JP5337740B2 - トルクコンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、流体を利用して回転力を伝達するトルクコンバータに関する。
従来、ポンプインペラ、タービンランナ及びステータの3要素を備え、エンジン等の動力源からの回転力(トルク)を増幅させて自動変速機に伝達させるトルクコンバータが知られている。トルクコンバータは、ポンプインペラとタービンランナとの間を循環する流体を有しており、この流体によって動力源からのトルクが自動変速機に伝達される。
このようなトルクコンバータの一例を図16に示す。図において、ポンプインペラ101の回転によりタービンランナ102を回転させつつステータ103からポンプインペラ101へと流体が循環する場合、ステータ103の出口のステータコアリング103cとポンプコアリング101cとは一部で重なっているため、ポンプコアリング101cに沿って流れる流体の一部に乱れ(流体の剥離)が生じる。
このように、流体の一部に乱れが生じると、動力源から自動変速機に伝達されるトルクコンバータのトルク容量が減少する。そのため、ステータからポンプインペラに流入する際の流体の乱れを緩和又は抑制させて、トルク容量を増大させるトルクコンバータが提案されている(特許文献1参照)。これは、ポンプインペラの入口部にその流路断面がステータの最大流路断面以下となる流路縮小部を形成することで、ステータからポンプインペラに流入する流体の乱れを緩和又は抑制する(剥離を減少させる)ようにしたものである。
特開平8−21509号公報
上記のようなトルクコンバータは、車両においてこれを搭載するスペースが限られていることから、小型であることが望まれる。そのため、トルクコンバータは、その中心に位置する回転軸方向の厚みが小さくなるように形成されることが好ましい。このようなトルクコンバータの形状を表す指標として扁平率がある。この扁平率は、図16に示すようにポンプインペラ101とタービンランナ102とから構成される流路の断面において、トルクコンバータ100の回転軸Oに対する垂直な方向の寸法をH、回転軸Oに平行な方向の寸法をWとして、W/Hで定義される。従って、扁平率が小さいほどトルクコンバータの回転軸方向の厚みが小さくなるので、小型化の観点から扁平率は小さいことが望ましい。
しかしながら、図16に示すトルクコンバータにおいて、扁平率が例えば0.65以下であると、ポンプインペラ101を構成するポンプシェル101sとポンプブレード101bの屈曲が大きくなり、流体の剥離を防止することが困難になる。そのため、特許文献1のように流路縮小部103cを形成しても、トルク容量を増大させることは困難である。
本発明は、上記の扁平率を小さくしても、流体の剥離を減少させてトルク容量を増大させることができるトルクコンバータを提供することを目的とする。
本発明は、ポンプインペラに入力された回転力を、該ポンプインペラとタービンランナとの間を循環する流体を伝達媒体として、該タービンランナに伝達するトルクコンバータにおいて、前記ポンプインペラは、椀状に形成されたポンプシェルと、該ポンプシェルの内面で前記ポンプインペラの回転軸線のまわりに放射状に配置された複数のポンプブレードと、該ポンプブレードの前記回転軸線側の基端部を固定したポンプコアリングとを有し、前記タービンランナは、椀状に形成されたタービンシェルと、該タービンシェルの内面で前記タービンランナの回転軸線のまわりに放射状に配置された複数のタービンブレードと、該タービンブレードの前記回転軸線側の基端部を固定したタービンコアリングとを有し、隣接する2枚のポンプブレードに挟まれた前記ポンプコアリングの部分、又は隣接する2枚のタービンブレードに挟まれた前記タービンコアリングの部分の少なくとも一方に、該ポンプコアリング又は該タービンコアリングに複数の貫通孔を周方向に間隔をとって設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ポンプインペラに入力された回転力によって、ポンプブレードがポンプインペラの回転軸線を中心として回転する。このとき、ポンプブレードのプレッシャー側(正圧側)の面(以下、プレッシャー面という)付近では、流体の圧力が増加し、ポンプブレードのサクション側(負圧側)の面(以下、サクション面という)付近では、流体の圧力が減少する。
ここで、隣接する2枚のポンプブレードに挟まれたポンプコアリングの部分であって、ポンプコアリングに複数の貫通孔を周方向に間隔をとって設けた場合には、隣接する2枚のポンプブレードに挟まれた流体は、プレッシャー面寄りに設けられた貫通孔からポンプコアリングのタービンコアリング側に流れ込み、ポンプコアリングのタービンコアリング側にある流体は、サクション面寄りに設けられた貫通孔からポンプコアリングのポンプブレード側に流れ込む。そのため、貫通孔がない場合と比較して、ポンプブレードのプレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなる。これにより、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和又は抑制されるので、トルク容量が増加する。
或いは、隣接する2枚のタービンブレードに挟まれたタービンコアリングの部分であって、タービンコアリングに複数の貫通孔を周方向に間隔をとって設けた場合には、ポンプブレードに複数の貫通孔を設けた場合と同様に、貫通孔を設けていない場合と比較して、タービンブレードのプレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなる。これにより、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和又は抑制されるので、トルク容量が増加する。
さらに、隣接する2枚のポンプブレードに挟まれたポンプコアリングの部分と隣接する2枚のタービンブレードに挟まれたタービンコアリングの部分との両方に複数の貫通孔を設けてもよい。その場合には、ポンプブレードのプレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなると共に、タービンブレードのプレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなる。そのため、ポンプインペラで生じる流体の乱れと、タービンランナで生じる流体の乱れが緩和又は抑制される。したがって、ポンプコアリングにのみ貫通孔を設けた場合、又はタービンコアリングにのみ貫通孔を設けた場合と比較して、トルク容量が増加する。
また、ポンプコアリングとタービンコアリングとが対向するようにポンプインペラとタービンランナが配置され、放射状に伸びた複数のステータブレードを有するステータがポンプインペラとタービンランナとの間に設けられ、ステータブレードの外周側を環状に連結し、前記貫通孔に対応する位置まで延在するステータコアリングがポンプコアリングとタービンコアリングとの間に設けられることが好ましい。
これによれば、隣接する2枚のポンプブレードに挟まれたポンプコアリングの部分に複数の貫通孔を周方向に間隔をとって設けた場合には、ポンプブレードの間からプレッシャー面寄りの貫通孔を介してポンプコアリングの内周側に流れ込んだ流体は、貫通孔に対応する位置まで延在するステータコアリングの影響を受けてサクション面寄りの貫通孔に誘導されて、サクション面寄りの貫通孔からポンプブレードの間に流れ込む。そのため、プレッシャー側からサクション側への流体の流れ込みが促進されて、タービンブレードのプレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなり、流体の乱れが緩和又は抑制される。したがって、ステータコアリングがポンプコアリングとタービンコアリングとの間に設けられていない場合と比較して、トルク容量がさらに増加する。
また、隣接する2枚のタービンランナに挟まれたタービンコアリングの部分に複数の貫通孔を周方向に間隔をとって設けた場合には、タービンブレードの間からプレッシャー面寄りの貫通孔を介してタービンコアリングの内周側に流れ込んだ流体は、ステータコアリングの影響を受けてサクション面寄りの貫通孔に誘導されて、サクション面寄りの貫通孔からタービンプブレードの間に流れ込む。そのため、ポンプコアリングに複数の貫通孔をあけた場合と同様に、流体の乱れが緩和又は抑制されて、ステータコアリングがポンプコアリングとタービンコアリングとの間に設けられていない場合と比較して、トルク容量がさらに増加する。
また、ステータコアリングには、貫通孔に対向する凹部が設けられていることが好ましい。これによれば、ポンプブレードの間に設けられたプレッシャー面寄りの貫通孔を介してポンプコアリングの内周側に流れ込んだ流体は、ステータコアリングに設けられた凹部の影響を受けてサクション面寄りの貫通孔に誘導されて、サクション面寄りの貫通孔からポンプブレードの間に流れ込む。そのため、プレッシャー側からサクション側への流体の流れ込みが促進されて、プレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなり、流体の乱れが緩和又は抑制される。したがって、貫通孔に対向する凹部を設けていないステータコアリングがポンプコアリングとタービンコアリングとの間に設けられた場合と比較して、トルク容量がさらに増加する。
また、隣接する2枚のタービンランナに挟まれたタービンコアリングの部分に複数の貫通孔を周方向に間隔をとって設けた場合には、タービンブレードの間に設けられたプレッシャー面寄りの貫通孔を介してタービンコアリングの内周側に流れ込んだ流体は、ステータコアリングブレードに設けられた凹部の影響を受けてサクション面寄りの貫通孔に誘導されて、サクション面寄りの貫通孔からタービンブレードの間に流れ込む。そのため、ポンプコアリングに複数の貫通孔をあけた場合と同様に、流体の乱れが緩和又は抑制されて、貫通孔に対向する凹部を設けていないステータコアリングがポンプコアリングとタービンコアリングとの間に設けられた場合と比較して、トルク容量がさらに増加する。
また、貫通孔は、ポンプコアリングの外周側に設けられていることが好ましい。これによれば、ポンプインペラの回転時に、流体がポンプインペラの内周側から外周側に流れ込むため、ポンプインペラの外周側で流体の圧力が高くなる。そのため、プレッシャー面寄りに設けられた貫通孔での流体の圧力と、サクション面寄りに設けられた貫通孔での流体の圧力との差が大きくなり、プレッシャー側からサクション側への流体の流れ込みが促進される。したがって、プレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなり、流体の乱れが緩和又は抑制されて、トルク容量がさらに増加する。
また、貫通孔は、タービンコアリングの内周側に設けられていることが好ましい。これによれば、タービンランナの回転時に、流体がタービンランナの外周側から内周側に流れ込むため、タービンランナの内周側で流体の圧力が高くなる。そのため、プレッシャー面寄りに設けられた貫通孔での流体の圧力と、サクション面寄りに設けられた貫通孔での流体の圧力との差が大きくなり、プレッシャー側からサクション側への流体の流れ込みが促進される。したがって、プレッシャー面寄りの貫通孔付近とサクション面寄りの貫通孔付近との流体の圧力差が小さくなり、流体の乱れが緩和又は抑制されて、トルク容量がさらに増加する。
第1実施形態のトルクコンバータの断面図。 図1のII―II線に沿うポンプインペラの断面斜視図。 図1のIII―III線に沿うポンプインペラの部分断面図。 第1実施形態のトルクコンバータ特性を示すグラフ。 第2実施形態のトルクコンバータの断面図。 図5のVI―VI線に沿うタービンランナの断面斜視図。 第3実施形態のトルクコンバータの断面図。 第3実施形態のステータの一部側面図。 図7のIX―IX線に沿うポンプインペラとステータの部分断面図。 第3実施形態のトルクコンバータ特性を示すグラフ。 第4実施形態のトルクコンバータの断面図。 第4実施形態のステータの一部側面図。 図11のXIII―XIII断面を示すポンプインペラとステータの部分断面図。 (a)は、第5実施形態のポンプインペラの部分断面図、(b)は、第6実施形態のタービンランナの部分断面図。 第5実施形態のポンプインペラの断面図。 従来技術のトルコンバータの断面図。
[第1実施形態]
本発明に係るトルクコンバータ2は、図1に示すように構成されている。トルクコンバータ2は、エンジンの出力が伝達される駆動軸4(エンジンクランクシャフト)に連結されたフライホイール6に取り付けられている環状のポンプインペラ8、ポンプインペラ8の環状流体吐出口に近接して配置された環状流体流入口を有し変速機構に結合された環状のタービンランナ10、及びタービンランナ10よりポンプインペラ8に戻る流体の流れを偏向するステータ12を備えている。
ポンプインペラ8は、椀状に形成されたポンプシェル8sと、ポンプシェル8sの内面で駆動軸4の回転軸線Oのまわりに放射状に配置された複数のポンプブレード8bと、ポンプブレード8bの回転軸線O側の基端部8beを周に沿って間隔をとって固定したポンプコアリング8rとを有している。ポンプインペラ8は環状に形成され、回転軸線Oに沿って回転する。ポンプインペラ8の外周端は、駆動軸4に連結されたコンバータカバー14に取り付けられている。また、ポンプインペラ8の内周端は、ポンプハブ15に固定されている。
ポンプハブ15内には、出力軸16が回転軸線Oを中心として回転可能に配置されている。
タービンランナ10は、椀状に形成されたタービンシェル10sと、タービンシェル10sの内面で回転軸線Oのまわりに放射状に配置された複数のタービンブレード10bと、タービンブレード10bの回転軸線O側の基端部を周に沿って間隔をとって固定したタービンコアリング10rとを有している。
ステータ12は、ポンプインペラ8とタービンランナ10との間に挟まれるように配置されている。ステータ12は、回転軸線Oのまわりに放射状に延びた複数のステータブレード12bと、各ステータブレード12bの外周側を固定した環状のステータコアリング12cと、各ステータブレード12bの内周側を固定したステータリング12rとを有している。ステータ12は、図示しないハウジングにより回転不能に支持されている固定軸17とワンウェイクラッチ18を介して支持されている。
コンバータカバー14は、円盤状に形成されると共に、その外周端14aがポンプインペラ8側に突出するよう形成されている。トルクコンバータカバー14の外側面にはナット19aが円周方向に沿って複数固定されている。フライホイール6に取り付けられるボルト19bがナット19aにねじ込まれてフライホイール6とコンバータカバー14とが連結される。
ワンウェイクラッチ18は、固定軸17にスプライン嵌合された内輪18iと、内輪18iの周囲に配置された外輪18oと、内輪18iと外輪18oとの間に設けられた係合体18cとを有している。
次に、ポンプインペラ8とタービンランナ10との間を循環する流体について、説明する。ポンプインペラ8とタービンランナ10との間を循環する流体としては、油が挙げられる。この油は、図示しないオイルポンプから油路20を介してトルクコンバータ2の内部に供給される。エンジンの回転がコンバータカバー14からポンプインペラ8に伝達されると、ポンプインペラ8の回転によりトルクコンバータ2内の油に流れが発生する。
タービンランナ10は油の流れによってトルクを作り出し、作り出されたトルクがクラッチハブ22および出力軸16を介して変速機構に伝達される。この動作中、ステータ12は油の流れを変え、ポンプインペラ8からタービンランナ10に伝達されるトルクを増幅させる働きをする。したがって、この油である流体がポンプインペラ8とタービンランナ10との間を循環するトルクの伝達媒体に該当する。
次に、本発明の第1実施形態の特徴的構成であるポンプインペラの構成について、図1及び図2を用いて説明する。2個の貫通孔30a、30bは、隣接する2枚のポンプブレード8bに挟まれたポンプコアリング8rの外周側の部分であって、ポンプコアリング8rの周方向に間隔をとって設けられている。隣接する2枚のポンプブレード8bとポンプコアリング8rとポンプシェル8sとで挟まれた流体は、各貫通孔30a、30bを介してポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとで挟まれた流体と連通する。
次に、貫通孔30a、30bの近傍における流体の動作について、図1及び図3を用いて説明する。エンジンの出力がポンプインペラ8に伝達されると、ポンプインペラ8が回転し、流体がポンプブレード8bに押される。そのため、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bp付近では流体の圧力が増加し、ポンプブレード8bのサクション面8bs付近では流体の圧力が減少する。このとき、ポンプブレード8bのサクション面8bs付近では流体の乱れが生じ、トルク容量が減少する。
貫通孔30a、30bは、ポンプコアリング8rの周方向に設けられているため、貫通孔30aがポンプブレード8bのプレッシャー面8bpに近接し、貫通孔30bがポンプブレード8bのサクション面8bsに近接している。そのため、隣接するポンプブレード8bに挟まれた流体は、貫通孔30aからポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側に流れ込み、ポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側にある流体は、貫通孔30bからポンプコアリング8rのポンプブレード8b側に流れ込む。
このため、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bpとサクション面8bsとで、流体の圧力差が小さくなり、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和、又は抑制される。
貫通孔30a、30bを設けたことによる効果について、図4を用いて以下に説明する。図4は、速度比eに対するトルク比κとトルク容量τと伝達効率ηを表しており、実線はポンプコアリング8rに貫通孔30a、30bを設けている場合を表し、点線はポンプコアリング8rに貫通孔30a、30bを設けていない場合を表している。
ここで、速度比eとは出力軸16の回転速度を入力軸4の回転速度で割ったものであり、トルク比κとは出力軸16のトルクを入力軸4のトルクで割ったものであり、トルク容量τとは入力軸4のトルクを入力軸4の回転速度の2乗で割ったものであり、伝達効率ηとは出力軸16の回転エネルギを入力軸4の回転エネルギで割ったものである。そして、図4からも明らかなように、ポンプコアリング8rに貫通孔30a、30bを設けた場合には、速度比eが0から0.8程度の領域でトルク容量τが増加することが判明した。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。なお、第1実施形態と第2実施形態とは、ポンプコアリング8rに設けられる貫通孔30a、30bが、タービンコアリング10rに設けられる貫通孔30a、30bとなる点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第2実施形態の特徴的構成であるタービンランナ10の構成について説明する。2個の貫通孔30a、30bは、隣接する2枚のタービンブレード10bに挟まれたタービンコアリング10rの部分であって、タービンコアリング10rの内周側の周方向に間隔をとって設けられている。隣接する2枚のタービンブレード10bとタービンコアリング10rとタービンシェル10sとで挟まれた流体は、各貫通孔30a、30bを介してポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとで挟まれた流体と連通する。
次に、貫通孔30a、30bの近傍における流体の動作について説明する。エンジンの出力がポンプインペラ8に伝達されるとポンプインペラ8が回転し、この回転により流れる流体の影響を受けてタービンランナ10が回転する。そのため、流体がタービンブレード10bに押され、タービンブレード10bのプレッシャー面10bp付近では流体の圧力が増加し、タービンブレード10bのサクション面10bs付近では流体の圧力が減少する。このとき、タービンブレード10bのサクション面10bs付近では流体の乱れが生じ、トルク容量が減少する。
貫通孔30a、30bは、タービンコアリング10rの周方向に設けられているため、貫通孔30aがタービンブレード10bのプレッシャー面10bpに近接し、貫通孔30bがタービンブレード10bのサクション面10bsに近接している。そのため、隣接するタービンブレード10bに挟まれた流体は、貫通孔30aからタービンコアリング10rのポンプコアリング8r側に流れ込み、タービンコアリング10rのポンプコアリング8r側にある流体は、貫通孔30bからタービンコアリング10rのタービンブレード10b側に流れ込む。
このため、タービンブレード10bのプレッシャー面10bpとサクション面10bsとで、流体の圧力差が小さくなり、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和、又は抑制される。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図7〜図10に基づいて説明する。なお、第1実施形態と第3実施形態とは、ステータコアリング12cがポンプインペラ8の外周側に延びて、ポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間であって、貫通孔30a、30bに対応する位置まで延在する点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第3実施形態の特徴的構成であるステータ12の構成について説明する。ステータ12は、回転軸線Oのまわりに放射状に延びた複数のステータブレード12bと、各ステータブレード12bの外周側を固定した環状のステータコアリング12cと、各ステータブレード12bの内周側を固定したステータリング12rとを有している。ステータコアリング12cの内周側にはステータブレード12bの幅に対応した幅の内環部12dが形成され、各ステータブレード12bに固定されている。
ステータコアリング12cの外周側は、ポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間であって、ポンプコアリング8r及びタービンコアリング10rの外周側に延びており、貫通孔30a、30bに対応する位置まで延在している。したがって、ステータコアリング12cは、ポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間に設けられている。
次に、貫通孔30a、30bの近傍における流体の動作について説明する。ポンプインペラ8が回転すると、流体がポンプブレード8bに押され、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bp付近では流体の圧力が増加し、ポンプブレード8bのサクション面8bs付近では流体の圧力が減少する。このとき、ポンプブレード8bのサクション面8bs付近では流体の乱れが生じ、トルク容量が減少する。
隣接するポンプブレード8bに挟まれた流体は、貫通孔30aからポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側に流れ込む。この流体は、ステータコアリング12cの影響を受けて、貫通孔30bの方へ流れ込む。そして、ポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側にある流体は、貫通孔30bからポンプコアリング8rのポンプブレード8b側に流れ込む。
このため、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bpとサクション面8bsとで、流体の圧力差が小さくなり、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和、又は抑制される。
ステータコアリング12rをポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間に設けたことによる効果について、図10を用いて以下に説明する。図10は、速度比eに対するトルク比κとトルク容量τと伝達効率ηを表しており、実線はステータコアリング12cをポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間に設けている場合を表し、点線はステータコアリング12cをポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間に設けていない場合を表している。
この場合においては、ステータコアリング12cをポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間に設けている場合には、速度比eが0から0.8程度の領域でトルク容量τが増加することが判明した。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を図11〜図13に基づいて説明する。なお、第3実施形態と第4実施形態とは、ステータコアリング12cに凹部12oが設けられている点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第3実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第4実施形態の特徴的構成であるステータ12の構成について説明する。ステータコアリング12cには、ポンプコアリング8rに設けられた貫通孔30a、30bに対向するように凹部12oが設けられている。凹部12oは半円状に形成され、円弧状の端部と直線状の端部とが各々の貫通穴30a、30bと対向している。
次に、貫通孔30a、30bの近傍における流体の動作について説明する。ポンプインペラ8が回転すると、流体がポンプブレード8bに押され、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bp付近では流体の圧力が増加し、ポンプブレード8bのサクション面8bs付近では流体の圧力が減少する。このとき、ポンプブレード8bのサクション面8bs付近では流体の乱れが生じ、トルク容量が減少する。
隣接するポンプブレード8bに挟まれた流体は、貫通孔30aからポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側に流れ込む。この流体は、ステータコアリング12cの凹部12oの影響を受けているため、流れの向きが貫通孔30bの方に容易に向かう。そして、ポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側にある流体が、貫通孔30bからポンプコアリング8rのポンプブレード8b側により多く流れ込む。
このため、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bpとサクション面8bsとで、流体の圧力差をさらに小さくすることができ、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和、又は抑制される。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態を図14(a)及び図15に基づいて説明する。なお、第1実施形態と第5実施形態とは、ポンプコアリング8rに設けられている貫通孔30が3個である点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第5実施形態の特徴的構成であるポンプインペラ8の構成について説明する。貫通孔30a、30bは、隣接する2枚のポンプブレード8bに挟まれたポンプコアリング8rの部分であって、ポンプコアリング8rの外周方向に設けられている。また、貫通孔30cは、隣接する2枚のポンプブレード8bに挟まれたポンプコアリング8rの部分であって、ポンプコアリング8rの内周方向に設けられている。
次に、貫通孔30a、30b、30cの近傍における流体の動作について説明する。エンジンの出力がポンプインペラ8に伝達されるとポンプインペラ8が回転する。そのため、流体がポンプブレード8bに押され、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bp付近では流体の圧力が増加し、ポンプブレード8bのサクション面8bs付近では流体の圧力が減少する。また、ポンプコアリング8rでは、外周側で流体の圧力が高くなり、内周側で流体の圧力が低くなる。したがって、貫通孔30a付近で流体の圧力が増加し、貫通孔30b、30c付近の順序で流体の圧力が減少する。
隣接するポンプブレード8bに挟まれた流体は、貫通孔30aからポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側に流れ込む。また、ポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側にある流体は、各貫通孔30b、30cからポンプコアリング8rのポンプブレード8b側に流れ込む。そのため、貫通孔30が2個設けられている場合と比較して、ポンプコアリング8rのタービンコアリング10r側からポンプコアリング8rのポンプブレード8b側に流れ込む流体が増大して、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bpとサクション面8bsとの流体の圧力差がさらに小さくなる。したがって、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和、又は抑制される。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態を図14(b)に基づいて説明する。なお、第5実施形態と第6実施形態とは、ポンプコアリング8rに設けられている各貫通孔30a〜30cがタービンコアリング10rに設けられており、貫通孔30aと30bがタービンコアリング10rの内周側、貫通孔30cが外周側に設けられている点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第5実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第6実施形態の特徴的構成であるタービンランナ10の構成について説明する。各貫通孔30a、30bは、隣接する2枚のタービンブレード10bに挟まれたタービンコアリング10rの部分であって、タービンコアリング10rの内周方向に設けられている。また、貫通孔30cは、隣接する2枚のタービンブレード10bに挟まれたタービンコアリング10rの部分であって、タービンコアリング10rの外周方向に設けられている。
次に、貫通孔30a、30b、30cの近傍における流体の動作について説明する。エンジンの出力がポンプインペラ8に伝達されるとポンプインペラ8が回転し、この回転により流れる流体の影響を受けてタービンランナ10が回転する。そのため、流体がタービンブレード10bに押され、タービンブレード10bのプレッシャー面10bp付近では流体の圧力が増加し、タービンブレード10bのサクション面10bs付近では流体の圧力が減少する。また、タービンコアリング10rでは、内周側で流体の圧力が高くなり、外周側で流体の圧力が低くなる。したがって、貫通孔30a付近で流体の圧力が増加し、貫通孔30b、30c付近の順序で流体の圧力が減少する。
隣接するタービンブレード10bに挟まれた流体は、貫通孔30aからタービンコアリング10rのポンプコアリング8r側に流れ込む。また、タービンコアリング10rのポンプコアリング8r側にある流体は、各貫通孔30b、30cからタービンコアリング10rのタービンブレード10b側に流れ込む。そのため、貫通孔30が2個設けられている場合と比較して、タービンコアリング10rのポンプコアリング8r側からタービンコアリング10rのタービンブレード10b側に流れ込む流体が増大して、タービンブレード10bのプレッシャー面10bpとサクション面10bsとの流体の圧力差がさらに小さくなる。したがって、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和、又は抑制される。
[変形例]
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではない。例えば、第1実施形態では、各貫通孔30a、30bはポンプコアリング8rの外周側に設けられているが、一方の貫通孔30bをポンプコアリング8rの内周側に設けてもよい。このときは、貫通孔30aはプレッシャー面8bp付近に設けられ、貫通孔30bはサクション面8bs付近に設けられる。このようにすることにより、貫通孔30aの付近の流体の圧力と、貫通孔30bの付近の流体の圧力との差がさらに大きくなり、各貫通孔30a、30bに流入する流体が増加するため、流体の圧力差によって生じる流体の乱れがさらに緩和、又は抑制される。
また、第2実施形態では、各貫通孔30a、30bはタービンコアリング10rの内周側に設けられているが、一方の貫通孔30bをタービンコアリング10rの外周側に設けてもよい。このときは、貫通孔30aはプレッシャー面10bp付近に設けられ、貫通孔30bはサクション面10bs付近に設けられる。このようにすることにより、貫通孔30aの付近の流体の圧力と、貫通孔30bの付近の流体の圧力との差がさらに大きくなり、各貫通孔30a、30bに流入する流体が増加するため、流体の圧力差によって生じる流体の乱れがさらに緩和、又は抑制される。
また、第3実施形態では、ポンプコアリング8rに各貫通孔30a、30bが設けられているが、タービンコアリング10rに各貫通孔30a、30bが設けられている場合であっても、ポンプコアリング8rに各貫通孔30a、30bを設けた場合と同様の効果を得ることができる。
また、ステータコアリングに設けられる凹部12oの形状は、第4実施形態で示されている半円状に限られず、他の形状であってもよい。例えば、第4実施形態では半円状の凹部12oの円弧部が外周側を向いているが、この円弧部が内周側を向いていてもよい。また、凹部12oは半円状に限られず円形でもよい。
[実施形態の効果]
以上のように、これらの実施形態に係るトルクコンバータによれば、各貫通孔30a、30bをポンプコアリング8rの周方向に設けた場合には、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bpの貫通孔30a付近とサクション面8bsの貫通孔30b付近との流体の圧力差が小さくなる。そのため、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和又は抑制され、トルク容量が増加する。
また、各貫通孔30a、30bをタービンコアリング10rの周方向に設けた場合には、タービンブレード10bのプレッシャー面10bpの貫通孔30a付近とサクション面10bsの貫通孔30b付近との流体の圧力差が小さくなる。そのため、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和又は抑制され、トルク容量が増加する。
2…トルクコンバータ、8…ポンプインペラ、8b…ポンプブレード、8be、10be…基端部、8r…ポンプコアリング、8s…ポンプシェル、10…タービンランナ、10b…タービンブレード、10r…タービンコアリング、10s…タービンシェル、30a、30b…貫通孔。

Claims (5)

  1. ポンプインペラに入力された回転力を、該ポンプインペラとタービンランナとの間を循環する流体を伝達媒体として、該タービンランナに伝達するトルクコンバータにおいて、
    前記ポンプインペラは、椀状に形成されたポンプシェルと、該ポンプシェルの内面で前記ポンプインペラの回転軸線のまわりに放射状に配置された複数のポンプブレードと、該ポンプブレードの前記回転軸線側の基端部を固定したポンプコアリングとを有し、
    前記タービンランナは、椀状に形成されたタービンシェルと、該タービンシェルの内面で前記タービンランナの回転軸線のまわりに放射状に配置された複数のタービンブレードと、該タービンブレードの前記回転軸線側の基端部を固定したタービンコアリングとを有し、
    隣接する2枚のポンプブレードに挟まれた前記ポンプコアリングの部分又は隣接する2枚のタービンブレードに挟まれた前記タービンコアリングの部分の少なくとも一方に、該ポンプコアリング又は該タービンコアリングに複数の貫通孔を周方向に間隔をあけて設けたことを特徴とするトルクコンバータ。
  2. 前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に放射状に延びた複数のステータブレードを有するステータが設けられ、
    前記ポンプコアリングと前記タービンコアリングとの間に前記ステータブレードの外周側を環状に連結し、前記貫通孔に対応する位置まで延在するステータコアリングが設けられていることを特徴とする請求項1記載のトルクコンバータ。
  3. 前記ステータコアリングには、前記貫通孔に対向する凹部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のトルクコンバータ。
  4. 前記貫通孔は、前記ポンプコアリングの外周側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトルクコンバータ。
  5. 前記貫通孔は、前記タービンコアリングの内周側に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトルクコンバータ。
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