JP2020130708A - ショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】商品を加熱するヒーター部材を有するショーケースに関し、信頼性および耐久性の高いショーケースを提供する。【解決手段】ショーケースは、内部空間を外部空間から隔離するケース本体と、商品載置部を有する商品載置ユニットと、商品を加熱するヒーター部材と、照明装置と、電装部品と、冷却装置とを具備する。照明装置は、ケース本体に配置されるLEDを含む。冷却装置は、空気を取り込むファンと、ファンによって取り込まれた空気をLEDに向けて送る空気ダクトとを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、ショーケースに関する。
食品等の商品を陳列するショーケースが知られている。ショーケースは、例えば、コンビニエンスストア等の店舗に設置される。ショーケースの前面の少なくとも一部は、透明な部材によって構成されており、客は、ショーケースの内部を視認することが可能である。ショーケースには、客が自ら商品を取り出すように構成されたセルフサービス型のショーケースと、店員が商品を取り出すように構成された注文型のショーケースとがある。
関連する技術として、特許文献1には、ショーケース装置が開示されている。特許文献1には、ハウジングの上部に収納された電装部品を空冷することが記載されている。
特開2008−113870号公報
本発明の目的は、商品を加熱するヒーター部材を有するショーケースに関し、信頼性および耐久性の高いショーケースを提供することにある。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
いくつかの実施形態におけるショーケースは、内部空間(SP1)を外部空間(TP)から隔離するケース本体(2)と、前記内部空間(SP1)に配置される商品載置部(41)を有する商品載置ユニット(4)と、前記商品載置部(41)上に配置される商品(M)を加熱するヒーター部材(5)と、前記商品(M)を照明する照明装置(7)と、前記ヒーター部材(5)を作動させる電装部品(61)と、前記ヒーター部材(5)によって加熱された前記照明装置(7)を冷却する冷却装置(8)とを具備する。前記照明装置(7)は、前記ケース本体(2)内に配置されるLED(71)を含む。前記冷却装置(8)は、前記外部空間(TP)から空気を取り込むファン(81)と、前記ファン(81)によって取り込まれた前記空気を前記LED(71)に向けて送る空気ダクト(83)とを含む。
上記ショーケースにおいて、前記商品(M)が配置される空間(SP1)と、前記空気ダクト(83)内の空間(SP2)とは互いに隔離されていてもよい。また、前記冷却装置(8)は、前記商品(M)を冷却することなく前記照明装置(7)を冷却してもよい。
上記ショーケースにおいて、前記ファン(81)によって取り込まれた前記空気は、前記電装部品(61)を冷却してから前記LED(71)に向けて送られるか、あるいは、前記LED(71)を冷却してから前記電装部品(61)に向けて送られるように構成されていてもよい。
上記ショーケースにおいて、前記照明装置(7)は、ショーケース幅方向に沿って配置される複数の前記LED(71)を含んでいてもよい。前記空気ダクト(83)は、複数の前記LED(71)を冷却するために前記ショーケース幅方向に沿って配置される第1ダクト(831)を含んでいてもよい。
上記ショーケースにおいて、複数の前記LED(71)を含む照明ユニット(70)が、前記ケース本体(2)から取り外し可能であってもよい。また、前記照明ユニット(70)は、前記ショーケース幅方向に沿って配置される前記第1ダクト(831)を有していてもよい。
上記ショーケースにおいて、前記ケース本体(2)は、頂部(23)と、底部(24)と、前記頂部(23)と底部(24)とを連結し、前記底部(23)から前記頂部(24)に向かう方向に延在する第1連結部材(25a)とを含んでいてもよい。また、前記空気ダクト(83)の一部を構成する第2ダクト(832)が、前記第1連結部材(25a)内に配置されていてもよい。
上記ショーケースは、前記電装部品(61)を囲む第1筐体(65)と、前記電装部品(61)を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクト(87)とを更に具備していてもよい。前記電装部品冷却空気用ダクト(87)は、前記第1筐体(65)の頂部(651)の上に形成されていてもよい。また、前記電装部品冷却空気用ダクト(87)は、前記第1筐体(65)の前記頂部(651)に沿う方向の空気流路を規定してもよい。
上記ショーケースにおいて、前記電装部品冷却空気用ダクト(87)は、前記第1筐体(65)の頂部(651)と、最下段の前記ヒーター部材(5a)との間に配置されていてもよい。
いくつかの実施形態におけるショーケースは、内部空間(SP1)を外部空間(TP)から隔離するケース本体(2)と、前記内部空間(SP1)に配置される商品載置部(41)を有する商品載置ユニット(4)と、前記商品載置部(41)上に配置される商品(M)を加熱するヒーター部材(5)と、前記商品(M)を照明する照明装置(7)と、前記ヒーター部材(5)を作動させる電装部品(61)と、前記電装部品(61)を囲む第1筐体(65)と、前記ヒーター部材(5)によって加熱された前記電装部品(61)を冷却する冷却装置(8)とを具備する。前記冷却装置(8)は、前記外部空間(TP)から空気を取り込むファン(81)と、前記電装部品(61)を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクト(87)とを含む。前記電装部品冷却空気用ダクト(87)は、前記第1筐体(65)の頂部(651)の上に形成されている。また、前記電装部品冷却空気用ダクト(87)は、前記第1筐体(65)の前記頂部(651)に沿う方向の空気流路を規定する。
本発明により、商品を加熱するヒーター部材を有するショーケースに関し、信頼性および耐久性の高いショーケースを提供することができる。
図1は、実施形態におけるショーケースを模式的に示す概略縦断面図である。なお、図1は、商品載置ユニットが引き出し位置にある状態を示す。 図2は、実施形態におけるショーケースを模式的に示す概略縦断面図である。なお、図2は、商品載置ユニットが収納位置にある状態を示す。 図3は、冷却装置の各構成要素の配置例について説明するための模式図である。 図4は、照明ユニットを模式的に示す概略斜視図である。 図5は、実施形態におけるショーケースを模式的に示す概略縦断面図である。 図6は、電装部品冷却空気用ダクトの配置例を模式的に示す概略断面図である。 図7は、実施形態におけるショーケースを模式的に示す概略縦断面図である。 図8は、実施形態におけるショーケースを模式的に示す概略斜視図である。 図9は、実施形態におけるショーケースを模式的に示す概略斜視図である。 図10は、実施形態におけるショーケースを模式的に示す概略縦断面図である。
以下、実施形態におけるショーケース1に関して、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同じ機能を有する部材については、同一の符号が付され、同一の符号が付されている部材について、繰り返しの説明は省略される。
(用語の定義)
本明細書において、ショーケース1の内部からショーケース1の正面に向かう方向を「第1方向」と定義し、第1方向と反対方向に向かう方向を「第2方向」と定義する。注文型のショーケースでは、一般的に、開閉部材28が、店員と対面する側(換言すれば、背面側)に配置される。この場合、開閉部材28の配置される側が、本明細書では、第2方向側である。他方、セルフサービス型のショーケースでは、一般的に、開閉部材28は、客と対面する側(換言すれば、正面側)に配置される。この場合、開閉部材28の配置される側が、本明細書では、第1方向側である。また、開閉部材28が、客と対面する側に配置され、かつ、第2開閉部材9が、店員と対面する側に配置されることも想定される。この場合、本明細書では、開閉部材28の配置される側を第1方向側と定義する。また、本明細書では、第1方向側のことを「前方」と呼び、第2方向側のことを「後方」と呼ぶ。
本明細書において、ショーケース1の正面からショーケース内に向かう方向に沿って見て(すなわち、第1方向側から第2方向側に向かう方向に沿って見て)右側を「右側」と定義し、ショーケース1の正面からショーケース内に向かう方向に沿って見て左側を「左側」と定義する。
本明細書において、店員および客(消費者)のことをまとめて「ユーザー」と呼ぶ。換言すれば、ユーザーには、店員および客(消費者)が含まれる。
(実施形態)
図1乃至図7を参照して、実施形態におけるショーケース1について説明する。図1および図2は、実施形態におけるショーケース1を模式的に示す概略縦断面図である。なお、図1は、商品載置ユニット4が引き出し位置にある状態を示し、図2は、商品載置ユニット4が収納位置にある状態を示す。図3は、冷却装置8の各構成要素の配置例について説明するための模式図である。図4は、照明ユニット70を模式的に示す概略斜視図である。図5は、実施形態におけるショーケース1を模式的に示す概略縦断面図である。図6は、電装部品冷却空気用ダクト87の配置例を模式的に示す概略断面図(水平面に対して多少傾斜した面における断面図であって、上から下を見た時の断面図)である。図7は、実施形態におけるショーケース1を模式的に示す概略縦断面図(空気ダクト83aの内部構造を示す断面図)である。
図1に示されるように、実施形態におけるショーケース1は、ケース本体2と、商品載置ユニット4と、ヒーター部材5と、電装部品61と、照明装置7と、冷却装置8と、を備える。なお、図1に記載の例では、ケース本体2は、筐体部20と、筐体部20の開口部OPを開閉可能な開閉部材28とを備える。
ケース本体2は、商品Mが配置される内部空間SP1を、外部空間TPから隔離する。図1に記載の例では、ショーケース1は、クローズ型のショーケースである。換言すれば、全ての開閉部材28が閉位置にあるとき、内部空間SP1は、ケース本体2によって密閉される。なお、本明細書において、「密閉」とは、完全密閉に限定されない。換言すれば、部材間の隙間から空気が徐々に漏出する状態であっても、内部空間SP1が、内部空間SP1を規定する部材によって実質的に完全に囲まれていれば、「密閉」であるとみなされる。
図1に記載の例では、ケース本体2の筐体部20は、側壁21と、頂部23と、底部24と、商品載置ユニット4あるいは商品Mが通過可能な開口部OPとを備える。開口部OPは、ケース本体2の一部を構成する開閉部材28によって開閉可能である。なお、開閉部材28は、筐体部20に取り付けられている。図1に記載の例では、開閉部材28は、水平方向に平行な軸AXまわりに回動可能なように、筐体部20に取り付けられている。
商品載置ユニット4は、商品Mを載置する商品載置部41を有する。商品載置ユニット4の商品載置部41は、ケース本体2によって規定される内部空間SP1内に配置される。図1に記載の例では、商品載置ユニット4は、ケース本体2から引き出し可能なユニットである。換言すれば、商品載置ユニット4は、商品載置部41がケース本体2内に配置された収納位置と、商品載置部41がケース本体2外に引き出された引出位置との間で位置変更可能である。なお、図2に記載の例では、商品載置ユニット4が収納位置にある場合であっても、商品載置ユニット4の把手部48は、ケース本体2外に位置するように構成されている。
商品載置ユニット4の商品載置部41には、揚げ物、加温食品等の商品が載置される。商品は、直接、あるいは、トレイ等を介して、商品載置ユニット4上に載置される。
ヒーター部材5は、商品載置部41上に配置される商品Mを加熱する部材である。ヒーター部材5は、商品載置ユニット4が収納位置にあるときに、商品載置部41の直下に位置することが好ましい。
電装部品61は、ヒーター部材5を含む電力供給対象部材を作動させる部品である。電装部品61は、ヒーター部材5等に電力を供給すること、および/または、ヒーター部材5等を制御することが可能である。ヒーター部材5は、受け取った電力を熱エネルギに変換することにより発熱する。なお、電装部品61は、後述のLED71を作動させてもよい(換言すれば、電装部品61は、LED71に電力を供給してもよいし、LED71を制御してもよい)。また、電装部品61は、後述のファン81を作動させてもよい(換言すれば、電装部品61は、ファン81に電力を供給してもよいし、ファン81を制御してもよい)。
照明装置7は、商品Mを照明する装置である。図1に記載の例では、照明装置7は、ケース本体2内に配置されるLED71(Light Emitting Diode)を含む。
商品Mを加熱するヒーター部材5と、LED71との間の距離は、例えば、50cm以下、30cm以下、20cm以下、あるいは、10cm以下である。特に、ヒーター部材5の水平方向前方に、LED71を配置する場合、ヒーター部材5とLED71との間の距離が小さくなる。加えて、図1に記載の例では、LED71が、ケース本体2内に配置されている。このため、LED71がヒーター部材5によって加熱されることにより、LED71の温度が上昇する。なお、商品Mを加熱するヒーター部材5と、LED71との間の距離は、50cm以下に限定されない。例えば、ヒーター部材によって加熱された空気が、ケース本体2内を循環するように構成される場合、ヒーター部材と、LED71との間の距離を、相対的に大きくすることができる。また、LED71は、ヒーター部材5によって直接的または間接的に加熱されることに加え、LED71自体の自己発熱によっても温度上昇する。
商品を加熱するヒーター部材を備えたショーケースでは、ケース本体によって規定される内部空間が高温状態となる。このため、耐久性の観点から、LEDをケース本体外に配置せざるを得なかった。換言すれば、LEDおよびヒーター部材の両方をケース本体内に配置したショーケースは、耐久性の観点から、実用化困難であった。
そこで、図1に記載のショーケース1は、ヒーター部材5によって加熱された照明装置7(より具体的には、LED71)を冷却する冷却装置8を備えることを特徴とする。なお、本明細書において、「ヒーター部材によって加熱」とは、ヒーター部材によって直接的に加熱されることに加え、ヒーター部材によって間接的に加熱されることも包含される。例えば、ヒーター部材によって加熱された空気が、ケース本体2内を循環するように構成される場合、照明装置7(より具体的には、LED71)は、ヒーター部材によって間接的に加熱されることとなる。
ヒーター部材5を最大出力で作動させると、ヒーター部材5の周囲の温度は、摂氏80度以上、摂氏100度以上、摂氏120度以上、あるいは、摂氏140度以上となる。ヒーター部材5の近傍に配置されるLED71を効果的に冷却するために、冷却装置8は、ファン81(図3を参照。)を用いてLEDを強制冷却することが好ましい。ファン81は、内部空間SP1内の空気の温度よりも温度が低い空気を外部空間TPから取り込む。
また、冷却装置8(強制冷却装置)は、ファン81によって取り込まれた空気をLED71に向けて送る空気ダクト83を備えることが好ましい。空気ダクト83は、LED71に向かう空気流路(より具体的には、管路)を規定する。図1に記載の例では、LED71が空気ダクト83内に配置されている。代替的に、LED71が空気ダクト83の外部に配置され、LED71から空気ダクト83への熱伝導によりLED71が冷却されるようにしてもよい。また、図1に記載の例では、LED71の下面が透明部材74によって覆われている。この場合、LED71が汚れることが抑制される。また、図1に記載の例では、透明部材74が空気ダクト83の一部を構成している。代替的に、空気ダクト83が、透明部材74とは独立して形成されてもよい。
実施形態におけるショーケース1では、内部空間SP1内の空気の温度よりも温度が低い空気が流れる空気ダクト83を用いて、LED71が冷却される。このため、ヒーター部材5の周囲の温度が、摂氏100度以上、摂氏120度以上、あるいは、摂氏140度以上となる場合であっても、LED71の温度を、摂氏100度未満、摂氏90度未満、あるいは、摂氏80度未満に維持可能である。また、ヒーター部材5の周囲の温度が、摂氏80度以上100度未満となる場合には、LED71の温度を摂氏80度未満に維持可能である。その結果、ケース本体2内に配置されるLED71の耐久性が向上し、信頼性および耐久性の高いショーケース1が提供される。
なお、ケース本体2の内部空間SP1が高温となること、および/または、内部空間SP1に面する照明装置7に食品からの油分が付着することを考慮すれば、照明装置7(より具体的には、LED71)をケース本体2外に配置することが技術常識である。これに対し、実施形態では、敢えて、ヒーター部材5および照明装置7(より具体的には、LED71)の両方をケース本体2内に配置し、かつ、照明装置7(より具体的には、LED71)を強制的に冷却する機構を採用している点で画期的である。なお、LED71等の照明装置7がケース本体2内に配置される場合には、ショーケースのケース本体の正面外方に照明装置7を露出させる必要がない。このため、ショーケースの正面側からショーケースの内部を視認するときのショーケースの見栄えが向上する。また、LED71等の照明装置7がケース本体2内に配置される場合、照明装置7と商品との間の距離が短くなる。このため、同じ出力で商品を照明する場合であっても、商品をより明るく照明することができる。さらに、LED71等の照明装置7がケース本体2内に配置される場合、フロントガラス等の透明部材の色が商品に映り込みにくい。よって、商品の見栄えも向上する。
実施形態において、商品Mが配置される内部空間SP1と、空気ダクト83内の空間SP2とは互いに隔離されていることが好ましい。この場合、冷却装置8(換言すれば、空気ダクト83に供給された空気)は、商品Mを冷却することなく照明装置7(より具体的には、LED71)を冷却することとなる。また、商品Mが配置される内部空間SP1と、空気ダクト83内の空間SP2とが互いに隔離されている場合には、空気ダクト83内の空間SP2が、食品からの油分によって汚染されることが防止される。よって、空気ダクト83内部を清掃する必要がないか、あるいは、空気ダクト83内部を清掃する頻度が低減される。
図1に記載の例では、ヒーター部材5は、ケース本体2に固定されている(換言すれば、ヒーター部材5は、ケース本体2に対して相対移動不能である)。これに対し、商品載置ユニット4は、ケース本体2に対して相対移動可能である。商品載置ユニット4がヒーター部材5に対して相対移動する場合、商品載置ユニット4とヒーター部材5との間には隙間が形成されることとなる。この場合、ヒーター部材5から商品載置ユニット4への熱伝導が低下するため、ヒーター部材5の発熱量をより大きくせざるを得ない。そのような場合であっても、実施形態では、LED71が強制冷却されるため、LED71の耐久性に問題が生じることはない。また、図1に記載の例では、ヒーター部材5の水平方向前方側にLED71を配置され、ヒーター部材5とLED71との間の距離が小さい。このため、LED71が、ヒーター部材5によって加熱されやすい。しかし、実施形態では、LED71が強制冷却されるため、LED71の耐久性に問題が生じることはない。なお、ヒーター部材5を含むヒーターユニット50から、照明ユニット70への熱伝導を抑制する観点から、ヒーターユニット50の前端と照明ユニット70の後端との間には隙間G(図1を参照。)が形成されていることが好ましい。
照明装置7の冷却効率を向上させるために、照明装置7の一部分が外部空間TPに面し、照明装置7の一部分が内部空間SP1に面するようにしてもよい。この場合、ヒーター部材5によって加熱された照明装置7から、照明装置7のうちの外部空間TPに面する面75を介して、外部空間TPに熱が放熱される。図1に記載の例では、照明装置7の前方側の面75が、外部空間TPに面している。なお、照明装置7のうちの外部空間TPに面する面75がアルミ等の金属材によって形成されている場合には、放熱効率が高い。また、照明装置7の金属材の一面が外部空間TPに面する面75であり、当該金属材の他の一面76がLED基板72と接触する面である場合には、更に放熱効率が高い。
図1に記載の例では、ヒーター部材5が、電装部品61の近傍にも配置されている。この場合、電装部品61もヒーター部材5によって加熱される。なお、図1に記載の例では、電装部品61、および、電装部品61を収納する第1筐体65(図5を参照。)が、ケース本体2の底部24に配置されている。
実施形態におけるショーケース1において、LED71と電装部品61とを同時に冷却するために、ファン81によって取り込まれた空気が、電装部品61を冷却してからLED71に向けて送られるか、あるいは、LED71を冷却してから電装部品61に向けて送られるようにしてもよい。より具体的には、LED71を冷却する空気が流れる空気ダクト83(すなわち、LED冷却空気用ダクト)と、電装部品61を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクト87とが互いに連通するようにしてもよい。この場合、電装部品冷却空気用ダクト87を通って流れた空気が空気ダクト83に供給されるか、あるいは、空気ダクト83を通って流れた空気が電装部品冷却空気用ダクト87に供給されることとなる。
LED71を冷却する空気が流れる空気ダクト83と、電装部品61を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクト87とが互いに連通している場合、ファン81の数を増加させることなく、LED71および電装部品61の両方を効果的に冷却することができる。なお、図1に記載の例では、商品Mが配置される内部空間SP1と電装部品61が配置される空間SP3とが互いに隔離されている。また、電装部品61が配置される空間SP3および商品Mが配置される内部空間SP1と、電装部品冷却空気用ダクト87とが互いに隔離されている。
(冷却装置8の配置例)
図3および図4を参照して、実施形態における冷却装置8の各構成要素の配置例について説明する。
冷却装置8は、外部空間TPから空気を取り込むファン81と、空気吸引口82と、ファン81によって取り込まれた空気をLED71に向けて送る空気ダクト83と、空気排出口84とを備える。
図3に記載の例では、照明装置7は、複数のLED71を含む。また、複数のLED71は、ショーケース1の幅方向(ショーケースの右側板から左側板に向かう方向)に沿って配置されている。また、空気ダクト83は、複数のLED71を冷却するためにショーケース1の幅方向に沿って配置される第1ダクト831を含む。第1ダクト831内の空間は、ケース本体2内の商品Mが配置される空間から隔離されていることが好ましい。
冷却装置8が、ショーケース1の幅方向に沿って配置される第1ダクト831を含む場合、複数のLED71を同時に効率的に冷却することができる。また、第1ダクト831内の空間が、ケース本体2内の商品Mが配置される空間から隔離されている場合には、第1ダクト831を流れる空気によって商品Mが冷却されることが防止される。
図3に記載の例では、照明装置7は、ショーケース1の幅方向に沿って配置され、最下段の商品載置ユニット上の商品を照明する第1組の複数のLED71aと、ショーケース1の幅方向に沿って配置され、最上段の商品載置ユニット上の商品を照明する第2組の複数のLED71bとを含む。照明装置7は、ショーケース1の幅方向に沿って配置され、中段の商品載置ユニット上の商品を照明する第3組の複数のLED71cを備えていてもよい。なお、本明細書において、「中段」とは、「最上段」と「最下段」との間のことを意味する。よって、例えば、実施形態におけるショーケース1が、4段の商品載置ユニットを備える場合には、上から2段目の商品載置ユニット、および、上から3段目の商品載置ユニットが、中段の商品載置ユニットである。
図3に記載の例では、第1ダクト831は、第1組の複数のLED71aを冷却する空気が流れる最下段ダクト831aと、第2組の複数のLED71bを冷却する空気が流れる最上段ダクト831bとを含む。また、最下段ダクト831aと、最上段ダクト831bとは、互いに平行である。なお、第1ダクト831は、第3組の複数のLED71cを冷却する空気が流れる中段ダクト831cを含んでいてもよい。また、中段ダクト831cが、最上段ダクト831bと平行に配置されていてもよい。
図3に記載の例では、第1組の複数のLED71aが、最下段ダクト831aの外部に配置され、当該複数のLED71aと最下段ダクト831aとが熱伝導部材(例えば、LED基板72a)を介して接続されている。代替的に、あるいは、付加的に、第1組の複数のLED71aが、最下段ダクト831aの内部に配置されていてもよい。
図3に記載の例では、第2組の複数のLED71bが、最上段ダクト831bの外部に配置され、当該複数のLED71bと最上段ダクト831bとが熱伝導部材(例えば、LED基板72b)を介して接続されている。代替的に、あるいは、付加的に、第2組の複数のLED71bが、最上段ダクト831bの内部に配置されていてもよい。
図3に記載の例では、第3組の複数のLED71cが、中段ダクト831cの外部に配置され、当該複数のLED71cと中段ダクト831cとが熱伝導部材(例えば、LED基板72c)を介して接続されている。代替的に、あるいは、付加的に、第3組の複数のLED71cが、中段ダクト831cの内部に配置されていてもよい。
図4に示されるように、複数のLED71を含む照明ユニット70は、ケース本体2から取り外し可能であってもよい。また、照明ユニット70は、上述の第1ダクト831を有していてもよい。複数のLED71および第1ダクト831を備えた照明ユニット70が、ケース本体2から取り外し可能である場合、LED71(または、照明ユニット70全体)の交換が容易である。また、照明ユニット70(例えば、LED71または第1ダクト831)の清掃等のメンテナンスが容易である。
また、照明ユニット70が、第1ダクト831を有する場合、照明ユニット70をケース本体2に取り付けるだけで、LED71を冷却する空気が通る空気ダクト83を組み立てることができる。なお、図4に記載の例では、照明ユニット70は、ケース本体2自体に形成される空気ダクト、および/または、ファン81とは別体である。
図4に記載の例では、照明ユニット70は、第1組の複数のLED71aおよび最下段ダクト831aを備えた第1照明ユニット70aと、第2組の複数のLED71bおよび最上段ダクト831bを備えた第2照明ユニット70bとを含む。第2照明ユニット70bは、第1照明ユニット70aとは別体である。照明ユニット70は、第3組の複数のLED71cおよび中段ダクト831cを備えた第3照明ユニット70cを含んでいてもよい。
図4に記載の例では、照明ユニット70(より具体的には、第1照明ユニット70a、第2照明ユニット70b、または、第3照明ユニット70c)は、照明ユニット70内の第1ダクト831に空気を送る入口開口702と、当該第1ダクト831から空気を取り出す出口開口704とを含む。入口開口702は、照明ユニット70の第1端部701(照明ユニット70の長手方向端部)に配置され、出口開口704は、照明ユニット70の第2端部703(第1端部701とは反対側の端部)に配置されている。
照明ユニット70が、ケース本体2に取り付けられると、入口開口702は、ケース本体の第1側部(例えば、右側壁)に沿って配置された第2ダクト832(図3を参照。)と接続される。また、照明ユニット70が、ケース本体2に取り付けられると、出口開口704は、ケース本体の第2側部(例えば、左側壁)に沿って配置された第3ダクト833(図3を参照。)と接続される。
図3に記載の例では、ケース本体2は、頂部23と、底部24と、底部24から頂部23に向かう方向に延在する第1連結部材25a(より具体的には、第1柱部材)とを有する。第1連結部材25aは、当該第1連結部材25a内に配置された第2ダクト832を含む。空気ダクト83の一部を構成する第2ダクト832が、第1連結部材25a内に配置される場合、第1連結部材25aは、構造部材としての機能と、空気流路としての機能を併せ持つこととなる。また、第2ダクト832が、第1連結部材25a内に配置されていることにより、第2ダクト832が損傷しにくい。なお、第2ダクト832を第1連結部材25a内に配置する方法としては、第1連結部材25aの壁をそのまま第2ダクト832として用いる方法と、第1連結部材25aの壁内に、第1連結部材25aの壁とは別体の第2ダクト832を配置する方法とがある。また、第2ダクト832を規定する壁の一部を第1連結部材25aによって構成し、第2ダクト832を規定する壁の他の一部を第1連結部材25a以外の部材によって構成してもよい。
図3に記載の例では、ケース本体2は、底部24から頂部23に向かう方向に延在する第2連結部材25b(より具体的には、第2柱部材)を有する。第2連結部材25bは、当該第2連結部材25b内に配置された第3ダクト833を含む。空気ダクト83の一部を構成する第3ダクト833が、第2連結部材25b内に配置されている場合、第2連結部材25bは、構造部材としての機能と、空気流路としての機能を併せ持つこととなる。また、第3ダクト833が、第2連結部材25b内に配置されていることにより、第3ダクト833が損傷しにくい。なお、第3ダクト833を第2連結部材25b内に配置する方法としては、第2連結部材25bの壁をそのまま第3ダクト833として用いる方法と、第2連結部材25bの壁内に、第2連結部材25bの壁とは別体の第3ダクト833を配置する方法とがある。また、第3ダクト833を規定する壁の一部を第2連結部材25bによって構成し、第3ダクト833を規定する壁の他の一部を第2連結部材25b以外の部材によって構成してもよい。
図3に記載の例では、ケース本体2は、空気吸引口82を備える。空気吸引口82は、例えば、ケース本体2のうち背面(店員側の面)に形成される。図3に記載の例では、空気吸引口82の高さは、最下段ダクト831aの高さよりも低い。ただし、空気吸引口82の高さは、図3に記載の例に限定されない。例えば、空気吸引口82の高さは、最上段ダクト831bの高さより高くてもよい。なお、図3に記載の例では、空気吸引口82にフィルタ部材85が配置されているが、当該フィルタ部材85は省略されてもよい。
図3に記載の例では、ケース本体2内にファン81が配置されている。図3に記載の例では、ファン81を駆動することにより、空気吸引口82から取り入れられた空気は、電装部品冷却空気用ダクト87、および、第2ダクト832に供給される。
図3に記載の例では、空気吸引口82から取り入れられた空気は、電装部品冷却空気用ダクト87、第2ダクト832、第1ダクト831、第3ダクト833を順番に通過する。第3ダクト833に入った空気は、ケース本体2に形成された空気排出口84から排出される。換言すれば、第3ダクト833は、LED71の冷却に使用された空気を、外部空間TPに排出する空気排出口84と連通している。
図3に記載の例では、空気排出口84の高さは、最上段ダクト831bの高さよりも高い。ただし、空気排出口84の高さは、図3に記載の例に限定されない。例えば、空気排出口84の高さは、最下段ダクト831aの高さより低くてもよい。なお、空気排出口84が、ケース本体2の頂部23に設けられる場合、より具体的には、空気排出口84が、頂部23から上方に向かって空気を排出する場合、排出された空気がユーザーに直接的に当たることがない。よって、空気排出口84からの空気がユーザーに当たることにより、ユーザーが不快に感じることがない。
図3に記載の例では、第2ダクト832は、最下段ダクト831a、および、最上段ダクト831bの両方に空気を供給する供給側ダクトとして機能する。付加的に、第2ダクト832は、中段ダクト831cに空気を供給するダクトとして機能してもよい。最下段ダクト831aの入口開口、および、最上段ダクト831bの入口開口(並びに、中段ダクト831cの入口開口)を、1つの供給側ダクト(例えば、第2ダクト832)と接続することにより、供給側ダクトの数を増加させることなく、複数の第1ダクト(831a、831b、831c)に空気を供給することが可能となる。
図3に記載の例では、第3ダクト833は、最下段ダクト831a、および、最上段ダクト831bの両方から空気を受け取る排出側ダクトとして機能する。付加的に、第3ダクト833は、中段ダクト831cから空気を受け取るダクトとして機能してもよい。最下段ダクト831aの出口開口、および、最上段ダクト831bの出口開口(並びに、中段ダクト831cの出口開口)を、1つの排出側ダクト(例えば、第3ダクト833)と接続することにより、排出側ダクトの数を増加させることなく、複数の第1ダクト(831a、831b、831c)から空気を取り出すことが可能となる。
(電装部品冷却空気用ダクト87の配置例)
図5および図6を参照して、実施形態における電装部品冷却空気用ダクト87の配置例について説明する。
図5に記載の例では、ショーケース1は、電装部品61を囲む第1筐体65を含む。また、図5に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87が、第1筐体65の頂部の上に形成されている。より具体的には、図5に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87の底面871は、前記第1筐体65の頂部上面によって構成されている。
図5に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87と、第1筐体65内の空間SP3とが、第1筐体65の頂部によって隔離されている。電装部品冷却空気用ダクト87と第1筐体65内の空間とが隔離されることにより、電装部品冷却空気用ダクト87を流れる空気が、電装部品61に直接的に当たることが防止される。この場合、電装部品冷却空気用ダクト87を流れる空気に含まれる粉塵が、電装部品61に堆積することが防止される。
図6に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87は、第1筐体65の頂部651に沿う方向の空気流路を規定している。空気流路が、第1筐体65の頂部651に沿っていることにより、第1筐体65の頂部651が効果的に冷却され、その結果、第1筐体65の頂部651と接する第1筐体65内の空気が冷却される。また、第1筐体65内の空気が冷却されることにより、電装部品61が冷却される。
図5に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87は、第1筐体65の頂部651と、最下段のヒーター部材5aとの間に配置されている。この場合、電装部品冷却空気用ダクト87は、電装部品61を冷却する空気が通る流路として機能するとともに、ヒーター部材5aからの熱が第1筐体65に伝わるのを抑制する断熱空気層を形成する断熱部材としても機能する。
電装部品61を収納する第1筐体65の直上にヒーター部材5aが配置される場合、第1筐体65がヒーター部材5aによって加熱されやすい(例えば、ヒーター部材5aと第1筐体65の頂部651との間の最小距離は、15cm以下、10cm以下、あるいは、5cm以下である。)。しかし、図5に記載の例では、電装部品61とヒーター部材5aとの間に電装部品冷却空気用ダクト87が配置され、当該電装部品冷却空気用ダクト87が断熱部材として機能する。このため、ヒーター部材5aによって第1筐体65が加熱されることが効果的に抑制される。
図5に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87の頂部を構成する部材と、電装部品冷却空気用ダクト87の底部を構成する部材とが別部材である。この場合、電装部品冷却空気用ダクト87の頂部を構成する部材を、電装部品冷却空気用ダクト87の底部を構成する部材に取り付けることにより、電装部品冷却空気用ダクト87が組み立てられる。なお、電装部品冷却空気用ダクト87の頂部を構成する部材の熱伝導率および/または熱輻射率を、電装部品冷却空気用ダクト87の底部を構成する部材の熱伝導率および/または熱輻射率より低くしてもよい。
図6に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87は、第1筐体65の第1端部から第2端部に向かう方向の空気流れを形成する第1部分87aと、第1筐体65の第2端部から第1端部に向かう方向の空気流れを形成する第2部分87bと、第1筐体65の第1端部から第2端部に向かう方向の空気流れを形成する第3部分87cとを備える。ただし、電装部品冷却空気用ダクト87の流路の配置は、図6に記載の例に限定されない。
電装部品冷却空気用ダクト87は、空気取入口872および空気取出口873を備える。図6に記載の例では、空気取入口872は、ファン81が配置されるファン収納室に接続されている。
図6に記載の例では、電装部品冷却空気用ダクト87は、連結ダクト88を介して、上述の第2ダクト832に接続されている。この場合、電装部品61の冷却に使用された空気は、LED71を冷却するために再利用される。
代替的に、電装部品冷却空気用ダクト87は、連結ダクト88を介して、上述の第3ダクト833に接続されるようにしてもよい。この場合、LED71の冷却に使用された空気が、電装部品61を冷却するために再利用されることとなる。
図5および図6に記載の例では、ショーケース1が、電装部品冷却空気用ダクト87を備え、電装部品61が、電装部品冷却空気用ダクト87を流れる空気によって、効果的に冷却される。その結果、ケース本体2内に配置される電装部品61の耐久性が向上し、信頼性および耐久性の高いショーケース1が提供される。
(ケース本体2の底部24から頂部23に向かう方向に延在する空気ダクト83aの構造の一例)
図7に記載の例では、ショーケース1は、ケース本体2の底部24から頂部23に向かう方向に延在する空気ダクト83a(より具体的には、ケース本体2の柱部材内に配置された空気ダクト83a)を備える。当該空気ダクト83aは、上述の第2ダクト832であってもよいし、上述の第3ダクト833であってもよい。空気ダクト83aは、例えば、上述の連結ダクト88に連結され、空気ダクト83aおよび連結ダクト88は、開口Qを介して連通する。
図7に記載の例では、空気ダクト83aは、ケース本体2の底部24から頂部23に向かって延在する主流路Pを備える。図7に記載の例では、主流路Pは、第1部分P1、および、第2部分P2を含み、第1部分P1と第2部分P2との間に第1開口Q1が形成されている。第1開口Q1は、例えば、上述の最下段ダクト831aと連通する開口であり、最下段ダクト831aに空気を供給する開口である。図7に記載の例では、第1部分P1の流路断面積は、第2部分P2の流路断面積よりも大きい。この場合、第1部分P1を流れる空気が、好適に、第2部分P2と、第1開口Q1に連通するダクト(例えば、最下段ダクト831a)とに分配される。
図7に記載の例では、主流路Pは、第3部分P3を含み、第2部分P2と第3部分P3との間に第2開口Q2が形成されている。第2開口Q2は、例えば、上述の中段ダクト831cと連通する開口であり、中段ダクト831cに空気を供給する開口である。図7に記載の例では、第2部分P2の流路断面積は、第3部分P3の流路断面積よりも大きい。この場合、第2部分P2を流れる空気が、好適に、第3部分P3と、第2開口Q2に連通するダクト(例えば、中段ダクト831c)とに分配される。
図7に記載の例では、主流路Pには、第3開口Q3が形成されている。第3開口Q3は、例えば、主流路Pの端部に形成される。第3開口Q3は、例えば、連結ダクト88と連通する開口Qが配置される主流路Pの端部とは、反対側の端部に形成される。
第3開口Q3は、例えば、上述の最上段ダクト831bと連通する開口であり、最上段ダクト831bに空気を供給する開口である。図7に記載の例では、第3部分P3を流れる空気の全体が、第3開口Q3に連通するダクト(例えば、最上段ダクト831b)に送られる。
(ショーケースの全体構成)
図8乃至図10を参照してショーケース1の全体的な構成の一例について説明する。図8および図9は、実施形態におけるショーケース1を模式的に示す概略斜視図である。なお、図8は、ショーケース1を斜め前方から見た時の斜視図であり、図9は、ショーケースを斜め後方から見た時の斜視図である。図10は、実施形態におけるショーケース1を模式的に示す概略縦断面図である。
図8および図9に記載の例では、ケース本体2は、正面部26と、2つの側壁21と、頂部23と底部24と、背部27とを備える。正面部26には、開閉部材28が配置されている。客は、商品載置ユニット4の把手部48を第1方向に引っ張ることにより、開閉部材28を閉状態から開状態にすると同時に、商品載置ユニット4を第1方向に引き出すことができる。より具体的には、図10に例示されるように、商品載置ユニット4に、開閉部材28を押圧する押圧部材49が設けられ、開閉部材28に、押圧部材49によって押圧される被押圧部材29が設けられている。また、ケース本体2には、商品載置ユニット4の移動を案内するガイド部材10(例えば、ガイドレール)が設けられている。
図10に記載の例では、筐体部20(例えば、側壁21)に、開閉部材28が揺動可能に取り付けられている。開閉部材28は、少なくとも一部が透明な部材によって構成されており、客は、開閉部材28を介して、ケース本体2内の商品を視認することができる。開閉部材28は、その上端部に水平揺動軸を備えることが好ましい。
図10に記載の例では、開閉部材28は、商品載置ユニット4の引き出しに応じて、自動的に、開放される揺動扉である。また、複数の商品載置ユニット4の前方に、複数の開閉部材28が、それぞれ配置されている。ただし、実施形態における開閉部材28は、図10に記載の態様に限定されない。開閉部材28は、例えば、スライド扉あるいは観音開きの扉であってもよい。また、開閉部材28の数は、いくつであっても構わない。
図10に記載の例では、上下方向に沿って、複数の商品載置ユニット4が配置されている。また、図10に記載の例では、各商品載置ユニット4の下方に、ヒーター部材5が配置されている。代替的に、複数の商品載置ユニット4のうちの少なくとも1つ(例えば、最下段の商品載置ユニット)の下方には、ヒーター部材5が配置されていなくてもよい。
図8に記載の例では、第1側壁(例えば、左側の側壁21)の上端に、空気排出口84が形成されている。また、図9に記載の例では、ケース本体2の底部24(より具体的には、底部24のうち背面側の面)に、空気吸引口82が形成されている。また、ケース本体2の底部24(より具体的には、底部24のうち背面側の面)に、電源スイッチ、温度調整スイッチ等の操作部が設けられている。さらに、図9に記載の例では、ケース本体2の背部27に、第2開閉部材9(背面側開閉部材)が設けられている。第2開閉部材9を、開状態にすることにより、店員は、商品載置ユニット4上に商品を補充することができる。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、実施形態における任意付加的な構成は、適宜省略可能である。
例えば、上述の実施形態では、冷却装置8が、LED71および電装部品61の両方を冷却する例について説明された。代替的に、冷却装置8は、LED71、電装部品61のうちの一方のみを冷却するように構成されてもよい。
また、上述の実施形態では、LED71を冷却する空気が流れる空気ダクト83と、電装部品61を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクト87とが、連結ダクト88を介して、直列接続される例について説明された。代替的に、LED71を冷却する空気が流れる空気ダクト83と、電装部品61を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクト87とが、並列配置されてもよい。例えば、ファン81によって取り込まれた空気が、分岐部を介して、LED71を冷却する空気が流れる空気ダクト83と、電装部品61を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクト87とに分配されるように構成されてもよい。あるいは、ショーケース1が、空気ダクト83に空気を供給する第1ファンと、電装部品冷却空気用ダクト87に空気を供給する第2ファン(第1ファンとは異なるファン)とを備えていてもよい。また、LED71を冷却する空気を供給する流路と、電装部品61を冷却する空気を供給する流路とが、完全に別の流路であってもよい。なお、このような変形例を採用する場合であっても、空気ダクト83の構成・配置として、図3、図4、または、図7に記載の構成・配置が採用されてもよい。また、電装部品冷却空気用ダクト87の構成・配置として、図5、または、図6に記載の構成・配置が採用されてもよい。
また、上述の実施形態では、電装部品冷却空気用ダクト87が、電装部品61を収納する第1筐体65の頂部の上に形成される例について説明された。付加的に、電装部品冷却空気用ダクト87は、第1筐体65の側部に沿って形成されてもよい。
また、上述の実施形態では、ショーケース1がセルフサービス型のショーケースである例について説明された。代替的に、ショーケース1は、店員が商品を取り出すように構成された注文型のショーケースであってもよい。なお、セルフサービス型のショーケースでは、様々な背の高さの客が快適に商品を取り出せるように、ケース本体の高さ寸法を、よりコンパクトにする必要がある。このため、セルフサービス型のショーケースでは、電装部品61とヒーター部材5との間の距離が小さくなることが想定される。このような場合でも、電装部品冷却空気用ダクト87を、電装部品61を収納する第1筐体65の頂部の上に形成することにより、電装部品61の耐久性が維持される。例えば、最下段のヒーター部材5aの周囲の温度が、摂氏80度以上、摂氏100度以上、摂氏120度以上、あるいは、摂氏140度以上となる場合であっても、第1筐体65内の電装部品61の温度を摂氏60度以下に維持することが可能である。
1 :ショーケース
2 :ケース本体
4 :商品載置ユニット
5 :ヒーター部材
5a :最下段のヒーター部材
7 :照明装置
8 :冷却装置
9 :第2開閉部材
10 :ガイド部材
20 :筐体部
21 :側壁
23 :頂部
24 :底部
25a :第1連結部材
25b :第2連結部材
26 :正面部
27 :背部
28 :開閉部材
29 :被押圧部材
41 :商品載置部
48 :把手部
49 :押圧部材
50 :ヒーターユニット
61 :電装部品
65 :第1筐体
70 :照明ユニット
70a :第1照明ユニット
70b :第2照明ユニット
70c :第3照明ユニット
71、71a、71b、71c:LED
72、72a、72b、72c:LED基板
74 :透明部材
75 :外部空間に面する面
76 :他の一面
81 :ファン
82 :空気吸引口
83 :空気ダクト
83a :空気ダクト
84 :空気排出口
85 :フィルタ部材
87 :電装部品冷却空気用ダクト
87a :第1部分
87b :第2部分
87c :第3部分
88 :連結ダクト
651 :頂部
701 :第1端部
702 :入口開口
703 :第2端部
704 :出口開口
831 :第1ダクト
831a :最下段ダクト
831b :最上段ダクト
831c :中段ダクト
832 :第2ダクト
833 :第3ダクト
871 :底面
872 :空気取入口
873 :空気取出口
AX :軸
G :隙間
M :商品
OP :開口部
P :主流路
P1 :第1部分
P2 :第2部分
P3 :第3部分
Q :開口
Q1 :第1開口
Q2 :第2開口
Q3 :第3開口
SP1 :内部空間
SP2 :空間
SP3 :空間
TP :外部空間







Claims (9)

  1. 内部空間を外部空間から隔離するケース本体と、
    前記内部空間に配置される商品載置部を有する商品載置ユニットと、
    前記商品載置部上に配置される商品を加熱するヒーター部材と、
    前記商品を照明する照明装置と、
    前記ヒーター部材を作動させる電装部品と、
    前記ヒーター部材によって加熱された前記照明装置を冷却する冷却装置と
    を具備し、
    前記照明装置は、前記ケース本体内に配置されるLEDを含み、
    前記冷却装置は、
    前記外部空間から空気を取り込むファンと、
    前記ファンによって取り込まれた前記空気を前記LEDに向けて送る空気ダクトと
    を含む
    ショーケース。
  2. 前記商品が配置される空間と、前記空気ダクト内の空間とは互いに隔離されており、
    前記冷却装置は、前記商品を冷却することなく前記照明装置を冷却する
    請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記ファンによって取り込まれた前記空気は、前記電装部品を冷却してから前記LEDに向けて送られるか、あるいは、前記LEDを冷却してから前記電装部品に向けて送られるように構成されている
    請求項1または2に記載のショーケース。
  4. 前記照明装置は、ショーケース幅方向に沿って配置される複数の前記LEDを含み、
    前記空気ダクトは、複数の前記LEDを冷却するために前記ショーケース幅方向に沿って配置される第1ダクトを含む
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のショーケース。
  5. 複数の前記LEDを含む照明ユニットが、前記ケース本体から取り外し可能であり、
    前記照明ユニットは、前記ショーケース幅方向に沿って配置される前記第1ダクトを有する
    請求項4に記載のショーケース。
  6. 前記ケース本体は、
    頂部と、
    底部と、
    前記頂部と底部とを連結し、前記底部から前記頂部に向かう方向に延在する第1連結部材と
    を含み、
    前記空気ダクトの一部を構成する第2ダクトが、前記第1連結部材内に配置されている
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のショーケース。
  7. 前記電装部品を囲む第1筐体と、
    前記電装部品を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクトと
    を更に具備し、
    前記電装部品冷却空気用ダクトは、前記第1筐体の頂部の上に形成され、
    前記電装部品冷却空気用ダクトは、前記第1筐体の前記頂部に沿う方向の空気流路を規定する
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載のショーケース。
  8. 前記電装部品冷却空気用ダクトは、前記第1筐体の頂部と、最下段の前記ヒーター部材との間に配置されている
    請求項7に記載のショーケース。
  9. 内部空間を外部空間から隔離するケース本体と、
    前記内部空間に配置される商品載置部を有する商品載置ユニットと、
    前記商品載置部上に配置される商品を加熱するヒーター部材と、
    前記商品を照明する照明装置と、
    前記ヒーター部材を作動させる電装部品と、
    前記電装部品を囲む第1筐体と、
    前記ヒーター部材によって加熱された前記電装部品を冷却する冷却装置と
    を具備し、
    前記冷却装置は、
    前記外部空間から空気を取り込むファンと、
    前記電装部品を冷却する空気が流れる電装部品冷却空気用ダクトと
    を含み、
    前記電装部品冷却空気用ダクトは、前記第1筐体の頂部の上に形成され、
    前記電装部品冷却空気用ダクトは、前記第1筐体の前記頂部に沿う方向の空気流路を規定する
    ショーケース。









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