JP2011104726A - 切削装置 - Google Patents

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【課題】 切削液の安定した吸引を可能として被加工物にデバイス不良を引き起こすことの無い切削装置を提供することである。
【解決手段】 切削装置であって、切削ブレードに供給された切削液が切削ブレードの回転に伴って飛散する側に配設された吸引口と、一端が該吸引口に接続されて吸引口を介して吸引された切削液が流動する流入路と、該流入路の他端が接続される第1開口部と、該第1開口部より上方に開口された第2開口部と、該第1開口部と同一高さ又は該第1開口部より低位置に形成され、該第1開口部を介して流入した切削液を排出する第3開口部とを有する流体分離機構本体と、該流体分離機構本体の該第2開口部に接続された吸引源と、一端が該第3開口部に接続されて他端に該第1開口部と同一高さ又は該第1開口部より低位置に形成された排出口を有し、該流体分離機構本体の液体を排出させる排出路とを具備し、該排出路は、該排出口を常時液体で満たして外気の流入を防止する液体溜部を有することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、被加工物を切削する切削ブレードと、切削ブレードに切削液を供給する切削液供給手段とを備えた切削装置に関する。
半導体デバイスの製造プロセスでは、半導体ウエーハ表面にICやLSI、固体撮像素子等のデバイスが複数形成される。そして、各デバイスを区分するストリートと呼ばれる分割予定ラインに沿って切削装置でウエーハを切削することで個々のデバイスへと分割される。
切削装置としてはダイサーと呼ばれる切削装置が広く使用されており、ダイサーは切削ブレードを含む切削手段を備えている。切削ブレードは、ダイアモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の超砥粒を金属や樹脂等で固めて数十〜数百ミクロン程度の厚みとした切刃を有しており、この切削ブレードが30000rpm程度の高速で回転しつつ被加工物へと切り込み、被加工物の一部を切削除去することで、被加工物を分割する。
切削によって生じる加工熱を冷却するためと、切削によって生じる切削屑を被加工物上から排出するために、ダイサーでは加工点(切削ブレードと被加工物とが接触する点)と被加工物上面に切削水を供給しながら切削が行われる。
特に被加工物がCCDやCMOS等の撮像デバイスが表面に形成されたウエーハや、光フィルタ、光ピックアップデバイス等の光デバイスが表面に形成された基板である場合には、切削屑がデバイス上に付着するとデバイス不良を引き起こすため、切削屑の付着を防止することが非常に重要視されている。
一度被加工物上に付着して乾燥した切削屑は、その後の洗浄工程では取り除くことが非常に難しいため、特開2007−69280号公報に開示されているように、切削中に発生する切削屑を含んだ切削液を被加工物上から吸引して排出する機構が提案されている。
特開2007−69280号公報
ところが、特許文献1に開示されているように吸引源を用いて切削液を吸引しようとしても、吸引源に切削液とともに吸引されるエアによって切削液の吸引が阻害され、吸引状態が安定しないという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、切削液の安定した吸引を可能として被加工物にデバイス不良を引き起こすことの無い切削装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードと該切削ブレードを回転させるスピンドルとを含む切削手段と、該切削ブレードに切削液を供給する切削液供給手段と、を備えた切削装置であって、該切削ブレードに供給された該切削液が該切削ブレードの回転に伴って飛散する側に配設された吸引口と、一端が該吸引口に接続されて該吸引口を介して吸引された該切削液が流動する流入路と、該流入路の他端が接続される第1開口部と、該第1開口部より上方に開口された第2開口部と、該第2開口部より低位置であり且つ該第1開口部と同一高さ又は該第1開口部より低位置に形成され、該第1開口部を介して流入した該切削液を排出する第3開口部とを有する流体分離機構本体と、該流体分離機構本体の該第2開口部に接続された吸引源と、一端が該第3開口部に接続されて他端に該第1開口部と同一高さ又は該第1開口部より低位置に形成された排出口を有し、該流体分離機構本体内の該切削液を排出させる排出路とを具備し、該排出路は、該排出口を常時液体で満たして外気の流入を防止する液体溜部を有することを特徴とする切削装置が提供される。
本発明によると、吸引した切削液とエアとを分離する流体分離機構が切削液を吸引して排出する経路上に設けられているため、吸引状態の安定化が可能となる。また、排出路には常時液体が滞留する液体溜部が形成されているため、吸引開始時に排出口からエアが吸引されることが防止され、吸引口の吸引力を強くすることができる。
切削装置の外観斜視図である。 切削ブレードをスピンドルに装着する様子を示す分解斜視図である。 切削ブレードがスピンドルに装着された状態の斜視図である。 廃液回収手段に接続されたブレードカバーの斜視図である。 切削時の作用を示す縦断面図である。 図6(A)は吸引源作動時の第1実施形態に係る流体分離機構の縦断面図、図6(B)は吸引休止時の第1実施形態の流体分離機構の縦断面図である。 本発明第2実施形態に係る流体分離機構の縦断面図である。 本発明第3実施形態に係る流体分離機構の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明実施形態の切削装置2の外観を示している。切削装置2の前面側には、オペレータが加工条件等の装置に対する指示を入力するための操作手段4が設けられている。装置上部には、オペレータに対する案内画面や後述する撮像手段によって撮像された画像が表示されるCRT等の表示手段6が設けられている。
8はウエーハカセットであり、ウエーハカセット8中にはダイシングテープを介して環状フレームに支持された半導体ウエーハが複数枚(例えば25枚)収容される。ウエーハカセット8は上下動可能なカセットエレベータ9上に載置される。
ウエーハカセット8の後方には、ウエーハカセット8から切削前のウエーハWを搬出するとともに、切削後のウエーハをウエーハカセット8に搬入する搬出入手段10が配設されている。ウエーハカセット8と搬出入手段10との間には、搬出入対象のウエーハが一時的に載置される領域である仮置き領域12が設けられており、仮置き領域12には、ウエーハWを一定の位置に位置合わせする位置合わせ手段14が配設されている。
仮置き領域12の近傍には、ウエーハWと一体となったフレームFを吸着して搬送する旋回アームを有する搬送手段16が配設されており、仮置き領域12に搬出されたウエーハWは、搬送手段16により吸着されてチャックテーブル18上に搬送され、このチャックテーブル18に吸引されるとともに、複数の固定手段(クランプ)19によりフレームFが固定されることでチャックテーブル18上に保持される。
チャックテーブル18は、回転可能且つX軸方向に往復動可能に構成されており、チャックテーブル18のX軸方向の移動経路の上方には、ウエーハWの切削すべきストリートを検出するアライメント手段20が配設されている。
アライメント手段20は、ウエーハWの表面を撮像する撮像手段22を備えており、撮像により取得した画像に基づき、パターンマッチング等の処理によって切削すべきストリートを検出することができる。撮像手段22によって取得された画像は、表示手段6に表示される。撮像手段22は可視光線で撮像する通常のカメラの他に赤外線カメラを備えている。
アライメント手段20の左側には、チャックテーブル18に保持されたウエーハWに対して切削加工を施す切削手段24が配設されている。切削手段24はアライメント手段20と一体的に構成されており、両者が連動してY軸方向及びZ軸方向に移動する。
切削手段24は、図3に示すように回転可能なスピンドル26の先端に切削ブレード28が装着されて構成され、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能となっている。切削ブレード28は撮像手段22のX軸方向の延長線上に位置している。
本実施形態では、切削ブレード28はブレードカバー58によりその全体が覆われている。56はウエーハ等の被加工物の切削中に被加工物上面とブレードカバー58の底部との間をプール液で満たすプール液供給手段であり、本実施形態ではブレードカバー58の外部に設置されている。
25は切削が終了したウエーハWを洗浄装置27まで搬送する搬送手段であり、洗浄装置27では、ウエーハWを洗浄するとともにエアノズルからエアを噴出させてウエーハWを乾燥する。
図2を参照すると、ブレードマウント36がその先端に固定されたスピンドル26と、切削ブレード28との装着関係を示す分解斜視図が示されている。切削手段(切削ユニット)24のスピンドルハウジング32中にスピンドル26が回転可能に収容されている。
ブレードマウント36は、ボス部38と、ボス部38と一体的に形成された固定フランジ40とから構成される。ボス部38には雄ねじ42が形成されている。ブレードマウント36は、ブレードマウント36の装着穴をスピンドル26の図示しない先端小径部及びテーパ部に挿入して、ナット44をスピンドル26の先端小径部に形成された雄ねじに螺合して締め付けることにより、スピンドル26の先端部に取り付けられる。
切削ブレード28の装着穴52をブレードマウント36のボス部38に挿入し、固定ナット54をボス部38の雄ねじ42に螺合して締め付けることにより、図3に示すように切削ブレード28はスピンドル26に取り付けられる。
切削ブレード28はハブブレードとよばれ、円形ハブ48を有する円形基台46の外周にダイアモンド砥粒をニッケルめっきで固定した切刃50を有する電鋳ブレードである。切削ブレード28の切刃50は20〜30μmの厚みを有している。
図4を参照すると、本発明実施形態に係るブレードカバー58の斜視図が示されている。ブレードカバー58は、第1カバー60と、第1カバー60に例えば締結ねじ等により着脱可能に固定される第2カバー62とから構成される。
ブレードカバー58は、天井部58aと、切削ブレード28の先端が突出する開口64を有する天井部58aに対向する底部58bと、天井部58aと底部58bを連結する側壁部58cとから構成される。
ブレードカバー58は空間部66を画成しており、この空間部66中に切削ブレード28が挿入され、開口64から突出される加工点として作用する切削ブレード28の先端部を除いて切削ブレード28はブレードカバー58により覆われる。
ブレードカバー58は切削液供給路68を有しており、切削液供給路68の一端は切削液供給源70に接続され、他端には切削ブレード28が挿入される空間部66に切削液を噴出する噴出口72が形成されている。切削液供給路68、切削液供給源70及び切削液噴出口72により切削液供給手段を構成する。
74は廃液回収手段であり、一端が切削ブレード58の側壁部58cに連結され、所定角度傾斜して取り付けられた流入路(筒体)76と、流入路76の他端部に接続された流体分離機構78と、流体分離機構78に接続された吸引源80とから構成される。
流入路76の傾斜角度は、チャックテーブル18の保持面に対して30度以下が好ましい。この傾斜角度が小さいほど、吸引源80による安定した連続吸引が可能となる。廃液回収手段74は、切削ブレード28に供給される切削液が切削ブレード28の回転に伴って飛散する側に配設されている。
ブレードカバー58の側壁部58cには廃液回収手段74の吸引口66aが形成されており、この吸引口66aを通してブレードカバー58の空間部66と流入路76の内部が連通されている。流入路76の一端部には更に底部に開いた開口76aが形成されている。
図6(A)を参照すると、吸引源80が作動中の本発明第1実施形態の流体分離機構78の縦断面図が示されている。図6(B)は吸引源80が休止中の流体分離機構78の縦断面図である。
流体分離機構78は、タンク(流体分離機構本体)82と、タンク82に接続された排出路84とから構成される。タンク82は、流入路76に接続される第1開口部82aと、第1開口部82aより上方で吸引源80に接続される第2開口部82bと、第2開口部82bより低位置であり且つ第1開口部82aより低位置に形成されたタンク82内に流入した廃液(切削液)を排出する第3開口部82cを有している。第3開口部82cは、第1開口部82aと同一高さに形成してもよい。
排出路84の一端84aはタンク82の第3開口部82cに接続されており、他端に形成された排出口84bはタンク82の第1開口部82aより低位置に開口している。排出口84bを第1開口部82aと同一高さに開口させるようにしてもよい。
排出路84の排出口84bの近傍には概略直角に折り曲げられた液体溜部86が形成されている。図6(B)に示すように、吸引源80の作動が休止された状態では、液体溜部86内は常時廃液で満たされている。
これにより、吸引源80を作動して吸引を開始したとき、排出口84bからエアが吸引されることが防止され、吸引口66aの吸引力を瞬時に上昇して、切削屑を含んだ廃液を流体分離機構78内に効率的に吸引することができる。
次に、図5及び図6を参照して、上述した実施形態の作用について説明する。被加工物であるウエーハWは、図1に示すようにダイシングテープTを介して環状フレームFに支持された状態でチャックテーブル18により吸引保持される。
チャックテーブル18により保持されたウエーハWをX軸方向に移動して撮像手段22の直下に移動し、撮像手段2でウエーハWを撮像して、アライメント手段20で切削すべきストリートを検出するアライメントを実施する。
このアライメントに基づいて、切削しようとするストリートと切削ブレード28との位置合わせが行われた状態で、図5に示すように切削ブレード28を矢印A方向に30000rpm程度の高速で回転しつつウエーハWに切り込ませ、更にチャックテーブル18を矢印B方向に加工送りすることにより、位置合わせされたストリートが切削される。
切削ブレード28によるストリートの切削の際に、プール液供給手段56からプール液57を供給して、チャックテーブル18に保持されたウエーハWとブレードカバー58の底部との間をプール液57で満たすとともに、切削液噴出口72から切削ブレード28の切刃50に向かって切削液を噴出しながら、ウエーハWのストリートの切削を遂行する。切削液及びプール液57としては一般的に純水が使用される。
切削によって発生した切削屑の一部は切削液とともに切削ブレード28の回転に伴って連れ周り、切削屑を含む切削液の一部はブレードカバー58の側壁部58cに形成された吸引口66aを介して廃液回収手段74の流入路76内に矢印Cに示すように取り込まれ、吸引源80の作動により流体分離機構78を介して吸引除去される。
噴出口72が切削液の流れの上流側に配設され、且つ切削ブレード28に供給される切削液が切削ブレード28の外周に対して接線方向に噴出するように形成されているため、切削ブレード28の回転に伴って連れ回る切削屑を含んだ切削液の流れを阻害することなく、切削屑を含んだ切削液を効果的に排出できる。
一方、切削により発生し、切削液中に取り込まれなかった残りの切削屑はプール液57中に浮遊する。このプール液57の一部は、廃液回収手段74の流入路76の開口76aを介して流入路76内に取り込まれ、吸引源78の作動によりウエーハW上から吸引除去される。
図6(A)に示すように、吸引源80の作動により流入路76を介して流体分離機構78のタンク(流体分離機構本体)82内に吸引された切削屑を含む切削液(廃液)75はタンク82の下部部分に溜まり、排出路84を介して排出口84bから排出される。
このように本実施形態の流体分離機構78で、吸引源80の作動により吸引されるエアと廃液75とが分離され、エアのみが吸引源に吸引されて吸引路の途中が廃液75でブロックされることがないため、安定した吸引が可能となり、流体分離機構78で分離された廃液75は排出口84bから安定して排出される。
本実施形態によると、切削液がブレードカバー58内部から切削ブレード28へと供給され、切削ブレード28はブレードカバー58でほぼ全体が覆われるとともに、ブレードカバー58の底部とウエーハWとの間はプール液57で満たされた状態で切削が遂行されるため、切削屑を含む切削液がウエーハW上に飛散することがなく、切削屑は廃液回収手段74によってウエーハW上から積極的に回収される。
また、切削加工中、プール液がプール液供給手段56から常に供給されているため、ウエーハWの上面は乾燥することがなく、切削屑がウエーハW上に固着することが防止される。
吸引源80による吸引量が不十分な場合には切削屑を十分に吸引除去できず、逆に吸引量が過剰な場合には、開口76aに対するウエーハWの上面を局所的に乾燥させてしまうため、切削屑がウエーハWの上面に固着してしまうので、流入路76の傾斜角度や切削するウエーハWの表面状態に応じて、吸引量とプール液供給量を適宜調整することが好ましい。
図7を参照すると、本発明第2実施形態の廃液回収手段74Aの縦断面図が示されている。本実施形態の廃液回収手段74Aは、第1実施形態と同様に流入路(筒体)76と、流入路76に接続された流体分離機構78Aと、流体分離機構78Aに接続された吸引源80とから構成される。
流体分離機構78Aは、第1実施形態と同様なタンク82と、タンク82の第3開口部82cに接続された排出路84Aと、排出路84Aの先端部にピン90を介して取り付けられた液溜容器88とから構成される。
吸引源80の作動が停止されたとき、この液溜容器88内に常に廃液が滞留するため、第1実施形態の流体分離機構78と同様に、吸引源80による吸引開始時の排出口84bからのエアの吸引が防止され、直ちに吸引口66aの吸引力を確保することができる。
図8を参照すると、本発明第3実施形態の廃液回収手段74Bの縦断面図が示されている。上述した第1及び第2実施形態と同様に、廃液回収手段78Bが、流入路(筒体)76と、流入路76に接続された流体分離機構78Bと、流体分離機構78Bに接続された吸引源80とから構成される。
流体分離機構78Bは、上述した第1及び第2実施形態と同様なタンク(流体分離機構本体)82と、タンク82の第3開口部82cに接続された排出路84とから構成される。排出路84の先端部は折り曲げられて液体溜部86aが形成されている。
本実施形態では、排出路84に接続されるタンク82の第3開口部82cが第1開口部82aと概略同一高さに形成されている。本実施形態の作用は、上述した第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
18 チャックテーブル
24 切削手段(切削ユニット)
28 切削ブレード
56 プール液供給手段
58 ブレードカバー
74,74A,74B 廃液回収手段
76 流入路
78,78A,78B 流体分離機構
80 吸引源
82 タンク(流体分離機構本体)
86 液体溜部
88 液溜容器

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードと該切削ブレードを回転させるスピンドルとを含む切削手段と、該切削ブレードに切削液を供給する切削液供給手段と、を備えた切削装置であって、
    該切削ブレードに供給された該切削液が該切削ブレードの回転に伴って飛散する側に配設された吸引口と、
    一端が該吸引口に接続されて該吸引口を介して吸引された該切削液が流動する流入路と、
    該流入路の他端が接続される第1開口部と、該第1開口部より上方に開口された第2開口部と、該第2開口部より低位置であり且つ該第1開口部と同一高さ又は該第1開口部より低位置に形成され、該第1開口部を介して流入した該切削液を排出する第3開口部とを有する流体分離機構本体と、
    該流体分離機構本体の該第2開口部に接続された吸引源と、
    一端が該第3開口部に接続されて他端に該第1開口部と同一高さ又は該第1開口部より低位置に形成された排出口を有し、該流体分離機構本体内の該切削液を排出させる排出路とを具備し、
    該排出路は、該排出口を常時液体で満たして外気の流入を防止する液体溜部を有することを特徴とする切削装置。
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