JP2011086746A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐圧の低下が生じ難く、かつ、素子領域の面積を大きくすることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置10の半導体基板12には、半導体素子が形成される第1活性領域14と、半導体素子が形成される第2活性領域16と、ゲートパッド18が形成される非活性領域が形成されている。半導体基板12を平面視したときに、(a)第1活性領域14と第2活性領域16は矩形状に形成されており、(b)ゲートパッド18と第2活性領域16は、y方向に並んで配置されており、(c)ゲートパッド18と第2活性領域16は、第1活性領域14に対してx方向に並んで配置されており、(d)ゲートパッド18と第2活性領域16のy方向の長さはそれぞれ、第1活性領域14のy方向の長さよりも短くされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トレンチゲート型の半導体装置に関する。
特許文献1は、トレンチゲート型の半導体装置の一例を開示している。特許文献1の半導体装置では、半導体基板に活性領域と非活性領域が設けられている。活性領域には、素子領域と、その素子領域を取囲む終端領域が形成されている。素子領域には、トレンチゲート電極等の素子構造が作り込まれている。非活性領域にはゲートパッドが形成されている。ゲートパッドは、ゲート配線を介してトレンチゲート電極に導通している。ゲートパッドには、一端が外部回路に接続されたワイヤの他端がボンディングされている。外部回路によってゲートパッドにオン電位が印加されると、素子領域のトレンチゲート電極にオン電位が印加され、半導体装置がオンする。ゲートパッドへのオン電位の印加が停止すると、半導体装置がオフする。
特開2007−173411号公報
この種の半導体装置では、素子領域が半導体素子として機能するため、素子領域(活性領域)をできるだけ広くとりたいという要望がある。すなわち、ゲートパッドが形成される非活性領域をできるだけ小さくしたいという要望がある。一方、ゲートパッドにはワイヤをボンディングしなければならないため、ワイヤボンディングに必要とされる面積を確保しなければならない。従って、半導体基板に素子領域(活性領域)とゲートパッド(非活性領域)をどのように配置するかが問題となる。
図4に示す半導体基板80に素子領域とゲートパッドを配置する場合を考える。上述したように、ゲートパッドにはワイヤをボンディングしなければならないため、ゲートパッドの短辺は所定の長さ(図4のLa)以上としなければならない。ここで、図4(b)に示すように、ゲートパッド88の短辺が半導体基板80の短辺と平行となるように配置すると、ゲートパッド88が半導体基板80の長辺に沿って形成される。一方、図4(a)に示すように、ゲートパッド82の短辺が半導体基板80の長辺と平行となるように配置すると、ゲートパッド82が半導体基板80の短辺に沿って形成される。このため、図4(a)のゲートパッド82は、図4(b)のゲートパッド88よりも面積が小さくなる。すなわち、図4(a)の素子領域84は、図4(b)の素子領域86よりも面積が大きくなる。従って、図4に示す半導体基板80に対しては、通常、図4(a)に示すように、ゲートパッド82の短辺が半導体基板80の長辺と平行となるように、ゲートパッド82と素子領域84が配置される。すなわち、ゲートパッド82の長辺が素子領域84の短辺と略等しくなるように、素子領域84に対して素子領域84の長辺が伸びる方向(図のx方向)にゲートパッド82が配置される。
しかしながら、図4(a)に示すレイアウトでは、ゲートパッド82の長辺(図のy方向の長さ)がワイヤボンディングするために必要とされる長さ以上となり、ゲートパッド82が不要に大きくなる。そこで、図5に示すように、ゲートパッド104と素子領域102とを半導体基板100に配置することが考えられる。図5に示すレイアウトを採用することで、ゲートパッド104が不必要に大きくならず、その分だけ素子領域102の面積を大きくすることができる。
ところが、図5に示すようなレイアウトを採用する場合、半導体装置の耐圧低下が生じる場合がある。すなわち、この種の半導体装置では、耐圧を向上させるために、終端領域に素子領域を一巡する終端トレンチを形成し、ゲートトレンチ及び終端トレンチの底部にボディ領域と等しい導電型のフローティング拡散領域を形成する場合がある。このようなフローティング拡散領域を形成した半導体装置に図5に示すレイアウトを採用すると、図5の点線で囲んだ部分106(終端領域が素子領域(内側)に向かって湾曲する部分(以下、内アール部という))で半導体装置の耐圧の低下が生じ易い。そこで、特許文献1の半導体装置では、内アール部106の形状や配置、内アール部106における終端トレンチとゲートトレンチとの距離を規定することによって耐圧の低下を抑制している。しかしながら、特許文献1の技術では、内アール部(終端トレンチ)やゲートトレンチを精度よく形成しなければならない。このため、内アール部(終端トレンチ)やゲートトレンチの形状のばらつきによって、耐圧の低下が生じ易いという問題がある。
このように、図4(a)に示すレイアウトでは、耐圧の低下が生じ難いものの、ゲートパッドの面積が大きくなる分だけ素子領域の面積が小さくなってしまうという問題がある。一方、図5に示すレイアウトでは、素子領域の面積は大きくできるものの、耐圧の低下が生じ易いという問題がある。
本願は、上述した実情に鑑みて創作されたものであり、耐圧の低下が生じ難く、かつ、ゲートパッドの面積を小さくすることで素子領域の面積を大きくすることができる半導体装置を提供することを目的とする。
本願の半導体装置は、半導体基板に形成されている第1活性領域と、半導体基板に形成されている第2活性領域と、半導体基板に形成されている非活性領域と、非活性領域上に形成されているゲートパッドを有している。第1活性領域と第2活性領域のそれぞれは、素子領域と、その素子領域を取り囲む終端領域を有している。第1活性領域と第2活性領域のそれぞれの素子領域は、半導体基板内の上面に臨む範囲に形成されている第1導電型のボディ領域と、ボディ領域の下面に接している第2導電型のドリフト領域と、ボディ領域を貫通してドリフト領域にまで伸びるゲートトレンチ内に配置され、ボディ領域と対向しているゲート電極と、ゲート電極とゲートトレンチの壁面との間に配置されている絶縁体と、ゲートトレンチの底部を囲んでおり、その周囲がドリフト領域によって囲まれている第1導電型のフローティング領域を有している。第1活性領域と第2活性領域のそれぞれの終端領域には、素子領域の外側を一巡する終端トレンチが形成されており、その終端トレンチの底部を囲む範囲には、その周囲がドリフト領域によって囲まれている第1導電型のフローティング領域が形成されている。ゲートパッドは、第1活性領域と第2活性領域のそれぞれのゲート電極と電気的に接続されている。そして、半導体基板を平面視したときに、以下の条件を満足するように第1活性領域と第2活性領域とゲートパッドが配置されている。
(1)第1活性領域は、その一辺が長辺となる一方で他方の辺が短辺となる長方形状である。
(2)第2活性領域は、矩形状であり、第1活性領域に対して第1活性領域の長辺が伸びる方向に並んで配置されている。
(3)ゲートパッドは、矩形状であり、第1活性領域に対して第1活性領域の長辺が伸びる方向に並んで配置されている。
(4)第2活性領域とゲートパッドは、第1活性領域の短辺が伸びる方向に並んで配置されている。
(5)第2活性領域の第1活性領域の短辺と平行となる辺の長さは、第1活性領域の短辺の長さより短くされている。
(6)ゲートパッドの第1活性領域の短辺と平行となる辺の長さは、第1活性領域の短辺の長さより短くされている。
(7)ゲートパッドの第1活性領域の長辺と平行となる辺の長さは、第1活性領域の長辺の長さより短くされている。
(8)第2活性領域の第1活性領域の長辺と平行となる辺の長さは、ゲートパッドの第1活性領域の長辺と平行となる辺の長さ以下とされている。
なお、ここでいう「長方形状」には、角部が直角となる長方形状だけでなく、角部を面取りしたような長方形状も含まれる。同様に、「矩形状」とは、角部が直角となる四角形(長方形、正方形)だけでなく、角部を面取りしたような四角形も含まれる。
また、「第1導電型」及び「第2導電型」とは、n型またはp型のいずれかを意味する。すなわち、「第1導電型」がp型である場合には「第2導電型」がn型であり、「第1導電型」がn型である場合には「第2導電型」がp型である。
上記の半導体装置では、半導体基板を平面視したときに、第1活性領域と第2活性領域のいずれもが矩形状とされている。このため、第1活性領域と第2活性領域には、上述した内アール部が形成されない。その結果、半導体装置の耐圧の低下を生じ難くすることができる。
また、この半導体装置では、第2活性領域とゲートパッドの各面積が第1活性領域の面積より小さくされる。そして、第2活性領域とゲートパッドを第1活性領域の短辺が伸びる方向に並べて配置すると共に、第2活性領域とゲートパッドを第1活性領域に対して第1活性領域の長辺が伸びる方向に並べて配置する。すなわち、ゲートパッドの第1活性領域の短辺と平行となる辺の長さが、第1活性領域の短辺の長さより短くされ、これによってできたスペースに第2活性領域が配置される。このため、図4(a)に示すレイアウトと比較して、活性領域の面積を大きくすることができる。例えば、図1に示す請求項1の半導体装置の一例では、第2活性領域16とゲートパッド18がy方向に並べて配置される一方で、第2活性領域16とゲートパッド18が第1活性領域14のx方向に並べて配置される。図1より明らかなように、ゲートパッド18のy方向の長さが短くされ、これによってできたスペースに第2活性領域16が形成されている。その結果、図4(a)に示すレイアウトと比較して、素子領域(活性領域)の面積を大きくすることができる。なお、図1のレイアウトは、請求項1の半導体装置のレイアウトを理解し易くするために例示したものであり、請求項1の半導体装置は図1に示すレイアウトに限られない。
また、上記の半導体装置では、第1活性領域と第2活性領域のそれぞれの素子領域は複数のゲート電極を有しており、各素子領域の複数のゲート電極は、半導体基板を平面視したときに、第1活性領域の短辺が伸びる方向に伸びており、かつ、第1活性領域の長辺が伸びる方向に間隔を空けて並んで配置されていることが好ましい。このような構成によると、ゲート電極の長手方向が第1活性領域の短辺が伸びる方向となるため、面積の大きい第1活性領域において、ゲート電極の長手方向の長さを短くすることができる。その結果、ゲート電極にオン電位を印加したときに、半導体装置を短時間でオン状態とすることができる。
また、上記の半導体装置では、非活性領域上には、ゲートパッドに導通すると共にゲート電極に導通するゲート配線が形成されており、そのゲート配線は、半導体基板を平面視したときに、第1活性領域の2つの長辺に沿って設けられており、第1活性領域と第2活性領域の間にはゲート配線が設けられていないことが好ましい。このような構成によると、第1活性領域と第2活性領域の間にゲート配線が設けられていない分だけ、活性領域の面積を広くすることができる。
さらに、上記の半導体装置では、ゲート配線は、第2活性領域の第1活性領域の長辺と平行となる2辺のうちゲートパッドと隣接しない側の辺に沿って設けられており、第2活性領域とゲートパッドの間には第2活性領域に沿って伸びるゲート配線が設けられていないことが好ましい。このような構成によると、第2活性領域とゲートパッドの間に第2活性領域に沿って伸びるゲート配線が設けられていない分だけ、第2活性領域の面積を広くすることができる。
さらに、上記の半導体装置では、第1活性領域の素子領域は、半導体基板の表面に設けられた第1表面電極をさらに有しており、第2活性領域の素子領域は、半導体基板の表面に設けられた第2表面電極をさらに有しており、第1表面電極と第2表面電極とが金属層によって接続されていることが好ましい。このような構成によると、第1表面電極と第2表面電極のそれぞれにワイヤボンディングする必要を無くすことができる。
第1実施例の半導体装置の平面図である。 図1のII−II線断面図である。 他の実施例に係る半導体装置の平面図である。 従来の半導体装置のレイアウトを説明するための図である。 従来の半導体装置の他のレイアウトを説明するための図である。
(第1実施例) 第1実施例の半導体装置10について、図面を参照して説明する。図1に示すように、半導体装置10は半導体基板12に形成されている。半導体基板12には、第1活性領域14と、第2活性領域16と、非活性領域21が形成されている。なお、半導体基板12には、公知の半導体基板(例えば、シリコン基板(Si基板),炭化シリコン基板(SiC基板)等)を用いることができる。
まず、第1活性領域14について説明する。図1に示すように、第1活性領域14は、半導体基板12を平面視したときに長方形状となる形状に形成されている。第1活性領域14の長辺(図のx方向に伸びる辺)は、半導体基板12の長辺と平行となり、半導体基板12の長辺に沿って伸びている。第1活性領域14の長辺は、半導体基板12の長辺より短くされている。このため、半導体基板12には、第1活性領域14の下方に比較的大きなスペースが形成されている。
一方、第1活性領域14の短辺(y方向に伸びる辺)は、半導体基板12の短辺と平行となっている。第1活性領域14の2つの短辺の一方は、半導体基板12の短辺に沿って伸びており、他方は半導体基板12の短辺から所定の距離だけ離れた位置を伸びている。第1活性領域14の短辺は、半導体基板12の短辺よりわずかに短くされている。このため、半導体基板12には、第1活性領域14の側方(第1活性領域14の短辺が伸びる方向)に小さなスペースが形成されている。
第1活性領域14は、半導体素子が形成されるセル領域14aと、セル領域14aを取り囲む終端領域14bを有している。セル領域14aには、複数のゲート電極36が形成されている。複数のゲート電極36は、図1のy方向(すなわち、第1活性領域14の短辺が伸びる方向)に伸びており、図1のx方向(すなわち、第1活性領域14の長辺が伸びる方向)に間隔を空けて配列されている。終端領域14bには3本の終端トレンチ46が形成されている。終端トレンチ46は、セル領域14aの周囲を一巡している。
ここで、セル領域14aの構成について説明する。図2に示すように、セル領域14aには、縦型の電界効果型トランジスタ(MOSFET)が形成されている。すなわち、セル領域14aでは、半導体基板12の上面にゲートトレンチ30が形成されている。ゲートトレンチ30は、後述するソース領域42及びボディ領域32を貫通し、その下端はドリフト領域26まで伸びている。ゲートトレンチ30内には、ゲート電極36が形成されている。ゲート電極36は、その下端がボディ領域32の下面よりわずかに深くなるように形成されている。ゲートトレンチ30の壁面とゲート電極36の間(すなわち、ゲート電極36の側方及び下方)には絶縁体34が充填されている。このため、ゲート電極36は、絶縁体34を介してボディ領域32及びソース領域42に対向している。また、ゲート電極36の上部にはキャップ絶縁膜40が形成されている。
また、セル領域14aでは、半導体基板12の上面に臨む領域に、n+型のソース領域42とp+型のボディコンタクト領域46が形成されている。ソース領域42は、絶縁体34と接するように形成されている。ボディコンタクト領域46は、ソース領域42に接するように形成されている。
ソース領域42とボディコンタクト領域46の下側には、p−型のボディ領域32が形成されている。ボディ領域32の不純物濃度は、ボディコンタクト領域46の不純物濃度より低くされている。ボディ領域32は、ソース領域42及びボディコンタクト領域46に接しており、ソース領域42の下側で絶縁体34に接している。このため、ソース領域42は、ボディ領域32及びボディコンタクト領域46によって囲まれている。なお、ボディ領域32は、終端領域14bの最外周に位置する終端トレンチ46の内側にまで形成され、その外縁が最外周に位置する終端トレンチ46の内側の壁面に達している。
ボディ領域32の下側には、n−型のドリフト領域26が形成されている。ドリフト領域26は、半導体基板12の全面に形成されている。ドリフト領域26は、ボディ領域32の下面に接している。ドリフト領域26は、ボディ領域32によってソース領域42から分離されている。ドリフト領域26内には、ゲートトレンチ30の底部を囲む範囲にp−型の拡散領域28が形成されている。拡散領域28は、ゲート電極36の下方(すなわち、ゲートトレンチ30の底部)の絶縁体34に接している。拡散領域28の周囲は、ドリフト領域26に囲まれている。これによって、拡散領域28は、ボディ領域32から分離されている。
半導体基板12の下面に臨む領域には、n+型のドレイン領域24が形成されている。ドレイン領域24は半導体基板12の全面に形成されている。ドレイン領域24の不純物濃度は、ドリフト領域26中の不純物濃度より高くされている。ドレイン領域24は、ドリフト領域26の下面に接している。ドレイン領域24は、ドリフト領域26によってボディ領域20から分離されている。
半導体基板12の下面にはドレイン電極22が形成されている。ドレイン電極22は、半導体基板12の全面に形成されている。ドレイン電極22は、ドレイン領域24とオーミック接触している。半導体基板12の上面には、ソース電極38が形成されている。ソース電極38は、素子領域14a内に形成されている。ソース電極38は、キャップ絶縁膜40を覆うように形成されており、ゲート電極36から絶縁されている。ソース電極38は、ソース領域42及びボディコンタクト領域46とオーミック接触している。
次に、第1活性領域14の終端領域14bについて説明する。図2に示すように、終端領域14bでは、3本の終端トレンチ46が形成されている。終端トレンチ46は、ボディ領域32を貫通し、その下端がドリフト領域26まで伸びている。終端トレンチ46の下端は、ゲートトレンチ30の下端と同一の深さとなっている。終端トレンチ46内には、絶縁体48が充填されている。終端トレンチ46の底部を囲む範囲には、p−型の拡散領域52が形成されている。拡散領域52の周囲は、ドリフト領域26に囲まれている。なお、終端領域14b内の半導体基板12の表面には絶縁膜50が形成されている。この絶縁膜50は、非活性領域21の表面にまで形成されている。
次に、第2活性領域16について説明する。図1に示すように、第2活性領域16は、半導体基板12を平面視したときに矩形状(略正方形状)となる形状に形成されている。第2活性領域16は、半導体基板12の右下角部に配されている。図1から明らかなように、第2活性領域16は、第1活性領域14に対して、第1活性領域14のx方向に並んで配置されている。第2活性領域16のx方向に伸びる辺の一方は、半導体基板12の長辺と平行となり、半導体基板12の長辺に沿って伸びている。第2活性領域14のx方向に伸びる辺の他方は、半導体基板12の長辺から所定の距離だけ離れた位置を伸びている。「第2活性領域のx方向に伸びる辺の長さ」は、「第1活性領域14の長辺の長さ」より短くされている。また、「第1活性領域14の長辺の長さ」と「第2活性領域のx方向に伸びる辺の長さ」の和は、半導体基板12の長辺よりわずかに短くなっている。
一方、第2活性領域16のy方向に伸びる辺の一方は、半導体基板12の短辺と平行となり、半導体基板12の短辺に沿って伸びている。第2活性領域16のy方向に伸びる辺の他方は、半導体基板12の短辺から所定の距離だけ離れた位置を伸びている。「第2活性領域16のy方向に伸びる辺の長さ」は、「第1活性領域14の短辺の長さ」より短くされている。
なお、第2活性領域16は、第1活性領域14と同様に、セル領域16aと、セル領域16aを取り囲む終端領域16bを有している。セル領域16aには、複数のゲート電極17が形成されている。複数のゲート電極17は、第1活性領域14のゲート電極36と同様、図1のy方向に伸びており、図1のx方向に間隔を空けて配列されている。また、終端領域16bには3本の終端トレンチ19が形成され、終端トレンチ19はセル領域16aの周囲を一巡している。セル領域16a及び終端領域16bの構成は、第1活性領域14と同一構造であるため、ここでは、その説明を省略する。なお、第1活性領域14に形成されるソース電極38と、第2活性領域16に形成されるソース電極とは、図示しない金属層によって接続されている。このため、第1活性領域14のソース電極と第2活性領域16のソース電極の一方にワイヤをボンディングするだけで、第1活性領域14と第2活性領域16の各ソース電極を外部回路に接続することができる。
次に、非活性領域21について説明する。図1,2に示すように、非活性領域21は、半導体基板12のうち、第1活性領域14と第2活性領域16以外の領域に形成されている。非活性領域21の表面には絶縁膜50(図2参照)が形成され、絶縁膜50上にゲートパッド18とゲート配線20a,b,c,dが形成されている。ゲートパッド18には、図示しないワイヤの一端がボンディングされ、このワイヤによって外部回路に接続されている。ゲート配線20a,b,c,dは、ゲートパッド18と各ゲート電極17,36とを導通させるための配線である。なお、図1では、図の見易さを考慮して、ゲート配線20a,b,c,dを斜線でハッチングしている。
図1に示すように、ゲートパッド18は、半導体基板12を平面視したときに矩形状(略正方形状)となる形状に形成されている。ゲートパッド18は、半導体基板12の左下角部に配されている。図1から明らかなように、ゲートパッド18は、第1活性領域14に対して、第1活性領域14の長辺が伸びる方向(x方向)に並んで配置されている。また、ゲートパッド18は、第2活性領域16に対して、第1活性領域14の短辺が伸びる方向(y方向)に並んで配置されている。ゲートパッド18のx方向に伸びる辺の一方は、半導体基板12の長辺と平行となり、半導体基板12の長辺に沿って伸びている。また、ゲートパッド18のx方向に伸びる辺の他方は、半導体基板12の長辺から所定の距離だけ離れた位置を伸びている。「ゲートパッド18のx方向に伸びる辺の長さ」は、「第1活性領域14の長辺の長さ」より短くされ、また、「第2活性領域のx方向に伸びる辺の長さ」の長さよりわずかに長くされている。また、「第1活性領域14の長辺の長さ」と「ゲートパッド18のx方向に伸びる辺の長さ」の和は、半導体基板12の長辺よりわずかに短くなっている。
一方、ゲートパッド18のy方向に伸びる辺の一方は、半導体基板12の短辺と平行となり、半導体基板12の短辺に沿って伸びている。ゲートパッド18のy方向に伸びる辺の他方は、半導体基板12の短辺から所定の距離だけ離れた位置を伸びている。「ゲートパッド18のy方向に伸びる辺の長さ」は、「第1活性領域14のy方向に伸びる辺の長さ」より短くされている。また、「第2活性領域16のy方向に伸びる辺の長さ」と「ゲートパッド18のy方向に伸びる辺の長さ」の和は、半導体基板12の短辺よりわずかに短く、「第1活性領域14のy方向に伸びる辺の長さ」と略等しくなっている。
なお、ゲートパッド18には、第2活性領域16内の各ゲート電極17の一端部(図の左端部)が図示しない配線によって接続されている。従って、ゲートパッド18に印加された電位は、図示しない配線を介して、各ゲート電極17の左端部に直接印加される。ゲートパッド18と各ゲート電極17が配線によって直接接続されるため、第2活性領域16とゲートパッド18の間には、第2活性領域16の外周に沿って伸びるゲート配線が設けられていない。これによって、非活性領域の面積が大きくなることが防止されている。
ゲート配線20a,b,c,dは、半導体基板12を平面視したときに、半導体基板12の外周に沿って形成されている。ゲート配線20aは、半導体基板12の長辺に沿って形成されている。ゲート配線20aの一端は、ゲートパッド18に接続されている。ゲート配線20aには、図示しない配線によって、第1活性領域14内の各ゲート電極36の一端部(図の左端部)が接続されている。従って、ゲートパッド18に印加された電位は、ゲート配線20aを介して、第1活性領域14内の各ゲート電極36の左端部に印加される。
ゲート配線20bは、半導体基板12の短辺に沿って形成されている。ゲート配線20bの一端は、ゲート配線20aの他端に接続されている。ゲート配線20bは、活性領域14,16内の各ゲート電極17,36に直接接続されていない。
ゲート配線20cは、半導体基板12の長辺に沿って形成されている。ゲート配線20cの一端は、ゲート配線20bの他端に接続されている。ゲート配線20cには、図示しない配線によって、第1活性領域14内の各ゲート電極36の他端部(図の右端部)と、第2活性領域16内の各ゲート電極17の他端部(図の右端部)が接続されている。従って、ゲートパッド18に印加された電位は、ゲート配線20cを介して、活性領域14、16内の各ゲート電極17,36の左端部に印加される。
ゲート配線20dは、半導体基板12の短辺に沿って形成されている。ゲート配線20dの一端は、ゲート配線20cの他端に接続され、ゲート配線20dの他端はゲートパッド18に接続されている。ゲート配線20dは、活性領域14,16内の各ゲート電極17,36に直接接続されていない。
なお、図1から明らかなように、第1活性領域14と第2活性領域16の間にはゲート配線が設けられていない。ゲート配線が設けられていない分だけ、第1活性領域14と第2活性領域16の間のスペースを小さくすることができ、活性領域14,16の面積を広くすることができる。
上述した半導体装置10を使用する時は、ドレイン電極22が電源電位に接続され、ソース電極38がグランド電位に接続される。ゲートパッド18に印加される電位が閾値電位未満である場合は、半導体装置10はオフしている。半導体装置10がオフした状態では、ボディ領域32とドリフト領域26の界面と、拡散領域28,52とドリフト領域26の界面から、空乏層が広がる。空乏層が広い範囲に形成されることで、半導体装置10の耐圧の向上が図られている。また、第1活性領域14と第2活性領域16は、平面視したときに矩形状を呈しており、内アール部が形成されていない。このため、半導体装置10の耐圧が低下することが防止されている。
ゲートパッド18に印加される電位が閾値電位以上となると、半導体装置10はオンする。すなわち、第1活性領域14においては、ゲートパッド18に印加された電位が、ゲート配線20a,20cからゲート電極36の両端(長手方向の両端部)に印加される。ゲート電極36に印加される電位が閾値電位以上となると、絶縁体34に接している範囲のボディ領域32にチャネルが形成される。これによって、電子が、ソース電極38から、ソース領域42、ボディ領域32のチャネル、ドリフト領域26及びドレイン領域24を通ってドレイン電極22に流れる。すなわち、ドレイン電極22からソース電極38に電流が流れる。なお、本実施例では、ゲート電極36が第1活性領域14の短辺の方向に伸びることによって、ゲート電極36の長手方向の長さが抑えられる。また、ゲート配線20a,20cからゲート電極36の両端にゲート電位が印加される。このため、ゲートパッド18に閾値電位を印加してから短時間でゲート電極36に印加される電位が閾値電位以上となり、半導体装置10のスイッチング速度の向上が図られている。
また、第2活性領域16においては、ゲートパッド18に印加された電位は、ゲートパッド18から図示しない配線によって直接的にゲート電極17の一端(長手方向の一端)に印加され、また、ゲート配線20cを介してゲート電極17の他端(長手方向の他端)に印加される。ゲート電極17に印加される電位が閾値電位以上となると、第1活性領域14と同様、半導体装置10に電流が流れる。本実施例では、ゲート電極17の両端にゲート電位が印加されるため、ゲートパッド18に閾値電位を印加してから短時間でゲート電極17に印加される電位が閾値電位以上となり、半導体装置10のスイッチング速度の向上が図られている。
上述したことから明らかなように、本実施例の半導体装置10では、第1活性領域14と第2活性領域16に内アール部が形成されていない。このため、半導体装置10の耐圧が低下することが防止される。また、第1活性領域14の短辺に沿ってゲートパッド18と第2活性領域16を並べ、第1活性領域14の短辺の略幅内にゲートパッド18と第2活性領域14を配置する。このため、従来のレイアウト(図4(a)を参照)に比較して、ゲートパッド18の面積が第2活性領域16の分だけ小さくなる。すなわち、第2活性領域16の分だけ活性領域を広げることができる。これによって、半導体基板12の有効面積が広がり、半導体装置10のオン抵抗を下げることができる。
また、上記の半導体装置10では、第1活性領域14と第2活性領域16の間にゲート配線が形成されておらず、また、第2活性領域16とゲートパッド18の間にも、第2活性領域16の外周に沿ったゲート配線が形成されていない。ゲート配線が形成されない分だけ、第1活性領域14と第2活性領域16の間のスペースを狭くでき、また、第2活性領域16とゲートパッド18の間のスペースを狭くできる。これによっても、活性領域の面積が広がり、半導体基板12の有効面積を広げることができる。
以上、本明細書の一実施例に係る半導体装置10を説明したが、本明細書に開示する技術は上述した実施例に限定されない。例えば、上述した実施例においては、ゲートパッド18を略正方形状としたが、ゲートパッドの形状はワイヤボンディングが可能となる範囲内で種々の形状(例えば、長方形状等)を採ることができる。半導体基板の活性領域の面積を広くするためには、ゲートパッドはワイヤボンディングが可能となる最小の面積とすることが好ましい。
また、本明細書に開示する技術は、上述した実施例に示すようなレイアウトには限られず、種々のレイアウトを採ることができる。例えば、図3に示すようなレイアウトを採用することができる。図3に示すレイアウトでは、ゲートパッドの左側方に第3の活性領域が形成されている点で、上述した実施例と相違する。
図3に示す半導体装置60では、半導体基板62に、第1活性領域64と、第2活性領域66と、第3活性領域68と、ゲートパッド70が配置されている。各活性領域64,66,68の構成は、上述した実施例の活性領域14,16と同一構成を有している。半導体装置60では、半導体基板62に複数の活性領域64,66,68を形成することで、各活性領域64,66,68の面積が大きくなり過ぎることを防止する。これによって、各活性領域64,66,68がオンするまでの時間が長くなることを防止している。また、各活性領域64,66,68のゲート電極65,67,69は、それぞれの活性領域64,66,68の短辺の伸びる方向(y方向)に伸びている。これによっても、ゲート電極65,67,69の長手方向の長さが短く抑えられ、各活性領域64,66,68がオンするまでの時間が長くなることが防止されている。
上述した実施例と同様に、ゲートパッド70と第2活性領域66は、y方向に並んで配置されると共に、第1活性領域64の下方(x方向)で、第1活性領域64の短辺の略幅内に配置されている。ゲートパッド70のy方向の長さは、第1活性領域64の短辺の長さより短くされ、ゲートパッド70のy方向の長さを短くすることによってできるスペースに第2活性領域66が配置されている。また、第2活性領域66のx方向の長さは、ゲートパッド70のx方向の長さよりわずかに短くされている。第3活性領域68は、第1活性領域64とゲートパッド70の左側方に配置されている。第1活性領域64とゲートパッド70は、第3活性領域68の長辺(x方向の辺)の略幅内に配置されている。
半導体基板62の非活性領域74の表面には、ゲート配線72a,72b,72c,72d,72e,72fが形成されている。ゲート配線72a,72c,72d,72e,72fは、半導体基板62の外周に沿って形成されている。ゲート配線72bは、第1活性領域64と第3活性領域68の間に形成されている。第1活性領域64内のゲート電極65の各端部には、ゲート配線72b,72fから電位が印加される。また、第2活性領域66内のゲート電極67の各端部には、ゲート配線72fから電位が印加されると共に、ゲートパッド70から直接電位が印加される。また、第3活性領域68内のゲート電極69の各端部には、ゲート配線72c,72bから電位が印加されると共に、ゲートパッド70から直接電位が印加される。
図3に示す半導体装置60でも、活性領域64,66,68には内アール部が形成されていないため、半導体装置60の耐圧が低下することが防止されている。また、半導体装置60では、ゲートパッド70の面積を小さくすることでできるスペースに第2活性領域66が配置され、これによって、活性領域の面積の増大が図られている。
また、第1活性領域64と第3活性領域68の間にゲート配線72bを形成することで、ゲート配線72bを介してゲート電極65、69にゲートパッド70の電位を印加する。これによって、半導体装置60のスイッチング速度の向上が図られている。その一方、第1活性領域64と第2活性領域66の間にはゲート配線を形成しないことで、活性領域の面積の増大が図られている。
なお、上述した各実施例においては、半導体基板にMOSFETを形成した例であったが、半導体基板には他の半導体素子(例えば、IGBT等)を形成することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:半導体装置
12:半導体基板
14:第1活性領域
14a:セル領域
14b:終端領域
16:第2活性領域
16a:セル領域
16b:終端領域
17:ゲート電極
18:ゲートパッド
20a,20b,20c,20d:ゲート配線
36:ゲート電極

Claims (5)

  1. 半導体基板に形成されている第1活性領域と、
    半導体基板に形成されている第2活性領域と、
    半導体基板に形成されている非活性領域と、
    非活性領域上に形成されているゲートパッドを有しており、
    第1活性領域と第2活性領域のそれぞれは、素子領域と、その素子領域を取り囲む終端領域を有しており、
    第1活性領域と第2活性領域のそれぞれの素子領域は、
    半導体基板内の上面に臨む範囲に形成されている第1導電型のボディ領域と、
    ボディ領域の下面に接している第2導電型のドリフト領域と、
    ボディ領域を貫通してドリフト領域にまで伸びるゲートトレンチ内に配置され、ボディ領域と対向しているゲート電極と、
    ゲート電極とゲートトレンチの壁面との間に配置されている絶縁体と、
    ゲートトレンチの底部を囲んでおり、その周囲がドリフト領域によって囲まれている第1導電型のフローティング領域と、を有しており、
    第1活性領域と第2活性領域のそれぞれの終端領域には、素子領域の外側を一巡する終端トレンチが形成されており、その終端トレンチの底部を囲む範囲には、その周囲がドリフト領域によって囲まれている第1導電型のフローティング領域が形成されており、
    ゲートパッドは、第1活性領域と第2活性領域のそれぞれのゲート電極と電気的に接続されており、
    半導体基板を平面視したときに、
    (1)第1活性領域は、その一辺が長辺となる一方で他方の辺が短辺となる長方形状であり、
    (2)第2活性領域は、矩形状であり、第1活性領域に対して第1活性領域の長辺が伸びる方向に並んで配置されており、
    (3)ゲートパッドは、矩形状であり、第1活性領域に対して第1活性領域の長辺が伸びる方向に並んで配置されており、
    (4)第2活性領域とゲートパッドは、第1活性領域の短辺が伸びる方向に並んで配置されており、
    (5)第2活性領域の第1活性領域の短辺と平行となる辺の長さは、第1活性領域の短辺の長さより短くされており、
    (6)ゲートパッドの第1活性領域の短辺と平行となる辺の長さは、第1活性領域の短辺の長さより短くされており、
    (7)ゲートパッドの第1活性領域の長辺と平行となる辺の長さは、第1活性領域の長辺の長さより短くされており、
    (8)第2活性領域の第1活性領域の長辺と平行となる辺の長さは、ゲートパッドの第1活性領域の長辺と平行となる辺の長さ以下とされていることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1活性領域と第2活性領域のそれぞれの素子領域は複数のゲート電極を有しており、
    各素子領域の複数のゲート電極は、半導体基板を平面視したときに、第1活性領域の短辺が伸びる方向に伸びており、かつ、第1活性領域の長辺が伸びる方向に間隔を空けて並んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 非活性領域上には、ゲートパッドに導通すると共にゲート電極に導通するゲート配線が形成されており、そのゲート配線は、半導体基板を平面視したときに、第1活性領域の2つの長辺に沿って設けられており、第1活性領域と第2活性領域の間にはゲート配線が設けられていないことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. ゲート配線は、第2活性領域の第1活性領域の長辺と平行となる2辺のうちゲートパッドと隣接しない側の辺に沿って設けられており、第2活性領域とゲートパッドの間には第2活性領域に沿って伸びるゲート配線が設けられていないことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 第1活性領域の素子領域は、半導体基板の表面に設けられた第1表面電極をさらに有しており、第2活性領域の素子領域は、半導体基板の表面に設けられた第2表面電極をさらに有しており、第1表面電極と第2表面電極とが金属層によって接続されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体装置。
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