JP2008136666A - ショーケース - Google Patents
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Abstract
【課題】棚柱の前面側に照明手段を配設したもとで、収納室内の全体を好適に照明する。
【解決手段】断熱箱体に形成された開口部18aは、前スライド扉38および後スライド扉40により開閉自在に閉成される。断熱箱体の室内前部に棚柱54が立設され、該棚柱54の前面側に蛍光灯66が配設される。開口部18aを閉成した後スライド扉40の右側の縦枠部44dは、蛍光灯66の前側に対向するように位置する。該右側の縦枠部44dの後面に、反射テープ50が貼着されている。そして、蛍光灯66から前側に向けて照射される光は、後スライド扉40の縦枠部44dに貼着した反射テープ50で反射して収納室内が照明される。
【選択図】図4
【解決手段】断熱箱体に形成された開口部18aは、前スライド扉38および後スライド扉40により開閉自在に閉成される。断熱箱体の室内前部に棚柱54が立設され、該棚柱54の前面側に蛍光灯66が配設される。開口部18aを閉成した後スライド扉40の右側の縦枠部44dは、蛍光灯66の前側に対向するように位置する。該右側の縦枠部44dの後面に、反射テープ50が貼着されている。そして、蛍光灯66から前側に向けて照射される光は、後スライド扉40の縦枠部44dに貼着した反射テープ50で反射して収納室内が照明される。
【選択図】図4
Description
本発明は、箱体内部に画成された収納室に配設される棚部材を支持するための棚柱に照明手段を配設したショーケースに関するものである。
食料品店やコンビニエンスストア等で、食品や飲料品等を冷蔵状態で収納して陳列するショーケースが好適に使用されている。このショーケースは、内箱と外箱との間にウレタン等の発泡断熱材を充填してなる断熱箱体の内部に、食品や飲料品等の陳列品の収納室が画成される。また断熱箱体の前部には、前方に開放する矩形状の開口部が開設され、該開口部は、断熱箱体にスライド自在に配設された一対のスライド扉により開閉自在に閉成されるようになっている。
前記ショーケースでは、陳列品が載置される棚部材を支持するための棚柱が収納室内に立設されており、該棚柱の前面側に配設した蛍光灯で収納室内を照明することで、収納した陳列品を外部から好適に視認させるよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−339570号公報
前述したように棚柱の前面側に蛍光灯を配設した構造において、該蛍光灯は棚柱の前面に近接しているため、蛍光灯から後側に照射される光は棚柱に遮られてしまい、収納室内の中央付近(棚柱の後部側)が明るく照らされず、照明効果が低くなる難点がある。
そこで、棚柱の裏面側に蛍光灯を配設することが考えられる。しかるに、ショーケースでは、断熱箱体が載置されるケーシングの内部に配設した冷凍装置と、断熱箱体の内部上方に配設される冷却器とを接続する冷媒配管を、前記棚柱の裏面側に沿って配設することが一般的に行なわれており、棚柱の裏面側に蛍光灯を配設するためのスペース的な余裕がない。また、仮に棚柱の裏面側に蛍光灯を配設した場合は、蛍光灯の故障による交換等に際して、棚部材に載置されている陳列品を取り除くと共に該棚部材を棚柱から取外す繁雑な作業が必要となることから、棚柱の裏面側に蛍光灯を配設する構成を採用していないのが実状である。なお、棚柱とは別の場所に複数の蛍光灯を配設することで、収納室の内部全体を均一に照明することは可能であるが、この場合はコストが嵩むと共に消費電力料が嵩む難点が指摘される。
すなわちこの発明は、従来の技術に内在する前記課題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、棚柱の前面側に照明手段を配設したもとで、収納室内の全体を好適に照明することができるショーケースを提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本願の請求項1の発明に係るショーケースは、
収納室が内部画成されると共に前方に開放する開口部を有する箱体と、この箱体の前記開口部を開閉自在に閉成するよう幅方向にスライド自在に配設されたスライド扉と、前記収納室に立設されて棚部材を支持する棚柱とを備えたショーケースにおいて、
前記開口部を閉成したスライド扉における上下方向に延在する縦枠部と前後に重なる位置に前記棚柱が配置されると共に、該棚柱の前面側に沿って照明手段が配設され、
前記スライド扉の前記縦枠部の後面に、前記照明手段からの光を反射する反射手段を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、棚柱の前面側に配設した照明手段から前側に向けて照射された光を、スライド扉に設けた反射手段で収納室内側へ効率的に反射することができ、この反射光が収納室内の棚部材等で乱反射することで、棚柱の後方も好適に照明し得る。
収納室が内部画成されると共に前方に開放する開口部を有する箱体と、この箱体の前記開口部を開閉自在に閉成するよう幅方向にスライド自在に配設されたスライド扉と、前記収納室に立設されて棚部材を支持する棚柱とを備えたショーケースにおいて、
前記開口部を閉成したスライド扉における上下方向に延在する縦枠部と前後に重なる位置に前記棚柱が配置されると共に、該棚柱の前面側に沿って照明手段が配設され、
前記スライド扉の前記縦枠部の後面に、前記照明手段からの光を反射する反射手段を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、棚柱の前面側に配設した照明手段から前側に向けて照射された光を、スライド扉に設けた反射手段で収納室内側へ効率的に反射することができ、この反射光が収納室内の棚部材等で乱反射することで、棚柱の後方も好適に照明し得る。
請求項2の発明では、前記開口部は、前後に位置する一対のスライド扉により開閉自在に閉成されると共に、前側に位置する前スライド扉の縦枠部と、後側に位置する後スライド扉の縦枠部とが、前記開口部を閉成した状態で該開口部の幅方向の略中央で前後に重なって位置し、後スライド扉における前記縦枠部の後面に前記反射手段が設けられていることを要旨とする。
請求項2の発明によれば、開口部の幅方向中央において前後に重なる後スライド扉の縦枠部に反射手段を設けたから、照明手段から前側に向けて照射された光を、後スライド扉の反射手段で収納室内側へ効率的に反射することができる。すなわち、反射光が収納室内の棚部材等で乱反射することで、収納室内の中央付近も照らすことができ、1つの照明手段により収納室内の全体を照明し得る。
請求項2の発明によれば、開口部の幅方向中央において前後に重なる後スライド扉の縦枠部に反射手段を設けたから、照明手段から前側に向けて照射された光を、後スライド扉の反射手段で収納室内側へ効率的に反射することができる。すなわち、反射光が収納室内の棚部材等で乱反射することで、収納室内の中央付近も照らすことができ、1つの照明手段により収納室内の全体を照明し得る。
請求項3の発明では、前記前スライド扉における前記縦枠部の後面に、前記照明手段からの光を反射する反射手段を設けたことを要旨とする。
請求項3の発明によれば、前スライド扉の縦枠部にも反射手段を設けたから、後スライド扉を開放した場合であっても、前スライド扉の反射手段で照明手段の光を収納室内に反射して内部を照明することができる。
請求項3の発明によれば、前スライド扉の縦枠部にも反射手段を設けたから、後スライド扉を開放した場合であっても、前スライド扉の反射手段で照明手段の光を収納室内に反射して内部を照明することができる。
請求項4の発明では、前記反射手段は、反射テープであることを要旨とする。
請求項4の発明によれば、スライド扉の縦枠部に反射テープを貼着するだけの簡単な構成であるから、製造コストの上昇を抑制し得る。
請求項4の発明によれば、スライド扉の縦枠部に反射テープを貼着するだけの簡単な構成であるから、製造コストの上昇を抑制し得る。
本発明に係るショーケースによれば、収納室の全体を好適に照明することができる。
次に、本発明に係るショーケースにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1〜図3に示す如く、実施例に係るショーケース10は、内箱12と外箱14との間にウレタン等の発泡断熱材16を充填してなる断熱箱体(箱体)18と、該箱体18が載置されるケーシング20から基本的に構成される。ケーシング20の内部には、冷凍装置22や電装箱24等が収納される機械室26が画成されている。また断熱箱体18の内部上方に、前記冷凍装置22から冷媒が循環供給される冷却器28や、冷気循環装置30およびダクト32等が配設され、冷気循環装置30により送気される冷気によって断熱箱体18に内部画成した収納室34を冷却するよう構成されている。
前記断熱箱体18の前部には、図3に示す如く、前方に開放する矩形状の開口部18aが形成されている。この開口部18aの内周囲には扉枠36が取付けられ、この扉枠36に、前後の関係で前スライド扉38および後スライド扉40が夫々幅方向にスライド可能に支持されて、開口部18aを開閉し得るよう構成してある。前および後のスライド扉38,40は、開口部18aの略半分を閉成し得る寸法に形成した枠体42,44に、例えばガラスやアクリル板等の透明板46,48を配設して、内部を視認し得るよう構成される。なお実施例では、前スライド扉38が開口部18aの右側半分を閉成し、後スライド扉40が開口部18aの左側半分を閉成するようになっている。
前記前スライド扉38の枠体42は、上下の横枠部42a,42bと左右の縦枠部42c,42dとを相互に連結して矩形枠状に形成され、該前スライド扉38で開口部18aの右側半分を閉成した状態で、左側(一方)の縦枠部42cが、開口部18aの幅方向の略中央に位置する。また、前記後スライド扉40の枠体44は、上下の横枠部44a,44bと左右の縦枠部44c,44dとを相互に連結して矩形枠状に形成され、該後スライド扉40で開口部18aの左側半分を閉成した状態で、右側(一方)の縦枠部44dが、開口部18aの幅方向の略中央に位置する。すなわち、両スライド扉38,40で開口部18aを閉成した状態において、各スライド扉38,40における一方の縦枠部42c,44dが、開口部18aにおける幅方向の略中央位置において前後に重なるように構成されている(図1参照)。
閉成状態において前記開口部18aにおける幅方向の略中央に位置する、前スライド扉38における左側の縦枠部42cの後面および後スライド扉40における右側の縦枠部44dの後面には、図4および図5に示す如く、反射手段としての反射テープ50が夫々貼着されている。この反射テープ50は、縦枠部42c,44dに貼着した状態で収納室34を指向する面(表面)に光反射処理が施されて、後述する蛍光灯66からの光を収納室34内に効率的に反射するよう構成される。また反射テープ50は、縦枠部42c,44dの略全長に亘って貼着されている。
前記収納室34を画成する内箱12の両側面には、上下方向に離間する複数の係止孔を穿設した係止孔群が形成されている。また内箱12における後面には、幅方向の略中央を挟んで左右に、幅方向に離間して複数箇所に係止孔群が夫々形成される。そして、各係止孔群における係止孔には、板金等の板材を所要の鋭角に屈曲させてV字形セグメントとした棚受金52が係脱自在に係止されるよう構成されている。
前記断熱箱体18の室内前部(開口部18aの後方)には、図3に示す如く、前記一対のスライド扉38,40を閉成した状態で縦枠部42c,44dが前後に重なる幅方向の略中央に、平断面略コ字状の棚柱54が、その開放部を室内側(後側)に指向して立設されている。棚柱54のより具体的な構成は、スライド扉38,40の縦枠部42c,44dと平行で上下方向に延在する前板56と、該前板56の幅方向の両端縁から後側に向けて延在する側板58,58とから構成され、一対の側板58,58は後側に向かうにつれて開放端が相互に近接するよう傾斜している。各側板58には、図2に示す如く、内箱12に穿設した係止孔と等間隔で係止孔58aが上下方向に複数穿設されて、各係止孔58aに棚受金52が係脱自在に係止されるようになっている。そして、実施例のショーケース10においては、同一平面内における複数の係止孔58aに夫々棚受金52を係止した状態で、図3に示す如く、幅方向の中央を挟んで左右両側に夫々棚部材としての棚網60が載置される。また棚網60は、図2に示すように上下方向に多段で配設され、夫々の棚網60に陳列品62を載置するよう構成されている。なお、前記棚柱54の前板56および一対の側板58,58により裏面側に画成された空間Sには、図示しないが、前記冷凍装置22と冷却器28とを接続して冷媒が循環する冷媒配管が上下方向に延在するように配設されている。
前記棚網60は、図3に示す如く、略矩形状に形成された枠材60aに、複数の桟材60bを配設して構成される。実施例の棚網60の枠材60aにおける棚柱54側に位置する前側部は、棚柱54における対応する側の側板58と平行となるように傾斜し、側板58に装着した棚受金52に枠材60aが安定して載置されるようになっている。
前記棚柱54における前板56の前面側(スライド扉38,40)を指向する面側)には、図2に示す如く、上下に所定間隔離間して一対のホルダ64,64が着脱自在に装着されている。そして、棚柱54に装着された一対のホルダ64,64に、照明手段としての蛍光灯66が着脱自在に取付けられて、該蛍光灯66は棚柱54に沿って上下に所定長さで延在するようになっている。すなわち、棚柱54の前面側に配設された蛍光灯66は、図3および図4に示す如く、前記開口部18aを閉成している前後のスライド扉38,40における縦枠部42c,44dの後方に対向して位置し、該蛍光灯66から前側に向けて照射される光は、後スライド扉40の縦枠部44dに貼着した前記反射テープ50で反射して収納室内を照明し得るよう構成される。なお、後スライド扉40をスライドして縦枠部44dが幅方向の中央位置から移動した場合であっても、蛍光灯66から前側に向けて照射される光は、前スライド扉38の縦枠部42cに貼着した前記反射テープ50で収納室内側に照射されようになっている。
前記蛍光灯66は、図2に示す如く、スライド扉38,40における縦枠部42c,44dの長さより短かく設定されている。言い替えると、縦枠部42c,44dの全長に亘って貼着されている反射テープ50,50は、蛍光灯66の長さより長尺であって、該反射テープ50,50による反射光は、収納室34の上下方向の略全体に亘って均一に反射されるようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るショーケースの作用につき説明する。
図1に示す如く、前記断熱箱体18の開口部18aを、一対のスライド扉38,40で閉成した状態で、後スライド扉40における右側の縦枠部44dが、開口部18aにおける幅方向の略中央に位置すると共に、前スライド扉38における左側の縦枠部42cが、開口部18aにおける幅方向の略中央に位置して、後スライド扉40における右側の縦枠部44dと前後に重なる。この状態で、両スライド扉38,40の縦枠部42c,44dは、図3および図4に示す如く、前記棚柱54の前面側に配設した蛍光灯66の前面に位置して、該蛍光灯66を前側から隠している。
次に、実施例に係るショーケースの作用につき説明する。
図1に示す如く、前記断熱箱体18の開口部18aを、一対のスライド扉38,40で閉成した状態で、後スライド扉40における右側の縦枠部44dが、開口部18aにおける幅方向の略中央に位置すると共に、前スライド扉38における左側の縦枠部42cが、開口部18aにおける幅方向の略中央に位置して、後スライド扉40における右側の縦枠部44dと前後に重なる。この状態で、両スライド扉38,40の縦枠部42c,44dは、図3および図4に示す如く、前記棚柱54の前面側に配設した蛍光灯66の前面に位置して、該蛍光灯66を前側から隠している。
前記蛍光灯66を点灯することにより、前記収納室34の内部が照らされて、前記棚網60に載置されている陳列品62を良好に視認させることができる。この場合において、蛍光灯66から後側に照射される光は、前記棚柱54に遮られて収納室34の内部中央付近に届かない。しかるに、実施例では蛍光灯66の前側に位置する後スライド扉40の縦枠部44dに反射テープ50が貼着されているから、蛍光灯66から前側に照射された光は、該反射テープ50で効率的に反射して収納室34の内部中央付近まで照らすことができる。すなわち、反射テープ50で反射した光は、収納室34内の多方向に照射(乱反射)され、該反射光が他の部材(棚網60や棚柱54の側板58等)で更に反射することで、棚柱54の裏側まで回り込んで、収納室34の内部中央付近が照らされる。しかも、蛍光灯66からの光を反射効率のよい反射テープ50で反射しているから、強い反射光を収納室34の内部に照射することができ、収納室34の内部中央付近を明るく照らすことができる。
更に、実施例では棚柱54の側板58,58を、後側に向けて相互に近接するよう傾斜させているから、反射テープ50からの反射光が棚柱54の後側に回り込み易い。また、前記棚網60の棚受金52に載置されている枠材60aの前側部が、図4に示すように、側板58と平行に臨んでいるから、前側から到来した反射光が両者58,60aの間で反射することで、棚柱54の後側に回り込み易くなっている。更にまた、棚柱54の前板56から反射テープ50までの距離は充分にあるから、反射テープ50で反射した光が棚柱54の後側に回り込み易く、収納室34の内部中央付近を好適に照らすことができる。
このように、前記棚柱54の存在により従来はあまり明るく照らされることがなかった収納室34の内部中央付近を、後スライド扉40における縦枠部44dの後面に反射テープ50を貼着するだけの簡単な構成で照明することができる。また反射テープ50は、縦枠部44dの略全長に亘って延在しているから、蛍光灯66の光を収納室34の上下方向の略全長に亘って反射して照明し得る。従って、収納室34の内部全体を均一に照明することができ、収納室34内に陳列されている陳列品62の収納位置によって、該陳列品62が見づらくなることはない。すなわち、収納室34の全体を効率的に照明し得るのに適した中央前部に1本の蛍光灯66を配設するだけで、収納室34の内部全体を略均一に照明することができ、製造コストおよび消費電力料が嵩むことはない。
また実施例では、前スライド扉38における縦枠部42cの後面にも反射テープ50を貼着してあるから、陳列品62を取出すために後スライド扉40を開放した場合であっても、前スライド扉38の反射テープ50によって蛍光灯66の光を収納室34の内部側に照射することができる。すなわち、少なくとも一方のスライド扉38,40が閉成されていれば、収納室34の内部中央付近も反射テープ50による反射光によって照らされるから、スライド扉38,40を開放した状態での陳列品62の視認性が低下することはない。しかも、反射テープ50は、ショーケース10の前側からは見えないスライド扉38,40における縦枠部42c,44dの後面に貼着してあるから、ショーケース10の見栄えが劣ったり、収納された陳列品62の視認性を阻害することもない。
〔変更例〕
本願は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1. 実施例では、反射手段として反射テープを挙げたが、光反射処理が施された板材をスライド扉の縦枠部に接着、溶接あるいはネジ止めする構成を採用し得る。あるいは、縦枠部自体に反射率の高いメッキ等の光反射処理を施して、縦枠部自体を反射手段としてもよい。
2. 実施例では、照明手段として蛍光灯を挙げたが、これに限定されるものでなく、フィラメントを用いた電球、あるいはLED等、各種の手段を採用し得る。
3. 実施例では、前後の関係で配設したスライド扉で開口部を閉成した際に、両扉の縦枠部が前後に重なる構成で説明したが、一対のスライド扉を前後方向の同一位でスライド自在に配設し、両スライド扉で開口部を閉成したときに、両縦枠部の幅方向に対向する外側面同士が当接するものであってもよく、この場合には当接する縦枠部の裏面に反射手段を設ければよい。
4. 実施例では、ショーケースとして収納室を冷却して陳列品を冷却貯蔵する構成で説明したが、ショーケースとしては、収納室を常温あるいはヒータで加温するもの等、その他各種の方式のものであってもよい。すなわち、常温で陳列品を収納するショーケースであれば、該ショーケースを構成する箱体は、断熱構造である必要はない。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1. 実施例では、反射手段として反射テープを挙げたが、光反射処理が施された板材をスライド扉の縦枠部に接着、溶接あるいはネジ止めする構成を採用し得る。あるいは、縦枠部自体に反射率の高いメッキ等の光反射処理を施して、縦枠部自体を反射手段としてもよい。
2. 実施例では、照明手段として蛍光灯を挙げたが、これに限定されるものでなく、フィラメントを用いた電球、あるいはLED等、各種の手段を採用し得る。
3. 実施例では、前後の関係で配設したスライド扉で開口部を閉成した際に、両扉の縦枠部が前後に重なる構成で説明したが、一対のスライド扉を前後方向の同一位でスライド自在に配設し、両スライド扉で開口部を閉成したときに、両縦枠部の幅方向に対向する外側面同士が当接するものであってもよく、この場合には当接する縦枠部の裏面に反射手段を設ければよい。
4. 実施例では、ショーケースとして収納室を冷却して陳列品を冷却貯蔵する構成で説明したが、ショーケースとしては、収納室を常温あるいはヒータで加温するもの等、その他各種の方式のものであってもよい。すなわち、常温で陳列品を収納するショーケースであれば、該ショーケースを構成する箱体は、断熱構造である必要はない。
18 断熱箱体(箱体),18a 開口部,34 収納室
38 前スライド扉(スライド扉),40 後スライド扉(スライド扉)
42c 縦枠部,44d 縦枠部,50 反射テープ(反射手段),54 棚柱
60 棚網(棚部材),66 蛍光灯(照明手段)
38 前スライド扉(スライド扉),40 後スライド扉(スライド扉)
42c 縦枠部,44d 縦枠部,50 反射テープ(反射手段),54 棚柱
60 棚網(棚部材),66 蛍光灯(照明手段)
Claims (4)
- 収納室(34)が内部画成されると共に前方に開放する開口部(18a)を有する箱体(18)と、この箱体(18)の前記開口部(18a)を開閉自在に閉成するよう幅方向にスライド自在に配設されたスライド扉(40)と、前記収納室(34)に立設されて棚部材(60)を支持する棚柱(54)とを備えたショーケースにおいて、
前記開口部(18a)を閉成したスライド扉(40)における上下方向に延在する縦枠部(44d)と前後に重なる位置に前記棚柱(54)が配置されると共に、該棚柱(54)の前面側に沿って照明手段(66)が配設され、
前記スライド扉(40)の前記縦枠部(44d)の後面に、前記照明手段(66)からの光を反射する反射手段(50)を設けた
ことを特徴とするショーケース。 - 前記開口部(18a)は、前後に位置する一対のスライド扉(38,40)により開閉自在に閉成されると共に、前側に位置する前スライド扉(38)の縦枠部(42c)と、後側に位置する後スライド扉(40)の縦枠部(44d)とが、前記開口部(18a)を閉成した状態で該開口部(18a)の幅方向の略中央で前後に重なって位置し、後スライド扉(40)における前記縦枠部(44d)の後面に前記反射手段(50)が設けられている請求項1記載のショーケース。
- 前記前スライド扉(38)における前記縦枠部(42c)の後面に、前記照明手段(66)からの光を反射する反射手段(50)を設けた請求項2記載のショーケース。
- 前記反射手段は、反射テープ(50)である請求項1〜3の何れか一項に記載のショーケース。
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