JP2007075340A - ショーケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース本体の前面上部を覆うキャノピ部と、キャノピ部の内側に照明装置を保持するライトレールと、キャノピ部前面下端に照明装置により照らさせる光透過板とを設けてなるオープンショーケースにおいて、照明装置は、前記キャノピ部前面下端位置より上方に配置してなる。
【選択図】 図1
Description
このため従来では、商品を保冷するオープンショーケースにおいて、ケース本体の前面上部を覆うキャノピ部に光を透過する電照板を設け、その内側に蛍光灯を取り付け金具により取り付けた構成が知られている。
このように構成することで、電照板を後方から蛍光灯により照らし、電照板を通して光を前面に映し出すことでケース本体を目立つようにした構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記実情に鑑みて、キャノピ部の照明による効果をより高めることのできるショーケースを提供することを目的とする。
また、ケース本体の前面上部を覆うキャノピ部と、キャノピ部の内側に照明装置を保持するライトレールと、キャノピ部前面下端に照明装置により照らさせる光透過板とを設けてなるオープンショーケースにおいて、前記キャノピ部の前面板の下端部に内側に折り返し形成してなるフック部と、ライトレールの先端部分に設けられる保持部とを備え、この保持部とフック部との間に隙間とを設け、この隙間に前記光透過板を差し込み、前記保持部とフック部とによりキャノピ部に吊下げ支持することを特徴とし、しかも、照明装置は、前記キャノピ部前面下端位置より上方に配置してなることを特徴とする。
ここで例示するショーケースは、スーパーマーケット等の店舗において冷凍食品や生鮮食品等の商品を陳列販売するためのケースであり、図2において、1はショーケースのケース本体であり、前面を開放した外箱1aと内箱1bとの間には、内箱1bの外周を取り囲んで内外二重の冷気循環通風路を形成するようにインナーダクト2、アウターダクト3が画成されており、かつインナーダクト2、アウターダクト3に連ねてケース本体1の前面開口部の上部側にはエアカーテン吹出口2a、3aが、下部側にはエアカーテン吸込口2b,3bが開口している。インナーダクト2には、冷却器(冷凍機のエバポレータ)4、インナーファン5が、アウターダクト3には、アウターファン6が配備されており、エアカーテン吹出口2a、3aにはそれぞれハニカム整流体7が組み込まれている。
さらに、ケース本体1の前面上部には、キャノピ部10が設けられ、このキャノピ部10の下部に前面および陳列商品を照射する蛍光灯11が前後に2本設けられている。
次に、上記キャノピ部10の構成について、図1に示すように、ケース本体1の上縁部には、この部分を覆うように、キャノピフロントパネル10aがねじ12により取り付けられている。キャノピフロントパネル10aはケース本体1の横方向全幅に渡る鋼板製の化粧枠で下端部先端が内側に折り曲げられてなる受け部10bが形成されている。
このキャノピフロントパネル10aの内側には、蛍光灯11を支持するライトレール13が取り付けられている。ライトレール13はケース本体1の横方向全幅に渡る鋼板製からなり、ライトレール13の前面先端部を立上げてなる保持部13aが形成され、また、このライトレール13の保持部13aと逆方向に立ち下げてなる保持部14がねじ12により取り付けられている。
この光透過板15はケース本体の横方向全幅に渡るように形成され、光透過板15の上部には、ライトレール13の保持部13aと係合するフック片15a、キャノピフロントパネル10aの受け部10bと係合するフック片15b、保持部14と係合するフック片15cがそれぞれ設けられている。このフック片15a,15b,15cは、光透過板15と一体成型にて形成されている。
このように、光透過板15は、隙間に挟み込まれ、フック片15a,15b,15cと保持部13a,受け部10b,保持部14とが係合することにより、吊下げ支持され、キャノピフロントパネル10aの下端に保持されるものである。
なお、17は反射板であり、陳列商品を明るく照らしたい場合など、必要に応じて取り付けられるものである。
上記のように構成したショーケースの保冷運転時には、図示しない冷凍機を駆動し、冷却器4によって冷却された冷気がインナーファン5によってインナーダクト2に循環送風され、アウターファン6によってアウターダクト3にインナーダクト2に内より若干高い温度の冷気が循環送風され、エアカーテン吹出口2a,3aのハニカム整流体7を通じてケース本体1の前面開口部に内外二層のエアカーテンを吹出形成し、庫内8の商品陳列棚9に陳列した商品を保冷する。
ここで、上記ショーケースでは、ケース本体1のキャノピ部10において、蛍光灯11は、キャノピフロントパネル10aの下端より上方に配設されることで、光透過板15を後方から照射しても、光透過板15から蛍光灯11のランプホルダ16の影が映し出される可能性がなくなる。
すなわち、蛍光灯11の光を透過する光透過板15の背後ではなく、光を透過しないキャノピフロントパネル10aの背後に蛍光灯11を配設する。
なお、ショーケースを複数台並べて配置するときには、光透過板15の高さ位置を揃えることで、照明に連続感が出ることにより、より展示効果が向上する。
9 商品陳列棚
10 キャノピ部
10a キャノピフロントパネル
11 蛍光灯
13 ライトレール
15 光透過板
Claims (4)
- ケース本体の前面上部を覆うキャノピ部と、キャノピ部の内側に照明装置を保持するライトレールと、キャノピ部前面下端に照明装置により照らさせる光透過板とを設けてなるオープンショーケースにおいて、照明装置は、前記キャノピ部前面下端位置より上方に配置してなることを特徴とするオープンショーケース。
- ケース本体の前面上部を覆うキャノピ部と、キャノピ部の内側に照明装置を保持するライトレールと、キャノピ部前面下端に照明装置により照らさせる光透過板とを設けてなるオープンショーケースにおいて、前記キャノピ部の前面板の下端部に設けられる受け部と、ライトレールの先端部分に設けられる保持部とを備え、前記光透過板を前記保持部と受け部とによりキャノピ部に吊下げ支持することを特徴とするショーケース。
- 請求項2記載のショーケースにおいて、照明装置は、前記キャノピ部前面下端位置より上方に配置してなることを特徴とするオープンショーケース。
- 請求項1ないし3いずれかに記載のショーケースにおいて、ショーケースを複数台連結した際に、光透過板の位置を同一高さに揃えて配置することを特徴とするショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266872A JP2007075340A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005266872A JP2007075340A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | ショーケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007075340A true JP2007075340A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37936223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005266872A Withdrawn JP2007075340A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007075340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008279151A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Okamura Corp | オープンショーケース |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06311921A (ja) * | 1993-05-06 | 1994-11-08 | Fuji Electric Co Ltd | ショーケースのカバー湾曲部形成方法 |
JPH11290165A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-10-26 | Fuji Electric Co Ltd | オープンショーケースの電照板取付装置 |
JP2001017285A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-01-23 | Nakano Refrigerators Co Ltd | 冷凍・冷蔵オープンショーケース |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005266872A patent/JP2007075340A/ja not_active Withdrawn
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