挿入するためには、一旦、結合後の印刷ジョブを処理して印刷を行い、出力した印刷物をめくって印刷ジョブの切れ目を探し、その印刷ジョブの切れ目に手で別の用紙を挿入しなければならず、手間と時間がかかるという問題点があった。
また、タブ紙などの別の用紙を挿入することによって印刷ジョブの切れ目は識別可能になるが、単に別の用紙を挿入しただけでは、各々の印刷ジョブの内容を識別することはできない。この問題に対して、挿入した用紙に章の名称など記載する方法が考えられるが、この場合は、結合する複数の印刷ジョブとは別に、挿入する用紙に印刷する指示をしなければならず、手間と時間がかかるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、結合する複数の印刷ジョブの切れ目に、簡単にタブ紙などの用紙を挿入することができる画像処理装置及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、予め保存された複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する機能を備える画像処理装置において、前記新たな印刷ジョブに、前記複数の印刷ジョブの切れ目に当該複数の印刷ジョブで使用される用紙とは別の用紙を挿入させる指示情報を記述するジョブ結合部を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記複数の印刷ジョブの切れ目に前記別の用紙を挿入するか否かを選択させる画面を表示部に表示させる挿入設定部を備え、前記ジョブ結合部は、前記別の用紙の挿入が選択された場合に、前記新たな印刷ジョブに、前記別の用紙を挿入させる指示情報を記述する構成とすることができる。
また、本発明においては、前記挿入設定部は、前記画面に、前記別の用紙の出力形態を選択可能に表示させ、前記ジョブ結合部は、前記新たな印刷ジョブに、選択された出力形態に従って前記別の用紙に印刷させる指示情報を記述する構成とすることができる。
また、本発明においては、前記別の用紙は、タブ紙であり、前記出力形態は、前記タブ紙のタブに、前記別の用紙の後ろに配置される印刷ジョブの名称が印刷される形態と、前記タブ紙に、前記別の用紙の後ろに配置される印刷ジョブの先頭ページの内容が印刷される形態と、を含む構成とすることもできる。
また、本発明は、予め保存された複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する機能を備える画像処理装置で動作する制御プログラムであって、コンピュータを、前記新たな印刷ジョブに、前記複数の印刷ジョブの切れ目に当該複数の印刷ジョブで使用される用紙とは別の用紙を挿入させる指示情報を記述するジョブ結合部、として機能させるものである。
本発明の画像処理装置及び制御プログラムによれば、下記記載の効果を奏する。
本発明の第1の効果は、結合する複数の印刷ジョブの切れ目に、簡単にタブ紙などの用紙を挿入することができるということである。
その理由は、複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する際に、印刷ジョブの切れ目に用紙を挿入するか否かを選択する画面が表示され、当該画面で用紙の挿入が選択された場合は、新たな印刷ジョブに、印刷ジョブの切れ目に用紙を挿入させる指示情報が記述されるからである。
また、本発明の第2の効果は、挿入する用紙に、簡単に印刷ジョブの内容を示す情報を印刷することができるということである。
その理由は、上記画面に、挿入する用紙の出力形態が選択可能に表示され、新たな印刷ジョブに、結合する印刷ジョブの名称やその印刷ジョブの先頭ページの内容などを印刷させる指示情報が記述されるからである。
背景技術で示したように、複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する際、結合する印刷ジョブの先頭ページの配置を設定することは可能であるが、印刷ジョブの区切りを明確にするためには、印刷ジョブの切れ目にタブ紙などの用紙を挿入する必要がある。しかしながら、用紙の挿入は手作業で行わなければならず、また、挿入した用紙で各々の印刷ジョブの内容を識別可能にするためには、結合する印刷ジョブとは別に、その用紙に対して印刷を指示しなければならず、手間と時間がかかるという問題点があった。
そこで、本実施形態では、印刷ジョブの切れ目に簡単に所望の用紙を挿入できるようにするための手法を提案する。
具体的には、画像処理装置に、記憶部に記憶された印刷ジョブの一覧表示画面を表示させ、その中から選択された複数の印刷ジョブに対して、印刷ジョブの切れ目にタブ紙や色付け紙、厚紙などの用紙(特殊紙と呼ぶ。)を挿入するか否かの選択、及び、その特殊紙の出力形態の選択を可能にするジョブ結合設定画面を表示させる。そして、複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する際に、新たな印刷ジョブに、ジョブ結合設定画面で設定された内容に従って、所望の出力形態の特殊紙を挿入させる指示情報を記述する。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像処理装置及び制御プログラムについて、図1乃至図10を参照して説明する。図1及び図2は、本実施例の印刷システムの構成を模式的に示す図であり、図3は、本実施例の画像処理装置の構成を示すブロック図である。また、図4は、画像処理装置の表示操作部に表示されるジョブ一覧画面の構成例を示す図であり、図5は、ジョブ結合設定画面の構成例を示す図である。また、図6及び図7は、本実施例の画像処理装置の動作を示すフローチャート図であり、図8乃至図10は、複数の印刷ジョブの結合方法及びタブ紙の構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、印刷ジョブを作成して送信するコンピュータ端末などのクライアント20と、受信した印刷ジョブを記憶し、記憶した印刷ジョブを読み出して処理するプリンタやデジタル複合機などの画像処理装置30などで構成され、これらは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークを介して接続される。
クライアント20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリで構成される制御部と、表示部と、操作部と、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶部とで構成され、予めインストールされたアプリケーションを用いて文書データを作成し、予めインストールされたプリンタドライバを用いて文書データをページ記述言語形式の印刷ジョブに変換して画像処理装置30に送信する。
画像処理装置30は、図3に示すように、CPU31aと、ROM31bと、RAM31cと、HDD32と、ネットワーク接続部33と、表示操作部34と、タブ紙挿入設定部35と、ジョブ結合部36と、画像処理部37と、印刷部38などで構成される。
ROM31bは、画像処理装置全体の動作を制御するためのプログラム等を記憶する。RAM31cは、CPU31aによる制御に必要なデータ及び制御動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶する。そして、CPU31aは、ROM31b、RAM31cと協働して画像処理装置全体の動作を制御する制御部として機能する。
HDD32は、クライアント20から送信された印刷ジョブや画像処理部37で生成したビットマップデータなどを保存する。
ネットワーク接続部33は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、通信ネットワークを介してクライアント20との接続を行う。
表示操作部34は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部と表示部を覆うタッチパネルなどの操作部から構成され、制御部やタブ紙挿入設定部35の指示に従って各種画面を表示し、これらの画面で各種設定を可能にする。なお、表示部と操作部は別々に構成してもよい。
タブ紙挿入設定部35は、表示操作部34に後述するジョブ一覧画面やジョブ結合設定画面などを表示させる制御を行い、印刷ジョブの切れ目に、タブ紙や色付き紙、厚紙などの特殊紙(結合する印刷ジョブで使用している用紙とは形状や坪量、色、紙質などが異なる用紙、本実施例ではタブ紙とする。)を挿入するか否かの選択、タブ紙の出力形態の選択などを可能にし、これらの画面の設定情報をジョブ結合部36に送る。
ジョブ結合部36は、HDD32から印刷ジョブを読み出し、印刷ジョブを解析して、各印刷ジョブの名称、用紙サイズ、ページ数、表紙設定の有無などを読み取った後、複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブ(以下、結合ジョブと呼ぶ。)を生成する。その際、結合ジョブに、ジョブ結合設定画面の設定に従って、所望の情報が印刷されたタブ紙が挿入されるようにする指示情報(例えば、PJL(Printer Job Language)コマンドなど)を記述するなどして、結合ジョブを定義する。
画像処理部37は、印刷ジョブの各ページのデータにラスタライズ処理を行ってビットマップデータに変換し、ビットマップデータにスクリーニング処理を行って印刷可能なデータを作成する。
印刷部38は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成のために必要な要素、すなわち、帯電装置、感光体ドラム、露光装置、転写ローラ、転写ベルト、定着装置などで構成される。具体的には、帯電装置により一様に帯電された感光体ドラムに露光装置からビットマップデータに応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化し、そのトナー像を中間転写ベルトを介して感光体ドラム上から紙媒体に転写し、その後、定着装置で加熱及び加圧することによりトナー像を紙媒体上に定着させる処理を行う。
なお、図3では、タブ紙挿入設定部35やジョブ結合部36を、CPU31a、ROM31b、RAM31c等で構成される制御部とは別に構成したが、コンピュータを、タブ紙挿入設定部35やジョブ結合部36として機能させる制御プログラムとして構成し、この制御プログラムを制御部上で動作させる構成としてもよい。
また、図3は、本実施例の画像処理装置30の基本構成であり、図3の構成に加えて、スキャナや後処理部などを追加してもよいし、画像処理部37や印刷部38を別の装置として分離してもよい。
また、図1では、本実施例の印刷システム10を1台のクライアント20と1台の画像処理装置30とで構成したが、クライアント20や画像処理装置30は複数台としてもよいし、HDD32等に予め記憶された複数の印刷ジョブを結合する場合は、画像処理装置30のみで構成してもよい。
また、図2に示すように、ネットワークにRIP(Raster Image Processor)コントローラ40を接続してもよく、この場合は、RIPコントローラ40をタブ紙挿入設定部35やジョブ結合部36(制御プログラム)として機能させる構成としてもよい。
以下、本実施例の画像処理装置30の動作について、図4及び図5の画面構成例、図6及び図7のフローチャート図を参照して説明する。
まず、図6のステップS100で、ネットワーク接続部33を介して、クライアント20から印刷ジョブを受信すると、制御部は、受信した印刷ジョブをHDD32等に保存する。
なお、ここでは、クライアント20から受信した印刷ジョブを保存する構成としているが、例えば、通信ネットワークに接続される他のクライアントやサーバ、他の画像処理装置から受信した印刷ジョブや、メディアから読み取った印刷ジョブなどを保存する構成としてもよい。
また、ここでは、クライアント20から受信した印刷ジョブをHDD32に保存する構成としているが、印刷ジョブの保存先は、画像処理装置30が参照可能な場所であればよく、例えば、通信ネットワークに接続されるサーバや他の画像処理装置、RIPコントローラなどに保存する構成としてもよい。
次に、ユーザが表示操作部34を操作して印刷ジョブの結合を指示すると、ステップS110で、タブ紙挿入設定部35は、図4に示すようなジョブ一覧画面51を表示操作部34に表示させる。このジョブ一覧画面51の構成は特に限定されないが、例えば、各々の印刷ジョブを作成、受信、保存した日付、印刷ジョブの名称、印刷ジョブで使用する用紙サイズ、ページ数などを表示することができる。そして、ユーザは表示操作部34を操作して、ジョブ一覧画面51に表示された複数の印刷ジョブの中から、結合する印刷ジョブ(ここでは、図の網掛けで示す「目次」と「第2章」)を選択する。
次に、ユーザが表示操作部34を操作して、「タブ紙挿入設定」ボタンを押すと、ステップS120で、タブ紙挿入設定部35は、図5に示すようなジョブ結合設定画面52を表示操作部34に表示させる。このジョブ結合設定画面52の構成も特に限定されないが、例えば、印刷ジョブの結合時にタブ紙の挿入を行うか否かを選択するチェックボックスと、タブ紙の出力形態を指定するプルダウンメニューなどを表示することができる。
そして、ユーザが表示操作部34を操作して、ジョブ結合設定画面52のチェックボックスをチェックしてタブ紙の挿入を指示し、プルダウンメニューから、タブ紙の出力形態を選択する。例えば、プルダウンメニューから「印刷しない」を選択した場合は、何も印刷されていないタブ紙が挿入される。また、プルダウンメニューから「ジョブ名を印刷する」を選択した場合は、結合する印刷ジョブ(結合指定ジョブと呼ぶ。)のジョブ名がタブに印刷されたタブ紙が挿入される。また、プルダウンメニューから「表紙の印刷内容をタブ紙に印刷する」を選択した場合は、結合される印刷ジョブ(結合元ジョブと呼ぶ。)に対して表紙が設定され且つ印刷設定されていれば、その印刷内容が印刷されたタブ紙が挿入される。
次に、ユーザが表示操作部34を操作して、「設定」ボタンを押すと、ステップS130で、ジョブ結合部36は、HDD32から結合元ジョブを呼び出し、続いて、ステップS140で、HDD32から結合指定ジョブを呼び出す。
次に、ステップS150で、ジョブ結合部36は、ジョブ一覧画面51で選択された複数の印刷ジョブを結合して結合ジョブを作成する。その際、結合ジョブに、ジョブ結合設定画面52の設定に従って、複数の印刷ジョブの切れ目に所望の出力形態で印刷されたタブ紙が挿入されるようにする指示情報を記述する。なお、タブ紙の挿入手順に関しては後述する。
次に、ステップS160で、画像処理部37は、結合ジョブに基づいてページ毎のビットマップデータを作成し、印刷部38は、ビットマップデータを用紙に転写して印刷を実行する。
次に、印刷ジョブの結合の際にジョブ結合部36にて実施されるタブ紙の挿入設定処理に関して、図6のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS151で、ジョブ結合部36は、ジョブ結合処理時に、ジョブ結合設定画面52のチェックボックスの設定の有無を確認する。
設定が無の場合は、タブ紙の挿入設定処理を終了し、設定が有の場合は、ステップS152で、結合ジョブに、タブ紙を挿入させる指示情報(PJLコマンド等)を記述するなどして、結合ジョブを定義する。
次に、ステップS153で、ジョブ結合設定画面52のプルダウンメニューの中で、「ジョブ名を印刷する」が選択されているかどうかを判断する。
「ジョブ名を印刷する」が選択されている場合は、ステップS154で、結合指定ジョブのジョブ名を特定し、結合ジョブに、そのジョブ名をタブ紙のタブに印刷させる指示情報(PJLコマンド等)を記述するなどして、結合ジョブを定義する。
「ジョブ名を印刷する」が選択されていない場合は、ステップS155で、プルダウンメニューの中で、「表紙の印刷内容をタブ紙に印刷する」が選択されているかどうかを判断する。
「表紙の印刷内容をタブ紙に印刷する」が選択されていない場合は、タブ紙の挿入設定処理を終了し、選択されている場合は、ステップS156で、結合指定ジョブに表紙の印刷が設定されているかどうかを判断する。
そして、表紙の印刷が設定されていない場合は、タブ紙の挿入設定処理を終了し、選択されている場合は、ステップS157で、結合ジョブに、結合指定ジョブの表紙の内容をタブ紙に印刷させる指示情報(PJLコマンド等)を記述するなどして、結合ジョブを定義する。
上記処理を行った結合ジョブは以下の様な設定になる。例えば、結合元ジョブをA、結合指定ジョブをB、結合ジョブをCとすると、結合ジョブCは表1の出力形態で印刷される。
Figure 2009301470
図8は、ジョブ結合設定画面52で、「ジョブ結合時にタブ挿入を行う」をチェックし、プルダウンメニューで「印刷しない」を選択した場合の形態(出力形態1)であり、タブ紙は結合元ジョブAと結合指定ジョブBの間に、何も印字されない状態で挿入される。
図9は、ジョブ結合設定画面52で、「ジョブ結合時にタブ挿入を行う」をチェックし、プルダウンメニューで「ジョブ名を印刷する」を選択した場合の形態(出力形態2)であり、タブ紙は結合元ジョブAと結合指定ジョブBの間に、結合指定ジョブBのジョブ名がタブに印字された状態で挿入される。
図10は、ジョブ結合設定画面52で、「ジョブ結合時にタブ挿入を行う」をチェックし、プルダウンメニューで「表紙の印刷内容をタブ紙に印刷する」を選択した場合の形態(出力形態3)であり、タブ紙は結合元ジョブAと結合指定ジョブBの間に、結合指定ジョブBの表紙の印刷内容がタブに印字された状態(更に、ジョブ名がタブに印字された状態としてもよい。)で挿入される。
なお、ここでは、タブ紙の出力形態として、何も印字しないか、結合指定ジョブBのジョブ名を印字するか、結合指定ジョブBの表紙の印刷内容を印字するかの3つを示したが、タブ紙に印字する情報は適宜設定可能であり、例えば、複数の印刷ジョブに共通する情報や結合元ジョブAに関する情報などを印字してもよい。
また、図8乃至図10では、2つの印刷ジョブを結合する場合を例にして説明したが、3つ以上の印刷ジョブを結合する場合も同様であり、各々の印刷ジョブの切れ目に所望の情報が印字されたタブ紙が挿入される。更に、上記の実施形態では、結合対象の複数の印刷ジョブうち、結合指定ジョブの前にタブ紙を挿入する形態(或いは当該結合指定ジョブの先頭ページの内容をタブ紙に印刷する形態)を説明したが、更に結合元ジョブの前にタブ紙を挿入する形態(或いは当該結合元ジョブの先頭ページの内容をタブ紙に印刷する形態)としても良い。
このように、結合する複数の印刷ジョブを選択すると、タブ紙を挿入するか否かを選択する欄やタブ紙の出力形態を選択する欄などを備えるジョブ結合設定画面52が表示され、複数の印刷ジョブを結合して結合ジョブを作成する際に、結合ジョブに、ジョブ結合設定画面52の設定に従ってタブ紙を挿入させる指示情報が記述されるため、人手をかけることなく、複数のジョブの切れ目に、簡単に所望の情報が印刷されたタブ紙を挿入することができる。
なお、上記実施例では、タブ紙を挿入する場合について説明したが、複数の印刷ジョブを区切ることができる任意の特殊紙を挿入する場合に対して、同様に適用することができる。また、上記実施例では、ページ記述言語で記述されたデータを印刷ジョブとしているが、ラスタライズ処理前の中間データを印刷ジョブとして扱うこともできる。
また、上記実施例では、画像処理装置30で印刷ジョブの記憶、タブ紙の設定及び印刷ジョブの結合を行う構成としたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、これらの処理を通信ネットワークで接続される別々の装置で実行する構成としてもよい。例えば、印刷ジョブをサーバや他の画像処理装置などに保存し、画像処理装置30がこれらの装置から印刷ジョブを読み出して印刷ジョブの結合を行う構成としてもよい。また、タブ紙の設定をクライアント側で行い、画像処理装置30では印刷ジョブの結合のみを行う構成としてもよい。
本発明は、複数のジョブを結合する機能を備えた画像処理装置及び該画像処理装置で動作する制御プログラムに利用可能である。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの他の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の表示操作部に表示される画面(ジョブ一覧画面)の構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の表示操作部に表示される画面(ジョブ結合設定画面)の構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置の処理手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像処理装置におけるタブ紙挿入処理の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る結合ジョブの出力形態及びタブ紙の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る結合ジョブの出力形態及びタブ紙の構成の他の例を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る結合ジョブの出力形態及びタブ紙の構成の他の例を模式的に示す図である。
符号の説明
10 印刷システム
20 クライアント
30 画像処理装置
31a CPU
31b ROM
31c RAM
32 HDD
33 ネットワーク接続部
34 表示操作部
35 タブ紙挿入設定部
36 ジョブ結合部
37 画像処理部
38 印刷部
40 RIPコントローラ
51 ジョブ一覧画面
52 ジョブ結合設定画面

Claims (8)

  1. 予め保存された複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する機能を備える画像処理装置において、
    前記新たな印刷ジョブに、前記複数の印刷ジョブの切れ目に当該複数の印刷ジョブで使用される用紙とは別の用紙を挿入させる指示情報を記述するジョブ結合部を少なくとも備える、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記複数の印刷ジョブの切れ目に前記別の用紙を挿入するか否かを選択させる画面を表示部に表示させる挿入設定部を備え、
    前記ジョブ結合部は、前記別の用紙の挿入が選択された場合に、前記新たな印刷ジョブに、前記複数の印刷ジョブの切れ目に前記別の用紙を挿入させる指示情報を記述する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記挿入設定部は、前記画面に、前記別の用紙の出力形態を選択可能に表示させ、
    前記ジョブ結合部は、前記新たな印刷ジョブに、選択された出力形態に従って前記別の用紙に印刷させる指示情報を記述する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記別の用紙は、タブ紙であり、
    前記出力形態は、前記タブ紙のタブに、前記別の用紙の後ろに配置される印刷ジョブの名称が印刷される形態と、前記タブ紙に、前記別の用紙の後ろに配置される印刷ジョブの先頭ページの内容が印刷される形態と、を含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 予め保存された複数の印刷ジョブを結合して新たな印刷ジョブを作成する機能を備える画像処理装置で動作する制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記新たな印刷ジョブに、前記複数の印刷ジョブの切れ目に当該複数の印刷ジョブで使用される用紙とは別の用紙を挿入させる指示情報を記述するジョブ結合部、として機能させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  6. コンピュータを、更に、
    前記複数の印刷ジョブの切れ目に前記別の用紙を挿入するか否かを選択させる画面を表示部に表示させる挿入設定部、として機能させ、
    前記ジョブ結合部は、前記別の用紙の挿入が選択された場合に、前記新たな印刷ジョブに、前記複数の印刷ジョブの切れ目に前記別の用紙を挿入させる指示情報を記述する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御プログラム。
  7. 前記挿入設定部は、前記画面に、前記別の用紙の出力形態を選択可能に表示させ、
    前記ジョブ結合部は、前記新たな印刷ジョブに、選択された出力形態に従って前記別の用紙に印刷させる指示情報を記述する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御プログラム。
  8. 前記別の用紙は、タブ紙であり、
    前記出力形態は、前記タブ紙のタブに、前記別の用紙の後ろに配置される印刷ジョブの名称が印刷される形態と、前記タブ紙に、前記別の用紙の後ろに配置される印刷ジョブの先頭ページの内容が印刷される形態と、を含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御プログラム。
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