JP2011188889A - ショーケース - Google Patents

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浅田  規
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健 渡邉
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Abstract

【課題】消費エネルギーを増大させることなく、商品載置棚に載置された商品を良好に照明することができるショーケースを提供すること。
【解決手段】ケース本体10の内部に画成された収納室11に上下方向に沿って複数段設けられた商品載置棚30と、吸込口22を通じて収納室11の空気を吸い込み、かつ吹出口23を通じて収納室11に空気を吹き出す態様で空気を循環させる空気循環手段20と、空気循環手段20により循環される空気を所望の温度に調整する蒸発器27とを備え、商品載置棚30に載置された商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースにおいて、商品載置棚30の前端部と離隔して設けられることにより、前端部との間に吹出口23から吹き出された空気が通過するスリットSを形成するフェンス部材31を備え、フェンス部材31は、該当する商品載置棚30に載置された商品に光を照射する照明手段を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ショーケースに関し、より詳細には、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースに関するものである。
従来、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースとして、次のようなものが知られている。
前面に開口が形成されたケース本体の内部の収納域に、複数の商品載置棚が上下方向に沿って複数段設けられており、それぞれの商品載置棚に商品が載置されている。また、ケース本体内であって収納域外となる個所には、吸込口を通じて吸い込んだ収納域内の空気の通路が形成してあり、この空気通路には蒸発器が配設されている。該空気通路を通過する空気は、蒸発器で冷却され、その後に収納域の上部に設けられた吹出口より吹き出される。吹出口から吹き出された空気が吸込口に吸い込まれることにより、収納域の前面側に冷気のエアカーテンが形成され、商品載置棚に載置された商品が所望の温度に調整されて保持される。
このようなショーケースにおいては、ケース本体の上部前端にキャノピーを設け、このキャノピーに蛍光灯を設置して、商品載置棚に載置された商品を照明するようにしたものが知られている。
しかしながら、キャノピーに蛍光灯を設置して照明するだけでは、下段の商品載置棚の商品には、上段の商品載置棚及びこれに載置された商品の存在により光が照射されなかった。そこで、各商品載置棚の前端下部に蛍光灯等の照明手段を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−153381号公報
ところが、特許文献1に提案されているショーケースでは、各商品載置棚の前端下部に照明手段を設けてあるために、冷気エアカーテンの内方に位置することになり、当該照明手段の熱が収納域に滞留してしまうことになる。この結果、収納域の冷却負荷が増加し、消費エネルギーの増大化を招来していた。
本発明は、上記実情に鑑みて、消費エネルギーを増大させることなく、商品載置棚に載置された商品を良好に照明することができるショーケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るショーケースは、前面に開口が形成されたケース本体と、前記ケース本体の内部に画成された収納域に上下方向に沿って複数段設けられ、かつ収納対象となる商品を載置する商品載置棚と、吸込口を通じて前記収納域の空気を吸い込み、かつ吹出口を通じて該収納域に空気を吹き出す態様で、前記収納域の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段と、前記空気循環手段により循環される空気を所望の温度に調整する温度調整手段とを備え、前記商品載置棚に載置された商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースにおいて、前記商品載置棚の前端部と離隔して設けられることにより、該前端部との間に前記吹出口から吹き出された空気が通過するスリットを形成するスリット形成部材を備え、前記スリット形成部材は、該当する商品載置棚に載置された商品に光を照射する照明手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るショーケースは、上述した請求項1において、前記照明手段は、左右方向が長手方向となる長尺板状体である導光板と、該導光板の側面に配設された光源とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るショーケースは、上述した請求項2において、熱伝導性材料から形成され、かつ商品情報が表示されたシートを支持するレール部材が前記導光板の前面に配設されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るショーケースは、上述した請求項2又は請求項3において、前記導光板は、自身の下端が対応する商品載置棚の下端よりも下方に突出する態様で延在することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係るショーケースは、上述した請求項2〜4のいずれか一つにおいて、前記導光板の上端面を覆う態様で、光を遮蔽する遮蔽板が配設されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係るショーケースは、上述した請求項1において、前記照明手段は、蛍光灯であることを特徴とする。
本発明によれば、スリット形成部材が商品載置棚の前端部と離隔して設けられることにより、該前端部との間に吹出口から吹き出された空気が通過するスリットを形成し、このスリット形成部材が該当する商品載置棚に載置された商品に光を照射する照明手段を備えているので、商品載置棚に載置された商品を前方側から照射することができる。しかもスリットを通過する空気により冷気のエアカーテンが形成され、照明手段からの熱がエアカーテンに区切られる収納域内部に滞留してしまう虞れがなく、冷却負荷が増大してしまう虞れがない。従って、商品載置棚に載置された商品を前方側から照射することができ、しかも冷却負荷が増大してしまう虞れがないので、消費エネルギーを増大させることなく、商品載置棚に載置された商品を良好に照明することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1であるショーケースの内部構造を側方から見た場合を模式的に示す断面側面図である。 図2は、図1に示したフェンス部材を拡大して模式的に示す斜視図である。 図3は、図1に示した商品載置棚の前端部を拡大して模式的に示す断面側面図である。 図4は、本発明の実施の形態1であるショーケースの変形例の要部を模式的に示す拡大正面図である。 図5は、本発明の実施の形態2であるショーケースの内部構造を側方から見た場合を模式的に示す断面側面図である。 図6は、図5に示した商品載置棚の前方域を拡大して示す斜視図である。 図7は、図5に示した商品載置棚の前方域を拡大して示す平面図である。 図8は、図5に示した商品載置棚を拡大して示す側面図である。 図9は、図5に示した商品載置棚を拡大して示す側面図であり、エアカーテンを示している。 図10は、スリットを通過するエアカーテンを示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1であるショーケースの内部構造を側方から見た場合を模式的に示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、ケース本体10を備えている。
ケース本体10は、前面に開口10aが形成された略直方状の断熱筐体であり、その内部には収納室(収納域)11が画成してあるとともに、空気循環手段20が設けてある。
収納室11は、上記前面開口10aを臨む態様で画成された室であり、複数の商品載置棚30が上下方向に沿って複数段並べて配設してある。
空気循環手段20は、空気通路21と循環ファンFとを備えて構成してある。空気通路21は、吸込口22から吹出口23に至る空気の通路である。ここに吸込口22は、収納室11の内部の空気を吸い込むための開口であり、収納室11の左右方向に沿って延設してある。この吸込口22は、収納室11の下側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口10a近傍の下部に配設してある。吹出口23は、収納室11の内部に空気を吹き出すための開口である。これら吹出口23は、収納室11の左右方向に延設してあって、収納室11の上側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口10a近傍の上部に前後に並設してある。
このような空気通路21は、収納室11外であってその下方にある下方ダクト24と、収納室11外であってその背面側にある背面ダクト25と、収納室11外であってその上方にある上方ダクト26とを互いに連通した態様で構成してある。
循環ファンFは、空気を循環させるものであり、下方ダクト24の所定部位に配設してある。本実施の形態においては、循環ファンFは下方ダクト24の所定部位に配設してあるが、本発明では、循環ファンFの配設位置は特に限定されるものではなく、後述する循環ファンFの機能を発揮することができる個所であればどこに配設しても構わない。
このような空気循環手段20においては、循環ファンFが駆動することにより吸込口22を通じて収納室11の内部にある空気(内部空気)を吸い込み、吸い込んだ空気が空気通路21を通過する態様で吹出口23まで送出し、吹出口23を通じて送出した空気を収納室11の内部に吹き出すことにより、収納室11の内部と外部との間で空気を循環させるものである。
上記空気通路21の背面ダクト25には蒸発器27が設けてある。蒸発器27は、図示せぬ圧縮機、凝縮器及び膨張弁とともに冷媒を循環させる冷媒循環手段(温度調整手段)を構成する。ここに圧縮機は、冷媒を圧縮するものであり、凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。膨張弁は、凝縮器で凝縮された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にさせるものである
蒸発器27は、循環ファンFが駆動することにより背面ダクト25を下方から上方に向けて通過する空気と、膨張弁で断熱膨張された冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、冷媒を蒸発させることにより背面ダクト25(空気通路21)を通過する空気を冷却するものである。この蒸発器27で蒸発した冷媒は、再び圧縮機に戻り圧縮されることになる。
上記商品載置棚30は、商品を載置するためのものであり、矩形上の棚板を備えている。これら各商品載置棚30の前方域には、フェンス部材31が配設してある。より詳細には、フェンス部材31は、最下段の商品載置棚30を除いて、商品載置棚30の両側部から前方に突出するガイド支持板32に支持されて配設してある。このようなフェンス部材31は、商品載置棚30の前端部と離隔して設けられることにより、該前端部との間に吹出口23から吹き出された空気が通過するスリットSを形成するスリット形成部材である。また、最下段の商品載置棚30の前方域に配設されたフェンス部材31は、吸込口22の前方側となる個所においてケース本体10に支持されている。当該フェンス部材31も、最下段の商品載置棚30の前端部と離隔して設けられることにより、該前端部との間に吹出口23から吹き出された空気が通過するスリットSを形成するスリット形成部材である。
図2は、図1に示したフェンス部材31を拡大して模式的に示す斜視図であり、図3は、図1に示した商品載置棚30の前端部を拡大して模式的に示す断面側面図である。これら図2及び図3に示すように、フェンス部材31は、導光板33及び光源34を備えている。導光板33は、左右方向が長手方向となる長尺状の板状体である。この導光板33は、例えばアクリル等の光透過性の樹脂材から形成されたもので、左右長さが商品載置棚30の左右長さよりも僅かに短いものである。また、導光板33の下端が、図3に示すように、対応する商品載置棚30、すなわち自身の後方域にある商品載置棚30の下端よりも下方に突出する態様で上下方向の長さが決められている。
光源34は、例えばLED等のようなもので、導光板33の両側部に設けてあり、互いが対向する方向、すなわち導光板33に向けて光を射出するものである。これにより光源34より射出された光は、導光板33を透過し、導光板33の前方域、後方域、上方域及び下方域に照射されることになる。
上記導光板33の上面全体には、光を遮蔽するための遮蔽板35が設けてある。これにより、導光板33の上面から光が照射されることを抑制することができる。また、導光板33の前面全体には、プライスレール36が設けてある。プライスレール36は、例えば熱伝導性の樹脂材から形成されたもので、商品の値段等の情報が表示されたシートを支持するためのレール部材である。更に、遮蔽板35の上面には透明な樹脂材から形成された透明板37が立設してある。
以上のような構成によるショーケースにおいては、循環ファンFが駆動することにより、吸込口22を通じて吸い込まれた空気が空気通路21(下方ダクト24及び背面ダクト25)を通過し、その途中で蒸発器27に冷却される。蒸発器27で冷却された空気は、空気通路21の背面ダクト25及び上方ダクト26を通過した後、吹出口23から下方に向けて吹き出される。吹き出された空気は、商品載置棚30の前方に形成されたスリットSを通過し、再び吸込口22に吸い込まれる。これにより、スリットSを通過する空気(冷気)により、エアカーテンACが形成され、エアカーテンACにより区切られる収納室11の商品、すなわち商品載置棚30に載置された商品が所望の温度に冷却される。
そして、フェンス部材31が導光板33と光源34とを有してなるので、光源34を点灯させることにより、射出された光が導光板33を透過し、後方域に照射されることにより、キャノピーに蛍光灯等を配設せずに商品載置棚30に載置された商品を前方側から照射することができる。しかもフェンス部材31は、商品載置棚30の前端部との間に吹出口23から吹き出された空気を通過させるスリットSを形成しているので、スリットSを通過する空気により冷気のエアカーテンACが形成され、光源34からの熱がエアカーテンACに区切られる収納室11内部に滞留してしまう虞れがなく、冷却負荷が増大してしまう虞れがない。
従って、上記ショーケースによれば、商品載置棚30に載置された商品を前方側から照射することができ、しかも冷却負荷が増大してしまう虞れがないので、消費エネルギーを増大させることなく、商品載置棚30に載置された商品を良好に照明することができる。
また、上記ショーケースによれば、上記導光板33の下端は、対応する商品載置棚30の下端よりも下方に突出しているので、当該商品載置棚30の下段となる商品載置棚30に載置された商品を照射することができる(図3参照)。
更に、上記ショーケースによれば、上記導光板33の上面には遮蔽板35が配設してあるので、利用者は導光板33からの光により眩しいものとならず、商品に対する視認性を十分に確保することができる。
また更に、上記ショーケースによれば、導光板33の前面に熱伝導性材料からなるプライスレール36が取り付けてあるので、プライスレール36を通じて光源34からの熱を前方域に積極的に排出することができ、冷却負荷の軽減化を図ることができ、省エネルギー化を図ることができる。またプライスレール36を通じて排出することにより、当該プライスレール36に結露等が発生することを抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
図4は、本発明の実施の形態1であるショーケースの変形例の要部を模式的に示す拡大正面図である。図4に示すように、プライスレール36は、導光板33よりも小さく、導光板33の前面の一部、より詳細には、正面から見た場合に導光板33の中央域を覆う態様で配設してあっても良い。これによれば、導光板33の前面においてプライスレール36に覆われずに露出する部分から光が照射されることになり演出効果の向上を図ることができる。また、プライスレール36は、熱伝導性材料から形成されるものであれば好ましいが、光を透過するものであっても良い。これにより、シートに示された表示が正面から見た場合に浮き出るような効果を得ることができる。
<実施の形態2>
図5は、本発明の実施の形態2であるショーケースの内部構造を側方から見た場合を模式的に示す断面側面図である。尚、上述した実施の形態1と同一の構成を有するものには同一の符号を付して適宜説明する。ここで例示するショーケースは、ケース本体10を備えている。
ケース本体10は、前面に開口10aが形成された略直方状の断熱筐体であり、その内部には収納室11(収納域)が画成してあるとともに、空気循環手段20が設けてある。
収納室11は、上記前面開口10aを臨む態様で画成された室であり、複数の商品載置棚30が上下方向に沿って複数段並べて配設してある。
空気循環手段20は、2つの空気通路21と、循環ファンFとを備えて構成してある。空気通路21は、吸込口22から2つの吹出口23に至る空気の通路である。ここに吸込口22は、収納室11の内部の空気を吸い込むための開口であり、収納室11の左右方向に沿って延設してある。この吸込口22は、収納室11の下側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口10a近傍の下部に配設してある。吹出口23は、それぞれ収納室11の内部に空気を吹き出すための開口である。これら吹出口23は、収納室11の左右方向に延設してあって、収納室11の上側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口10a近傍の上部に前後に並設してある。
このような空気通路21は、収納室11外であってその下方にある下方ダクト24と、収納室11外であってその背面側にある背面ダクト25と、収納室11外であってその上方にある上方ダクト26とを互いに連通した態様で構成してある。
循環ファンFは、空気を循環させるものであり、空気通路を構成する下方ダクト24の所定部位に配設してある。本実施の形態においては、循環ファンFは下方ダクト24の所定部位に配設してあるが、本発明では、循環ファンFの配設位置は特に限定されるものではなく、後述する循環ファンFの機能を発揮することができる個所であればどこに配設しても構わない。
このような空気循環手段20においては、循環ファンFが駆動することにより吸込口22を通じて収納室11の内部にある空気(内部空気)を吸い込み、吸い込んだ空気が空気通路21を通過する態様で吹出口23まで送出し、吹出口23を通じて送出した空気を収納室11の内部に吹き出すことにより、収納室11の内部と外部との間で空気を循環させるものである。
上記空気通路21の一方の背面ダクト25には蒸発器27が設けてある。蒸発器27は、図示せぬ圧縮機、凝縮器及び膨張弁とともに冷媒を循環させる冷媒循環手段(温度調整手段)を構成する。ここに圧縮機は、冷媒を圧縮するものであり、凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。膨張弁は、凝縮器で凝縮された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にさせるものである。
蒸発器27は、循環ファンFが駆動することにより自身が配設された背面ダクト25を下方から上方に向けて通過する空気と、膨張弁で断熱膨張された冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、冷媒を蒸発させることにより背面ダクト25(空気通路21)を通過する空気を冷却するものである。この蒸発器27で蒸発した冷媒は、再び圧縮機に戻り圧縮されることになる。
上記商品載置棚30は、商品を載置するためのものであり、矩形上の棚板を備えている。これら各商品載置棚30の前方域には、図6〜図9に示すように、フェンス部材40が配設してある。より詳細には、フェンス部材40は、例えば金属等の光遮蔽性材料から形成されたもので、商品載置棚30の両側部から前方に突出するガイド支持板32に支持されて配設してある。このようなフェンス部材40は、商品載置棚30の前端部と離隔して設けられることにより、該前端部との間に吹出口23から吹き出された空気が通過するスリットSを形成するスリット形成部材である。
このようなフェンス部材40の後面には、蛍光灯41が設けてある。より詳細には、フェンス部材40の後面に設置した取付板42を介して蛍光灯41が配設してある。蛍光灯41は、フェンス部材40の左右方向が自身の長手方向となる長尺状のもので、その長手方向長さは、フェンス部材40の左右方向の長さに略等しいものである。この蛍光灯41の配線は、ガイド支持板32に沿って設けてある。取付板42は、蛍光灯41を取り付けるものであるとともに、蛍光灯41から上方に向けて射出された光を遮蔽する遮蔽部材としての役割を有している。
以上のような構成によるショーケースにおいては、循環ファンFが駆動することにより、吸込口22を通じて吸い込まれた空気が空気通路21(下方ダクト24及び背面ダクト25)を通過し、その途中で蒸発器27により冷却される。蒸発器27で冷却された空気は、空気通路21の背面ダクト25及び上方ダクト26を通過した後、吹出口23から下方に向けて吹き出される。吹き出された空気は、商品載置棚30の前方に形成されたスリットSを通過し、再び吸込口22に吸い込まれる。これにより、スリットSを通過する空気(冷気)により、図9及び図10に示すように、エアカーテンACが形成され、エアカーテンACにより区切られる収納室11の商品、すなわち商品載置棚30に載置された商品が所望の温度に冷却される。
そして、フェンス部材40に設けられた蛍光灯41を点灯させることにより、後方側に射出された光により、商品載置棚30に載置された商品を前方側から照射することができる。しかもフェンス部材40は、商品載置棚30の前端部との間に吹出口23から吹き出された空気を通過させるスリットSを形成しているので、スリットSを通過する空気により冷気のエアカーテンACが形成され、蛍光灯41からの熱をエアカーテンACに区切られる収納室11の外部に排出し、収納室11の内部に滞留してしまう虞れがなく、冷却負荷が増大してしまう虞れがない。
従って、上記ショーケースによれば、商品載置棚30に載置された商品を前方側から照射することができ、しかも冷却負荷が増大してしまう虞れがないので、消費エネルギーを増大させることなく、商品載置棚30に載置された商品を良好に照明することができる。
また、上記ショーケースによれば、スリットSを通過する空気、すなわちエアカーテンACを形成する空気が蛍光灯41に衝突する結果、蛍光灯41の冷却が促進され、結果的に、蛍光灯41の使用寿命を増大させることができる。
更に、上記ショーケースによれば、蛍光灯41を取り付ける取付板42が蛍光灯41から上方に向けて射出された光を遮蔽するので、利用者は蛍光灯41からの光により眩しいものとならず、商品に対する視認性を十分に確保することができる。
また、フェンス部材40に設けられた蛍光灯41を点灯させることにより、商品載置棚30に載置された商品を良好に照明することができることから、従来のようにキャノピー部に設置されている蛍光灯を不要とすることもできる。
以上のように、本発明に係るショーケースは、ケース本体に設置された蛍光灯の発熱を外部に排出するのに有用であり、かつ商品に対する視認性を十分に確保するのに有用である。
10 ケース本体
10a 前面開口
11 収納室
20 空気循環手段
21 空気通路
22 吸込口
23 吹出口
24 下方ダクト
25 背面ダクト
26 上方ダクト
27 蒸発器
30 商品載置棚
31 フェンス部材
32 ガイド支持板
33 導光板
34 光源
35 遮蔽板
36 プライスレール
37 透明板
40 フェンス部材
41 蛍光灯
AC エアカーテン
F 循環ファン
S スリット

Claims (6)

  1. 前面に開口が形成されたケース本体と、
    前記ケース本体の内部に画成された収納域に上下方向に沿って複数段設けられ、かつ収納対象となる商品を載置する商品載置棚と、
    吸込口を通じて前記収納域の空気を吸い込み、かつ吹出口を通じて該収納域に空気を吹き出す態様で、前記収納域の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段と、
    前記空気循環手段により循環される空気を所望の温度に調整する温度調整手段と
    を備え、
    前記商品載置棚に載置された商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースにおいて、
    前記商品載置棚の前端部と離隔して設けられることにより、該前端部との間に前記吹出口から吹き出された空気が通過するスリットを形成するスリット形成部材を備え、
    前記スリット形成部材は、該当する商品載置棚に載置された商品に光を照射する照明手段を備えたことを特徴とするショーケース。
  2. 前記照明手段は、左右方向が長手方向となる長尺板状体である導光板と、該導光板の側面に配設された光源とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
  3. 熱伝導性材料から形成され、かつ商品情報が表示されたシートを支持するレール部材が前記導光板の前面に配設されたことを特徴とする請求項2に記載のショーケース。
  4. 前記導光板は、自身の下端が対応する商品載置棚の下端よりも下方に突出する態様で延在することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のショーケース。
  5. 前記導光板の上端面を覆う態様で、光を遮蔽する遮蔽板が配設されたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のショーケース。
  6. 前記照明手段は、蛍光灯であることを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
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