JPH10107280A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH10107280A
JPH10107280A JP8260439A JP26043996A JPH10107280A JP H10107280 A JPH10107280 A JP H10107280A JP 8260439 A JP8260439 A JP 8260439A JP 26043996 A JP26043996 A JP 26043996A JP H10107280 A JPH10107280 A JP H10107280A
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JP
Japan
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misfet
drain region
region
source region
insulating film
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JP8260439A
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English (en)
Inventor
M Lee Peter
ピーター・エム・リー
Koichi Yokomizo
剛一 横溝
Toshio Niimi
敏男 新美
Naomi Otaka
奈緒美 大高
Masataka Kato
正高 加藤
Shinichiro Kimura
紳一郎 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/7827Vertical transistors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣り合ったMISFET同士を直列にも並列
にも接続することのできる縦型MISFET構造を実現
する。 【解決手段】 半導体基板1に形成された溝13の内部
には酸化シリコン膜14によって互いに分離されたMI
SFETQ1 のゲート電極12aとMISFETQ2
ゲート電極12aとが対向して設けられ、溝13の内壁
にはMISFETQ1,Q2 のゲート酸化膜11が設けら
れ、溝13の周囲の半導体基板1にはMISFETQ1
のソース領域、ドレイン領域の一方(n型半導体領域7
a)とMISFETQ2 のソース領域、ドレイン領域の
一方(n型半導体領域7a)とが設けられ、溝13の底
部の半導体基板1にはMISFETQ1,Q2 に共通のソ
ース領域、ドレイン領域の他方(n型半導体領域7b、
7c)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造方法に関し、特に、半導体基板に設け
た溝(トレンチ)の内部にゲート電極を形成した縦型M
ISFETを有する半導体集積回路装置に適用して有効
な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積化を推進するた
めに、MISFETのさらなる微細化が追求されてい
る。MISFETの微細化を図る通常の方法は、チャネ
ル長(ゲート長)の微細化である。しかし、チャネル長
を短かくすると、パンチスルーやホットキャリア劣化と
いった望ましくない短チャネル効果が顕在化し、これが
MISFETの微細化の妨げとなる。
【0003】チャネル長の微細化に起因する短チャネル
効果を顕在化させることなくサイズの縮小を図ることの
できるトランジスタ構造として、半導体基板に設けた溝
(トレンチ)の内部にゲート電極を形成する縦型MIS
FETが知られている。
【0004】例えば特開平7−161977号公報に開
示された縦型MISFETは、半導体基板に不純物をイ
オン打ち込みしてソース領域、ドレイン領域を一体形成
した後、それらの中央部に溝を形成してソース領域とド
レイン領域とを分離すると共に、この溝の内部に多結晶
シリコンからなるゲート電極を埋め込んだ構成になって
いる。
【0005】チャネル領域が溝に沿って形成される上記
の縦型MISFETは、トランジスタの平面寸法がチャ
ネル長とは関係なく、溝の幅によって規定されるため
に、短チャネル特性の改善と微細化とを同時に図ること
ができるという利点がある。
【0006】特開昭61−5569号公報には、通常の
横型構造で構成された駆動用MISFETと縦型構造で
構成された負荷用MISFETとを直列に接続したE
(エンハンスメント)/D(デプリーション)型インバ
ータが開示されている。
【0007】上記駆動用MISFETのドレイン領域の
一部には、ウエル領域を貫通して基板に達する溝が設け
られ、その内部に負荷用MISFETのゲート電極が形
成されている。負荷用MISFETのソース領域は、駆
動用MISFETのドレイン領域と共通の構成になって
おり、負荷用MISFETのドレイン領域は基板によっ
て構成されている。すなわち、このインバータは、駆動
用MISFETのドレイン領域の平面内に縦型構造の負
荷用MISFETを形成しているので、高集積化が可能
となる。
【0008】WPI 93−193341/24に開示
された縦型MISFETは、半導体基板にシリンダ(円
筒)状の溝を形成し、この溝の内部に互いに直列に接続
された2個のMISFETのゲート電極を形成してい
る。この場合、一方のMISFETのチャネル領域はシ
リンダの外壁に形成され、もう一方のMISFETのチ
ャネル領域はシリンダの内壁に形成される。
【0009】半導体基板をエッチングして形成した溝の
内部にゲート電極を形成する上記のような縦型MISF
ETは、溝の側壁に形成されるチャネル領域の電流駆動
能力がエッチングのダメージに起因して劣化すると云わ
れている。しかし、T.Syau et al.,"Mobility study on
RIE etched silicon surfaces using SF6/O2 gas etch
ants", IEEE Transactions on Electron Devices, Vol.
40, No.11, November1993によれば、溝のエッチング処
理を適切に行うことにより、縦方向の電流駆動能力を通
常の横型MISFETの電流駆動能力と同程度にするこ
とが可能であるとされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の縦型MISFETは、いずれも隣り合った2個のM
ISFET同士を直列にしか接続できない構造になって
いる。さらに、特開昭61−5569号公報のインバー
タは、直列に接続した2個のMISFETの共通の節点
が基板であるために、その電位は共通の一定電位もしく
はGND電位に固定されてしまう。
【0011】このような理由から、従来の縦型MISF
ETは、インバータ、NAND、NORといった論理回
路を高い集積度で形成することが困難なため、その用途
が限られてしまうという問題がある。
【0012】本発明の目的は、短チャネル特性の改善と
微細化を同時に図ることができる縦型MISFETの利
点を損なうことなく、隣り合ったMISFET同士を直
列にも並列にも接続することのできる縦型MISFET
を実現することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】本発明の半導体集積回路装置は、半導体基
板に形成された溝の内部に、絶縁膜によって互いに分離
された第1のMISFETのゲート電極と第2のMIS
FETのゲート電極とが対向して設けられ、溝の内壁に
第1のMISFETのゲート絶縁膜と第2のMISFE
Tのゲート絶縁膜とが設けられ、溝の周囲の半導体基板
に第1のMISFETのソース領域、ドレイン領域の一
方と第2のMISFETのソース領域、ドレイン領域の
一方とが溝を挟んで対向して設けられ、溝の底部の半導
体基板に第1のMISFETと第2のMISFETとに
共通のソース領域、ドレイン領域の他方が設けられてい
る。
【0016】本発明の半導体集積回路装置の製造方法
は、(a)第1導電型の半導体基板の主面に素子分離領
域を形成した後、前記素子分離領域で囲まれた素子形成
領域の前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、
(b)前記第1絶縁膜の上部および側壁に前記第1絶縁
膜とはエッチング速度が異なる第2絶縁膜を形成した
後、前記第2絶縁膜の側壁に前記第2絶縁膜とはエッチ
ング速度が異なる第3絶縁膜からなるサイドウォールス
ペーサを形成する工程、(c)前記素子形成領域の前記
半導体基板に第2導電型の不純物をイオン打ち込みした
後、前記半導体基板を熱処理することにより、前記第1
絶縁膜、前記第2絶縁膜および前記サイドウォールスペ
ーサで覆われていない領域の前記半導体基板1の表面に
第4絶縁膜を形成すると共に、前記第4絶縁膜の下部の
前記半導体基板に前記第1のMISFETのソース領
域、ドレイン領域の一方と前記第2のMISFETのソ
ース領域、ドレイン領域の一方とを形成する工程、
(d)前記サイドウォールスペーサおよび前記第2絶縁
膜を除去した後、前記第1絶縁膜の両側の前記半導体基
板をエッチングして一対の第1溝を形成する工程、
(e)前記一対の第1溝の底部に第2導電型の不純物を
イオン打ち込みして、前記第1のMISFETと前記第
2のMISFETとに共通のソース領域、ドレイン領域
の他方の一部を形成する工程、(f)前記一対の第1溝
のそれぞれの側壁に斜めイオン注入法を用いて不純物を
イオン打ち込みすることにより、前記第1のMISFE
Tのチャネル領域と前記第2のMISFETのチャネル
領域とを形成した後、前記半導体基板を熱処理すること
により、前記一対の第1溝のそれぞれの内壁に前記第1
のMISFETのゲート絶縁膜と前記第2のMISFE
Tのゲート絶縁膜とを形成する工程、(g)前記一対の
第1溝の内部を含む前記半導体基板上に第1導電膜を形
成した後、前記第1絶縁膜の上部の前記第1導電膜を除
去する工程、(h)前記第1絶縁膜を除去した後、前記
第1絶縁膜の下部の前記半導体基板をエッチングするこ
とにより、前記第1のMISFETと前記第2のMIS
FETとに共通のソース領域、ドレイン領域の他方の一
部に達する第2溝を形成する工程、(i)前記第2溝の
底部の前記半導体基板に第2導電型の不純物をイオン打
ち込みして、前記第1のMISFETと前記第2のMI
SFETとに共通のソース領域、ドレイン領域の他方の
他の一部を形成する工程、(j)前記第1導電膜をパタ
ーニングすることにより、前記一対の第1溝の一方に前
記第1のMISFETのゲート電極を形成し、前記一対
の第1溝の他方に前記第2のMISFETのゲート電極
を形成する工程、(k)前記第2溝の内部を含む前記半
導体基板上に第5絶縁膜を形成した後、前記第2溝の底
部の前記第5絶縁膜を除去することにより、前記第1の
MISFETと前記第2のMISFETとに共通のソー
ス領域、ドレイン領域を露出させる工程、を含んでい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有するものには同
一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0018】本実施の形態の縦型MISFETを製造す
るには、まず、図1(aは平面図、bはaのB−B’線
に沿った断面図、以下同様)に示すように、例えばp型
の単結晶シリコンからなる半導体基板1を用意し、その
表面にLOCOS法で素子分離用のフィールド酸化膜2
を形成する。
【0019】次に、図2に示すように、素子形成領域の
半導体基板1上に、後の工程で溝を形成する際のエッチ
ングマスクとなる窒化シリコン膜3、酸化シリコン膜
4、5およびサイドウォールスペーサ6を形成する。こ
れらのエッチングマスクを形成するには、半導体基板1
上にCVD法で窒化シリコン膜3と酸化シリコン膜4と
を堆積した後、これらをパターニングして素子形成領域
に残す。次に、半導体基板1上にCVD法で酸化シリコ
ン膜5を堆積し、これをパターニングして窒化シリコン
膜3と酸化シリコン膜4の側壁に残す。その後、半導体
基板1上にCVD法で窒化シリコン膜を堆積し、これを
パターニングしてサイドウォールスペーサ6を形成す
る。
【0020】次に、図3に示すように、半導体基板1に
n型不純物(例えばリン)をイオン打ち込みした後、図
4に示すように、半導体基板1を熱処理することによ
り、素子形成領域のうち、エッチングマスク(窒化シリ
コン膜3、酸化シリコン膜4、5およびサイドウォール
スペーサ6)で覆われていない領域の半導体基板1の表
面に厚い酸化シリコン膜8を形成すると共に、前記n型
不純物を半導体基板1に拡散させてMISFETのソー
ス領域(またはドレイン領域)となる一対のn型半導体
領域7a、7aを形成する。
【0021】次に、図5に示すように、フィールド酸化
膜2および酸化シリコン膜4、5、8をマスクにしたエ
ッチングで窒化シリコンのサイドウォールスペーサ6を
除去した後、図6に示すように、窒化シリコン膜3の上
部の酸化シリコン膜4と側壁の酸化シリコン膜5とをエ
ッチングで除去する。
【0022】次に、図7に示すように、フィールド酸化
膜2、酸化シリコン膜8および窒化シリコン膜3をマス
クにしたエッチングで窒化シリコン膜3の両側の半導体
基板1に一対の溝9、9を形成した後、これらの溝9、
9の底部にn型不純物(例えばリン)をイオン打ち込み
してMISFETのドレイン領域(またはソース領域)
の一部となる一対のn型半導体領域7b、7bを形成す
る。
【0023】次に、図8に示すように、斜めイオン注入
法を用いて溝9、9の側壁に不純物をイオン打ち込みし
てn型半導体領域7aとn型半導体領域7bとの間にM
ISFETのチャネル領域10を形成した後、図9に示
すように、半導体基板1を熱処理して溝9、9の側壁お
よび底部にMISFETのゲート酸化膜11を形成す
る。
【0024】次に、図10に示すように、溝9、9の内
部を含む半導体基板1上にCVD法で多結晶シリコン膜
12を堆積した後、フォトレジストをマスクにしたエッ
チングで窒化シリコン膜3の上部の多結晶シリコン膜1
2を除去する。
【0025】次に、図11に示すように、窒化シリコン
膜3をエッチングで除去し、この窒化シリコン膜3に覆
われていた領域の半導体基板1をエッチングして前記n
型半導体領域7bに達する溝13を形成した後、図12
に示すように、この溝13の底部にn型不純物(例えば
リン)をイオン打ち込みしてMISFETのドレイン領
域(またはソース領域)の他の一部となるn型半導体領
域7cを形成する。これにより、前記一対のn型半導体
領域7b、7bがこのn型半導体領域7cを介して電気
的に接続され、n型半導体領域7bとn型半導体領域7
cとからなる2個のMISFETに共通のドレイン領域
(またはソース領域)が形成される。
【0026】次に、図13に示すように、フォトレジス
トをマスクにして多結晶シリコン膜12をパターニング
することにより、一対のゲート電極12a、12aを形
成する。このとき同図(a)に示すように、ゲート電極
12a、12aの各一部を溝9の外部に引き出してフィ
ールド酸化膜2上に配置する。これにより、ゲート電極
12aの一方と、n型半導体領域7a(ソース領域また
はドレイン領域)の一方と、n型半導体領域7b、7c
(ドレイン領域またはソース領域)とからなる第1のM
ISFETQ1 、およびゲート電極12aの他方と、n
型半導体領域7a(ソース領域またはドレイン領域)の
他方と、n型半導体領域7b、7c(ドレイン領域また
はソース領域)とからなる第2のMISFETQ2 が略
完成する。
【0027】次に、図14に示すように、溝13の内部
を含む半導体基板1上にCVD法で酸化シリコン膜14
を堆積した後、溝13の底部の酸化シリコン膜14をエ
ッチングで除去してn型半導体領域7c(2個のMIS
FETQ1,Q2 に共通のドレイン領域(またはソース領
域)の一部)を露出させる。
【0028】次に、図15に示すように、溝13の内部
を含む半導体基板1上に多結晶シリコンなどの導電膜を
堆積した後、フォトレジストをマスクにしてこの導電膜
をパターニングすることにより、n型半導体領域7c上
に引出し電極15を形成する。このとき同図(a)に示
すように、引出し電極15の一部を溝9の外部に引き出
して素子分離領域の酸化シリコン膜14上に配置する。
【0029】次に、図16に示すように、半導体基板1
上にCVD法で酸化シリコン膜16を堆積した後、素子
分離領域に引き出されたMISFETQ1 のゲート電極
12aおよびMISFETQ2 のゲート電極12aのそ
れぞれの上部の酸化シリコン膜16、14をエッチング
して接続孔17、18を形成する。また同時に、引出し
電極15の上部の酸化シリコン膜16をエッチングして
接続孔19を形成し、n型半導体領域7a、7aのそれ
ぞれの上部の酸化シリコン膜16、14、8をエッチン
グして接続孔20、21を形成する。
【0030】図17(a)は、上記のようにして得られ
た本実施の形態の縦型MISFET(Q1,Q2)の概略断
面図、同図(b)は、通常の横型MISFETの概略断
面図である。
【0031】同図(b)に示す横型MISFETのソー
ス領域(またはドレイン領域)の長さ(a)を0.7μ
m、チャネル長(g')を0.3μmとした場合、2個の横
型MISFETに共通のドレイン領域(またはソース領
域)の長さ(c')は、接続孔とゲート電極との合わせ余
裕を考慮すると、少なくとも0.6μm程度は必要とな
る。従って、2個の横型MISFETの横方向の長さ
(2a+2g’+c')は、約2.6μmとなる。
【0032】一方、同図(a)に示す本実施の形態の縦
型MISFETのソース領域(またはドレイン領域)の
長さ(a)を上記横型MISFETと同じ0.7μmとし
た場合、溝の内部に形成したゲート電極の幅(g)はチ
ャネル長に依存しないので、0.2μm程度まで縮小する
ことができる。また、2個のMISFETに共通のドレ
イン領域(またはソース領域)の長さ(c)は、接続孔
とゲート電極との合わせ余裕を考慮しなくともよいの
で、0.3μm程度まで縮小することができる。従って、
2個の縦型MISFETの横方向の長さ(2a+2g+
c)は、約2.1μmとなる。
【0033】このように、本実施の形態の縦型MISF
ETは、同じ設計ルールで製造する横型MISFETに
比べて平面方向の長さを2割程度短縮することができ、
チャネル長が長いMISFETの場合は、横型MISF
ETに比べて平面方向の長さをさらに短縮することがで
きる。この縦型MISFETの適用例としては、例えば
高電圧回路などが挙げられる。
【0034】本実施の形態の縦型MISFET(Q1,Q
2)を並列に接続した回路構成を図18に示す。この回路
は、一方のMISFETQ1 のソース領域(またはドレ
イン領域)と他方のMISFETQ2 のソース領域(ま
たはドレイン領域)とを配線30で接続することにより
実現することができる。
【0035】本実施の形態の縦型MISFET(Q1,Q
2)を用いたE(エンハンスメント)型インバータの回路
構成を図19に示す。このインバータは、前記図8に示
すチャネルイオン打ち込みの際、2個のMISFET
(Q1,Q2)がエンハンスメント型となるようにしきい値
電圧を調整し、一方のMISFET(例えばQ2)のゲー
ト電極(12a)とソース領域(またはドレイン領域)
とを配線31で接続することにより実現することができ
る。
【0036】このインバータ回路のように、2個のMI
SFET(Q1,Q2)に共通のドレイン領域(またはソー
ス領域)であるn型半導体領域7cの上部に引出し電極
15を設ける必要がない場合は、図20に示すように、
溝13の内部を酸化シリコン膜14で埋め込んでもよ
い。
【0037】本実施の形態の縦型MISFET(Q1,Q
2)を用いたD(デプリーション)型インバータの回路構
成を図21に示す。このインバータは、前記図8に示す
チャネルイオン打ち込みの際、2個のMISFETの一
方(例えばQ1)がエンハンスメント型、他方(例えばQ
2)がデプリーション型となるようにしきい値電圧を調整
し、デプリーション型MISFET(Q2)のゲート電極
(12a)とドレイン領域(またはソース領域)である
n型半導体領域7b、7cとを配線32で接続すること
により実現することができる。
【0038】図22は、本実施の形態の縦型MISFE
Tを用いた2入力CMOS・NANDゲートの回路図で
ある。このNANDゲートは、nチャネル型で構成され
た2個のMISFET(Q1,Q2)を直列に接続し、pチ
ャネル型で構成された2個のMISFET(Q3,Q4)を
並列に接続することにより実現することができる。pチ
ャネル型のMISFET(Q3,Q4)は、イオン打ち込み
する不純物の導電型を変えることにより、nチャネル型
のMISFET(Q1,Q2)と同様の方法で製造すること
ができる。
【0039】なお、このNANDゲートの2つの入力
(IN1,IN2)を接続して1入力とすることにより、イ
ンバータを構成することができる。また、nチャネル型
のMISFET(Q1,Q2)の複数組を直列に接続し、p
チャネル型のMISFET(Q3,Q4)の複数組を並列に
接続することにより、多入力NANDゲートを構成する
こともできる。
【0040】図23は、本実施の形態の縦型MISFE
Tを用いた2入力CMOS・NORゲートの回路図であ
る。このNORゲートは、 nチャネル型で構成された
2個のMISFET(Q1,Q2)を並列に接続し、pチャ
ネル型で構成された2個のMISFET(Q3,Q4)を直
列に接続することにより実現することができる。また、
nチャネル型のMISFET(Q1,Q2)の複数組を並列
に接続し、pチャネル型のMISFET(Q3,Q4)の複
数組を直列に接続することにより、多入力NORゲート
を構成することもできる。
【0041】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0042】前記実施の形態ではLOCOS法で形成し
たフィールド酸化膜によって素子分離を行ったが、半導
体基板に形成した溝に絶縁膜を埋め込んで素子分離領域
を形成してもよい。
【0043】本発明の縦型MISFETを用いて形成さ
れる回路は、インバータ、NAND、NORといった論
理回路に限定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0045】本発明によれば、短チャネル特性の改善と
微細化を同時に図ることができる縦型MISFETの利
点を損なうことなく、隣り合ったMISFET同士を直
列にも並列にも接続することができるので、インバー
タ、NAND、NORといった各種の回路を高い集積度
で形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図7】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図8】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図9】本発明の一実施の形態である縦型MISFET
の製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)であ
る。
【図10】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)で
ある。
【図11】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)で
ある。
【図12】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)で
ある。
【図13】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)で
ある。
【図14】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)で
ある。
【図15】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)で
ある。
【図16】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)で
ある。
【図17】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tの概略断面図(a)および通常の横型MISFETの
概略断面図(b)である。
【図18】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tを並列に接続した回路図(a)および平面図(b)で
ある。
【図19】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tを用いたエンハンスメント型インバータの回路図
(a)および平面図(b)である。
【図20】本発明の他の実施の形態である縦型MISF
ETの製造方法を示す平面図(a)および断面図(b)
である。
【図21】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tを用いたデプリーション型インバータの回路図(a)
および平面図(b)である。
【図22】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tを用いた2入力CMOS・NANDゲートの回路図で
ある。
【図23】本発明の一実施の形態である縦型MISFE
Tを用いた2入力CMOS・NORゲートの回路図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁層 3 窒化シリコン膜 4 酸化シリコン膜 5 酸化シリコン膜 6 サイドウォールスペーサ 7a n型半導体領域 7b n型半導体領域 7c n型半導体領域 8 酸化シリコン膜 9 溝 10 チャネル領域 11 ゲート酸化膜 12 多結晶シリコン膜 12a ゲート電極 13 溝 14 酸化シリコン膜 15 引出し電極 16 酸化シリコン膜 17 接続孔 18 接続孔 19 接続孔 20 接続孔 21 接続孔 30 配線 31 配線 32 配線 Q1 〜Q4 MISFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大高 奈緒美 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 加藤 正高 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 木村 紳一郎 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のMISFETのソース領域、ドレ
    イン領域の一方と第2のMISFETのソース領域、ド
    レイン領域の一方とが互いに接続された一対のMISF
    ETを有する半導体集積回路装置であって、 半導体基板に形成された溝の内部には、絶縁膜によって
    互いに分離された前記第1のMISFETのゲート電極
    と前記第2のMISFETのゲート電極とが対向して設
    けられており、 前記溝の内壁には、前記第1のMISFETのゲート絶
    縁膜と前記第2のMISFETのゲート絶縁膜とが設け
    られており、 前記溝の周囲の前記半導体基板には、前記第1のMIS
    FETのソース領域、ドレイン領域の一方と前記第2の
    MISFETのソース領域、ドレイン領域の一方とが前
    記溝を挟んで対向して設けられており、 前記溝の底部の前記半導体基板には、前記第1のMIS
    FETと前記第2のMISFETとに共通のソース領
    域、ドレイン領域の他方が設けられていることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記溝の底部に設けられた前記ソース領域、ドレ
    イン領域の他方の上部には、前記ソース領域、ドレイン
    領域の他方と電気的に接続され、かつ前記絶縁膜によっ
    て前記第1のMISFETのゲート電極および前記第2
    のMISFETのゲート電極と互いに分離された引き出
    し電極が設けられていることを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置であって、前記第1のMISFETのゲート電極を
    入力端子とし、前記第1のMISFETのソース領域、
    ドレイン領域の一方を低電圧電源に接続し、前記第2の
    MISFETのゲート電極およびソース領域、ドレイン
    領域の一方とを高電圧電源に接続し、前記第1のMIS
    FETと前記第2のMISFETとに共通のソース領
    域、ドレイン領域の他方を出力端子としてインバータを
    形成したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置であって、前記第1のMISFETが0Vのゲート
    バイアス時にはドレイン電流が流れないようなエンハス
    メントモード動作をするように、前記溝の側壁に不純物
    をイオン注入して前記第1のMISFETのチャネル領
    域を形成し、前記第2のMISFETが0Vのゲートバ
    イアス時にはドレイン電流が流れるようなデプリーショ
    ンモード動作をするように、前記溝の側壁に不純物をイ
    オン注入して前記第2のMISFETのチャネル領域を
    形成し、前記第1のMISFETのゲート電極を入力端
    子とし、前記第1のMISFETのソース領域、ドレイ
    ン領域の一方を低電圧電源に接続し、前記第2のMIS
    FETのソース領域、ドレイン領域の一方を高電圧電源
    に接続し、前記第2のMISFETのゲート電極と前記
    第1のMISFETと前記第2のMISFETとに共通
    のソース領域、ドレイン領域の他方とを電気的に接続
    し、前記第1のMISFETと前記第2のMISFET
    とに共通のソース領域、ドレイン領域の他方を出力端子
    としてインバータを形成したことを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置であって、前記第1のMISFETと前記第2のM
    ISFETの一組をnチャネル型で構成すると共に他の
    一組をpチャネル型で構成し、pチャネル型で構成した
    前記第1のMISFETのソース領域、ドレイン領域の
    一方とpチャネル型で構成した前記第2のMISFET
    のソース領域、ドレイン領域の一方とを電気的に接続し
    て第1の電極を構成し、nチャネル型で構成した前記第
    1のMISFETのソース領域、ドレイン領域の一方を
    低電圧電源に接続し、nチャネル型で構成した前記第2
    のMISFETのソース領域、ドレイン領域の一方と、
    pチャネル型で構成した前記第1のMISFETと前記
    第2のMISFETとに共通のソース領域、ドレイン領
    域の他方または前記第1の電極のいずれか一方とを電気
    的に接続して出力端子を構成し、pチャネル型で構成し
    た前記第1のMISFETと前記第2のMISFETと
    に共通のソース領域、ドレイン領域の他方または前記第
    1の電極の他方を高電圧電源に接続し、nチャネル型で
    構成した前記第1のMISFETのゲート電極とpチャ
    ネル型で構成した前記第1のMISFETのゲート電極
    とを電気的に接続して第1の入力端子を構成し、nチャ
    ネル型で構成した前記第2のMISFETのゲート電極
    とpチャネル型で構成した前記第2のMISFETのゲ
    ート電極とを電気的に接続して第2の入力端子を構成す
    ることにより、2入力CMOS・NANDゲートを形成
    したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置であって、前記第1のMISFETと前記第2のM
    ISFETの一組をnチャネル型で構成すると共に他の
    一組をpチャネル型で構成し、nチャネル型で構成した
    前記第1のMISFETのソース領域、ドレイン領域の
    一方とnチャネル型で構成した前記第2のMISFET
    のソース領域、ドレイン領域の一方とを電気的に接続し
    て第2の電極を構成し、pチャネル型で構成した前記第
    1のMISFETのソース領域、ドレイン領域の一方を
    低電圧電源に接続し、pチャネル型で構成した前記第2
    のMISFETのソース領域、ドレイン領域の一方と、
    nチャネル型で構成した前記第1のMISFETと前記
    第2のMISFETとに共通のソース領域、ドレイン領
    域の他方または前記第2の電極のいずれか一方とを電気
    的に接続して出力端子を構成し、nチャネル型で構成し
    た前記第1のMISFETと前記第2のMISFETと
    に共通のソース領域、ドレイン領域の他方または前記第
    2の電極の他方を低電圧電源に接続し、nチャネル型で
    構成した前記第1のMISFETのゲート電極とpチャ
    ネル型で構成した前記第1のMISFETのゲート電極
    とを電気的に接続して第1の入力端子を構成し、nチャ
    ネル型で構成した前記第2のMISFETのゲート電極
    とpチャネル型で構成した前記第2のMISFETのゲ
    ート電極とを電気的に接続して第2の入力端子を構成す
    ることにより、2入力CMOS・NORゲートを形成し
    たことを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 第1のMISFETのソース領域、ドレ
    イン領域の一方と第2のMISFETのソース領域、ド
    レイン領域の一方とが互いに接続された一対のMISF
    ETを有する半導体集積回路装置の製造方法であって、
    (a)第1導電型の半導体基板の主面に素子分離領域を
    形成した後、前記素子分離領域で囲まれた素子形成領域
    の前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、
    (b)前記第1絶縁膜の上部および側壁に前記第1絶縁
    膜とはエッチング速度が異なる第2絶縁膜を形成した
    後、前記第2絶縁膜の側壁に前記第2絶縁膜とはエッチ
    ング速度が異なる第3絶縁膜からなるサイドウォールス
    ペーサを形成する工程、(c)前記素子形成領域の前記
    半導体基板に第2導電型の不純物をイオン打ち込みした
    後、前記半導体基板を熱処理することにより、前記第1
    絶縁膜、前記第2絶縁膜および前記サイドウォールスペ
    ーサで覆われていない領域の前記半導体基板1の表面に
    第4絶縁膜を形成すると共に、前記第4絶縁膜の下部の
    前記半導体基板に前記第1のMISFETのソース領
    域、ドレイン領域の一方と前記第2のMISFETのソ
    ース領域、ドレイン領域の一方とを形成する工程、
    (d)前記サイドウォールスペーサおよび前記第2絶縁
    膜を除去した後、前記第1絶縁膜の両側の前記半導体基
    板をエッチングして一対の第1溝を形成する工程、
    (e)前記一対の第1溝の底部に第2導電型の不純物を
    イオン打ち込みして、前記第1のMISFETと前記第
    2のMISFETとに共通のソース領域、ドレイン領域
    の他方の一部を形成する工程、(f)前記一対の第1溝
    のそれぞれの側壁に斜めイオン注入法を用いて不純物を
    イオン打ち込みすることにより、前記第1のMISFE
    Tのチャネル領域と前記第2のMISFETのチャネル
    領域とを形成した後、前記半導体基板を熱処理すること
    により、前記一対の第1溝のそれぞれの内壁に前記第1
    のMISFETのゲート絶縁膜と前記第2のMISFE
    Tのゲート絶縁膜とを形成する工程、(g)前記一対の
    第1溝の内部を含む前記半導体基板上に第1導電膜を形
    成した後、前記第1絶縁膜の上部の前記第1導電膜を除
    去する工程、(h)前記第1絶縁膜を除去した後、前記
    第1絶縁膜の下部の前記半導体基板をエッチングするこ
    とにより、前記第1のMISFETと前記第2のMIS
    FETとに共通のソース領域、ドレイン領域の他方の一
    部に達する第2溝を形成する工程、(i)前記第2溝の
    底部の前記半導体基板に第2導電型の不純物をイオン打
    ち込みして、前記第1のMISFETと前記第2のMI
    SFETとに共通のソース領域、ドレイン領域の他方の
    他の一部を形成する工程、(j)前記第1導電膜をパタ
    ーニングすることにより、前記一対の第1溝の一方に前
    記第1のMISFETのゲート電極を形成し、前記一対
    の第1溝の他方に前記第2のMISFETのゲート電極
    を形成する工程、(k)前記第2溝の内部を含む前記半
    導体基板上に第5絶縁膜を形成した後、前記第2溝の底
    部の前記第5絶縁膜を除去することにより、前記第1の
    MISFETと前記第2のMISFETとに共通のソー
    ス領域、ドレイン領域を露出させる工程、を含むことを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、前記工程(k)の後、前記第2溝の内
    部を含む前記半導体基板上に第2導電膜を形成した後、
    前記第2導電膜をパターニングすることにより、前記第
    1のMISFETと前記第2のMISFETとに共通の
    ソース領域、ドレイン領域の上部に引き出し電極を形成
    する工程を含むことを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
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