JP2011062078A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、高調波の発生を低減させつつ、製造時のコストをより低減させることができる永久磁石式回転電機を提供すること目的とするものである。
【解決手段】ヨーク部26の外周には、平面状の複数のヨーク側取付面28及び土手29が設けられている。ヨーク側取付面28及び土手29は、ヨーク部26の外周が切削されることで製造されている。各ヨーク側取付面28には、永久磁石6が取り付けられている。永久磁石6は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されている。
【選択図】図20

Description

この発明は、回転子に永久磁石が取り付けられている永久磁石式回転電機に関するものである。
従来装置では、円環状の固定子と回転子とが同軸に配置されている。回転子の周面には、軸方向に2段の永久磁石が取り付けられている。永久磁石の各段間は、コギングトルクを低減するために、回転子の周方向に段スキュー角だけ互いにずらされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−153913号公報
上記のような従来の永久磁石モータの回転子では、回転子ヨークのサイズが比較的小さい等の場合に、打ち抜き電磁鋼板の積層材を用いて、回転子ヨークを構成することが有効であるとされているが、非積層材でない場合には、回転子ヨークに磁石の貼付面と周上の突起とを機械加工する必要があり、その結果として加工時間が長くかかるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高調波の発生を低減させつつ、製造時のコストをより低減させることができる永久磁石式回転電機を提供することである。
この発明に係る永久磁石式回転電機は、周方向に互いに間隔を置いて配置された複数の巻線部を有する環状の固定子、及び平面状の複数のヨーク側取付面が巻線部と対向するように周縁部に設けられた環状のヨーク部と、各ヨーク側取付面上に取り付けられた永久磁石とを有し、固定子と同軸に配置される回転子を備え、永久磁石は、ヨーク側取付面上に取り付けられたときにヨーク側取付面に対向する磁石側取付面を有し、ヨーク部周方向について隣の永久磁石側の磁石側取付面の辺は、ヨーク部の周縁部で回転子の回転軸と平行な直線に対して傾斜されている。
この発明の永久磁石式回転電機によれば、永久磁石は、ヨーク部周方向について隣の永久磁石側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部の周縁部で回転子の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されているので、5次及び7次高調波だけでなく11次及び13次高調波の発生も低減させることができる。また、ヨーク側取付面は平面状にされているので、永久磁石が磁石取付溝に取り付けられたときに、ヨーク側取付面と対向する永久磁石の磁石側取付面を平面状にすることができ、結果として、ヨーク部又は磁石の加工が容易となり、製造時のコストを低減させることができる。
この発明の実施の形態1による永久磁石式回転電機を示す正面図である。 図1の固定子を分解して示す正面図である。 図1の磁石取付溝から永久磁石が取り外されている状態のヨーク部外周を拡大して示す平面図である。 図1の磁石取付溝を製造するための手順を示す説明図である。 図1の永久磁石を拡大して示す斜視図である。 図3の磁石取付溝に永久磁石が取り付けられている状態のヨーク部の外周を拡大して示す平面図である。 図6の磁石取付溝に取り付けられた永久磁石周辺を示す正面図である。 図5の第1及び第2の永久磁石の磁極を示す説明図である。 図1のヨーク部の一部を拡大して示す正面図である。 2段スキューのスキュー角θとスキュー係数との関係を示すグラフである。 磁石側取付面が平面である場合の従来例を示す説明図である。 ヨーク側取付面が円弧状である場合の従来例を示す説明図である。 土手のみを後付する場合の従来例を示す説明図である。 図4の磁石取付溝を製造するための手順と、従来の磁石取付溝を製造するための手順とを示す説明図である。 この発明の実施の形態2による永久磁石式回転電機を示す正面図である。 図15の磁石取付溝から永久磁石が取り外されている状態のヨーク部を径方向外側から見たときの正面図である。 図15の磁石取付溝から永久磁石が取り外されている状態のヨーク部を軸方向から見たときの正面図である。 図16の磁石取付溝に永久磁石が取り付けられている状態のヨーク部を径方向外側から見たときの正面図である。 図18の永久磁石の磁極を示す説明図である。 図15のヨーク部の一部を拡大して示す正面図である。 図20の永久磁石の前面と背面との位置関係を示す説明図である。 連続スキューのスキュー角θとスキュー係数との関係を示すグラフである。 図20の永久磁石をヨーク部の内周方向より見たときの永久磁石と固定子の位置関係を示す図である。 この発明の実施の形態3による回転子を径方向外側から見たときの正面図である。 図24の回転子を軸方向から見たときの正面図である。 この発明の実施の形態4による回転子を径方向外側から見たときの正面図である。 図26の回転子を軸方向から見たときの正面図である。 この発明の実施の形態5によるトラクション式のエレベータ用巻上機の断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による永久磁石式回転電機を示す正面図である。図において、回転子1は、固定子2の径方向内側に配置されている。また、回転子1は、固定子2と同軸に配置されている。
図示はしないが、回転子1の径方向内側には、回転軸が配置されており、回転軸は、円板を介して回転子1に接続されている。回転子1は、回転軸を中心に回転可能である。
回転子1は、複数の磁石取付溝4が周方向に沿って外周に設けられた円環状のヨーク部5と、磁石取付溝4に取り付けられた複数の永久磁石6とを有している。この実施の形態では、永久磁石式回転電機の磁極数は36である。磁石取付溝4は、永久磁石式回転電機の磁極数だけ設けられている。
固定子2は、円環状の鉄心部8、複数のティース部9、及び複数の固定子巻線部10を有している。
ティース部9は、鉄心部8の周方向に互いに間隔を置いて配置されている。また、ティース部9は、鉄心部8の内周から鉄心部8の径方向内側に突出している。各ティース部9間には、スロット9aが設けられている。ここで、ティース部9及びスロット9aの数は、54個である。固定子巻線部10は、ティース部9に巻き付けられている。即ち、固定子巻線部10は、スロット9a内に設けられている。
永久磁石式回転電機が駆動動作されるときには、各固定子巻線部10は適宜通電され、磁界が発生され、その各固定子巻線部10で発生された磁界と各永久磁石6の磁界とが、互いに反発し合い(又は引き付け合い)、回転子1が回転される。
ここで、固定子2の内径はφ400mmであり、ヨーク部5の外径はφ396mmである。即ち、この実施の形態での回転子1及び固定子2の径は一般的なものよりも大きくされている。
次に、図2は、図1の固定子2を分解して示す正面図であり、ティース部9に固定子巻線部10が巻き付けられる前の状態を示している。図において、固定子2は、複数の分割鉄心8aを有している。ティース部9は、各分割鉄心8aに設けられている。鉄心部8は、各分割鉄心8aが環状に連結されることで形成される。固定子巻線部10は、各分割鉄心8aが環状に連結される前に、ティース部9に巻き付けられる。
ここで、一般に鉄心部8が一円のものを積層して製造されている場合、ヨーク部5は、鉄心部8を打ち抜いた電磁鋼板の残材からさらに打ち抜いた鉄心を積層して製造されることが多い。
しかし、この実施の形態では、回転子1及び固定子2は、径が大きいので、鉄心部8は、分割鉄心8aにより形成され、ヨーク部5は、鉄系合金である鋳鉄又は鋼を原材料とし、円環状に鋳造された鋳物材(中実構造材)を加工することで得られる。換言すると、ヨーク部5は、非積層材を加工することで得られる。
次に、図3は、図1の磁石取付溝4から永久磁石6が取り外されている状態のヨーク部5外周を拡大して示す平面図である。図において、各磁石取付溝4には、ヨーク側取付面11と、ヨーク側取付面11の幅方向両側に配置された土手12が設けられている。
ヨーク側取付面11は、ヨーク部5外周の接線面と平行な平面である。また、ヨーク側取付面11には、同一平面上に設けられた第1のヨーク側取付面11aと第2のヨーク側取付面11bとが設けられている。第1のヨーク側取付面11aと、第2のヨーク側取付面11bとは、互いにヨーク部5の軸方向及び周方向にずらされている。土手12は、ヨーク部5の外周から径方向外側に突出している。
ここで、磁石取付溝4の製造方法について説明する。図4は、図1の磁石取付溝4を製造するための手順を示す説明図である。磁石取付溝4は、円環状に鋳造された鋳物材の外周が切削(フライス加工)されることで製造される。
具体的には、鋳物材を回転しないように固定した後に、鋳物材の外周に対して垂直に配置されたエンドミルを、鋳物材の軸方向端面から軸方向に水平移動させることで第1のヨーク側取付面11aを設ける(円Iから円II)。次に、第1のヨーク側取付面11aに沿うように鋳物材の外周の接線面と平行に移動させ(円IIから円III)、その後に、再び鋳物材の軸方向に水平移動させ、第1のヨーク側取付面11aと同一平面上に第2のヨーク側取付面11bを設ける(円IIIから円IV)。次に、鋳物材の固定を解き、鋳物材を周方向に所定角度だけ回転させた後に、再び固定しフライス加工を行う。そして、フライス加工を鋳物材の周方向に等間隔を置いて行い、複数のヨーク側取付面11と、それら各ヨーク側取付面11の幅方向両側に配置された土手12を設ける。鋳物材は、外周に複数の磁石取付溝4が加工されることで、ヨーク部5となる。なお、ヨーク部5は、磁石取付溝4に永久磁石6が取り付けられることで回転子1となる。
次に、図5は、図1の永久磁石6を拡大して示す斜視図である。図において、永久磁石6は、磁石取付溝4に取り付けられたときにヨーク側取付面11と対向する磁石側取付面(底面)、幅方向の側面、及び奥行き方向の端面が平面状にされ、底面と反対側の面(上面)が円筒面とされている6面体である。磁石側取付面は、長方形である。
永久磁石6としては、例えば希土類系焼結磁石が用いられる。永久磁石6の形状には、高い精度が要求される。永久磁石6は、プレス成形された後に精密に研磨加工され成形される。
次に、図6は、図3の磁石取付溝4に永久磁石6が取り付けられている状態のヨーク部5の外周を示す平面図である。図7は、図6の磁石取付溝4に取り付けられた永久磁石6周辺を示す正面図である。
図において、磁石取付溝4には、ヨーク部5の軸方向に2段の永久磁石6が取り付けられている。即ち、永久磁石6は、第1のヨーク側取付面11aに取り付けられた第1の永久磁石15と、第2のヨーク側取付面11bに取り付けられた第2の永久磁石16とを有している。即ち、第1の永久磁石15は、第2の永久磁石16と同一平面上に配置されている。
第1及び第2の永久磁石15,16の幅方向の大きさは、土手12間に嵌り込む大きさにされている。第1の永久磁石15の磁石側取付面は、例えば接着剤等によって、第1のヨーク側取付面11aに固定されている。同様に、第2の永久磁石16の磁石側取付面は、例えば接着剤等によって、第2のヨーク側取付面11bに固定されている。
次に、図8は、図5の第1及び第2の永久磁石15,16の磁極を示す説明図である。図において、1つのヨーク側取付面11、即ち同一平面上に取り付けられた第1及び第2の永久磁石15,16は、ヨーク部5の径方向外側の磁極が同じになるように配置されている。また、ヨーク部5の周方向について隣り合うヨーク側取付面11に取り付けられた永久磁石6は、ヨーク部5の径方向外側の磁極が異なるように配置されている。即ち、ヨーク部5の周方向には、S極とN極とが交互に配置されている。
次に、図9は、図1のヨーク部5の一部を拡大して示す正面図である。図において、第1の永久磁石15と第2の永久磁石16とは、ヨーク部5の周方向に互いにスキュー角θだけずらされている。即ち、ヨーク部5の径方向外側での第1の永久磁石15の頂点、及び回転子1の回転軸間を結ぶ直線と、ヨーク部5の径方向外側での第2の永久磁石16の頂点、及び回転子1の回転軸間を結ぶ直線とは、ヨーク部5の周方向に互いにスキュー角θだけずらされている。スキュー角θは、物理的な角度(機械角)ではなく、電気角(=機械角×極数÷2)で定義する。
次に、作用について説明する。図10は、2段スキューのスキュー角θとスキュー係数との関係を示すグラフである。図において、スキュー角θの変化に応じて、基本波及び高調波のスキュー係数が変化している。スキュー係数とは、巻線配置による誘導起電力の変化率である。即ち、基本波のスキュー係数を高く保ち、高調波のスキュー係数を低くすることで、出力トルクを大きく保ちつつ、トルク脈動を小さくすることができる。
一般に、Y結線の三相回転電機では、高調波として5次高調波が最も大きく発生し、次いで7次高調波が大きく発生するので、トルク脈動を効果的に小さくするためには、5次及び7次高調波を小さくする必要がある。従って、この実施の形態では、スキュー角θを、5次高調波のスキュー係数が0となる26°と、7次高調波のスキュー係数が0となる36°との間に設定する。即ち、第1及び第2の永久磁石15,16は、回転子1の回転軸を中心に、電気角で26°〜36°の範囲でヨーク部5の周方向に互いにずらされて配置されている。
このような永久磁石式回転電機では、第1及び第2の永久磁石15,16は、各ヨーク側取付面11上に、互いにヨーク部5の軸方向及び周方向にずらされて配置されているので、高調波の発生を低減させることができ、トルク脈動を低減させることができる。また、図11〜図13の従来例を参照の通り、ヨーク側取付面11は、平面状にされているので、第1及び第2の永久磁石15,16が磁石取付溝4に取り付けられたときに、ヨーク側取付面11と対向する第1及び第2の永久磁石15,16の磁石側取付面を平面状にすることができ、磁石取付溝4をヨーク部5の周縁部に設けるための加工(土手12の加工)を容易にすることができる。従って、製造時のコストを低減させることができる。
また、このような永久磁石式回転電機では、第1の永久磁石15と第2の永久磁石16とは、回転子1の回転軸を中心に電気角で26°〜36°の範囲で互いにずらされて配置されているので、基本波を大きく保ちつつ、5次及び7次高調波の発生を減少させることができ、出力トルクを大きく保ちつつ、トルク脈動の発生を抑制することができる。
さらに、このような永久磁石式回転電機では、固定子2は、複数の分割鉄心8aを有しているので、ティース部9に固定子巻線部10を集中的に巻き付けることができ、コイルエンドを小さくすることができる。
さらにまた、ヨーク部5は、鋳鉄又は鋼の中実構造材を加工することで得られるので、土手12を後付する場合に比べ、部品点数を抑えることができる。
さらにまた、このような永久磁石式回転電機の製造方法では、円環状の鋳物材の外周を周方向に間隔を置いて切削することで、磁石取付溝4を製造するので、第1及び第2のヨーク側取付面11a,11bと土手12とをヨーク部5の周方向により正確に配置することができ、永久磁石6をより正確に配置することができる。従って、トルク脈動の発生を抑制することができる。また、図14に示すように、一度の切削加工で第1及び第2のヨーク側取付面11a,11bを設けることができるので、ヨーク部5の製造時間をより短くすることができ、製造時のコストを低減させることができる。さらに、エンドミルは一般に円筒状であるので、第1のヨーク側取付面11aと第2のヨーク側取付面11bとを、ヨーク部5の周方向に面の角度をずらして設ける場合には、互いが干渉しないように間に軸方向に隙間(隔壁)を設ける必要があるが、実施の形態1のような永久磁石式回転電機では、第1のヨーク側取付面11aと第2のヨーク側取付面11bとは同一平面上に設けられるので、その間に隙間を設けなくてよく、回転子1の軸方向の寸法をより小さくすることができる。
なお、実施の形態1では、各ヨーク側取付面11には、ヨーク部5の軸方向に2段の永久磁石6が設けられると説明したが、3段以上でもよい。
実施の形態2.
図15は、この発明の実施の形態2による永久磁石式回転電機を示す正面図である。図において、回転子20は、固定子21の径方向内側に配置されている。また、回転子20は、固定子21と同軸に配置されている。
図示はしないが、回転子20の径方向内側には、回転軸が配置されており、回転軸は、回転子20に接続されている。即ち、回転子20は、回転軸を中心に回転される。
回転子20は、外周に複数の磁石取付溝25が互いに間隔を置いて設けられた円環状のヨーク部26と、磁石取付溝25に取り付けられた複数の永久磁石6とを有している。この実施の形態では、永久磁石式回転電機の磁極数は32である。
固定子21は、円環状の鉄心部8、複数のティース部9、及び複数の固定子巻線部10を有している。ティース部9及びスロット9aの数は、48個である。
ここで、回転子20及び固定子21は、実施の形態1の回転子1及び固定子2と同様に一般的なものよりも大きくされており、鉄心部8は、分割鉄心8aにより形成され、ヨーク部5は、鉄系合金である鋳鉄を材料とし、鋳造される。
次に、図16は、図15の磁石取付溝25から永久磁石6が取り外されている状態のヨーク部26を径方向外側から見たときの正面図である。図17は、図15の磁石取付溝25から永久磁石6が取り外されている状態のヨーク部26を軸方向から見たときの正面図である。
図において、各磁石取付溝25には、ヨーク側取付面28と、ヨーク側取付面28の幅方向両側に配置された土手29とが設けられている。ヨーク側取付面28及び土手29は、磁極の数だけ設けられている。ヨーク側取付面28及び土手29は、ヨーク部26の材料である鋳物材の外周が、ヨーク部26の軸方向に対して斜めに切削され製造される。
ヨーク側取付面28は、ヨーク部26外周の接線面と平行な平面である。土手29は、ヨーク部26外周から径方向外側に突出している。各土手29は、その奥行き方向がヨーク部26の軸方向に対してずらされて配置されている。ヨーク側取付面28の平面形状は、四隅の角が90°でない平行四辺形である。
次に、図18は、図16の磁石取付溝25に永久磁石6が取り付けられている状態のヨーク部26を径方向外側から見たときの正面図である。図において、各ヨーク側取付面28には、永久磁石6が取り付けられている。各永久磁石6の磁石側取付面は、例えば接着剤などによって、ヨーク側取付面28に固定されている。永久磁石6の幅方向の大きさは、土手29間に嵌り込む大きさにされている。永久磁石6は、土手29に沿って配置される。
次に、図19は、図18の永久磁石6の磁極を示す説明図である。図において、隣り合うヨーク側取付面28に取り付けられた永久磁石6は、ヨーク部26の径方向外側の磁極が異なるように配置されている。即ち、ヨーク部26の周方向には、S極とN極とが交互に配置されている。
次に、図20は、図15のヨーク部26の一部を拡大して示す正面図である。図21は、図20の永久磁石6の前面と背面との位置関係を示す説明図である。図において、永久磁石6は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されている。換言すると、各永久磁石6は、それらの奥行き方向(長手方向)がヨーク部26の径方向を中心に同じ角度だけ回転されてヨーク部26外周に設けられている。
ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺の両端間は、回転子20の回転軸を中心に互いにスキュー角θ(電気角)だけずらされている。なお、図16では、煩雑になることを防ぐために、磁石側取付面の辺の両端間と平行な永久磁石6の奥行き方向端面の頂点間を用いてスキュー角θを図示している。即ち、永久磁石6の奥行き方向の両端面頂点間は、回転子20の回転軸を中心に互いにスキュー角θ(電気角)だけずらされている。
次に、作用について説明する。図22は、連続スキューのスキュー角θとスキュー係数との関係を示すグラフである。図において、スキュー角θの変化に応じて、基本波及び高調波のスキュー係数が変化している。
一般に、Y結線の三相回転電機では、高調波として5次高調波が最も大きく発生し、次いで7次高調波が大きく発生するので、トルク脈動を効果的に小さくするためには、5次及び7次高調波を小さくする必要がある。
従って、この実施の形態では、スキュー角θを、5次高調波のスキュー係数が0となる51°と、7次高調波のスキュー係数が0となる72°との間に設定する。即ち、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺の両端間は、回転子20の回転軸を中心に電気角で51°〜72°の範囲で互いにずらされている。なお、図16では、スキュー角θを電気角で60°としている。
ここで、図10と図22とを比べると、磁石側取付面の辺の両端間を回転子20の回転軸を中心にずらして、永久磁石6を配置することで、5次及び7次高調波だけでなく、11次及び13次高調波もより小さくできることがわかる。なお、11次及び13次高調波は、5次及び7次高調波に次いで大きくなりやすい高調波である。
このような永久磁石式回転電機では、永久磁石6は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されているので、5次及び7次高調波だけでなく11次及び13次高調波の発生も低減させることができる。これによって、磁極数と固定子21のスロット9aの数との関係、そしてスロット9aの形状により発生するコギングトルクと、通電したときに発生するトルク脈動全てを同時により低減させることができる。また、従来の永久磁石式回転電機に用いられている円筒状の回転子の外周に、永久磁石の奥行き方向に伸びる側辺をヨーク部の軸方向に対してずらして、永久磁石を配置しようとすると、その永久磁石の形状は非常に複雑になってしまうが、この実施の形態2のような永久磁石式回転電機では、ヨーク側取付面28は平面状にされているので、永久磁石6が磁石取付溝25に取り付けられたときに、ヨーク側取付面28と対向する永久磁石6の磁石側取付面を平面状にすることができ、永久磁石6のプレス成形及び研磨加工をより容易にすることができる。従って、製造時のコストを低減させることができる。
また、このような永久磁石式回転電機では、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石側の上記磁石側取付面の辺の両端間は、回転子20の回転軸を中心に電気角で51°〜72°の範囲で互いにずらされているので、基本波を大きく保ちつつ、5次、7次、11次及び13次高調波の発生を減少させることができ、出力トルクを大きく保ちつつ、トルク脈動の発生を抑制することができる。
さらに、実施の形態1に比べ、永久磁石6の個数を少なくすることができるので、永久磁石6のヨーク部26への取付作業に要する作業時間を短縮することができ、製造時のコストをより低減させることができる。
なお、図23は、図20の永久磁石6をヨーク部26の内周方向より見たときの永久磁石6と固定子21の位置関係を示す図であるが、この実施の形態2では、固定子21の軸方向の寸法である固定子鉄心長と、永久磁石6の側辺の長さである磁石長とが同等にされている。従って、その永久磁石6が回転子20の回転軸と平行な直線に対して斜めに張られることで、永久磁石6の端面と固定子21の端面とがそろわず、固定子21の軸方向範囲から部分的に永久磁石6が突出している。また、上記で示したスキュー係数は円周方向へのずれ角に対して計算されているが、この実施の形態2では平面内で斜めに貼り付けられている。これらのことは、スキューの効果の誤差として作用するが、通常は大勢に影響はなく、多極になるほど誤差の影響は無視できる。
実施の形態3.
図24は、この発明の実施の形態3による回転子を径方向外側から見たときの正面図である。図25は、図24の回転子を軸方向から見たときの正面図である。図において、磁石取付溝25には、永久磁石31が取り付けられている。
ヨーク部26の軸方向側の永久磁石31の端面は、ヨーク部26の軸方向端面と平行となるようにされている。即ち、永久磁石31の奥行き方向の端面は、固定子21の軸方向端面と平行となるようにされている。
換言すると、永久磁石31奥行き方向の端面は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されたときに、固定子21の軸方向端面と平行となるようにされている。また、永久磁石31の磁石側取付面は、ヨーク側取付面28の形状に沿うように、四隅の角が90°でない平行四辺形にされている。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
このような永久磁石式回転電機では、ヨーク部26の軸方向側の永久磁石31の端面は、固定子21の軸方向端面と平行となるようにされているので、固定子21からの磁束と永久磁石31からの磁束との漏れがより少なくなり、効率的に磁束を利用することができる。
実施の形態4.
図26は、この発明の実施の形態4による回転子を径方向外側から見たときの正面図である。図27は、図26の回転子を軸方向から見たときの正面図である。図において、各ヨーク側取付面28には、平板状の永久磁石30が取り付けられている。即ち、永久磁石30は、直方体であり、固定子内周面(図23に二点鎖線で示す)に対向する永久磁石30の頂面は平面状である。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
このような永久磁石式回転電機では、永久磁石30の形状が平板状であっても、その永久磁石30の奥行き方向に伸びる側辺がヨーク部26の軸方向に対してずらされて配置されているので、高次の奇数高調波の発生を低減させることができる。即ち、実施の形態2と同等の効果を得ることができる。
また、このような永久磁石式回転電機では、永久磁石30の形状が平板状であるので、永久磁石30のプレス成形及び研磨加工をより容易にすることができ、製造時のコストをより低減させることができる。
実施の形態5.
図28は、この発明の実施の形態5によるトラクション式のエレベータ用巻上機の断面図である。図において、支持板34には、ハウジング35が取り付けられている。ハウジング35には、固定軸部35aが設けられている。固定軸部35aには、軸受け36を介して回転体37が回転可能に取り付けられている。回転体37は、綱車部40及び回転子20を有している。
綱車部40には、外周に複数の巻掛溝40aが設けられている。図示はしないが、巻掛溝40aには、複数本の主索が巻き掛けられており、その主索によって、かご及び釣合おもりが昇降路内に吊り下げられている。かご及び釣合おもりは、綱車部40、即ち回転体37が回転されることで昇降される。
回転子20は、外周に複数の磁石取付溝25が互いに間隔を置いて設けられた円環状のヨーク部26と、磁石取付溝25に取り付けられた複数の永久磁石6とを有している。綱車部40は、ヨーク部26と一体に鋳造されている。
磁石取付溝25には、図16のように、ヨーク側取付面28と、ヨーク側取付面28の幅方向両側に配置された土手29が設けられている。ヨーク側取付面28及び土手29は、磁極の数だけ設けられている。ヨーク側取付面28及び土手29は、ヨーク部26の材料である鋳物材の外周が周方向に等間隔を置いて切削されることで製造されている。
永久磁石6は、図18及び図20のように、ヨーク側取付面28に固定されている。また、永久磁石6は、永久磁石6は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されている。即ち、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石側の上記磁石側取付面の辺の両端間は、回転子20の回転軸を中心に互いにスキュー角θ(電気角)だけずらされている。換言すると、永久磁石6の奥行き方向の両端面頂点間は、回転子20の回転軸を中心に互いにスキュー角θ(電気角)だけずらされている。
また、ハウジング35内には、固定子21とブレーキ装置41とが配置されている。固定子21は、ハウジング35内に固定されている。また、固定子21は、回転体37と同軸に配置されている。さらに、固定子21は、図2のような扇状の複数の分割鉄心8aに固定子巻線部10が巻き付けられ、それぞれの分割鉄心8aが環状に連結されることで形成される。
ブレーキ装置41は、回転体の回転を制動する。図示はしないが、ブレーキ装置41は、回転体の回転が制動されるときに回転子20の内周に対して押し当てられる複数のブレーキシューを有している。即ち、ブレーキ装置41は、ドラムブレーキである。
このようなエレベータ用巻上機では、永久磁石6は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されているので、高調波の発生が低減され、トルク脈動が抑えられる。従って、かご及び釣合おもりをスムーズに昇降させることができ、エレベータ利用者に対して滑らかな乗り心地を提供することができる。
なお、実施の形態5では、永久磁石6は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜されるように配置されていると説明したが、図6及び図9のように、ヨーク側取付面11に第1及び第2の永久磁石15,16を取り付け、それら第1及び第2の永久磁石15,16を、互いにヨーク部5の軸方向及び周方向にずらして配置してもよい。即ち、第1及び第2の永久磁石15,16を、ヨーク部5の径方向外側での第1の永久磁石15の頂点、及び回転子1の回転軸間を結ぶ直線と、ヨーク部5の径方向外側での第2の永久磁石16の頂点、及び回転子1の回転軸間を結ぶ直線とがヨーク部5の周方向に互いにスキュー角θだけずれるように配置してもよい。このように第1及び第2の永久磁石15,16を配置することでも、実施の形態5と同等の効果を得ることができる。
また、実施の形態2〜5では、ヨーク側取付面28は四隅の角が90°でない平面状の平行四辺形であると説明したが、ヨーク側取付面の形状は、ヨーク部26周方向について隣の永久磁石6側の磁石側取付面の辺が、ヨーク部26の周縁部で回転子20の回転軸と平行な直線に対して傾斜させることができる平面であればよい。
さらに、実施の形態1〜5では、ヨーク部5,26は、円環状に鋳造された鋳物材を加工することで得られると説明したが、ヨーク部の材料の製造方法は、鋳造に限定されることなく、鍛造及び削り出しでもよい。また、ヨーク部の材料は、環状の複数の鋼板が軸方向に積層されたものでもよく、ヨーク側取付面は、環状の複数の鋼板が軸方向に積層されたものの外周を切削して製造してもよい。もちろん、非積層材であってもよい。
さらにまた、実施の形態1〜5では、ヨーク部5,26に磁石取付溝4,25、即ちヨーク側取付面11,28及び土手12,29が設けられていると説明したが、ヨーク部には、ヨーク側取付面が設けられているだけでもよい。
また、実施の形態1〜5では、回転子1,20は、固定子2,21の径方向内側に配置されるように説明したが、回転子は、固定子の径方向外側に配置されてもよい。また、回転子が固定子の径方向外側に配置される場合には、ヨーク側取付面は、回転子の内周に設けられてもよい。即ち、この発明は、回転子が固定子の内周側に配置されるインナーロータ回転電機だけでなく、アウタロータ回転電機にでも実施することができる。
さらに、実施の形態1〜5では、永久磁石式回転電機は駆動力を発する電動機であるように説明したが、発電機としてもよい。
1,20 回転子、2,21 固定子、4,25 磁石取付溝、5,26 ヨーク部、6,30,31 永久磁石、8 鉄心部、8a 分割鉄心、9 ティース部、9a スロット、10 固定子巻線部、11,28 ヨーク側取付面、11a,11b 第1及び第2のヨーク側取付面、15,16 第1及び第2の永久磁石。

Claims (6)

  1. 周方向に互いに間隔を置いて配置された複数の巻線部を有する環状の固定子、及び
    平面状の複数のヨーク側取付面が上記巻線部と対向するように周縁部に設けられた環状のヨーク部と、上記各ヨーク側取付面上に取り付けられた永久磁石とを有し、上記固定子と同軸に配置される回転子
    を備え、
    上記永久磁石は、上記ヨーク側取付面上に取り付けられたときに上記ヨーク側取付面に対向する磁石側取付面を有し、
    上記ヨーク部周方向について隣の永久磁石側の上記磁石側取付面の辺は、上記ヨーク部の周縁部で上記回転子の回転軸と平行な直線に対して傾斜されていることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  2. 上記ヨーク部周方向について隣の永久磁石側の上記磁石側取付面の辺の両端間は、上記回転子の回転軸を中心に電気角で51°〜72°の範囲で互いにずらされていることを特徴とする請求項1記載の永久磁石式回転電機。
  3. 上記ヨーク部の軸方向側の上記永久磁石の端面は、上記永久磁石が上記ヨーク側取付面に取り付けられたときに、上記固定子の軸方向端面と平行となるようにされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
  4. 上記永久磁石は、平板状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
  5. 上記固定子は、環状に連結される複数の分割体鉄心を有していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の永久磁石式回転電機。
  6. 上記ヨーク部は、鋳鉄又は鋼の中実構造材を加工することで得られることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の永久磁石式回転電機。
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