JP2011079394A - 車両用推進軸の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】センターベアリング部の取付け・固定の作業性、製造品質を従来と同等に保ち、且つ、部品点数の削減が可能な車両用推進軸の支持方法の提供。
【解決手段】支持部材(8A、8B)は前記防振部材(72)と接触しており、前記取付部材(3)には支持部材(8A、8B)を取り付けるための2つの取付孔(35)が設けられており、支持部材(8A、8B)は取付部材(3)に締結部材(95)により取り付けられ、該2つの取付孔(35)は長孔部(35a)と円弧部(35b)を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のプロペラシャフトを有する車両用推進軸の支持構造に関する。
図9は、大型トラックTの駆動系における推進軸4を示している。
推進軸4は、トランスミッションMと後車軸AのファイナルドライブギヤDとを接続する複数(図示の例では2本)のプロペラシャフトから構成され、トランスミッションMで変速されたエンジンの回転力が、ファイナルドライブギヤDに伝達される。
図9において、符号10はフレームを、符号Jは推進軸4の支持部を示している。
図10は、推進軸4を構成する2本のプロペラシャフト5、6の接続部近傍を詳細に示している。
図10において、トランスミッション側のプロペラシャフト5は、シャフト本体(チューブ部)51、コンパニオンフランジ52、自在継ぎ手(十字継ぎ手)53を有している。プロペラシャフト5と、プロペラシャフト6とは、プロペラシャフト5に形成された雌スプライン53Sと、プロペラシャフト6に形成された雄スプライン6Sによって噛み合っている。
図10において、符号1はフレーム10を構成するサイドレールを示し、符号2はフレーム10を構成するクロスメンバを示している。
また、符号3はブラケットを示しており、当該ブラケット3はセンターベアリングアッセンブリ7を保持するリテーナ8を取り付けている。
図11は、図9の符号Jで示す部分、すなわち、推進軸4の支持部を示している。推進軸4の支持部Jは、フレーム10(図9参照)のクロスメンバ2にブラケット3を介して取り付けられている。
推進軸4の支持部は、図12で示すように、センターベアリングアッセンブリ7と、支持部材であるリテーナ8Aを備えている。
図13をも参照して説明すると、センターベアリングアッセンブリ7は、ボールベアリング(センターベアリング)71と、ラバークッション72により構成されている。
ここで、センターベアリング71は、プロペラシャフト5のシャフト本体51を回転支持している。また、ラバークッション72は弾性部材である。
センターベアリング71は、ラバークッション72の中心部に、加硫によって固定されている。
センターベアリング71の符号を付していないインナーレースは、プロペラシャフト5の本体51の段差部51Eと、コンパニオンフランジ52の端面52Eとによって挟持され、固定されている。
ラバークッション72の外周面72oは、リテーナ8Aの内周面8Aiと接触している。図12、図13の例では、リテーナ8Aにストッパが設けられていない。そのため、ラバークッション72の外周面72oと、リテーナ8Aの内周面8Aiとは、図13の符号Yの矢印で示すように、推進軸4の軸方向に相対滑り運動(相対移動)を可能としている。
図14、図15は、図12、図13とは別のタイプ、すなわち、ラバークッションとリテーナとが相対移動しないタイプを示している。
図14、図15において、符号8Bで示すリテーナ8Bは、その端面の一部を変形させて、ストッパ8Sを複数個所(図示の例では6箇所)に形成している。このストッパ8Sにより、ラバークッション72は推進軸4の軸方向について挟持され、以って、リテーナ8Bとラバークッション72との軸方向(矢印Y方向:図13参照)の相対的移動が拘束されている。
推進軸4の支持部においては、図12、図13で示すタイプであっても、図14、図15で示すタイプであっても、トランスミッションM(図9)側からの移動量を吸収している。ここで、係る移動量は、車両組み立て時のバラツキや、急発進時、急制動時によるエンジン及びトランスミッションの軸方向(車両の前後方向)の移動によって必ず生じるものであり、推進軸4の支持部で吸収する必要がある。
なお、路面状態によっては、図9における後車軸A、すなわちファイナルドライブギヤD側からの突き上げによる移動も発生するが、その場合の移動量は、図示しない最終プロペラシャフトのスプライン部で吸収される。
図16は、図12、図13で示したストッパの無いリテーナ8Aを取り付ける態様が示されている。また、図17はリテーナ8Aを取り付けるためのブラケット3Aの上面を示している。
図16における符号81Aは取付孔を示している。図17において、符号Rは取付孔33の半径の寸法を、Laは取付孔33のピッチを示している。
図16、図17において、センターベアリングブラケット3Aには、リテーナ8Aの取付位置に対応して、円型の取付用ボルト孔(ルーズな長孔等の取付孔ではない孔)33が設けられている。
図12、図13のタイプでは、前述したようにラバークッション72とリテーナ8Aとの間で相対移動を許容している。そのため、リテーナ8Aをセンターベアリングブラケット3Aへ取り付ける際に、リテーナ8Aの取付位置が正確な位置から若干の誤差を有している場合でも、ラバークッション72とリテーナ8Aとの相対移動により、当該誤差が吸収される。従って、図12、図13のタイプでは、リテーナ8Aをセンターベアリングブラケット3Aへ取り付ける際に、厳密な位置調整を行なう必要が無い。
図16、図17において、取付用ボルト孔33が長孔としていないのは、係る理由による。すなわち、取付用ボルト孔33を長孔として位置調整を行わなくても、ラバークッション72とリテーナ8Aとの間で相対移動により、係る調整が可能になるからである。
また、取付用ボルト孔33が長孔であると、リテーナ8Aの位置が正確でない場合に、ラバークッション72の脱落やセンターベアリング71に偏った荷重が作用する原因となるからである。
一方、図14、図15のタイプでは、ラバークッション72とリテーナ8Bが軸方向(矢印Y方向)で拘束されているため、リテーナ8Bの取付位置を調整して、上述した移動量を吸収する必要がある。換言すれば、図14、図15のタイプにおいて、リテーナ8Bの取付位置の調整が出来ないと、上述した移動量に起因して、ラバークッション72に歪を生じた状態となってしまう可能性が存在し、ラバークッション72の耐久性を損なってしまう。
そのため、図14、図15のタイプでは、センターベアリングブラケット3Bにおけるリテーナ8Bの取付位置を調整するために、図18、図19で示すように、軸方向(矢印Y方向)に長い長孔によって構成された取付用ボルト孔34を設けている。
図19において、符号Lは、取付孔(長孔)34の長軸の寸法を、符号Rは、長孔34の半径の寸法を示し、符号Lbは2つの長孔34のピッチを示している。そして図18において、符号81Bは取付孔を示している。
図12、図13のタイプの取付孔33のピッチLa(図17参照)と、図14、図15のタイプの取付孔34のピッチLb(図19参照)とは、概略同様な寸法であり、その差が極めて小さい。
係るピッチLa、Lbの寸法が大きければ、センターベアリングブラケットに取付孔33と取付孔34とを同時に形成しても、両者が重なり合ってしまうことはない。しかし、上述した通り、ピッチLa、Lbは概略同一寸法であり、両者の差が極めて小さいので、センターベアリングブラケットに取付孔33と取付孔34とを同時に形成すれば、取付孔33と取付孔34は大部分が重なり合ってしまい、所定の形状に形成されなくなってしまう。そして、取付孔33、34が所定の形状に形成されなくなってしまうと、上述したトランスミッションM側からの移動量を吸収することが出来なくなる。
そのため、従来は、センターベアリングブラケットを2種類(3A、3B)用意せざるを得なかった。そして、センターベアリングブラケットを2種類設定することは、管理コストの上昇につながり、車両全体のコストアップ要因となる。
また、推進軸4の製造メーカと、センターベアリングアッセンブリ7等の支持部材を製造するメーカとは別々である場合が多い。そのため、仮にセンターベアリングアッセンブリ7等の支持部材を1種類に統一したならば、統一されたセンターベアリングアッセンブリ7等の支持部材の仕様に従って、推進軸4を製造しなくはならない。このような状態であると、推進軸4の製造メーカは、自社標準仕様とは異なる特別仕様の推進軸4を製造することになり、新たな製造コスト、管理コストを生じてしまう。そして、推進軸4について新たに生じたコストは、車両全体のコストアップに繋がる。
その他の従来技術として、概略全長に亘って密着嵌合した内筒及び外筒から構成された金属製円筒軸の端部に、ジョイントヨークを取り付けた自動車用ジョイントヨークが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、係る従来技術(特許文献1)は、高速時に車内に生じる騒音、いわゆる「こもり音」に対処するものであり、上述した問題を解決するものではない。
実開平1−9697号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、センターベアリング部の取付け・固定の作業性、製造品質を従来と同等に保ち、且つ、部品点数の削減が可能な車両用推進軸の支持方法の提供を目的としている。
本発明の車両用推進軸の支持構造は、複数のプロペラシャフト(5、6)を有する車両用推進軸(4)のフレーム(のクロスメンバ2)へ支持する支持構造において、軸受(センターベアリング71)、軸受(71)を部材中央で固定保持する防振部材(72:例えば、ゴム等の弾性材料から成る部材)、防振部材の支持部材(リテーナ8A、8B)、該支持部材(8A、8B)の前記フレーム(のクロスメンバ2)への取付部材(ブラケット3)を有し、前記支持部材(8A、8B)の内周面(8Ai、8Bi)は前記防振部材(72)の外周面(72o)と接触しており、前記取付部材(3)には支持部材(8A、8B)を取り付けるための2つの取付孔(35)が設けられており、支持部材(8A、8B)は取付部材(3)に締結部材(例えば、フランジボルト95や六角ボルト等)により取り付けられ、前記2つの取付孔(35)は長孔部(35a)と円弧部(35b)を有しており、円弧部(35b)は長孔部(35a)の直線部分(35s)に対してはみ出すように形成されており、前記2つの取付孔(35)は(取付部材3の中心線に対して)対称に配置されていることを特徴としている。
本発明において、前記防振部材の支持部材(リテーナ8A)には、防振部材(72)における推進軸の軸方向と同様の方向の移動を拘束する機構(ストッパ8S)が設けられておらず、支持部材(リテーナ8A)の取付孔(81A)は円弧部(35b)に整合されており、前記締結部材(例えば、フランジボルト95や六角ボルト等)は取付孔(35)の円弧部(35b)に挿入されるのが好ましい。
或いは本発明において、前記防振部材の支持部材(リテーナ8B)には、防振部材(72)における推進軸の軸方向と同様の方向の移動を拘束する機構(ストッパ8S)が設けられており、支持部材(リテーナ8B)の取付孔(81B)は長孔部(35a)に整合されており、前記締結部材(例えば、フランジボルト95や六角ボルト等)は取付孔(35)の長孔部(35a)に挿入されるのが好ましい。
本発明において、前記円弧部(35b)の曲率中心間の距離(円弧部35bのピッチLb)は、前記長孔部(35a)の半円形部分(35r)の曲率中心間の距離(長孔部35aのピッチLa)よりも長く、円弧部(35b)は長孔部(35a)の直線部分(35s)に対して他方の取付孔(35)から離隔する側にはみ出している(図2)のが好ましい。
或いは、前記円弧部(35b)の曲率中心間の距離(円弧部35bのピッチLb)は、前記長孔部(35a)の半円形部分(35r)の曲率中心間の距離(長孔部35aのピッチLa)よりも短く、円弧部(35b)は長孔部(35a)の直線部分(35s)に対して他方の取付孔(35)の側にはみ出している(図6)のが好ましい。
ここで、前記取付孔(35)における長孔部(35a)の半径をR、長孔の長軸の長さをL、円弧部35bの半径をRとすれば、
<L/2
であることが好ましい。
また、2つの長孔部(35a)の両端の中心点(O:曲率半径Rの部分の曲率中心)間のピッチをLa、円弧部(35b)の中心点(O:曲率半径Rの部分の曲率中心)間のピッチをLb、ピッチLaとピッチLbとの差をδとすれば、
−R≦δ≦R+R
であることが好ましい。
本発明において、防振部材(72:ラバークッション)が支持部材(8B)に対して推進軸(4)の軸方向(車両前後方向:矢印Y方向)に相対移動することが出来ないように、防振部材(72)の支持部材(8B)はストッパを有しており、防振部材の支持部材(リテーナ8A、8B)はプレートボルト(100)により取付部材(ブラケット3)に取り付けられており、プレートボルト(100)は両端部(108、108)が垂直に折れ曲がったコ字状に構成されており、両端部(108、108)の対向する面の間隔(L1)が支持部材(8B)あるいは取付部材(ブラケット3)の幅(L1)に等しいのが好ましい。
また、本発明の車両用推進軸の支持構造は、複数のプロペラシャフト(5、6)を有する車両用推進軸(4)のフレーム(のクロスメンバ2)へ支持する支持構造において、軸受(センターベアリング71)、軸受(71)を部材中央で固定保持する防振部材(72:例えば、ゴム等の弾性材料から成る部材)、防振部材の支持部材(リテーナ8B)、該支持部材(8B)の前記フレーム(のクロスメンバ2)への取付部材(ブラケット3B)を有し、前記支持部材(8B)の内周面(8Bi)は前記防振部材(72)の外周面(72o)と接触しており、防振部材(72:ラバークッション)が支持部材(8B)に対して推進軸(4)の軸方向(車両前後方向:矢印Y方向)に相対移動することが出来ないように、防振部材(72)の支持部材(リテーナ8B)はストッパを有しており、前記取付部材(3B)には支持部材(8B)を取り付けるための2つの長孔(34)が形成されており、支持部材(8B)は取付部材(3B)にプレートボルト(100)により取り付けられており、プレートボルト(100)は両端部(108、108)が垂直に折れ曲がったコ字状に構成されており、両端部(108、108)の対向する面の間隔(L1)が支持部材(リテーナ8B)あるいは取付部材(ブラケット3)の幅(L1)に等しいことを特徴としている。
上述する構成を具備する本発明によれば、前記取付部材(3)には支持部材(8A、8B)を取り付けるための2つの取付孔(35)が設けられており、支持部材(8A、8B)は取付部材(3)に締結部材(フランジボルト95)により取り付けられ、取付孔(35)は長孔部(35a)と円弧部(35b)を有しているので、防振部材(72)が支持部材(8A)に対して、推進軸(4)の軸方向に相対移動可能なタイプの支持構造の場合は、支持部材(リテーナ8A)の取付孔(81A)を円弧部(35b)に整合して、前記締結部材(フランジボルト95)を単に円弧部(35b)に挿入すれば、円弧部(35b)と締結部材(95)が係合する単一の位置で、支持部材(リテーナ8B)は取付部材(3)に取り付けられる。
すなわち、車両用推進軸の支持構造の組立時において、位置合わせ(調整)の手間が省ける。
一方、防振部材(72)が支持部材(8B)に対して、推進軸(4)の軸方向に相対移動が不可能なタイプの支持構造の場合は、支持部材(リテーナ8B)の取付孔(81B)は長孔部(35a)に整合している。したがって、前記締結部材(フランジボルト95)を取付孔(35)の長孔部(35a)に挿入し、締結部材(フランジボルト95)を長孔部(35a)の長軸方向(図5の矢印方向)に移動することにより、組立時の誤差等を吸収することが出来る。そのため、支持部材(リテーナ8B)を取付部材(3)の適性位置に取り付けることができる。
すなわち、本発明によれば、1種類の取付部材(ブラケット3)により、防振部材(72)が支持部材に対して推進軸(4)の軸方向に相対移動可能なタイプ(リテーナ8A)と、軸方向に相対移動不可能なタイプ(リテーナ8B)の双方に対応することができる。
防振部材(72)が支持部材に対して推進軸(4)の軸方向に相対移動可能なタイプ(リテーナ8A)については、円弧部(35b)を用いることにより、円弧部(35b)と締結部材(95)が係合する単一の位置で、支持部材(リテーナ8B)は取付部材(3)に取り付けられる。一方、軸方向に相対移動不可能なタイプ(リテーナ8B)については、長孔部(35a)を用いて、長孔部(35a)の長軸方向(図5の矢印方向)に移動して組立時の誤差等を吸収しつつ、支持部材(リテーナ8B)を取付部材(3)の適性位置に取り付けることができる。
そして、1種類の取付部材(ブラケット3)のみを用意すれば良いので、軸受(センターベアリング71)の取付け、固定の作業性及び製造品質を高い水準に維持しつつ、部品点数を削減(取付部材3の種類の削減)することが可能となる。部品点数を削減することにより、管理工数の削減が可能となり、コストダウンが達成できる。
本発明において、防振部材(72:ラバークッション)が支持部材(8B)に対して推進軸(4)の軸方向(車両前後方向:矢印Y方向)に相対移動することが出来ないように、防振部材(72)の支持部材(8B)はストッパを有しており、防振部材の支持部材(リテーナ8B)はプレートボルト(100)により取付部材(ブラケット3)に取り付けられており、プレートボルト(100)は両端部(108、108)が垂直に折れ曲がったコ字状に構成されており、両端部(108、108)の対向する面の間隔(L1)が支持部材(8B)あるいは取付部材(ブラケット3)の幅(L1)に等しい場合には、支持部材(8B)を取付部材(ブラケット3)に取り付けるに際しては、(矢印Mで示す様に)プレートボルト(100)を配置して、プレートボルト(100)のボルト部(104、104)により締結する。
その際に、プレートボルト(100)の両端部(108)の対向する面の間隔(L1)が、支持部材(8B)或いは取付部材(3)の幅(L1)に等しいので、プレートボルト(100)は、その両端部(108、108)で支持部材(8B)或いは取付部材(3)を挟む様に配置される。そのため、プレートボルト(100)と、支持部材(8B)と、取付部材(3)の相対位置関係は、常に正確に維持され、プレートボルト(100)のボルト部(104、104)が、(図20で示すように)斜めに配置されてしまうことはない。
これにより、防振部材(72:ラバークッション)に初期歪が加わってしまうことが防止される。また、ボルト部(104、104)がプレートボルト(100)として一体化されているので、部品点数が削減され、使用工具が削減される。そして、締結作業が効率化される。
本発明の第1実施形態の要部を示す斜視図である。 第1実施形態に係る取付部材の平面図である。 図2における取付部材に設けた取付孔の詳細図である。 第1実施形態において、ストッパを有さないリテーナをブラケットに取り付ける場合の、ブラケットの取付孔におけるボルトの挿入位置を説明する図である。 第1実施形態において、ストッパを有するリテーナをブラケットに取り付ける場合の、ブラケットの取付孔におけるボルトの挿入位置を説明する図である。 図2とは別のタイプの取付部材の平面図である。 本発明の第2実施形態の要部を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態の要部を示す斜視図である。 車両の駆動系の推進軸の概略配置を示した斜視図である。 図9のJ部の詳細側面図である。 図9のJ部を示す斜視図である。 ストッパを有さないリテーナの斜視図である。 図12のセンターベアリングアッセンブリを推進軸に取付けた断面図である。 ストッパを有するリテーナの斜視図である。 図14のセンターベアリングアッセンブリを推進軸に取付けた断面図である。 図12のリテーナを用いた場合における組み付け状態の説明図である。 図16における取付ブラケットの上面図である。 図14のリテーナを用いた場合における組み付け状態の説明図である。 図18における取付ブラケットの上面図である。 図19と同様な図であって、図14のリテーナを不適切に組み付けた状態を示す上面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
最初に、図1〜図6を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
図1において、フレーム10は、車両の左右のサイドレール1と、複数のクロスメンバ2を有している。
図1では、クロスメンバ2は、センターベアリングアッセンブリ7を支持したリテーナ8Aを取り付けるためのクロスメンバ2のみを示している。
図1で示すセンターベアリングアッセンブリ7では、図12、図13で説明したストッパの無いタイプのリテーナ8A、すなわちラバークッション72とリテーナ8Aとが軸方向Yについて相対移動可能なタイプのリテーナ8Aが用いられている。ただし、後述するように、図14、図15で説明したストッパ8Sを有するタイプのリテーナ8B(ラバークッション72とリテーナ8Bとが軸方向Yについて相対移動不可能なタイプ)を用いることも出来る。
リテーナ8Aには、2箇所に取付孔81Aが設けられている。
上述した通り、センターベアリングアッセンブリ7は、軸受であるセンターベアリング本体71と、防振部材であるラバークッション72とで構成されている。
リテーナ8Aの取付部材であるブラケット3は、クロスメンバ2の前面2f側において、図示を省略した締結部材(例えば、ボルト・ナット等)で固定されている。
ブラケット3は、クロスメンバ2への取付部31と、リテーナ8Aを取り付けるための取付部32とを有している。
ここで、ブラケット3は、図1では、平板を単にL字状に折り曲げたものが示されているが、図11で示すように側部にリブを設けたタイプのものを用いても良い。
リテーナ8Aは、センターベアリングアッセンブリ7をリテーナ8Aの厚み方向(車両の前後方向:図1の矢印Y方向)の中央に保持した状態で、締結部材によって、ブラケット3に取り付けられている。
締結部材としては、フランジボルト95、平ワッシャ94、スプリングワッシャ92、セルフロックナット93が用いられる。
図示はされていないが、フランジボルト95に代えて、六角ボルトとワッシャを用いても良い。
リテーナ8Aをブラケット3へ取り付ける態様については、後述する。
図2、図3において、ブラケット3のリテーナ取付部32に設けた2箇所の取付孔35は、長孔部35aと円弧部35bを有している。
円弧部35bは、長孔部35aの直線部分35sからはみ出すように形成されている。より詳細には、円弧部35bは、図2を参照すれば明らかな様に、「他方の取付孔35から離隔する側」にはみ出している。すなわち、図2において、右側の取付孔35における円弧部35bは、「他方の取付孔35」である左側の取付孔35から離隔する側である右側にはみ出している。一方、図2における左側の取付孔35の円弧部35bは、「他方の取付孔35」である右側の取付孔35から離隔する側、左側にはみ出している。
図2において、2つの取付孔35は、ブラケット3の長手方向(図2の左右方向)と垂直な方向(図2の上下方向)の中心線(図2の上下方向に延在する中心線:図示せず)について、線対称に配置されている。換言すれば、2つの取付孔35は、2つの取付孔35の中間点(図2では特に符号を用いた図示はしていない)について、左右対称に配置されている。
ここで、図2における左右2箇所の円弧部35bの曲率中心間の距離、すなわち円弧部35bのピッチLbは、長孔部35aの半円形部分35r(図3参照)の曲率中心間の距離(長孔部35aのピッチLa)よりも長く構成されている。
図3において、前記取付孔35における長孔部35aの半径R、長孔の長軸の長さL、円弧部35bの半径Rに関して、
<L/2
であることが好ましい。
また、2つの長孔部35aの両端の半径Rの中心点O間のピッチLaと、円弧部35bの半径Rの中心点O間のピッチLbとの差(=δ)は、
−R≦δ≦R+R
であることが好ましい。
ここで、第1実施形態における取付孔35は、図2、図3で示す様なタイプに限定される訳ではない。
図6で示す様に、長孔部35aの直線部35sから円弧部35bがはみ出す方向を、図2、図3で示すのとは逆の方向にしても良い。
図6において、円弧部35bは、「他方の取付孔35の側」にはみ出している。換言すれば、図6において、右側の取付孔35における円弧部35bは、「他方の取付孔35」である左側の取付孔35の側、すなわち左側にはみ出している。一方、図6における左側の取付孔35の円弧部35bは、「他方の取付孔35」である右側の取付孔35の側、すなわち右側にはみ出している。
その結果、図6では、長孔部35aのピッチLaの方が、円弧部35bのピッチLbよりも大きく構成されている。
再び図2において、左右2箇所の円弧部35bは、図12で示すリテーナ8A(ストッパの無いリテーナ8A)を取り付ける際に用いられる。
一方、左右2箇所の長孔部35aは、図14で示すリテーナ8B(ストッパ8Sを設けているリテーナ8B)を取り付ける際に用いられる。
上述した様に、図1においてはストッパの無いリテーナ8Aを取り付ける状態が示されており、係る場合には、取付孔35にはフランジボルト95が差し込まれる。ここで、フランジボルト95が差し込まれるのは、ブラケット3におけるリテーナ取付部32のリテーナ8Aが当接しない側、図1では上方からである。
図1において、詳細には、リテーナ8Aを取付部32に当接させたならば、ブラケット3の上方から、リテーナ8Aの取付孔81Aがブラケット3の円弧部35bと一致するのを確認する。そして、図4に示すように、フランジボルト95がブラケット3の円弧部35bに位置するように、フランジボルト95を取付孔35及び取付孔81Aに挿入する。
図示はされていないが、フランジボルト95に代えて、六角ボルトとワッシャを用いることが可能である。
ブラケット3における取付部32のリテーナ8Aが当接する側(ブラケット3の下側)には、ブラケット3に近い側から平ワッシャ94、スプリングワッシャ92、セルフロックナット93がセットされる。
そして、フランジボルト95が、ブラケット3、リテーナ8A、平ワッシャ94、スプリングワッシャ92を貫通した上で、セルフロックナット93と螺合し、フランジボルト95を締めこむことで、リテーナ8Aはブラケット3に固定される。
図1では、軸方向Yについてラバークッション72と相対移動可能なタイプのリテーナ8Aが示されているが、上述した様に、軸方向Yについてラバークッション72と相対移動不可能なタイプのリテーナ8B(図14、図15参照)を用いることも出来る。
図5は、リテーナ8Bを用いた場合において、フランジボルト95を、ブラケット3の取付孔35における長孔部35a内に挿入した状態を示している。
リテーナ8Bを取り付ける場合には、リテーナ8Aの場合と同様に、リテーナ8Bをブラケット3のリテーナ取付部32に当接させて、ブラケット3の上方から、リテーナ8Bの取付孔(81B)の長軸がブラケット3の長孔部35aの長軸と一致するのを確認する。
ここで、センターベアリングアッセンブリ7を保持したリテーナ8Bの取付孔81Bとブラケット3の長孔部35aとは、組み付け誤差等によって、長孔部35aの長軸方向については、単一個所に位置しない場合が多い。
しかし、図5で示すように、組み付け誤差等が吸収(図5の矢印AL参照)できるように、ブラケット3の取付孔35における長孔部35aの長軸の長さが設定されている。そのため、図5において、リテーナ8Bの取付孔81Bとブラケット3の長孔部35aとが重なる部分にフランジボルト95が挿入するべく、フランジボルト95が長孔部35aに挿入される。
フランジボルト95がブラケット3とリテーナ8Bを貫通したなら、フランジボルト95に平ワッシャ94、スプリングワッシャ92を装着し、セルフロックナット93をフランジボルト95に螺合して閉めこめばよい。
図示はされていないが、フランジボルト95に代えて、六角ボルトとワッシャを用いることが可能である。
第1実施形態によれば、ブラケット3に形成された2つの取付孔35は、長孔部35aと、長孔部35aからはみ出すように形成された円弧部35bを有している。
ラバークッション72と相対移動可能なリテーナ8A(ストッパのないリテーナ)の場合には、リテーナ8Aの取付孔81Aをブラケット3の円弧部35bとを整合させて取り付ければ、位置合わせが容易となる。
この場合、ラバークッション72がリテーナ8Aに対して、軸方向(車両の前後方向:図1の矢印Y方向)に相対移動できるため、ラバークッション72に保持されたセンターベアリング71は、常に適正位置に配置される。
一方、ラバークッション72との相対動きが出来ないタイプのリテーナ8B(ストッパ8Sを有するリテーナ)は、リテーナ8Bの取付孔81Bを長孔部35aと整合させることにより、組み付け誤差等を長孔部35aの長軸方向で吸収しつつ、リテーナ8Bを適正位置に取り付けることができる。
このように、第1実施形態によれば、1種類のブラケット3で、ラバークッション72がリテーナに対して、推進軸4の軸方向(図1の矢印Y方向)に相対移動可能なタイプ(リテーナ8A)と、係る相対移動が不可能なタイプ(リテーナ8B)の双方を取り付けることが出来る。
したがって、センターベアリング71の取り付け、固定等の作業における作業性と、製造品質を従来と同等に保ちつつ、ブラケット3等の使用部品の種類を削減することが可能となる。
そして、使用部品の種類削減は、管理工数の削減となり、コストダウンを達成することが出来る。
次に、図7、図18〜図20を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態は、図18で示すように、リテーナ8B(図14、図15で示すタイプのリテーナ)をブラケット3Bに取り付ける場合に適用される実施形態である。ここで、リテーナ8Bは、ストッパを有しているため、ラバークッション72がリテーナ8Bに対して、推進軸4の軸方向(車両前後方向:矢印Y方向)に相対移動することが不可能である。
リテーナ8Bを取り付けるに際しては、上述した様に、車両前後方向(矢印Y方向)の組立誤差を、ブラケット3Bの長孔34で吸収している。
しかし、取付ボルト91を締め付ける際の締め付けトルクの反力(図18の矢印RA)により、軸受71が仮想中心線CLを軸に回転した状態で、ブラケット3Bに斜めに固定されてしまうことがある。
軸受71が正常に取り付けられているのであれば、図19で示すように、取付ボルト91、91の中心間の仮想線L91は、ブラケット3Bの図19における水平方向中心線CLHと一致する。
これに対して、締め付けトルクの反力(図18の矢印RA)により、軸受71がブラケット3Bに斜めに固定されてしまうと、図20で示すように、取付ボルト91、91の中心間の仮想線L91は、ブラケット3Bの図19における水平方向中心線CLHに対して傾斜してしまう。
そして、図20で示すように、軸受71がブラケット3Bに斜めに固定されてしまうと、ラバークッション72(図18)に初期歪が加わってしまうので、ラバークッション72の耐久性が低下してしまう。
そのため、リテーナ8B(図14、図15で示すタイプのリテーナ)をブラケット3Bに取り付ける場合には、軸受71が図20で示す様に斜めに固定されてしまうことを防止しなければならず、その分だけ、組立作業に労力及びコストが掛かってしまう。
これに対して、本発明の第2実施形態では、取付ボルト91に代えて、図7で示すようなプレートボルト100を用いている。
図7において、プレートボルト100は、全体がコ字状のプレート102と、取り付けボルトとして機能するボルト部104、104とを有している。そして、プレート102は、平板部分106と、平板部分106の水平方向(矢印H方向)両端部108、108を有し、両端部108は平板部分106に対して垂直に折れ曲がって、垂直方向下方へ延在している。
両端部108の対向する面の間隔が符号L1で示されており、係る間隔L1は、リテーナ8Bの幅或いはブラケット3Bの幅に等しい。
図7において、リテーナ8Bをブラケット3Bに取り付けるに際しては、矢印Mで示す様にプレートボルト100を配置して、ボルト部104、104を長孔34及び取付孔81Bに挿入して、平ワッシャ94、スプリングワッシャ92、セルフロックナット93で締結する。
その際に、プレートボルト100の両端部108の対向する面の間隔L1が、リテーナ8B(或いはブラケット3B)の幅L1に等しいので、プレートボルト100は、その両端部108、108でリテーナ8B或いはブラケット3Bを挟む様に配置される。そのため、プレートボルト100と、リテーナ8Bと、ブラケット3Bとの相対位置関係は、常に正確に維持される。そして、ボルト部104、104が、図20で示すように斜めに配置されてしまうことはない。
すなわち、軸受71がブラケット3Bに対して斜めに取り付けられてしまうことも無く、ラバークッション72に初期歪が加わってしまうことも防止される。
また、ボルト部104、104がプレートボルト100として一体化されているので、部品点数が削減され、使用工具が削減される。そのため、軸受71をブラケット3Bに締結する作業の効率が改善される。
図8を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図1〜図6で示す第1実施形態において、図14、図15で示すタイプのリテーナ8Bをブラケット3に取り付ける際に、図7で示すプレートボルト100を使用したのが、図8の第3実施形態である。
図8の第3実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図1〜図6の第1実施形態及び図7の第2実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
1・・・サイドレール
2・・・クロスメンバ
3・・・取付部材/ブラケット
4・・・推進軸
5・・・第1のプロペラシャフト/トランスミッション側のプロペラシャフト
6・・・第2のプロペラシャフト/ファイナルドライブ側のプロペラシャフト
6S・・・雄スプライン
7・・・センターベアリングアッセンブリ
8・・・防振部材の支持部材/リテーナ
10・・・フレーム
31・・・クロスメンバに取付けられる面
32・・・リテーナを取り付ける面
35・・・取付孔
35a・・・長孔部
35b・・・円弧部
51・・・プロペラシャフト本体
52・・・コンパニオンフランジ
53・・・自在継ぎ手
53S・・・雌スプライン
71・・・軸受
92・・・スプリングワッシャ
93・・・セルフロックナット
94・・・平ワッシャ
95・・・フランジ付ボルト

Claims (7)

  1. 車両用推進軸をフレームへ支持する支持構造において、軸受、軸受を部材中央で固定保持する防振部材、防振部材の支持部材、該支持部材の前記フレームへの取付部材を有し、前記支持部材の内周面は前記防振部材の外周面と接触しており、前記取付部材には支持部材を取り付けるための2つの取付孔が設けられており、支持部材は取付部材に締結部材により取り付けられ、前記2つの取付孔は長孔部と円弧部を有しており、円弧部は長孔部の直線部分に対してはみ出すように形成されており、前記2つの取付孔は対称に配置されていることを特徴とする車両用推進軸の支持構造。
  2. 前記防振部材の支持部材には、防振部材における推進軸の軸方向と同様の方向の移動を拘束する機構が設けられておらず、支持部材の取付孔は円弧部に整合されており、前記締結部材は取付孔の長孔部に挿入される請求項1の車両用推進軸の支持構造。
  3. 前記防振部材の支持部材には、防振部材における推進軸の軸方向と同様の方向の移動を拘束する機構が設けられており、支持部材の取付孔は長孔部に整合されており、前記締結部材は取付孔の円弧部に挿入される請求項1の車両用推進軸の支持構造。
  4. 前記円弧部の曲率中心間の距離は、前記長孔部の半円形部分の曲率中心間の距離よりも長く、円弧部は長孔部の直線部分に対して他方の取付孔から離隔する側にはみ出している請求項1〜3の何れか1項の車両用推進軸の支持構造。
  5. 前記円弧部の曲率中心間の距離は、前記長孔部の半円形部分の曲率中心間の距離よりも短く、円弧部は長孔部の直線部分に対して他方の取付孔の側にはみ出しているのが請求項1〜3の何れか1項の車両用推進軸の支持構造。
  6. 防振部材が支持部材に対して推進軸の軸方向に相対移動することが出来ないように、防振部材の支持部材はストッパを有しており、防振部材の支持部材はプレートボルトにより取付部材に取り付けられており、プレートボルトは両端部が垂直に折れ曲がったコ字状に構成されており、両端部の対向する面の間隔が支持部材あるいは取付部材の幅に等しい請求項1、3、4、5の何れか1項の車両用推進軸の支持構造。
  7. 複数のプロペラシャフトを有する車両用推進軸のフレームへ支持する支持構造において、軸受、軸受を部材中央で固定保持する防振部材、防振部材の支持部材、該支持部材の前記フレームへの取付部材を有し、前記支持部材の内周面は前記防振部材の外周面と接触しており、防振部材が支持部材に対して推進軸の軸方向に相対移動することが出来ないように、防振部材の支持部材はストッパを有しており、前記取付部材には支持部材を取り付けるための2つの長孔が形成されており、支持部材は取付部材にプレートボルトにより取り付けられており、プレートボルトは両端部が垂直に折れ曲がったコ字状に構成されており、両端部の対向する面の間隔が支持部材あるいは取付部材の幅に等しいことを特徴とする車両用推進軸の支持構造。
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