JP2011085924A5 - - Google Patents
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Description
イオン導電機構によるイオン導電性物質の具体例として、LiCF3SO3、NaClO4、LiClO4、LiAsF6、LiBF4、NaSCN、KSCN、NaClの如きアルカリ金属塩;NH4Cl、(NH4 ) 2 SO4、NH4NO3の如きアンモニウム塩;Ca(ClO4)2、Ba(ClO4)2の如きアルカリ土類金属塩;上記アルカリ土類金属塩の1、4−ブタンジオール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコールの如き多価アルコールやそれらの誘導体との錯体;上記アルカリ土類金属塩のエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル、ポリエチレングリコールモノエチルエーテルの如きモノオールとの錯体;第四級アンモニウム塩の如き陽イオン性界面活性剤;脂肪族スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩の如き陰イオン性界面活性剤;ベタインの如き両性界面活性剤が挙げられる。上記した種々の導電剤は、単独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
表面層中に含有されるケイ素原子(Si)、酸素原子(O)、炭素原子(C)、フッ素原子(F)、及び水素原子(H)の存在元素数の合計が全検出元素数に対して90%以上であることが望ましい。表面層中の原子比及び化学結合状態については、X線光電子分光法により、次のようにして求める。X線光電子分光装置「Quantum2000」(商品名、アルバック・ファイ株式会社製)を用い、X線源をAlKαにして、現像ローラの表面層13の表面をSiの2p軌道、O、C、及びFの1s軌道の結合エネルギーに起因するピークを測定する。それぞれのピークから各原子の存在比を算出し、得られた存在比よりF/Si、O/Si及びC/Siを求める。
また、炭化フッ素化合物としては、四フッ化メタン、四フッ化エチレン、六フッ化プロピレン、フロロアルキルメタクリレート、トリフルオロエタノール、トリフルオロ酢酸、フルオロブチル酸、トリフルオロプロペン、トリフルオロアセトン、ヘキサフルオロアセトン、トリフルオロメチルベンジルアルコール、トリフルオロメチル安息香酸、トリフルオロメチルベンズアルデヒド、フルオロベンゼン、トリフルオロアセトアルデヒドエチルヘミアセタル、トリフルオロエチルアクリレートが例として挙げられる。
図6は、本発明に係るプロセスカートリッジの断面を示す。プロセスカートリッジは、感光ドラム21、感光ドラム21に当接して配置されている帯電部材26、現像装置、クリーニングブレード28及び廃トナー容器27を具備し、かつ、電子写真画像形成装置の本体に脱着可能に構成されている。現像ローラ1は感光ドラム21及びトナー塗布部材7に接する状態で装着されている。トナー容器24に入れられたトナー23は、トナー塗布部材7によって現像ローラ1に供給することができる。このときその量はトナー量規制ブレード9で調整される。一方、帯電部材26で帯電された感光ドラム21上にレーザー光25により静電潜像が形成され、該静電潜像は、現像ローラ1に担持搬送されたトナー23により顕像化され、トナー像とされる。この感光ドラム21のトナー像は紙の如き記録媒体上に転写される。そして、感光ドラム21上に残ったトナー23は、クリーニングブレード28によって掻き取られ、廃トナー容器27に掻き落とされる構造となっている。
Claims (8)
- トナーを担持搬送し、感光ドラムの静電潜像をトナーで現像するための現像ローラであって、軸芯体、弾性層及び表面層をこの順に有し、
該表面層は、少なくとも、ケイ素原子と化学結合している炭素原子と、ケイ素原子と化学結合している酸素原子と、ケイ素原子及び/または炭素原子と化学結合しているフッ素原子とを含む酸化ケイ素膜からなり、
該酸化ケイ素膜は、
フッ素原子のケイ素原子に対する存在比(F/Si)が0.10以上0.50以下であり、
ケイ素原子と化学結合を形成している酸素原子のケイ素原子に対する存在比(O/Si)が0.50以上1.50以下であり、かつ、
ケイ素原子と化学結合を形成している炭素原子のケイ素原子に対する存在比(C/Si)が0.30以上1.50以下であることを特徴とする現像ローラ。 - 前記表面層の膜厚が15nm以上5000nm以下である請求項1に記載の現像ローラ。
- 前記表面層の膜厚が300nm以上3000nm以下である請求項2に記載の現像ローラ。
- 前記表面層を有する前記弾性層の引張弾性率が1.0MPa以上100.0MPa以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像ローラ。
- 回転している現像ローラに50Vの電圧を印加させた際に計測される電流値が5μA以上5000μA以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像ローラ。
- 前記トナーは負帯電トナーである請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像ローラ。
- 感光ドラムと、該感光ドラムに当接して配置されている現像ローラとを具備し、電子写真画像形成装置の本体に脱着可能に構成されているプロセスカートリッジにおいて、
該現像ローラが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像ローラであることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 感光ドラム及び該感光ドラムに当接して配置されている現像ローラを有する電子写真画像形成装置であって、該現像ローラが、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像ローラであることを特徴とする電子写真画像形成装置。
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