JP2008113870A - ショーケース装置 - Google Patents

ショーケース装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008113870A
JP2008113870A JP2006300350A JP2006300350A JP2008113870A JP 2008113870 A JP2008113870 A JP 2008113870A JP 2006300350 A JP2006300350 A JP 2006300350A JP 2006300350 A JP2006300350 A JP 2006300350A JP 2008113870 A JP2008113870 A JP 2008113870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
exhaust duct
wall
showcase
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006300350A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Minamiyama
雄一 南山
Kenji Kuno
健司 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Aircool Corp
Original Assignee
Denso Aircool Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Aircool Corp filed Critical Denso Aircool Corp
Priority to JP2006300350A priority Critical patent/JP2008113870A/ja
Publication of JP2008113870A publication Critical patent/JP2008113870A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ハウジングの上部に収納された電装部品を空冷することができるショーケース装置を提供する。
【解決手段】ショーケース装置は、透光性の壁15および16を有し、内部に商品を陳列可能なハウジング10と、ハウジング10の上部に、表示面を兼ねる操作部203aが後方を向くように収納された電装部品201と、電装部品201の収納スペース200に連通し、後方を向いた吸込み口81aと、吸込み口81aから吸込まれた空気を、収納スペース200を介してハウジング10の下方に導く排気ダクト80とを有する。排気ダクト80は、透光性の壁15および16の縁の一部に沿って延びたフレーム102aおよび101aに沿って設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、食料品や飲料缶などの商品を陳列することができるショーケース装置に関するものである。
特許文献1には、加熱調理品を収納して一定温度及び一定湿度で保管するドライ室とウェット室とが仕切られて併設され、少なくとも一方の室内に加温風を循環させて他方の室内への伝熱を行ってドライ室およびウェット室の保温および保湿を行う収納装置(ショーケース)が開示されている。この収納装置では、ドライ室およびウェット室よりも下側にある調理台の一部にコントロールパネルが設けられている。
また、特許文献2には、上部に陳列室を備え、下部にコンデンシングユニットを内蔵して成る対面式低温ショーケースが開示されている。この対面式低温ショーケースでは、コンデンシングユニットの低部位に対応して、コンデンシングユニット以外の電装部品が配置されている。
特開2005−111251号公報 特開2004−271077号公報
特許文献1および2に記載されているショーケースは、いずれも、商品を収納する室(ドライ室、ウェット室、陳列室)の下側に、コントロールパネルなどの電装部品が配置されている。このため、電装部品が見えにくく、操作もしにくい。
電装部品の操作部および/または表示面がショーケースのハウジングの上部に現れるショーケース装置が望まれているが、冷却に問題がある。すなわち、電装部品は、一般的に発熱体であるため、冷却することが好ましい。電装部品を冷却する方法としては、たとえば、電装部品の収納スペースと連通するように、ショーケース装置のハウジングに空気の吸込口および吐出口を形成し、ファンなどで空気を流通させる方法が考えられる。しかしながら、電装部品の操作部および/または表示面がショーケース装置のハウジングの上部に現れるようにした場合、一般に、吸込口および吐出口の少なくとも一方は、ハウジングの前部上側、側部上側、または天井に設けられることとなり、以下のような不都合が生じるおそれがある。
通常、顧客は、ハウジングの前方からショーケース装置の室内に陳列された商品を見て購入する商品を選択するため、ハウジングの前部や側部に吸込口または吐出口が現れると、これらの開口が顧客の目に入りやすい。したがって、ショーケースとしての見栄えがよくない。まして、それが吐出口であると、顧客に向かって温風が吹き出すおそれがあり、好ましくない。
天井に吸込口または吐出口を設けた場合、天井に商品や荷物などを不用意に置き、これらの開口を塞いでしまうおそれがある。また、天井に飲物などの液体を置き、これをこぼしてしまうようなことがあると、電装部品の故障の原因となる。
本発明の一態様は、透光性の壁を有し、内部に商品を陳列可能な陳列室を含むハウジングと、ハウジングの上部に、操作部および/または表示面が後方を向くように収納された電装部品と、電装部品の収納スペースに連通し、後方を向いた吸込み口と、吸込み口から吸込まれた空気を、収納スペースを介してハウジングの下方に導く排気ダクト(排熱経路)であって、透光性の壁の縁の少なくとも一部に沿って延びたフレーム内またはこのフレームに沿って設けられた排気ダクトとを有するショーケース装置である。
このショーケース装置によれば、ハウジングの上部に、操作部および/または表示面が後方を向くように電装部品が収納されている。このため、電装部品の操作部および/または表示面が見えやすく、操作も容易である。また、このショーケース装置は、後方を向いた吸込み口と、この吸込み口から吸込まれた空気を電装部品の収納スペースを介してハウジングの下方に導く排気ダクトとを有している。このため、発熱体である電装部品を空冷し、その性能を良好に維持することができる。
しかも、このショーケース装置によれば、排気ダクトは、透光性の壁の縁の少なくとも一部に沿って延びたフレーム内またはこのフレームに沿って設けられ、排気ダクトに空気を流通させるための吸込み口が後方を向いている。このため、ハウジングの前方からショーケース装置の陳列室内に陳列された商品を見て購入する商品を選択する顧客からは吸込み口が見えにくく、さらに、排気ダクト自体も、透光性の壁をサポートするためのフレームと一体化して見えるので、ショーケースとしての機能を阻害し難い。したがって、ショーケースとしての見栄えがよく、透光性の壁を通して陳列された商品が見やすい。さらに、このショーケース装置によれば、電装部品により生じた排熱は、排気ダクトを介して、ハウジングの下側に導かれるため、顧客や店員に向かって温風が吹き出すこともない。
すなわち、ショーケース装置としては、ハウジングの少なくとも一部に透光性の壁を設けることは重要である。このショーケース装置によれば、フレーム内またはこのフレームに沿って排気ダクトを設けているため、顧客がハウジングの陳列室内に収納された商品を見る際の邪魔になりにくい。また、排気ダクトをフレーム内に設けた場合、顧客には、外見からは排気ダクトが設けられていることが判らず、あたかも、透光性の壁(窓、ドア)に額(窓枠、ドアの枠)が設けられているだけのように見える。したがって、デザイン性が良好である。
したがって、このショーケース装置によれば、顧客は、外界側から、透光性の壁を介して、ハウジングの陳列室内に収納された商品を見て購入する商品を選択しやすい。このショーケース装置においては、少なくとも前壁を透光性の壁とすることが望ましい。顧客は、前側からショーケースに陳列された商品を見て購入する商品を選択することができる。前側が透光性の壁である場合、後側はドアであることが好ましい。前側が透光性の壁である場合、後側は開放していてもよい。
このショーケース装置は、前側の透光性の壁が開閉されるタイプのショーケース装置であってもよい。また、このショーケース装置は、前側が開放しているオープンタイプのショーケース装置であってもよい。側壁および/または後壁が透光性の壁であっても、排気ダクトはフレームと一体またはそのように見えるので目立たず、顧客および/または店員は、前方だけでなく側方および/または後方からも、ショーケースに陳列された商品が見やすい。なお、前側や後側が開放しているショーケース装置とする場合、開放している部分にエアーカーテンを形成することが好ましい。
ところで、ショーケース装置では、上述のように、顧客は、一般的には、外界側から、透光性の壁を介して、ハウジングの陳列室内の商品を見て購入する商品を選択する。したがって、室内は明るいことが好ましい。しかしながら、ショーケース装置が陳列室内を温蔵状態に保つ温蔵ショーケース装置である場合、ヒータで温められた空気が循環しているような室内に発光体(照明手段)を設けるためには、絶縁不良を抑制するためにキセノンランプなどの高価な発光体を用いなければならない。また、ハウジングの室内に発光体を取り付けておくと、発光体が切れたときに、その交換が面倒である。さらに、ハウジングの室内のように、顧客の視野に入る場所に発光体を設けることは、外観上・デザイン上、あまり好ましいことではない。また、発光体から発せられる光が直接顧客の目に入ると、まぶし過ぎる可能性もある。
このショーケース装置によれば、排気ダクトのハウジングの陳列室内に向いた隔壁の少なくとも一部を透光性とし、排気ダクトに発光体を収納することが好ましい。隔壁の少なくとも一部(透光性の部分)を介して、発光体から発せられた光をハウジングの陳列室内に導き、ハウジングの陳列室内を照明できる。しかも、排気ダクトの外側を遮光性とすることにより、発光体から発せられた光は、直接顧客の目に入りにくい。特に、排気ダクトがフレーム内に設けられている場合、陳列室内の商品を見る顧客からは、発光体は目隠しされ、あたかも、透光性の壁に額が設けられているだけのように見える。したがって、デザイン性が良好である。
発光体は、この発光体から発せられた光が、隔壁の少なくとも一部(透光性の部分)を介してハウジングの陳列室内に直接的または間接的に導かれるような位置に設ければよい。たとえば、発光体は、隔壁の少なくとも一部である透光性の部分と対向するように設けることができる。また、発光体として、たとえば、直管状の蛍光灯を採用することができる。蛍光灯は、キセノンランプなどと比べて安価であり、取り扱いや入手も簡単である。なお、発光体としては、蛍光灯に限らず、キセノンランプやLEDなどを用いても良い。
排気ダクトのハウジングの陳列室内に向いた隔壁の少なくとも一部を透光性とし、排気ダクトに発光体を収納する場合、排気ダクト内の少なくとも発光体が収納されている部分が、ハウジングの外側から分解可能であることが好ましい。このようにすることにより、ハウジングの外側から発光体にアクセスできるようになるため、発光体のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、排気ダクトのハウジングの陳列室内に向いた隔壁の少なくとも一部を透光性とし、排気ダクトに発光体を収納する場合には、隔壁の少なくとも一部は、発光体の少なくとも一部を収納するように、溝状になっていることが好ましい。隔壁の少なくとも一部を溝状とすることにより、ハウジングの陳列室内側に発光体の配置場所を確保することができる。すなわち、隔壁の少なくとも一部を溝状とすることにより、発光体が収納されている部分が外側に張り出すのを抑制できる。透光性の壁と発光体が収納されている部分とを実質的に面一とし、スムーズで一体的な外観を備えたショーケース装置を提供できる。
このショーケース装置が、ハウジングの陳列室よりも下側に配置された保冷庫と、この保冷庫内を冷却するための冷却ユニットとを有する場合、排気ダクトは、冷却ユニットに含まれるファンの吸込み側に連通していることが好ましい。冷却ユニットに含まれるファンの吸込み圧により、排気ダクトを介して吸込み口から吸引し、排気ダクト内を強制的に換気できる。その結果、排気ダクトを介して電装部品を冷却できる。冷却ユニットに含まれるファンの一例は、排熱を促進するための排熱ファンである。冷却ユニットに含まれるファンが排熱ファンである場合、この排熱ファンにより、排気ダクト内の排熱を冷却ユニットから発生した排熱とともに、強制的に外部に排出することができる。
このショーケース装置が、ハウジングの陳列室の下側に配置され、ハウジングの陳列室内を空調するための空調ユニットを有する場合、排気ダクトは、空調ユニットに含まれるファンの吸込み側に連通することにより、上記と同様に排気ダクト内を強制的に換気できる。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1に、本発明の一実施形態にかかるショーケース装置を前側から見た斜視図により示している。図2に、図1のショーケース装置を後側から見た斜視図により示している。図3に、図1のショーケースの概略構成を縦断面図により示している。
本例のショーケース装置1は、コンビニエンスストアなどの店舗において、加熱調理された食品を商品として陳列および販売するのに好適な装置あるいはユニットであり、商品を陳列するショーケースとしての機能と、商品を保温する装置としての機能とを兼ね備えている。なお、本例では、商品を温蔵するショーケース装置を例にとって説明するが、ショーケース装置は、商品を冷蔵するタイプのショーケース装置、あるいは、冷蔵および温蔵するタイプのショーケース装置であってもよい。
このショーケース装置1は、全体が店員の身長程度あるいはそれよりも若干低い程度(120cm〜150cm)の高さのユニット(アッセンブリ)であり、幾つかの機能あるいは構成部分が、一体の装置あるいは家具あるいはキャビネット状に組み合わされ、あるいは組み立てられている。
このショーケース装置1は、第1室11およびこの第1室11の中に配置された第2室12を含む陳列室(収納室、ショーケース)13と、この陳列室13の下方に配置された空調ユニットとしての温風供給ユニット30と、陳列室13の下方に温風供給ユニット30と並んで、温風供給ユニット30の後方に配置された保冷庫50と、温風供給ユニット30の下方に配置された冷却ユニット60とを含む。
また、ショーケース装置1は、全体が垂直方向に長い箱型であって、内部(陳列室13)に商品を陳列可能なハウジング(筐体)10を有している。ハウジング10は、店舗内に設置したときに店舗の天井に向く上壁10aと、床に向く下壁10bと、それらの間に配置された中間壁10cとを有している。そして、ショーケース装置1は、大まかには、2つの機能の区画A1およびA2を備えている。上壁10aと中間壁10cとの間、すなわち、ショーケース装置1(ハウジング10)の上半分が、陳列室(ハウジング10の室)13の区画A1であり、調理された食品を保温した状態で陳列できる。中間壁10cより下(中間壁10cと下壁10bとの間)、すなわち、ショーケース装置1(ハウジング10)の下半分が、陳列室13に温風を供給するための温風供給ユニット30と、保冷庫50と、冷却ユニット60の区画A2である。ハウジング10の前方下側および両側方下側には、それぞれ、不透明な壁(化粧板)14a、14bおよび14cが設けられており、温風供給ユニット30、保冷庫50および冷却ユニット60は、前方および側方からは目隠しされている。
さらに、ハウジング10は、陳列室13を構成する位置に、透光性の天蓋15と、透光性の第1の前壁(窓)16と、陳列室13を開閉するための透光性のドア17と、透光性の左右の第1の側壁18aおよび18bとを有している。天蓋15は、ハウジング10の上壁10aの一部を構成し、第1の前壁16はハウジング10の上部前壁を構成し、第1の側壁18aおよび18bはハウジングの上部側壁を構成している。天蓋15、第1の前壁16、第1の側壁18aおよび18bは、2重の透明なアクリル樹脂などにより構成されている。ドア17は、たとえば、スイングタイプ(開き戸、観音開きタイプ)であり、左右に配置された2枚の戸17aおよび17bを備えている。これらの戸17aおよび17bには、それぞれの外面に取手19が取り付けられている。
透明な天蓋15と、透明な第1の前壁16と、透明なドア17と、透明な第1の側壁18aおよび18bと、隔壁10cとは、陳列室13の外側を構成するとともに、陳列室13の外側の部屋、すなわち、第1室11を構成し、閉じられた第1の空間S1を形成している。この第1室11の空間S1には、第1の陳列棚(食品トレイ)21が設置されている。第1室11の内部の下方に第2室12が構成されており、第1の陳列棚21は、第2室12の上壁を兼ねている。
陳列室13の内側の部屋である第2室12は、第1の前壁16と対峙する位置に設けられた透光性(たとえば透明)の第2の前壁26と、第1の側壁18aおよび18bと対峙する位置に設けられた透光性(たとえば透明)の第2の側壁28aおよび28bとを備えている。第2室12は、第1の陳列棚21と、第2の前壁26と、第2の側壁28aおよび28bと、隔壁10cとにより囲まれ、ドア17により第1室11とともに開閉されるようになっている。この第2室12の空間S2には、第2の陳列棚(食品トレイ)22および第3の陳列棚(食品トレイ)23が設置されている。第3の陳列棚23は、第2室12の底壁を兼ねている。第2室12の開放している側の端には、ドア17が閉じたときに、ドア17と接するシール部材(パッキン)29が設けられている。
この本例のショーケース装置1は、第1室11は、加熱調理された商品のうち、たとえばアメリカンドッグなどの「パリッ」とした食感が好まれる商品(高温低湿で保存することが望ましい商品)を陳列するのに適している。第1室11(空間S1)は、温風供給ユニット30から供給される低湿度の温風(加温された相対湿度の低い空気)により、湿度20%〜30%程度、温度65℃〜70℃程度に調整されている。第2室12は、加熱調理された商品のうち、たとえば焼き鳥などの「しっとり」した食感が好まれる商品(高温高湿で保存することが望ましい商品)を陳列するのに適している。第2室12(空間S2)は、陳列される商品から放出される水分に依存して、比較的多湿な雰囲気となる。第2室12と第1室11との間に、湿度センサに連動して開閉するダンパを設けてもよい。
隔壁10cには、第1の前壁16と第2の前壁26との間の空隙S3に対応する位置と、第1の側壁18aと第2の側壁28aとの間の空隙S4に対応する位置と、第1の側壁18bと第2の側壁28bとの間の空隙S5に対応する位置との3箇所に、開口31、32および33が設けられている。
温風供給ユニット30は、隔壁10cを挟んで、陳列室13の前側下方に配置されている。この温風供給ユニット30は、温風を収納室に供給するためのファン34と、そのファン34の出口側に配置されたヒータ35とを備えている。ファン34は、第1の側壁18aと第2の側壁28aとの間の空隙S4に対応する開口32、および、第1の側壁18bと第2の側壁28bとの間の空隙S5に対応する開口33から吸気し、ヒータ35側に向けて送風するように配置されている。ヒータ35は、ファン34よりもハウジング10の後側に配置されている。
このため、図1ないし図3に示すように、ファン34およびヒータ35により所望の温度にまで温められた温風は、第2室12の底壁10cの下側に接するように底壁に沿って前方に流れ、第1の前壁16と第2の前壁26との間S3に対応する開口31から第1室11内に吹き出される。第1の空間S1の内部の空気は、開口32および33をそれぞれ吸い込み口、開口31を吹き出し口として循環する。すなわち、空隙S3が温風を供給するための経路の一部となり、空隙S4およびS5が、温風を吸い込むための経路の一部となる。また、ファン34およびヒータ35により所望の温度にまで温められた温風は、第2の空間S2を間接的に加熱する。
図4は、図1のショーケース装置を後側から見た斜視図であって、その一部を切り欠いて示している。ハウジング10の上部である上壁10aの内部には、後方から見て右側の側壁18aに寄せて、スペース200が設けられている。このスペース200に、電装部品201、本例では、制御基板202およびコントロールパネル203が一体となっている電装部品が収納されている。コントロールパネル203の前面203aは、操作部および表示面を含んでいる。電装部品201は、コントロールパネル203の前面(表示面を兼ねる操作部)203aが後方を向くように、収納スペース200に収納されている。
ハウジング10の上部には、さらに、左右の側壁18bおよび18aの近傍に、後方を向くように、開口81aおよび81bが設けられている。これらの開口81aおよび81bは、換気あるいは冷却用の空気(外気)の吸込み口である。後方から見て右側の開口(吸込み口)81aは、ハウジング10の上部後方であって、コントロールパネル203の前面203aよりも若干左側の側壁18b側に形成されている。この開口81aは、電装部品201の収納スペース200と連通している。
2重構造の天蓋15の左右の縁には、フレーム102aおよび102bに沿って、前後に延びるダクト領域T3およびT4が形成されている。このダクト領域T3およびT4は、溝状の部分(領域)、天蓋15の左右の縁に設けられた溝状の部分を前後に延びたカバーにより覆った構造である。ダクト領域T3は、収納スペース200および開口81aを介して、外部と連通している。また、ダクト領域T4は、開口81bを介して、外部と連通している。
図5に、図1のショーケース装置1を分解斜視図により示している。図6に、図1のショーケース装置1を、カバーおよび化粧板を外した状態で示している。図7に、ショーケース装置1の上壁10の天蓋15の部分を図3中のVII−VII線に沿って切断した断面図を示している。図8に、ショーケース装置1の前壁16を図3中のVIII−VIII線に沿って切断した断面図を示している。
第1の前壁16は、前方からハウジング10の室13内に陳列された商品を見るための窓としての機能を持つ。この第1の前壁(窓)16は上述したように2枚のアクリル板が隙間を開けて重ねられた2重構造である。この第1の前壁16の上縁は、透明な1枚のアクリル板からなる1重構造の隔壁91を介して、前壁16と同様の2重構造になっている天蓋15と接続されている。この1重構造の隔壁91により、窓16および天蓋15に対して溝状の凹みが形成され、さらに、カバー75により覆われることにより左右に延びたダクト領域T0が構成されている。このダクト領域T0は、天蓋15の左右に設けられた前後に延びるダクト領域T3およびT4に繋がっている。
そして、このダクト領域T0に、発光体としての直管状の蛍光灯71が収納されている。このため、蛍光灯71は、窓16の上縁に沿って設けられた透光性の隔壁91を挟んで、陳列室13の室内S1およびS2と対向(対峙)するようにアレンジされ、陳列室13の内部を照明する。カバー75の内面(裏面)は白色に塗装され、あるいは金属面が現れており、リフレクタを兼ねている。カバー75は、ねじ79によりハウジング10の両側のフレーム101aおよび101bに取り付けられる。
窓16の左右の縁は、上記と同様に、透明な1枚のアクリル板からなる1重構造の隔壁92aおよび92bにより、2重構造になっている左右のフレーム101aおよび101bにそれぞれ接続されている(図8参照)。これらの隔壁92aおよび92bにより構成される溝状の部分は、カバー76aおよび76bによりそれぞれ覆われており、2重構造の窓16に対して上下に延びた、ダクト領域T1およびT2が形成されている。これらのダクト領域T1およびT2は、ダクト領域T0を介して、ダクト領域T3およびT4に接続されている。
さらに、これらダクト領域T1およびT2に、発光体としての直管状の蛍光灯72aおよび72bがそれぞれ収納されている。このため、これらの蛍光灯72aおよび72bは、窓16の左右の縁に沿って設けられた透明な隔壁92aおよび92bを挟んで、陳列室13の室内S1およびS2と対向し、陳列室13の内部を照明する。カバー76aおよび76bは、不透明な遮光性で内面はリフレクタを兼ねている。これらのカバー76aおよび76bは、ダクト領域T3およびT4のカバーもそれぞれ兼ねており、天蓋15の左右の縁のフレーム102aおよび102bに沿って天蓋15の左右の縁を前後方向に覆うように略L字状に形成されている。
したがって、カバー76aおよび76bを、それぞれ、フレーム102aおよび101a、およびフレーム102bおよび101bに沿って取り付けることにより、フレーム102aおよび101aと、フレーム102bおよび101bとにそれぞれ沿って、空気が流れるダクト(排気経路)T1およびT3、T2およびT4がそれぞれ構成される。したがって、ダクト領域T0を含め、ダクト領域T1、T2、T3およびT4は連通した領域となり、空気が流れる。カバー76aおよび76bは、フレーム101aおよび102aと、フレーム101bおよび102bに爪などにより係合するように取り付けられ、最終的には、左右に延びる溝状の領域T0を覆うカバー75を介してフレーム101aおよび101bに対してねじ止めされている。本例では、前壁16と蛍光灯71、72aおよび72bが収納されている部分とが、実質的に面一となるように形成されている。
カバー76aと隔壁92aとにより囲まれたダクト領域T1は、天蓋15の縁のダクト領域T3に繋がり、ダクト領域T3は、電装部品201の収納スペース200に連通し、後方を向いた吸込み口81aに繋がっている。また、カバー76bと隔壁92bとにより囲まれた領域T2は、天蓋15の縁のダクト領域T4につながり、さらに、ダクト領域T4は、吸込み口81bに繋がっている。これらの領域T1〜T4により、透明な壁15および16の側縁に沿って延びたフレームに沿って、吸込み口81aおよび81bから吸込まれた空気を、陳列室13の外を通ってハウジング10の下方に導く排気ダクト(排熱経路)80が形成される。この排気経路80は、電装部品201と蛍光灯71、72aおよび72bとにより生じる熱を、上から下に逃がすために、さらに、窓16の下縁に沿って、左右に延びたダクト領域(空気経路)T5と、縦方向に延びた排気ダクトT6を介して、以下に示す排熱用の経路69の放熱ファン68の吸込み側に連通している。
図9に、ショーケース装置1の図3中のIX−IX線に沿って切断した断面図を示している。ショーケース装置1の隔壁10cの下側は、すなわち、ハウジング10の下側は、後方のカウンター内の店員の側からアクセスできる保冷庫50となっている。この保冷庫50は、冷蔵庫52aと冷凍庫52bとに分かれており、それぞれに、後方からアクセスできる蓋51aおよび51bが設けられている。
冷却ユニット60は、冷媒を循環させるコンプレッサ64と、コンデンサ65と、エバポレータ66と、循環ファン67と、放熱ファン68とを備えている。ハウジング10の下方には、コンデンサ65からの熱を排出するための排気用の経路69が形成されている。放熱ファン68を稼動させると、後方の排気口69aから取り込まれた空気は、図9に実線矢印で示したように、冷凍庫52bの横を通り、コンデンサ65を通過し、床に面した下壁10bを介して、外部に排出される。
図6に示すように、窓16の上下および左右の縁に沿って設けられたダクト領域T0〜T2およびT5を含む排熱経路80は、縦方向に延びた空気経路T6を介して排熱用の経路69の放熱ファン68の吸込み側に接続している。したがって、排熱経路80の内部は放熱ファン68の吸込み圧により外気に対して負圧になり、陳列室13の上部に設けられた吸込口81aおよび81bから空気(外気)が排熱経路80に吸込まれる。このため、排熱経路80を空気が流れ、収納スペース200に収納された電装部品201と、領域T0、T1およびT2に収納された蛍光灯71、72aおよび72bとは、冷却(空冷)される。
詳しくは、吸込み口81aから吸い込まれた空気は、収納スペース200内を流通しながら、電装部品201を冷却し、ダクト領域T3に流れて、蛍光灯71の一端に達する。吸込口81bから吸い込まれた空気は、ダクト領域T4を流れて蛍光灯71の他端に達する。ダクト領域T3およびT4を流れた空気は、蛍光灯71の最も発熱する両端を冷やす。さらに、空気は、ダクト領域T1およびT2を上側から下側に、蛍光灯72aおよび72bの略全域を冷却しながら流れる。ダクト領域T1を流れた空気は、ダクト領域(排気経路)T5を介して、ダクト領域T2を流れた空気と合流し、縦方向に伸びたダクト領域(排気経路)T6を介してファン68に吸い込まれる。これにより、電装部品201は、冷却され、その性能が維持される。また、蛍光灯は、一般に、その両端あるいは一端に設けられている点灯装置近傍が発熱するため、このような空気の流れにより、蛍光灯72aおよび72bだけでなく、蛍光灯71も良好に冷却される。
以上のように、このショーケース装置1によれば、ハウジング10の上部に、表示面を兼ねる操作部203aが後方を向くように電装部品201が収納されている。このため、電装部品201の操作部(表示面)203aが見えやすく、操作も容易である。また、このショーケース装置1によれば、後方を向いた吸込み口81aと、この吸込み口81aから吸込まれた空気を電装部品201の収納スペース200を介してハウジング10の下方に導く排気ダクト80とを有している。このため、発熱体である電装部品201を空冷し、その性能を良好に維持することができる。
また、このショーケース装置1によれば、吸込み口81aおよび81bが後側に設けられているため、顧客の目にとまりにくい。したがって、ショーケースとしての見栄えがよい。さらに、このショーケース装置1によれば、排熱は、ハウジングの下側に導かれるため、顧客や店員に向かって温風が吹き出すこともない。
さらに、透光性の壁15および16の側縁に沿って延びたフレーム102a、102b、101aおよび101bに沿って、排気ダクト80が設けられている。このため、排気ダクト80は、顧客がハウジング10の室13内に収納された商品を見る際の邪魔になりにくい。また、外見からはダクト80が設けられていることが判らず、あたかも、透光性の壁15および16に額が設けられているだけのように見える。したがって、デザイン性が良好である。
また、このショーケース装置1によれば、排気ダクト80のハウジング10の室13内に向いた隔壁91、92aおよび92bは透光性であり、隔壁91、92aおよび92bと対向するように、ダクト80内に蛍光灯71、72aおよび72bが収納されている。したがって、蛍光灯71、72aおよび72bからの照明光は、前方、すなわち、顧客の方向から透明な隔壁91、92aおよび92bを介して、ハウジング10の室13内を良好に照明する。しかも、この際、照明光が、窓15や窓16により反射されたりすることはない。このため、前方の窓(透光性の壁)16からハウジング10の内部(陳列室13内)が見やすい。
さらに、排気ダクト80の内、蛍光灯71、72aおよび72bが収納されている部分は、遮光性のカバー75、76aおよび76bにより覆われている。したがって、遮光性のカバー75、76aおよび76bを取り外すことにより、ハウジング10の外側から蛍光灯71、72aおよび72bにアクセスできる。したがって、蛍光灯71、72aおよび72bのメンテナンスや交換が容易である。しかも、蛍光灯71、72aおよび72bは、遮光性のカバー75、76aおよび76bにより覆われているため、蛍光灯71、72aおよび72bからの照明光は、前方の窓16から陳列室13の内部を見る顧客の視野に入りにくい。
しかも、蛍光灯71、72aおよび72bは、隔壁91、92aおよび92bを介して陳列室13の外側に配置されている。このため、蛍光灯71、72aおよび72bは、陳列室13の内部の高温な雰囲気に晒されること無く、また、陳列室13の内部が高温多湿の雰囲気になっても影響されない。したがって、通常の室内照明に採用される蛍光灯を高温多湿の陳列室13の照明として用いることができる。また、隔壁91、92aおよび92bは溝状であるため、ハウジング10の内側に蛍光灯71、72aおよび72bの配置場所を確保することができる。
このショーケース装置1は、ハウジング10の室13内よりも下側に、保冷庫50と、この保冷庫50内を冷却するための冷却ユニット60とを有しており、排気ダクト80が、冷却ユニット60に含まれるファン68の吸込み側に連通している。したがって、排気ダクト80内の排熱を、冷却ユニット60に含まれるファン68により、強制的に外部に排出することができる。
なお、保冷庫50および冷却ユニット60はオプションであり、本発明は、保冷庫50および冷却ユニット60を省いたコンビニエンスストアなどのカウンターに設置するタイプのショーケース装置にも適用できる。この場合、排気ダクト80は、空調ユニット30に含まれるファン34の吸込み側に連通させるとよい。このようにしても、排気ダクト80内の排熱を、空調ユニット30に含まれるファン34により、強制的に外部に排出することができる。
また、本例では、排気ダクトを、天井の縁の一部に沿って延びたフレームと、前壁の縁の一部に沿って延びたフレームとに沿って設けているが、排気ダクトは、側壁や後壁の縁の少なくとも一部に沿って延びたフレームに沿って設けてもよい。さらに、本例では、排気ダクトを、透光性の壁の縁の少なくとも一部に沿って延びたフレームに沿って形成しているが、排気ダクトは、フレーム内に設けてもよい。
本発明の一実施形態にかかるショーケース装置を前側から見た斜視図。 図1のショーケース装置を後側から見た斜視図。 図1中のIII−III線に沿って切断して示す縦断面図。 図1のショーケース装置を後側から見た斜視図であって、電装部品の近傍を一部切り欠いて示す斜視図。 図1のショーケース装置を示す分解斜視図。 図1のショーケース装置をカバーおよび化粧板を外した状態で示す図。 図3中のVII−VII線に沿って切断して示す断面図。 図3中のVIII−VIII線に沿って切断して示す断面図。 図3中のIX−IX線に沿って切断して示す断面図。
符号の説明
1 ショーケース装置、 10 ハウジング
13 収納室(ハウジングの室)、 15 天井(透光性の壁)
16 前壁(透光性の壁)、 30 温風供給ユニット(空調ユニット)
50 保冷庫、 60 冷却ユニット
68 ファン、 71、72a、72b 蛍光灯(発光体)
80 排熱ダクト、 81a、81b 吸込み口
91、92a、92b 透光性の隔壁
101a、101b、102a、102b フレーム
200 収納スペース、 201 電装部品
203a 操作部(表示面)

Claims (5)

  1. 透光性の壁を有し、内部に商品を陳列可能な陳列室を含むハウジングと、
    前記ハウジングの上部に、操作部および/または表示面が後方を向くように収納された電装部品と、
    前記電装部品の収納スペースに連通し、後方を向いた吸込み口と、
    前記吸込み口から吸込まれた空気を、前記収納スペースを介して前記ハウジングの下方に導く排気ダクトであって、前記透光性の壁の縁の少なくとも一部に沿って延びたフレーム内またはこのフレームに沿って設けられた排気ダクトとを有するショーケース装置。
  2. 請求項1において、前記排気ダクトの前記ハウジングの前記陳列室内に向いた隔壁の少なくとも一部は透光性であり、前記排気ダクトに発光体が収納されている、ショーケース装置。
  3. 請求項2において、前記排気ダクトの内、少なくとも前記発光体が収納されている部分は、前記ハウジングの外側から分解可能である、ショーケース装置。
  4. 請求項1において、前記ハウジングの前記陳列室の下側に配置された保冷庫と、この保冷庫を冷却するための冷却ユニットとを有し、
    前記排気ダクトは、前記冷却ユニットに含まれるファンの吸込み側に連通している、ショーケース装置。
  5. 請求項1において、前記ハウジングの前記陳列室の下側に配置され、前記ハウジングの前記陳列室内を空調するための空調ユニットを有し、
    前記排気ダクトは、前記空調ユニットに含まれるファンの吸込み側に連通している、ショーケース装置。
JP2006300350A 2006-11-06 2006-11-06 ショーケース装置 Withdrawn JP2008113870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006300350A JP2008113870A (ja) 2006-11-06 2006-11-06 ショーケース装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006300350A JP2008113870A (ja) 2006-11-06 2006-11-06 ショーケース装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008113870A true JP2008113870A (ja) 2008-05-22

Family

ID=39500341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006300350A Withdrawn JP2008113870A (ja) 2006-11-06 2006-11-06 ショーケース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008113870A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020130708A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 日本ヒーター機器株式会社 ショーケース
KR20220070724A (ko) * 2020-11-23 2022-05-31 박창훈 진열장

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020130708A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 日本ヒーター機器株式会社 ショーケース
KR20220070724A (ko) * 2020-11-23 2022-05-31 박창훈 진열장
KR102564461B1 (ko) 2020-11-23 2023-08-04 박창훈 진열장

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1803377A1 (en) Refrigerated display case with LED lighting
US11913712B2 (en) Wall panel for an appliance
JP7371149B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JP2008073337A (ja) ショーケース装置
JP2008113870A (ja) ショーケース装置
JP6993817B2 (ja) 冷蔵庫
JP5612981B2 (ja) ショーケース装置
KR200432844Y1 (ko) 장식장 겸용 에어컨
JP2006308194A (ja) 冷蔵ショーケース
JP2007301343A (ja) ショーケース装置
JPH1151533A (ja) 冷蔵ショーケース
JP2586593Y2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプによる店舗内装の照射構造
JP6735855B2 (ja) ショーケース
JP5191037B2 (ja) オープンショーケース
JP4971711B2 (ja) 低温ショーケース
JPH0311284A (ja) ショーケース
JP5619513B2 (ja) ショーケース
JP2007075439A (ja) カウンタユニット
JPH1163805A (ja) オープンショーケース
KR100786632B1 (ko) 장식장 겸용 에어컨
JP2003284629A (ja) 冷蔵庫
JP2005087628A (ja) オープンショーケース
JP2003144276A (ja) オープンショーケース
JP2013153950A (ja) ショーケース
JP2002115952A (ja) ショーケース

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100202