JP2011056627A - ハンドおよびマニプレータ装置 - Google Patents
ハンドおよびマニプレータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011056627A JP2011056627A JP2009209447A JP2009209447A JP2011056627A JP 2011056627 A JP2011056627 A JP 2011056627A JP 2009209447 A JP2009209447 A JP 2009209447A JP 2009209447 A JP2009209447 A JP 2009209447A JP 2011056627 A JP2011056627 A JP 2011056627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger
- hand
- workpiece
- fixed
- fingers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
【解決手段】ハンド5は、アーム6の先端に設けられて異なる大きさのワークを把持する。このハンド5は、アーム6の先端に固定された固定部20と、この固定部20に接近または離間可能な可動部30と、を備える。固定部20は、所定方向に延出する2本の第1フィンガ22A、22Bを有し、可動部30の他方は、第1フィンガ22A、22Bに略平行に延出する3本の第2フィンガ32A〜32Cを有する。可動部30は、第2フィンガ32A〜32Cが第1フィンガ22A、22Bに対して略平行である状態を維持しつつ、この固定部20に対して接近または離間する。
【選択図】図2
Description
また、リンク機構を設けることにより、ハンドが複雑な構造となり、ハンドが大型化する、という問題があった。
また、従来のようなリンク機構を設けないので、ハンドの小型化を実現できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るマニプレータ装置1の概略構成を示す図である。
マニプレータ装置1は、筒状のワークWを把持するロボット2と、ワークWを撮影する撮影手段としてのカメラ3と、カメラ3で撮影した画像に基づいてロボット2を制御する制御装置4と、を備える。
ロボット2は、ワークWを把持するハンド5と、このハンド5の3次元空間上の位置を変化させるアーム6と、を備える。
ハンド5は、アーム6の先端フランジ面6Aに固定された基部10と、この基部10に固定された固定部20と、基部10上を移動することで、この固定部20に対して接近または離間可能な可動部30と、を備える。
ここで、図4に示すように、第2フィンガ32Aと第2フィンガ32Bとの間隔t1は、第2フィンガ32Bと第2フィンガ32Cとの間隔t2よりも大きくなっている。また、第1フィンガ22Aから可動部30の移動方向に延びる直線は、第2フィンガ32Aと第2フィンガ32Bとの中点を通っている。また、第1フィンガ22Bから可動部30の移動方向に延びる直線は、第2フィンガ32Bと第2フィンガ32Cとの中点を通っている。
動作決定部41は、カメラ3で撮影した画像に基づいて、ワークWの内周面および外周面のうち第1フィンガ22A、22Bおよび第2フィンガ32A、32B、32Cを当接させる当接位置を決定し、さらに、可動部30の固定部20に対する移動方向を決定する。
また、ワークWの内径に基づいて、固定側の第1フィンガ22A、22Bのうちのどちらを用いてワークWを把持するかを決定してもよい。例えば、例えば、ワッシャやナット等の筒状部材であるワークWについて、ワークWの内径が所定寸法未満である場合には、間隔の狭い第2フィンガ32B、32Cに対向する第1フィンガ22Bを用いる。
このとき、ロボット制御部42は、ワークWの把持に用いることを決定した1本の第1フィンガを基準フィンガとし、この基準フィンガの位置をハンド5の基準位置として、マニプレータ装置1を動作させる。
例えば、外径が互いに異なる円筒状のワークW1、W2、W3、W4、W5、W6を把持するものとする。具体的には、ワークWの外径は、ワークW1、W2、W3、W4、W5、W6の順に大きくなる。
ここで、ワークWがワッシャやナットのような管状部材である場合には、第1フィンガ22Bを基準フィンガとし、この基準フィンガをハンド5の基準位置として、ワークW1の周面に沿って基準フィンガを配置すればよい。これにより、第1フィンガ22Bおよび第2フィンガ32B、32CによるワークW1の移動量を極力少なくできる。後述の図5(b)〜(f)についても同様なことがいえる。
次に、第2フィンガ32B、32Cを第1フィンガ22Bに接近させて、これら第1フィンガ22Bおよび第2フィンガ32B、32Cで、ワークW1の外周面を三方から内向きに力を加えて把持する。
さらに、ワークW1〜W6の外径の大きさに応じて、内周面で把持したり、外周面で把持したり、内周面および外周面で把持したりする。
換言すると、カメラ3により撮影したワークWの形状に応じて、より具体的には、ピンのようにワークWが穴のない形状である場合は、図5(a)または図5(d)の動作パターンが選択され、ワッシャ、ナット、茶椀、コップ等のようにワークWが穴のある形状である場合、図5(a)〜(f)の動作パターンの中から選択される。
(1)第2フィンガ32A〜32Cが第1フィンガ22A、22Bに対して略平行である状態を維持しつつ、可動部30を固定部20に対して接近または離間させた。可動部30が移動する際、この可動部30が移動方向に加える力は一定であるので、ワークW1〜W6の大きさが変化しても、把持力を一定にできる。
また、従来のようなリンク機構を設けないので、ハンド5の小型化を実現できる。
1 マニプレータ装置
2 ロボット
3 カメラ(撮影手段)
5 ハンド
6 アーム
20 固定部
22A、22B 第1フィンガ
30 可動部
32A、32B、32C 第2フィンガ
41 動作決定部(動作決定手段)
42 ロボット制御部(ロボット制御手段)
Claims (2)
- アームの先端に設けられてワークを把持するハンドであって、
前記アームの先端に固定された固定部と、当該固定部に接近または離間可能な可動部と、を備え、
前記固定部および前記可動部の一方は、所定方向に延出する少なくとも1本の第1フィンガを有し、
前記固定部および前記可動部の他方は、前記第1フィンガに略平行に延出する少なくとも2本の第2フィンガを有し、
前記可動部は、前記第2フィンガが前記第1フィンガに対して略平行である状態を維持しつつ、当該固定部に対して接近または離間することを特徴とするハンド。 - 筒状のワークを把持するハンドおよび当該ハンドの3次元空間上の位置を変化させるアームを有するロボットと、当該ロボットを制御する制御手段と、を備えるマニプレータ装置であって、
前記ハンドは、前記アームの先端に固定された固定部と、当該固定部に接近または離間可能な可動部と、を備え、
前記固定部および前記可動部の一方は、所定方向に延出する少なくとも1本の第1フィンガを有し、
前記固定部および前記可動部の他方は、前記第1フィンガに略平行に延出する少なくとも2本の第2フィンガを有し、
前記可動部は、前記第2フィンガが前記第1フィンガに対して略平行である状態を維持しつつ、当該固定部に対して接近または離間可能であり、
前記制御手段は、前記ワークを撮影する撮影手段と、
当該撮影手段で撮影した画像に基づいて、前記ワークの内周面および外周面のうち前記第1フィンガおよび前記第2フィンガを当接させる当接位置を決定し、さらに、前記可動部の前記固定部に対する移動方向を決定する動作決定手段と、
当該動作決定手段で決定した当接位置に前記第1フィンガおよび前記第2フィンガを配置し、前記決定した移動方向に前記第2フィンガを移動させるロボット制御手段と、を備えることを特徴とするマニプレータ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009209447A JP5306948B2 (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | マニプレータ装置 |
CN2010102774668A CN102019617B (zh) | 2009-09-10 | 2010-09-07 | 手部和机械手装置、以及把持控制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009209447A JP5306948B2 (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | マニプレータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011056627A true JP2011056627A (ja) | 2011-03-24 |
JP5306948B2 JP5306948B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=43861605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009209447A Expired - Fee Related JP5306948B2 (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | マニプレータ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5306948B2 (ja) |
CN (1) | CN102019617B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013157119A1 (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | 株式会社安川電機 | ロボットシステム |
JP2020001148A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 不二輸送機工業株式会社 | ロボットハンド、及びロボット |
WO2021171752A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | ジヤトコ株式会社 | ワーク把持機構 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104493693B (zh) * | 2014-11-18 | 2017-05-10 | 宁波美德机器人有限公司 | 一种上料装置的送料机构 |
JP6942576B2 (ja) * | 2017-09-15 | 2021-09-29 | 株式会社東芝 | 搬送装置 |
US10890025B2 (en) | 2018-05-22 | 2021-01-12 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Banknote handling system for automated casino accounting |
JP6587325B1 (ja) * | 2018-05-22 | 2019-10-09 | 日本金銭機械株式会社 | ロボットハンドおよび搬送装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6199494U (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-25 | ||
JPH0482686A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-16 | Canon Inc | ロボツトハンド、及び、ロボツトハンドによるワーク把持方法 |
JP2004090134A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Denso Corp | ロボットハンド |
JP2006269793A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Yamagata Casio Co Ltd | 電子部品のクランプヘッド及び部品実装装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4222149C2 (de) * | 1992-07-06 | 1994-06-23 | Traub Ag | Parallelbackengreifer zum Erfassen von Werkstücken |
JPH11347978A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 把持方法と把持装置、およびこれを用いた物品取り扱い装置 |
US6393694B2 (en) * | 1999-04-23 | 2002-05-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Gripping device |
JP4600193B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2010-12-15 | 株式会社安川電機 | リング搬送システム |
JP4726241B2 (ja) * | 2007-02-16 | 2011-07-20 | シュンク・ジャパン株式会社 | 産業用ロボットのロボットハンド |
CN101342699A (zh) * | 2008-08-25 | 2009-01-14 | 煤炭科学研究总院西安研究院 | 一种工业机器人气动手爪 |
-
2009
- 2009-09-10 JP JP2009209447A patent/JP5306948B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-09-07 CN CN2010102774668A patent/CN102019617B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6199494U (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-25 | ||
JPH0482686A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-16 | Canon Inc | ロボツトハンド、及び、ロボツトハンドによるワーク把持方法 |
JP2004090134A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Denso Corp | ロボットハンド |
JP2006269793A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Yamagata Casio Co Ltd | 電子部品のクランプヘッド及び部品実装装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013157119A1 (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | 株式会社安川電機 | ロボットシステム |
JPWO2013157119A1 (ja) * | 2012-04-19 | 2015-12-21 | 株式会社安川電機 | ロボットシステム |
JP2020001148A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 不二輸送機工業株式会社 | ロボットハンド、及びロボット |
WO2021171752A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | ジヤトコ株式会社 | ワーク把持機構 |
JPWO2021171752A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5306948B2 (ja) | 2013-10-02 |
CN102019617A (zh) | 2011-04-20 |
CN102019617B (zh) | 2012-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5306948B2 (ja) | マニプレータ装置 | |
JP5672322B2 (ja) | ロボット装置 | |
US11090817B2 (en) | Robot hand, robot and robot system capable of gripping workpiece, and method of rotating and inserting workpiece into hole | |
JP6480489B2 (ja) | アダプティブグリッパ装置及び方法 | |
JP3805310B2 (ja) | ワーク取出し装置 | |
JP2009148845A (ja) | 小型生産設備 | |
JP6741222B2 (ja) | ロボットのワーク移送方法及びワーク移送装置 | |
WO2020022302A1 (ja) | 把持装置 | |
WO2018207552A1 (ja) | ロボット装置および電子機器の製造方法 | |
JP2019010723A5 (ja) | ||
JP2015071207A (ja) | ロボットハンドおよびその制御方法 | |
JP2016085106A (ja) | 対象物の位置を検出する位置検出システム | |
JP2009078310A (ja) | ロボット用ハンド及びロボット用ハンドの制御方法並びにロボット用ハンドの制御システム | |
US10207413B2 (en) | End effector, robot, and robot control apparatus | |
JP2015186834A (ja) | ロボット制御装置、把持部制御装置、ロボット、把持部、ロボット制御方法、及びプログラム | |
JP2009184051A (ja) | ピンクランプ装置とロボットアーム | |
JP2020138294A5 (ja) | ||
JP2010247288A (ja) | 長ストロークロボットハンド | |
JP2017047479A5 (ja) | ||
JP2008178930A (ja) | ロボットのワーク把持方法及びロボット | |
JP6308423B2 (ja) | 把持方法および把持装置 | |
JP2009172720A (ja) | ビンピッキング装置 | |
JP2011199229A (ja) | ウエハ保持装置 | |
JP3439935B2 (ja) | ワーク把持装置 | |
JP2004160594A (ja) | ロボットハンドの制御方法、ロボットハンド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130626 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |