JP2011086864A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板とプレートとの接触を防止でき、かつ、高い均一性をもって、基板を加熱できる基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板処理装置1は、加熱プレート10の両側部に配置された駆動ローラ20と、加熱プレート10の側部以外の部位に配置されたフリーローラ30と、を有する。駆動ローラ20及びフリーローラ30上に基板9を支持しつつ搬送するため、加熱プレート10と基板9との接触を、防止できる。また、フリーローラ30の回転軸の高さ位置は、駆動源から延びる駆動軸の位置に制限されない。このため、フリーローラ30の半径及びフリーローラ30を設けるための貫通孔の長さを、小さく設定できる。したがって、加熱プレート10は、高い均一性をもって、基板9を加熱できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板に対して加熱処理を行う基板処理装置に関する。
半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、記録ディスク用基板等の基板の製造工程では、基板に対する加熱処理が適宜に行われる。例えば、基板のフォトリソグラフィ工程では、基板の表面にレジスト液が塗布された後、基板の表面とレジストとの密着性を向上させるために、基板に対して加熱処理が行われる。このような加熱処理に使用される従来の基板処理装置については、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2008−16543号公報
特許文献1の基板処理装置は、複数の吐出孔から気体を吐出することにより、プレート上に、基板を非接触で保持している。そして、プレートの上面に沿って基板を搬送しつつ、基板を加熱している。しかしながら、このような基板処理装置では、プレートの上面と基板の下面との間隔(基板の浮上量)を大きくとることは、困難である。このため、基板のサイズが大きい場合には、加熱による基板の反り等により、プレートと基板とが接触してしまう虞がある。
一方、図12のように、プレート110に貫通孔111を形成するとともに、当該貫通孔111内に駆動ローラ120を配置し、駆動ローラ120上で基板109を搬送するようにすれば、プレート110と基板109との間隔Gを、大きくとることができる。しかしながら、プレート110の面内に配置された駆動ローラ120を回転させるためには、プレート110の下方に駆動軸121を配置する必要がある。このため、駆動ローラ120の半径Rを大きく設定せざるを得ず、また、それに伴い、貫通孔111の搬送方向の寸法Dも大きく設定せざるを得ない。このような構造では、貫通孔111による加熱のムラが、大きくなる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、基板とプレートとの接触を防止でき、かつ、高い均一性をもって、基板を加熱できる基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、基板に対して加熱処理を行う基板処理装置であって、平板状の加熱プレートと、前記加熱プレートの上面に沿って基板を搬送する搬送手段と、を備え、前記搬送手段は、前記加熱プレートの側部に配置され、基板の端部に接触しつつ能動回転する駆動ローラと、前記加熱プレートの側部以外の部位に配置され、基板の下面を支持しつつ従動回転するフリーローラと、を有する。
本願の第2発明は、第1発明の基板処理装置であって、前記駆動ローラは、基板の下面を支持しつつ能動回転する。
本願の第3発明は、第1発明又は第2発明の基板処理装置であって、前記フリーローラは、前記加熱プレートに固定された軸又は軸受に、回転自在に取り付けられている。
本願の第4発明は、第1発明又は第2発明の基板処理装置であって、前記フリーローラは、前記加熱プレートを構成する部材の下面に固定された軸又は軸受に、回転自在に取り付けられている。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記フリーローラの回転軸の少なくとも一部分が、前記加熱プレートの下面より高い位置に配置されている。
本願の第6発明は、第1発明から第5発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記加熱プレートは、前記加熱プレートの上面からの輻射熱により、基板を加熱する第1加熱手段と、前記加熱プレートの上面から高温の気体を噴出することにより、基板を加熱する第2加熱手段と、を有する。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記フリーローラは、樹脂により形成されている。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記加熱プレートに配置された全てのフリーローラの、搬送方向に直交する方向の位置が、相違する。
本願の第1発明〜第8発明によれば、フリーローラにより基板を支持するため、基板と加熱プレートとの接触を防止できる。また、フリーローラの回転軸の高さ位置は、駆動源から延びる駆動軸の位置に制限されない。このため、フリーローラの半径を小さく設定できる。したがって、加熱プレートは、高い均一性をもって、基板を加熱できる。
特に、本願の第2発明によれば、駆動ローラ及びフリーローラにより基板を支持するため、基板と加熱プレートとの接触を、より防止できる。
特に、本願の第3発明によれば、加熱プレートが膨張しても、フリーローラと加熱プレートとの相対位置が、変化しにくい。このため、加熱プレートとフリーローラとの隙間の寸法を、小さく設計することができる。したがって、加熱プレートは、基板をより均一に加熱できる。
特に、本願の第4発明によれば、加熱プレートの上面に、回転軸や軸受が露出しない。このため、加熱プレートは、基板を、より均一に加熱できる。
特に、本願の第5発明によれば、フリーローラの半径を、より小さく設定できる。
特に、本願の第6発明によれば、加熱プレートの上面からの輻射熱と、加熱プレートの上面から噴出される気体とにより、基板を、より均一に、かつ効率よく加熱できる。
特に、本願の第7発明によれば、フリーローラと基板とが滑ったり、基板に傷が付いたりすることを、防止できる。
特に、本願の第8発明によれば、基板の同一位置に、フリーローラが複数回当たることを、防止できる。したがって、フリーローラによる基板の加熱ムラを、さらに抑制できる。
基板処理装置の斜視図である。 基板処理装置の上面図である。 図2中のIII−III位置から見た基板処理装置の縦断面図である。 加熱プレートの上面図である。 図4中のV−V位置から見た加熱プレートの縦断面図である。 フリーローラとその近傍の部位の縦断面図である。 変形例に係るフリーローラとその近傍の部位の縦断面図である。 変形例に係る基板処理装置の斜視図である。 変形例に係る駆動ローラを示した図である。 変形例に係る駆動ローラ及びフリーローラと、その近傍の部位の縦断面図である。 変形例に係る駆動ローラ及びフリーローラと、その近傍の部位の縦断面図である。 プレートの下方に駆動軸を有する駆動ローラを示した図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.一実施形態に係る基板処理装置>
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置1の斜視図である。図2は、基板処理装置1の上面図である。また、図3は、図2中のIII−III位置から見た基板処理装置1の縦断面図である。なお、以下の説明では、基板9が搬送される方向を「搬送方向」と称し、搬送方向に直交する水平方向を「幅方向」と称する。本願の各図には、搬送方向および幅方向が、矢印で示されている。
この基板処理装置1は、液晶表示装置用の矩形のガラス基板9(以下、単に「基板9」という)の表面を選択的にエッチングするフォトリソグラフィ工程において、レジスト塗布後の基板9に加熱処理を行うための装置である。基板9の製造工程では、複数台の基板処理装置1が、搬送方向に配列される。基板9は、複数台の基板処理装置1上において搬送されつつ、加熱処理を受ける。
図1〜図3に示すように、基板処理装置1は、加熱プレート10を備えている。加熱プレート10は、その上面に沿って搬送される基板9を加熱するためのプレートである。加熱プレート10は、略矩形の平板状に形成されている。図3中に拡大して示したように、加熱プレート10は、上段プレート11、下段プレート12、ヒータ13、及び押さえ板14を、上から順に積層させた構造となっている。
上段プレート11、下段プレート12、及び押さえ板14は、例えば、アルミニウム等の金属により形成されている。押さえ板14は、下段プレート12との間でヒータ13を保持する役割を果たす。ヒータ13は、薄板状の発熱体である。ヒータ13は、例えば、ステンレスのエッチングにより形成されるが、他の材料により形成されていてもよい。また、ヒータ13は、所定の電源装置(図示省略)に接続されている。
電源装置からヒータ13へ電流を与えると、ヒータ13は、その抵抗に応じて発熱する。ヒータ13から発生した熱は、下段プレート12及び上段プレート11へ伝導し、下段プレート12及び上段プレート11を昇温させる。加熱プレート10上において搬送される基板9は、上段プレート11の上面からの輻射熱を受けて、加熱される。
また、加熱プレート10の上面には、基板9の下面へ向けて加熱された窒素ガスを噴出する、複数の噴出口10aが形成されている。複数の噴出口10aは、加熱プレート10の上面に、等間隔の格子点状に配置されている。
図4は、加熱プレート10の上面図である。また、図5は、図4中のV−V位置から見た加熱プレート10の縦断面図である。図4及び図5に示すように、加熱プレート10の内部には、複数の噴出口10aへ窒素ガスを送るための内部流路10bが形成されている。本実施形態では、上段プレート11の下面に形成された溝と、下段プレート12の上面とに囲まれた空間が、内部流路10bとなっている。内部流路10bは、加熱プレート10の下面側に形成された導入口10cから、各噴出口10aまで、複数本に分岐しつつ、フリーローラ30と重ならないように、延設されている。
導入口10cには、内部流路10bへ窒素ガスを供給するための給気管15aが接続されている。給気管15aの上流側の端部は、窒素ガス供給源15bに接続されている。また、給気管15aには、開閉弁15cとヒータ15dとが、介挿されている。
開閉弁15cを開放すると、窒素ガス供給源15bから給気管15aへ、圧縮された窒素ガスが供給される。窒素ガスは、ヒータ15dにより加熱された後、導入口10cを介して、内部流路10bへ導入される。そして、内部流路10bを通って各噴出口10aへ送られた窒素ガスは、複数の噴出口10aから上方へ向けて噴出され、基板9の下面に吹き付けられる。加熱プレート10上において搬送される基板9は、加熱された窒素ガスからの熱を受けて、加熱される。
このように、本実施形態の基板処理装置1は、加熱プレート10の上面からの輻射熱により基板9を加熱する第1加熱手段と、加熱プレート10の上面から高温の窒素ガスを噴出することにより基板9を加熱する第2加熱手段と、を有している。このため、輻射熱のみで基板9を加熱する場合よりも、均一に、かつ、効率よく、基板9を加熱できる。
図1〜図3に戻る。加熱プレート10の両側部(基板9の搬送方向に向かって左右の側部)には、それぞれ、4つの駆動ローラ20が、搬送方向に等間隔となるように、配置されている。各駆動ローラ20は、加熱プレート10の側面に形成された凹部10dの内部に、配置されている。
各駆動ローラ20の駆動軸21は、加熱プレート10の左右に配置されたフレーム22に、回転自在に支持されている。フレーム22は、加熱プレート10とは別体の部材である。フレーム22の外側には、駆動ローラ20の駆動源となるモータ23が、配置されている。各駆動ローラ20の駆動軸21及びモータ23の駆動軸23aには、無端ベルト24が掛け渡されている。モータ23を動作させると、モータ23から発生する駆動力が、無端ベルト24を介して、各駆動ローラ20へ伝達される。これにより、各駆動ローラ20が、同じ方向に、能動的に回転する。駆動ローラ20上に支持された基板9は、駆動ローラ20の回転により、搬送方向に搬送される。
一方、加熱プレート10の両側部以外の部位には、複数のフリーローラ30が配置されている。本実施形態では、幅方向に4つのフリーローラ30が等間隔に配列され、そのフリーローラ30の列が、搬送方向に等間隔に4つ配列されている。すなわち、本実施形態では、計16個のフリーローラ30が、搬送方向及び幅方向に、等間隔に配列されている。
図6は、フリーローラ30とその近傍の部位の縦断面図である。図6に示すように、加熱プレート10の上段プレート11には、フリーローラ30の配置空間を確保するための貫通孔10eが形成されている。フリーローラ30の上部は、上段プレート11の上面より上方に位置している。また、下段プレート12、ヒータ13、及び押さえ板14には、貫通孔10eより幅方向の寸法が大きい貫通孔10fが形成されている。
フリーローラ30の回転軸31は、上段プレート11の下面に、ボルト31aで固定されている。フリーローラ30は、軸受32を介して、回転軸31に回転自在に取り付けられている。フリーローラ30は、モータ等の駆動源に接続されていない。このため、フリーローラ30が、能動的に回転することはない。フリーローラ30は、基板9の下面を支持しつつ、基板9の移動に伴って、従動的に回転する。
このように、基板9は、駆動ローラ20及びフリーローラ30上に支持されつつ、加熱プレート10の上面に沿って、搬送される。すなわち、本実施形態では、駆動ローラ20とフリーローラ30とが、基板9を搬送する搬送手段を構成している。
加熱プレート10の上面と基板9の下面との間隔は、上段プレート11、回転軸31、及びフリーローラ30、の寸法に応じて決まる。このため、気体の吹き付けのみで加熱プレート10から基板9を浮上させる場合よりも、加熱プレート10と基板9との間隔を、大きくとることができる。また、加熱による基板9の反りが発生したとしても、少なくともフリーローラ30の位置においては、加熱プレート10と基板9との間隔が維持される。これにより、加熱プレート10と基板9との接触が、抑制される。
また、加熱プレート10の側部以外の部位に配置されたフリーローラ30は、モータ等の駆動源に接続されていない。このため、フリーローラ30の回転軸31の高さ位置は、駆動源から延びる駆動軸の位置に制限されない。したがって、フリーローラ30の回転軸31を、高い位置に配置し、それにより、フリーローラ30の半径を、小さく設定することができる。フリーローラ30の半径を小さく設定すれば、上段プレート11に形成される貫通孔10eの搬送方向の寸法も、小さく設定できる。これにより、貫通孔10eによる基板9の加熱ムラを抑制し、基板9を、高い均一性をもって加熱することができる。
特に、図6のように、加熱プレート10の厚さをd1、加熱プレート10の上面と基板9の下面との間隔をd2、フリーローラ30の半径をd3、回転軸31の半径をd4としたときに、d1+d2>d3−d4の関係が成立していることが、好ましい。このような寸法関係が成立すれば、フリーローラ30の回転軸31の少なくとも一部分が、加熱プレート10の下面より高い位置に配置されることとなる。これにより、フリーローラ30の半径を、より小さく設定できる。
また、本実施形態のフリーローラ30は、加熱プレート10自体に固定された回転軸31に、取り付けられている。このため、昇温により加熱プレート10が膨張しても、加熱プレート10とフリーローラ30との相対位置は、変化しにくい。このため、貫通孔10eの内側面とフリーローラ30との隙間の寸法を、小さく設計することができる。これにより、貫通孔10eによる基板9の加熱ムラを、さらに抑制できる。
特に、本実施形態の回転軸31は、上段プレート11の下面に固定されている。このため、加熱プレート10の上面には、フリーローラ30を取り付けるための部材(ここでは、回転軸31及びボルト31a)が、露出していない。このため、加熱プレート10は、基板9をより均一に加熱できる。
また、図6に示すように、フリーローラ30は、搬送方向に垂直な断面において、その端面が、外側へ向けて膨らんだ円弧状となっている。これにより、フリーローラ30の端面と基板9の下面との接触面積が抑制され、基板9は、さらに均一に加熱される。
駆動ローラ20及びフリーローラ30は、耐熱性及び耐摩耗性の高い樹脂により形成される。このような樹脂として、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を使用することができる。また、駆動ローラ20及びフリーローラ30は、ステンレス等の金属により形成されていてもよい。ただし、ローラと基板9とが滑ったり、基板9に傷が付いたりすることを防止するためには、駆動ローラ20及びフリーローラ30を、樹脂により形成することが好ましい。
<2.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、固定された回転軸31に対して、フリーローラ30が回転自在に取り付けられていたが、フリーローラ30は、回転軸31と一体に形成されて回転軸31ごと回転するものであってもよい。例えば、図7のように、上段プレート11の下面に軸受32を固定し、当該軸受32に対して、回転軸31と一体化されたフリーローラ30が、回転自在に取り付けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、複数のフリーローラ30が、搬送方向及び幅方向に、一定の間隔で配置されていたが、フリーローラ30の搬送方向及び幅方向の間隔は、一定でなくてもよい。
また、上記の実施形態では、同一の幅方向位置において、搬送方向に4つのフリーローラ30が配列されていたが、これらのフリーローラ30の幅方向の位置を、相違させてもよい。例えば、図8のように、加熱プレート10に配置された全てのフリーローラ30の、幅方向の位置を相違させてもよい。このようにすれば、1つの基板処理装置1内では、基板9の同一位置に、フリーローラ30が複数回当たることを防止できる。したがって、フリーローラ30による基板9の加熱ムラを、さらに抑制できる。
また、上記の実施形態では、駆動ローラ20は、基板9の下面に当接していたが、基板9の上面に当接する駆動ローラ20が、さらに配置されてもよい。例えば、図9のように、一対の駆動ローラ20が、基板9を上下から挟持しつつ、回転するようにしてもよい。このようにすれば、基板9をより確実に搬送することができる。
また、図10のように、加熱プレート10の側部にもフリーローラ30を配置するとともに、その上方位置に駆動ローラ20を配置し、フリーローラ30と駆動ローラ20との間に、基板9の端部を挟持するようにしてもよい。また、図11のように、駆動ローラ20を、基板9の端面に当接させつつ、上下に延びる軸を中心として回転させるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、駆動ローラ20は、加熱プレート10の両側部のみに配置されていたが、駆動ローラ20は、加熱プレート10の一方の側部のみに配置されていてもよい。また、駆動ローラ20が、加熱プレート10の側部以外の部位に、さらに配置されていてもよい。
また、上記の実施形態では、複数の噴出口10aから窒素ガスを吐出していたが、窒素ガスに代えて、清浄な空気等の他の気体を吐出してもよい。ただし、基板9の表面において意図しない化学反応が生じることを防止するためには、窒素ガス等の不活性ガスを使用することが、好ましい。
また、上記の実施形態では、複数の噴出口10aが、搬送方向及び幅方向に、一定の間隔で配置されていたが、噴出口10aの搬送方向及び幅方向の間隔は、一定でなくてもよい。
また、上記の実施形態では、加熱プレート10からの輻射熱と、窒素ガスの吹きつけとによって、基板9を加熱していたが、必ずしも、このような2通りの加熱手段を備えていなくてもよい。例えば、加熱プレート10の上面からの気体の噴出を行わず、輻射熱のみで基板9を加熱するようにしてもよい。
また、上記の基板処理装置1は、液晶表示装置用の矩形のガラス基板に対して加熱処理を行う装置であったが、本発明の基板処理装置は、半導体ウエハ、PDP用ガラス基板、記録ディスク用基板等の他の基板に対して、加熱処理を行うものであってもよい。
1 基板処理装置
9 基板
10 加熱プレート
10a 噴出口
10b 内部流路
10c 導入口
10d 凹部
10e 貫通孔
10f 貫通孔
11 上段プレート
12 下段プレート
13 ヒータ
14 押さえ板
20 駆動ローラ
23 モータ
30 フリーローラ
31 回転軸
32 軸受

Claims (8)

  1. 基板に対して加熱処理を行う基板処理装置であって、
    平板状の加熱プレートと、
    前記加熱プレートの上面に沿って基板を搬送する搬送手段と、
    を備え、
    前記搬送手段は、
    前記加熱プレートの側部に配置され、基板の端部に接触しつつ能動回転する駆動ローラと、
    前記加熱プレートの側部以外の部位に配置され、基板の下面を支持しつつ従動回転するフリーローラと、
    を有する基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記駆動ローラは、基板の下面を支持しつつ能動回転する基板処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置であって、
    前記フリーローラは、前記加熱プレートに固定された軸又は軸受に、回転自在に取り付けられている基板処理装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置であって、
    前記フリーローラは、前記加熱プレートを構成する部材の下面に固定された軸又は軸受に、回転自在に取り付けられている基板処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記フリーローラの回転軸の少なくとも一部分が、前記加熱プレートの下面より高い位置に配置されている基板処理装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記加熱プレートは、
    前記加熱プレートの上面からの輻射熱により、基板を加熱する第1加熱手段と、
    前記加熱プレートの上面から高温の気体を噴出することにより、基板を加熱する第2加熱手段と、
    を有する基板処理装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記フリーローラは、樹脂により形成されている基板処理装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記加熱プレートに配置された全てのフリーローラの、搬送方向に直交する方向の位置が、相違する基板処理装置。
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