JP2001050650A - ショーケース - Google Patents
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- JP2001050650A JP2001050650A JP11227919A JP22791999A JP2001050650A JP 2001050650 A JP2001050650 A JP 2001050650A JP 11227919 A JP11227919 A JP 11227919A JP 22791999 A JP22791999 A JP 22791999A JP 2001050650 A JP2001050650 A JP 2001050650A
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- F21—LIGHTING
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Abstract
共に、メンテナンスの容易な照明装置を備えたショーケ
ースを提供する。 【解決手段】 ショーケース1は、断熱壁2内に商品を
陳列するための貯蔵室11を構成して成るものであっ
て、平面型蛍光ランプ35を設けた。
Description
陳列するための貯蔵室を構成し、この貯蔵室内又はショ
ーケース自体を照明する照明装置を備えたショーケース
に関するものである。
平7−91822号公報(F25D27/00)に示さ
れる如く、断面略コ字状の断熱壁の開口上縁に形成した
吐出口から、開口下縁の吸込口に向けて冷気を吐出する
ことにより、前記開口にエアーカーテンを形成すると共
に、断熱壁にて囲繞された貯蔵室を所定温度に冷却して
いる。そして、開口上縁の外側又は開口両側縁及び棚下
などに複数の蛍光灯を取り付け貯蔵室内及びショーケー
ス自体の照明を行っていた。
ースの照明構造について説明する。図11は、従来のシ
ョーケース100の縦断側面図を示しており、101は
断面略コ字状の断熱壁である。この断熱壁101の両側
には、図示しない側壁が設けられていると共に、断熱壁
101と側壁の内側には、貯蔵室103が形成されてい
る。また、この貯蔵室103には、上下に渡って複数段
の棚104・・が架設されている。
側には、透孔性のシェード105が設けられ、その内側
には蛍光灯106が取り付けられ、ショーケース100
の前方の照明を行っている。また、前記側壁の前端にも
シェード107が取り付けられ、そのシェード107の
内側には蛍光灯108が取り付けられ、貯蔵室103内
の照明及びショーケース100の照明を行っている。更
に、前記棚104の前部下面においても蛍光灯109が
取り付けられ、棚104上に陳列された商品等を照明し
ていた。
ーケースは、照明装置として蛍光灯を使用していたた
め、それぞれの蛍光灯を収納するためのスペースを取り
付け場所のそれぞれにおいて確保する必要があった。そ
のため、蛍光灯収納スペースが広く必要となり、その分
だけ商品陳列スペースが縮小される問題があった。ま
た、蛍光灯を取り付けるためには、両端に設けられたソ
ケットも取り付けなければならず、リード線の配設も困
難となり組立作業性が悪化すると共に、部品点数の増加
と製造コストの高騰を招く問題があった。
光灯は、顧客等の目に直接光が入ることを防止するた
め、シェードを取り付ける必要があった。そのため、シ
ェードの内側に取り付けられる蛍光灯の脱着作業性及び
組立作業性が悪化する問題があった。
ついては、貯蔵室内が所定温度に冷却されるため、蛍光
灯の温度依存性により、通電される電力量に対する照度
が低下する問題があった。
点灯不良が生じるため、蛍光灯の交換作業などのメンテ
ナンスが煩雑となる問題があった。
するために成されたものであり、商品収納スペースを拡
大することができると共に、メンテナンスの容易な照明
装置を備えたショーケースを提供することを目的とする
ものである。
は、断熱壁内に商品を陳列するための貯蔵室を構成して
成るものであって、平面型蛍光ランプを設けたことを特
徴とする。
に商品を陳列するための貯蔵室を構成して成るものに、
平面型蛍光ランプを設けたので、貯蔵室内及びショーケ
ース外面を照明することができるようになる。これによ
り、従来の如く蛍光灯を照明として使用していた場合と
比較して、取付スペースの幅を狭くすることができるた
め省スペース化を図ることができるようになる。また、
照明の交換などのメンテナンスが容易となると共に、平
面型蛍光ランプは低温特性に優れているため、温度によ
り照度が低下する問題を解消することができるようにな
る。
置としての蛍光灯と比較して著しく耐用年数が長いた
め、点灯不良による蛍光灯の交換等のメンテナンスを行
う煩雑な作業を回避することができるようになる。
1の発明に加えて断熱壁の前面に平面型蛍光ランプを取
り付けたことを特徴とする。
に加えて断熱壁の前面に平面型蛍光ランプを取り付けた
ので、断熱壁前面を照明する照明収納スペースの幅を狭
くすることができるようになり、ショーケース全体の幅
を縮小又は、棚の奥行きを拡大することができるように
なる。
蛍光ランプは、表面にほとんど熱を持たないため、顧客
等が平面型蛍光ランプ表面に触れても、火傷などが生じ
る問題を未然に回避することができ、安全性の面で向上
させることができるようになる。更に、平面型蛍光ラン
プは、表面が乳白色のガラス面にて構成されているた
め、特にシェードを設ける必要が無く、部品点数の削減
を行うことができると共に、シェードの分だけ幅を狭く
することができるようになる。
2の発明に加えて、平面型蛍光ランプの前面には、シェ
ード又はすり込みガラスを設けたことを特徴とする。
に加えて、平面型蛍光ランプの前面には、シェード又は
すり込みガラスを設けたので、ショーケース前面に装飾
を施すことが可能となり、顧客の購買意欲を増加させる
ことができるようになる。
1、請求項2又は請求項3の発明に加えて、貯蔵室の天
面前部に平面型蛍光ランプを取り付けたことを特徴とす
る。
項2又は請求項3の発明に加えて、貯蔵室の天面前部に
平面型蛍光ランプを取り付けたので、従来の如く蛍光灯
を収納するためのスペースを特に設ける必要が無くなる
ため、貯蔵室内を有効に利用することができるようにな
る。
れているため、比較的温度の低い貯蔵室内に取り付けら
れても、照度低下の問題を解消することができるように
なる。また、平面型蛍光ランプは、表面に熱を持たない
ため、熱負荷によるショーケース自体の冷却効率の低下
を未然に防止することができるようになる。更に、平面
型蛍光ランプ内は、ほぼ真空とされているため、断熱効
果があり、表面に結露が発生することを未然に防止する
ことができるようになる。そのため、従来の如く、発熱
体を用いて結露防止をする必要がなくなり、コストの低
減を図ることができるようになる。
1、請求項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、
貯蔵室の開口両側に位置して平面型蛍光ランプを取り付
けたことを特徴とする。
項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、貯蔵室の
開口両側に位置して平面型蛍光ランプを取り付けたの
で、貯蔵室は側方から照明を得ることができるようにな
る。また、従来の如く蛍光灯及び蛍光灯を被覆するシェ
ード等を設けるスペースを要することなく、わずかな幅
寸法にて、照明装置を取り付けることができるため、貯
蔵室の側端部に載置された商品がシェード等により隠蔽
されることなく陳列することが可能となる。
内に、前面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると
共に、この貯蔵室の底部にはデックパンを設けて成るシ
ョーケースにおいて、デックパンの前部には、左右に渡
って平面型蛍光ランプを取り付けられたことを特徴とす
る。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると共に、こ
の貯蔵室の底部にはデックパンを設けて成るショーケー
スにおいて、デックパンの前部には、左右に渡って平面
型蛍光ランプを取り付けたので、貯蔵室内は、下方より
照明を行うため、棚及びデックパン上に陳列された商品
を照明することができ、ディスプレイ効果を向上させる
ことができる。また、平面型蛍光ランプは、熱負荷とな
らないため、デックパン上に陳列された商品及び付近の
冷気を加熱することがないため、冷却効率を向上させる
ことができる。更に、平面型蛍光ランプは、冷気の吸込
口付近であっても、低温特性に優れているため、照度の
低下は回避される。
内に、前面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると
共に、この貯蔵室内には複数段の棚を架設して成るもの
であって、棚の前部下面には、平面型蛍光ランプを取り
付けたことを特徴とする。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると共に、こ
の貯蔵室内には複数段の棚を架設して成るショーケース
であって、棚の前部下面には、平面型蛍光ランプを取り
付けたので、棚上の商品を効果的に照明することができ
るようになる。従来の如く蛍光灯により、下方の棚を照
明する場合と比して、蛍光灯を配設するためのスペース
を要することなく、わずかな幅寸法にて、下方の棚上を
照明することができる。そのため、各棚間の寸法を拡大
することができるようになる。
ないため、棚上に陳列された商品に熱を加えることがな
いため、冷却効率を向上させることができるようにな
る。更に、従来の蛍光灯による照明装置の場合は、棚数
が多くなると、熱負荷が大きくなり圧縮機の能力を拡大
する必要があったが、本発明によれば、熱負荷とならな
いため圧縮機の能力を拡大する必要がなく、冷却運転を
行うことができ、経済面においても優れている。
内に、前面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると
共に、この貯蔵室の開口下縁には左右に渡ってハンドレ
ールを取り付けて成るものであって、ハンドレールの後
面には、貯蔵室側に低く傾斜した傾斜面が形成され、当
該傾斜面には平面型蛍光ランプが取り付けられているこ
とを特徴とする。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると共に、こ
の貯蔵室の開口下縁には左右に渡ってハンドレールを取
り付けて成るショーケースであって、ハンドレールの後
面には、貯蔵室側に低く傾斜した傾斜面が形成され、当
該傾斜面には平面型蛍光ランプが取り付けられているの
で、棚及びデックパン上に陳列された商品を照明するこ
とができ、ディスプレイ効果を向上させることができ
る。
内に、前面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成して成
るものであって、貯蔵室の開口下縁を縁取る前下壁の前
面には、平面型蛍光ランプを取り付けたことを特徴とす
る。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成して成るショー
ケースであって、貯蔵室の開口下縁を縁取る前下壁の前
面には、平面型蛍光ランプを取り付けたので、前方下方
より貯蔵室内を照明することができるため、陳列された
商品をより一層効果的に照明することができる。
室の前面開口を複数枚の引き戸式扉にて開閉自在に閉塞
すると共に、開口を閉じた状態において各扉が重合する
位置の後側に対応する貯蔵室内に上下に渡る支柱を設置
し、この支柱には棚を架設して成るものであって、支柱
の後面には平面型蛍光ランプを取り付けられたことを特
徴とする。
開口を複数枚の引き戸式扉にて開閉自在に閉塞すると共
に、開口を閉じた状態において各扉が重合する位置の後
側に対応する貯蔵室内に上下に渡る支柱を設置し、この
支柱には棚を架設してなるショーケースにおいて、支柱
の後面には平面型蛍光ランプを取り付けたので、貯蔵室
内は前面より上下に渡って照明されるため、棚上に陳列
された商品を効果的に照明することができるようにな
る。また、幅寸法の狭い平面型蛍光ランプを取り付ける
ことにより照明を行うため、照明装置を取り付けるため
のスペースを特に確保する必要がなく、十分に棚面積を
確保することができ、陳列商品を増加させることができ
るようになる。更に、平面型蛍光ランプは、熱負荷とな
らないため、照明される商品を加熱することが無く、シ
ョーケース全体の冷却効率を向上させることができるよ
うになる。
項10の発明に加えて、貯蔵室の開口縁には扉枠が設け
られ、扉はこの扉枠内に取り付けられると共に、扉枠の
後面には平面型蛍光ランプを取り付けたことを特徴とす
る。
発明に加えて、貯蔵室の開口縁には扉枠が設けられ、扉
はこの扉枠内に取り付けられると共に、扉枠の後面には
平面型蛍光ランプを取り付けたので、貯蔵室内前方から
棚に向けて照明が取り付けられるため、棚77商品を効
果的に照明することができるようになる。また、平面型
蛍光ランプは薄いため、貯蔵室内の商品陳列スペースを
有効に使用することができるようになる。
例を詳述する。図1は本発明のショーケース1の斜視
図、図2はショーケース1の縦断側面図をそれぞれ示し
ている。本発明のショーケース1は断面略コ字状の断熱
壁2と、この断熱壁2の両側に取り付けられた側板3、
3とから構成されている。断熱壁2の内側にはそれぞれ
間隔を存して仕切板4が取り付けられ、この仕切板4と
断熱壁2間をダクト7としている。
ン9が設けられており、これら仕切板4及びデックパン
9の内側を貯蔵室11としている。断熱壁2の前面開口
12の上縁にはハニカム材13が取り付けられた吐出口
16が設けられており、この吐出口16に対向して開口
の下縁には吸込口18が設けられており、これら吐出口
16及び吸込口18はそれぞれダクト7に連通してい
る。
ス23が設置されており、このファンケース23には送
風機24が取り付けられている。仕切板4後方のダクト
7内には冷却装置の冷却器27が縦設されており、前記
送風機24が運転されると冷却器27と熱交換した冷気
はダクト7内を上昇せられ、吐出口16より吸込口18
に向かって吐出される。そして、吸込口18から吸い込
まれた冷気は再び送風機24によって加速される。これ
によって、開口12にはエアーカーテンが形成され、冷
気エアーカーテンの一部が貯蔵室11内に循環されて貯
蔵室は冷却される。
しており、この支柱28の後辺の前面には所定間隔で係
合孔29が複数形成されている。この係合孔29・・に
は複数のブラケット31・・の後端が着脱自在に係合さ
れており、左右一対のブラケット31、31上にはそれ
ぞれ棚32が取り付けられて貯蔵室11内に架設されて
いる。
械室3が形成されており、この機械室3内には前記冷却
器27と所謂冷媒サイクルを形成する凝縮器30及び図
示しない圧縮機等が設けられている。また、この凝縮器
30の後方には、凝縮器用送風機33が取り付けられて
おり、機械室3前面には、グリル5が形成され、グリル
5より吸気され、後方より廃熱が外部に排出される(図
2参照)。
付板34が取り付けられており、この取付板34は断熱
壁2の天面から断熱壁2の前面及び吐出口16前面を被
覆するように構成されている。そして、取付板34の前
面には、図3に示す如く前面に開口した凹所36が形成
されており、この凹所36には、平面型蛍光ランプ35
が取り付けられる。
プ35について詳述する。平面型蛍光ランプ35は、成
形ガラス41及び板ガラス42によりガラス容器を形成
し、このガラス容器の底面及び天面の内側には蛍光体4
3、43が配され構成されているている。さらにガラス
容器内の相対向する一対の側面には放電電極44、44
が配設され、この放電電極44、44には図示しない電
極リードが接続される。また、ガラス容器内はほぼ真空
とされ、微量の水銀蒸気(Hg)や例えばアルゴン(A
r)などの微量の希ガスが封入される。
によって交流電源を接続し、放電電極44、44間は放
電させると、加速された電子46が水銀(Hg)やアル
ゴン(Ar)分子に衝突し、エネルギー準位が基底状態
から励起状態に変化する。この励起された分子又は原子
が基底状態に戻るときに、各分子特有の紫外線が放射さ
れ、この紫外線が前記蛍光体43、43に当たる際に可
視光として板ガラス42表面より放出される。これによ
り、平面型蛍光ランプ35の表面から例えば乳白色の所
定の照度を得ることができる。また、この平面型蛍光ラ
ンプは、例えば縦寸法が50mm、横寸法が300m
m、幅寸法が約10mmのものであり、配設場所に応じ
て複数枚並設される。しかしながら、平面型蛍光ランプ
の強度を考慮しないのであれば、どのような大きさでも
可能である。
上述の如き平面型蛍光ランプ35は幅寸法が約10mm
と薄いため、従来の如く、蛍光灯を取り付けるスペース
を要することなく、ショーケース1前面を照明する照明
装置を設けることができるようになる。これにより、冷
気の吐出口16から前方に突出する取付板34の幅寸法
を小さくでき、これに伴って、貯蔵室11内の拡大を図
ることが可能となる。
照明装置として配設する場合と異なり、取付部材を簡素
化することができ、組立作業性の向上を図ることができ
ると共に、コストの軽減を図ることができる。また、平
面型蛍光ランプ35は表面より乳白色の光を放出するた
め、特にシェードを前面に設ける必要が無く、コストの
軽減を図ることができる。尚、平面型蛍光ランプ35の
前面に文字や好みの色のシェードを取り付ける装飾を行
い商品の展示販売効果を向上させることもでき顧客の購
買意欲を増加させることができるようになる。
き蛍光灯と比較して低温特性が優れているため、低温シ
ョーケースの如く、比較的低温の環境で使用しても、照
度の低下を未然に回避することができる。
に熱を持たないため、顧客等が手指で触れた場合にも、
火傷などの損傷を負う問題が無く、安全性に優れている
と共に、冷気吐出口16付近において、熱負荷とならな
いため、冷却効率の向上を図ることができる。また、平
面型蛍光ランプ35は、内部がほぼ真空とされているた
め、断熱効果があり、表面に結露が発生することを未然
に防止することができるようになる。そのため、従来の
如く、結露防止のために発熱体としてのヒータを取り付
ける必要がなくなり、コストの低減を図ることができる
ようになる。
比較して著しく耐用年数が長いため、点灯不良による蛍
光灯の交換等のメンテナンスを行う煩雑な作業を回避す
ることができるようになる。
ている。前記側板3は、2枚のガラス板3A及び3Bに
より構成されており、この側板3の前端には、上下に渡
って取付具46が取り付けられている。この取付具46
は、側板3の前端を保持するための側板3側に開口を有
する断面略コ字状の保持部47と、貯蔵室11側に開口
を有する断面略コ字状の取付部48とにより構成されて
いる。この取付部48は、開口面の両端がそれぞれ内方
に向かって少許折曲されて形成されている。そして、こ
の取付具46の取付部48の開口面には前記平面型蛍光
ランプ35と同様の平面型蛍光ランプ49が収納され
る。
端に取り付けられた平面型蛍光ランプ49、49によ
り、側方から照明を得ることができるようになる。従来
の如く蛍光灯及び蛍光灯を被覆するシェード等を設ける
スペースを要することなく、わずかな幅寸法にて、貯蔵
室11内を側方から照明することができる。そのため、
貯蔵室11の側端部に載置された商品がシェード等によ
り隠蔽されることなく、貯蔵室11に陳列することが可
能となる。
プ49は、取付具46にて側板3の前端に取り付けられ
る例を示しているが、側板3の内面側を構成するガラス
板3Bを平面型蛍光ランプとしても良い。また、側板3
の内面側のガラス板3Bと外面側のガラス板3Cの間に
平面型蛍光ランプを設けても良い。
している。棚32の前面には、値札などを保持するため
のプライスレール50が取り付けられており、このプラ
イスレール50の下面には、内方に開口を有する断面略
コ字状の取付具51が取り付けられている。また、棚3
2の前部下面であって、前記取付具51の後方には、下
方に開口を有する断面略コ字状の取付具52が取り付け
られている。これら取付具51、52の開口面の両端
は、それぞれ内方に向かって少許折曲されて形成されて
いる。そして、この取付具51、52の開口面には、前
記平面型蛍光ランプ35と同様の平面型蛍光ランプ5
3、54がそれぞれ収納されている。ここで、平面型蛍
光ランプ53の縦及び横寸法は、前記平面型蛍光ランプ
49よりも小さくても良い。尚、図2においては、最上
段以外の棚32においては平面型蛍光ランプ53、54
は省略している。
32上に向かって上方及び前方から平面型蛍光ランプ5
3、54を取り付けたので、棚32上の商品を効果的に
照明することができるようになる。従来の如く蛍光灯に
より、下方の棚を照明する場合と比して、蛍光灯を配設
するためのスペースを要することなく、わずかな幅寸法
にて、下方の棚32上を照明することができる。そのた
め、各棚32間の寸法を拡大することができるようにな
る。
記平面型蛍光ランプ35と同様に熱負荷とならないた
め、棚32上に陳列された商品に熱を加えることがない
ため、冷却効率を向上させることができるようになる。
更に、従来の蛍光灯による照明装置の場合は、棚数が多
くなると、熱負荷が大きくなり圧縮機の能力を拡大する
必要があったが、本発明によれば、熱負荷とならないた
め、圧縮機の能力を拡大することなく、冷却運転を行う
ことができ、経済面においても優れている。
50は、透孔性のある素材にて形成すると棚の前面を照
明することができるようになり、より一層顧客等にアピ
ールすることができるようになる。
を詳述する。図6は貯蔵室11下方の縦断側面図を示し
ている。前述の如く断熱壁2の底壁2A上方にはダクト
用の間隔を存してデックパン9が取り付けられ、このデ
ックパン9の前方には冷気の吸込口18が設けられてい
る。ここで、デックパン9の前端と吸込口18の間に
は、左右方向に開口55が形成されており、この開口5
5には、上方を照明するように前記平面型蛍光ランプ3
5と同様の平面型蛍光ランプ56が取り付けられてい
る。このとき、平面型蛍光ランプ56の上面は、デック
パン9の上面と略面一となるように取り付ける。
面型蛍光ランプ56による照明を行うため、効果的に棚
32及びデックパン9上に陳列された商品を照明するこ
とができ、ディスプレイ効果を向上させることができ
る。また、平面型蛍光ランプ56は、熱負荷とならない
ため、デックパン9上に陳列された商品を加熱すること
がないため、冷却効率を向上させることができる。更
に、平面型蛍光ランプ56は、冷気の吸込口18付近で
あっても、ほぼ温度依存性なく低温特性に優れているた
め照度の低下は回避される。
ドレール57が形成されている(図2では図示しな
い)。このハンドレール57は前端から後方に向けて低
く形成されていると共に、左右に渡って開口58が形成
されている。この開口58には、前記平面型蛍光ランプ
35と同様の平面型蛍光ランプ59が取り付けられる。
尚、平面型蛍光ランプ59の縦及び横寸法は、前記平面
型蛍光ランプ49よりも小さくても良い。
ル57に取り付けられた平面型蛍光ランプ59により、
前方下方より照明することができるため、陳列された商
品をより一層効果的に照明することができる。
下壁の前面、即ち底壁2Aの前面には、前面に開口した
凹所60が形成されており、この凹所60には、前記平
面型蛍光ランプ35と同様の平面型蛍光ランプ61が取
り付けられる(図2では図示しない)。
照明を行うことができるため、展示販売効果を向上させ
ることができる。尚、平面型蛍光ランプ61の縦及び横
寸法は、前記平面型蛍光ランプ49よりも大きくても良
い。
のショーケース70を説明する。図7はショーケース7
0の斜視図、図8はショーケース70上部の縦断側面
図、図9はショーケース70の平断面図である。本実施
例のショーケース70は図7に示す如く前面に開口した
断熱壁71より構成されており、この断熱壁71内には
貯蔵室72が構成される。また、貯蔵室72内には商品
を陳列するための棚77・・が上下に渡って複数段架設
されている。そして、この貯蔵室72上部後方には冷却
装置の冷却器75が設けられ、この冷却器75の前方に
は送風機76が設置されており、これら冷却器75及び
送風機76は、仕切板80により貯蔵室72と区画され
ている。この仕切板80の送風機76が対応する位置に
は、開口81が形成されており、冷却器75からの冷気
を送風機76にて強制循環することによって貯蔵室72
内は所定の温度に冷却される。
扉枠78がそれぞれ取り付けられており、この扉枠78
には引き戸式のガラス扉74、74が取り付けられ、前
面開口73を開閉自在に閉塞している。ここで、開口7
3の上縁に取り付けられた扉枠78の貯蔵室72側に
は、左右に渡って上記実施例の平面型蛍光ランプ35と
同様の平面型蛍光ランプ79が取り付けられる。
上縁の扉枠に平面型蛍光ランプ79が取り付けられるた
め、貯蔵室72内前方から棚77に向けて照明が取り付
けられるため、棚77上の商品を効果的に照明すること
ができるようになる。また、平面型蛍光ランプ79は、
幅寸法が約10mmと薄いため、貯蔵室71内の商品陳
列スペースを有効に使用することができるようになる。
断熱壁71の天壁71Aの前部には左右に渡って上記実
施例の平面型蛍光ランプ35と同様の平面型蛍光ランプ
82が貯蔵室71内方に向かって取り付けられる。
前部より下方に向けて照明が取り付けられるため、貯蔵
室71内に陳列された商品を効果的に照明することがで
きるようになる。また、平面型蛍光ランプ82は幅寸法
が狭いため、従来の如く蛍光灯を取り付ける場合と比較
して、特に照明を収納するスペースを必要としないた
め、有効に貯蔵室71内を使用することができるように
なる。
うに取り付け部品はほとんど必要でないため、備品点数
を削減することができると共に、組立作業性を向上させ
ることができるようになる。
閉塞する扉74、74を閉じた状態において各扉74、
74が重合する位置の後側に対応する位置には、上下に
渡って前記棚77を支持するための支柱84が設置され
ている。この支柱84の後面には上下に渡って貯蔵室7
1内を照明するための上記実施例の平面型蛍光ランプ3
5と同様の平面型蛍光ランプ85が取り付けられてい
る。
に渡って照明されるため、棚77・・上に陳列された商
品を効果的に照明することができるようになる。また、
幅寸法の狭い平面型蛍光ランプ85を取り付けることに
より照明を行うため、照明装置を取り付けるためのスペ
ースを特に確保する必要がないため、十分に棚面積を確
保することができ、陳列商品を増加させることができる
ようになる。更に、平面型蛍光ランプ85は、熱負荷と
ならないため、照明される商品を加熱することが無く、
ショーケース70全体の冷却効率を向上させることがで
きるようになる。
面に平面型蛍光ランプ83を取り付けても良い。
照明装置として平面型蛍光ランプを使用しているが、平
面型蛍光ランプは、業務用冷却貯蔵庫や家庭用冷却貯蔵
庫に使用しても良い。
スクリーム用ショーケースにおいて、開口奥の天壁の下
面に前記平面型蛍光ランプ35と同様の平面型蛍光ラン
プを取り付け、開口を開閉自在に塞ぐガラス扉が開放さ
れた際に、貯蔵室内を照明しても良い。また、このショ
ーケースにおいて、天壁上の広告用の蛍光灯を平面型蛍
光ランプを取り付けても良い。
内に商品を陳列するための貯蔵室を構成して成るもの
に、平面型蛍光ランプを設けたので、貯蔵室内及びショ
ーケース外面を照明することができるようになる。これ
により、従来の如く蛍光灯を照明として使用していた場
合と比較して、取付スペースの幅を狭くすることができ
るため省スペース化を図ることができるようになる。ま
た、照明の交換などのメンテナンスが容易となると共
に、平面型蛍光ランプは低温特性に優れているため、温
度により照度が低下する問題を解消することができるよ
うになる。
置としての蛍光灯と比較して著しく耐用年数が長いた
め、点灯不良による蛍光灯の交換等のメンテナンスを行
う煩雑な作業を回避することができるようになる。
に加えて断熱壁の前面に平面型蛍光ランプを取り付けた
ので、断熱壁前面を照明する照明収納スペースの幅を狭
くすることができるようになり、ショーケース全体の幅
を縮小又は、棚の奥行きを拡大することができるように
なる。
蛍光ランプは、表面にほとんど熱を持たないため、顧客
等が平面型蛍光ランプ表面に触れても、火傷などが生じ
る問題を未然に回避することができ、安全性の面で向上
させることができるようになる。更に、平面型蛍光ラン
プは、表面が乳白色のガラス面にて構成されているた
め、特にシェードを設ける必要が無く、部品点数の削減
を行うことができると共に、シェードの分だけ幅を狭く
することができるようになる。
に加えて、平面型蛍光ランプの前面には、シェード又は
すり込みガラスを設けたので、ショーケース前面に装飾
を施すことが可能となり、顧客の購買意欲を増加させる
ことができるようになる。
項2又は請求項3の発明に加えて、貯蔵室の天面前部に
平面型蛍光ランプを取り付けたので、従来の如く蛍光灯
を収納するためのスペースを特に設ける必要が無くなる
ため、貯蔵室内を有効に利用することができるようにな
る。
れているため、比較的温度の低い貯蔵室内に取り付けら
れても、照度低下の問題を解消することができるように
なる。また、平面型蛍光ランプは、表面に熱を持たない
ため、熱負荷によるショーケース自体の冷却効率の低下
を未然に防止することができるようになる。更に、平面
型蛍光ランプ内は、ほぼ真空とされているため、断熱効
果があり、表面に結露が発生することを未然に防止する
ことができるようになる。そのため、従来の如く、発熱
体を用いて結露防止を行う必要がなくなり、コストの低
減を図ることができるようになる。
項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、貯蔵室の
開口両側に位置して平面型蛍光ランプを取り付けたの
で、貯蔵室は側方から照明を得ることができるようにな
る。また、従来の如く蛍光灯及び蛍光灯を被覆するシェ
ード等を設けるスペースを要することなく、わずかな幅
寸法にて、照明装置を取り付けることができるため、貯
蔵室の側端部に載置された商品がシェード等により隠蔽
されることなく陳列することが可能となる。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると共に、こ
の貯蔵室の底部にはデックパンを設けて成るショーケー
スにおいて、デックパンの前部には、左右に渡って平面
型蛍光ランプを取り付けたので、貯蔵室内は、下方より
照明を行うため、棚及びデックパン上に陳列された商品
を照明することができ、ディスプレイ効果を向上させる
ことができる。また、平面型蛍光ランプは、熱負荷とな
らないため、デックパン上に陳列された商品及び付近の
冷気を加熱することがないため、冷却効率を向上させる
ことができる。更に、平面型蛍光ランプは、冷気の吸込
口付近であっても、低温特性に優れているため、照度の
低下は回避される。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると共に、こ
の貯蔵室内には複数段の棚を架設して成るショーケース
であって、棚の前部下面には、平面型蛍光ランプを取り
付けたので、棚上の商品を効果的に照明することができ
るようになる。従来の如く蛍光灯により、下方の棚を照
明する場合と比して、蛍光灯を配設するためのスペース
を要することなく、わずかな幅寸法にて、下方の棚上を
照明することができる。そのため、各棚間の寸法を拡大
することができるようになる。
ないため、棚上に陳列された商品に熱を加えることがな
いため、冷却効率を向上させることができるようにな
る。更に、従来の蛍光灯による照明装置の場合は、棚数
が多くなると、熱負荷が大きくなり圧縮機の能力を拡大
する必要があったが、本発明によれば、熱負荷とならな
いため圧縮機の能力を拡大する必要がなく、冷却運転を
行うことができ、経済面においても優れている。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成すると共に、こ
の貯蔵室の開口下縁には左右に渡ってハンドレールを取
り付けて成るショーケースであって、ハンドレールの後
面には、貯蔵室側に低く傾斜した傾斜面が形成され、当
該傾斜面には平面型蛍光ランプが取り付けられているの
で、棚及びデックパン上に陳列された商品を照明するこ
とができ、ディスプレイ効果を向上させることができ
る。
面に開口する商品陳列用の貯蔵室を構成して成るショー
ケースであって、貯蔵室の開口下縁を縁取る前下壁の前
面には、平面型蛍光ランプを取り付けたので、前方下方
より貯蔵室内を照明することができるため、陳列された
商品をより一層効果的に照明することができる。
開口を複数枚の引き戸式扉にて開閉自在に閉塞すると共
に、開口を閉じた状態において各扉が重合する位置の後
側に対応する貯蔵室内に上下に渡る支柱を設置し、この
支柱には棚を架設してなるショーケースにおいて、支柱
の後面には平面型蛍光ランプを取り付けたので、貯蔵室
内は前面より上下に渡って照明されるため、棚上に陳列
された商品を効果的に照明することができるようにな
る。また、幅寸法の狭い平面型蛍光ランプを取り付ける
ことにより照明を行うため、照明装置を取り付けるため
のスペースを特に確保する必要がなく、十分に棚面積を
確保することができ、陳列商品を増加させることができ
るようになる。更に、平面型蛍光ランプは、熱負荷とな
らないため、照明される商品を加熱することが無く、シ
ョーケース全体の冷却効率を向上させることができるよ
うになる。
発明に加えて、貯蔵室の開口縁には扉枠が設けられ、扉
はこの扉枠内に取り付けられると共に、扉枠の後面には
平面型蛍光ランプを取り付けたので、貯蔵室内前方から
棚に向けて照明が取り付けられるため、棚77商品を効
果的に照明することができるようになる。また、平面型
蛍光ランプは薄いため、貯蔵室内の商品陳列スペースを
有効に使用することができるようになる。
面図である。
る。
る。
ある。
る。
2、83 平面型蛍光ランプ 36、60 凹所 41 成形ガラス 42 板ガラス 43 蛍光体 44 放電電極 46、51、52 取付具 47 保持部 48 取付部 78 扉枠 84 支柱
Claims (11)
- 【請求項1】 断熱壁内に商品を陳列するための貯蔵室
を構成して成るショーケースにおいて、 平面型蛍光ランプを設けたことを特徴とするショーケー
ス。 - 【請求項2】 断熱壁の前面に平面型蛍光ランプを取り
付けたことを特徴とする請求項1のショーケース。 - 【請求項3】 平面型蛍光ランプの前面には、シェード
又はすり込みガラスを設けたことを特徴とする請求項2
のショーケース。 - 【請求項4】 貯蔵室の天面前部に平面型蛍光ランプを
取り付けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請
求項3のショーケース。 - 【請求項5】 貯蔵室の開口両側に位置して平面型蛍光
ランプを取り付けたことを特徴とする請求項1、請求項
2、請求項3又は請求項4のショーケース。 - 【請求項6】 断熱壁内に、前面に開口する商品陳列用
の貯蔵室を構成すると共に、この貯蔵室の底部にはデッ
クパンを設けて成るショーケースにおいて、 前記デックパンの前部に、左右に渡って平面型蛍光ラン
プを取り付けたことを特徴とするショーケース。 - 【請求項7】 断熱壁内に、前面に開口する商品陳列用
の貯蔵室を構成すると共に、この貯蔵室内には複数段の
棚を架設して成るショーケースにおいて、 前記棚の前部下面に、平面型蛍光ランプを取り付けたこ
とを特徴とするショーケース。 - 【請求項8】 断熱壁内に、前面に開口する商品陳列用
の貯蔵室を構成すると共に、この貯蔵室の開口下縁には
左右に渡ってハンドレールを取り付けて成るショーケー
スにおいて、 前記ハンドレールの後面には、前記貯蔵室側に低く傾斜
した傾斜面が形成され、当該傾斜面には平面型蛍光ラン
プが取り付けられていることを特徴とするショーケー
ス。 - 【請求項9】 断熱壁内に、前面に開口する商品陳列用
の貯蔵室を構成して成るショーケースにおいて、 前記貯蔵室の開口下縁を縁取る前下壁の前面には、平面
型蛍光ランプを取り付けたことを特徴とするショーケー
ス。 - 【請求項10】 貯蔵室の前面開口を複数枚の引き戸式
扉にて開閉自在に閉塞すると共に、前記開口を閉じた状
態において各扉が重合する位置の後側に対応する前記貯
蔵室内に上下に渡る支柱を設置し、この支柱には棚を架
設してなるショーケースにおいて、 前記支柱の後面には平面型蛍光ランプを取り付けたこと
を特徴とするショーケース。 - 【請求項11】 貯蔵室の開口縁には扉枠が設けられ、
扉はこの扉枠内に取り付けられると共に、扉枠の後面に
は平面型蛍光ランプを取り付けたことを特徴とする請求
項10のショーケース。
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