JP7326991B2 - スイッチング素子 - Google Patents

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本明細書に開示の技術は、スイッチング素子に関する。
特許文献1には、上面にトレンチが設けられた半導体基板を有するスイッチング素子が開示されている。トレンチ内には、ゲート絶縁膜とゲート電極が配置されている。半導体基板は、n型のソース領域とp型のボディ領域とn型のドリフト領域を有している。ボディ領域は、ソース領域の下側でゲート絶縁膜に接している。ドリフト領域は、ボディ領域の下側でゲート絶縁膜に接している。また、半導体基板は、トレンチの底面においてゲート絶縁膜に接しているp型の底部領域を有している。底部領域は、その周囲をドリフト領域に囲まれている。
このスイッチング素子がオフするときには、底部領域からドリフト領域内に空乏層が広がる。底部領域からドリフト領域に広がる空乏層によって、トレンチの下端近傍における電界の集中が抑制される。
特開2007-242852号公報
底部領域を有するスイッチング素子でも、電界緩和が十分でなく、トレンチの下端に位置するゲート絶縁膜に過度に高い電界が加わる場合がある。これに対し、底部領域をより深くすることで、ゲート絶縁膜に加わる電界をさらに緩和することができる。しかしながら、底部領域を深くすると、底部領域の幅が広くなり、底部領域に隣接するドリフト領域(すなわち、電流が流れる領域)の幅が狭くなる。このため、スイッチング素子のオン抵抗が高くなる。本明細書では、トレンチの下端に位置するゲート絶縁膜に加わる電界を緩和できるとともに、スイッチング素子のオン抵抗を低減する技術を提供する。
本明細書が開示するスイッチング素子は、半導体基板と、前記半導体基板の上面に設けられた複数のトレンチと、前記複数のトレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、前記複数のトレンチの内部に配置されており、前記ゲート絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されているゲート電極、を備えている。前記半導体基板が、複数の第1領域と、ベース領域と、ドリフト領域と、複数の底部領域を有している。前記複数の第1領域は、前記半導体基板の上面に露出しており、対応する前記トレンチ内の前記ゲート絶縁膜に接しているn型領域である。前記ベース領域は、前記各第1領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しているp型領域である。前記ドリフト領域は、前記ベース領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しており、前記ベース領域によって前記第1領域から分離されているn型領域である。前記複数の底部領域は、対応する前記トレンチの底面において前記ゲート絶縁膜に接しており、周囲を前記ドリフト領域に囲まれているp型領域である。前記複数のトレンチが、複数の第1トレンチと、前記複数の第1トレンチの間に配置されている第2トレンチと、を有している。前記複数の底部領域が、対応する前記第1トレンチの底部において前記ゲート絶縁膜に接する複数の第1底部領域と、前記第2トレンチの底部において前記ゲート絶縁膜に接する第2底部領域と、を有している。前記各第1底部領域の深さが、前記第2底部領域の深さよりも深く、前記各第1底部領域の幅が、前記第2底部領域の幅よりも広い。
スイッチング素子がオフするときには、底部領域内にも空乏層が広がる。このとき、底部領域内には、空乏化しない領域(非空乏化領域)が残存する。上記のスイッチング素子は、第1トレンチの底部に設けられた第1底部領域の深さが、第2トレンチの底部に設けられた第2底部領域の深さよりも深い。したがって、このスイッチング素子がオフしたときには、第1底部領域内の非空乏化領域の下端が、第2底部領域内の非空乏化領域の下端よりも下側に位置する。このため、ドリフト領域内において、第1トレンチの近傍では第2トレンチの近傍よりも等電位線が下側に分布する。その結果、第2トレンチの下端に位置するゲート絶縁膜への電界集中が緩和される。さらに、第1トレンチの下端は、深い位置まで伸びる非空乏化領域(第1底部領域内の非空乏化領域)によって囲まれるので、第1トレンチの下端に位置するゲート絶縁膜への電界集中が緩和される。以上の通り、上記のスイッチング素子によれば、各トレンチの下端に位置するゲート絶縁膜への電界集中を効果的に抑制することができる。また、このスイッチング素子では、第1トレンチの底部の第1底部領域の幅が広い一方で、第2トレンチの底部の第2底部領域の幅が狭い。このため、すべての底部領域の幅が広い場合よりも、スイッチング素子のオン抵抗を低減することができる。
MOSFET10の断面図。 MOSFET10がオフしているときのトレンチ近傍の空乏化領域の分布を示す断面図。
図1は、実施形態のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)10を示している。MOSFET10は、半導体基板12と、電極、絶縁膜等を備えている。半導体基板12は、例えば、Si(シリコン)や、SiC(炭化シリコン)といった半導体材料により構成されている。半導体基板12の上面12aには、複数のトレンチ22が設けられている。各トレンチ22は、図1の紙面に対して垂直方向に沿って互いに平行に伸びている。
各トレンチ22の内面は、ゲート絶縁膜24に覆われている。各トレンチ22の内部には、ゲート電極26が配置されている。ゲート電極26は、ゲート絶縁膜24の表面を覆っている。ゲート電極26は、ゲート絶縁膜24によって半導体基板12から絶縁されている。各ゲート電極26の上面は、層間絶縁膜28によって覆われている。以下では、図1の中央に位置する3つのトレンチ22のそれぞれを第2トレンチ22bといい、当該3つの第2トレンチ22bの両側に位置する2つのトレンチ22のそれぞれを第1トレンチ22aという。すなわち、本実施形態では、一対の第1トレンチ22aの間に、3つの第2トレンチ22bが配置されている。なお、図示していないが、半導体基板12の上面12aには、一対の第1トレンチ22aの間に3つの第2トレンチ22bが配置された構造が、図1の左右方向に沿って繰り返し形成されている。すなわち、図1の左側に位置する第1トレンチ22aの左側に設けられたトレンチ22と、図1の右側に位置する第1トレンチ22aの右側に設けられたトレンチ22は、第2トレンチ22bである。
半導体基板12の上面12aには、上部電極70が配置されている。上部電極70は、層間絶縁膜28が設けられていない部分で半導体基板12の上面12aに接している。上部電極70は、層間絶縁膜28によってゲート電極26から絶縁されている。半導体基板12の下面12bには、下部電極72が配置されている。下部電極72は、半導体基板12の下面12bに接している。
半導体基板12の内部には、複数のソース領域30、ベース領域32、ドリフト領域34、ドレイン領域35、及び複数の底部領域36が設けられている。
各ソース領域30は、n型領域である。各ソース領域30は、半導体基板12の上面12aに露出する位置に配置されている。各ソース領域30は、上部電極70にオーミック接触している。各ソース領域30は、対応するトレンチ22の側面において、ゲート絶縁膜24に接している。各ソース領域30は、対応するトレンチ22の上端部において、ゲート絶縁膜24に接している。ソース領域30は、「第1領域」の一例である。
ベース領域32は、p型領域である。ベース領域32は、各ソース領域30に接している。ベース領域32は、2つのソース領域30に挟まれた範囲から各ソース領域30の下側まで伸びている。ベース領域32は、コンタクト領域32aとメインベース領域32bを有している。コンタクト領域32aは、メインベース領域32bよりも高いp型不純物濃度を有している。コンタクト領域32aは、2つのソース領域30に挟まれた範囲に配置されている。コンタクト領域32aは、上部電極70にオーミック接触している。メインベース領域32bは、ソース領域30及びコンタクト領域32aの下側に配置されている。メインベース領域32bは、トレンチ22の側面において、ゲート絶縁膜24に接している。メインベース領域32bは、ソース領域30の下側でゲート絶縁膜24に接している。メインベース領域32bの下端は、ゲート電極26の下端よりも上側に位置している。
ドリフト領域34は、n型領域である。ドリフト領域34は、ベース領域32の下側に配置されている。ドリフト領域34は、ベース領域32によってソース領域30から分離されている。ドリフト領域34は、トレンチ22の側面において、ゲート絶縁膜24に接している。ドリフト領域34は、ベース領域32の下側でゲート絶縁膜24に接している。
ドレイン領域35は、n型領域である。ドレイン領域35は、ドリフト領域34よりも高いn型不純物濃度を有している。ドレイン領域35は、ドリフト領域34の下側に配置されている。ドレイン領域35は、半導体基板12の下面12bに露出している。ドレイン領域35は、下部電極72にオーミック接触している。
各底部領域36は、p型領域である。各底部領域36は、対応するトレンチ22の底面に露出する範囲に配置されている。各底部領域36は、対応するトレンチ22の底面において、ゲート絶縁膜24に接している。各底部領域36は、対応するトレンチ22の底面に沿って、図1の紙面に対して垂直方向に長く伸びている。各底部領域36の周囲は、ドリフト領域34に囲まれている。各底部領域36は、ドリフト領域34によってベース領域32から分離されている。
底部領域36は、複数の第1底部領域36aと複数の第2底部領域36bを有している。各第1底部領域36aは、対応する第1トレンチ22aの底部においてゲート絶縁膜24に接している。各第2底部領域36bは、対応する第2トレンチ22bの底部においてゲート絶縁膜24に接している。すなわち、本実施形態では、2つの第1底部領域36aの間に、3つの第2底部領域36bが配置されている。第1底部領域36aは、第2底部領域36bよりも深い位置まで伸びている。一例ではあるが、第1トレンチ22aの下端から第1底部領域36aの下端までの深さd1は、第2トレンチ22bの下端から第2底部領域36bまでの深さd2の2倍以上であってよい。また、第1底部領域36aは、第2底部領域36bよりも幅が広い。別言すると、第1底部領域36aは、第2底部領域36bよりも、トレンチ22の短手方向の厚みが厚い。一例ではあるが、第1底部領域36aの最大幅w1は、第2底部領域36bの最大幅w2の2倍以上であってよい。
第1底部領域36aは、第1トレンチ22aの底面にドーパントを注入することで形成される。第2底部領域36bは、第2トレンチ22bの底面にドーパントを注入することで形成される。第1底部領域36aは、第2底部領域36bよりも深くドーパントが注入されることで形成される。このため、第1底部領域36aの深さd1は、第2底部領域36bの深さd2よりも深くなる。また、このように第1底部領域36aを深く形成すると、第1底部領域36aの幅w1も広くなる。このため、第1底部領域36aの幅w1は、第2底部領域36bの幅w2よりも広くなる。各第1底部領域36aには、ドーパントとしてB(ボロン)が含まれている。各第2底部領域36bには、ドーパントとしてAl(アルミニウム)が含まれている。なお、第1底部領域36aと第2底部領域36bが含有するドーパントはこれに限られず、例えば、第1底部領域36aと第2底部領域36bが同じドーパントを含有していてもよい。
次に、MOSFET10の動作について説明する。MOSFET10の使用時には、MOSFET10と負荷(例えば、モータ)と電源が直列に接続される。MOSFET10と負荷の直列回路に対して、電源電圧が印加される。MOSFET10のドレイン側(下部電極72)がソース側(上部電極70)よりも高電位となる向きで、電源電圧が印加される。ゲート電極26ゲートオン電位(ゲート閾値よりも高い電位)を印加すると、ゲート絶縁膜24に接する範囲のメインベース領域32bにチャネル(反転層)が形成され、MOSFET10がオンする。ゲート電極26にゲートオフ電位(ゲート閾値以下の電位)を印加すると、チャネルが消失し、MOSFET10がオフする。以下に、MOSFET10のターンオフ時とターンオン時の動作について、詳細に説明する。
MOSFET10をターンオフさせる場合には、ゲート電極26の電位をゲートオン電位からゲートオフ電位に引き下げる。すると、チャネルが消失し、下部電極72の電位が上昇する。下部電極72の電位は、上部電極70に対して電源電圧分だけ高い電位まで上昇する。
下部電極72の電位の上昇に伴って、ドレイン領域35及びドリフト領域34の電位も上昇する。すると、ドリフト領域34とp型領域(すなわち、ベース領域32及び底部領域36)の界面のpn接合に逆電圧が印加される。このため、そのpn接合からドリフト領域34に空乏層が広がる。空乏化したドリフト領域34によって、ベース領域32とドレイン領域35の間の電圧が保持される。特に、底部領域36からその周囲に空乏層が広がることで、トレンチ22の下端近傍における電界集中が抑制される。
また、MOSFET10がオフするときには、各底部領域36内にも空乏層が広がる。このとき、各底部領域36内には、空乏化しない領域(非空乏化領域)が残存する。図2は、MOSFET10がオフしている状態における空乏化領域200と非空乏化領域202の分布を示している。図2において、斜線でハッチングされた半導体領域が非空乏化領域202であり、ハッチングされていない半導体領域が空乏化領域200である。図2に示すように、本実施形態のMOSFET10では、第1トレンチ22aの底部に設けられた第1底部領域36aの深さd1が、第2トレンチ22bの底部に設けられた第2底部領域36bの深さd2よりも深い。したがって、MOSFET10がオフしたときには、第1底部領域36a内の非空乏化領域202aの下端が、第2底部領域36b内の非空乏化領域202bの下端よりも下側に位置する。このため、ドリフト領域34内において、第1トレンチ22aの近傍では、第2トレンチ22bの近傍よりも等電位線が下側に分布する。その結果、第2トレンチ22bの下端に位置するゲート絶縁膜24への電界集中が抑制される。さらに、第1トレンチ22aの下端は、深い位置まで伸びる非空乏化領域202a(第1底部領域36a内の非空乏化領域)によって囲まれるので、第1トレンチ22aの下端に位置するゲート絶縁膜24への電界集中が緩和される。
MOSFET10をターンオンさせる場合には、ゲート電極26の電位をゲートオフ電位からゲートオン電位に引き上げる。すると、ゲート絶縁膜24に接している範囲のベース領域32に電子が引き寄せられる。これにより、当該範囲のベース領域32がp型からn型に反転し、チャネルが形成される。チャネルによって、ソース領域30とドリフト領域34が接続される。これにより、ドリフト領域34、ドレイン領域35及び下部電極72の電位が低下する。ドリフト領域34の電位が低下すると、ドリフト領域34とp型領域の界面のpn接合に印加されていた逆電圧が低下する。このため、ドリフト領域34内に広がっていた空乏層が、p型領域に向かって収縮する。これにより、上部電極70から、ソース領域、チャネル、ドリフト領域34、ドレイン領域35を経由して下部電極72へ電子が流れるようになる。すなわち、MOSFET10がオンする。
チャネルを通過した電子は、底部領域36によって挟まれた範囲のドリフト領域34を下側へ流れる。本実施形態のMOSFET10では、第1トレンチ22aの底部の第1底部領域36aの幅が広い一方で、第2トレンチ22bの底部の第2底部領域36bの幅が狭い。このため、第2底部領域36bに隣接するドリフト領域34では、電子を流すことができる領域の幅を広く確保することができる。このため、この領域の電気抵抗を低減することができる。したがって、MOSFET10は、低いオン抵抗を有する。
以上の通り、本実施形態では、複数の底部領域36の中に、深さが深く、幅が広い第1底部領域36aを所定の数のトレンチ間隔で設けることによって、高い耐圧を有するとともに、低いオン抵抗を有するMOSFET10を実現することができる。
上述した実施形態では、2つの第1底部領域36aの間に、3つの第2底部領域36bが配置されていた。しかしながら、2つの第1底部領域36aの間に配置される第2底部領域36bの数はこれに限られず、3つより少なくてもよいし、3つより多くてもよい。すなわち、2つの第1底部領域36aの間に、少なくとも1つの第2底部領域36bが配置されていればよい。
また、上述した実施形態では、2つの第1トレンチ22aの間に位置する3つのトレンチ22の底部のすべてに底部領域36が配置されていた。しかしながら、2つの第1トレンチ22aの間には、底部領域36が配置されていないトレンチ22が含まれていてもよい。すなわち、2つの第1トレンチ22aの間には、第2底部領域36bが設けられた第2トレンチ22bが少なくとも1つあればよい。
また、上述した実施形態では、MOSFETについて説明したが、IGBTに本明細書に開示の技術を適用してもよい。n型のドレイン領域35をp型領域に代えることによって、IGBTの構造を得ることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:MOSFET
12:半導体基板
12a:上面
12b:下面
22:トレンチ
22a:第1トレンチ
22b:第2トレンチ
24:ゲート絶縁膜
26:ゲート電極
28:層間絶縁膜
30:ソース領域
32:ベース領域
32a:コンタクト領域
32b:メインベース領域
34:ドリフト領域
35:ドレイン領域
36:底部領域
36a:第1底部領域
36b:第2底部領域
70:上部電極
72:下部電極

Claims (1)

  1. スイッチング素子であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板の上面に設けられた複数のトレンチと、
    前記複数のトレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、
    前記複数のトレンチの内部に配置されており、前記ゲート絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されているゲート電極、
    を備えており、
    前記半導体基板が、
    前記半導体基板の上面に露出しており、対応する前記トレンチ内の前記ゲート絶縁膜に接している複数のn型領域と、
    前記各n型領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しているp型のベース領域と、
    前記ベース領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接しており、前記ベース領域によって前記n型領域から分離されているn型のドリフト領域と、
    対応する前記トレンチの底面において前記ゲート絶縁膜に接しており、周囲を前記ドリフト領域に囲まれている複数のp型の底部領域、
    を有しており、
    前記複数のトレンチが、複数の第1トレンチと、前記複数の第1トレンチの間に配置されている第2トレンチと、を有しており、
    前記複数のn型領域が、対応する前記第1トレンチの側面において前記ゲート絶縁膜に接する複数の第1n型領域と、前記第2トレンチの側面において前記ゲート絶縁膜に接する第2n型領域と、を有しており、
    前記複数の底部領域が、対応する前記第1トレンチの底部において前記ゲート絶縁膜に接する複数の第1底部領域と、前記第2トレンチの底部において前記ゲート絶縁膜に接する第2底部領域と、を有しており、
    前記各第1底部領域の深さが、前記第2底部領域の深さよりも深く、
    前記各第1底部領域の幅が、前記第2底部領域の幅よりも広い、
    スイッチング素子。
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