JP6494748B2 - 移動体ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

この発明は、目的地候補から選択された目的地までのルートを検索して案内する移動体ナビゲーション装置に関する。
従来のカーナビゲーション装置には、施設名、電話番号、目的内容などのキーワードに対応する目的地を判別して、判別した目的地までのルートを検索する機能を有するものがある。キーワードの入力方法としては、キー操作、タッチ画面操作、発話の音声認識などがあるが、いずれもユーザ自身がキーワードを明確に入力する必要があり手間がかかる。
これに対して、例えば、特許文献1に記載されるカーナビゲーション装置では、テレビ放送又はラジオ放送を受信し、受信した放送の映像又は音声を解析して目的地候補を抽出している。これにより、ユーザがキーワードを入力する手間を省くことができる。
特開2011−169622号公報
特許文献1に記載されるカーナビゲーション装置では、ユーザが視聴している放送番組の放送画面及び放送音声から目的地候補の抽出を試みている。
しかしながら、地名、施設名、店舗名などの目的地候補となる情報が、ユーザが視聴している放送番組に含まれるとは限らず、目的地候補が適切に得られない場合がある。
また、特許文献1に記載されるカーナビゲーション装置では、視聴中の放送番組以外のコンテンツは目的地候補の抽出対象ではない。従って、目的地候補となる情報が、ユーザが視聴している放送番組と同じ時間帯に放送されている他局の放送番組に含まれていても抽出することができない。
なお、目的地候補は、車両の位置に近い方が目的地として選択されやすい有用な候補となり、車両の位置から遠方になるほど目的地として選択されなくなる。すなわち、有用な目的地候補を得るには、情報ソースのコンテンツから目的地候補を抽出するタイミングも重要な因子となる。例えば、放送番組が車両位置周辺の有用な目的地候補を含んでいるにもかかわらず、これを抽出せずに車両の移動を継続した場合は、その時点の車両位置から遠ざかった分だけ目的地として選択され難くなる。
この発明は上記の課題を解決するもので、目的地候補の抽出処理の成功性を高め、かつ目的地として選択されやすい有用な目的地候補を得ることができる移動体ナビゲーション装置を得ることを目的とする。
この発明に係る移動体ナビゲーション装置は、複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力又は複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力して、各コンテンツから目的地候補を抽出する抽出部と、抽出部により抽出された目的地候補から、ユーザ選択を受け付ける候補を選択する選択部と、選択部により選択された目的地候補を表示部に表示させる表示制御部とを備え、抽出部は、目的地候補を抽出するために用いる前記情報ソースの数を、目的地候補となり得る場所が少ないと設定されている地域である地方部を移動体が移動している場合より、目的地候補となり得る場所が多いと設定されている地域である都市部を移動体が移動している場合に多くする。
この発明によれば、複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力又は複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力するので、再生中のコンテンツ以外のコンテンツも目的地候補の抽出対象となり、抽出対象の数が増加して目的地候補の抽出処理の成功性を高めることができる。また目的地候補が複数の情報ソースのコンテンツから同様なタイミングで抽出されるので、移動体の位置に近く、目的地として選択されやすい有用な目的地候補を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係るカーナビゲーション装置の構成を示す図である。図1(a)はカーナビゲーション装置の機能構成を示すブロック図、図1(b)と図1(c)はカーナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るカーナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における目的地候補の抽出処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における目的地の選択処理を示すフローチャートである。 目的地の選択処理における画面操作の一例を示す図である。 目的地の選択処理における画面操作の他の例を示す図である。 実施の形態1におけるナビゲーション処理を示すフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1の構成を示す図である。図1(a)は、カーナビゲーション装置1の機能構成を示すブロック図であり、図1(b)と図1(c)は、カーナビゲーション装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。カーナビゲーション装置1では、ルート検索、ルート案内及び地図表示といった通常のナビゲーション処理の他に、様々な情報ソースのコンテンツを再生することが可能である。例えば、AV(Audio Visual)一体型のカーナビゲーション装置として具体化される。
なお、情報ソースには、テレビの放送局、ラジオの放送局、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu−ray Disc;登録商標、以下、記載を省略する)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などが挙げられる。
再生部2は、前述したような複数の情報ソースのコンテンツを再生する再生部であり、図1(a)に示す例では、テレビ再生部2a、ラジオ再生部2b、ディスク再生部2c、USB再生部2d、HDD2e、通信処理部2f及び通話処理部2gを有する。
なお、これらの再生部は、カーナビゲーション装置1に内蔵されたものでもよいが、別装置として外部に設けられてもよい。すなわち、再生部2は、情報処理部3に有線又は無線で接続しており、情報処理部3が、再生部2で扱われるコンテンツを取得可能であればよい。
テレビ再生部2aは、テレビ放送局から受信したデジタルテレビ放送を再生する再生部であって、複数のテレビチューナ又は複数のテレビ受信機から構成される。
すなわち、テレビ再生部2aは、複数のチャンネルのデジタルテレビ放送を同時に受信することができる。情報処理部3は、テレビ再生部2aに指示してチャンネルを適宜切り替えることが可能である。
ここで、テレビ放送局及びこれを選局するためのチャンネルが情報ソースであり、放送番組がコンテンツに相当する。
なお、テレビ再生部2aは、カーナビゲーション装置1が備えるテレビ再生部であってもよいが、他の外部端末が備えるテレビ再生部であってもよい。
外部端末としては、例えば、カーナビゲーション装置1との間でBluetooth(登録商標)などの近距離無線又はケーブルで接続されたスマートフォン、タブレットPCが挙げられる。
さらに、テレビ再生部2aは、カーナビゲーション装置1が備えるテレビ再生部と外部端末が備えるテレビ再生部の両方で構成されていてもよい。
ラジオ再生部2bは、ラジオ放送局から受信したラジオ放送を再生する再生部である。例えば、AM、FMラジオ放送を再生するアナログラジオチューナ再生部及びデジタルラジオ放送を再生するデジタルラジオチューナ再生部のうちの少なくとも1つから構成される。また、これらのラジオチューナ再生部も、複数のラジオチューナ又は複数のラジオ受信機から構成される。すなわち、ラジオ再生部2bは、複数のチャンネルのラジオ放送を同時に受信することができる。テレビ再生部2aと同様に、情報処理部3は、ラジオ再生部2bに指示して放送チャンネルを適宜切り替えることが可能である。
ここで、ラジオ放送局及びこれを選局するためのチャンネルが情報ソースであり、放送番組がコンテンツに相当する。
なお、ラジオ再生部2bは、カーナビゲーション装置1が備えるラジオ再生部であってもよいが、前述したような外部端末が備えるラジオ再生部であってもよい。
さらに、ラジオ再生部2bは、カーナビゲーション装置1が備えるラジオ再生部と外部端末が備えるラジオ再生部の両方で構成されていてもよい。
ディスク再生部2cは、図1(a)に示すように、例えば、CD、DVDに記録されたコンテンツを再生する再生部である。なお、ディスク再生部2cが再生するディスク媒体は、BDであってもよい。また、ディスク再生部2cは、情報処理部3と有線又は無線で接続しており、情報処理部3は、ディスク再生部2cに指示して再生対象のコンテンツを適宜切り替えることができる。
USB再生部2dは、USBメモリに記憶されているコンテンツを再生する再生部である。なお、ディスク再生部2cと同様に、情報処理部3は、USB再生部2dに指示して再生対象のコンテンツを適宜切り替えることができる。また、カーナビゲーション装置1が複数のUSBポートを備える場合には、情報処理部3が、これらのUSBポートに接続された複数のUSBメモリに対して同時にアクセスすることが可能である。
ここで、USBメモリが情報ソースであって、USBメモリに記憶されているデータがコンテンツに相当する。
HDD2eは、ハードディスクに記憶されているコンテンツを再生する再生部であり、ハードウェアとしてのHDDとこれに記憶されたコンテンツを再生するアプリケーションから構成される。USB再生部2dなどと同様に、情報処理部3は、HDD2eに指示して再生対象のコンテンツを適宜切り替えることができる。
なお、HDD2eは、カーナビゲーション装置1が備えるHDDと、前述した外部端末が備えるHDDの両方から構成されてもよい。この場合、情報処理部3は、複数のHDDに対して同時にアクセスすることが可能である。
ここで、HDDが情報ソースであって、HDDに記憶されているデータがコンテンツに相当する。
通信処理部2fは、インターネットに接続してWebページを再生する再生部である。例えば、通信処理部2fは、インターネットに接続する通信回路部とWebページを再生するブラウザとを備え、情報処理部3から指示されたWebページにアクセスする。
また、通信処理部2fは、情報処理部3から設定されたキーワードに基づいて、インターネット上の検索エンジンでキーワード検索をすることが可能である。
以降では、通信処理部2fが、例えば、車両の乗員によって閲覧されたWebページの画像データとテキストデータを目的地候補抽出部3aに出力する。目的地候補抽出部3aは、このWebページの各データを通信処理部2fのコンテンツとして入力して、目的地候補の抽出処理を実施する。
通話処理部2gは、携帯電話に接続してカーナビゲーション装置1のハンズフリー通話機能を実現する。例えば、通話処理部2gは、ハンズフリー通話で送受信される音声信号を目的地候補抽出部3aに出力する。目的地候補抽出部3aは、この音声信号を通話処理部2gのコンテンツとして入力して、目的地候補の抽出処理を実施する。
情報処理部3は、カーナビゲーション装置1としての各種の機能を実現する構成要素であり、目的地候補抽出部3a、記憶部3b、目的地候補選択部3c、表示制御部3d及びナビゲーション処理部3eを備える。
目的地候補抽出部3aは、この発明における抽出部を具体化した構成要素であり、再生部2で再生されるコンテンツから目的地候補を抽出する。
コンテンツの入力には、複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力するモードと、複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力するモードがある。これらのモードは、例えば、目的地候補抽出部3aに予め設定されるか、入力部6を用いてユーザが適宜設定してもよい。
複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力する場合に、目的地候補抽出部3aは、テレビ再生部2a、ラジオ再生部2b、ディスク再生部2c、USB再生部2d、HDD2e、通信処理部2f及び通話処理部2gに同時にアクセスする。
ただし、カーナビゲーション装置1と再生部の接続状態あるいは再生部の動作状態からコンテンツを得ることができない場合、その再生部へのアクセスを行わない。
例えば、USBメモリがUSBポートに接続されていない場合には、USB再生部2dはアクセス対象から除外される。また、ハンズフリー通話が行われていない場合は、音声信号を取得できないので、通話処理部2gはアクセス対象から除外される。
また、目的地候補抽出部3aは、個々の再生部で複数の情報ソースのコンテンツが同時に再生可能である場合、これらのコンテンツを並行して入力する。
例えば、目的地候補抽出部3aが、テレビ再生部2aを構成する複数のテレビチューナ又は複数のテレビ受信機に指示して、テレビ再生部2aで受信可能な複数のチャンネルを同時に選局させて各チャンネルの放送番組データを受信する。
このようにすることで、同じ時間帯の各チャンネルの放送番組データを取得することができる。なお、ラジオ再生部2bについても同様の処理が可能である。
複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力する場合、目的地候補抽出部3aは、テレビ再生部2a、ラジオ再生部2b、ディスク再生部2c、USB再生部2d、HDD2e、通信処理部2f及び通話処理部2gを順次切り替えてアクセスする。
ただし、前述の場合と同様に、カーナビゲーション装置1と再生部の接続状態あるいは再生部の動作状態からコンテンツを得ることができない場合は、その再生部へのアクセスを行わない。
また、目的地候補抽出部3aは、個々の再生部で複数の情報ソースのコンテンツが同時に再生可能である場合でも、複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力する。
例えば、目的地候補抽出部3aが、テレビ再生部2aに指示して、テレビ再生部2aで受信可能な複数のチャンネルに順次切り替えて選局させて各チャンネルの放送番組データを受信する。このようにしても、同じ時間帯の各チャンネルの放送番組データを得ることができる。なお、ラジオ再生部2bについても同様の処理が可能である。
さらに、前述した2つの入力モードは互いに組み合わせてもよい。
例えば、目的地候補抽出部3aが、テレビ再生部2a、ラジオ再生部2b、ディスク再生部2c、USB再生部2d、HDD2e、通信処理部2f及び通話処理部2gに同時にアクセスするが、個々の再生部では情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力する。
また、目的地候補抽出部3aが、テレビ再生部2a、ラジオ再生部2b、ディスク再生部2c、USB再生部2d、HDD2e、通信処理部2f、通話処理部2gを順次切り替えてアクセスし、個々の再生部では複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力してもよい。このようにしても、目的地候補の抽出対象が増加し、かつ同様なタイミングでコンテンツを得ることが可能である。
目的地候補抽出部3aは、前述のようにして入力したコンテンツの音声データを音声認識して音声データに含まれる言語情報を抽出する。
また目的地候補抽出部3aは、上記コンテンツの映像データを画像解析して映像データに含まれる言語情報を抽出する。
そして、目的地候補抽出部3aは、予め設定された分類データに基づいて、音声認識と画像解析とによって得られた言語情報から、目的地候補となる言語情報を抽出する。
分類データには、地名、施設名、店舗名を示すキーワードが登録されており、これらのキーワードと言語情報とが一致する場合に目的地候補と判定される。
例えば、言語情報が“○△屋”であり、店舗名のキーワードが“〜屋”である場合は、“屋”が一致するので、“○△屋”は目的地候補として抽出される。
記憶部3bは、目的地候補抽出部3aによって抽出された目的地候補を記憶する記憶部である。なお、記憶部3bに記憶される目的地候補とは、前述した目的地候補となる言語情報である。
また、目的地候補抽出部3aが、目的地候補となる言語情報で地図データを検索して、目的地候補の位置座標を特定し、記憶部3bに目的地候補とその位置座標とを関連付けて記憶させてもよい。
目的地候補選択部3cは、この発明における選択部を具体化した構成要素であり、目的地候補抽出部3aによって抽出された目的地候補からユーザ選択を受け付ける候補を選択する。例えば、目的地候補のうち、自車位置から規定範囲内にある目的地候補を、ユーザ選択を受け付ける候補として選択する。
なお、規定範囲とは、自車位置からの距離又は時間で規定される範囲であり、自車位置に近い目的地候補を決定する基準となる情報である。自車位置を中心とした半径10kmの範囲、自車位置から道なりに20分の範囲というように設定される。規定範囲における自車位置からの距離又は時間は、ユーザが入力部6を用いて適宜設定できるようにしてもよい。
表示制御部3dは、目的地候補選択部3cによって選択された目的地候補を表示部5に表示させる。例えば、複数の目的地候補が選択された場合は、自車位置に近い順に上位となるようにリスト表示する。
ナビゲーション処理部3eは、地図データ及び自車位置検出部4から入力した自車位置に基づいて、ルート検索、ルート案内及び地図表示といったナビゲーション処理を行う。
また、ナビゲーション処理部3eは、地名、施設名、店舗名などの情報に基づいて地図データを検索して目的地の位置を特定し、この目的地までのルートを検索する。
なお、地図データは、カーナビゲーション装置1が備えるHDD2eに格納してもよいが、情報処理部3が適宜アクセス可能な外部装置の記憶部に格納してもよい。
自車位置検出部4は、GPS(Global Positioning System)装置、ヨーレートセンサ及び加速度センサなどから構成され、自車の位置(自車位置)に関する情報を検出する。また、自車位置検出部4は、例えば、経度及び緯度で表される絶対座標上での位置を自車位置として検出する。
表示部5は、地図データ又は案内ルートを表示する表示装置である。例えば、液晶ディスプレイが使用される。
入力部6は、ユーザからの目的地に関する情報などの入力を受け付ける手段であって、リモートコントローラ、タッチパネル、音声入力用のマイクなどで実現される。
カーナビゲーション装置1における、目的地候補抽出部3a、目的地候補選択部3c、表示制御部3dの各機能は、処理回路により実現される。すなわち、カーナビゲーション装置1は、これらの各機能を実施する処理装置を備える。処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit;中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)であってもよい。
図1(b)に示すように、前述した処理回路が専用のハードウェアの処理回路100である場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
目的地候補抽出部3a、目的地候補選択部3c及び表示制御部3dを、それぞれの機能に対応した処理回路100で実現してもよいし、これらの機能をまとめて1つの処理回路100で実現してもよい。
図1(c)に示すように、前述の処理回路がCPU101である場合、目的地候補抽出部3a、目的地候補選択部3c及び表示制御部3dの各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアとファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。
CPU101は、メモリ102に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、カーナビゲーション装置1は、CPU101によって実行されるときに、図2を用いて後述するステップの処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。
また、これらのプログラムは、目的地候補抽出部3a、目的地候補選択部3c及び表示制御部3dの手順及び方法をコンピュータに実行させるものでもある。
ここで、メモリ102とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などの不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、又は、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD、ミニディスク、DVDなどが該当する。
なお、目的地候補抽出部3a、目的地候補選択部3c及び表示制御部3dの各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、目的地候補抽出部3aについては専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、目的地候補選択部3c及び表示制御部3dは処理回路がメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することで、その機能を実現することが可能である。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、前述した各機能を実現することができる。
次に動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。複数の情報ソースのコンテンツから目的地候補を抽出し目的地候補から選択された目的地までのルートを案内する一連の処理を示している。
まず、目的地候補抽出部3aは、複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力又は複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力して、各コンテンツから目的地候補を抽出する(ステップST1)。
次に、目的地候補選択部3cは、目的地候補抽出部3aにより抽出されて記憶部3bに記憶された目的地候補から、ユーザ選択を受け付ける候補を選択する。
表示制御部3dは、目的地候補選択部3cによって選択された目的地候補を表示部5に表示させる。例えば、目的地候補が、自車位置に近い順に上位となるようにリスト表示される。ここまでの処理がステップST2に相当する。
ナビゲーション処理部3eには、表示部5に表示された目的地候補のうち、入力部6を用いて選択された目的地候補が目的地として設定される。
続いて、ナビゲーション処理部3eは、地図データ及び自車位置検出部4から入力した自車位置に基づいて、ステップST2で設定された目的地までのルートを検索する。
最後に、ナビゲーション処理部3eは、検索結果のルートの案内を開始する。ここまでの処理がステップST3に相当する。
図3は、実施の形態1における目的地候補の抽出処理を示すフローチャートであって、図2におけるステップST1の処理の詳細を示している。
目的地候補抽出部3aは、再生部2における、複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力又は複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力して各コンテンツから目的地候補を抽出する(ステップST1a)。
例えば、車両のイグニッションスイッチがオンされてカーナビゲーション装置1が起動すると、目的地候補抽出部3aは、前述した入力モードを確認して、現在設定されている入力モードに応じたコンテンツの入力を、予め設定された周期で実施する。
なお、コンテンツの入力を実施する周期としては、車両が道路の法定速度で前述の規定範囲分を走行するために必要な時間であってもよい。
目的地候補抽出部3aは、複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力するモードである場合、上記の周期で、テレビ再生部2a、ラジオ再生部2b、ディスク再生部2c、USB再生部2d、HDD2e、通信処理部2f、通話処理部2gに同時にアクセスして複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力する。
一方、複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力するモードである場合は、目的地候補抽出部3aが、上記の周期で、テレビ再生部2a、ラジオ再生部2b、ディスク再生部2c、USB再生部2d、HDD2e、通信処理部2f、通話処理部2gを順次切り替えてアクセスしてコンテンツを入力する。
また、前述したように、目的地候補抽出部3aは、これらの入力モードを組み合わせてコンテンツを入力してもよい。
次に、目的地候補抽出部3aは、ステップST1aで入力したコンテンツの音声データを音声認識して音声データに含まれる言語情報を抽出し、上記コンテンツの映像データを画像解析して映像データに含まれる言語情報を抽出する。
そして、目的地候補抽出部3aは、例えば、前述した分類データに基づいて、音声認識及び画像解析によって得られた各言語情報から、目的地候補となる言語情報を抽出する(ステップST2a)。
この後、目的地候補抽出部3aは、コンテンツから抽出した目的地候補を記憶部3bに記憶する(ステップST3a)。ここで、目的地候補を、分類データの分類に対応付けた記憶データとしてもよい。
例えば、“地名”に対応する目的地候補として、“三田”、“三木”、“篠山”などが記憶され、“施設名”に対応する目的地候補として、“○○公園”、“○□カントリークラブ”などが記憶され、“店舗名”に対応する目的地候補として、“○△モール”などが記憶される。
また、目的地候補の抽出処理において、目的地候補抽出部3aが、バックグラウンドで動作して、複数の情報ソースの各コンテンツから目的地候補を抽出してもよい。
すなわち、ユーザが利用していなくてもコンテンツの取得が可能な情報ソースについては、目的地候補抽出部3aが、ユーザの利用の有無によらずバックグラウンドでアクセスしてコンテンツを取得する。例えば、ユーザがテレビ番組を視聴していなくても、目的地候補抽出部3aは、テレビ再生部2aに各チャンネルを選局させて放送番組データを取得する。このように、ユーザが特別な操作をすることなく、目的地候補が自動で収集されることから、利便性が向上する。
なお、バックグラウンドで動作する場合、コンテンツから目的地候補を抽出すればよいため、再生したコンテンツをユーザの視聴用に出力しなくてもよい。
また、再生部2で扱われる複数の情報ソースの中から、目的地候補の抽出専用の複数の情報ソースを設定しておき、目的地候補抽出部3aは、予め設定された目的地候補の抽出専用の複数の情報ソースのコンテンツから目的地候補を抽出してもよい。
例えば、テレビ再生部2a又はラジオ再生部2bにおいて、ユーザが視聴していないチャンネルを、目的地候補の抽出専用の複数の情報ソースとして裏番組からコンテンツを入力する。また、車両で向かう予定の地域に関する情報をUSBメモリ又はHDDに記憶しておき、これらを目的地候補の抽出専用の情報ソースとする。
さらに、車両で向かう予定の地域に関するWebページを目的地候補の抽出専用の情報ソースとして設定してもよい。
これにより、複数の情報ソースのうち、コンテンツに車両で向かう予定の地域に関する情報を含んでいる情報ソースを目的地候補の抽出専用の情報ソースに設定できるので、目的地候補の抽出処理の成功性をさらに高めることができる。
また、目的地候補抽出部3aは、複数の情報ソースのうち目的地候補の抽出処理を行う情報ソースの数を、車両が地方部に移動している場合よりも都市部に移動している場合に多くしてもよい。都市部とは、目的地候補となり得る場所が地方部よりも多いことが予想される地域である。例えば、地図データにおいて、市街地を都市部に設定し、山間地などを地方部に設定しておく。
目的地候補抽出部3aは、自車位置検出部4が検出した自車位置と地図データとを照合して自車が都市部を走行していると判定した場合、再生部2における全ての情報ソースにアクセスしてコンテンツを入力する。
一方、自車が地方部を走行している場合、目的地候補抽出部3aは、再生部2における情報ソースのうち、一部の情報ソースを目的地候補の抽出対象から除外する。
これにより、目的地候補となり得る場所が多いことが予想される地域では、多くの情報ソースのコンテンツから目的地候補の抽出処理が実施される。目的地候補となり得る場所が少ない地域では、少ない情報ソースのコンテンツから目的地候補の抽出処理が実施される。従って、車両が走行している地域に応じて効率よく目的地候補の抽出処理を実施することができる。
図4は、実施の形態1における目的地の選択処理を示すフローチャートであって、図2におけるステップST2の処理の詳細を示している。なお、図4における一連の処理は、図3の処理と並行して実施される。また、図5及び図6は目的地の選択処理における画面操作の例を示す図である。
目的地候補選択部3cは、入力部6において目的候補の表示を指示する操作が受け付けられたかどうかを確認する(ステップST1b)。
目的候補を表示する操作が受け付けられた場合(ステップST1b;YES)、目的地候補選択部3cは、記憶部3bから読み出した目的地候補を表示制御部3dに出力する。例えば、目的地候補抽出部3aは、記憶部3bに記憶した目的地候補のうち、コンテンツを入力する周期ごとに得られた目的地候補を選択して表示制御部3dに出力する。
表示制御部3dは、目的地候補選択部3cから入力した目的地候補を、表示部5に表示させる(ステップST2b)。
図5(a)は、例えば、表示部5でテレビ番組を表示している場合を示している。画面5Aに表示されている映像中の“××寺”という施設名7a及び“京都”という地名7bは、目的地候補抽出部3aによって目的地候補として抽出される。
表示制御部3dは、候補表示ボタン8を画面5A上に表示する。候補表示ボタン8は、目的候補の表示を指示するためのボタンである。ユーザAが、画面5A上のタッチパネルにおける候補表示ボタン8に対応する位置を押下すると、目的地候補選択部3cが、この操作を確認し、記憶部3bから読み出した目的地候補を表示制御部3dに出力する。
これにより、表示部5は、表示制御部3dの制御により、図5(b)に示す目的地候補のリストを画面5Aに表示する。
このようにして目的地候補が表示部5に表示されると、目的地候補選択部3cは、目的地候補が選択されたかどうかを確認する(ステップST3b)。ここで目的地候補が選択されなければ(ステップST3b;NO)、ステップST3bの処理を繰り返す。
入力部6を用いた目的地候補の選択操作が受け付けられると(ステップST3b;YES)、目的地候補選択部3cは、選択された目的地候補を、ナビゲーション処理部3eに出力して目的地に設定する(ステップST4b)。
図5(c)は、図5(a)に示した映像が画面5Aに表示された時点よりもテレビ番組が進行した場合を示している。目的地候補抽出部3aは、定期的にコンテンツから目的地候補を抽出する。このため、画面5Aに表示されている映像中の“京都”という地名7bと“○○寺”という施設名7cは、目的地候補抽出部3aによって目的地候補として抽出される。
ユーザAが候補表示ボタン8を操作すると、目的地候補選択部3cは、記憶部3bから目的地候補を読み出して、目的地候補リストを表示部5に表示するよう表示制御部3dに指示する。これにより、表示部5は、表示制御部3dの制御に従って、図5(d)に示す目的地候補のリストを画面5Aに表示する。
次に、ユーザAが画面5A上のタッチパネルにおける目的地候補(図5(d)では、“××寺”)に対応する位置を押下すると、目的地候補選択部3cが、この操作を確認し、目的地候補“××寺”を目的地としてナビゲーション処理部3eに設定する。
一方、目的候補を表示する操作が受け付けられなかった場合(ステップST1b;NO)、目的地候補選択部3cは、記憶部3bに記憶された目的地候補のうち、自車位置から規定範囲内にある目的地候補があるか否かを判定する(ステップST5b)。
例えば、目的地候補とその位置座標とが対応付けて記憶部3bに記憶されていなかった場合、目的地候補選択部3cは、記憶部3bに記憶された目的地候補である地名、施設名、店舗名などで地図データを検索して目的地候補とその位置座標を対応付ける。そして、目的地候補の位置座標と自車位置の比較結果に基づいて、目的地候補が自車位置から規定範囲内にあるか否かを判定する。
自車位置から規定範囲内にある目的地候補がないと判定した場合(ステップST5b;NO)、ステップST1bに戻り、前述した一連の処理を繰り返す。
また、自車位置から規定範囲内の目的地候補があると判定した場合(ステップST5b;YES)、目的地候補選択部3cは、自車位置から規定範囲内にある目的地候補が抽出されたコンテンツに切り替える操作を受け付ける(ステップST6b)。
例えば、表示部5が、表示制御部3dの制御に従って、上記コンテンツに切り替えるかどうかを指定するボタンを表示する。
図6(a)は、自車が宮島周辺を走行している際に、表示部5でテレビ番組を表示している場合を示している。目的地候補選択部3cは、候補表示ボタン8が押下されない状態で自車位置から規定範囲内に目的地候補があると判定すると、この目的地候補が抽出されたコンテンツに切り替えるかどうかを指定する操作ボタンを表示するよう表示制御部3dに指示する。これにより、表示部5は、表示制御部3dの制御に従って、“宮島周辺に関する番組へ切り替えますか?”と記述されたボタン9を画面5Aに表示する。
なお、ボタン9は、自車位置から規定範囲内にある目的地候補が抽出されたテレビ番組に切り替えるかどうかを指定するボタンである。
自車位置から規定範囲内にある目的地候補が抽出されたコンテンツに切り替える操作を受け付けた場合(ステップST6b;YES)、目的地候補選択部3cは、再生部2に対して、自車位置から規定範囲内の目的地候補が抽出されたコンテンツに切り替えるように指示する。これにより、再生部2は、目的地候補選択部3cの指示に従い、上記コンテンツに切り替える(ステップST7b)。この後、ステップST1bの処理に戻る。
このようにすることで、ユーザは、上記コンテンツの内容から目的地を決定することができる。従って、ユーザが意図しない目的地が設定されることがなくなり、利便性が向上する。
例えば、ユーザAが画面5A上のタッチパネルにおけるボタン9に対応する位置を押下すると、目的地候補選択部3cは、テレビ再生部2aに対して自車位置から規定範囲内の目的地候補が抽出されたテレビ番組に切り替えるよう指示する。これにより、図6(b)に示すように、画面5Aが、宮島の△△神社が表示されたテレビ番組に切り替えられる。
ここで、目的地候補抽出部3aは、定期的にコンテンツから目的地候補を抽出しているので、図6(b)の画面5Aにおける“宮島”という地名7dと“△△神社”という施設名7eは、目的地候補抽出部3aによって目的地候補として抽出される。
図6(b)の状態で、ユーザAが候補表示ボタン8を操作した場合、目的地候補抽出部3aは、表示制御部3dに対して目的地候補のリストを表示部5に表示するように指示する。これにより、表示部5は、表示制御部3dの制御に従って、図6(c)に示す目的地候補のリストを画面5Aに表示する。
次に、ユーザAが、画面5A上のタッチパネルにおける目的地候補(図6(c)では、“△△神社”)に対応する位置を押下した場合、目的地候補選択部3cが、この操作を確認し、目的地候補“△△神社”を目的地としてナビゲーション処理部3eに設定する。
なお、図6(c)において自車位置から規定範囲内にある目的地候補を自車位置に近い順に上位とした目的地候補のリストを画面5Aに表示してもよい。
これにより、自車位置に近く目的地として設定されやすい有用な目的地候補を優先して表示することができる。
図7は、実施の形態1におけるナビゲーション処理を示すフローチャートであり、図2におけるステップST3の処理の詳細を示している。
まず、ナビゲーション処理部3eは、地図データと自車位置検出部4から入力した自車位置に基づいて、目的地候補選択部3cから設定された目的地までのルートを検索する(ステップST1c)。
続いて、ナビゲーション処理部3eは、検索結果のルートの案内を開始する(ステップST2c)。
以上のように、この実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1は、目的地候補抽出部3a、目的地候補選択部3c及び表示制御部3dを備える。
目的地候補抽出部3aは、複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力又は複数の情報ソースを規定時間内に順次切り替えてコンテンツを入力して、各コンテンツから目的地候補を抽出する。目的地候補選択部3cは、目的地候補抽出部3aにより抽出された目的地候補からユーザ選択を受け付ける候補を選択する。表示制御部3dは、目的地候補選択部3cにより選択された目的地候補を表示部5に表示させる。
このように構成することで、再生中のコンテンツ以外のコンテンツも目的地候補の抽出対象となるので、抽出対象の数が増加して目的地候補の抽出処理の成功性を高めることができる。また、目的地候補は複数の情報ソースのコンテンツから同様なタイミングで抽出されるので、車両の位置に近く目的地として選択されやすい有用な目的地候補を得ることができる。
また、実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1において、目的地候補抽出部3aが、バックグラウンドで動作して複数の情報ソースの各コンテンツから目的地候補を抽出する。これにより、ユーザが特別な操作をすることなく、目的地候補が自動で収集されることから、利便性が向上する。
さらに実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1において、複数の情報ソースは、目的地候補の抽出専用の複数の情報ソースを含んでいる。目的地候補抽出部3aは、目的地候補の抽出専用の複数の情報ソースのコンテンツから目的地候補を抽出する。
このように構成することで、複数の情報ソースのうち、コンテンツに車両で向かう予定の地域に関する情報を含んでいる情報ソースを目的地候補の抽出専用の情報ソースに設定できる。これにより、目的地候補の抽出処理の成功性をさらに高めることができる。
さらに実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1において、目的地候補抽出部3aは、複数の情報ソースのうち目的地候補の抽出処理を行う情報ソースの数を、車両が地方部に移動している場合よりも都市部に移動している場合に多くする。このように構成することで、車両が走行している地域に応じて効率よく目的地候補の抽出処理を実施することができる。
さらに実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1において、目的地候補選択部3cは、目的地候補抽出部3aにより抽出された目的地候補のうち、車両位置から規定範囲内にある目的地候補を、ユーザ選択を受け付ける候補として選択する。
このように構成することで、自車位置に近く目的地として設定されやすい有用な目的地候補を優先して表示することができる。
さらに実施の形態1に係るカーナビゲーション装置1において、目的地候補選択部3cは、目的地候補の選択が受け付けられた場合、当該目的地候補が抽出されたコンテンツを再生するように再生部2に指示する。そして、再生部2は、目的地候補選択部3cからの指示に従ってコンテンツを再生する。このように構成することで、ユーザは、上記コンテンツの内容から目的地を決定することができる。従って、ユーザが意図しない目的地が設定されることがなくなり、利便性が向上する。
実施の形態1では、車両にカーナビゲーション装置1を搭載する場合を示したが、この発明は、これに限定されるものではない。例えば、移動体には、車両の他に、人、鉄道、船舶又は航空機なども含まれる。ただし、この発明に係る移動体ナビゲーション装置は、特に車両への持ち込みあるいは車載に適している。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る移動体ナビゲーション装置は、目的地候補の抽出処理の成功性を高め、かつ目的地として選択されやすい有用な目的地候補を得ることができるので、車両とともに様々な場所に移動するカーナビゲーション装置に好適である。
1 カーナビゲーション装置、2 再生部、2a テレビ再生部、2b ラジオ再生部、2c ディスク再生部、2d USB再生部、2e HDD、2f 通信処理部、2g 通話処理部、3 情報処理部、3a 目的地候補抽出部、3b 記憶部、3c 目的地候補選択部、3d 表示制御部、3e ナビゲーション処理部、4 自車位置検出部、5 表示部、5A 画面、6 入力部、7a 施設名、7b,7d 地名、7c,7e 施設名、8 候補表示ボタン、9 ボタン、100 処理回路、101 CPU、102 メモリ。

Claims (4)

  1. 複数の情報ソースのコンテンツを並行して入力又は複数の情報ソースを順次切り替えてコンテンツを入力して、各コンテンツから目的地候補を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された目的地候補から、ユーザ選択を受け付ける候補を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された目的地候補を表示部に表示させる表示制御部と
    を備え、
    前記抽出部は、目的地候補を抽出するために用いる前記情報ソースの数を、目的地候補となり得る場所が少ないと設定されている地域である地方部を移動体が移動している場合より、目的地候補となり得る場所が多いと設定されている地域である都市部を移動体が移動している場合に多くすることを特徴とする移動体ナビゲーション装置。
  2. 前記抽出部は、バックグラウンドで動作して前記複数の情報ソースの各コンテンツから目的地候補を抽出することを特徴とする請求項1記載の移動体ナビゲーション装置。
  3. 前記選択部は、前記抽出部により抽出された目的地候補のうち、移動体位置から規定範囲内にある目的地候補を、ユーザ選択を受け付ける候補として選択することを特徴とする請求項1記載の移動体ナビゲーション装置。
  4. 前記選択部は、目的地候補の選択が受け付けられた場合、当該目的地候補が抽出されたコンテンツを再生するように再生部に指示し、
    前記再生部は、前記選択部からの指示に従ってコンテンツを再生することを特徴とする請求項1記載の移動体ナビゲーション装置。
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