JP2006247190A - 浴槽ユニット - Google Patents

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JP2006247190A
JP2006247190A JP2005069402A JP2005069402A JP2006247190A JP 2006247190 A JP2006247190 A JP 2006247190A JP 2005069402 A JP2005069402 A JP 2005069402A JP 2005069402 A JP2005069402 A JP 2005069402A JP 2006247190 A JP2006247190 A JP 2006247190A
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Japan
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bathtub
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bathing
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JP2005069402A
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Tatsuya Takatsuka
達也 高塚
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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Abstract

【課題】浴槽の側部および後背部のフランジ部を入浴補助具の取り付けスペースとして活用するとともに、この浴槽の側部および後背部と浴室壁との間に形成される縁枠をカウンターとして有効活用する。
【解決手段】浴槽主体の外壁上部の側部と後背部を囲むように縁枠を形成し、該縁枠から浴槽主体のフランジ部を立ち上がり状態で形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機能性とともに入浴の快適性を向上するようにした浴槽ユニットに関するものである。
一般にユニットバスなどに配設される浴槽(バスタブ)は、平面形状が方形である場合、そのフランジ部の二辺または三辺が室内壁に接する状態で配設されている。このように配設された浴槽のフランジを利用して入浴補助具、例えば、回転座、手摺、寝台を設置して入浴の利便性を向上するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
これは、図4に示すように浴槽100のフランジ部100aに取付器具101を固定し、この取付器具101に、例えば、回転座102を取り付け、これに着座できるようにし、また、手摺を取り付けて入浴の補助となるようにする。ところが、このように構成された浴槽では補助具を入浴方向に配設しなければならないため、入浴時の邪魔となるものであった。
そこで、浴槽の側部または後背部をこのような入浴補助具の取付スペースとすることができれば、入浴時の邪魔とならず、また、スペースの有効活用となる。かかる要求に対応するための簡易な解決法として、図5に示すように浴室床面上に浴槽本体200を直接配設し、側部および後背部のフランジ部を入浴補助具の取付スペースとすることが一応可能となる。
ところが、このような据え置き型の浴槽を配設した場合は、浴槽本体200の側部と後背部が面する室内壁との間にデッドスペースが形成され、この部分が狭隘であることから十分な清掃を行うことができず、カビが発生して衛生状態を損ねる可能性がある。
特開2001−252328号公報
本発明は、かかる従来問題に鑑みなされたもので、浴槽の側部および後背部のフランジ部を入浴補助具の取付スペースとなるようにするとともに、この部分と浴室壁との間を封止状態となるようにしてカビなどの発生を防止し、機能性と入浴時の快適性を向上するようにしたものである。
そこで本発明は、以下に述べる各手段により上記課題を解決するようにした。即ち、請求項1記載の発明では、浴槽主体の外壁上部の側部と後背部を囲むように縁枠を形成し、該縁枠から浴槽主体のフランジ部が立ち上がり状態で形成されるようにする。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明において、フランジ部の全周の肉厚が一定となるように形成する。
請求項3記載の発明では、上記請求項1記載の発明において、縁枠とエプロンが一体に形成されるようにする。
本発明によれば、浴槽の側部および後背部を完全に封止した状態でフランジ部を立ち上がり状態で形成したので、浴槽の裏面が水密状態となり、カビの発生を防ぐとともに浴槽の側部および後背部のフランジ部を入浴補助具の取付スペースとして有効に活用することができる。また、浴槽の側部および後背部と浴室壁との間に縁枠が形成されるので、この縁枠をカウンターとすることができ、スペースを有効に活用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて詳細に説明する。
図1は、本発明により完成した浴槽ユニットAであり、浴槽主体1の側部および後背部のフランジ部2が縁枠3から立ち上がり状態となるように形成されている。前記縁枠3の前端から垂下するエプロン4は、この縁枠3と一体に成形、または別体のものを取り付けて一体化する。また、浴槽主体1、縁枠3、エプロン4を一体に成形することも可能であり、この場合、後述する重合部の水密処理が不要となる。
前記縁枠3は、図2に示すように浴室内の床面上に構築された躯体B上に配設され、縁枠3の開口3aに浴槽主体1が嵌装され、この浴槽主体1はその底部が躯体Bで支持される。そして、浴槽主体1のフランジ部2の下端2aが前記開口3aの周壁3bと重なり合う状態となり、この重合部にコーキング剤などを塗布して水密処理を施す。
このように構成された本発明の浴槽ユニットAによれば、図3に例示するように枕ユニット5やカウンターテーブル6などの入浴補助具をフランジ部2へ配設して入浴機能を向上したり、縁枠2に観葉植物7を配置して浴室内の美観を向上することができる。なお、フランジ部2の全周の肉厚が一定となるように形成することにより、入浴補助具をフランジ部2の何れの部位にも配設することが可能となる。
したがって、浴槽主体1のフランジ部2への入浴補助具の配設は、浴槽主体1の前面を避けることができ、フランジ部2の側部および後背部とすることができることから、入浴方向の邪魔となることがない。また、縁枠3が設けられたことから、浴槽主体1から溢れた浴湯はこの縁枠3で受けられ、エプロン4を介して浴室内の床面へ流下して排水処理される。
このように本発明の浴槽ユニットによれば、浴槽主体1の側部および後背部に形成したフランジ部2を利用して入浴機能を向上することができることから快適な入浴が可能となり、また、多様な浴室内装飾が可能となるなど本発明特有の効果を期待することができる。
本発明の浴槽ユニットの完成状態を示す斜視図である。 本発明の浴槽ユニットの縦断面図である。 本発明の浴槽ユニットを浴室へ配設した状態の斜視図である。 従来の例を示す斜視図である。 据え置き型の従来の浴槽を示す平面図である。
符号の説明
A・・・・・・浴槽ユニット
B・・・・・・躯体
1・・・・・・浴槽主体
2・・・・・・フランジ部
3・・・・・・縁枠
4・・・・・・エプロン
5・・・・・・枕ユニット
6・・・・・・カウンターテーブル

Claims (3)

  1. 浴槽主体の外壁上部の側部と後背部を囲むように縁枠を形成し、該縁枠から浴槽主体のフランジ部が立ち上がり状態で形成されていることを特徴とする浴槽ユニット。
  2. フランジ部の全周の肉厚を一定にしたことを特徴とする請求項1記載の浴槽ユニット。
  3. 縁枠とエプロンが一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の浴槽ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020031976A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社Lixil 浴槽

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