JP5337740B2 - トルクコンバータ - Google Patents
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Description
本発明に係るトルクコンバータ2は、図1に示すように構成されている。トルクコンバータ2は、エンジンの出力が伝達される駆動軸4(エンジンクランクシャフト)に連結されたフライホイール6に取り付けられている環状のポンプインペラ8、ポンプインペラ8の環状流体吐出口に近接して配置された環状流体流入口を有し変速機構に結合された環状のタービンランナ10、及びタービンランナ10よりポンプインペラ8に戻る流体の流れを偏向するステータ12を備えている。
次に、本発明の第2実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。なお、第1実施形態と第2実施形態とは、ポンプコアリング8rに設けられる貫通孔30a、30bが、タービンコアリング10rに設けられる貫通孔30a、30bとなる点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態を図7〜図10に基づいて説明する。なお、第1実施形態と第3実施形態とは、ステータコアリング12cがポンプインペラ8の外周側に延びて、ポンプコアリング8rとタービンコアリング10rとの間であって、貫通孔30a、30bに対応する位置まで延在する点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第4実施形態を図11〜図13に基づいて説明する。なお、第3実施形態と第4実施形態とは、ステータコアリング12cに凹部12oが設けられている点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第3実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第5実施形態を図14(a)及び図15に基づいて説明する。なお、第1実施形態と第5実施形態とは、ポンプコアリング8rに設けられている貫通孔30が3個である点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第6実施形態を図14(b)に基づいて説明する。なお、第5実施形態と第6実施形態とは、ポンプコアリング8rに設けられている各貫通孔30a〜30cがタービンコアリング10rに設けられており、貫通孔30aと30bがタービンコアリング10rの内周側、貫通孔30cが外周側に設けられている点で異なるのみであり、他の構成については同一であるので、第5実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではない。例えば、第1実施形態では、各貫通孔30a、30bはポンプコアリング8rの外周側に設けられているが、一方の貫通孔30bをポンプコアリング8rの内周側に設けてもよい。このときは、貫通孔30aはプレッシャー面8bp付近に設けられ、貫通孔30bはサクション面8bs付近に設けられる。このようにすることにより、貫通孔30aの付近の流体の圧力と、貫通孔30bの付近の流体の圧力との差がさらに大きくなり、各貫通孔30a、30bに流入する流体が増加するため、流体の圧力差によって生じる流体の乱れがさらに緩和、又は抑制される。
以上のように、これらの実施形態に係るトルクコンバータによれば、各貫通孔30a、30bをポンプコアリング8rの周方向に設けた場合には、ポンプブレード8bのプレッシャー面8bpの貫通孔30a付近とサクション面8bsの貫通孔30b付近との流体の圧力差が小さくなる。そのため、流体の圧力差によって生じる流体の乱れが緩和又は抑制され、トルク容量が増加する。
Claims (5)
- ポンプインペラに入力された回転力を、該ポンプインペラとタービンランナとの間を循環する流体を伝達媒体として、該タービンランナに伝達するトルクコンバータにおいて、
前記ポンプインペラは、椀状に形成されたポンプシェルと、該ポンプシェルの内面で前記ポンプインペラの回転軸線のまわりに放射状に配置された複数のポンプブレードと、該ポンプブレードの前記回転軸線側の基端部を固定したポンプコアリングとを有し、
前記タービンランナは、椀状に形成されたタービンシェルと、該タービンシェルの内面で前記タービンランナの回転軸線のまわりに放射状に配置された複数のタービンブレードと、該タービンブレードの前記回転軸線側の基端部を固定したタービンコアリングとを有し、
隣接する2枚のポンプブレードに挟まれた前記ポンプコアリングの部分又は隣接する2枚のタービンブレードに挟まれた前記タービンコアリングの部分の少なくとも一方に、該ポンプコアリング又は該タービンコアリングに複数の貫通孔を周方向に間隔をあけて設けたことを特徴とするトルクコンバータ。 - 前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に放射状に延びた複数のステータブレードを有するステータが設けられ、
前記ポンプコアリングと前記タービンコアリングとの間に前記ステータブレードの外周側を環状に連結し、前記貫通孔に対応する位置まで延在するステータコアリングが設けられていることを特徴とする請求項1記載のトルクコンバータ。 - 前記ステータコアリングには、前記貫通孔に対向する凹部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のトルクコンバータ。
- 前記貫通孔は、前記ポンプコアリングの外周側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトルクコンバータ。
- 前記貫通孔は、前記タービンコアリングの内周側に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトルクコンバータ。
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