JP2011085915A - ヒータ制御装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

ヒータ制御装置、画像形成装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】点灯比率が低い場合においても、高調波電流、雑音端子電圧のレベル悪化を抑制しつつ、フリッカレベルを改善すること。
【解決手段】ヒータ制御装置は、加熱対象物の温度を検出する温度検出部と、前記温度と目標温度に基づいて、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率を決定する点灯比率決定部と、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率に基づいて、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記制御周期内の前記交流電圧の半波長単位で、全点灯に代えて一部点灯が割り当てられた一部点灯パターンに決定する点灯パターン決定部と、決定された前記点灯パターンに基づいて、前記第1ヒータの点灯および前記第2ヒータの点灯を制御する点灯制御部と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒータの点灯を制御するヒータ制御装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着ヒータには、ハロゲンヒータが広く用いられている。ハロゲンヒータは、ヒータの中でも特に低温時に突入電流を発生しやすい特性があり、また定常的な消費電流も大きい。このためヒータ点灯タイミングと同期して商用電源の電圧降下を発生し蛍光灯などの照明器具がちらつく原因となっている。
これに対し、人間の目に敏感に感じるとされるちらつきの周波数帯(8.8〜10Hz)に対し、ヒータの点灯制御が約10Hz帯域のスイッチングにならないように、または周波数成分が極力小さくなるように、ちらつきの対象となる周波数に近い10半波長(50Hzでは100ms)周期の半波サイクル単位で点灯パターンを制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、フリッカ、高調波電流および雑音端子電圧規制の問題に対応している。
さらに、突入電流の抑制を目的として、上述の高周波点灯パターンの直前に半波長の一部のみヒータをオンし、徐々にオン時間を長くする位相制御(ソフトスタート)を導入する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、10半波長周期の半波サイクル単位での点灯パターンのヒータ制御においては、点灯デューティ(点灯比率)によるフリッカレベルの差が生じており、低デューティ(10〜30%付近)では、中デューティ(40〜60%付近)と比較し周波数特性が劣っておりフリッカレベルが悪い傾向にあることがわかっている。
このため、本点灯中のごく短時間(数10msec)の消灯期間に起因する突入電流を抑制することができず、消灯期間が数半波以上続く低デューティにおいては、フリッカレベルの改善があまり見込まれないという問題があった。さらに、低デューティにおいては点灯回数が少なく、周波数成分の改善(高周波化)も行えないという問題があった。また、本点灯中に上述の位相制御を利用した場合には、高調波電流、雑音端子電圧の特性を極端に悪化させてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、点灯比率が低い場合においても、高調波電流、雑音端子電圧のレベル悪化を抑制しつつ、フリッカレベルを改善することのできるヒータ制御装置、画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるヒータ制御装置は、第1ヒータおよび第2ヒータにより加熱される加熱対象物の温度を検出する温度検出部と、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータに交流電圧を印加する交流電源と、前記温度と目標温度に基づいて、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率を決定する点灯比率決定部と、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率に基づいて、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記制御周期内の前記交流電圧の半波長単位で、全点灯に代えて一部点灯が割り当てられた一部点灯パターンに決定する点灯パターン決定部と、決定された前記点灯パターンに基づいて、前記第1ヒータの点灯および前記第2ヒータの点灯を制御する点灯制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置は、第1ヒータと、第2ヒータと、前記第1ヒータおよび第2ヒータにより加熱される加熱対象物の温度を検出する温度検出部と、を備えた定着部と、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータに交流電圧を印加する交流電源と、前記温度と目標温度に基づいて、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率を決定する点灯比率決定部と、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率に基づいて、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記制御周期内の前記交流電圧の半波長単位で、全点灯に代えて一部点灯が割り当てられた一部点灯パターンに決定する点灯パターン決定部と、決定された前記点灯パターンに基づいて、前記第1ヒータの点灯および前記第2ヒータの点灯を制御する点灯制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、第1ヒータおよび第2ヒータにより加熱される加熱対象物の温度と目標温度に基づいて、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータのの点灯比率を決定するステップと、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率に基づいて、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記制御周期内の前記交流電圧の半波長単位で、全点灯に代えて一部点灯が割り当てられた一部点灯パターンに決定するステップと、決定された前記点灯パターンに基づいて、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの点灯を制御するステップと、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、点灯比率が低い場合においても、高調波電流、雑音端子電圧のレベル悪化を抑制しつつ、フリッカレベルを改善することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、点灯パターンを模式的に示す図である。 図3は、画像形成装置によるヒータ制御処理を示すフローチャートである。 図4は、一部点灯割当部により一部点灯が割り当てられた60%点灯パターンの一例を示す図である。 図5は、一部点灯割当部により一部点灯が割り当てられた点灯パターンの一例を示す図である。 図6は、第2の実施の形態にかかるヒータ制御処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるヒータ制御装置、画像形成装置およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置10の全体構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、画像形成装置10に設けられた定着ユニット等のヒータを制御するヒータ制御装置を含んでいる。具体的には、画像形成装置10は、メイン電源100と、制御基板110とを主に備えている。画像形成装置10は、さらに、定着ユニット120と、電源SW141と、ドアSW142とを備えている。
定着ユニット120は、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの2つのハロゲンヒータを有している。定着ユニット120は、さらに第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bそれぞれの近傍に配置された第1サーミスタ122Aおよび第2サーミスタ122Bを有している。なお、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯電力量は等しいものとする。
制御基板110は、画像形成装置10全体を制御する。制御基板110は、不図示のCPU、RAM、ROM、NVRAM、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、入出力インターフェイスがバスを介して接続されたコンピュータとして実装される。
制御基板110は、メイン電源100内部に設けられた2つのトライアックすなわち、第1トライアック(TRI)143A、第2TRI143Bや電磁リレー106のオン/オフを制御することにより、定着ユニット120の第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの温度制御やオン/オフの制御を行う。なお、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bにかえて、セラミックヒータなど他のヒータを用いてもよい。
第1ハロゲンヒータ121Aの近傍に配置された第1サーミスタ122Aは、第1ハロゲンヒータ121Aの加熱対象物の表面温度を検知する。同様に、第2ハロゲンヒータ121Bの近傍に配置された第2サーミスタ122Bは、第2ハロゲンヒータ121Bの加熱対象物の表面温度を検知する。制御基板110は、第1サーミスタ122Aが検知した表面温度をA/D変換して、第1ハロゲンヒータ121Aの加熱対象物の表面温度を検知する。同様に、第2サーミスタ122Bが検知した表面温度をA/D変換して、第2ハロゲンヒータ121Bの加熱対象物の表面温度を検知する。制御基板110は、第1ハロゲンヒータ121Aの加熱対象物の表面温度および第2ハロゲンヒータ121Bの加熱対象物の表面温度が安定するように、第1TRI143A、第2TRI143Bおよび電磁リレー106のオン/オフを制御する。
画像形成装置10の電源SW141がオンになると、AC電源101から供給された電流はフィルタ102でノイズ除去された後、整流ダイオード103及び平滑コンデンサ104で平滑化され、DDC(Digital Down Converter)105に供給される。DDC105は、スイッチング方式のDC−DCコンバータであり、定電圧Vccを制御基板110に、24Vを電磁リレー106に供給する。
電磁リレー106は、画像形成装置10のドアSW142がオンになるとスイッチ107をオンにすると共に、制御基板110を介して、定着ユニット120をオフにすることができる。すなわち、定着ユニット120の安全装置となる。
ゼロクロス検知回路108は、AC電源101のゼロクロス点を検出する。制御基板110は、このゼロクロス点に応じて第1TRI143A、第2TRI143Bをオン/オフする。スイッチ107がオンの場合、ゼロクロス検知回路108に供給される交流電流は、半波長毎に電圧がゼロ近くになる。このため、ゼロクロス検知回路108のトランジスタがオン電圧を保持できなくなる。ゼロクロス検知回路108は、このトランジスタの状態を検知してゼロクロス信号を制御基板110に出力する。
制御基板110は、点灯パターン記憶部111と、制御部112とを有している。制御部112は、交流電圧の半波長を1単位として、各ハロゲンヒータ121A,121Bへの通電のオンオフを制御する間引き制御を行う。制御部112はまた、半波長の一部のみオンとする位相制御と間引き制御とを組み合わせた間引き位相制御を行う。なお、間引き位相制御については後述する。制御部112は、具体的には、点灯パターン記憶部111に記憶されている点灯パターンに従い第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯を制御する。
点灯パターン記憶部111は、点灯パターンを記憶している。点灯パターンは、制御周期単位の第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯パターンである。すなわち、点灯パターン記憶部111に記憶されている点灯パターンは、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121B両方のヒータ制御に用いられる。
制御周期とは、制御基板110が制御するAC電源101の電圧周期であり、予め定められた長さの周期である。本実施の形態においては、制御周期を10半波長とする。これに対応し、点灯パターン記憶部111に記憶されている点灯パターンは、10半波長を単位として設定されている。
図2は、点灯パターンを模式的に示す図である。点灯パターン記憶部111は、各点灯デューティに対応付けられた点灯パターンを記憶している。ここで、点灯デューティとは、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯比率である。本実施の形態においては、点灯デューティ10%間隔で10の点灯パターンが記憶されている。図2において、斜線で示す半波長が第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯に相当する領域である。例えば、点灯デューティ30%においては、10半波長のうち所定の3半波長において第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯が設定されている。このように、点灯パターン記憶部111に記憶されている点灯パターンは、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯期間を半波長単位で間引く間引きパターンである。この間引きパターンによる第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯制御を間引き制御と称する。
本実施の形態にかかる点灯パターン記憶部111が記憶する点灯パターンは、いずれも10Hz前後の周波数帯域を回避するような点灯パターンである。すなわち、フリッカを回避するように全点灯または全消灯が割り当てられた点灯パターンである。なお、本実施の形態においては、点灯デューティ10%については、20半波長を制御周期とする半波制御パターンが記憶されている。
図1の制御部112は、点灯デューティ決定部113と、点灯パターン抽出部114と、一部点灯割当部115と、点灯制御部116とを有している。点灯デューティ決定部113は、第1サーミスタ122Aにより検出された第1ハロゲンヒータ121Aの加熱対象物の表面温度と目標温度に基づいて、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティを決定する。点灯デューティ決定部113はまた、第2サーミスタ122Bにより検出された第2ハロゲンヒータ121Bの加熱対象物の表面温度と目標温度に基づいて、第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティを決定する。
ここで、点灯パターン抽出部114と、一部点灯割当部115と、点灯パターン記憶部111とは、点灯パターン決定部として機能する。
点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が第1閾値以下であるか否かを判断し、第1閾値以下である場合には、さらに、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティのうち一方が0%であるか否かを判断する。そして、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が第1閾値以下であり、また、いずれも0%でない場合に、点灯パターン記憶部111から、点灯デューティ決定部113により決定された点灯デューティよりも大きい点灯デューティに対応付けられている点灯パターンであって、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯時に第2ハロゲンヒータ121Bが消灯となる二つの点灯パターンを抽出する。
また、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が第1閾値より大きい場合には、さらに第2閾値以下であるか否かを判断する。そして、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が第1閾値より大きく、かつ第2閾値以下である場合には、点灯パターン記憶部111から、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの合計が100%となり、点灯デューティ決定部113により決定された点灯デューティよりも大きい点灯デューティに対応付けられている点灯パターンであって、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯時に第2ハロゲンヒータ121Bが消灯となる二つの点灯パターンを抽出する。
さらに、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が第1閾値より大きく、かつ第2閾値より大きい場合に、点灯パターン記憶部111から、点灯デューティ決定部113により決定された点灯デューティに対応する二つの点灯パターンを抽出することにより、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯デューティに対応する点灯パターンに決定する。
一部点灯割当部115は、点灯パターン抽出部114が点灯デューティ決定部113により決定された点灯デューティよりも大きい点灯デューティに対応付けられている点灯パターンを点灯パターン記憶部111から抽出した場合には、点灯パターン抽出部114により抽出された点灯パターンにおいて全点灯が割り当てられている半波長に対し、全点灯に替えて第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を割り当てる。これにより、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯パターンが一部点灯パターンに決定される。ここで、一部点灯とは、半波長のうち一部の期間のみ第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bを点灯させるものである。すなわち、一部点灯は、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bに供給する交流電圧の位相を変化させる制御である。
一部点灯割当部115により得られた点灯パターンは、間引きパターンに一部点灯が割り当てられたパターン(一部点灯パターン)であり、この点灯パターンによる第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯制御を間引き位相制御と称する。
点灯制御部116は、点灯パターン抽出部114により抽出された点灯パターンまたは一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた点灯パターンに基づいて、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯を制御する。
図3は、画像形成装置10によるヒータ制御処理を示すフローチャートである。まず、点灯デューティ決定部113は、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bそれぞれの点灯デューティを決定する(ステップS100)。
次に、点灯パターン抽出部114は、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティと第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティとを加算した点灯デューティが第1閾値以下であるか否かを判断する(ステップS102)。
そして、加算した点灯デューティが第1閾値以下である場合には(ステップS102:Yes)、点灯パターン抽出部114は、さらに、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティと第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティのうち、一方が0%であるか否かを判断する(ステップS103)。
そして、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティと第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティのいずれも0%でない場合には(ステップS103:No)、点灯パターン抽出部114は、決定された点灯デューティよりも高い点灯デューティの点灯パターンを抽出する(ステップS104)。
例えば、第1閾値を20%とした場合、ステップS100で決定された第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティがともに10%であった場合には、点灯パターン抽出部114は、60%点灯デューティに対応付けられている点灯パターンを点灯パターン記憶部111から抽出する。
次に、一部点灯割当部115は、点灯パターン抽出部114により抽出された点灯パターンのうち全点灯が割り当てられている半波長に対し、全点灯にかえて第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を割り当てる(ステップS106)。次に、点灯制御部116は、一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた点灯パターンに従い第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯を制御する(ステップS108)。
図4は、一部割当処理(ステップS106)において、一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた60%の点灯パターンを示す図である。一部点灯割当部115は、60%点灯パターンに含まれる全点灯の半波長に、全点灯にかえて第1ハロゲンヒータ121Aの一部点灯と第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を交互に割り当てる。これにより、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯がそれぞれ1制御周期の3半波長に割り当てられる。
さらに、一部点灯割当部115は、点灯パターンに割り当てられた第1ハロゲンヒータ121Aの複数の一部点灯による点灯電力の総和が、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティにより定まる点灯電力の総和と等しくなるように、半波長における点灯の割合を定める。さらに、第1ハロゲンヒータ121Aの各一部点灯における点灯電力が等しくなるようにする。なお、第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯についても同様である。
なお、他の例としては、各一部点灯における点灯電力が異なる値となるよう設定してもよい。なお、この場合においても、複数の一部点灯による点灯電力量の総和は、点灯デューティにより定まる点灯電力の総和と等しくなるよう設定するのが好ましい。
点灯デューティが低い場合には、制御周期内において第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bが点灯する期間が短くなる。このため、点灯パターン記憶部111に記憶されている点灯パターンを用いた点灯制御を行った場合には、消灯期間が継続することに起因した突入電流の増加が問題となる。
これに対し、本実施の形態にかかる画像形成装置10においては、点灯デューティにより定まる1または2以上の半波長分の点灯を複数の半波長の一部点灯に分割して制御周期内に割り当てることにより消灯期間を短くすることとした。さらに、一部点灯を割り当てる半波長については、点灯パターン記憶部111に記憶されている点灯パターンに従うこととした。これにより、突入電流の増加を抑制し、フリッカを低減させることができる。
なお、半波長の一部に点灯を割り当てる位相制御においては、高調波電流や雑音端子電圧のレベル悪化が問題となる。これに対し、本実施の形態においては、例えば60%点灯パターンにおける全点灯の期間のみ位相制御とするように、位相制御回数を間引くこととしたので、高調波電流や雑音端子電圧のレベル悪化を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、ステップS104において点灯パターン抽出部114により抽出される点灯パターンを比較的周波数特性に優れる60%の点灯パターンとしたが、60%の点灯パターンに限定されるものではなく、他の点灯デューティの点灯パターンであってもよい。なお、決定された点灯デューティの3倍以上の点灯パターンであることが好ましい。
ステップS103に戻り、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティと第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティのうち一方が0%である場合には(ステップS103:Yes)、点灯パターン抽出部114は、点灯デューティが0%でないハロゲンヒータの決定された点灯デューティよりも高い点灯デューティの点灯パターンを抽出する(ステップS141)。例えば、本実施の形態においては、40%の点灯パターンを抽出する。次に、一部点灯割当部115は、点灯パターン抽出部114により抽出された点灯パターンのうち全点灯が割り当てられている半波長に対し一部点灯を割り当てる(ステップS142)。次に、点灯制御部116は、一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた点灯パターンに従いハロゲンヒータの点灯を制御する(ステップS108)。
ステップS102に戻り、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティと第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティとを加算した点灯デューティが第1閾値より大きい場合には(ステップS102:No)、点灯パターン抽出部114は、この加算した点灯デューティが第2閾値以下であるか否かを判断する(ステップS120)。
加算した点灯デューティが第2閾値以下である場合には(ステップS120:Yes)、点灯パターン抽出部114は、合計して100%となる点灯デューティの点灯パターンを点灯パターン記憶部111から抽出する(ステップS122)。そして、一部点灯割当部115は、各点灯パターンに第1ハロゲンヒータ121A、第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を割り当てる(ステップS124)。次に、点灯制御部116は、一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた点灯パターンに従い第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯を制御する(ステップS108)。
例えば、第2閾値を30%とし、ステップS100において、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bのいずれか一方の点灯デューティが10%、他方の点灯デューティが20%と決定されたとする。この場合には(ステップS102:No、S120:Yes)、ステップS122において、点灯パターン抽出部114は、合計して100%となる点灯デューティとして、点灯デューティ40%に対応付けられている点灯パターンと、点灯デューティ60%に対応付けられている点灯パターンを点灯パターン記憶部111から抽出する。そして、ステップS124において、一部点灯割当部115は、40%の点灯パターンに含まれる全点灯の半波長に、全点灯にかえて20%の点灯デューティが決定されたハロゲンヒータ(第1ハロゲンヒータ121Aまたは第2ハロゲンヒータ121B)の一部点灯を割り当てる。さらに、60%の点灯パターンに含まれる全点灯の半波長に、全点灯にかえて10%の点灯デューティが決定されたハロゲンヒータ(第1ハロゲンヒータ121Aまたは第2ハロゲンヒータ121B)の一部点灯を割り当てる(ステップS124)。
図5は、一部点灯割当処理(ステップS124)において、一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた点灯パターンを示す図である。なお、図5に示す点灯パターンは、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティが10%と決定され、第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティが20%と決定された場合の点灯パターンである。
図5の上段およびに中段に示すように、一部点灯割当部115は、まず40%点灯パターンに第1ハロゲンヒータ121Aの一部点灯を割り当て、60%の点灯パターンに第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を割り当てる。なお、この場合においても、既に説明した通り、一部点灯割当部115は、第1ハロゲンヒータ121Aの制御周期内の複数の一部点灯の点灯電力量の総和が、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティ(10%)により定まる点灯電力量に等しく、また各一部点灯の電力量が同一となるよう、40%点灯パターンに一部点灯を割り当てる。60%点灯パターンへの第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯の割り当てについても同様である。
これにより、40%点灯パターンに含まれる4半波長に第1ハロゲンヒータ121Aの一部点灯が割り当てられる。また、60%の点灯パターンに含まれる6半波長に第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯が割り当てられる。
図3のステップS108においては、図5の下段に示すような、一部点灯割当処理(ステップS124)により得られた2つの点灯パターンを重ね合わせた点灯パターンにより、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯を制御する(ステップS108)。
なお、本実施の形態にかかる点灯パターン記憶部111に記憶されている点灯パターンは、点灯デューティ50%を境に、40%と60%、30%と70%というように、加算して100%となる2つの点灯パターンの全点灯と全消灯が逆になる関係にある。したがって、40%および60%の点灯パターンを重ね合わせた点灯パターンによる第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯制御においては、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯時には第2ハロゲンヒータ121Bは消灯となる。
したがって、上記のように、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bに対し、40%および60%の点灯パターンを利用することにより、第1ハロゲンヒータ121Aと第2ハロゲンヒータ121Bの同時点灯を避けることができるので、突入電流の増大を抑制し、フリッカを低減させることができる。
2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が30%の場合には、図4に示すように60%の点灯パターンに2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を割り当てると、位相角が90度と突入電流が無視できない大きさになってしまう。このため、本実施の形態においては、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が30%の場合には、このように、40%と60%の2つの点灯パターンを用いて、位相制御の回数を増やし、位相角を小さくすることとした。これにより、点灯制御に利用される点灯パターンにおける各半波サイクルの実行電力は2種類となるため、ハロゲンヒータを1つのみ点灯させる場合と比べても電位差の小さいフリッカに有利な制御を行うことができる。
さらに、このように2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティが異なる場合には、点灯デューティの高いハロゲンヒータに対し、より高い点灯デューティの点灯パターンを割り当てることにより、各一部点灯の電力量を一定とすることができるので、連続点灯時の電圧変動を抑制することができ、フリッカレベルを改善することができる。
なお、他の例としては、点灯パターン抽出部114が選択する点灯パターンは、40%および60%の点灯パターンに限定されるものではなく、他の点灯デューティの点灯パターンであってもよい。ただし、上述のように、突入電流の増大を抑制する観点からは、点灯タイミングが異なる2つの点灯パターンを抽出するのが好ましい。
ステップS120に戻り、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティと第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティとを加算した点灯デューティが第2閾値より大きい場合には(ステップS120:No)、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bのそれぞれに対して決定された点灯デューティの点灯パターンを点灯パターン記憶部111から読み出す(ステップS130)。そして、点灯制御部116は、点灯パターン抽出部114により抽出された点灯パターンに従い第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯を制御する(ステップS108)。
例えば、ステップS100において決定された、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの和が30%よりも大きい場合には、具体的には、10%と10%または10%と20%以外の組み合わせである場合には(ステップS102:No、ステップS120:No)、ステップS130において、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121Aに対し、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティに対応付けられている点灯パターンを、点灯パターン記憶部111から抽出する。さらに、第2ハロゲンヒータ121Bに対し、点灯デューティ決定部113により決定された第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティに対応付けられている点灯パターンを、点灯パターン記憶部111から抽出する。
以上のように、本実施の形態にかかる画像形成装置10は、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの総和が閾値以下である場合には、間引き位相制御を行うことにより、高調波電流、雑音端子電圧のレベル悪化を抑制しつつ、フリッカレベルを改善することができる。さらに、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯タイミングが一致しないよう制御することができるので、突入電流の増大を抑制することができる。
本実施の形態の第1の変更例について説明する。本実施の形態においては、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティがともに10%である場合には、1つの点灯パターンに対し、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を割り当て、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bのうち一方のハロゲンヒータの点灯デューティが10%、他方のハロゲンヒータの点灯デューティが20%である場合には、2つの点灯パターンそれぞれに各ハロゲンヒータの一部点灯を割り当てたが、これにかえて、一方が10%、他方が20%の場合においても、1つの点灯パターンに2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bそれぞれの一部点灯を割り当てることとしてもよい。また、他の例としては、ともに10%である場合においても、2つの点灯パターンを抽出し、各点灯パターンに各ハロゲンヒータの一部点灯を割り当ててもよい。
このように、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティの総和が閾値以下である場合に、制御周期中のフリッカを回避するような半波長に、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯が割り当てられた点灯パターンに基づいて、2つのハロゲンヒータの点灯を制御すればよく、点灯パターンの決定方法は、実施の形態に限定されるものではない。
さらに、第2の変更例としては、点灯パターン記憶部111および点灯パターン抽出部114を有さなくてもよい。この場合には、点灯制御部116は、フリッカを回避した、各点灯デューティの点灯パターンを作成し、この点灯パターンに一部点灯を割り当てればよい。
また、第3の変更例としては、画像形成装置10は、ハロゲンヒータを1つのみ備えることとしてもよい。なお、この場合には、これに対応し、サーミスタ、TRIも1つのみ備えればよい。このように、1つのハロゲンヒータのみを備える場合には、点灯デューティ決定部113は、1つのハロゲンヒータのみの点灯デューティを決定する。そして、点灯パターン抽出部114は、決定された点灯デューティが閾値以下である場合には、決定された点灯デューティよりも大きい点灯デューティに対応付けられている点灯パターンを抽出する。そして、一部点灯割当部115は、点灯パターン抽出部114により抽出された点灯パターンに含まれる全点灯の半波長に対し、全点灯にかえて一部点灯を割り当てる。点灯制御部116は、一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた点灯パターンに従いハロゲンヒータの点灯を制御する。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかる画像形成装置10について説明する。第2の実施の形態にかかる画像形成装置10の構成は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置10の構成と同様である。ただし、第2の実施の形態にかかる画像形成装置10の2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯電力量は異なっている。なお、本実施の形態においては、第1ハロゲンヒータ121Aの点灯電力量を500W、第2ハロゲンヒータ121Bの点灯電力量を700Wとする。
図6は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置10によるヒータ制御処理を示すフローチャートである。まず、点灯デューティ決定部113は、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティを決定する(ステップS200)。
次に、点灯パターン抽出部114は、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティと第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティとを加算した点灯デューティが第1閾値以下であるか否かを判断する(ステップS202)。
そして、加算した点灯デューティが第1閾値以下である場合には(ステップS202:Yes)、合計して100%となり、かつ点灯電力量の大きいハロゲンヒータが大きい点灯デューティとなる点灯デューティの点灯パターンを点灯パターン記憶部111から抽出する(ステップS204)。そして、一部点灯割当部115は、各点灯パターンに第1ハロゲンヒータ121A、第2ハロゲンヒータ121Bの一部点灯を割り当てる(ステップS206)。次に、点灯制御部116は、一部点灯割当部115により一部点灯が割り当てられた点灯パターンに従い第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯を制御する(ステップS208)。
例えば、第1閾値が20%である場合において、2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティがともに10%である場合には(ステップS202,Yes)、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121Aに対し、40%点灯パターンを点灯パターン記憶部111から抽出し、第1ハロゲンヒータ121Aより点灯電力量の大きい第2ハロゲンヒータ121Bに対し、60%点灯パターンを点灯パターン記憶部111から抽出する。このように、電力量の多いハロゲンヒータに対し、点灯デューティの高い点灯パターンを割り当てる。
なお、ステップS206において得られる点灯パターンは、図5に示す点灯パターンと同様である。すなわち、第1ハロゲンヒータ121Aの10%点灯デューティは、図5に示すように、40%点灯パターンにしたがい、1制御周期において4つの一部点灯に割り当てられる。また、第1ハロゲンヒータ121Aに比べて点灯電力量の大きい第2ハロゲンヒータ121Bの10%点灯デューティは、図5に示すように、60%点灯パターンにしたがい、1制御周期において6つの一部点灯に割り当てられる。
このように、点灯パターン抽出部114は、点灯電力量のより大きいハロゲンヒータに対し、より大きい点灯デューティの点灯パターンを割り当てる。これにより、突入電流を抑制した高周波点灯制御を実現することができる。また、各一部点灯の点灯電力量を一定とすることができるので、連続点灯時の電圧変動を抑制することができ、フリッカレベルを改善することができる。
ステップS202に戻り、ステップS200において決定された2つの第1ハロゲンヒータ121A,第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティを加算した値が第1閾値より大きい場合(例えば、第1閾値が20%の例において、加算した値が30%以上である場合)には(ステップS202:No)、点灯パターン抽出部114は、第1ハロゲンヒータ121Aに対し、点灯デューティ決定部113により決定された第1ハロゲンヒータ121Aの点灯デューティに対応付けられている点灯パターンを抽出し、第2ハロゲンヒータ121Bに対し、点灯デューティ決定部113により決定された第2ハロゲンヒータ121Bの点灯デューティに対応付けられている点灯パターンを抽出する(ステップS220)。そして、点灯制御部116は、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bそれぞれの点灯パターンにより、第1ハロゲンヒータ121Aおよび第2ハロゲンヒータ121Bの点灯制御を行う(ステップS208)。以上で、ヒータ制御処理が完了する。
なお、第2の実施の形態にかかる画像形成装置10のこれ以外の構成および処理は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置10の構成および処理と同様である。
第2の実施の形態の第1の変更例としては、各ハロゲンヒータの電力量の違いだけでなく、第1の実施の形態において説明したように、各ハロゲンヒータに対して決定された点灯デューティを加味して、各ハロゲンヒータの一部点灯を割り当てる点灯パターンを選択することとしてもよい。
第1、第2の実施の形態では、半波長単位で全点灯および全消灯となる点灯パターンを予め点灯パターン記憶部111に記憶しておき、決定された点灯デューティに基づいて点灯パターン記憶部111から点灯パターンを抽出し、抽出した点灯パターンの全点灯を一部点灯に割り当てることにより、点灯パターンを決定していたが、これに限定されるものではない。例えば、半波長単位で全点灯および全消灯となる点灯パターンを予め記憶せず、決定された点灯デューティに基づいて、全点灯を一部点灯に割り当てた点灯パターンを決定するように構成することができる。
本実施の形態の画像形成装置は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置とを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の画像形成装置で実行されるヒータ制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の画像形成装置で実行されるヒータ制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の画像形成装置で実行されるヒータ制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、本実施形態のヒータ制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の画像形成装置で実行されるヒータ制御プログラムは、上述した各部(点灯デューティ決定部、点灯パターン抽出部、一部点灯割当部、点灯制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記録媒体からヒータ制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態では、画像形成装置は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機であってもよく、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
10 画像形成装置
100 メイン電源
101 AC電源
102 フィルタ
103 整流ダイオード
104 平滑コンデンサ
106 電磁リレー
107 スイッチ
108 ゼロクロス検知回路
110 制御基板
111 点灯パターン記憶部
112 制御部
113 点灯デューティ決定部
114 点灯パターン抽出部
115 一部点灯割当部
116 点灯制御部
120 定着ユニット
121A 第1ハロゲンヒータ
121B 第2ハロゲンヒータ
122A 第1サーミスタ
122B 第2サーミスタ
141 電源SW
142 ドアSW
143A 第1TRI
143B 第2TRI
特許第3316170号公報 特開2004−212510号公報

Claims (13)

  1. 第1ヒータおよび第2ヒータにより加熱される加熱対象物の温度を検出する温度検出部と、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータに交流電圧を印加する交流電源と、
    前記温度と目標温度に基づいて、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率を決定する点灯比率決定部と、
    前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率に基づいて、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記制御周期内の前記交流電圧の半波長単位で、全点灯に代えて一部点灯が割り当てられた一部点灯パターンに決定する点灯パターン決定部と、
    決定された前記点灯パターンに基づいて、前記第1ヒータの点灯および前記第2ヒータの点灯を制御する点灯制御部と、
    を備えたことを特徴とするヒータ制御装置。
  2. 前記点灯パターン決定部は、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率の和が第1閾値以下である場合に、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、前記第1ヒータの点灯時に前記第2ヒータが消灯となり、かつ前記一部点灯の点灯電力の和が前記決定された点灯比率から定まる点灯電力の和に等しい前記一部点灯パターンに決定することを特徴とする請求項1に記載のヒータ制御装置。
  3. 前記点灯パターン決定部は、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が前記第1閾値以下である場合には、さらに、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率のうち一方が0%であるか否かを判断し、いずれも0%でない場合に、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、前記一部点灯パターンに決定することを特徴とする請求項2に記載のヒータ制御装置。
  4. 前記点灯パターン決定部は、
    前記制御周期を単位とするパターンであって、前記制御周期内の半波長に全点灯または全消灯が割り当てられた前記点灯パターンを、前記点灯比率に対応付けて記憶する点灯パターン記憶部と、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が前記第1閾値以下であり、いずれも0%でない場合に、前記点灯パターン記憶部から、決定された前記点灯比率よりも大きい点灯比率に対応付けられている前記点灯パターンであって、前記第1ヒータの点灯時に前記第2ヒータの消灯となる2つの点灯パターンを抽出する点灯パターン抽出部と、
    抽出された前記二つの点灯パターンのうち全点灯が割り当てられた半波長に、全点灯にかえて、前記一部点灯の点灯電力の和が前記決定された点灯比率から定まる点灯電力の和に等しい一部点灯を割り当てることにより、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ前記一部点灯パターンに決定する一部点灯割当部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のヒータ制御装置。
  5. 前記点灯パターン決定部は、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率のうち一方が0%である場合には、前記点灯比率が0%でない方の点灯パターンを、前記一部点灯パターンに決定することを特徴とする請求項3に記載のヒータ制御装置。
  6. 前記点灯パターン決定部は、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が前記第1閾値より大きく、かつ第2閾値以下である場合には、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、前記第1ヒータの点灯比率と前記第2ヒータの点灯比率の合計が100%となる前記一部点灯パターンに決定することを特徴とする請求項2に記載のヒータ制御装置。
  7. 前記点灯パターン決定部は、
    前記制御周期を単位とするパターンであって、前記制御周期内の半波長に全点灯または全消灯が割り当てられた前記点灯パターンを、前記点灯比率に対応付けて記憶する点灯パターン記憶部と、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が前記第1閾値より大きく、かつ前記第2閾値以下である場合に、前記点灯パターン記憶部から、前記第1ヒータの点灯比率と前記第2ヒータの点灯比率の合計が100%となり、決定された前記点灯比率よりも大きい点灯比率に対応付けられている前記点灯パターンであって、前記第1ヒータの点灯時に前記第2ヒータの消灯となる二つの点灯パターンを抽出する点灯パターン抽出部と、
    抽出された前記二つの点灯パターンのうち全点灯が割り当てられた半波長に、全点灯にかえて、前記一部点灯の点灯電力の和が前記決定された点灯比率から定まる点灯電力の和に等しい一部点灯を割り当てることにより、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ前記一部点灯パターンに決定する一部点灯割当部と、
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載のヒータ制御装置。
  8. 前記点灯パターン決定部は、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が前記第1閾値より大きく、かつ前記第2閾値より大きい場合には、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、前記制御周期を単位とし、決定された点灯比率に対応する前記点灯パターンに決定することを特徴とする請求項6に記載のヒータ制御装置。
  9. 前記点灯パターン決定部は、
    前記制御周期を単位とするパターンであって、前記制御周期内の半波長に全点灯または全消灯が割り当てられた前記点灯パターンを、前記点灯比率に対応付けて記憶する点灯パターン記憶部と、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が前記第1閾値より大きく、かつ前記第2閾値より大きい場合に、前記点灯パターン記憶部から、決定された前記点灯比率に対応する二つの点灯パターンを抽出することにより、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、前記制御周期を単位とし、決定された点灯比率に対応する前記点灯パターンに決定する点灯パターン抽出部と、
    を備えたことを特徴とする請求項8に記載のヒータ制御装置。
  10. 前記点灯パターン決定部は、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が第1閾値以下である場合であって、前記第1ヒータの消費電力量が前記第2ヒータの消費電力量より大きい場合に、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、前記点灯比率が合計して100%となり、前記第1ヒータの点灯比率が前記第2ヒータの点灯比率より大きい点灯比率のパターンの前記一部点灯パターンに決定することを特徴とする請求項2に記載のヒータ制御装置。
  11. 前記点灯パターン決定部は、
    前記制御周期を単位とするパターンであって、前記制御周期内の半波長に全点灯または全消灯が割り当てられた前記点灯パターンを、前記点灯比率に対応付けて記憶する点灯パターン記憶部と、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの前記点灯比率の和が第1閾値以下である場合であって、前記第1ヒータの消費電力量が前記第2ヒータの消費電力量より大きい場合に、前記点灯パターン記憶部から、前記点灯比率が合計して100%となるパターンで、かつ前記第1ヒータの点灯比率が前記第2ヒータの点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記第1ヒータの点灯時に前記第2ヒータの消灯となる二つの点灯パターンを抽出する点灯パターン抽出部と、
    前記第1ヒータの前記点灯比率または前記第2ヒータの前記点灯比率に基づいて、抽出された前記二つの点灯パターンのうち全点灯が割り当てられた半波長に、全点灯にかえて、前記一部点灯の点灯電力の和が前記決定された点灯比率から定まる点灯電力の和に等しい一部点灯を割り当てることにより、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、前記一部点灯パターンに決定する一部点灯割当部と、
    を備えたことを特徴とする請求項10に記載のヒータ制御装置。
  12. 第1ヒータと、第2ヒータと、前記第1ヒータおよび第2ヒータにより加熱される加熱対象物の温度を検出する温度検出部と、を備えた定着部と、
    前記第1ヒータおよび前記第2ヒータに交流電圧を印加する交流電源と、
    前記温度と目標温度に基づいて、前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率を決定する点灯比率決定部と、
    前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率に基づいて、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記制御周期内の前記交流電圧の半波長単位で、全点灯に代えて一部点灯が割り当てられた一部点灯パターンに決定する点灯パターン決定部と、
    決定された前記点灯パターンに基づいて、前記第1ヒータの点灯および前記第2ヒータの点灯を制御する点灯制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 第1ヒータおよび第2ヒータにより加熱される加熱対象物の温度と目標温度に基づいて、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータのの点灯比率を決定するステップと、
    前記第1ヒータの点灯比率および前記第2ヒータの点灯比率に基づいて、前記第1ヒータの点灯パターンおよび前記第2ヒータの点灯パターンを、それぞれ、制御周期を単位とし、決定された点灯比率より大きい点灯比率のパターンであって、前記制御周期内の前記交流電圧の半波長単位で、全点灯に代えて一部点灯が割り当てられた一部点灯パターンに決定するステップと、
    決定された前記点灯パターンに基づいて、前記第1ヒータおよび前記第2ヒータの点灯を制御するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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