JP2011069668A - 液面レベル検出装置の組付け構造、及び液面レベル検出装置 - Google Patents

液面レベル検出装置の組付け構造、及び液面レベル検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アームホルダへの摺動アームの取付けを、簡単に、かつ、長期にわたって取付け強度の低下をもたらすことなく取付けることができる、摺動体の組付け構造を提供する。
【解決手段】摺動アーム70は、基端側から接点を設けた自由端側に向けて延設された摺動部71、72と、摺動部71、72の基端側の一部から摺動部71、72と同じ延設方向に延設された爪部74と、を有し、アームホルダ60は、爪部74を挿入可能なスリット661と、摺動部71、72の少なくとも一部が載置される固定面663と、を有し、固定面663は、スリット661に挿入された爪部74の挿入方向に対して所定の角度θ傾いた面をなしている。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車の燃料タンク内などでの液面の高さを検出することができる液面レベル検出装置に係り、特に液面レベル検出装置に用いる摺動体の組付け構造及びこれを用いた液面レベル検出装置に関する。
従来、自動車の燃料タンク内の燃料となる液体の液面高さを検出する液面レベル検出装置として、液面レベルに応じてフロートが上下移動することによって電気的な接点が抵抗板上を摺動しながら移動し、これによって液面レベルが電位差に変換されて液面高さが検出できるように構成した液面レベル検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の液面レベル検出装置100は、図7及び図8に示すように、自動車用などの燃料タンク内の液面の高さを検出するものであって、測定すべき液面レベルの変位に応じて上下移動するフロート101と、フロートアーム102と、抵抗板103と、摺動体104と、を備えており、フロートアーム102の先端に、燃料タンク内で燃料Fとなる液体の液面に浮かぶフロート101が取付けられている。
図7において、紙面と直交する垂直方向に基端側が曲げられたフロートアーム102は、その基端がフレーム105に設けられた軸受け部110(図8(B)参照)に、摺動体104を介して回動自在に支持されている。また、フレーム105には、抵抗板103が取付けられているほか、導電性の摺動アーム(接点ばね又はコンタクトに相当する)108及びこの摺動アーム108を一体に組付けたアームホルダ106からなりフロートアーム102の回転に連動して抵抗板103上をスライドする前述の摺動体104が取付けられている。なお、図中符号107は導電パターン、109は摺動アーム108に設けた接点を示す。
このような液面レベル検出装置100では、アームホルダ106に組付けた摺動アーム108と抵抗板103との間を電気的に導通させるようになっているが、検出すべき液面レベル(液面高さ)Lに応じてアームホルダ106が回動して抵抗板103に対する相対位置が変動することから、これらの間の抵抗値の変動を利用して液面レベルLを検出している。
ところで、抵抗板103とアームホルダ106に組付けた摺動アーム108との接触動作は摺動アーム108の弾性的な撓みによるため、摺動アーム108の撓みにばらつきがあると、検出すべき抵抗値も正確な検出が行えない。そこで、例えばアームホルダ106成形の際に摺動アーム108をインサート成形することにより、摺動アーム108をホルダ106に一体化させ、ばらつきを解消させるようなことが行われている。
特開2009−8535号公報
しかしながら、このようなインサート成形では、作業性がわるく、コストの増大をもたらしている。そこで、インサート成形を避け、例えばアームホルダ106の固定面に加締め部を設けて摺動アームを加締めるような方法も検討されている。ところが、このような加締めのみに頼る方法では、長期の使用に伴う劣化等によって、加締め部の強度が次第に低下する虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アームホルダへの摺動アームの取付けを、簡単に、かつ、長期にわたって、取付け強度の低下をもたらすことなく取付けることができる、液面レベル検出装置の組付け構造、及び液面レベル検出装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る液面レベル検出装置の組付け構造は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 抵抗板を有するフレームの該抵抗板に設けられた抵抗体に電気的に接触するための接点が設けられた、ばね性を有する摺動アームと、
前記摺動アームが組付けられたアームホルダと、
を備え、
液体の液面レベルの変位に応じて前記アームホルダが回動することによって前記接点が前記抵抗体上を摺動するように構成された液面レベル検出装置の、前記摺動アームを前記アームホルダに組付けるための組付け構造であって、
前記摺動アームは、基端側から前記接点を設けた自由端側に向けて延設された摺動部と、前記摺動部の基端側の一部から前記摺動部と同じ延設方向に延設された爪部と、を有し、
前記アームホルダは、前記爪部を挿入可能なスリットと、前記摺動部の少なくとも一部が載置される固定面と、を有し、
前記固定面は、前記スリットに挿入された前記爪部の挿入方向に対して所定の角度θ傾いた面をなしている、
こと。
(2) 上記(1)の構成の液面レベル検出装置の組付け構造であって、
前記摺動アームは、前記摺動部の基端側にピン孔を有し、
前記アームホルダは、前記ピン孔を挿通した後加締められるピンを有する、
こと。
(3) 上記(1)または(2)の構成の液面レベル検出装置の組付け構造であって、
前記スリットは、前記爪部が挿入される入り口に近くなるほど前記固定面との間の間隔が小さくなる形状である、
こと。
上記(1)の構成により、作業性がわるくコストの増大をもたらしていたインサート成形を避けて、アームホルダへの摺動アームの取付けを簡単に行うことができる摺動体の組付け構造が実現できる。さらに、また、長期の使用に伴う劣化等によって加締め部での強度が次第に低下する虞がある加締めのみによる組付けも避けるようにしてあるので、低コストで、長期にわたってホルダへの摺動アームの組付け強度の低下をもたらすことなく組付けることができる摺動体の組付け構造が実現できる。
上記(2)の構成により、アームホルダのピンがピン孔を貫通した状態で加締められることにより、摺動アームの爪部がスリットに挿入され、且つ摺動アームの摺動部が固定面に載置された状態を確実に実現することができる。この結果、摺動アームの弾性力(つまり、爪部が摺動部の延設方向と同一方向に復元しようとする力、あるいは、摺動部が爪部の延設方向と同一方向に復元しようとする力)を該摺動アームをアームホルダに固定するための保持力として充分に活かすことができる。
上記(3)の構成により、スリット内部でがたつくことなく、爪部をスリット内部に確実に固定することができる。この結果、より一層、摺動アームのアームホルダへの組付け強度の向上を図ることができる。
また、本発明に係る液面レベル検出装置は、下記(4)を特徴としている。
(4) 上記(1)から(3)のいずれか一つの構成の液面レベル検出装置の組付け構造によって、前記摺動アームが前記アームホルダに組付けられたこと。
上記(4)の構成により、作業性がわるくコストの増大をもたらしていたインサート成形を避けて、アームホルダへの摺動アームの取付けを簡単に行うことができる摺動体の組付け構造が実現できる。さらに、また、長期の使用に伴う劣化等によって加締め部での強度が次第に低下する虞がある加締めのみによる組付けも避けるようにしてあるので、低コストで、長期にわたってホルダへの摺動アームの組付け強度の低下をもたらすことなく組付けることができる摺動体の組付け構造が実現できる。
また、アームホルダのピンがピン孔を貫通した状態で加締められることにより、摺動アームの爪部がスリットに挿入され、且つ摺動アームの摺動部が固定面に載置された状態を確実に実現することができる。この結果、摺動アームの弾性力(つまり、爪部が摺動部の延設方向と同一方向に復元しようとする力、あるいは、摺動部が爪部の延設方向と同一方向に復元しようとする力)を該摺動アームをアームホルダに固定するための保持力として充分に活かすことができる。
また、スリット内部でがたつくことなく、爪部をスリット内部に確実に固定することができる。この結果、より一層、摺動アームのアームホルダへの組付け強度の向上を図ることができる。
本発明の液面レベル検出装置の組付け構造、及び液面レベル検出装置は、作業性がわるくコストの増大をもたらしているインサート成形を避けた、アームホルダへの摺動アームの取付けを簡単に行うことができる。さらに、また、長期の使用に伴う劣化等によって加締め部での強度が次第に低下する虞がある加締めのみによる組付けも避けるようにしてある。これにより、低コストで、長期にわたってホルダへの摺動アームの組付け強度の低下をもたらすことなく組付けることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1の実施形態に係る液面レベル検出装置の要部を示す斜視図である。 その液面レベル検出装置を示す分解斜視図である。 (A)は本発明に係る摺動体の組付け構造を示す斜視図、(B)はその分解斜視図である。 (A)は摺動体のアームホルダへフロートアームのアーム軸を取付けるときの状態を示す斜視図、(B)は摺動体のアームホルダへフロートアームのアーム軸を拘束させるための組付け状態を示す斜視図である。 本発明の摺動体とアームホルダの弾性壁との相互作用を示す説明図ある。 本発明の第2の実施形態に係る摺動体の爪部の作用を示す説明図である。 従来の液面レベルセンサを示す平面図である。 (A)はその摺動体の側面図、(B)はその平面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明に係る摺動体の組付け構造が適用された液面レベル検出装置を示すものであり、この液面レベル検出装置10は、大略構成として、フレーム20と、摺動体30と、フロートアーム40と、を備えている。
フレーム20は、絶縁基板上に複数の導電セグメントを有する抵抗体(いずれも図示しない)が設けられた抵抗板50を取付けたものであって、一面(以下、内面)が開放された略箱状に形成されており、この開放された内面の複数個所に設けた爪部材21によって抵抗板50が止め付けられて固定されている。また、このフレーム20には、開放された上記内面に軸受部22と、一対の壁23と、を設けている。
このうち、軸受部22は、図2に示すように、フロートアーム40の基端を回動可能な状態で止め付けるために、フレーム20の内面に対して垂直な向きに立設された状態に形成されている。一方、壁23は、液面レベル検出装置10を図示外の燃料タンクに装着させる際に、燃料タンク壁面などに形成された一対の突起がこの壁23の中空状の孔231に挿入されることで、燃料タンクに液面レベル検出装置10が装着されるようになっている。
さらに、このフレーム20には、抵抗板50に設けた図示外の+/−電極と接続された、+/−端子51が引き出される端子孔24を設けており、この端子孔24から引き出された+/−端子51が導電線52と接続されている。
摺動体30は、図3に示すように、アームホルダ60と摺動アーム70で構成されており、摺動アーム70がアームホルダ60に組付けられる。摺動体30は、フレーム20に支持(挟着)された状態で液体(燃料)の液面レベルの変位に応じてフロートアーム40が回動することにより、摺動アーム70に設けた後述する接点71A、72Aが導電セグメント上を摺接・摺動する。
本実施形態のアームホルダ60は、図4に示すように、適宜の樹脂材料で形成された略矩形状板状の本体61と、この本体61の裏面(図1にてフレーム20と対面する方の面)61A及びこの裏面61Aとは反対の表面61Bとに、それぞれ設けられている軸支突部62及び挟持壁63と、本体61の一端部(以下、「基部」とよぶ)に設けられて突出した加締め用の一対のピン65を有する突起片64と、を備えている。さらに、アームホルダ60には、本体61の裏面61Aに、図4(A)及び図5に示すような圧入用スリット661を設けた押圧部66が付設されている。
軸支突部62は、本体61の裏面61A中央に穿設した貫通孔611に嵌挿されるフロートアーム40のアーム軸41が同時に貫通される軸支孔621を設けている。
挟持壁63は、本体61の表面61Bの前後においてそれぞれ左右1対からなるものが2組、都合4個立設された構成のものであって、それぞれ各組ごとにフロートアーム40のアーム軸41を位置ずれしないように拘束させている。
本実施形態の押圧部66は、図5に示すように、本体61の外側面にスリット661を形成するために架設された弾性壁662と、この弾性壁662の両脇に形成された、弾性壁662の延設方向とは所定の角度θをなす傾きをもつ固定面663と、を有する。スリット661は、本体61の基部(図5では右端部)に向けて開口し、弾性壁662と本体61の外側面の間に形成されている。摺動アーム70をアームホルダ60に組付ける際、スリット661には後述する爪部74が挿入され、固定面663には後述する摺動部71、72の一部が載置される。
本実施形態の摺動アーム70は、適宜の導電性材料で形成されているとともに、接点となる電極71A、72Aが摺動部71、72の自由端寄りに2箇所設けられている。なお、これらの電極71A、72Aは、上述した図示外の2箇所の導電セグメントに接触し、この上を摺動・摺接する。
さらに、本実施形態の摺動アーム70は、図3に示すように、折曲部70Aにおいて、基端面に対して直交する(X)方向よりもさらに角度θ度だけ外側方向へ屈曲した摺動部71、72を、自由端寄りに2箇所分割させて設けている。即ち、この摺動アーム70は、尖状を呈する自由端側が基端側よりも抵抗板50に向けて接近する方向に傾斜した形状を有する。なお、摺動部72の内側には、大きく開口された開口73を設けており、この開口73には軸支突部62が挿通・挿入される。
また、この摺動アーム70には、摺動部71、72の自由端側に、接点となる電極71A、72Aが取り付けられている。さらに、この摺動アーム70には、折曲部70A近傍の開口73に臨む部分に、舌片形状を呈する圧入用の爪部74を有しており、この爪部74がアームホルダ60の押圧部66に設けたスリット661に圧入される。アームホルダ60に組付ける前の摺動アーム70は、摺動部71、72と爪部74が同一平面に含まれている。
さらに、この摺動アーム70には、基端部にピン孔75が左右一対形成されており、このピン孔75にアームホルダ60の基部の突起片64に設けたピン65が挿通されて加締められている。また、折曲部70A寄りのピン孔75近傍には、細幅形状の長孔(或いはミシン目などでもよい)76が各ピン孔75と対を成すように穿設されている。この長孔76は、摺動アーム70の基端部寄りの所望部分で所定の角度に折り曲げて折曲部70Aを形成する際に、その折曲に要する力を減殺させ、直線状に確実に折り曲げて、折曲部70Aを形成するようになっている。
フロートアーム40は、基端側がクランク状に折曲されたアーム軸41と、検出すべき液体(本実施形態では自動車燃料のガソリン)の比重よりも軽い材質のものからなり、アーム軸41の先端部に固設されたフロート80と、を備えており、液面レベルの昇降動作に連動して上下に回動する。
アーム軸41は、基端部がアームホルダ60の貫通孔611及び軸支孔621に挿通されるとともに挟持壁63により回り止めされており、アーム軸41の回動動作と連動してアームホルダ60及びこれと一体の摺動アーム70が回動するようになっている。なお、アーム軸41の基端は、軸受部22の軸孔221に回動自在に軸装されている。
次に、アームホルダ60への摺動アーム70の組付け方法について説明する。
(I)図2に示すように、初めに、フレーム20の爪部材21に(抵抗体を構成する)抵抗板50を止め付けるとともに、導電線52の+/−端子51を端子孔24に挿入して、半田その他の適宜の手段で抵抗板50の図示しない+/−電極と電気的に接続させる。
(II)次に、アームホルダ60に摺動アーム70を組付けて摺動体30を組み立てる。ここで、このアームホルダ60への摺動アーム70の組付け方法については、図3(B)に示すように(要部についての詳細は図5を参照)、アームホルダ60の押圧部66に設けたスリット661に、摺動アーム70の爪部74を圧入させる。このとき、同時に、この摺動アーム70のピン孔75にアームホルダ60のピン65を挿通させるようにする。爪部74をスリット661に挿入するべく摺動アーム70をアームホルダ60に対してスライドさせることになるが、図5に示すように、爪部74は弾性壁662によって摺動部71、72と同一平面になろうとする弾性力が押さえ込まれ、他方、摺動部71、72は固定面663によって、スリット661に挿入された爪部74(より詳細には爪部74がスリット661に挿入される挿入方向)とは所定の角度θをなす角度で保持される。この状態では、摺動アーム70は、上記の弾性力を解放するために、アームホルダ60に対して爪部74をスリット661に挿入する方向とは反対方向に移動しようとする。
(III)そこで、ピン孔75をピン65の根元に位置するまで摺動アーム70をアームホルダ60に対してスライドさせた状態で、摺動アーム70のピン孔75に挿通させたアームホルダ60のピン65を加締めする。なお、この加締めとは、プラスチック樹脂のピン65を熱溶着、超音波溶着、振動溶着等で押しつぶし、摺動アーム70のピン孔75を塞ぐとともに、ピン孔75を位置固定する作業のことである。つぶし後のピンによって、アームホルダ60に対して爪部74をスリット661に挿入する方向とは反対方向に摺動アーム70が移動しようとすることを押さえつける。
(IV)次に、このようにして一体に組付けられて完成した摺動体30を、フレーム20の所定位置に配置する。
(V)その後、先端にフロート80が組付けられたフロートアーム40のアーム軸41の基端側(図2では右端側)を、貫通孔611、軸支孔621(それぞれ、図3参照)の順でこれらの孔に挿通させる。アーム軸41の基端部は、軸受部22に回動可能な状態で、かつ、抜け出すことがないような状態で取付ける。
なお、ここで、アーム軸41と摺動体30との一体化を行うには、アーム軸41の基端部側の第1クランク部41Aの長さD(但し、軸受部22の孔に挿入される分の長さは除く)を、摺動体30の厚さと同等にすることで、第2クランク部41Bを挟持壁63で挟持させることができる。換言すれば、アーム軸41の第2クランク部41Bと軸受部22との間で摺動体30をがたつきなく、かつ、回動可能な状態に挟持させればよい。
以上、本実施形態によれば、作業性がわるくコストの増大をもたらしているインサート成形を避けた、アームホルダ60への摺動アーム70の取付けを簡単に行うことができる摺動体30の組付け構造を有する液面レベル検出装置10が実現できる。
即ち、本実施形態によれば、長期の使用に伴う劣化等によって加締め部での強度が次第に低下する虞がある、加締めのみに頼る方法も避けるようにしている。換言すれば、圧入と加締めとによって、アームホルダ60への摺動アーム70の取付けが行われている。従って、低コストで、長期にわたってアームホルダ60への摺動アーム70の取付け強度の低下をもたらすことなく取付けられた、摺動体30の組付け構造を有する液面レベル検出装置10が実現できる。
特に、アームホルダ60における摺動アーム70の取付け部分において、図5に示すように、アームホルダのピンがピン孔を貫通した状態で加締められることにより、摺動アームの爪部がスリットに挿入され、且つ摺動アームの摺動部が固定面に載置された状態を確実に実現することができる。この結果、摺動アームの弾性力(つまり、爪部が摺動部の延設方向と同一方向に復元しようとする力、あるいは、摺動部が爪部の延設方向と同一方向に復元しようとする力)を該摺動アームをアームホルダに固定するための保持力として充分に活かすことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図6を参照しながら説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図6に示す本実施形態の摺動体の組付け構造が適用された液面レベル検出装置が第1の実施形態の液面レベル検出装置10と異なる点は、アームホルダ60の押圧部66において、特に、弾性壁662がスリット661の入口661Aに向けて徐々に狭まっていることである。
即ち、本実施形態の押圧部66は、図6に示すように、本体61の基部(図6では右端部)に向けて鋭角θで徐々に入口661Aが狭まっている弾性壁662と、この弾性壁662の両脇に形成された、弾性壁662の延設方向とは所定の角度θをなす傾きをもつ固定面663と、を有する。スリット661は、本体61の基部(図5では右端部)に向けて爪部74が挿入可能な程度開口し、弾性壁662と本体61の外側面の間に形成されている。
上述のように弾性壁662が入り口661Aに向けて徐々に狭まることにより、弾性壁662の入り口661A側の端部が、スリット661に挿入された爪部74を本体61の外側面との間で挟持することになる。この結果、スリット661内に爪部74が確実に保持されることになる。これは、例えば、爪部74をスリット661に挿入する過程において爪部74がガタツクことがなくなるため、摺動アーム70をアームホルダ60により容易に組み付けることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
10 液面レベル検出装置
20 フレーム
21 爪部材
22 軸受部
23 壁
231 孔
30 摺動体
40 フロートアーム
41 アーム軸
41A 第1クランク部
41B 第2クランク部
50 抵抗板
60 アームホルダ
61 本体
611 貫通孔
61A 裏面
61B 表面
62 軸支突部
621 軸支孔
63 挟持壁
64 突起片
65 ピン
66 押圧部
661 スリット
661A 入り口
662 弾性壁
663 固定面
70 摺動アーム
70A 折曲部
71、72 摺動部
71A、72A 電極(接点)
73 開口
74 爪部
75 ピン孔
76 長孔
80 フロート

Claims (4)

  1. 抵抗板を有するフレームの該抵抗板に設けられた抵抗体に電気的に接触するための接点が設けられた、ばね性を有する摺動アームと、
    前記摺動アームが組付けられたアームホルダと、
    を備え、
    液体の液面レベルの変位に応じて前記アームホルダが回動することによって前記接点が前記抵抗体上を摺動するように構成された液面レベル検出装置の、前記摺動アームを前記アームホルダに組付けるための組付け構造であって、
    前記摺動アームは、基端側から前記接点を設けた自由端側に向けて延設された摺動部と、前記摺動部の基端側の一部から前記摺動部と同じ延設方向に延設された爪部と、を有し、
    前記アームホルダは、前記爪部を挿入可能なスリットと、前記摺動部の少なくとも一部が載置される固定面と、を有し、
    前記固定面は、前記スリットに挿入された前記爪部の挿入方向に対して所定の角度θ傾いた面をなしている、
    ことを特徴とする液面レベル検出装置の組付け構造。
  2. 前記摺動アームは、前記摺動部の基端側にピン孔を有し、
    前記アームホルダは、前記ピン孔を挿通した後加締められるピンを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液面レベル検出装置の組付け構造。
  3. 前記スリットは、前記爪部が挿入される入り口に近くなるほど前記固定面との間の間隔が小さくなる形状である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液面レベル検出装置の組付け構造。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の液面レベル検出装置の組付け構造によって、前記摺動アームが前記アームホルダに組付けられたことを特徴とする液面レベル検出装置。
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