JP2011075174A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 空気と燃料とを燃焼させる燃焼室と、
   前記燃焼室の上流側から前記燃焼室に燃料を供給する第一の燃料ノズルと、
   を備えた燃焼器において、
   前記燃焼室の壁面に、水素含有燃料を燃焼室内に供給する第二の燃料供給孔を備えたことを特徴とする燃焼器。
2. 空気と燃料とを燃焼させる燃焼室と、
   前記燃焼室の上流側から前記燃焼室に燃料を供給する第一の燃料ノズルと、
   を備えた燃焼器において、
   前記第一燃料ノズルから供給された燃料を燃料過濃条件で燃焼させるよう構成し、
   前記燃料過濃条件で燃焼した気体中に水素含有燃料を供給する第二の燃料供給孔を備えたことを特徴とする燃焼器。
3. 空気と燃料とを燃焼させる燃焼室と、
   前記燃焼室の上流側から前記燃焼室に燃料を供給する第一の燃料ノズルと、
   を備えた燃焼器において、
   前記第一の燃料ノズルから供給された燃料の燃焼により発生したＮＯｘを還元する還元剤を供給する第二燃料供給孔を備えたことを特徴とする燃焼器。
4. 請求項１〜３の何れかに記載の燃焼器において、
   前記第二燃料供給孔よりも燃焼ガス流れ方向の下流側に、前記燃焼室に空気を供給する空気孔を設けたことを特徴とする燃焼器。
5. 請求項１〜４の何れかに記載の燃焼器において、
   前記第二燃料供給孔よりも燃焼ガス流れ方向上流側の酸素濃度を減少させる手段を有することを特徴とする燃焼器。
6. 請求項５に記載の燃焼器において、
   前記酸素濃度を減少させる手段として、不活性媒体噴射手段を有することを特徴とする燃焼器。
7. 請求項６に記載の燃焼器において、
   前記不活性媒体噴射手段は、前記燃焼室に不活性媒体と空気の混合物を噴射するよう構成されていることを特徴とする燃焼器。
8. 請求項１〜７の何れかに記載の燃焼器と、
   前記燃焼器に圧縮空気を供給する圧縮機と、
   前記燃焼器で生成された燃焼ガスにより駆動されるタービンと、
   前記タービンの駆動力により発電する発電機とを備えた発電プラントにおいて、
   燃料の水素濃度を高める手段を備え、
   前記水素濃度を高める手段により水素濃度を高めた燃料を、前記燃焼器の前記第二の燃料供給孔に供給することを特徴とする発電プラント。
9. 請求項８に記載の発電プラントにおいて、
   前記水素濃度を高める手段は、炭素分と水蒸気とのシフト反応を利用したものであることを特徴とする発電プラント。
10. 請求項８に記載の発電プラントにおいて、
    前記水素含有燃料が製鉄プロセスで発生するガス燃料であることを特徴とする発電プラント。
11. 請求項８に記載の発電プラントにおいて、
    前記水素含有燃料が石炭を酸素によってガス化することで精製されるガスであることを特徴とする発電プラント。
12. 請求項８に記載の発電プラントにおいて、
    前記水素含有燃料が、石油の精製プロセスで発生する副生燃料であることを特徴とする発電プラント。
13. 空気と燃料とを燃焼させて燃焼ガスを生成する燃料の燃焼方法において、
    前記燃焼ガスに水素含有燃料を供給することにより、空気と燃料との燃焼で発生したＮＯｘを還元反応にて減少させることを特徴とする燃料の燃焼方法。
14. 請求項１３に記載の燃料の燃焼方法において、
    水素含有燃料の供給によりＮＯｘを減少させた後に空気を供給することにより、未燃分の燃料を燃焼させることを特徴とする燃料の燃焼方法。
15. 請求項１〜７の何れかに記載の燃焼器の運転方法において、
    燃料に含まれる水素濃度と前記燃焼室内ＮＯｘ濃度の少なくとも一方に基づいて、前記第一の燃料ノズルから供給する燃料流量と前記第二の燃料ノズルから供給する燃料流量の少なくとも一方を制御することを特徴とする燃焼器の運転方法。