JP2011052781A - トルクコンバータ - Google Patents
トルクコンバータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011052781A JP2011052781A JP2009203373A JP2009203373A JP2011052781A JP 2011052781 A JP2011052781 A JP 2011052781A JP 2009203373 A JP2009203373 A JP 2009203373A JP 2009203373 A JP2009203373 A JP 2009203373A JP 2011052781 A JP2011052781 A JP 2011052781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- turbine
- stator
- core
- torque converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
【解決手段】このトルクコンバータは、フロントカバー2と、インペラー10と、タービン11と、第1ステータ12と、第2ステータ13と、を備えている。インペラー10は、複数のインペラーブレード19と、複数のインペラーブレード19を支持するインペラーコアと、を有している。タービン11は、インペラーブレード19に対向する複数のタービンブレード23と、複数のタービンブレード23を支持するタービンコア22と、を有している。第1ステータ12はタービン11側に配置され、第2ステータ13はインペラー10側に配置されている。そして、インペラー10の作動流体入口側半径とタービン11の作動流体出口側半径とが異なっており、インペラーコア18とタービンコア22とは同形状である。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の一実施形態が採用されたトルクコンバータ1の縦断面概略図である。トルクコンバータ1は、フロントカバー2と、トルクコンバータ本体3と、を備えており、エンジンのクランクシャフトからトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するための装置である。図1の左側に図示しないエンジンが配置され、図1の右側に図示しないトランスミッションが配置されている。図1に示すO−Oがトルクコンバータ1の回転軸である。
前述のように、インペラー10の作動流体入口側半径R1とタービン11の作動流体出口側半径R2とは異なるが、インペラーコア18とタービンコア22とを同じ形状にしている。このため、部品の共通化を図ることができる。
第1ステータ12は第2ステータ13よりも内周側に配置されている。両ステータ12,13について、より詳細に説明すると、第1ステータ12は、第1ステータブレード27の内周縁27a(シェル側の縁)及び外周縁27b(コア側の縁)が、ともに回転軸O−Oに対して平行である。また、第2ステータ13においては、第2ステータブレード33の内周縁(シェル側の縁)はインペラーシェル17の形状にほぼ沿って形成されている。すなわち、第2ステータブレード33の内周縁は、第1ステータ12に近い側の端部が最も内側に位置しており、この最内周部が第1ステータ12の内周縁とほぼ同じ位置である。そして、第2ステータブレード33の内周縁は第1ステータ12から離れるに従って外周側に位置するように円弧状である。
本実施例におけるトルクコンバータの基本的な動作は、一般的な従来のトルクコンバータの動作と同様である。すなわち、ロックアップ解除されているときには、フロントカバー2とタービン11との間のトルク伝達は、インペラー10とタービン11との間の流体駆動によって行われる。具体的には、フロントカバー2とともにインペラー10が回転させられると、作動油は遠心力によってインペラー10からタービン11へと流れる。インペラー10からタービン11へ流れてきた作動油はタービン11を回転させた後に、第1ステータ12及び第2ステータ13を通過する。これらのステータ12,13を通過する際には、各ステータブレード27,33に衝突した作動油はブレードによって向きを変えられ、インペラー13へと戻される。
このような実施形態では、インペラー10とタービン11とは対称に形成されていないが、インペラーコア28とタービンコア22とを同形状にしているので、部品の共通化を図ることができ、製造費を抑えることができる。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
2 フロントカバー
3 トルクコンバータ本体
10 インペラー
11 タービン
12 第1ステータ
13 第2ステータ
18 インペラーコア
19 インペラーブレード
22 タービンコア
23 タービンブレード
27 第1ステータブレード
33 第2ステータブレード
34 コアリング
34a 支持部
34b 延長部
Claims (9)
- エンジンからのトルクを、流体を介してトランスミッション側に伝達するためのトルクコンバータであって、
エンジンからのトルクが入力されるフロントカバーと、
前記フロントカバーとともに流体室を構成し、複数のインペラーブレードと前記複数のインペラーブレードを支持するインペラーコアとを有するインペラーと、
前記インペラーブレードに対向する複数のタービンブレードと前記複数のタービンブレードを支持するタービンコアとを有し、トランスミッションにトルクを出力可能なタービンと、
前記インペラーの内周部と前記タービンの内周部との間において、前記タービン側に配置され、前記タービンから前記インペラーに流れる流体の流れを整流するための複数の第1ステータブレードを有する第1ステータと、
前記インペラーの内周部と前記タービンの内周部との間において、前記インペラー側に配置され、前記タービンから前記インペラーに流れる流体の流れを整流するための複数の第2ステータブレードを有する第2ステータと、
を備え、
前記インペラーの作動流体入口側半径と前記タービンの作動流体出口側半径とが異なっており、
前記インペラーコアと前記タービンコアとは同形状である、
トルクコンバータ。 - 前記第1ステータブレードの内周縁は前記第2ステータブレードの内周縁より内周側に位置している、請求項1に記載のトルクコンバータ。
- 前記第2ステータは前記第2ステータブレードを支持する環状のコアリングを有しており、前記コアリングは、前記第1ステータブレードの外周部にまで延長して形成されて、前記第1ステータのコアリングを兼用している、請求項1又は2に記載のトルクコンバータ。
- 前記第1ステータブレードの内周縁及び外周縁は回転軸に平行である、請求項2に記載のトルクコンバータ。
- エンジンからのトルクを、流体を介してトランスミッション側に伝達するためのトルクコンバータであって、
エンジンからのトルクが入力されるフロントカバーと、
前記フロントカバーとともに流体室を構成し、複数のインペラーブレードと前記複数のインペラーブレードを支持するインペラーコアとを有するインペラーと、
前記インペラーブレードに対向する複数のタービンブレードと前記複数のタービンブレードを支持するタービンコアとを有し、トランスミッションにトルクを出力可能なタービンと、
前記インペラーの内周部と前記タービンの内周部との間において、前記タービン側に配置され、前記タービンから前記インペラーに流れる流体の流れを整流するための複数の第1ステータブレードを有する第1ステータと、
前記インペラーの内周部と前記タービンの内周部との間において、前記インペラー側に配置され、前記タービンから前記インペラーに流れる流体の流れを整流するための複数の第2ステータブレードを有する第2ステータと、
を備え、
前記第2ステータは前記第2ステータブレードを支持する環状のコアリングを有しており、前記コアリングは、前記第1ステータブレードの外周部にまで延長して形成されて、前記第1ステータのコアリングを兼用している、
トルクコンバータ。 - 前記インペラーコアと前記タービンコアとは同形状である、請求項5に記載のトルクコンバータ。
- 前記インペラーの作動流体入口側半径と前記タービンの作動流体出口側半径とが異なっている、請求項6に記載のトルクコンバータ。
- 前記第2ステータブレードは、外周部における作動流体入口側の端部に外周側に突出する凸部を有しており、前記凸部は前記コアリングの内周部に係止して、前記コアリングの軸方向の位置決めがなされている、請求項5から7のいずれかに記載のトルクコンバータ。
- 前記コアリングの延長部の先端部は、外周側に拡がるテーパ形状となっている、請求項5から8のいずれかに記載のトルクコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009203373A JP5167218B2 (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | トルクコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009203373A JP5167218B2 (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | トルクコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011052781A true JP2011052781A (ja) | 2011-03-17 |
JP5167218B2 JP5167218B2 (ja) | 2013-03-21 |
Family
ID=43941995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009203373A Expired - Fee Related JP5167218B2 (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | トルクコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5167218B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012176803A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2012-12-27 | 本田技研工業株式会社 | トルクコンバータのステータ構造 |
JP2013133942A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-08 | Ringspann Gmbh | 一方向クラッチ |
WO2014045770A1 (ja) * | 2012-09-19 | 2014-03-27 | 本田技研工業株式会社 | トルクコンバータのステータ構造 |
KR101393129B1 (ko) | 2010-09-13 | 2014-05-08 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 토크 컨버터 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523976A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-12 | Komatsu Ltd | Reduction gear for use in transmitting power |
JPH0428258U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-06 | ||
JP2008286250A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Yutaka Giken Co Ltd | 流体継手 |
-
2009
- 2009-09-03 JP JP2009203373A patent/JP5167218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523976A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-12 | Komatsu Ltd | Reduction gear for use in transmitting power |
JPH0428258U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-06 | ||
JP2008286250A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Yutaka Giken Co Ltd | 流体継手 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101393129B1 (ko) | 2010-09-13 | 2014-05-08 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 토크 컨버터 |
WO2012176803A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2012-12-27 | 本田技研工業株式会社 | トルクコンバータのステータ構造 |
JPWO2012176803A1 (ja) * | 2011-06-24 | 2015-02-23 | 本田技研工業株式会社 | トルクコンバータのステータ構造 |
US9267591B2 (en) | 2011-06-24 | 2016-02-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Torque converter stator structure |
JP2013133942A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-08 | Ringspann Gmbh | 一方向クラッチ |
WO2014045770A1 (ja) * | 2012-09-19 | 2014-03-27 | 本田技研工業株式会社 | トルクコンバータのステータ構造 |
JP5845544B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2016-01-20 | 本田技研工業株式会社 | トルクコンバータのステータ構造 |
JPWO2014045770A1 (ja) * | 2012-09-19 | 2016-08-18 | 本田技研工業株式会社 | トルクコンバータのステータ構造 |
US9927014B2 (en) | 2012-09-19 | 2018-03-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Stator structure for torque converter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5167218B2 (ja) | 2013-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100806242B1 (ko) | 토크 컨버터 | |
JP5167218B2 (ja) | トルクコンバータ | |
US1327080A (en) | Hydraulic transmission | |
JP2001221318A (ja) | 流体式トルク伝達装置 | |
JP5242514B2 (ja) | トルクコンバータ | |
JP5337740B2 (ja) | トルクコンバータ | |
JP2004197907A (ja) | トルクコンバータ | |
JP5258950B2 (ja) | トルクコンバータ | |
JP5331768B2 (ja) | トルクコンバータ | |
JP4620785B2 (ja) | ステータ及びトルクコンバータ | |
JP5766149B2 (ja) | トルクコンバータにおけるステータ構造 | |
JP3745937B2 (ja) | ステータ組立体 | |
JP2016130542A (ja) | トルクコンバータのステータホイール及びトルクコンバータ | |
JP2004197906A (ja) | トルクコンバータ | |
JP5688005B2 (ja) | トルクコンバータ | |
JP3881152B2 (ja) | 羽根車及び流体式トルク伝達装置 | |
JP4824421B2 (ja) | トルクコンバータ | |
JP5575707B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP5072230B2 (ja) | ステータ | |
JP2020079627A (ja) | トルクコンバータ | |
JP3745942B2 (ja) | ステータ | |
JP2008101741A (ja) | 流体伝動装置 | |
JP2013117292A (ja) | トルクコンバータ | |
JP2019138332A (ja) | トルクコンバータ | |
JP2002295632A (ja) | 流体伝動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121221 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |