JP2011090399A - 加工プログラムやバイナリデータが記憶されているメモリの領域を分割・結合することが可能な数値制御装置 - Google Patents

加工プログラムやバイナリデータが記憶されているメモリの領域を分割・結合することが可能な数値制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶するメモリ領域を複数備え、それぞれの領域に加工プログラムあるいはバイナリデータを準備するのに必要な待ち時間の削減を可能とする数値制御装置を提供すること。
【解決手段】数値制御装置20に接続されたパーソナルコンピュータ10のハードディスク11に記憶した加工プログラムを、数値制御装置20内の保持型メモリとは別のメモリに転送、記憶し、該加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置において、パーソナルコンピュータ10からの指令により、前記別のメモリの領域を複数の領域24,25に分割し、前記加工プログラムを前記別のメモリに転送、記憶する際に、前記複数の領域24,25のそれぞれに加工プログラムが記憶されているか否かを判別する手段と、判別の結果、加工プログラムが記憶されていない領域に前記加工プログラムを書き込む書き込み手段と、を有することを特徴とする加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、工作機械や産業機械を制御する数値制御装置に関し、特に、加工プログラムやバイナリデータ形式の加工プログラムが記憶されるメモリの領域を分割および結合することが可能な数値制御装置に関する。
NCプログラムあるいはバイナリデータ形式の加工プログラムを数値制御装置のメモリに記憶して、運転時に、順次読み出しながら前処理部で解析や前処理を行い、実行制御部で実行することを特徴とするインタプリタ方式の数値制御装置は従来からよく知られている。
工場の加工ラインでは、パーソナルコンピュータ上に保存および管理されている加工プログラムを数値制御装置のメモリに転送(記憶)し、前記加工プログラムを運転するシステムが多く用いられている。また、パーソナルコンピュータなどを接続していない単体の数値制御装置の場合、数値制御装置に接続されたメモリカードまたはUSBメモリや、数値制御装置内の保持型メモリなどに保存および管理されている加工プログラムを数値制御装置の前記保持型メモリとは別のメモリ(例えば、RAMなど)に転送(記憶)し、前記加工プログラムを運転するシステムが多く用いられている。
上記のそれぞれのシステムにおいて、従来の加工プログラムによる運転では、あるワークの加工が完了した後に別のワークを加工する場合、パーソナルコンピュータ上あるいは数値制御装置に接続されたメモリカードまたはUSBメモリや、数値制御装置内の保持型メモリなどに保存および管理されている前記別のワークの加工プログラムを数値制御装置の前記保持型メモリとは別のメモリ(例えば、RAMなど)に転送(記憶)されるまでの間、前記別のワークの加工を待つ必要があるという問題があった。この問題は、運転が終了した加工プログラムを新しい加工プログラムで上書きしていく仕組みであるリングバッファを採用することで解決可能である。
図11はリングバッファを説明する図である。図11においてリングバッファは、8個の保存要素E1〜E8で構成され、最初のデータはE1に保存され、続いて保存要素E2、E3、・・・の順に保存される。そして、保存要素E8に保存されると、改めて保存要素E1に上書きして保存される。
また、上記インタプリタ方式の数値制御装置とは別に、テキストファイルで作成されたバイナリデータ用のプログラム(パステーブル)を、運転前に順次読み出しながら前処理部で解析や前処理を行い、数値制御装置内の変換処理部で実行制御部が実行しうるバイナリデータに変換し、前記変換したバイナリデータをメモリに記憶した後、運転時に前記メモリに記憶したバイナリデータを順次読み出しながら実行制御部で実行することを特徴とするバイナリデータによる運転機能を備えた数値制御装置は、特許文献1や特許文献2に開示されているように公知である。このように事前にプログラムをバイナリデータであるオブジェクトコードに変換し、実行時にはそのオブジェクトコードを実行する方式をコンパイル方式という。
ここで、テキストファイルとは、アプリケーションプログラムの切削加工の手順を記述する際に使用するテキスト(アルファベット+数字)であり、このテキストが書かれたファイルのことをいう。なお、テキストファイルと対をなすものがバイナリファイルであり、2進数等の数値データで記述したものである。NCプログラムはテキストファイルである。
上記バイナリデータによる運転機能は、例えば、特許文献3や特許文献4に開示されているように、時間あるいは主軸位置を基準とした制御軸の位置を設定したパステーブルをバイナリデータに変換してメモリに格納しておき、そのバイナリデータを順次読み出しながら各制御軸を駆動する機能(「パステーブル運転機能」という)を持った数値制御装置に適用されている。
工場の加工ラインなどでは、パーソナルコンピュータ上に保存および管理されているテキストファイルで作成されたバイナリデータ用のプログラムを数値制御装置に転送し、数値制御装置内の変換処理部でバイナリデータに変換して、メモリに記憶して、前記バイナリデータを運転するシステムが多く適用されている。
一方、パーソナルコンピュータなどを接続していない単体の数値制御装置の場合、数値制御装置に接続されたメモリカードまたはUSBメモリや、数値制御装置内の保持型メモリなどに保存および管理されているテキストファイルで作成されたバイナリデータ用のプログラムを数値制御装置内の変換処理部でバイナリデータに変換し、数値制御装置の前記保持型メモリとは別のメモリに記憶し、前記バイナリデータを運転するシステムが多く適用されている。
上記それぞれのシステムにおいて、従来のバイナリデータによる運転では、あるワークの加工が完了した後に別のワークを加工する場合、パーソナルコンピュータ上から数値制御装置に転送されたテキストファイル、またはUSBメモリや数値制御装置内の保持型メモリなどに保存および管理されているテキストファイルで作成されたバイナリデータ用のプログラムを数値制御装置内でバイナリデータに変換して、メモリに記憶されるまでの間、別のワークの加工を待つ必要があるという問題があった。この問題は、運転が終了したバイナリデータを新しいバイナリデータで上書きしていく仕組みであるリングバッファを採用することで解決できる。
特開昭61−161514号公報 特開平10−161729号公報 特開昭59−177604号公報 特開2003−303005号公報
図10は、従来のテーブル形式データ(以下、「パステーブル」という)による運転を行うシステムを説明する図である。パーソナルコンピュータ10でパステーブル運転に必要なパステーブル12を作成し、作成されたパステーブル12はハードディスク11に格納されている。パステーブル12は、数値制御装置20に転送される。なお、PCはパーソナルコンピュータ、CNCは数値制御装置を意味する。
数値制御装置20に転送されたパステーブル12は、変換処理部21でバイナリデータに変換され、メモリ22にバイナリデータ220として格納される。そして、数値制御装置20は、メモリ22に記憶したバイナリデータ220を、運転時に順次読み出しながら、実行制御部23で実行する。
上記のようなシステムでは、従来のパステーブルによる運転は、あるワークの加工が完了した後に別のワークを加工する場合、パーソナルコンピュータ10上に保存および管理されている前記別のワークのパステーブルを数値制御装置20のメモリ22に転送(記憶)されるまでの間、別のワークの加工を待つ必要があるという問題があった。この問題は、運転が終了したパステーブルのバイナリデータをパステーブルのバイナリデータで上書きしていく仕組みであるリングバッファを採用することで解決できる。
しかし、リングバッファを採用して加工プログラムを上書きしていくシステムでは、スキップ動作、リトラクト動作、逆行動作、サブプログラム呼び出しなどでパステーブルのバイナリデータを複数回使用する場合に、運転が終了したパステーブルのバイナリデータが残っていない仕組みであるリングバッファを適用できないという問題があった。
そこで本発明の目的は、上記問題点に鑑み、加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶するメモリ領域を複数備え、それぞれの領域に加工プログラムあるいはバイナリデータを準備するのに必要な待ち時間の削減を可能とする数値制御装置を提供することである。
また、本発明の目的は、既存のメモリの領域をさらに複数に分割することで、サイズは小さいが、数が多い加工プログラムあるいはバイナリデータを準備するのに必要な待ち時間の削減を実現できる数値制御装置を提供することである。
さらに、本発明の目的は、大きなサイズの加工プログラムあるいはバイナリデータを運転したい場合に、複数のメモリの領域を結合して、大きなサイズの加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶し、運転し、運転が終了したら、領域を再度分割することが可能な数値制御装置を提供することである。
また、本発明の目的は、スキップ動作、リトラクト動作、逆行動作、サブプログラム呼出しの時、加工プログラムあるいはバイナリデータを実行中に、別のメモリの領域の加工プログラムあるいはバイナリデータに切り換えて運転することが可能な数値制御装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、数値制御装置に接続されたコンピュータの記憶装置、あるいは数値制御装置に接続された外部記憶装置、あるいは数値制御装置内の保持型メモリに記憶された加工プログラムを、前記数値制御装置内の保持型メモリとは別のメモリに転送、記憶し、該加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置において、前記コンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記別のメモリの領域を複数の領域に分割する手段と、前記加工プログラムを前記別のメモリに転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムが記憶されているか否かを判別する手段と、判別の結果、加工プログラムが記憶されていない領域に前記加工プログラムを書き込む書き込み手段と、を有することを特徴とする加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項2に係る発明は、数値制御装置内の保持型メモリを複数の領域に分割し、該分割した領域の何れかに記憶された加工プログラムを前記保持型メモリの別の領域に転送、記憶し、該加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置において、前記数値制御装置に接続されたコンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記保持型メモリの加工プログラムが転送、記憶される領域を複数の領域に分割する手段と、前記加工プログラムを前記分割された領域に転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムが記憶されているか否かを判別する手段と、判別の結果、加工プログラムが記憶されていない領域に前記加工プログラムを書き込む書き込み手段と、を有することを特徴とする加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項3に係る発明は、数値制御装置に接続されたコンピュータの記憶装置、あるいは数値制御装置に接続された外部記憶装置、あるいは数値制御装置内の保持型メモリに記憶され、テキストファイルで作成されたバイナリデータ用の加工プログラムを順次読み出しながら解析および前処理を行ってバイナリデータに変換し、該バイナリデータを前記数値制御装置の保持型メモリとは別のメモリに転送、記憶し、運転時に前記バイナリデータを順次読み出しながら実行するバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置において、前記コンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記別のメモリの領域を複数の領域に分割する手段と、前記バイナリデータを前記別のメモリに転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれにバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、判別の結果、バイナリデータが記憶されていない領域に前記バイナリデータを書き込む書き込み手段と、を有することを特徴とするバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項4に係る発明は、数値制御装置内の保持型メモリを複数の領域に分割し、該分割した領域の何れかに記憶されたバイナリデータ用の加工プログラムを順次読み出しながら解析および前処理を行ってバイナリデータに変換し、該バイナリデータを前記数値制御装置の保持型メモリの別の領域に転送、記憶し、運転時に前記バイナリデータを順次読み出しながら実行するバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置において、前記数値制御装置に接続されたコンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記保持型メモリのバイナリデータが転送、記憶される領域を複数の領域に分割する手段と、前記バイナリデータを前記分割された領域に記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれにバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、判別の結果、バイナリデータが記憶されていない領域に前記バイナリデータを書き込む書き込み手段と、を有することを特徴とするバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項5に係る発明は、前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されているか否かを判別した際に、全ての領域に加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されていた場合、前記別のメモリあるいは前記保持型メモリの複数の領域に記憶されている加工プログラムあるいはバイナリデータが運転中か否かを判別する手段と、判別の結果、運転中ではない加工プログラムあるいはバイナリデータの何れかを削除し、新たな加工プログラムあるいはバイナリデータを削除された領域に書き込む書き込み手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項6に係る発明は、前記加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、前記複数の領域のうち、どの領域に加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶するかを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項7に係る発明は、前記加工プログラムあるいはバイナリデータを削除する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、前記複数の領域のうち、どの加工プログラムあるいはバイナリデータを削除するかを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項8に係る発明は、前記加工プログラムあるいはバイナリデータを運転する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、前記複数の領域のうち、どの加工プログラムあるいはバイナリデータを運転するかを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項9に係る発明は、前記分割した領域よりもサイズが小さく、前記分割した領域の数よりも多い数の加工プログラムあるいはバイナリデータを転送、記憶する場合に、前記分割した領域を更に複数に分割する手段と、加工プログラムあるいはバイナリデータをメモリに転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、判別の結果、加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されていない領域に前記加工プログラムあるいはバイナリデータを書き込む書き込み手段と、を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項10に係る発明は、前記分割した領域よりもサイズが大きい加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶する場合に、確保した複数の領域を結合して該加工プログラムあるいは該バイナリデータを記憶する領域を確保する確保手段と、加工プログラムあるいはバイナリデータをメモリに転送、記憶する際に、前記確保しなおした領域のそれぞれに加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、判別の結果、加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されていない領域に前記加工プログラムあるいはバイナリデータを書き込む書き込み手段と、を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項11に係る発明は、1つのワークを加工するための加工プログラムあるいはバイナリデータのサイズが大きく、前記確保手段により結合された領域の1つに記憶できない場合には、前記1つのワークを加工するための加工プログラムあるいはバイナリデータを複数の領域に分割して記憶する手段と、数値制御装置内に、分割したある領域から次の領域を接続するためのデータを記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項12に係る発明は、前記分割したある領域から次の領域を接続するためのデータを、複数の領域に分割して記憶された1つのワークを加工するための加工プログラムあるいはバイナリデータを接続して運転することが可能な請求項11に記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項13に係る発明は、前記別のメモリあるいは前記保持型メモリを複数の領域に分割する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、分割する数とサイズを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜4、または9のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
請求項14に係る発明は、前記確保した複数の領域を結合する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、結合する領域を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項10に記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置である。
本発明により、加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶するメモリ領域を複数備え、それぞれの領域に加工プログラムあるいはバイナリデータを準備するのに必要な待ち時間の削減を可能とする数値制御装置を提供できる。
また、既存のメモリの領域をさらに複数に分割することで、サイズは小さいが、数が多い加工プログラムあるいはバイナリデータを準備するのに必要な待ち時間の削減を実現できる数値制御装置を提供できる。
さらに、大きなサイズの加工プログラムあるいはバイナリデータを運転したい場合に、複数のメモリの領域を結合して、大きなサイズの加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶し、運転し、運転が終了したら、領域を再度分割することが可能な数値制御装置を提供できる。
また、スキップ動作、リトラクト動作、逆行動作、サブプログラム呼出しの時、加工プログラムあるいはバイナリデータを実行中に、別の領域の加工プログラムあるいはバイナリデータに切り換えて運転することが可能な数値制御装置を提供できる。
本発明に係る数値制御装置の要部ブロック図である。 数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態において第1のメモリの領域に記憶されたバイナリデータを用いて運転していることを説明する図である。 数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態において、第2のメモリの領域に記憶されたバイナリデータを用いて運転していることを説明する図である。 数値制御装置内にメモリの領域を3つ有する実施形態において、第2のメモリの領域に記憶されたバイナリデータを用いて運転していることを説明する図である。 数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態における処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 管理テーブルを説明する図である。 バイナリデータをメモリの領域に格納する場合の処理のアルゴリズムを説明する図である。 数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態において第1のメモリの領域に記憶された加工プログラムを用いて加工していることを説明する図である。 加工プログラムをメモリの領域に格納する場合の処理のアルゴリズムを説明する図である。 従来のテーブル形式データ(パステーブル)による運転を行うシステムを説明する図である。 リングバッファを説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、従来技術の説明と同じまたは類似するものは同じ符号を付して説明する。
図1は、本発明に係る数値制御装置の要部ブロック図である。20は数値制御装置、10は数値制御装置20に接続されたパーソナルコンピュータである。数値制御装置20は、プロセッサ(CPU)201と、数値制御装置20の全体を制御するプログラムを記憶するROM205、RAM206、各種パラメータやオフセットデータ等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ207、表示装置208、キーボード209、各軸の軸制御回路202、所定のシーケンスを実行し外部(機械側強電盤、操作盤)とデータの入出力を行うPMC203とI/Oユニット204、外部入出力装置であるパーソナルコンピュータ10とデータの入出力を行うI/Oユニット210を備え、上記各要素はバス211で接続されている。
本発明は、数値制御装置20に備わったRAM206あるいはバッテリでバックアップされた不揮発性メモリ207のよって構成されるメモリに、加工プログラムやパステーブルを基に変換処理されたバイナリデータを記憶するメモリの領域を複数用意し、それぞれの領域に前記加工プログラムや前記バイナリデータを記憶し、前記加工プログラムや前記バイナリデータを実行することで、別のワークの加工を行うための加工プログラムやパステーブルを準備するのに必要な待ち時間の削減を実現するものである。
図2は、数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態において、第1のメモリの領域に記憶されたバイナリデータを用いて運転していることを説明する図である。パーソナルコンピュータ10上で作成したパステーブル12は、数値制御装置20に転送される。なお、加工プログラムやパステーブル12は、パーソナルコンピュータ10のハードディスク11に格納されている。ハードディスク11に替えてフラッシュロムなどの他の大容量の不揮発性メモリを用いても良い。
数値制御装置20のメモリ22の第1のメモリ領域24に記憶されたバイナリデータ240を運転中に、パーソナルコンピュータ10から転送したパステーブル12を変換処理部21でバイナリデータ250に変換し、変換されたバイナリデータ250を第2のメモリ領域25に記憶する。そして、第1のメモリ領域24のバイナリデータ240が実行終了後、第2のメモリ領域25に記憶したバイナリデータを順次読み出しながら、実行制御部23で実行する。
管理テーブル27(図6参照)は、パーソナルコンピュータ10あるいは数値制御装置20の内部の指令としてRAM206や不揮発性メモリ207の領域を分割、または、結合することによって生成されるメモリの各領域に関する情報を格納するテーブルである。そして、変換処理部21でバイナリデータに変換されたパステーブルがどの記憶領域に記憶されているかを管理するためのテーブルである。
管理テーブル27は、パーソナルコンピュータ10からの指令あるいは数値制御装置20の内部指令によってデータを書き換えることが可能であって、メモリを複数の領域に分割する際の分割する数とサイズを選択して設定できるようにしてもよい。
管理テーブル27は、例えば、図1のRAM206に記憶されている。また、管理テーブル27は、メモリの各領域名、各領域のアドレス(先頭アドレスと末尾のアドレス)、各領域のサイズ、各領域に格納されるプログラム名などを記憶する。また管理テーブル27は、各領域に加工プログラムやバイナリデータが記憶済みか否かを判定するために用いられる記憶済みフラグFA、領域に格納された加工プログラムやバイナリデータを削除可能であるか否かを判断するのに用いられる削除可フラグFB、および領域に格納された加工プログラムやバイナリデータが運転中であるか否かを判定する運転中フラグFCの各フラグ情報を備えている。
記憶済みフラグFAは1の場合には加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されていることを意味し、0の場合には記憶されていないことを意味する。削除可フラグFBは1の場合にはそのメモリの領域の加工プログラムあるいはバイナリデータを削除してよいことを意味し、0の場合には削除してはいけないことを意味する。削除可フラグFBは、パーソナルコンピュータ10からの指令あるいは数値制御装置20の内部指令によって書き換えることが可能である。これによって、メモリの領域に格納された加工プログラムあるいはバイナリデータを削除するか否かを選択することができる。
運転中フラグFCは1の場合にはその領域に記憶されている加工プログラムやバイナリデータを運転中であることを意味し、0の場合には運転中ではないことを意味する。
メモリの領域を分割したり結合したりするには、管理テーブル27に格納される領域名と対応する領域のアドレスを書き換えることにより行う。あるいは、各領域の最後のアドレス情報を基に連続しない領域を結合してもよい。メモリの領域の分割は、加工プログラムやバイナリデータのサイズに合わせて行ってもよい。
分割したメモリの領域よりもサイズの大きい加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶する場合、例えば管理テーブル27に記憶されている各領域のサイズ情報をもとに複数のメモリの領域を確保し、確保したメモリの領域を結合して1つのメモリの領域としなおすこともできる。1つのメモリの領域としなおすことは、管理テーブル27に記憶されている各領域のアドレス情報をもとに結合する。パーソナルコンピュータ10からの指令あるいは数値制御装置20の内部の指令によって結合する領域を選択することができる。なお、どの領域を結合して領域を確保するかは、パーソナルコンピュータ10あるいは数値制御装置20の内部指令によって指令することができる。また、確保される領域は、分割された領域だけではなく、予め設定された領域を含めてもよい。
また、1つの加工プログラムあるいはバイナリデータを1つのメモリの領域に格納できない場合、各メモリの領域のサイズ情報をもとに、前記加工プログラムあるいは前記バイナリデータを各メモリの領域のサイズに合うように分割し、それぞれをサイズにあったメモリの領域に格納するようにしてもよい。そして、複数の領域に分割して記憶された1つの加工プログラムあるいはバイナリデータを管理テーブル27に格納されているデータを用いて接続し、この加工プログラムあるいはバイナリデータを運転することができる。なお、管理テーブル27は、1つの加工プログラムあるいは1つのバイナリデータがどのメモリの領域に分割して記憶されているかのデータを記憶しているものとする。
数値制御装置20は記憶済みフラグFAを基に加工プログラムやバイナリデータのメモリのどの領域に記憶するかを選択する。新たな加工プログラムやバイナリデータを記憶する場合には、記憶済みフラグFAが0の領域に記憶する。また、数値制御装置20は、削除可フラグFBを基に加工プログラムやバイナリデータを削除するか否かを判断することができる。また、数値制御装置20は、運転中フラグFCを基に運転中の加工プログラムやバイナリデータを特定することができ、運転中ではない加工プログラムやバイナリデータを削除することも可能である。なお、加工プログラムやバイナリデータをどの領域に記憶したり、削除したりするかは数値制御装置20の外部(例えば、パーソナルコンピュータ10)や数値制御装置20の内部指令によって指令してもよい。
図3は、数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態において、第2のメモリの領域に記憶されたバイナリデータを用いて運転していることを説明する図である。図2を用いて説明したように、第1のメモリ領域24に記憶されているバイナリデータ240の実行後、第2のメモリ領域25に記憶されているバイナリデータ250が実行される。バイナリデータ250の実行中に、第1のメモリ領域24には、パーソナルコンピュータ10から転送されるパステーブルを変換処理部21でバイナリデータ240に変換し、第1のメモリ領域24に記憶する。
図4は、数値制御装置内にメモリの領域を3つ有する実施形態において、第2のメモリの領域に記憶されたバイナリデータを用いて運転していることを説明する図である。図2から図4に示されるように、数値制御装置20内に設けられるメモリの領域の数は、必要に応じて設けることができる。設けるメモリの領域の数は、パーソナルコンピュータ10からの指令、または、数値制御装置20内からの指令によって設定することができる。このようにメモリの領域を必要に応じて分割することで、1つの領域のメモリ容量(サイズ)は小さいが、数が多い加工プログラムあるいはパステーブルを基とするバイナリデータを準備するのに必要な待ち時間の削減が可能である。
一方、複数に分割された一つ一つのメモリの領域のメモリ容量(サイズ)は小さくなるため、大きなサイズの加工プログラムあるいはパステーブルを基とするバイナリデータを運転したい場合は、複数に分割したメモリの領域を再度、結合する。メモリの領域を再結合することによって、大きなサイズの加工プログラムあるいはパステーブルを基とするバイナリデータを記憶し、運転することができる。そして、その運転が終了したら、再度、メモリの領域を分割することができる。
次に、図5を用いて、数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態における処理のアルゴリズムを示すフローチャートを説明する。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA1]メモリを複数の領域に分割する分割指令があるか否か判断し、分割指令がある場合にはステップSA2へ移行し、分割指令がない場合にはステップSA3へ移行する。ここで分割指令は、数値制御装置に接続されたパーソナルコンピュータあるいは数値制御装置内から行われる。
●[ステップSA2]パーソナルコンピュータあるいは数値制御装置から指令された分割数とサイズにメモリを分割する。ここでメモリは、数値制御装置内に設けられている書き換え可能なRAMや不揮発性メモリである。
●[ステップSA3]メモリの領域を結合する結合指令があるか否か判断し、領域を結合する結合指令がある場合にはステップSA4へ移行し、領域を結合する結合指令がない場合にはステップSA5へ移行する。指令は、数値制御装置に接続されたパーソナルコンピュータあるいは数値制御装置内から行われる。
●[ステップSA4]パーソナルコンピュータあるいは数値制御装置から指令されたメモリの領域を結合する。
●[ステップSA5]パーソナルコンピュータから転送されたテーブル形式データ(パステーブル)を読み込む。
●[ステップSA6]テーブル形式データ(パステーブル)をバイナリデータに変換する。
●[ステップSA7]バイナリデータを第1のメモリ領域に記憶するか否か判断し、記憶する場合にはステップSA8へ移行し、記憶しない場合にはステップSA9へ移行する。
●[ステップSA8]バイナリデータを第1のメモリ領域に記憶する。
●[ステップSA9]バイナリデータを第2のメモリ領域に記憶するか否か判断し、記憶する場合にはステップSA10へ移行し、記憶しない場合にはステップSA11へ移行する 。
●[ステップSA10]バイナリデータを第2のメモリ領域に記憶する。
●[ステップSA11]第1のメモリ領域のバイナリデータを削除するか否か判断し、削除する場合にはステップSA12へ移行し、削除しない場合にはステップSA13へ移行する。
●[ステップSA12]第1のメモリ領域のバイナリデータを削除する。
●[ステップSA13]第2のメモリ領域のバイナリデータを削除するか否か判断し、削除する場合にはステップSA14へ移行し、削除しない場合にはステップSA15へ移行する。
●[ステップSA14]第2のメモリ領域のバイナリデータを削除する。
●[ステップSA15]第1のメモリ領域のバイナリデータを実行するか否か判断し、実行する場合にはステップSA16へ移行し、実行しない場合にはステップSA17へ移行する。
●[ステップSA16]第1のメモリ領域のバイナリデータを実行する。
●[ステップSA17]第2のメモリ領域のバイナリデータを実行するか否か判断し、実行する場合にはステップSA18へ移行し、実行しない場合にはステップSA19へ移行する。
●[ステップSA18]第2のメモリ領域のバイナリデータを実行する。
●[ステップSA19]PCから転送するパステーブルはあるか否か判断し、ある場合にはステップSA1に戻り、ない場合には処理を終了する。
図7は、バイナリデータをメモリの領域に格納する場合の処理のアルゴリズムを説明する図である。このフローチャートは、図5に示されるフローチャートをより一般的に記載したものである。
●[ステップSB1]メモリを複数の領域に分割する分割指令があるか否か判断し、分割指令がある場合にはステップSB2へ移行し、分割指令がない場合にはステップSB3へ移行する。ここで分割指令は、数値制御装置に接続されたパーソナルコンピュータや数値制御装置から指令される。
●[ステップSB2]分割指令により指令された分割数とサイズにメモリの領域を分割し、管理テーブルに領域名とアドレスを記憶する。
●[ステップSB3]メモリの領域を結合する結合指令があるか否か判断し、結合指令がある場合にはステップSB4へ移行し、ない場合にはステップSB5へ移行する。
●[ステップSB4]結合指令により指令されたメモリの領域を結合する。管理テーブルに領域名とアドレスを記憶する。
●[ステップSB5]パーソナルコンピュータから転送されたテーブル形式データ(パステーブル)を読み込む。
●[ステップSB6]テーブル形式データ(パステーブル)をバイナリデータに変換する。
●[ステップSB7]変換したバイナリデータを指定されたメモリの領域に記憶する。
この指定は、メモリの空き領域から順番に記憶しておくか、管理テーブルに各領域のサイズ情報を持たせておき、バイナリデータの容量に最適なメモリの領域を選択して指定する。
●[ステップSB8]指定されたメモリの領域のバイナリデータを実行する。メモリ領域の指定はパーソナルコンピュータからの指令や数値制御装置の内部指令による。
●[ステップSB9]メモリの領域のバイナリデータを削除する削除指令はあるか否か判断し、削除指令がある場合にはステップSB10へ移行し、削除指令がない場合にはステップSB11へ移行する。
●[ステップSB10]削除指令されたメモリの領域のバイナリデータを削除する。
●[ステップSB11]転送するパステーブルはあるか否か判断し、ある場合にはステップSB1に戻り処理を継続し、ない場合には処理を終了する。
図8は、数値制御装置内にメモリの領域を2つ有する実施形態において第1のメモリの領域に記憶された加工プログラムを用いて加工していることを説明する図である。パーソナルコンピュータ10のハードディスク11に格納された加工プログラム13を数値制御装置20に転送する。数値制御装置20は、転送された加工プログラム13をメモリ22に格納する。図8では第1のメモリ領域24に格納された加工プログラム270を解析処理部28にて解析し、実行制御部23によりサーボモータ30を駆動制御している。一方、第2の加工プログラム280は、第2のメモリ領域25に格納している。
図9は、加工プログラムをメモリの領域に格納する場合の処理のアルゴリズムを説明する図である。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSC1]メモリを複数の領域に分割する分割指令があるか否か判断し、指令がある場合にはステップSC2へ移行し、ない場合にはステップSC3へ移行する。ここで指令は、数値制御装置に接続されたパーソナルコンピュータや数値制御装置から指令される。
●[ステップSC2]指令された分割数とサイズにメモリの領域を分割し、管理テーブルに領域名とアドレスを記憶する。
●[ステップSC3]メモリの領域を結合する結合指令があるか否か判断し、結合指令がある場合にはステップSC4へ移行し、ない場合にはステップSC5へ移行する。
●[ステップSC4]指令されたメモリの領域を結合する。管理テーブルに領域名とアドレスを記憶する。
●[ステップSC5]パーソナルコンピュータから転送された加工プログラムを読み込む。
●[ステップSC6]読み込んだ加工プログラムを指定されたメモリの領域に記憶する。この指定は、メモリの空き領域から順番に記憶しておく、または、管理テーブルに各領域のサイズ情報を持たせておき、加工プログラムの容量に最適なメモリの領域を選択して指定することなどにより行う。
●[ステップSC7]指定されたメモリの領域の加工プログラムを解析して実行する。
●[ステップSC8]メモリの領域の加工プログラムを削除する削除指令はあるか否か判断し、削除指令がある場合にはステップSC9へ移行し、削除指令がない場合にはステップSC10へ移行する。
●[ステップSC9]指令されたメモリの領域の加工プログラムを削除する。
●[ステップSC10]転送する加工プログラムはあるか否か判断し、ある場合にはステップSC1に戻り処理を継続し、ない場合には処理を終了する。加工プログラムの転送はパーソナルコンピュータなどから行う。
上記図5,図7,および図9における説明では、複数の加工プログラムやバイナリデータをメモリの領域に記憶した後に、加工プログラムを実行したり、パステーブル運転を実行している。本発明では、管理テーブルを備えることによって、どのメモリの領域に加工プログラムやバイナリデータが格納されるか管理されていることから、プロセッサ(CPU)201の処理として、加工プログラムの読み込みやパステーブルの読込みと前記パステーブルのバイナリデータの作成と、加工プログラムやバイナリデータの実行とを時分割で並列的に実行することが可能である。
10 パーソナルコンピュータ
11 ハードディスク
12 パステーブル
13 加工プログラム
20 数値制御装置
21 変換処理部
22 メモリ
23 実行制御部
24 第1のメモリ領域
25 第2のメモリ領域
26 第3のメモリ領域
30 サーボモータ
201 プロセッサ(CPU)
202 軸制御回路
203 PMC
204 I/Oユニット
205 ROM
206 RAM
207 不揮発性メモリ
208 表示装置
209 キーボード
210 I/Oユニット
211 バス
220 バイナリデータ
240 第1のバイナリデータ
250 第2のバイナリデータ
260 第3のバイナリデータ
270 第1の加工プログラム
280 第2の加工プログラム

Claims (14)

  1. 数値制御装置に接続されたコンピュータの記憶装置、あるいは数値制御装置に接続された外部記憶装置、あるいは数値制御装置内の保持型メモリに記憶された加工プログラムを、前記数値制御装置内の保持型メモリとは別のメモリに転送、記憶し、該加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置において、
    前記コンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記別のメモリの領域を複数の領域に分割する手段と、
    前記加工プログラムを前記別のメモリに転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムが記憶されているか否かを判別する手段と、
    判別の結果、加工プログラムが記憶されていない領域に前記加工プログラムを書き込む書き込み手段と、
    を有することを特徴とする加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置。
  2. 数値制御装置内の保持型メモリを複数の領域に分割し、該分割した領域の何れかに記憶された加工プログラムを前記保持型メモリの別の領域に転送、記憶し、該加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置において、
    前記数値制御装置に接続されたコンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記保持型メモリの加工プログラムが転送、記憶される領域を複数の領域に分割する手段と、
    前記加工プログラムを前記分割された領域に転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムが記憶されているか否かを判別する手段と、
    判別の結果、加工プログラムが記憶されていない領域に前記加工プログラムを書き込む書き込み手段と、
    を有することを特徴とする加工プログラムによる運転機能を有する数値制御装置。
  3. 数値制御装置に接続されたコンピュータの記憶装置、あるいは数値制御装置に接続された外部記憶装置、あるいは数値制御装置内の保持型メモリに記憶され、テキストファイルで作成されたバイナリデータ用の加工プログラムを順次読み出しながら解析および前処理を行ってバイナリデータに変換し、該バイナリデータを前記数値制御装置の保持型メモリとは別のメモリに転送、記憶し、運転時に前記バイナリデータを順次読み出しながら実行するバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置において、
    前記コンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記別のメモリの領域を複数の領域に分割する手段と、
    前記バイナリデータを前記別のメモリに転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれにバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、
    判別の結果、バイナリデータが記憶されていない領域に前記バイナリデータを書き込む書き込み手段と、
    を有することを特徴とするバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  4. 数値制御装置内の保持型メモリを複数の領域に分割し、該分割した領域の何れかに記憶されたバイナリデータ用の加工プログラムを順次読み出しながら解析および前処理を行ってバイナリデータに変換し、該バイナリデータを前記数値制御装置の保持型メモリの別の領域に転送、記憶し、運転時に前記バイナリデータを順次読み出しながら実行するバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置において、
    前記数値制御装置に接続されたコンピュータあるいは前記数値制御装置内の処理からの指令により、前記保持型メモリのバイナリデータが転送、記憶される領域を複数の領域に分割する手段と、前記バイナリデータを前記分割された領域に記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれにバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、
    判別の結果、バイナリデータが記憶されていない領域に前記バイナリデータを書き込む書き込み手段と、
    を有することを特徴とするバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  5. 前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されているか否かを判別した際に、全ての領域に加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されていた場合、前記別のメモリあるいは前記保持型メモリの複数の領域に記憶されている加工プログラムあるいはバイナリデータが運転中か否かを判別する手段と、
    判別の結果、運転中ではない加工プログラムあるいはバイナリデータの何れかを削除し、新たな加工プログラムあるいはバイナリデータを削除された領域に書き込む書き込み手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  6. 前記加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、前記複数の領域のうち、どの領域に加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶するかを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  7. 前記加工プログラムあるいはバイナリデータを削除する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、前記複数の領域のうち、どの加工プログラムあるいはバイナリデータを削除するかを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  8. 前記加工プログラムあるいはバイナリデータを運転する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、前記複数の領域のうち、どの加工プログラムあるいはバイナリデータを運転するかを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  9. 前記分割した領域よりもサイズが小さく、前記分割した領域の数よりも多い数の加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶する場合に、前記分割した領域を更に複数に分割する手段と、加工プログラムあるいはバイナリデータをメモリに転送、記憶する際に、前記複数の領域のそれぞれに加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、
    判別の結果、加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されていない領域に前記加工プログラムあるいはバイナリデータを書き込む書き込み手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  10. 前記分割した領域よりもサイズが大きい加工プログラムあるいはバイナリデータを記憶する場合に、確保した複数の領域を結合して該加工プログラムあるいは該バイナリデータを記憶する領域を確保する確保手段と、
    加工プログラムあるいはバイナリデータをメモリに転送、記憶する際に、前記確保しなおした領域のそれぞれに加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されているか否かを判別する手段と、
    判別の結果、加工プログラムあるいはバイナリデータが記憶されていない領域に前記加工プログラムあるいはバイナリデータを書き込む書き込み手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  11. 1つのワークを加工するための加工プログラムあるいはバイナリデータのサイズが大きく、前記確保手段により結合された領域の1つに記憶できない場合には、前記1つのワークを加工するための加工プログラムあるいはバイナリデータを複数の領域に分割して記憶する手段と、数値制御装置内に、分割したある領域から次の領域を接続するためのデータを記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  12. 前記分割したある領域から次の領域を接続するためのデータを、複数の領域に分割して記憶された1つのワークを加工するための加工プログラムあるいはバイナリデータを接続して運転することが可能な請求項11に記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  13. 前記別のメモリあるいは前記保持型メモリを複数の領域に分割する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、分割する数とサイズを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜4、または9のいずれか1つに記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
  14. 前記確保した複数の領域を結合する際に、前記数値制御装置の外部あるいは内部からの指令により、結合する領域を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項10に記載の加工プログラムあるいはバイナリデータによる運転機能を有する数値制御装置。
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