JP2019140152A - 半導体装置 - Google Patents

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【課題】チップ面積を縮小することが可能な半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置は、ドレイン層と、ドリフト層と、ボディ層と、ソース領域と、ソース領域の上面からドリフト層まで到達しているゲート電極領域と、ソース領域の上面に接するとともにゲート電極領域の上方に配置されているソース電極と、を備える。ゲート電極領域は、ボディ層にゲート絶縁膜を介して対向している第1および第2ゲート電極を備える。ゲート電極領域は、第1および第2ゲート電極の間に配置されており、中間絶縁膜によって第1ゲート電極および第2ゲート電極から絶縁されている埋め込み電極を備える。埋め込み電極の下端部は、第1および第2ゲート電極の下端部よりも下方側に位置している。埋め込み電極の上端部は、ソース電極に接している。第1および第2ゲート電極の上端部は、絶縁膜によってソース電極から絶縁されている。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する技術は、半導体装置に関する。
特許文献1には、トレンチダブル電極構造を備えたパワーMOSFETが開示されている。トレンチダブル電極構造は、トレンチゲート構造の下方側に、絶縁膜で覆われたソース埋め込み電極(フィールドプレート電極)を配置した構造である。
特開2008―103683号公報
トレンチダブル電極構造では、フィールドプレート電極は、ソース電極と同電位にする必要がある。そのため特許文献1の技術では、ソース電極とフィールドプレート電極を接続するための「接続領域」を、MOSFET素子の周辺部等に作成する必要がある。接続領域によって、チップ面積が増大してしまう。本明細書は、チップ面積を縮小することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本明細書で開示する半導体装置の一実施形態は、第1導電型のドレイン層と、ドレイン層の上面に接している第1導電型のドリフト層と、ドリフト層の上面に接している第2導電型のボディ層と、ボディ層の上部に配置されている第1導電型のソース領域と、ソース領域の上面からドリフト層まで到達しているゲート電極領域と、ソース領域の上面に接するとともにゲート電極領域の上方に配置されているソース電極と、を備える。側面からの断面視において、ゲート電極領域は、第1の側面においてボディ層にゲート絶縁膜を介して対向している第1ゲート電極を備える。ゲート電極領域は、第1の側面とは反対側の第2の側面においてボディ層にゲート絶縁膜を介して対向する第2ゲート電極を備える。ゲート電極領域は、第1ゲート電極および第2ゲート電極の間に配置されており、中間絶縁膜によって第1ゲート電極および第2ゲート電極から絶縁されている埋め込み電極を備える。埋め込み電極の下端部は、第1ゲート電極および第2ゲート電極の下端部よりも下方側に位置しているとともに、底部絶縁膜を介してドリフト層に接している。第1ゲート電極および第2ゲート電極の下端部から埋め込み電極の下端部までの領域において、埋め込み電極は、埋め込み電極絶縁膜を介してドリフト層に対向している。埋め込み電極の上端部は、ソース電極に接している。第1ゲート電極の上端部および第2ゲート電極の上端部は絶縁膜によってソース電極から絶縁されている。
上記実施形態の半導体装置では、第1ゲート電極および第2ゲート電極の間を貫通するように埋め込み電極を配置している。そして、埋め込み電極の上端部が、ソース電極に接している。これにより、埋め込み電極とソース電極とを最短距離で接続することが可能とされている。従って、ソース電極と埋め込み電極を接続するための接続領域を、半導体装置の周辺部等に作成する必要がない。チップ面積の縮小が可能となる。
底部絶縁膜の厚さは、埋め込み電極絶縁膜の厚さ以上であってもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
ゲート絶縁膜の厚さは、中間絶縁膜の厚さ以下であってもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
埋め込み電極の上端部における幅は、第1ゲート電極および第2ゲート電極の間に配置されている埋め込み電極の幅よりも大きくてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
実施例1の半導体装置の側面における断面図である。 実施例1の半導体装置の上面における断面図である。 比較例となる半導体装置の上面概略図である。 実施例1に係る半導体装置の上面概略図である。 実施例2の半導体装置の側面における断面図である。
図1に、半導体装置1の側面における断面図を示す。図1の断面図は、後述する図4におけるI−I部分の断面に対応している。半導体装置1は、MOSFETと称されるパワー半導体素子である。半導体装置1は、トレンチゲート型である。半導体装置1は、半導体基板10、半導体基板10の裏面を被覆するドレイン電極22、半導体基板10の表層部に設けられているトレンチ型の絶縁ゲート部30、および、半導体基板10の表面を被覆するソース電極24を備える。
半導体基板10は、炭化珪素(SiC)を材料とする基板である。n+型のドレイン層11、n型のドリフト層12、p型のボディ層13、n+型のソース領域15およびp+型の高濃度領域16を有する。ドレイン層11とドリフト層12とボディ層13とソース領域15は、半導体基板10の厚み方向に沿ってこの順で並んでいる。
ドレイン層11は、半導体基板10の裏層部に配置されており、半導体基板10の裏面に露出する。ドレイン層11は、ドリフト層12がエピタキシャル成長するための下地基板でもある。ドレイン層11は、半導体基板10の裏面を被膜するドレイン電極22にオーミック接触する。
ドリフト層12は、ドレイン層11上に設けられている。ドリフト層12は、絶縁ゲート部30の側面に接する。ドリフト層12は、エピタキシャル成長技術を利用して、ドレイン層11の表面から結晶成長して形成される。
ボディ層13は、ドリフト層12上に設けられており、半導体基板10の表層部に配置されている。ボディ層13は、絶縁ゲート部30の側面に接する。ボディ層13は、エピタキシャル成長技術を利用して、ドリフト層12の表面から結晶成長して形成される。
ソース領域15は、絶縁ゲート部30の近傍に配置されている。ソース領域15は、ボディ層13の上部であって半導体基板10の表層部に配置されており、半導体基板10の表面に露出している。ソース領域15は、ボディ層13によってドリフト層12から隔てられている。ソース領域15は、絶縁ゲート部30の側面に接する。ソース領域15は、イオン注入技術を利用して、半導体基板10の表層部に窒素又はリンを導入して形成される。ソース領域15は、半導体基板10の表面を被膜するソース電極24にオーミック接触する。
高濃度領域16は、ボディ層13の上部であって半導体基板10の表層部に配置されており、半導体基板10の表面に露出している。高濃度領域16は、ソース領域15によって絶縁ゲート部30の側面から隔てられている。高濃度領域16は、ソース電極24にオーミック接触する。ソース電極24は、ソース領域15、高濃度領域16および絶縁ゲート部30の上面に接している。
絶縁ゲート部30は、半導体基板10の表面から深部に向けて伸びている。絶縁ゲート部30は、トレンチ30T内に設けられている。トレンチ30Tは、ソース領域15及びボディ層13を貫通してドリフト層12の一部に到達している。絶縁ゲート部30は、第1ゲート電極31、第2ゲート電極32、埋め込み電極33、ゲート絶縁膜34a、中間絶縁膜34b、埋め込み電極絶縁膜34c、底部絶縁膜34d、上部絶縁膜34e、を有する。ゲート絶縁膜34a〜上部絶縁膜34eの各々は、酸化シリコンで構成されている。本明細書では、ゲート絶縁膜34a〜上部絶縁膜34eは、絶縁膜の配置位置に応じて定義している。従ってゲート絶縁膜34a〜上部絶縁膜34eは、一体の絶縁体でもよいし、複数の絶縁体が組み合わされた構造を有していてもよい。
第1ゲート電極31は、図1の絶縁ゲート部30の左側面において、ボディ層13にゲート絶縁膜34aを介して対向している。第2ゲート電極32は、図1の絶縁ゲート部30の右側面において、ボディ層13にゲート絶縁膜34aを介して対向している。埋め込み電極33は、第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の間に配置されており、中間絶縁膜34bによって第1ゲート電極31および第2ゲート電極32から絶縁されている。埋め込み電極33は、フィールドプレート電極である。すなわち絶縁ゲート部30は、ゲート電極の下方側に絶縁膜で覆われたフィールドプレート電極を配置した構造である、トレンチダブル電極構造である。第1ゲート電極31、第2ゲート電極32および埋め込み電極33は、不純物濃度が高いn+型のポリシリコンで構成されている。
埋め込み電極33の下端部E1は、第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の下端部E2よりも下方側に位置している。また下端部E1は、底部絶縁膜34dを介してドリフト層12に接している。第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の下端部E2から埋め込み電極33の下端部E1までの領域R1において、埋め込み電極33は、埋め込み電極絶縁膜34cを介してドリフト層12に対向している。埋め込み電極33の上端部E3は、ソース電極24に接している。第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の上端部E4は、上部絶縁膜34eによってソース電極24から絶縁されている。
底部絶縁膜34dの深さ方向の厚さt2は、埋め込み電極絶縁膜34cの幅方向の厚さt1以上である。効果を説明する。絶縁ゲート部30では、トレンチ底部の耐圧が最も弱い。そこで、トレンチ底部に配置されている底部絶縁膜34dの深さ方向の厚さt2を厚くすることで、半導体装置1の耐圧を確保することが可能となる。
ゲート絶縁膜34aの幅方向の厚さt3は、中間絶縁膜34bの幅方向の厚さt4以下である。効果を説明する。第1ゲート電極31と埋め込み電極33との間、および、第2ゲート電極32と埋め込み電極33との間には、ソース−ゲート間の寄生容量が存在する。また、ゲート絶縁膜34aの厚さが薄いほど、半導体装置1をオンしやすくすることができる。従って、ゲート絶縁膜34aの厚さt3を、中間絶縁膜34bの厚さt4以下にすることで、ソース−ゲート間の寄生容量の低減と、半導体装置1のオン特性の向上とを、両立することが可能となる。
また、埋め込み電極絶縁膜34cの幅方向の厚さt1は、ゲート絶縁膜34aの幅方向の厚さt3よりも厚い。
図2に、半導体装置1の上面における断面図を示す。図2は、図1におけるII−II部分の断面を示している。図2において、絶縁ゲート部30は、埋め込み電極33が第1ゲート電極31および第2ゲート電極32によって挟み込まれた構造を備えている。これにより、第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の間を埋め込み電極33が貫通している構造を実現することができる。
半導体装置1の動作を説明する。ドレイン電極22に正電圧が印加され、ソース電極24が接地され、絶縁ゲート部30のゲート電極34が接地されていると、半導体装置1はオフである。ドレイン電極22に正電圧が印加され、ソース電極24が接地され、絶縁ゲート部30のゲート電極34にソース電極24よりも正となる電圧が印加されると、第1ゲート電極31とボディ層13の対向部分に反転層R11(図1)が形成されるとともに、第2ゲート電極32とボディ層13の対向部分に反転層R12が形成される。半導体装置1はオン状態になる。
(効果)
図3に、比較例となる半導体装置101の上面概略図を示す。半導体装置101は、トレンチゲート構造の下方側に、絶縁膜で覆われた埋め込み電極(フィールドプレート電極)を配置したトレンチダブル電極構造を備えている。半導体基板100の上面には、ソース電極124、ゲート電極パッド137および埋め込み電極パッド150が配置されている。ソース電極24の下側には、絶縁ゲート部130が複数並んでいる。図3では、絶縁ゲート部130を点線で示している。複数の絶縁ゲート部130に備えられている埋め込み電極は、内部配線W1によって、埋め込み電極パッド150に共通に接続されている。図3では、内部配線W1を点線で示している。また埋め込み電極パッド150は、配線W2によってソース電極124に接続されている。配線W2は、ワイヤボンディング等であってもよい。また複数の絶縁ゲート部130に備えられているゲート電極は、不図示の配線により、ゲート電極パッド137に共通に接続されている。すなわち、比較例の半導体基板100では、ソース電極124と埋め込み電極とを接続するための接続領域である埋め込み電極パッド150を、半導体装置101の周辺部に作成する必要がある。埋め込み電極パッド150によって、チップ面積が増大してしまう。
一方、図4に、実施例1に係る半導体装置1の上面概略図を示す。半導体基板10の上面には、ソース電極24およびゲート電極パッド37が配置されている。図4では、絶縁ゲート部30を点線で示している。図1および図2で説明したように、第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の間を貫通するように埋め込み電極33が配置されている。そして、埋め込み電極33の上端部E3が、ソース電極24に接している。これにより、埋め込み電極33とソース電極24とを最短距離で接続することが可能である。従って、図3の比較例の半導体装置101のように、ソース電極と埋め込み電極を接続するための埋め込み電極パッド150を作成する必要がない。チップ面積の縮小が可能となる。
図3の比較例の半導体装置101では、内部配線W1を用いて埋め込み電極を埋め込み電極パッド150に接続している。よって内部配線W1の抵抗成分が存在する。また、y方向に延びている埋め込み電極の両端部から内部配線W1が引き出されている。埋め込み電極自体が配線として機能するため、埋め込み電極の両端部から中央部R21に行くに従って、抵抗成分が大きくなる。これらの抵抗成分によって、遅延が発生してしまう。一方、実施例1に係る半導体装置1では、埋め込み電極33の上端部E3の全面を、ソース電極24に接続している。従って、内部配線の抵抗成分や、埋め込み電極33を配線として用いる場合の抵抗成分を削減できる。抵抗成分に起因する遅延の発生を防止することが可能となる。
図3の比較例の半導体装置101では、前述したように、埋め込み電極自体が配線として機能する。よって、埋め込み電極の両端部から中央部R21に行くに従って、埋め込み電極の抵抗成分によって電圧降下が発生してしまう。その結果、半導体装置101の中央部R21近傍では、埋め込み電極のフィールドプレート機能が低下してしまう。一方、実施例1に係る半導体装置1では、埋め込み電極33の上端部E3の全面を、ソース電極24に接続している。従って、埋め込み電極33を配線として機能させる必要がないため、電圧降下の発生を防止できる。埋め込み電極33のフィールドプレート機能を、半導体装置1の全面で均一に発現させることが可能となる。
実施例1に係る半導体装置1では、ゲート電極を第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の2つに分割することで、埋め込み電極33を貫通させる空間を形成している。その結果、この空間の分だけ、ゲート電極の体積を小さくすることができるため、ゲートチャージ量を小さくすることが可能となる。さらなる高速スイッチング動作を実現することが可能となる。
図5に、実施例2に係る半導体装置1Aの要部断面図を示す。図5において、実施例1の半導体装置1と異なる部分には、符号の末尾に「A」を付している。図1と図5で同一の符号が付されている部分は同一内容であるため、説明を省略する。
実施例2に係る半導体装置1Aは、埋め込み電極33Aの上部の形状に特徴を備えている。すなわち、埋め込み電極33Aの上部は、テーパを有して上方へ向かって広がった形状とされている。上端部E3Aにおける埋め込み電極33Aの幅B1は、第1ゲート電極31および第2ゲート電極32の間に配置されている埋め込み電極33Aの幅B2よりも大きい。
(効果)
上部絶縁膜34eAの開口部を、テーパ形状にすることができる。すなわち、埋め込み電極33Aの上面の開口幅(幅B1)を、埋め込み電極33Aの内部の幅(幅B2)よりも広くすることができる。従って、トレンチ内にポリシリコン等の導電材料を埋め込むことで埋め込み電極33Aを作成する場合には、埋め込み電極33Aにボイドやシームが形成されてしまう事態を抑制することが可能となる。また、上端部E3Aの幅を広げることができるため、埋め込み電極33Aとソース電極24との接触面積を増大させることができる。コンタクト抵抗を低減することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
(変形例)
第1ゲート電極31、第2ゲート電極32および埋め込み電極33の材料は、導体であればよい。例えば金属材料であってもよい。
実施例2において、埋め込み電極33Aの上部の形状は、直線的な側壁を備えたテーパ形状に限られない。例えば、曲面を有する側壁を備えたテーパ形状であってもよい。
半導体基板10の材料は、SiCに限られない。GaN、GaAsなどのワイドギャップ半導体材料であってもよい。またSiであってもよい。
n型は、第1導電型の一例である。p型は、第2導電型の一例である。絶縁ゲート部30は、ゲート電極領域の一例である。絶縁ゲート部30の左側面は、第1の側面の一例である。絶縁ゲート部30の右側面は、第2の側面の一例である。
1および1A:半導体装置、10:半導体基板、11:ドレイン層、12:ドリフト層、13:ボディ層、15:ソース領域、22:ドレイン電極、24:ソース電極、30:絶縁ゲート部、31:第1ゲート電極、32:第2ゲート電極、33および33A:埋め込み電極、34a:ゲート絶縁膜、34b:中間絶縁膜、34c:埋め込み電極絶縁膜、34d:底部絶縁膜、34e:上部絶縁膜、E3およびE3A:上端部

Claims (4)

  1. 第1導電型のドレイン層と、
    前記ドレイン層の上面に接している第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層の上面に接している第2導電型のボディ層と、
    前記ボディ層の上部に配置されている第1導電型のソース領域と、
    前記ソース領域の上面から前記ドリフト層まで到達しているゲート電極領域と、
    前記ソース領域の上面に接するとともに前記ゲート電極領域の上方に配置されているソース電極と、
    を備え、
    側面からの断面視において、前記ゲート電極領域は、
    第1の側面において前記ボディ層にゲート絶縁膜を介して対向している第1ゲート電極と、
    前記第1の側面とは反対側の第2の側面において前記ボディ層に前記ゲート絶縁膜を介して対向する第2ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の間に配置されており、中間絶縁膜によって前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極から絶縁されている埋め込み電極と、
    を備え、
    前記埋め込み電極の下端部は、前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の下端部よりも下方側に位置しているとともに、底部絶縁膜を介して前記ドリフト層に接しており、
    前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の下端部から前記埋め込み電極の下端部までの領域において、前記埋め込み電極は、埋め込み電極絶縁膜を介して前記ドリフト層に対向しており、
    前記埋め込み電極の上端部は、前記ソース電極に接しており、
    前記第1ゲート電極の上端部および前記第2ゲート電極の上端部は絶縁膜によって前記ソース電極から絶縁されている、
    半導体装置。
  2. 前記底部絶縁膜の厚さは、前記埋め込み電極絶縁膜の厚さ以上である、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ゲート絶縁膜の厚さは、前記中間絶縁膜の厚さ以下である、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記埋め込み電極の前記上端部における幅は、前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の間に配置されている前記埋め込み電極の幅よりも大きい、請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体装置。
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