JP2011072615A - バスエプロンの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 浴槽形状に関わらず、洗い場カウンターを所定位置に取り付けたままの状態で、バスエプロン全体を着脱可能なバスエプロンの取付構造を提供する。
【解決手段】 洗い場床部と、前記洗い場床部と隣接した位置に設置された浴槽と、の間に形成される開口部を塞ぐバスエプロンの取付構造であって、前記バスエプロンは、前記洗い場床部の上方に配置された洗い場カウンターの側端部全体と干渉する位置に取り付けられ、高さ方向長さが前記開口部の鉛直方向長さよりも小さく形成された第1エプロン部材と、全体が前記洗い場カウンターの側端部と干渉しない位置に取り付けられ、前記第1エプロン部材と接合可能な第2エプロン部材とが分割形成されており、前記第2エプロン部材は、前記第1エプロン部材および前記洗い場カウンターが所定位置に取付けられた状態で着脱可能であり、前記第2エプロン部材が取り外された状態における前記第1エプロン部材は、前記洗い場カウンターが所定位置に取付けられた状態で着脱可能であることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浴槽の洗い場床部側の側面を掩蔽するバスエプロンの取付構造に関するものである。
ユニットバスの中には、浴槽と、防水パンと、バスエプロンとが分割形成されたものがある。このようなユニットバスは、浴槽と、防水パンと、バスエプロンとが施工現場にそれぞれ分割された状態で搬入され、その施工現場にて組み立てられる。
バスエプロンは、組み立て業者がユニットバスを組み立てた後に、設備業者が追い炊き金具を取り付ける時や、修理業者が故障時に浴槽裏の器具などの修理する時のために、図11に示すような方法(ケンドン式)で着脱可能にすることが一般的である。
しかしながら、洗い場カウンターの側端部がバスエプロンと干渉する位置まで延在形成されたユニットバスの場合、バスエプロンの一部が洗い場カウンターの側端部と干渉することになり、洗い場カウンターを外した状態でないと、バスエプロンの着脱ができなくなるという問題がある。
そこで、特許文献1および図12に示すように、鉛直方向に分割面が形成されるように、バスエプロンを2分割したものが開示されている。このようなバスエプロンであれば、洗い場カウンターと干渉しない位置に配置された大型エプロン部材201を外した状態で、小型エプロン202を水平方向にスライドさせて、小型エプロン202を洗い場カウンター203と干渉しない位置まで移動させることで、洗い場カウンター203が所定位置に取り付けられたままの状態で、小型エプロン202を着脱することが可能となる。
特開2009−178463号公報
しかしながら、図13に示すように、洗い場カウンターの側端部がバスエプロンと干渉する位置まで延在形成されたユニットバスであって、且つ洗い場側の辺が非直線状の浴槽を用いた場合は、洗い場カウンターを取り外すことなく、小型エプロンを着脱することができない場合がある。具体的には、図13のように、洗い場カウンターにおけるバスエプロン側端部の前出寸法L1が、洗い場カウンターにおけるバスエプロン側端部の前端部から浴槽の膨出部までの距離L2よりも大きい場合、小型エプロンを洗い場カウンターの側端部と干渉しない位置まで水平方向にスライドできない。
このような場合、洗い場カウンターを取り外さなければ、バスエプロン全体を着脱できないため、作業が大掛かりになってしまうという問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、浴槽形状に関わらず、洗い場カウンターを所定位置に取り付けたままの状態で、バスエプロン全体を着脱できるバスエプロンの取付構造を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、洗い場床部と、前記洗い場床部と隣接した位置に設置された浴槽と、の間に形成される開口部を塞ぐバスエプロンの取付構造であって、前記バスエプロンは、前記洗い場床部の上方に配置された洗い場カウンターの側端部全体と干渉する位置に取り付けられ、高さ方向長さが前記開口部の鉛直方向長さよりも小さく形成された第1エプロン部材と、全体が前記洗い場カウンターの側端部と干渉しない位置に取り付けられ、前記第1エプロン部材と接合可能な第2エプロン部材とが分割形成されており、前記第2エプロン部材は、前記第1エプロン部材および前記洗い場カウンターが所定位置に取付けられた状態で着脱可能であり、前記第2エプロン部材が取り外された状態における前記第1エプロン部材は、前記洗い場カウンターが所定位置に取付けられた状態で着脱可能であることを特徴とするバスエプロンの取付構造造を提供するものである。
この構成により、バスエプロンを取り外す時には、まず洗い場カウンターと干渉していない状態の第2エプロン部材を取り外す。次いで洗い場カウンターと干渉した状態の第1エプロン部材を、第2エプロン部材が外れたことにより形成されたスペースを利用して上方または下方にスライドさせて洗い場カウンターと干渉しない位置まで移動させて取り外すことができる。したがって、洗い場カウンターを所定位置に取り付けたまま、且つ浴槽の形状に関わらず、バスエプロン全体を所定位置から取り外すことが可能となる。また、バスエプロンを取り付ける時には、まず第1エプロン部材を洗い場カウンターの側端部と干渉する位置に配置されるように上方または下方にスライドさせて取り付ける。次いで、第2エプロン部材を所定位置に取り付ける。したがって、洗い場カウンターを所定位置に取り付けたまま、且つ浴槽の形状に関わらず、バスエプロン全体を所定位置に取り付けることが可能となる。
また、本発明に係るバスエプロンの取付構造は、前記第1エプロン部材と前記第2エプロン部材との水平方向の接合部は、前記洗い場カウンターよりも下方位置に配置されていることが好ましい。この構成により、水平方向の接合部が洗い場カウンターの下部に隠れるため、使用者からは、水平状の接合部が見えにくくなり、意匠性に優れる。
本発明によれば、浴槽形状に関わらず、洗い場カウンターを所定位置に取り付けたままの状態で、バスエプロン全体を着脱できるバスエプロンの取付構造を提供することができる。
本発明の浴室ユニットを示す模式斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る浴室ユニットを示す平面図と斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る図1のA−A断面図である。 本発明の第1実施形態に係る図1のB−B断面図である。 第1エプロン部材と第2エプロン部材の接合部を拡大して示す模式斜視図である。 第2エプロン部材を取り外した状態を示す模式斜視図である。 第1エプロン部材を下方にスライドさせた状態を示す模式斜視図である。 第1エプロン部材を開口部に挿入した状態を示す模式斜視図である。 第1エプロン部材を上方にスライドさせた状態を示す模式斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る浴室ユニットを示す平面図と斜視図である。 従来のバスエプロン着脱構造を示す模式斜視図である。 従来のバスエプロン着脱構造を示す模式斜視図である。 従来のバスエプロン着脱構造を示す平面図と斜視図である。
図1に示す本発明におけるユニットバス1は、防水パン2と、浴槽3と、バスエプロン4とがそれぞれ分割形成されている。これら防水パン2、浴槽3、バスエプロン4は、施工現場にそれぞれ分割された状態で搬入され、その施工現場にて組み立てられる。
防水パン2の上面には、ユニットバス1の洗い場床面を構成する洗い場床部21と、浴槽を載置する浴槽載置部22とが設けられており、それらの境界には、上方に突出した水返しのための土手部23が形成されている。また、防水パン2の周縁部には、壁パネルを載置するための壁載部24が形成されている。
浴槽3は、水を溜めることが可能な溜水部31と、溜水部の上端から外方に延出されたリム部32とが形成されている。バスエプロン4が取り付けられる辺に位置するリム部32の裏側には、図3および図4に示すようにバスエプロン4の上端が嵌合する下方に開口した凹状溝33が連続して形成されている。また、本実施形態における、浴槽3のバスエプロン取り付け辺は、図1および図2の平面図に示すように非直線状に構成されている。具体的には、上面視で両端部が直線状に形成されており、その中間部が洗い場床部21側に膨出した形状になっており、凹状溝33もバスエプロン取り付け辺に沿う形状(非直線状)に形成されている。
バスエプロン4は、浴槽の凹状溝33と、防水パン2の土手部23との間に形成された開口部全体を掩蔽するように着脱可能に取り付けられている。
図1に示すように洗い場床部21側の壁載部24の上に立設された壁パネルには、洗面器や入浴道具を置くことができる洗い場カウンター7が、ユニットバス1の内方側に突出した状態で取り付けられている。この洗い場カウンター7は、洗い場床部21よりも上方に空間を空けて配置されており、一側端がバスエプロン4と近接した位置に配置され、他側端がバスエプロン4と対面する壁パネルと近接した位置に配置されるように延在形成されている。尚、説明の便宜上、洗い場カウンター7の後端が取り付けられる壁面を、以後、洗い場カウンター側壁面71として示す。
尚、図2の平面図に示すように、洗い場カウンター7の前出方向の長さL1は、洗い場カウンター7の前端部から膨出部までの水平方向の長さL2よりも長く形成されている。
本実施形態におけるバスエプロン4は、図2の側面図に示すように小型の第1エプロン部材41と大型の第2エプロン部材42から構成されており、第1エプロン部材41と第2エプロン部材42はそれぞれ分割形成されている。第1エプロン部材41は、一部が洗い場カウンター7の一側端の全体と干渉する位置に配置されており、第2エプロン部材42は、全体が洗い場カウンター7の一側端と干渉しない位置に配置されている。この第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の平面積の和が、開口部の総面積と略等しくなるように構成されている。
次に、本発明の第1実施形態に係る第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の構造について以下に説明する。
本実施形態に係る第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の分割面は、図2の側面図に示すように、正面視で略L字状に形成されており、互いの縁部に形成された分割面で互いが嵌合する構造になっている。
第1エプロン部材41の高さ方向の長さは少なくとも開口部の鉛直方向の長さよりも小さく形成されている。また、第1エプロン部材41の幅方向の長さは少なくとも開口部の水平方向長さよりも小さく、且つ洗い場カウンター7の前出方向の長さよりも大きく形成されている。本実施形態では、このように形成された第1エプロン部材を、上端が浴槽3の凹状溝33に嵌まるように取り付けている。つまり、第1エプロン部材41の下端は、土手部23から上方に離間した位置に配置されており、後述する第2エプロン部材42の下部側の上端と嵌合して取り付けられている。また、第1エプロン部材41の一側端は洗い場カウンター側壁面71と当接するように取り付けられており、他側端は後述する第2エプロン部材42の上部側の側端部と嵌合して取り付けられている。
第2エプロン部材42は、上部側と下部側とが、異なる幅方向の長さで一体状に形成されている。具体的には、第2エプロン部材42の上部側における洗い場カウンター側壁面71側には、第1エプロン部材41が接合されるためのL字状の切り欠きが形成されている。つまり、第2エプロン部材42の上部側の幅方向長さは、少なくとも開口部の水平方向の長さよりも小さく形成されており、第2エプロン部材42の下部側の幅方向長さは、少なくとも開口部の水平方向の長さと略等しく形成されている。言い換えると、第2エプロン部材42の上部側の幅方向長さと、第1エプロン部材41の幅方向長さとの和が、第2エプロン部材42の下部側の幅方向長さと略等しくなるように形成されている。また、第2エプロン部材42の上部側の高さ方向長さと、第1エプロン部材41の高さ方向長さは、略等しくなるように形成されている。言い換えると、第2エプロン部材42の上部側の高さ方向長さと、下部側の高さ方向長さとの和が、第2エプロン部材42の下部側の高さ方向長さと、第1エプロン部材41の高さ方向長さとの和と略等しくなるように形成されている。本実施形態では、このように形成された第2エプロン部材42の上部側の上端が浴槽の凹状溝33に嵌まるように取り付け、第2エプロン部材42の下部側の下端が土手部23と当接するように配置されている。
第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の縁部に形成された接合部は、図4および図5に示すように第1エプロン部材41の側端部背面側には外方に突出した鍔部43が形成されており、第2エプロン部材42の側端部背面側には鍔部43が嵌まる段落ち部44が形成されている。このようにして第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の接合部が嵌合されている。
上述した構成のバスエプロン4によれば、浴槽形状がいかなる場合であっても、洗い場カウンター7を所定位置に取り付けたままの状態で、バスエプロン4全体を容易に着脱することが可能となる。
以下に洗い場カウンター7の一側端がバスエプロン4と近接した所定位置に配置されている状態において、洗い場カウンター7を取り外すことなく、バスエプロン4全体を取り外す手順について説明する。
まず、図3に示す第2エプロン部材42の下端と防水パン2の土手部23とを固定しているネジの固定を解除する。次に、凹状溝33に嵌まっている第2エプロン部材42の上端を回転軸として、第2エプロン部材42の下端を洗い場床部21側に引き寄せて第2エプロン部材42を傾けた状態とする。この時、第2エプロン部材42は、全体が洗い場カウンター7の一側端と干渉しない位置に配置されているため、洗い場カウンター7が障害になることなく、第2エプロン部材42を傾けることができる。また、第1エプロン部材41との接合部は、図4および図5のような構造になっているため、第1エプロン部材41との嵌合が障害になることなく、第2エプロン部材42を傾けることができる。そして、第2エプロン部材42の下端を土手部23と干渉しない位置まで引き寄せたら、第2エプロン部材42の全体を下方に下げる。すると、第2エプロン部材42の上端と凹状溝33との嵌合が外れ、第2エプロン部材42を取り外すことができる(図6)。
尚、第1エプロン部材41は、凹状溝33に対してパッキン等の水密部材を介して嵌合されており、第2エプロン部材42が外れた状態においても、落下しないようになっている。
第1エプロン部材41は、第2エプロン部材42が外れた状態では、第2エプロン部材42の下端と土手部23との間にスペースがあるため、下方に移動させることができる。下方に移動させると、第1エプロン部材41の上端と凹状溝33との嵌合が外れる(図7)。凹状溝33との嵌合が外れれば、第1エプロン部材41は自由に角度を変えることができ、第1エプロン部材41を傾けて洗い場カウンター7の下方から抜き出して第1エプロン部材41を取り外すことができる。
上述した手順により、洗い場カウンター7を所定位置に取り付けたままの状態で、バスエプロン4全体を取り外すことができる。
次に、洗い場カウンター7の一側端が所定位置に配置されている状態において、洗い場カウンター7を取り外すことなく、バスエプロン4全体を取り付ける手順について以下に説明する。
まず、第1エプロン部材41を傾けるなどして、洗い場カウンター7の下方から開口部に挿入し(図8)、上端が凹状溝33と嵌合するように且つ、側端部が洗い場カウンター7側壁面と当接するように上方に移動させて所定位置に取り付ける。この状態で、第1エプロン部材41は洗い場カウンター7の一側端全体と干渉する位置に配置される(図9)。
第2エプロン部材42は、第1エプロン部材41を取り付けた後に、傾けた状態で上部側の上端が凹状溝33と嵌合するように、且つ第一エプロン部材との接合部が嵌合するように、ケンドン方式で所定位置に取り付ける。この時、第二エプロン部材は、全体が洗い場カウンター7の一側端と干渉しない位置に配置される。そして、第二エプロン部材の下端を土手部23と当接するよう垂直にし、第二エプロン部材の下端と防水パン2の土手部23とをネジで締めつけ固定することで第二エプロン部材を所定位置に取り付けることができる(図1)。
上述した手順により、洗い場カウンター7を所定位置に取り付けたままの状態で、バスエプロン4全体を取り付けることができる。
尚、図2の側面図に示すように本実施形態では、第一エプロン部材41の下端を構成する水平状の接合部は、洗い場カウンター7より下方に配置されている。この構成により、水平方向の接合部が洗い場カウンター7の下部に隠れるため、使用者からは、水平状の接合部が見えにくくなり、意匠性に優れるという効果を奏する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の構造について説明する。本実施形態では、第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の分割位置が異なる。それ以外については、第一の実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態に係る第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の分割面は、図10の側面図に示すように、正面視でL字状を上下反転させた形状に形成されており、分割面で互いが嵌合する構造になっている。
第1エプロン部材41の高さ方向の長さは少なくとも開口部の鉛直方向の長さよりも小さく形成されている。また、第1エプロン部材41の幅方向の長さは少なくとも開口部の水平方向長さよりも小さく、且つ洗い場カウンター7の前出方向の長さよりも大きく形成されている。本実施形態では、このように形成された第1エプロン部材41を、下端が土手部23に当接するように取り付けている。つまり、第1エプロン部材41の上端は、凹状溝33から下方に離間した位置に配置されており、後述する第2エプロン部材42の上部側の下端と嵌合して取り付けられている。また、第1エプロン部材41の一側端は洗い場カウンター側壁面71と当接するように取り付けられており、他側端は後述する第2エプロン部材42の下部側の側端部と嵌合して取り付けられている。
第2エプロン部材42は、上部側と下部側とが、異なる幅方向の長さで一体状に形成されている。具体的には、第2エプロン部材42の下部側における洗い場カウンター側壁面71側には、第1エプロン部材41が接合されるための切り欠きが形成されている。つまり、第2エプロン部材42の下部側の幅方向長さは、少なくとも開口部の水平方向の長さよりも小さく形成されており、第2エプロン部材42の上部側の幅方向長さは、開口部の水平方向の長さと略等しく形成されている。言い換えると、第2エプロン部材42の下部側の幅方向長さと、第1エプロン部材41の幅方向長さとの和が、第2エプロン部材42の上部側の幅方向長さと略等しくなるように形成されている。また、第2エプロン部材42の上部側の高さ方向長さと、第1エプロン部材41の高さ方向長さは、略等しくなるように形成されている。言い換えると、第2エプロン部材42の下部側の高さ方向長さと、上部側の高さ方向長さとの和が、第2エプロン部材42の上部側の高さ方向長さと、第1エプロン部材41の高さ方向長さとの和と略等しくなるように形成されている。本実施形態では、このように形成された第2エプロン部材42の上部側の上端が浴槽3の凹状溝33に嵌まるように取り付け、第2エプロン部材42の下部側の下端が土手部23と当接するように配置されている。
第1エプロン部材41と第2エプロン部材42との接合部は、第1実施形態と同様に第1エプロン部材41の側端部背面側に外方に突出した鍔部43が形成されており、第2エプロン部材42の側端部背面側に鍔部43が嵌まる段落ち部44が形成されている。このようにして第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の接合部が嵌合されている。
上述した構成のバスエプロン4によれば、第1の実施形態と同様の取り外し、取り付け手順をとることにより浴槽形状がいかなる場合であっても、洗い場カウンター7を所定位置に取り付けたままの状態で、バスエプロン4全体を容易に着脱することが可能となる。
尚、上述したバスエプロン4は、第1エプロン部材41と第2エプロン部材42の2部材から構成されたものを説明してきたが、同様の効果を得られるものであれば、さらに複数枚に分割形成させても良い。
1…ユニットバス、2…防水パン、3…浴槽、4…バスエプロン、7…洗い場カウンター、21…洗い場床部、22…浴槽載置部、23…土手部、24…壁載部、31…溜水部、32…リム部、33…凹状溝、41…第1エプロン部材、42…第2エプロン部材、43…鍔部、44…段落ち部、71…洗い場カウンター側壁面

Claims (2)

  1. 洗い場床部と、前記洗い場床部と隣接した位置に設置された浴槽と、の間に形成される開口部を塞ぐバスエプロンの取付構造であって、
    前記バスエプロンは、
    前記洗い場床部の上方に配置された洗い場カウンターの側端部全体と干渉する位置に取り付けられ、高さ方向長さが前記開口部の鉛直方向長さよりも小さく形成された第1エプロン部材と、
    全体が前記洗い場カウンターの側端部と干渉しない位置に取り付けられ、前記第1エプロン部材と接合可能な第2エプロン部材とが分割形成されており、
    前記第2エプロン部材は、前記第1エプロン部材および前記洗い場カウンターが所定位置に取付けられた状態で着脱可能であり、
    前記第2エプロン部材が取り外された状態における前記第1エプロン部材は、前記洗い場カウンターが所定位置に取付けられた状態で着脱可能であることを特徴とするバスエプロンの取付構造。
  2. 前記第1エプロン部材と前記第2エプロン部材との水平方向の接合部は、前記洗い場カウンターよりも下方位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のバスエプロンの取付構造。
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