JP5309427B2 - 半導体装置 - Google Patents

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この発明は、大電力用縦型絶縁ゲート半導体素子を有する半導体装置に関する。
従来、大電力用縦型絶縁ゲート半導体素子として、金属−酸化物−半導体構造を有する絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、MOSFETとする)や絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTとする)が公知である。これらの半導体素子は、高電力出力用途のために単独で形成されたり、他の高電圧出力用途のために並列に接続された構造として形成される。
このような縦型半導体素子を有する半導体装置では、主電流が流れる活性領域の外側で、かつMOSゲート構造が形成された側(以下、上側とする)の主面に、PN接合を終端させるためのプレーナ型終端構造領域を設ける必要がある。この終端構造領域を設けない場合には、活性領域の外側に、PN接合部の曲率部分が存在することになる。この曲率部分では、活性領域内の平面状のPN接合部よりも、電界の集中が起こりやすい。そのため、活性領域の外側の方が、活性領域よりも高電界となり、活性領域よりも先に臨界電界強度に到達するため、耐圧が低くなってしまう。
また、一般的に、プレーナ型終端構造領域を有する縦型デバイスでは、主電流を流すために半導体層に接している電極のうち、上側の電極の方が、反対側の電極よりも小さい。そのため、上側の電極の端部には、電流が集中しやすい。この対策として、活性領域から終端構造領域に遷移する領域(以下、遷移領域とする)を設けることが公知である。
プレーナ型終端構造の例としては、フローティングガードリング構造、フィールドプレート構造、リサーフ構造等、またはそれらを組み合わせた終端構造が公知である。また、プレーナ型終端構造領域においてトレンチ溝同士をループ状につなぎ合わせることにより、トレンチ溝の端面をなくし、トレンチ溝端面への電界集中による耐圧低下を防ぐようにした構造が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
また、トレンチ溝よりも深いP型拡散領域を設けることにより、トレンチ溝端面への電界集中による耐圧低下を防ぐようにした構造が公知である(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2には、活性セル領域を囲む不活性セル領域と、不活性セル領域を囲むターミネーション領域を設けることによって、寄生NPNトランジスタが形成されるのを防ぎ、電流集中に起因する破壊を防ぐようにした構造も開示されている。
また、活性領域において、トレンチ溝内に誘電体膜を介して、エミッタ電極に接続された電極を形成することにより、半導体基板領域内に空間電荷領域を形成し、チャネル領域と半導体基板領域との接合に発生する空間電荷領域との結合により、半導体基板領域内の空間電荷領域における電界集中を緩和させるようにした構造が公知である(例えば、特許文献3参照。)。この公知例は、高耐圧を維持しつつ、オン抵抗を低減できる程度に半導体基板の不純物濃度を高くするものである。
また、活性領域を完全に囲む縁部終端構造を備えたパワーMOS素子が公知である(例えば、特許文献4参照。)。この縁部終端構造は、ソース領域、ドレイン領域およびチャンネル領域とは反対側の縁部に、絶縁体によって絶縁されている導電材料を有する終端トレンチの一部を含む。この縁部終端構造の導電材料は、接続孔、上面メタライゼーションおよび接続孔を介してソース領域およびドレイン領域に導電可能に接続されている。
また、第1導電型の半導体基板と、半導体基板上に設けられた第2導電型のエピタキシャル層と、エピタキシャル層の上面からエピタキシャル層の中に延在する第1導電型の第1の領域と、第1の領域を取り囲みかつ第1の領域から離間するようにエピタキシャル層の上面からエピタキシャル層の中に延在する第2の領域と、エピタキシャル層の上面から第2の領域およびエピタキシャル層を通って基板の中まで延在する傾斜した側壁と、第1の領域および第2の領域とエピタキシャル層との間に形成されたそれぞれのPN接合と、傾斜した側壁中に設けられて、第2の領域を基板に電気的に接続する低抵抗路を構成する第1導電型の不純物の薄い注入層と、を有し、第1の領域と第2の領域との間に、降伏電圧特性を制御する手段が設けられている半導体デバイスが公知である。降伏電圧特性を制御する手段は、第1の領域から第2の領域に向かって横方向に延在する第1の接合終端延在領域と、第2の領域から第1の接合終端延在領域に向かって横方向に延在する第2の接合終端延在領域とを有している(例えば、特許文献5参照。)。
また、N+エミッタ領域が配置されるセルエリアと、当該セルエリア以外の領域である非セルエリアとの間にトレンチを形成し、Pベース層を分離した構造が公知である(例えば、特許文献6参照。)。トレンチ内にはゲート電極が埋設される。この公知例は、非セルエリアからセルエリアへ正孔が流れ込むことを防ぎ、ラッチアップ現象が生じることを回避することができる。
特開2001−168329号公報(図3、図4) 特開2005−19734号公報(図9、図10、図14) 特開2001−85688号公報(図9、図18) 特表2003−515915号公報(図4のD参照) 特開平2−22869号公報 特開2001−168324号公報(図3、段落0029〜0032)
しかしながら、上述した不活性セル領域を設ける場合には、不活性セル領域がMOSFET動作をしない領域であるため、単位面積あたりのオン抵抗の上昇を招くという問題点がある。また、終端構造領域と不活性セル領域に挟まれたトレンチ溝には、絶縁膜を介してゲート電極が埋め込まれているため、総ゲート長が長くなり、容量が増加するという問題点や、ゲートの信頼性が損なわれるという問題点がある。
特に、半導体装置の角部には、ゲート電極が埋め込まれたトレンチ溝に曲率部分がある。この曲率部分と、他のトレンチ溝が直線状に形成されている領域とでは、絶縁膜の成長速度が異なるため、ゲートの信頼性が低下するという問題点がある。また、ゲート電極とソース電極を分離するために一定以上のスペースを設ける必要があるため、トランジスタの動作領域が狭くなるという問題点もある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、終端構造領域および遷移領域を有する半導体装置であって、終端構造領域および遷移領域をより一層短くすることができる半導体装置を提供することを目的とする。また、この発明は、終端構造領域および遷移領域を有する半導体装置であって、総ゲート長を必要以上に長くすることなく、本来必要な領域にのみゲート電極を設置することができる半導体装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域と前記ドリフト領域の間の前記チャネル領域に沿って設けられたゲート絶縁膜、および該ゲート絶縁膜に沿って設けられたゲート電極を有する前記活性領域と、前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達するトレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第1導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域に接続された第2電極と、前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、を備え、前記第1バイパス領域の、前記トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域と前記ドリフト領域の間の前記チャネル領域に沿って設けられたゲート絶縁膜、および該ゲート絶縁膜に沿って設けられたゲート電極を有する前記活性領域と、前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達するトレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域に接続された第2電極と、前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、を備え、前記第1バイパス領域の、前記トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域に隣接して前記第1主面から前記チャネル領域を貫通して前記ドリフト領域に達する第1トレンチ溝の内周面に沿って設けられたゲート絶縁膜、該ゲート絶縁膜を介して前記第1トレンチ溝内に埋め込まれたゲート電極を有する前記活性領域と、前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達する第2トレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記第2トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記第2トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第1導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域に接続された第2電極と、前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、を備え、前記第1バイパス領域の、前記第2トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記第2トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域に隣接して前記第1主面から前記チャネル領域を貫通して前記ドリフト領域に達する第1トレンチ溝の内周面に沿って設けられたゲート絶縁膜、該ゲート絶縁膜を介して前記第1トレンチ溝内に埋め込まれたゲート電極を有する前記活性領域と、前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達する第2トレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記第2トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記第2トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域に接続された第2電極と、前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、を備え、前記第1バイパス領域の、前記第2トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記第2トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記第1トレンチ溝の深さと前記第2トレンチ溝の深さが同じであることを特徴とする。また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記第2バイパス領域の不純物プロファイルと前記チャネル領域の不純物プロファイルが同じであることを特徴とする
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記チャネル領域内に選択的に第2導電型のボディ領域が設けられており、前記第2バイパス領域の不純物プロファイルと前記ボディ領域の不純物プロファイルが同じであることを特徴とする。また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記活性領域のMOSゲート構造が直線状に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、遷移領域に設けたトレンチ溝により、終端構造領域の少数キャリアが活性領域に流れ込むのを防ぐとともに、その少数キャリアをバイパス領域から引き抜くことにより、終端構造領域の近傍でターンオフ破壊やアバランシェ破壊が起こるのを回避できる。つまり、遷移領域のトレンチ溝に電流障壁および電圧障壁としての機能を付与することによって、動的な耐量を向上させることができる。
また、遷移領域のトレンチ溝の内部に電極を埋め込み、かつその電極の電位をゲート電極とは異なる電位に固定することによって、ゲート電極面積の増加を防ぐとともに、ゲート電位との絶縁に必要な領域を短くするか、なくすことができる。従って、高いゲート信頼性と幅の狭い遷移領域の両方を同時に実現することができる。さらに、遷移領域のトレンチ溝の深さを活性領域のトレンチ溝の深さと同じにしたり、バイパス領域の不純物プロファイルをチャネル領域やボディ領域の不純物プロファイルと同じにすることによって、プロセスを追加しないで遷移領域の構造を作製できるので、半導体製造プロセスを簡略化できる。
ところで、上記特許文献3に開示された半導体装置は、オン抵抗を低減できる程度に半導体基板の不純物濃度を高くするものである。そのため、活性領域のほぼ全面にわたって、トレンチ溝を形成し、そのトレンチ溝内に誘電体膜を介して電極を形成する必要がある。それに対して、本発明は、活性領域と終端構造領域の間の遷移領域にトレンチ溝を形成し、そのトレンチ溝を電極で埋めるものであるから、上記特許文献3に開示された半導体装置とは、その機構および構造が異なる。
本発明にかかる半導体装置によれば、終端構造領域および遷移領域をより一層短くすることができるという効果を奏する。また、総ゲート長を必要以上に長くすることなく、本来必要な領域にのみゲート電極を設置することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
本発明を600VプレーナゲートMOSFETに適用した例について説明する。図1は、実施の形態1の半導体装置の第1主面側の平面レイアウトを示す図であり、第1主面上に形成されている電極や絶縁膜等を省略した図である。図1に示すように、活性領域1は、半導体装置の中央部に配置されている。遷移領域2は、活性領域1を囲むように、活性領域1の外側に配置されている。終端構造領域3は、遷移領域2を囲むように、遷移領域2の外側に配置されている。
遷移領域2には、チャネル領域4、トレンチ埋込領域5およびバイパス領域6が、活性領域1から終端構造領域3へ向かってこの順で、それぞれ半導体チップを一周するように配置されている。半導体チップの四隅の角部では、トレンチ埋込領域5は、約200μm程度の曲率で直角に曲がるように形成されている。終端構造領域3の外周縁は、半導体装置の第1主面から第2主面まで達する切断面7a,7bとなっている。図示省略したが、終端構造領域3には、フィールドリミッティングリング等の終端構造が形成されている。
図示省略したが、活性領域1には、MOSゲート構造を構成するソース領域、チャネル領域およびボディ領域等が形成されている。特に限定しないが、例えば、活性領域1には、直線状に形成された複数のMOSゲート構造がストライプ状に平行に配置されている。ここでは、図1の一点鎖線A−A’に垂直な方向(一点鎖線B−B’に平行な方向)に各MOSゲート構造が伸びているとする。また、活性領域1には、ゲートパッド8が設けられている。例えば、ゲートパッド8は、金属でできている。
次に、実施の形態1の半導体装置の断面の構成について説明する。図2および図3は、それぞれ図1の切断線A−A’およびB−B’における断面の構成を示す図である。活性領域1の構成は、次の通りである。例えば、N型のドリフト領域11の濃度および厚さは、それぞれ約2.5×1014cm-3および50μm程度である。P型のチャネル領域12は、ドリフト領域11の第1主面に沿って選択的に設けられている。例えば、チャネル領域12の深さは、3μm程度である。N型の第1半導体領域であるソース領域13は、チャネル領域12内に選択的に設けられている。
ゲート絶縁膜14は、チャネル領域12の、ソース領域13とドリフト領域11の間の領域に沿って、第1主面上に設けられている。例えば、ゲート絶縁膜14は、酸化シリコンでできている。ゲート電極15は、ゲート絶縁膜14に沿ってその上に設けられている。例えば、ゲート電極15は、高濃度ドープドポリシリコンでできている。
また、P型のボディ領域16が、チャネル領域12内に選択的に設けられている。第1電極であるソース電極17は、ソース領域13に接続されているとともに、ボディ領域16を介してチャネル領域12に電気的に接続されている。例えば、ソース電極17は、金属でできている。ソース電極17とゲート電極15は、層間絶縁膜18により絶縁されている。上述したMOSゲート構造は、一般的なDMOS(Double−Diffused−MOS)プロセスにより形成される。
遷移領域2の構成は、次の通りである。チャネル領域4およびバイパス領域6の導電型は、P型である。チャネル領域4およびバイパス領域6は、ドリフト領域11の第1主面に沿って選択的に設けられている。チャネル領域4の幅については、自由に設計できる。チャネル領域4の深さおよび不純物プロファイルを活性領域1のチャネル領域12の深さおよび不純物プロファイルと同じにして、両チャネル領域4,12を同一のプロセスで形成するとよい。
バイパス領域6の深さは、トレンチ溝19の深さよりも浅い。バイパス領域6の深さおよび不純物プロファイルを活性領域1のチャネル領域12の深さおよび不純物プロファイルと同じにし、バイパス領域6を活性領域1のチャネル領域12と同一のプロセスで形成してもよい。そうすれば、バイパス領域6を形成する工程を追加する必要がなくなり、好ましい。例えば、2×1013〜2×1014cm-2程度のドーズ量でボロンイオンを注入し、その後に1100℃で200分程度の熱処理を行うことによって、活性領域1のチャネル領域12とバイパス領域6を同時に形成することができる。
あるいは、バイパス領域6の深さおよび不純物プロファイルをボディ領域16の深さおよび不純物プロファイルと同じにして、すなわちボディ領域22をバイパス領域6として機能させ、ボディ領域22をボディ領域16と同一のプロセスで形成するようにしてもよい。トレンチ埋込領域5は、トレンチ溝19に電極20を充填した構成となっている。トレンチ溝19は、ドリフト領域11の第1主面から遷移領域2のチャネル領域4よりも深くまで達するように形成されている。例えば、トレンチ溝19の幅および深さは、それぞれ約1μmおよび約5μmである。また、例えば、電極20は、高ドープドポリシリコンでできている。
遷移領域2のチャネル領域4には、P型のボディ領域21が選択的に設けられている。また、バイパス領域6には、P型のボディ領域22が選択的に設けられている。また、P型のバイパス領域23がトレンチ溝19の側壁および底部に沿って設けられている。便宜上、このバイパス領域23を第1バイパス領域23とし、これと区別するため、遷移領域2の第1主面に沿って設けられたバイパス領域6を第2バイパス領域6とする。第1バイパス領域23は、第2バイパス領域6および遷移領域2のチャネル領域4に接続している。
例えば、トレンチ溝形成用酸化膜マスクを用いてトレンチ溝19を形成した後、その酸化膜マスクをイオン注入マスクとしてボロンの斜めイオン注入を行うことによって、第1バイパス領域23を形成することができる。その際、ボロンイオンのドーズ量は、例えば2×1013cm-2程度であり、第1主面の法線方向に対するボロンイオンの注入角度は、例えば±7度程度であり、加速電圧は、例えば45keVであるのが適当である。また、イオン注入後、例えば1100℃で30分程度の熱拡散処理等を行う。
トレンチ溝19内の電極20は、ソース電極17に接続されている。また、ソース電極17は、ボディ領域21,22を介して遷移領域2のチャネル領域4および第2バイパス領域6に電気的に接続されている。
終端構造領域3の構成は、次の通りである。P型のフィールドリミッティングリング24は、半導体チップを一周するように、ドリフト領域11の第1主面に沿って選択的に設けられている。フィールドリミッティングリング24と遷移領域2の間、およびフィールドリミッティングリング24と切断面7a,7bの間には、フィールド酸化膜25,26が設けられている。フィールド酸化膜25,26上には層間絶縁膜27,28が設けられている。
フィールドプレート29は、P型のボディ領域30を介してフィールドリミッティングリング24に電気的に接続されている。例えば、フィールドプレート29は、金属でできている。例えば、層間絶縁膜18,27,28は、BPSG(Borophospho Silicate Glass)でできている。上述した終端構造は、一般的なDMOSプロセスにより形成される。
N型の第2半導体領域であるドレイン領域31は、活性領域1、遷移領域2および終端構造領域3にわたって、ドリフト領域11の第2主面に沿って設けられている。例えば、ドレイン領域31の濃度および厚さは、それぞれ約2.0×1018cm-3および300μmである。第2電極であるドレイン電極32は、ドレイン領域31に電気的に接続されている。例えば、ドレイン電極32は、金属でできている。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1の変形例である。図4は、実施の形態2の半導体装置の第1主面側の平面レイアウトの要部を示す図であり、第1主面上に形成されている電極や絶縁膜等を省略した図である。図5および図6は、それぞれ図4の切断線C−C’およびD−D’における断面の構成を示す図である。これら切断線C−C’およびD−D’は、それぞれ図1の切断線A−A’およびB−B’に相当する。図4〜図6に示すように、実施の形態2が実施の形態1と異なるのは、活性領域1のMOSゲート構造が、トレンチ溝41、ゲート絶縁膜42およびゲート電極43からなるトレンチゲート構造44になっていることである。
トレンチ溝41は、ソース領域13に隣接して、半導体装置の第1主面からチャネル領域12を貫通してドリフト領域11に達している。ゲート絶縁膜42は、トレンチ溝41の内周面に沿って設けられている。ゲート電極43は、ゲート絶縁膜42を介してトレンチ溝41内に埋め込まれている。ゲート電極43は、層間絶縁膜45によりソース電極17から絶縁されている。例えば、この層間絶縁膜45は、BPSGでできており、他の層間絶縁膜27,28と同時に形成される。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
例えば、活性領域1のトレンチ溝41と遷移領域2のトレンチ溝19の深さを同じにし、ゲート絶縁膜42およびゲート電極43をそれぞれ酸化シリコンおよび高濃度ドープドポリシリコンで構成すれば、活性領域1内のトレンチゲート構造44と、遷移領域2のトレンチ溝19およびその中の電極20を同一のプロセスで形成することができる。そうすれば、新たな工程を追加しなくても、遷移領域2の構造を形成することができるので、好ましい。
実施の形態1または2によれば、遷移領域2のトレンチ溝19にMOSゲート電極が形成されていないので、オン状態のときに、電流パスが形成されない。また、遷移領域2のトレンチ溝19が電流障壁として機能するので、横方向の電流の流れを制限することができる。従って、活性領域1から終端構造領域3に電流が広がるのを抑制することができる。また、ターンオフ時には、遷移領域2のトレンチ溝19が電位障壁として機能するので、第1バイパス領域23に流れ込む電流によって上昇するトレンチ溝19の底部の電位が、チャネル領域4に流れ込む電流によって発生するトレンチ溝19の底部の電位上昇を上回るまで、活性領域1側のチャネル領域4に電流が流れ込まないようにすることができる。
従って、動的(スイッチング)耐量を向上させることができる。なお、遷移領域2のトレンチ溝19と第1バイパス領域23によって動的耐量を向上させているので、第2バイパス領域6を省略しても、同様の動的耐量の向上効果が得られる。第2バイパス領域6を省略する場合には、遷移領域2のトレンチ溝19の終端構造領域3側において、第1バイパス領域23がトレンチ溝19の側壁に沿って第1主面に達し、ソース電極17に接続される。
ここで、特許文献2に開示されているように、トレンチ溝よりも深い拡散層が形成されている場合には、トレンチ溝の電位障壁としての機能が失われてしまう。従って、その場合には、活性領域1側のチャネル領域4の幅を広げる必要があるので、遷移領域2の幅が広くなり、その分、活性領域1の面積が小さくなってしまうため、オン抵抗の上昇を招く、という不都合がある。
また、実施の形態1または2によれば、遷移領域2のトレンチ溝19の内部にゲート電極が埋め込まれていないので、トレンチ溝19の内部にゲート電極が埋め込まれている場合にその埋め込まれたゲート電極とソース電極との絶縁のために必要な領域が不要であるので、遷移領域2の幅を狭くすることができる。また、MOSゲート面積を広げずに済むので、MOSゲートの信頼性を損ねることがない。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、実施の形態ではバイパス領域6とバイパス領域23の組み合わせを有する構成を主に説明したが、いずれの実施の形態においても、この組み合わせに替えてバイパス領域6のみ、あるいはバイパス領域23のみを有する構成としてもよい。また、実施の形態中に記載した寸法や濃度などは一例であり、本発明はそれらの値に限定されるものではない。また、活性領域1および終端構造領域3については、自由に構成することができる。さらに、上述した各例は、MOSFETの例であるが、本発明は、IGBTにも適用可能である。IGBTの場合には、第2半導体領域の導電型がP型となる。さらに、上述した各例では、第1導電型をN型とし、第2導電型をP型としたが、本発明は、第1導電型をP型とし、第2導電型をN型としても同様に成り立つ。
以上のように、本発明にかかる半導体装置は、絶縁ゲート構造を有する半導体装置に有用であり、特に、パワーMOSFETやIGBTに適している。
実施の形態1の第1主面側の平面レイアウトを示す図である。 図1の切断線A−A’における断面の構成を示す図である。 図1の切断線B−B’における断面の構成を示す図である。 実施の形態2の第1主面側の平面レイアウトの要部を示す図である。 図4の切断線C−C’における断面の構成を示す図である。 図4の切断線D−D’における断面の構成を示す図である。
符号の説明
1 活性領域
2 遷移領域
3 終端構造領域
6,23 バイパス領域
7a,7b 切断面
11 ドリフト領域
4,12 チャネル領域
13 第1半導体領域
14,42 ゲート絶縁膜
15,43 ゲート電極
16,21 ボディ領域
17 第1電極
19,41 トレンチ溝
20 電極
31 第2半導体領域
32 第2電極

Claims (8)

  1. 活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、
    第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、
    前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域と前記ドリフト領域の間の前記チャネル領域に沿って設けられたゲート絶縁膜、および該ゲート絶縁膜に沿って設けられたゲート電極を有する前記活性領域と、
    前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達するトレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、
    前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第1導電型の第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域に接続された第2電極と、
    前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、
    を備え、
    前記第1バイパス領域の、前記トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、
    前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする半導体装置。
  2. 活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、
    第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、
    前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域と前記ドリフト領域の間の前記チャネル領域に沿って設けられたゲート絶縁膜、および該ゲート絶縁膜に沿って設けられたゲート電極を有する前記活性領域と、
    前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達するトレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、
    前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第2導電型の第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域に接続された第2電極と、
    前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、
    を備え、
    前記第1バイパス領域の、前記トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、
    前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする半導体装置。
  3. 活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、
    第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、
    前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域に隣接して前記第1主面から前記チャネル領域を貫通して前記ドリフト領域に達する第1トレンチ溝の内周面に沿って設けられたゲート絶縁膜、該ゲート絶縁膜を介して前記第1トレンチ溝内に埋め込まれたゲート電極を有する前記活性領域と、
    前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達する第2トレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記第2トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記第2トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、
    前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第1導電型の第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域に接続された第2電極と、
    前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、
    を備え、
    前記第1バイパス領域の、前記第2トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記第2トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、
    前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする半導体装置。
  4. 活性領域と該活性領域を囲む終端構造領域との間に遷移領域を有する半導体装置において、
    第1主面と第2主面を有する第1導電型のドリフト領域と、
    前記第1主面に沿って選択的に設けられた第2導電型のチャネル領域、該チャネル領域内に選択的に設けられた第1導電型の第1半導体領域、該第1半導体領域と前記チャネル領域の両方に接続された第1電極、前記第1半導体領域に隣接して前記第1主面から前記チャネル領域を貫通して前記ドリフト領域に達する第1トレンチ溝の内周面に沿って設けられたゲート絶縁膜、該ゲート絶縁膜を介して前記第1トレンチ溝内に埋め込まれたゲート電極を有する前記活性領域と、
    前記第1主面から前記チャネル領域よりも深くまで達する第2トレンチ溝内に埋め込まれ、かつ前記第1電極に接続された電極、前記第2トレンチ溝の側壁および底部に沿って設けられた第2導電型の第1バイパス領域、および前記第2トレンチ溝の前記終端構造領域側に前記第1主面に沿って選択的に設けられた、前記第1バイパス領域と接する第2バイパス領域を有する前記遷移領域と、
    前記ドリフト領域の第2主面に沿って設けられた第2導電型の第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域に接続された第2電極と、
    前記終端構造領域の外周縁に沿って前記第1主面から前記第2主面まで達する切断面と、
    を備え、
    前記第1バイパス領域の、前記第2トレンチ溝の側壁に沿って設けられた部分の幅が、前記チャネル領域側から前記第2トレンチ溝の底部にわたって等しい幅であり、
    前記第1バイパス領域と前記第2バイパス領域とが異なる領域であることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記第1トレンチ溝の深さと前記第2トレンチ溝の深さが同じであることを特徴とする請求項3または4に記載の半導体装置。
  6. 前記第2バイパス領域の不純物プロファイルと前記チャネル領域の不純物プロファイルが同じであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置。
  7. 前記チャネル領域内に選択的に第2導電型のボディ領域が設けられており、前記第2バイパス領域の不純物プロファイルと前記ボディ領域の不純物プロファイルが同じであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置。
  8. 前記活性領域のMOSゲート構造が直線状に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の半導体装置。
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