JP2011087925A - ショーケース装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品を陳列するための収納室を含む断熱性のショーケース装置であって、収納室の内部を照明できる小型のショーケース装置を提供する。
【解決手段】収納室11の周壁33の少なくとも一部を形成する透光性の二重壁71であって、互いに向かい合うように配置された透光性の2枚の板状部材72aおよび72bを含む透光性の二重壁71と、透光性の二重壁71の2枚の板状部材72aおよび72bの間に収納室11の内部を照明するように配置された発光ダイオード91とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、商品を陳列するための収納室を含む断熱性のショーケース装置に関するものである。
特許文献1には、内部に商品を陳列するための収納室であって、透光性の窓と、この窓の縁の少なくとも一部に沿って設けられた透光性の隔壁とを含む収納室を有するショーケース装置が開示されている。このショーケース装置は、さらに、隔壁を挟んで収納室の室内と対向するように設けられた照明手段と、収納室とは反対側から照明手段を覆う遮光性のカバーとを有している。
特開2008−73337号公報(段落番号0004)
ショーケース装置においては、収納室の内部に陳列している商品が顧客から良好に視認できることが好ましい。このため、ショーケース装置においては、特許文献1に記載のように、収納室の内部を照明できるようにしているものがある。
一方で、ショーケース装置は、例えば、コンビニエンスストアなどの店舗において、商品を陳列および販売する際などに用いられる。この際、ショーケース装置は、典型的には、レジカウンタなどの限られたスペースに配置される。このため、ショーケース装置としては、収納室の内部を照明でき、しかも、小型のものが求められている。
本発明の一態様は、商品を陳列するための収納室を含む断熱性のショーケース装置である。このショーケース装置は、収納室の周壁の少なくとも一部を形成する透光性の二重壁であって、互いに向かい合うように配置された透光性の2枚の板状部材を含む透光性の二重壁により形成される間隙(隙間、空間)に、収納室の内部を照明するように配置された発光ダイオードとを有する。
コンビニエンスストアなどの店舗において用いられる小型のショーケース装置では、断熱性を確保するとともに、展示されている商品を顧客が見ることができるように透光性の板状部材を用いた二重壁が採用されることが多い。透光性の二重壁の2枚の板状部材の間は比較的狭く、例えば、10mm程度あるいはそれ以下であり、さらに、二重壁はいったん組み立てられると分解されるようなものではない。本発明に係るショーケース装置においては、発光ダイオードを二重壁により形成される間隙に配置することにより、二重壁により形成される空間を照明設置スペースとして利用する。発光ダイオードは、蛍光灯などと比べて小型であり、透光性の二重壁により形成される空間に配置できる。
さらに、二重壁により形成される間隙に発光ダイオードを配置することにより、発光ダイオードが高温、高温多湿、低温などの収納室内部の条件に直に晒されないので、発光ダイオードの耐久性を確保できる。また、二重壁により形成される間隙を照明設置スペースとして利用するので、小型のショーケース装置であっても発光ダイオードにより収納室の内部を照明できる。発光ダイオードは寿命が長いので交換頻度は小さく、二重壁が分割できるものであってもよいが、二重壁の分解がそれほど容易でないショーケース装置であっても設置できる。
このショーケース装置において、透光性の二重壁が、収納室の前壁の少なくとも一部と、収納室の側壁の少なくとも一部とを含む場合、発光ダイオードは、側壁の間隙に配置することが好ましい。また、この場合、発光ダイオードは、その光放射面が側壁の透光性の2枚の板状部材のうちの内側の板状部材に対し後方へ傾斜するように配置することが好ましい。
顧客が収納室の内部の商品を見ることが多いショーケース装置の前側(正面)はできるかぎり障害物がないことが好ましく、発光ダイオードは側壁側に配置することが望ましい。また、顧客が正面からショーケース装置の内部を見たときに顧客がまぶしさを感じる程度が小さくなるように、発光ダイオードは、光放射面を後方に向けて配置することが好ましい。例えば、側壁のうち、側壁と前壁とのコーナー付近は、ショーケース装置の内部を照明するのに適した位置である。
また、側壁の透光性の2枚の板状部材のうちの内側の板状部材と、発光ダイオードの光放射面とのなす角度θは、以下の条件を満たすことが好ましい。
20°≦θ≦30°・・・(1)
角度θが上記式(1)を下回ると正面から見たときに発光ダイオードからの光が不快または障害となってショーケース装置の内部が視認しにくい。角度θが上記式(1)を上回ると、ショーケース装置の内部、とくに、顧客に近い正面(前面)近傍の照度が不足し、商品を視認しにくくなる。さらに、角度θが上記式(1)を上回ると、二重壁を構成する板状部材のいずれかあるいは両方と、発光ダイオードとが干渉しやすくなり、発光ダイオードを二重壁により形成される間隙に配置しにくくなる。また、角度θが上記式(1)を下回るとショーケース装置をコンビニエンスストアなどの店舗のレジカウンタに配置した際に、レジカウンタの内側、すなわち、後方にいる店員が障害となるまぶしさを感じやすい。
さらに、発光ダイオードは、前壁と側壁とのコーナー部の近傍に配置することが好ましい。発光ダイオードからの光は、前方から斜め後方に向けて放射されるため、収納室の内部を明るく照明できる。また、発光ダイオードから放射される光が前側から収納室の内部を視認する顧客の目に入りにくい。さらに、顧客は、側方から収納室の内部を視認する場合もある。発光ダイオードをコーナー部の近傍に配置することにより、側方から収納室の内部を視認する場合であっても、発光ダイオードが視界を妨げるのを抑制できる。
このショーケース装置は、コーナー部の外側を覆うように設けられたブラケット(フレーム)をさらに有することが好ましい。この場合、発光ダイオードは、側壁の間隙であって、ブラケットにより覆われた部分に配置することが好ましい。発光ダイオード自体、および/または発光ダイオードから放射され、内側の透光性の板状部材に反射された光を外側から(例えば顧客から)見えにくくすることができる。また、このブラケットは、二重壁のコーナー部を損傷から保護する機能を果たす。
ブラケットは金属製であることが望ましく、熱伝達部材により発光ダイオードと熱的に接続されていることが望ましい。ブラケットを放熱部材として利用でき、発光ダイオードの寿命をさらに伸ばすことができる。熱伝達部材としては、一方の端がブラケットと熱的に接続し、ブラケットから側壁の間隙に延びた金属製の熱伝達部材であって、他方の端に発光ダイオードを取り付けるものが好ましい。
発光ダイオードは透光性の二重壁の2枚の板状部材の間に配置してもよい。この場合、熱伝達部材は、側壁の透光性の2枚の板状部材のうちの外側の板状部材の端よりも内側に向って延びた部分(側壁の透光性の2枚の板状部材の間に延びる部分)と、外側の板状部材の端よりも外側に向って延びた部分(外側の板状部材の端よりも外方に向って延びる部分)と、内側に向って延びた部分と外側に向って延びた部分との間で外側の板状部材の端の内側の面に接する部分とを含むことが好ましい。この熱伝達部材の一方の端は、典型的には、外側に向って延びた部分の端となる。また、この熱伝達部材の他方の端は、典型的には、内側に向って延びた部分の端となり、発光ダイオードは、内側に延びた部分の端に取り付けられる。
この熱伝達部材は、例えば、中間の接する部分を側壁の透光性の2枚の板状部材のうちの外側の板状部材にあててもよい。このようにすることにより、二重壁の内側のスペースの密封性を向上できる。それとともに、二重壁の内側と外側とを熱的に接続できる。したがって、発光ダイオードを熱伝達部材の他方の端、典型的には、内側に向って延びた部分の端に取り付けることにより、従来の二重壁と同様に2枚の板状部材をパッキンなどの部材により密封した状態で二重壁の内側に発光ダイオードを配置できる。
また、発光ダイオードは、分解点検が比較的容易な場所に設置することも可能である。たとえば、ブラケットが、コーナー部の外側を覆う金属製の第1の部分と、第1の部分から側壁に沿って発光ダイオードの外側を覆う遮光性の第2の部分とを含み、第2の部分を第1の部分に対して着脱可能であれば、熱伝達部材を一方の端が第1の部分と熱的に接続し、第1の部分から間隙に延ばすようにしてもよい。この熱伝達部材であればブラケットの第2の部分を外すと熱伝達部材を第1の部分から取り外しでき、発光ダイオードの交換が容易に行える。
このショーケース装置の一形態は、収納室の内部に商品を温蔵状態で陳列するものであり、収納室の内部に温風を供給するための温風供給ユニットをさらに有するものである。二重壁はそれぞれの板状部材の内外の温度差を抑制できるので結露防止に適しているが、発熱源となる発光ダイオードを二重壁の間隙に配置することにより内側の板状部材の表側の温度を露点よりも高くしやすく、内側の板状部材の表側の結露を抑制しやすい。このショーケース装置は、収納室の内部に商品を冷蔵状態で陳列するもの、すなわち、収納室の内部に冷風を供給するための冷風供給ユニットをさらに有するものであってもよい。
本発明の一実施形態にかかるショーケース装置を示す斜視図。 図1のショーケース装置を示す縦断面図。 図1のショーケース装置を示す横断面図。 図3の一部を拡大して示す図。 図1のショーケース装置の概略構成を示す図。 図6(a)は、発光ダイオードの取付け角度と、商品の視認性および顧客側からのまぶしさとの関係を示す図。図6(b)は、発光ダイオードの取付け角度と各地点での照度との関係を示す図。 発光ダイオードの光放射パターンを示す図。 本発明の他の実施形態にかかるショーケース装置を一部分解して示す斜視図。 図8のショーケース装置の横断面図を一部拡大して示す図。 図8のショーケース装置の横断面図を一部拡大して示す図であって、第2の部材および熱伝達部材を取り外した状態を示す図。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるショーケース装置を斜視図により示している。図2は、図1のショーケース装置を、図1中のII−II線に沿って切断した縦断面図により示している。図3は、図1のショーケース装置を、図1中のIII−III線に沿って切断した横断面図により示している。
本例のショーケース装置1は、断熱性を有する、小型のショーケース装置である。このショーケース装置1は、典型的には高さ700mm前後、幅450mm前後、奥行き500mm前後であり、例えば、コンビニエンスストアなどの店舗において、レジカウンタCなどの卓上に設置して使用されるサイズである。このショーケース装置1は、コンビニエンスストアなどの店舗において、加熱調理された食品を商品M(図5参照)として陳列および販売するのに好適な装置(ユニット)である。ショーケース装置1は、商品Mを陳列するショーケースとしての機能と、商品Mを保温(温蔵)する装置としての機能とを備えている。
ショーケース装置1は、商品Mを陳列するための収納室(陳列室)11を含む上部分10と、収納室11の内部に温風を供給するための温風供給ユニット40などを収納する機械室21を含む下部分20とを備えている。ショーケース装置1は、店舗内に設置したときに店舗の天井に向く上壁31と、レジカウンタCなどの床に向く下壁(底壁)32と、上部分10の収納室11の周りを囲む周壁33と、下部分20の機械室21の周りを囲む周壁34と、収納室11と機械室21とを分ける隔壁35とを有し、これらの壁31〜35により1つの筐体(ハウジング)30が構成されている。
ショーケース装置1は、さらに、下部分20の後方にホットプレート51およびホットプレートカバー52を備えている。したがって、食品をその場で加熱調理して商品Mとして陳列できる。なお、ホットプレート51およびホットプレートカバー52は省略することもできる。
収納室11の周壁33は、前壁61と、左右の側壁62Lおよび62Rと、後壁をなすドア(扉)63とを有している。前壁61および左右の側壁62Lおよび62Rは、透光性の二重壁71を含む。本例のショーケース装置1では、前方からショーケース装置1の収納室11の内部が視認しやすいように、前壁61は、上側が後方へ向かって傾斜している。このため、左右の側壁62Lおよび62Rはそれぞれ上部が狭い台形状である。したがって、収納室11の内部(室内)11aは、下から上に向かうにしたがって狭くなっている空間である。
収納室内11aには、複数段、例えば、3段の陳列棚12が設けられている。一番下の陳列棚12は、隔壁35の上に配置されている。これらの陳列棚12は、それぞれ、後側が前側より若干高くなっており、陳列棚12に陳列された商品Mが、透光性の二重壁71を介して、前側(正面)から見やすいようになっている。
前壁61は、ほぼ全域を覆う透光性(本例では透明)の二重壁71を含む。左右の側壁62Lおよび62Rは、それぞれ、前側の部分を覆う透光性(本例では透明)の二重壁71と、後側の部分を覆う不透明な断熱壁79とを含む。前壁61の二重壁71および左右の側壁62Lおよび62Rの二重壁71は、それぞれ、互いに向かい合うように配置された透光性の2枚の板状部材72aおよび72bを含んでいる。二重壁71、特に内側の板状部材72aはシール部材(パッキン)95L、95R、96Lおよび96Rによりシールされている。本例では、内側の板状部材72aが、より耐熱性の高いガラス板であり、外側の板状部材72bは、透明なアクリル樹脂板である。板状部材72aおよび72bをガラス板で構成してもよく、アクリル樹脂板で構成してもよい。
周壁33は、さらに、前壁61と側壁62Lとのコーナー部64Lを覆う金属性のブラケット(フレーム)65Lと、前壁61と側壁62Rとのコーナー部64Rを覆う金属性のブラケット(フレーム)65Rとを含む。前壁61は、上側が後退するように傾いているため、ブラケット65Lおよび65Rは、それぞれ、上方が後退する形状となっている。これらのブラケット65Lおよび65Rの内側の二重壁71の間隙(すき間)73に照明用のLED91が配置されている。
ドア63は、スイングタイプ(開き戸タイプ)であり、外部に取手63aが取り付けられている。収納室11の密閉性を高めるため、ドア63と接する部分には、シール部材(パッキン)66が設けられている。ドア63は、不透明であってもよく、また、収納室11の内部が店員などにより後方からも視認できるように、一部が透光性の窓になっていてもよい。
機械室21の周囲を構成する周壁34は、前壁と左右の側壁と後壁とを有し、機械室21は略直方体状(ボックス状)に形成されている。前壁、左右の側壁、後壁は、いずれも不透明な壁となっており、機械室21の内部は外から見えないようになっている。
機械室21と収納室11とを区切る隔壁35には、後側のドア63の手前の幅方向に延びたスリット状の第1の開口(吸引口)81と、前壁61の直後の複数の第2の開口(吹出口)82とが設けられている。機械室21の内部に温風供給ユニット40が収納され、温風供給ユニット40は、温風を収納室11に供給するためのファン22と、ファン22の出口側(下流側)に配置されたヒータ23とを備えている。ファン22は、第1の開口81から収納室内11aの空気を吸引し、下流のヒータ23に向けて送風し、第2の開口82から温風を収納室内11aに戻し、温風を収納室内11aで循環させ、収納室内11aを加温した状態で維持できるようにしている。本例では、ファン22よりも上流側、例えば、第1の開口81の近傍に、加湿タンク24が配置されて、高温多湿の空気を、収納室内11aを循環させることにより、収納室内11aの湿度も商品Mに合わせて維持および/または管理できるようになっている。
図4に、図3に示した右側のコーナー部64Rを部分的に拡大して示している。図5に、図1のショーケース装置1の概略構成を模式的に示している。左右の側壁62Lおよび62Rの一部を形成する透光性の二重壁71の間(間隙)73のそれぞれのコーナー部64Lおよび64Rの側には、複数(例えば38個)の発光ダイオード(LED)91が収納室内11aを向くように配置され、収納室11の照明装置(照明手段)の一つとなっている。収納室内11aの照度が不足したり、影ができるのを抑制するために、異なる照明する手段を上壁31などに設けてもよい。
前壁61と側壁62Lとのコーナー部64Lの近傍と、前壁61と側壁62Rとのコーナー部64Rの近傍とに配置されたLED91は、コーナー部64Lおよび64Rの外側に設けられたブラケット65Lおよび65Rにより覆われる。したがって、ショーケース装置1の外側から複数のLED91は見えにくく美観に優れている。さらに、LED91の外側がブラケット65Lおよび65Rにより覆われるので、LED91から出力される光が二重壁71の内側の壁(板状部材)72aに反射しても、それが直に外側には漏れにくく、ショーケース装置1を外から見たときに眩しさを感じない、または感じにくい構成となっている。
LED91の光放射面91aは、それぞれ、側壁62Lおよび62Rの透光性の2枚の板状部材72aおよび72bのうちの内側の板状部材72aに対し、後方へ傾斜するように配置されている。より具体的には、LED91は、それぞれの光放射面91aが、側壁62Lおよび62Rの二重壁71の内側の板状部材72aに対し、後方が広がるように傾いて配置されており、LED91の光放射面91aと内側の板状部材72aの表面とのなす角度θが20°〜30°となるように配置されている。また、上述のように、前壁61が、下から上に向かうにしたがって前から後に傾いているため、LED91は、前壁61の傾きに沿って、それぞれの光放射面91aが若干下側を向く。したがって、両コーナー部64Lおよび64Rに配置された各LED91から、収納室内11aに向かって斜め後方下側に光が照射され、収納室内11aの商品Mを効率よく照明でき、さらに、前方から見ても光が目に入りにくく、横から見ても光が目に入りにくく、どちらから見ても眩しくないまたは眩しさが抑制されるようになっている。
図4に拡大して示しているように、各LED91は、熱伝達率の高い金属製、たとえばアルミニウム製の熱伝達部材92Lおよび92Rを介して左右のブラケット65Lおよび65Rに熱的に接続され、各LED91の熱が放出されやすいようになっている。すなわち、二重壁71の間隙73の前壁61と側壁62Rとの右側のコーナー部64Rの近傍には、金属製の熱伝達部材92Rが挿入されており、熱伝達部材92Rの一方の端93aが右側のブラケット65Rと接続されている。熱伝達部材92Rの他方の端93bは透光性の2枚の板状部材72aおよび72bの間73に延びており、他方の端93bにLED91が取り付けられている。したがって、LED91は熱伝達部材92Rを介してブラケット65Rと熱的に接続されており、LED91において発せられる熱を、熱伝達部材92Rを介してブラケット65Rに伝え、外部に放出できる。このため、LED91は、透光性の2枚の板状部材72aおよび72bの間73に配置されているが、その熱を、熱伝達部材92Rを介して逃がすことにより過熱を避け、十分な寿命を確保できるようにしている。
左側のコーナー部64Lにおいても同様であり、LED91は、金属製の熱伝達部材92Lにより左側のブラケット65Lと熱的に接続され、LED91において発せられる熱を、ブラケット65Lから外部に適度に放熱できる。
さらに、熱伝達部材92Lおよび92Rは、多段に折り曲げられた構成を備えている。左右の熱伝達部材92Lおよび92Rは対称な形状になるので、以下では図4を参照しながら右側の熱伝達部材92Rに基づき説明する。熱伝達部材92Rは、内側から5つの部分94b、94s、94u、94t、94aに分けることができる。第1の部分94bは、LED91が取り付けられた端93bを含み、LED91の光放射面91aの角度を調整するように傾いた部分である。第2の部分94sは、傾いた部分94bから右側(外側)に折り返された部分であって、二重壁71を構成する外側の板状部材72bの端72tよりも内側に向って延びた部分(板状部材72aおよび72bの間73に延びる部分)である。第3の部分94uは、延びた部分94sから左側(内側)に折り返された部分であって、外側の板状部材72bの端72tの内側の面に接する部分である。第4の部分94tは、接する部分94uから右側(外側)に折り返された部分であって、外側の板状部材72bの端72tよりも外側に向って延びた部分(外側の板状部材72bの端72tよりも外方に向って延びる部分)である。第5の部分94aは、延びた部分94tから左側(内側)に折り返された部分であってブラケット65Rに接続される端93aを含み、ブラケット65Rに接するように延びた部分である。外側の板状部材72bの端72tの内側の面に接する部分94uは、内側に向って延びた部分94sと外側に向って延びた部分94tとの間で、側壁62Rと平行になるように加工された部分である。
この熱伝達部材92Rは、まず、コーナー部分をシールするパッキン95Rと、外側の板状部材72bとにより、熱伝達部材92Rの第3の部分94uを挟み込むことで、外側の板状部材72bの端72tに沿って支持できる。パッキン95Rは、側壁62Rおよび前壁61の二重壁71をそれぞれ構成する板状部材72aおよび72bのコーナー部分を支持するとともに、それらの間73を密封する部材である。パッキン95Rの構成は本例に限定されず、複数のパーツから構成することも可能である。
熱伝達部材92Rの第3の部分94uは、外側の板状部材72bの端72tの内側の面に接するように加工された部分であり、パッキン95Rと外側の板状部材72bとで挟み込むことができ、挟み込むことにより熱伝達部材92Rの位置および角度を決めることができる。さらに、熱伝達部材92Rの第3の部分94uは、外側の板状部材72bの端72tの内側の面に密着するので、パッキン95Rとともに、内側の板状部材72aと外側の板状部材72bとの空間(間隙)73を密封できる。逆に言うと、熱伝達部材92Rは、パッキン95Rを介して外側の板状部材72bを支持する部材を兼ね、ブラケット65Rと熱伝達部材92Rとにより、外側の板状部材72bを挟み込んで固定している。
このように熱伝達部材92Rは、LED91を固定する支持部材を兼ね、熱伝達部材92Rにより、LED91を、二重壁71の間隙73の密封性をほとんど損なわずに、間隙73のコーナー側に挿入し、所定の角度で光が放出されるように固定できる。さらに、熱伝達部材92Rにより、二重壁71の間隙73の密封性をほとんど損なわずに、二重壁71の間隙73の中のLED91とブラケット65Rとを熱的に接続でき、LED91からの熱を外界に放出できる。
図6(a)に、ショーケース装置1におけるLED91の取付け角度θと、商品Mの視認性および前方(顧客側)からのまぶしさとの関係を示している。図6(b)に、ショーケース装置1におけるLED91の取付け角度θと、収納室内11aの各地点での照度との関係を示している。図7に、LED91の光放射パターンを示している。なお、図6(b)の測定位置は、上段、中段および下段の各陳列棚12の図5における点P1およびP2の位置である。
図7に示すように、LED91から放射される光はある程度の指向性を備えている。このため、内側の板状部材72aに対するLED91の取付け角度θにより、収納室11の内部、特に陳列した商品Mの前端部分に影ができたり、前方から顧客が収納室11を見たときにまぶしさを感じさせるおそれがある。
本願発明者の測定によれば、図6の(a)および(b)に示すように、取付け角度θが30°以下であれば、収納室内11aに陳列された食材(商品)Mの前端(先端)に影ができにくいことがわかった。取付け角度θが30°を超えると、収納室内11aの内部に陳列された食材Mの前端部分に影ができやすい。
一方、取付け角度θが20°未満では、前側から収納室内11aの食材Mを視認する人物(顧客)がまぶしさを感じ、特に、視線の向きを変えたくなるような不快な眩しさを感じる可能性がある。取付け角度θが20°以上であれば、前側から収納室内11aの食材Mを視認する場合、まぶしさを殆ど感じないか、または視線の向きを変えたくなるような不快な眩しさは感じないことがわかった。したがって、取付け角度θが20°〜30°であれば、前側から収納室11の内部を視認する顧客にまぶしさを感じさせることなく、収納室11の内部の商品M全体を良好に照明できる。このため、取付け角度θは以下の式を満たすことが望ましい。
20°≦θ≦30°・・・(1)
また、図6(b)に示すように、この角度範囲であれば、収納室内11aの前方の各点P1およびP2における照度の低下はほぼ5%程度であり、LED91からの光により効率よく収納室内11aを照明できている。
さらに、取付け角度θが30°を超えると、LED91の傾きが大きくなり、LEDチップのサイズによっては二重壁71の間隙73に収まりにくくなる可能性がある。LED91が内側の透光性の板状部材72aに接触すると、収納室内11aの熱が板状部材72aを介してLED91に伝わり、LED91の温度が上昇し、LED91が過熱する可能性があるので好ましくない。
以上のように、本例のショーケース装置1においては、ガラス板またはアクリル板などの透光性の板状部材72aおよび72bを用いた、断熱性能の高い透光性の二重壁71の間隙73にLED91を配置し、収納室内11aを照明している。したがって、照明(LED)を配置するための専用のスペースが不要となり、コンビニエンスストアなどの店舗において用いられるコンパクトなショーケース装置であって、照明と、断熱性とを備えたショーケース装置を提供できる。断熱性の二重壁にLEDを収納するタイプの照明は、卓上型のショーケース装置に限らず、壁面収納タイプで透明な扉を開け閉めするようなタイプのショーケース装置にも適用可能であり、扉を開けたときにLED照明が眩しい場合は、扉と連動してLEDをオンオフすることで眩しさは回避できる。
透光性の二重壁71の2枚の板状部材の間73は比較的狭く、例えば、10mm程度あるいはそれ以下であり、さらに、二重壁71はいったん組み立てられると分解されるようなものではないので、照明などの用途と兼用されることはほとんどない。しかしながら、LED照明であれば狭いスペースに組み込むことが可能であり、さらに、LED91は寿命が長いので交換頻度は小さく、分解する機会のほとんどない二重壁71の間73にも無理なく組み込みできる。さらに、二重壁71の間隙73に組み込まれたLED91は、収納室内11aの高温多湿の状態または極低温の状態などのLED91の性能を維持するのには厳しい条件に直に晒されない。したがって、二重壁71の内側の板状部材72aを介して長期間にわたり、効率よく収納室内11aを照明できる。
さらに、二重壁71の間隙73にLED91を配置することにより、二重壁71の内側の板状部材72aの表面をLED91の熱によりある程度加熱できるという効果が得られる。収納室内11aが高温多湿となる温蔵タイプのショーケース装置1の場合、外気との温度差と収納室内11aの多湿とにより二重壁71の板状部材72aの内側表面が結露するケースがある。二重壁71の間隙73にLED91を配置することにより、間隙73の温度を若干でも高くすることが可能であり、二重壁71の板状部材72aの内側表面が結露するのを抑制でき、クリアーな視野を得ることができる。
また、冷凍サイクルまたは冷却ユニットを備えた冷蔵タイプのショーケース装置においては、間隙73に残った水分や、リークにより侵入した水分が温度差により二重壁71の内側の板状部材72aの表面が結露するケースもあり、二重壁71の間隙73には手が入らないので結露を除去することができない。二重壁71の間隙73にLED91を配置することで、間隙73の温度を若干でも上げることが可能であり、二重壁71の内側の板状部材72aの表面が結露するのを抑制でき、さらにクリアーな視野を得ることができる。
また、二重壁71の間隙73にLED91を配置することで、間隙73の温度を上げるので、保温効果が得られやすい。したがって、本例のショーケース装置1のように、温蔵タイプのショーケース装置に適している。一方、熱伝達部材92Lおよび92Rにより、LED91の発熱はブラケット65Lまたは65Rあるいはフレームなどを介して外部に放出することができる。したがって、冷凍サイクル、冷却ユニットなどを備えた冷蔵タイプのショーケース装置にも本発明は適用できる。それとともに、LED91の過熱を抑制できるので、LED91の寿命が短くなるのを抑制できる。
さらに、LED91を、二重壁71の間隙73の側面前方のコーナー部に若干後方を向くように配置することにより、収納室内11aを良好に照明でき、また、前方に漏れる光の量を抑制して眩しさを低減できる。また、LED91の光放射面91aを、前壁61の傾きに沿って若干下側に向けることによりさらに眩しさを抑制できる。LED91の光放射面91aが下側を向くように配置することにより、前方以外における眩しさ、たとえば、レジに並んだ顧客や、レジカウンタCの内側や後方にいる店員などに対する眩しさも抑制でき、収納室内11aが明るく見やすいショーケース装置1を提供できる。
また、LED91をコーナー部64Lおよび64Rの近傍に設け、これをブラケット65Lおよび65Rで覆っているため、LED91自体およびLED91から放射される光を外側から(例えば顧客から)見えにくくすることができる。そして、プロテクタであるブラケット65Lおよび65RとLED91との間に熱伝達部材92Lおよび92Rを設けているため、発光ダイオード91において発せられる熱を、熱伝達部材92Lおよび92Rを介して、プロテクタであるブラケット65Lおよび65Rから外部に適度に放熱できる。
さらに、本例においては、ブラケット65Lおよび65Rに沿って、収納室11の内部に上下方向に複数のLED91を配置し、上下方向に長い照明装置を構成し、収納室内11aを側方から照明している。たとえば、収納室内11aの上部に、左右方向に延びるような照明装置の場合、収納室11の下側は、陳列棚12の影ができやすく、商品Mが見えにくくなることがある。これ対し、本例のショーケース装置1では、発光源であるLED91が上下方向に延びるように配置されているため、陳列棚12の影は生じにくく、収納室11の内部全体を良好に照明できる。
図8は、本発明の他の実施形態にかかるショーケース装置を一部分解して斜視図により示している。図9および図10は、図8のショーケース装置の横断面図を一部(右側のコーナー部の近傍)拡大して示している。図9は、第2の部材および熱伝達部材を取り付けた状態で示しており、図10は、第2の部材および熱伝達部材を取り外した状態で示している。
このショーケース装置1のブラケット65Lおよび65Rは、それぞれ、コーナー部64Lおよび64Rの外側を覆う金属製の第1の部分69aと、この第1の部分69aから側壁62Lおよび62Rに沿ってLED91の外側を覆うように延びる遮光性の第2の部分69bとを含む。そして、第2の部分69bは第1の部分69aに対して着脱可能であり、熱伝達部材92Rを取り外せるようになっている。そのため、上記のショーケース装置においては、側壁62Rの透光性の二重壁71を構成する外側の板状部材72bの端72tがコーナーのパッキン95Rに接するように延びていたのに対し、このショーケース装置1においては、外側の板状部材72bの端72tは熱伝達部材92Rが着脱できる空間ができるように後方に後退してパッキン95Rより離れている。そして、熱伝達部材92Rは、二重壁71の隙間73が延長され、二重壁71の透光性の内側の板状部材72aと遮光性のブラケットの第2の部分69bとにより形成される隙間73に配置されている。なお、左側のコーナー部64Lの構成と右側のコーナー部64Rの構成とは共通するので、右側のコーナー部64Rを代表して説明している。以降においても同様である。
まず、このショーケース装置1は、上壁31の先端を構成する部材31aを有し、この部材31aが上壁31の本体部分31bに対してねじ39により着脱でき、部材31aがブラケット65Rの取り外し可能な第2の部分69bを本体部分31bに固定するストッパとしての機能を含んでいる。
ブラケット65Rの第1の部分69aおよび第2の部分69bは遮光性の熱伝達率の高い部材、たとえばアルミニウムなどの金属により構成されている。コーナー部64Rを構成する第1の部分69aは、その後端67aおよび67bが内側にクランクするように2段に曲げられている。第2の部分69bは板状に延びた部分67dと内側に曲げられた前端67cとを含む。前端67cは、第1の部分69aの内側にクランクした後端67aおよび67bに入るように曲げられており、前端67cの内面にパッキン68が取り付けられている。第2の部分69bの板状に延びた部分67dは二重壁71の外側の透光性の板状部材72bの前端72tを超え、板状部材72bと一部重複するように延びている。このため、ブラケット65Rの第2の部分69bと、二重壁71の内側の透光性の板状部材72aとにより、透光性の板状部材72aおよび72bにより形成された間隙73の一部となり、連通した間隙が形成される。
第2の部分69bは、コーナー部64Rに沿って上下に長い部材であり、下端67eを本体のショーケース装置1の下部分20に設けられたスリットに挿入し、上端67fを先端部材31aによりショーケース装置1の上壁31に取り付けることにより、ブラケット65Rの第1の部分69aに密着するように取り付けできる。周壁33の二重壁71の間隙73の気密性はパッキン68により保持でき、ブラケット65Rの熱伝達性は、第1の部分69aのクランクした後端67aおよび67bと第2の部分69bの前端67cとが物理的に接触することで維持できる。
さらに、熱伝達部材92Rの一方の端93aを、第1の部分69aのクランクした平坦な後端67bと第2の部分69bの前端のパッキン68とで挟みこむことにより熱伝達部材92Rをブラケット65Rに取り付けることができ、熱伝達部材92を二重壁71により形成されるコーナー部64R近傍の間隙73に配置できる。また、熱伝達部材92Rが金属製のブラケット65Rと接触するので、熱伝達部材92Rの他方の端93bに取り付けられたLED91の熱を、ブラケット65Rを介して外部に放出できる。
金属製の熱伝達部材92Rは、一方の端93aがブラケット65Rの第1の部分69aと熱的に接続し、この第1の部分69aから側壁62Rの二重壁71により形成される間隙に延びるよう設けられている。そして、熱伝達部材92Rの他方の端93bにLED91が取り付けられている。
金属製、たとえばアルミニウム製またはステンレススチール製の熱伝達部材92Rは、3つの部分99b、99s、99aを含む。後方の部分99bは上記の実施形態の熱伝達部材の第1の部分94bに相当し、LED91が取り付けられた端93bを含み、LED91の光放射面91aの角度を調整するように傾いている。中間の部分99sは、後方の傾いた部分99bから外側に折り返された部分であり、前側に延びている。前方の部分99aは、上記の実施形態の熱伝達部材の第5の部分94aに相当し、中間の部分99sから内側に折り返された部分である。この前方の部分99aは、ブラケット65Rの第1の部分69aに物理的および熱的に接する端93aを含む。
このショーケース装置1においても、LED90から発せられた熱は、熱伝達部材92Rを介してブラケット65Rの第1の部分69aに伝わり、放熱される。さらに、ブラケット65Rの第1の部分69aと第2の部分69bとは熱的に接しているので、LED90から発せられた熱はブラケット65Rの第2の部分69bなどからも放熱される。
さらに、このショーケース装置1においては、ブラケット65Rの第1の部分69aから第2の部分69bを取り外すことにより、熱伝達部材92RとともにLED90をショーケース装置1から容易に取り外すことができる。したがって、LED90に何らかの不具合が発生したときは容易に交換できる。また、汚れなどがLED90に付着した場合であっても容易にLED90をメンテナンスでき、常に、ショーケース装置1の内部の商品をLED90により明るく照明できる。
1 ショーケース装置、 11 収納室、 33 周壁
40 温風供給ユニット、 61 前壁、 62L、62R 側壁
64L、64R コーナー部、 65L、65R ブラケット
69a ブラケットの第1の部分、 69b ブラケットの第2の部分
71 二重壁、 72a 内側の板状部材、 72b 外側の板状部材
91 発光ダイオード(LED)、 91a 光放射面
92L、92R 熱伝達部材

Claims (9)

  1. 商品を陳列するための収納室を含む断熱性のショーケース装置であって、
    前記収納室の周壁の少なくとも一部を形成する透光性の二重壁であって、互いに向かい合うように配置された透光性の2枚の板状部材を含む透光性の二重壁と、
    前記透光性の二重壁により形成される間隙に、前記収納室の内部を照明するように配置された発光ダイオードとを有する、ショーケース装置。
  2. 請求項1において、前記透光性の二重壁は、前記収納室の前壁の少なくとも一部と、前記収納室の側壁の少なくとも一部とを含み、
    前記発光ダイオードは、前記側壁の前記間隙に、前記発光ダイオードの光放射面が前記側壁の前記透光性の2枚の板状部材のうちの内側の板状部材に対し後方へ傾斜するように配置されている、ショーケース装置。
  3. 請求項2において、前記側壁の前記透光性の2枚の板状部材のうちの内側の板状部材と、前記発光ダイオードの光放射面とのなす角度は20°〜30°である、ショーケース装置。
  4. 請求項2または3において、前記発光ダイオードは、前記前壁と前記側壁とのコーナー部の近傍に配置されている、ショーケース装置。
  5. 請求項4において、前記コーナー部の外側を覆うように設けられたブラケットをさらに有し、
    前記発光ダイオードは、前記側壁の前記間隙であって、前記ブラケットにより覆われた部分に配置されている、ショーケース装置。
  6. 請求項5において、前記ブラケットは金属製であり、
    さらに、一方の端が前記ブラケットと熱的に接続し、前記ブラケットから前記間隙に延びた金属製の熱伝達部材を有し、
    前記熱伝達部材の他方の端に前記発光ダイオードが取り付けられている、ショーケース装置。
  7. 請求項6において、前記熱伝達部材は前記側壁の前記透光性の2枚の板状部材の間に配置され、前記側壁の前記透光性の2枚の板状部材のうちの外側の板状部材の端よりも内側に向って延びた部分と、前記外側の板状部材の端よりも外側に向って延びた部分と、前記内側に向って延びた部分と前記外側に向って延びた部分との間で前記外側の板状部材の端の内側の面に接する部分とを含む、ショーケース装置。
  8. 請求項6において、前記ブラケットは、前記コーナー部の外側を覆う金属製の第1の部分と、前記第1の部分から前記側壁に沿って前記発光ダイオードの外側を覆う遮光性の第2の部分とを含み、前記第2の部分は前記第1の部分に対して着脱可能であり、
    さらに、前記熱伝達部材は、一方の端が前記第1の部分と熱的に接続し、前記第1の部分から前記間隙に延びており、前記第2の部分を外すと前記熱伝達部材を前記第1の部分から取り外し可能な、ショーケース装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかにおいて、前記収納室の内部に温風を供給するための温風供給ユニットをさらに有している、ショーケース装置。
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