JP2011054890A - バンプ形成方法及び接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウェーハの表面に、半導体ウェーハをダイシングして得られる半導体チップと回路基板との位置合せを高い精度で容易に行いながら、溶融接合時にはんだバンプ内にボイドを発生させない接合を実現できるバンプを形成できるようにする。
【解決手段】集積回路を有する半導体ウェーハ50の表面にレジストパターン60を形成し、レジストパターン60のレジスト開口部56内に銅めっきによって銅めっき膜を成長させて粗い表面68aを有する銅バンプ68を形成し、銅バンプ68の表面にすずまたはすず合金めっきによってはんだバンプ70を形成し、しかる後、レジストパターン60を半導体ウェーハ表面から剥離除去する。
【選択図】図7

Description

本発明は、バンプ形成方法及び接合方法に係り、特に集積回路が形成された半導体ウェーハの表面に、外部のパッケージ基板等の回路基板の内部回路と電気的に接続するバンプ(突起状電極)を形成するバンプ形成方法及び該バンプを使用した接合方法に関する。
例えば、LSI等の集積回路を有する半導体ウェーハの表面に形成されたバンプは、集積回路の配線の一部であり、外部のパッケージ基板(回路基板)の回路への接続のための端子となる。このバンプの形成方式の一つにめっきの手法を用いた方法がある。
バンプは、一般に半導体ウェーハをダイシングすることによって得られる半導体チップ(ダイ)の周辺に沿って配置され、金線(ワイヤーボンディング方式)やリード(TAB方式)によって外部回路に接続される。近年、半導体デバイス回路の集積化・高密度化が進むにつれて、外部回路との接続のためのバンプの数が多くなり、半導体チップの表面全域にバンプを形成する必要性が生じてきている。また、半導体デバイス機能の高速化に伴って、配線距離を短縮させる必要性から、表面に多数のバンプを形成した半導体チップを裏返して回路基板上に直接接続する方法(フリップチップ方式)が高速演算処理・データ処理プロセッサに用いられ、このフリップチップ方式が、デジタルカメラや携帯電話に代表される携帯情報端末機器の高機能かつ小形軽量化に伴って広く採用されるようになってきている。
バンプの材料としては、主に金、銀、銅、ニッケル、はんだ(半田)及びそれらの組合せが用いられる。これらのバンプ材料の内、はんだは導電性を持つとともに金属としては比較的低い融点をもち、電気配線材料や半導体材料にダメージを与えない温度で溶融して素子の接合を行うことができる。このため、はんだは半導体チップの各電極とパッケージ基板の各電極との接続等に多く用いられてきている。
集積回路を有する半導体ウェーハの表面にバンプを形成するプロセス(処理工程)は、ウェーハ処理の最終段階で最も重要なプロセスの一つである。つまり、数多くの工程を経て半導体ウェーハに集積回路が形成されるため、それまでの全ての工程を合格してきたウェーハを処理するバンプ形成プロセスには極めて高い信頼性が要求される。半導体回路の集積化が進み、回路密度が高くなるとともに半導体チップの小型化に伴って、外部回路との接続に使用されるバンプの数が増え、バンプの寸法自体も微細化される。このため、半導体チップとパッケージ基板等の回路基板との接合のための位置合せ精度を高める必要が生じると共に、はんだが溶融して凝固する接合過程において欠陥が生じないようにすることが強く要求される。
図1は、一般的な電気めっきによって、集積回路を有する半導体ウェーハの表面に銅バンプを形成する一連のバンプ形成工程を工程順に示す。先ず、図1(a)に示すように、LSI等の集積回路を有する半導体ウェーハ10を用意する。半導体ウェーハ10は、図示しないトランジスタ及び微細な配線回路等が形成された絶縁層12を有しており、この配線回路の末端に電極パッド14が接続されている。電極パッド14は、絶縁層12に覆われることなく外部に露出しており、半導体ウェーハ10の電極パッド14を含む表面は、電導性のある金属膜からなる給電シード(銅シード)16で覆われている。給電シード16は、電気めっきのための給電膜としての役割の他に、バンプ金属である銅の拡散を防止するための金属膜としての役割を果たす。そして。この半導体ウェーハ10の表面に、レジストパターン18を、該レジストパターン18のレジスト開口部20内に電極パッド14が位置するように形成する。これによって、半導体ウェーハ10の表面のレジスト開口部20に対応する位置以外の領域をレジスト22で覆う。
次に、図1(b)に示すように、半導体ウェーハ10の表面に銅めっきを施し、レジストパターン18のレジスト開口部20内に位置する給電シード16の表面に銅めっき膜を成長させて、該レジスト開口部20内に銅バンプ24を形成する。つまり、電気めっきを行うと、給電シード16のレジスト開口部20に対応する領域のみがめっき液に触れているため、レジストパターン18に倣った銅バンプ24が形成される。この時、半導体ウェーハ10の端部から給電シード16に給電することで電気めっきが行われる。
銅めっきによって表面に銅バンプ24を形成した半導体ウェーハ10を次のプロセスに移し、図1(c)に示すように、レジストパターン18を半導体ウェーハ10の表面から剥離除去する。しかる後、図1(d)に示すように、銅バンプ24の下方に位置する給電シード16以外の不要な給電シード16をエッチング除去する。
図2は、一般的な電気めっきによって、集積回路を有する半導体ウェーハの表面に高融点はんだバンプを形成する一連のバンプ形成工程を工程順に示す。先ず、前述と同様にして、図1(a)に示すように、半導体ウェーバ10の表面にレジストパターン18を形成した後、図2(a)に示すように、半導体ウェーハ10の表面に高融点はんだめっきを施し、レジストパターン18のレジスト開口部20内に位置する給電シード16の表面に高融点はんだめっき膜を成長させて、該レジスト開口部20内に高融点はんだバンプ26を形成する。
次に、図2(b)に示すように、レジストパターン18を半導体ウェーハ10の表面から剥離除去し、図2(c)に示すように、高融点はんだバンプ26の下方に位置する給電シード16以外の不要な給電シード16をエッチング除去する。しかる後、図2(d)に示すように、高融点はんだバンプ26をリフロー炉で高融点はんだバンプ26の融点以上に加熱(リフロー)し、これによって、高融点はんだバンプ26を一旦溶融させて球状高融点はんだバンプ28を形成し、同時に高融点はんだバンプ26内のガス出しを行う。
前述のように、半導体ウェーハ10の表面に、外部回路との接続のための銅バンプ24や球状高融点はんだバンプ28からなるバンプが形成されると、半導体ウェーハ10は、LSIチップ等の半導体チップ(ダイ)ごとにダイシングされ、この半導体チップの配線回路がパッケージ基板等の回路基板の配線回路にバンプを通して接続される。
図3は、図2に示す球状高融点はんだバンプ28を形成した半導体ウェーハ10をダイシングして得られた半導体チップ(LSIチップ)30と、共晶はんだバンプ32を形成したパッケージ基板等の回路基板34とを接合する時の工程を示す。回路基板34には配線回路が形成され、この配線回路の端部に電極パッド36が外部に露出して接続されて、この電極パッド36に共晶はんだバンプ32が設けられている。
図3(a)に示すように、半導体チップ30の球状高融点はんだバンプ28と回路基板34の共晶はんだバンプ32とを互いに対向させつつ、半導体チップ30と回路基板34の正確な位置合せを行う。そして、半導体チップ30と回路基板34をリフロー炉内に搬入し、図3(b)に示すように、球状高融点はんだバンプ28と共晶はんだバンプ32を互いに当接させつつ、リフロー炉内を共晶はんだバンプ32の融点より高い温度に昇温させて、球状高融点はんだバンプ28と共晶はんだバンプ32との溶融接続を行う。この接合時に、必要に応じて、接合部に濡れ性改善のためのペーストを用い、または接合部に不活性ガスまたは水素と不活性ガスとの混合ガスを流す。バンプ接合に不良があると、導通不良や使用途中での断線を生じさせることになるため、バンプ接合は一様で強固な接続となることが求められる。
図4は、図1に示す銅バンプ24を形成した半導体ウェーハ10をダイシングして得られた半導体チップ(LSIチップ)38と、前述と同様な共晶はんだバンプ32を形成したパッケージ基板等の回路基板34とを接合する時の工程を示す。
図4(a)に示すように、半導体チップ38の銅バンプ24と回路基板34の共晶はんだバンプ32とを互いに対向させつつ、半導体チップ38と回路基板34の正確な位置合せを行う。そして、半導体チップ38と回路基板34をリフロー炉内に搬入し、図4(b)に示すように、銅バンプ24と共晶はんだバンプ32を互いに当接させつつ、リフロー炉内を共晶はんだバンプ32の融点より高い温度に昇温させて、銅バンプ24と共晶はんだバンプ32との溶融接続を行う。
図5は、図1に示す銅バンプ24を、例えば無光沢銅めっき液を使用した無光沢銅めっきで形成した半導体ウェーハ10をダイシングして得られた半導体チップ(LSIチップ)38と、前述と同様な共晶はんだバンプ32を形成したパッケージ基板等の回路基板34とを接合する時の工程を示す。このように、銅バンプ24を、例えば無光沢銅めっき液を使用した無光沢銅めっきで形成すると、銅バンプ24の表面は、無光沢表面、つまり光沢表面ではない粗い表面24aとなる。
そして、図5(a)に示すように、半導体チップ38の粗い表面24aを有する銅バンプ24と回路基板34の共晶はんだバンプ32とを互いに対向させつつ、半導体チップ38と回路基板34の正確な位置合せを行う。そして、半導体チップ40と回路基板34をリフロー炉内に搬入し、図5(b)に示すように、銅バンプ24と共晶はんだバンプ32とを互いに当接させつつ、リフロー炉内を共晶はんだバンプ32の融点より高い温度に昇温させて、銅バンプ24と共晶はんだバンプ32との溶融接続を行う。
このように、銅バンプ24が粗い表面24aを有する場合、銅バンプ24と共晶はんだバンプ32との間に入り込んだ空気が抜け難くなって、図5(b)に示すように、溶融した共晶はんだバンプ32の内部にボイド(気泡)40が生じ易くなる。このように、溶融した共晶はんだバンプ32の内部にボイド(気泡)40が生じると、はんだの見かけの体積が大きくなって回路の短絡を引き起こしたり、基板の合せ平行度を悪くしたりする。また、バンプ接合箇所の機械的強度が弱くなって、接続寿命が短くなる。
近年、バンプ自体と該バンプの配列ピッチの微細化が進み、この傾向は今後更に進むと考えられる。こうため、半導体チップとパッケージ基板等の回路基板との位置合せ精度が更に強く要求されることになり、また、僅かなボイド欠陥でも製品の信頼性を落としてしまうことになる。
しかしながら、例えば図4に示すように、図1に示す銅バンプ24を形成した半導体ウェーハ10をダイシングして得られた半導体チップ38と、共晶はんだバンプ32を形成した回路基板34とを互いに接合する場合、これら銅バンプ24及び共晶はんだバンプ32は、半導体ウェーハ10及び回路基板34毎に別々の工程で形成されているため、銅バンプ24と共晶はんだバンプ32との位置合せかなり困難となる。このことは、図3に示すように、図2に示す球状高融点はんだバンプ28を形成した半導体ウェーハ10をダイシングして得られた半導体チップ30と共晶はんだバンプ32を形成した回路基板34とを接合する場合も同様である。
また、図5に示すように、粗い表面24aを有する銅バンプ24と共晶はんだバンプ32とを互いに溶融接合させることによって、強固な接合部を作ることができるが、はんだバンプの内部にボイドが生じ易くなり、このため、一様で安定した信頼性の高いバンプ接合を実現することが困難となる。
このため、半導体ウェーハをダイシングして得られる半導体チップとパッケージ基板等の回路基板との位置合せを高い精度で容易に行いながら、溶融接合時にはんだバンプ内にボイドを発生させない接合を実現することが強く望まれている。
本発明は上記に鑑みて為されたもので、半導体ウェーハをダイシングして得られる半導体チップと回路基板との位置合せを高い精度で容易に行いながら、溶融接合時にはんだバンプ内にボイドを発生させない接合を実現できるバンプ形成方法、及び該バンプを使用した接合方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、集積回路を有する半導体ウェーハの表面にレジストパターンを形成し、前記レジストパターンのレジスト開口部内に銅めっきによって銅めっき膜を成長させて粗い表面を有する銅バンプを形成し、前記銅バンプの表面にすずまたはすず合金めっきによってはんだバンプを形成し、しかる後、前記レジストパターンを半導体ウェーハ表面から剥離除去することを特徴とするバンプ形成方法である。
このように、銅バンプの粗い表面にはんだバンプを形成することで、銅バンプにはんだバンプを強固に接合することができる。また、同じレジストパターンを使用しためっきで銅バンプとはんだバンプを形成することで、両者の接続位置を正確に一致させつつ、均一な高さを保った銅バンプとはんだバンプからなるバンプを形成し、しかも、銅バンプとはんだバンプとの接合界面に気泡や異物が混入することを防止して、接合部に欠陥が生じることを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記銅バンプの粗い表面の算術平均粗さは、0.2μm以上であることを特徴とする請求項1記載のバンプ形成方法である。
これにより、粗い表面を有する銅バンプの該表面にはんだバンプを強固に接合することができる。
請求項3に記載の発明は、前記銅バンプの高さは、10μm以上であることを特徴とする請求項1または2記載のバンプ形成方法である。
これにより、銅バンプと該銅バンプの表面に接合したはんだバンプからなるバンプの均一な高さを確保することができる。
請求項4に記載の発明は、前記銅バンプと該銅バンプの表面に形成されるはんだバンプの合計の高さは、前記レジストパターンの高さよりも低いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバンプ形成方法である。
請求項5に記載の発明は、前記銅バンプと該銅バンプの表面に形成されるはんだバンプの合計の高さは、前記レジストパターンの高さよりも高いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバンプ形成方法である。
これにより、はんだバンプの体積を大きくすることができる。
請求項6に記載の発明は、前記粗い表面を有する銅バンプを、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させた後、銅めっき膜にめっき時とは逆の電圧を印加して形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバンプ形成方法である。
請求項7に記載の発明は、前記粗い表面を有する銅バンプを、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させながら、少なくともめっき終盤に正電と逆電の印加を繰返すPR法を採用することによって形成することを特徴とするバンプ請求項1乃至5のいずれかに記載のバンプ形成方法である。
請求項8に記載の発明は、前記粗い表面を有する銅バンプを、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させた後、銅めっき膜表面を化学薬品でエッチングして形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバンプ形成方法である。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載のバンプ形成方法によってバンプを形成した半導体ウェーハをダイシングして得られた半導体チップと平坦な電極パッドを有する回路基板とを互いに対向させ、前記半導体チップに設けられたバンプと前記回路基板の電極パッドとを当接させ該バンプをリフローさせて前記バンプと前記電極パッドを溶融接合させることを特徴とする接合方法である。
回路基板に形成された平坦な電極パッドは、一般に比較的広い面積を有しており、しかもバンプどうしの尖端位置を合せる場合と異なり、バンプの先端と平坦な電極パッドとの位置合せを行うため、半導体チップと回路基板との位置合せが容易となる。
本発明によれば、半導体ウェーハの表面に、半導体ウェーハをダイシングして得られる半導体チップと回路基板との位置合せを高い精度で容易に行いながら、溶融接合時にはんだバンプ内にボイドを発生させない接合を実現できるバンプを形成することができる。
半導体ウェーハの表面に銅バンプを電気めっきによって形成する一連のバンプ形成工程を工程順に示す図である。 半導体ウェーハの表面に高融点はんだバンプを電気めっきによって形成する一連のバンプ形成工程を工程順に示す図である。 球状高融点はんだバンプを形成した半導体ウェーハをダイシングして得られた半導体チップと共晶はんだバンプを形成した回路基板とを接合する時の工程を工程順に示す図である。 銅バンプを形成した半導体ウェーハをダイシングして得られた半導体チップと共晶はんだバンプを形成した回路基板とを接合する時の工程を工程順に示す図である。 粗い表面を有する銅バンプを形成した半導体ウェーハをダイシングして得られた半導体チップと共晶はんだバンプを形成した回路基板とを接合する時の工程を工程順に示す図である。 (a)はLSI等の集積回路を有する半導体ウェーハを示す平面図で、(b)は半導体チップを示す平面図で、(c)はバンプを形成するための1つのバンプパターン基本形を示す平面図で、(d)はバンプを形成するための1つのバンプパターン基本形を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態のバンプ形成方法におけるバンプを形成するまでの工程を工程順に示す図である。 本発明の第1の実施形態のバンプ形成方法におけるレジストパターン剥離除去後の工程を工程順に示す図である。 本発明の第2の実施形態のバンプ形成方法におけるバンプを形成するまでの工程を工程順に示す図である。 本発明の第2の実施形態のバンプ形成方法におけるレジストパターン剥離除去後の工程を工程順に示す図である。 電気めっき装置の一例を示す概要図である。 銅バンプとはんだバンプからなるバンプを形成した半導体ウェーハをダイシングして得られた半導体チップと回路基板とを接合する時の工程を工程順に示す図である。 無光沢銅めっき液を用いた無光沢銅めっきで銅バンプを形成したときのバンプ表面の光学写真である。 光沢銅めっき液を用いた光沢銅めっきで銅バンプを形成し、その後、めっき電流を反対とした逆めっきを行ったときのバンプ表面の光学写真である。 光沢銅めっき液を用い、めっき電流にPR−パルス方式を用いた光沢銅めっきで銅バンプを形成したときのバンプ表面の光学写真である。 光沢銅めっき液を用いた光沢銅めっきで銅バンプを形成し、その後、エッチング液を用いて銅バンプ表面にエッチングを行ったときのバンプ表面の光学写真である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図6は、LSI等の集積回路を有する半導体ウェーハ50、LSIチップ等の半導体チップ52及びバンプを形成するための1つのバンプパターン基本形を示す。つまり、図6(a)に示すように、半導体ウェーハ50には多数の半導体チップ(ダイ)52が一体に形成され、半導体ウェーバ50をダイシングラインに沿ってダイシングすることによって、図6(b)に示すように、半導体チップ52毎に分離される。半導体ウェーハ50が半導体チップ52毎に分離される前に、半導体ウェーハ50の表面のバンプ形成領域54にバンプが形成される。つまり、図6(c)及び図6(d)に示すように、各バンプ形成領域54にレジスト開口部56が位置し、該レジスト開口部56以外をレジスト58で覆うように、半導体ウェーハ50の表面にレジストパターン60が形成され、レジスト開口部56内にめっきによってバンプが形成される。以下、図6(d)で示すダンプパターン断面図を用いて本発明のバンプ形成方法を説明する。
図7及び図8は、本発明の第1の実施形態のバンプ形成方法を工程順に示す。図7(a)に示すように、半導体ウェーハ50は、図示しないトランジスタ及び微細な配線回路等が形成された絶縁層62を有しており、この配線回路の末端に電極パッド64が接続されている。電極パッド64は、絶縁層62に覆われることなく外部に露出しており、半導体ウェーハ50の電極パッド64を含む表面は、電導性のある金属膜からなる給電シード(銅シード)66で覆われている。そして、この半導体ウェーハ50の表面に、レジストパターン60を、該レジストパターン60のレジスト開口部56内に電極パッド64が位置するように形成する。これによって、半導体ウェーハ50の表面のレジスト開口部56に対応する位置以外の領域をレジスト58で覆う。
次に、図7(b)に示すように、半導体ウェーハ50の表面に、光沢剤等の添加剤を含まない無光沢銅めっき液を使用した無光沢銅めっきを施し、レジストパターン60のレジスト開口部56内に位置する給電シード66の表面に無光沢銅めっき膜を成長させて、該レジスト開口部20内に、粗い表面68aを有する銅バンプ68を形成する。つまり、このように電気めっきを行うと、給電シード66のレジスト開口部56に対応する領域のみがめっき液に触れているため、レジストパターン60に倣った銅バンプ68が形成される。この時、半導体ウェーハ10の端部から給電シード66に給電することで電気めっきが行われる。
この銅バンプ68の粗い表面68aの算術平均粗さRaは、0.2μm以上(Ra≧0.2μm)であることが好ましい。このように、銅バンプ68の粗い表面68aの算術平均粗さRaを0.2μm以上とすることで、この粗い表面68aに下記のはんだバンプ70を強固に接合することができる。また、銅バンプ68aの高さHは、10μm以上(H≧10)であることが好ましい。このように、銅バンプ68aの高さHを10μm以上とすることによって、銅バンプ68と該銅バンプ68aの表面にめっき(接合)したはんだバンプ70からなるバンプ72の均一な高さを確保することができる。
次に、図7(c)に示すように、半導体ウェーハ50の表面にすずまたはすず合金めっきを施し、レジストパターン60のレジスト開口部56内に位置する銅バンプ68の粗い表面68a上にすずまたはすず合金めっき膜を成長させてはんだバンプ70を形成する。これによって、レジストパターン60のレジスト開口部56内に銅バンプ68とはんだバンプ70からなるバンプ72を形成する。このように、共通のレジストパターン60を使用することで、銅バンプ68とはんだバンプ70の接続位置を正確に一致させることができる。ここで、はんだバンプ70は、すず又はすず合金の鉛フリーはんだである。
この例では、バンプ72の高さHがレジストパターン60の高さHよりも低く(H<H)なり、バンプ72がその全長に亘ってレジストパターン60のレジスト開口部56内に位置し、これによって、バンプ72が円筒状となるようにしている。
前述のようにして、半導体ウェーハ50の所定位置にバンプ72を形成した後、図8(a)に示すように、レジストパターン60を半導体ウェーハ50の表面から剥離除去する。次に、図8(b)に示すように、銅バンプ68の下方に位置する給電シード66以外の不要な給電シード66をエッチング除去する。しかる後、図8(c)に示すように、はんだバンプ70をリフロー炉ではんだバンプ70の融点以上に加熱(リフロー)し、はんだバンプ70を一旦溶融させる。これによって、均一な高さを有する銅バンプ68とはんだバンプ70からなる球状バンプ74を形成し、同時にはんだバンプ70内のガス出しを行う。
このように、銅バンプ68の粗い表面68aにはんだバンプ70を形成することで、銅バンプ68とはんだバンプ70の接合強度を高めることができる。しかも、銅バンプ68の粗い表面68aにめっきではんだバンプ70を形成することで、銅バンプ68とはんだバンプ70の界面にボイド等の欠陥が生じたり、異物が混入したりすることを防止し、これによって、はんだバンプ70のリフローによって、欠陥が生じてしまうことを防止することができる。
なお、上記の例では、半導体ウェーハ50の表面に、光沢剤等の添加剤を含まない無光沢銅めっき液を使用した無光沢銅めっきを施して、算術平均粗さRaが、例えば0.2μm以上の粗い表面68aを有する銅バンプ68を形成するようにした例を示しているが、光沢剤等の添加剤を含む光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させた後、銅めっき膜にめっき時とは逆の電圧を印加してすることで、粗い表面を有する銅バンプを形成するようにしてもよい。また、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させながら、少なくともめっき終盤に正電と逆電の印加を繰返すPR(Periodic Reverse Electroplating)法を採用するによって、粗い表面を有する銅バンプを形成したり、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させた後、銅めっき膜表面を化学薬品でエッチングして粗い表面を有する銅バンプを形成したりしてもよい。この化学薬品としては、例えば硫酸等の酸性液や、硫酸等の酸性液に過酸化水素水を混合した酸性溶液が挙げられる。
図9及び図10は、本発明の第2の実施形態のバンプ形成方法を工程順に示す。前述の実施形態と同様にして、図9(a)及び図9(b)に示すように、レジストパターン60のレジスト開口部56内に位置する給電シード66の表面に無光沢銅めっき膜を成長させて、該レジスト開口部20内に、粗い表面68aを有する銅バンプ68を形成する。
次に、図9(c)に示すように、半導体ウェーハ50の表面にすずまたはすず合金めっきを施し、レジストパターン60のレジスト開口部56内に位置する銅バンプ68の粗い表面68a上にすずまたはすず合金めっき膜を成長させてはんだバンプ76を形成し、これによって、レジストパターン60のレジスト開口部56内に銅バンプ68とはんだバンプ76からなるバンプ78を形成する。
この例では、バンプ78の高さHがレジストパターン60の高さHよりも高く(H<H)なり、はんだバンプ76の上部が半球状にレジストパターン60のレジスト開口部56から膨出して、はんだバンプ76の体積が大きくなるようにしている。
そして、図10(a)に示すように、レジストパターン60を半導体ウェーハ50の表面から剥離除去し、図10(b)に示すように、銅バンプ68の下方に位置する給電シード66以外の不要な給電シード66をエッチング除去する。しかる後、図10(c)に示すように、はんだバンプ76をリフロー炉ではんだバンプ76の融点以上に加熱(リフロー)し、はんだバンプ76を一旦溶融させ、これによって、均一な高さを有する銅バンプ68とはんだバンプ76からなる球状バンプ79を形成し、同時にはんだバンプ76内のガス出しを行う。
レジストパターン60が形成された半導体ウェーハ50の表面に電気めっきを行う電気めっき装置の一例を図11に示す。図11に示すように、電気めっき装置は、内部にめっき液を保持するめっき槽80と、レジストパターン60が形成された半導体ウェーハ50を着脱自在に保持するウェーハホルダ82と、アノードホルダ84で保持されめっき槽80内のめっき液に浸漬させて所定の位置に配置されるアノード86と、攪拌機構88の駆動に伴って往復銅してアノード86と半導体ウェーハ50との間のめっき液を攪拌する攪拌翼90を有している。これによって、ウェーハホルダ82で保持した半導体ウェーハ50をめっき槽80のめっき液中に浸漬させてアノード86と対向する位置に配置し、導線94を介してめっき電源92の陰極を半導体ンウェーハ50に、導線96を介してめっき電源92の陽極をアノード86にそれぞれ接続し、必要に応じて、攪拌機構50の攪拌翼51を往復運動させて、めっき液を攪拌することで、半導体ウェーハ50の表面にめっきが行われる。めっき液として、銅めっきを行う時には銅めっき液が、はんだめっきを行う時にははんだめっき液が用いられる。
次に、図8及図9に示す方法で球状バンプ74を形成した半導体ウェーハ50をダイシングして得られた半導体チップ52を、前述と同様なパッケージ基板等の回路基板32の内部配線(図示せず)に接続して露出させた電極パッド36に接続する例を図12を参照して説明する。なお、図10及図11に示す方法で球状バンプ79を形成した半導体ウェーハ50をダイシングして得られた半導体チップ52にあっても同様である。
この場合、図12(a)に示すように、回路基板32の電極パッド36に共晶はんだバンプを形成することなく、半導体チップ52に形成された球状バンプ74と、回路基板32の、例えば図3に示す共晶はんだバンプ32よりもやや大きな面積を有する平坦な電極パッド36とを互いに対向させつつ、半導体チップ52と回路基板32の正確な位置合せを行う。この状態で、半導体チップ52と回路基板34をリフロー炉内に搬入し、図12(b)に示すように、球状バンプ74と平坦な電極パッド36とを互いに当接させつつ、リフロー炉内を球状バンプ74のはんだバンプ70の融点より高い温度に昇温させて、球状バンプ74のはんだバンプ70と回路基板32の電極パッド36との溶融接続を行う。この接合時に、必要に応じて、接合部に濡れ性改善のためのペーストを用い、または接合部に不活性ガスまたは水素と不活性ガスとの混合ガスを流す。
このように、半導体チップ52の球状バンプ74のはんだバンプ70と回路基板32の電極パッド36とを溶融接続するようにすると、例えば図3の従来例に示すように、半導体チップ30の球状高融点はんだバンプ28と回路基板34の共晶はんだバンプ32とを溶融接合する場合と比較して、球状バンプ74と面積の広い平面の電極パッド36との接続は、バンプどうしの尖端位置を合せる必要がなく、このため半導体ウェーハ50と回路基板34との位置合せが楽になる。また、銅バンプ68とはんだバンプ70とは、均一な高さをもって既に良好に接続されているため、再度のリフロー時に欠陥を生じさせることなく、球状バンプ74のはんだバンプ70と回路基板32の電極パッド36との溶融接続を行うことができる。
前述のように、粗い表面68aを有する銅バンプ68の該表面68aにはんだバンプ70(または76)を接合することで、強固な接合が得られる。一方、図5に示す従来例のように、荒れていたり複雑な形状の粗い表面24aを持つ銅バンプ24の該表面24aと共晶はんだバンプ32とを空気中で乾式で接合すると、共晶はんだバンプ32内にボイド等の欠陥が生じやすい。本発明のように、粗い表面68aを持つ銅バンプ68の該表面68aに、同じレジストパターンを使用しためっきではんだバンプ70(または76)を接合することで、銅バンプ68とはんだバンプ70(または76)の接続位置が正確に一致し、しかも銅バンプ68とはんだバンプ70(または76)との接合界面に気泡や異物が混入することを防止して、接合部に欠陥が生じることを防止することができる。
図13は、無光沢銅めっき液を用いた無光沢銅めっきで銅バンプを形成したときのバンプ表面の光学写真である。銅バンプ表面の算術平均粗さRaは、0.74μm(Ra=0.74μm)である。これによって、十分な表面粗さを有する銅バンプを形成できることが判る。
図14は、光沢銅めっき液を用いた光沢銅めっきで銅バンプを形成し、その後、めっき電流を反対とした逆めっきを行ったときのバンプ表面の光学写真である。銅バンプ表面の算術平均粗さRaは、0.25μm(Ra=0.25μm)である。これによっても、十分な表面粗さを有する銅バンプを形成できることが判る。
図15は、光沢銅めっき液を用い、めっき電流にPR−パルス方式を用いた光沢銅めっきで銅バンプを形成したときのバンプ表面の光学写真である。PR−パルス方式は、周期的に短時間の逆方向の電流を流しながらめっきを行う方式で、その電流波形がパルス形である電気めっき方式である。周期的な逆方向の電流の大きさや時間の掛け方により膜の表面粗さを調整することができるが、図15に示す銅バンプ表面の算術平均粗さRaは、0.47μm(Ra=0.47μm)である。これによっても、十分な表面粗さを有する銅バンプを形成できることが判る。
図16は、光沢銅めっき液を用いた光沢銅めっきで銅バンプを形成し、その後、エッチング液を用いて銅バンプ表面にエッチングを行ったときのバンプ表面の光学写真である。銅バンプ表面の算術平均粗さRaは0.21μm(Ra=0.21μm)である。これによっても、十分な表面粗さを有する銅バンプを形成できることが判る。
34 回路基板
36 電極パッド
50 半導体ウェーハ
52 半導体チップ
54 バンプ形成領域
56 レジスト開口部
58 レジスト
60 レジストパターン
62 絶縁層
64 電極パッド
66 給電シード
68 銅バンプ
68a 粗い表面
70,76 はんだバンプ
72,78 バンプ
74,79 球状バンプ

Claims (9)

  1. 集積回路を有する半導体ウェーハの表面にレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンのレジスト開口部内に銅めっきによって銅めっき膜を成長させて粗い表面を有する銅バンプを形成し、
    前記銅バンプの表面にすずまたはすず合金めっきによってはんだバンプを形成し、しかる後、
    前記レジストパターンを半導体ウェーハ表面から剥離除去することを特徴とするバンプ形成方法。
  2. 前記銅バンプの粗い表面の算術平均粗さは、0.2μm以上であることを特徴とする請求項1記載のバンプ形成方法。
  3. 前記銅バンプの高さは、10μm以上であることを特徴とする請求項1または2記載のバンプ形成方法。
  4. 前記銅バンプと該銅バンプの表面に形成されるはんだバンプの合計の高さは、前記レジストパターンの高さよりも低いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバンプ形成方法。
  5. 前記銅バンプと該銅バンプの表面に形成されるはんだバンプの合計の高さは、前記レジストパターンの高さよりも高いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバンプ形成方法。
  6. 前記粗い表面を有する銅バンプを、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させた後、銅めっき膜にめっき時とは逆の電圧を印加して形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバンプ形成方法。
  7. 前記粗い表面を有する銅バンプを、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させながら、少なくともめっき終盤に正電と逆電の印加を繰返すPR法を採用することによって形成することを特徴とするバンプ請求項1乃至5のいずれかに記載のバンプ形成方法。
  8. 前記粗い表面を有する銅バンプを、光沢銅めっき液を使用した光沢銅めっきで銅めっき膜を成長させた後、銅めっき膜表面を化学薬品でエッチングして形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバンプ形成方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のバンプ形成方法によってバンプを形成した半導体ウェーハをダイシングして得られた半導体チップと平坦な電極パッドを有する回路基板とを互いに対向させ、前記半導体チップに設けられたバンプと前記回路基板の電極パッドとを当接させ該バンプをリフローさせて前記バンプと前記電極パッドを溶融接合させることを特徴とする接合方法。
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