JP2020079627A - トルクコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクコンバータにおいて、構成を複雑にすることなく、また装置を大型化することなく、高トルク比を得ることができるようにする。【解決手段】このトルクコンバータ1は、インペラ10と、第1及び第2タービン21,2と、第1及び第2ステータ31,32と、タービンハブ40と、を備えている。インペラ10にはトルクが入力される。第1タービン21はインペラ10からの作動油が流入する。第1ステータ31は、第1タービン21からの作動油が流入し、その作動油の向きを変える。第2タービン32は、第1ステータ31からの作動油が流入し、第1タービン21と同じ方向に回転する。第2ステータ32は、第2タービン22から作動油が流入し、その作動油の向きを変えてインペラ10に導く。タービンハブ40は、第1及び第2タービン21,22からのトルクを出力側部材に出力する。【選択図】図1

Description

本発明はトルクコンバータに関する。
トルクコンバータは、一般的に、インペラ、タービン、及びステータの3要素で構成されている。このようなトルクコンバータを電動自動車に搭載する場合、例えば、モータ側の変速機を高速用に設定し、トルクコンバータを低速用(すなわち大きな変速比を有する)変速機として使用することが考えられる。
しかし、3要素で構成されているトルクコンバータでは、変速比として機能するストールトルク比(タービン軸トルク/インペラ軸トルク)は「3」程度が限界である。
そこで、特許文献1に示すような4要素2段型のトルクコンバータが提案されている。この特許文献1のトルクコンバータでは、タービンが主タービンと副タービンとに分割されている。そして、出力側に設けられた動力合成部において、主タービンからのトルクと、副タービンからのトルクと、が合成されている。この場合は、ストールトルク比を比較的大きくすることができる。
また、ストールトルク比を大きくする目的ではないが、特許文献2には5要素2段型のトルクコンバータも提案されている。
特開2003−287104号公報 特開平7−190192号公報
特許文献1のトルクコンバータでは、2つのタービンを備えているので、比較的大きなストールトルク比を得ることができる。
しかし、特許文献1のトルクコンバータでは、主タービンと副タービンの回転方向が異なるので、出力側において、副タービンの回転を逆にし、両タービンの出力トルクを合成するための動力合成部が必要になる。動力合成部は、カウンタ軸や歯車機構によって構成されており、このため、構成が複雑になり、装置も大型化する。
本発明の課題は、トルクコンバータにおいて、構成を複雑にすることなく、また装置を大型化することなく、高トルク比を得ることができるようにすることにある。
(1)本発明に係るトルクコンバータは、入力側部材からトルクを出力側部材に伝達する。このトルクコンバータは、インペラと、第1タービンと、第1ステータと、第2タービンと、第2ステータと、出力ハブと、を備えている。インペラは入力側部材からのトルクが入力される。第1タービンはインペラからの作動油が流入する。第1ステータは、第1タービンからの作動油が流入し、その作動油の向きを変える。第2タービンは、第1ステータからの作動油が流入し、第1タービンと同じ方向に回転する。第2ステータは、第2タービンから作動油が流入し、その作動油の向きを変えてインペラに導く。出力ハブは、第1タービン及び第2タービンからのトルクを出力側部材に出力する。
ここでは、インペラからの作動油は第1タービンに流れ、第1ステータを介して第2タービンに導かれる。作動油の流れは第1ステータによって変えられるので、第2タービンは第1タービンと同じ方向に回転する。そして、第2タービンから流出した作動油は、第2ステータを介してインペラに戻される。第1タービン及び第2タービンからのトルクは、出力ハブを介して出力側の部材に伝達される。
ここでは、トルクコンバータにおいて、2つの同じ方向に回転するタービンによってトルクが増幅されるので、従来の3要素型のトルクコンバータに比較して大きなトルク比を得ることができる。また、例えば、トランスミッション等の出力側の装置において、動力合成部等の機構が不要になる。
(2)好ましくは、第1タービンと第2タービンとは一体で回転する。ここでは、2つのタービンが、同じ方向に、かつ一体で回転するので、2つのタービンの出力を効率よく合成できる。
(3)好ましくは、第1タービンは第1タービンシェル及び第1タービンブレードを有している。また、第2タービンは第2タービンシェル及び第2タービンブレーを有している。そして、第1タービン及び第2タービンは、第1タービンブレード及び第2タービンブレードに連結された共通のタービンコアをさらに有している。
ここでは、2つのタービンの出力が、共通のコアによって合成される。このため、簡単な構成で2つのタービン出力を合成できる。
(4)好ましくは、第1タービンシェルは出力ハブに連結されている。この場合は、第2タービンシェルを出力ハブに連結する場合に比較して、構成が簡単になる。
(5)好ましくは、第1ステータは、第1ステータハブと、第1ステータブレードと、を有している。第1ステータハブは第2タービンシェルの軸方向第1側に配置されている。第1ステータブレードは、第1ステータハブと一体形成され、軸方向第1側から第1タービンブレードと第2タービンブレードの円周方向間に挿入されている。
ここでは、第1ステータを第1タービンと第2タービンとの間に一方向から組み付けることができる。したがって、装置の組付け作業が容易になる。
(6)好ましくは、このトルクコンバータは、回転不能な固定軸と、第1一方向クラッチと、第2一方向クラッチと、をさらに備えている。第1一方向クラッチは、第1ステータを固定軸に対して一方向に回転可能に支持する。第2一方向クラッチは、第2ステータを固定軸に対して一方向に回転可能に支持する。
(7)好ましくは、このトルクコンバータは、フロントカバーと、ロックアップクラッチと、をさらに備えている。フロントカバーは、入力側部材に連結され、トルクをインペラに伝達する。ロックアップクラッチは、フロントカバーに入力されたトルクを出力ハブに直接伝達する。
以上のような本発明では、トルクコンバータにおいて、構成を複雑にすることなく、また装置を大型化することなく、高トルク比を得ることができる。
本発明の一実施形態によるトルクコンバータの縦断面概略図。 図1の一部拡大図。 作動油の流れを模式的に示す図。 図1のトルクコンバータの速度比とトルク比との関係を示す図。
[トルクコンバータの構成]
図1は本発明の一実施形態が採用されたトルクコンバータ1の縦断面概略図である。トルクコンバータ1は、エンジンのクランクシャフトからトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するための装置である。トルクコンバータ1は、フロントカバー2と、トルクコンバータ本体3と、ロックアップクラッチ4と、を備えている。フロントカバーには、例えば電動モータを含む駆動源(図示せず)からのトルクが入力される。また、図1の右側にはトランスミッション(図示せず)が配置されている。図1に示すO−Oがトルクコンバータ1の回転軸である。
フロントカバー2は、円板状の部材であって、内周端にはセンターボス5が溶接により固定されている。フロントカバー2の外周部には、軸方向トランスミッション側に延びる外周側筒状部2aが形成されている。
トルクコンバータ本体3は、インペラ10と、第1タービン21及び第2タービン22と、第1ステータ31及び第2ステータ32と、タービンハブ40(出力ハブの一例)と、を有している。そして、タービンハブ40を除く5要素10,21,22,31,32によってトーラス形状の流体作動室Cが形成されている。図1の断面図において、インペラ10はトランスミッション側に配置され、分割された第1タービン21及び第2タービン22はインペラ10と軸方向に対向するように配置されている。第1ステータ31は、流体作動室C内において、第1タービン21と第2タービン22との間に挿入されている。第2ステータ32は、第2タービン22と、インペラ10の内周部と、の間に配置されている。すなわち、流体作動室Cの断面図(図1)(以下、単に「流体作動室」と記載する場合がある)において、インペラ10、第1タービン21、第1ステータ31、第2タービン22、第2ステータ32の順に、環状に並べて配置されている。
なお、以上の各要素10,21,22,31,32の配置については、正確には、各要素を構成するブレード(後述する)の位置関係であるが、詳細は各要素の説明で記載する。
インペラ10は、外殻を構成するインペラシェル12と、内側のコア13と、インペラシェル12とコア13との間に固定された複数のインペラブレード14と、を有している。そして、インペラブレード14がフロントカバー2から最も軸方向において離れたトランスミッション側に配置されている。また、インペラシェル12の内周部にはインペラハブ15が固定されている。そして、インペラシェル12の外周縁が溶接によってフロントカバー2の外周側筒状部2aに固定されている。
第1タービン21は、インペラ10に対向してフロントカバー2側に配置され、流体作動室Cのもっとも外周側に配置されている。第1タービン21にはインペラ10からの作動油が流入する。第1タービン21は、外殻を構成する第1タービンシェル23と、内側のコア25と、第1タービンシェル23とコア25との間に固定された複数の第1タービンブレード27と、を有している。第1タービンシェル23のフロントカバー2側の一端は、軸方向に延びて形成され、第1係合部23aを構成している。第1係合部23aは、複数の歯によって構成されている。また、第1係合部23aを構成する複数の歯のうちの一部は、さらにフロントカバー2側に延び、スプリング係合部23bを構成している。
第2タービン22は、流体作動室Cにおいて第1タービン21の内周側に隙間をあけて配置されている。第2タービン22は、第1ステータ31からの作動油が流入する。第2タービン22は、第1タービン21と同様に、外殻を構成する第2タービンシェル24と、第1タービン21と共通のコア25と、第2タービンシェル24とコア25との間に固定された複数のタービンブレード28と、を有している。
以上のように、第1タービン21と第2タービン22とは、共通のコア25によって一体的に連結され、同じ方向に同期して回転する。
第1ステータ31は、第1ステータコア35と、複数の第1ステータブレード37と、を有している。第1ステータコア35は複数の第1ステータブレード37の先端を連結している。第1ステータブレード37は、第1タービンブレード27と第2タービンブレード28との間にフロントカバー側(軸方向第1側)から挿入されるように配置されている。第1ステータ31は、第1タービン21からの作動油が流入し、その作動油の向きを変えて第2タービン22に導く。複数の第1ステータブレード37の基端部は第1ステータハブ33に固定されている。
第1ステータハブ33は、内周側の支持部33aと、支持部33aから外周側に延びる外殻部33bと、を有している。支持部33aは、第2タービン22の内周側に配置され、固定軸50に第1一方向クラッチ51を介して支持されている。固定軸50は、図示しないトランスミッション側の部材に回転不能に固定されている。外殻部33bは、第2タービンシェル24の外壁に沿って外周側に延びている。この外殻部33bの外周端に、複数の第1ステータブレード37が固定されている。なお、第1ステータコア35、第1ステータブレード37、及び第1ステータハブ33は、樹脂やアルミ合金等で一体に形成されている。
このような構成では、第1ステータハブ33、第1ステータコア35、及び第1ステータブレード37のユニットを、第1タービン21と第2タービン22との間にフロントカバー2側から差し込むようにして組み付けることが可能になる。
第2ステータ32は、第2ステータコア36と、複数の第2ステータブレード38と、を有している。第2ステータコア36は複数の第2ステータブレード38の先端を連結している。第2ステータブレード38は、流体作動室Cにおいて、第2タービンブレード28とインペラブレード14との円周方向間に配置されている。第2ステータ32は、第2タービン22からの作動油が流入し、その作動油の向きを変えてインペラ10に導く。複数の第2ステータブレード38は第2ステータハブ39に固定されている。
第2ステータブレード38は、内周部が支持部39aに固定されている。支持部39aは、固定軸50に第2一方向クラッチ52を介して支持されている。なお、第2ステータコア36、第2ステータブレード38、及び第2ステータハブ39は、樹脂やアルミ合金等で一体に形成されている。また、支持部39aとインペラシェル12の内周部との間には、スラストベアリング53が配置されている。
タービンハブ40は、フロントカバー2と、第1ステータハブと33、の間に配置されている。タービンハブ40は、第1タービン21及び第2タービン22からのトルクをトランスミッション側の部材に出力する。タービンハブ40は、筒状のハブ41と、フランジ42と、を有している。
ハブ41は、内周面にスプライン41aが形成されている。このスプライン41aが、トランスミッションの入力軸(図示せず)に嵌合する。
フランジ42は、ハブ41の外周面から外周側に延び、円板状に形成されている。フランジ42の外周端部には、第2係合部42aが形成されている。第2係合部42aは、複数の歯を有しており、この複数の歯が、第1タービンシェル23の第1係合部23aの歯に係合している。
なお、フランジ42の内周部と、第1ステータハブ33の支持部33aと、の間には、スラストベアリング54が配置されている。
図2に示すように、ロックアップクラッチ4は、ピストン55と、ダンパ部56と、を有している。ピストン55は、円板状に形成され、フロントカバー2と軸方向に対向して配置されている。
ピストン55の外周部には、環状の摩擦材57が固定されている。ピストン55の内周端部は、タービンハブ40のハブ41の外周面にスライド自在に支持されている。そして、ピストン45の摩擦材57がフロントカバー2に押圧されることにより、フロントカバー2からピストン55にトルクが伝達される。
ダンパ部56は、ドライブプレート60と、複数のコイルスプリング61と、を有している。ドライブプレート60は、内周部がピストン55に固定されている。コイルスプリング61は、ドライブプレート60に収容されるとともに、両端がドライブプレート60の一部に係合している。また、コイルスプリング61の両端には、第1タービンシェル23のスプリング係合部23bの先端も係合している。
[各要素のブレード形状]
ここで、各要素のブレード形状と、作動油の流れを、図3に模式的に示している。図3では、図の左側がフロントカバー2に入力される回転方向(正転方向)、右側がその逆の方向(逆転方向)である。なお、以下の説明では、便宜上、「インペラ」、「第1タービン」等と記載するが、それぞれ各要素のブレードを意味している。
図3に示すように、第1タービン21は、インペラ10からの作動油を受けて、正転方向の回転力を得る形状である。第1ステータ31は、第1タービン21からの作動油を受け、作動油の向きを逆向きに変えるような形状である。第2タービン22は、第1ステータ31からの作動油を受けて、正転方向の回転力を得る形状である。第2ステータ32は、第2タービン22からの作動油を受け、作動油の向きを逆向きに変えるような形状である。したがって、インペラ10は、第2ステータ32からの作動油を受けて回転が増幅されることになる。
[トルクコンバータ1の動作]
ロックアップクラッチ4がクラッチオフ(ロックアップ解除)の状態では、フロントカバー2と出力側の部材との間のトルク伝達は、流体作動室Cを流れる作動油によって行われる。
具体的には、フロントカバー2とともにインペラ10が回転すると、作動油は遠心力によってインペラ10から第1タービン21へと流れる。この作動油によって第1タービン21は正転方向の回転力を受ける。第1タービン21を通過した作動油は、第1ステータ31に流入し、固定された第1ステータ31を通過することによって、その向き(作動油の流れる方向)が変えられる。すなわち、第1スタータ31を通過した作動油の向きは、インペラ10から流出した作動油の向きと同じになる。
第1ステータ31を通過した作動油は第2タービン22へと流れる。この作動油によって、第2タービン22は第1タービン21と同様に正転方向の回転力を受ける。第1タービン21及び第2タービン22は共通のコア25によって連結されているので、両タービン21,22によって得られた正転方向の回転力は、タービンハブ40を介してトランスミッション側に出力される。
第2タービン22を通過した作動油は、固定された第2ステータ32を通過することによって、その向きが変えられ、インペラ10に導かれる。この第2ステータ32からの作動油によって、インペラ10はさらに正転方向の回転力を受け、回転が増幅される。
そして、第1タービン21及び第2タービン22の回転数がインペラ10の回転数に近づくと、まず、第1一方向クラッチ51が作動し、第1ステータ31が空転を開始する。これにより、第1ステータ31による損失が抑えられる。そしてさらに両タービン21,22の回転数がインペラ10の回転数に近づくと、第2一方向クラッチ52が作動し、第2ステータ32が空転を開始する。これにより、第2ステータ32による損失が抑えられる。ここで、第1ステータ31の方が第2ステータ32よりも先に空転を開始するのは、以下の理由による。
すなわち、第1タービン21の出口の半径方向位置が、第2タービン22の出口の半径方向位置よりも外周側にあるので、第2タービン22の出口の周速に比較して第1タービン21の出口の周速の方が速い。このため第1ステータ31の方が第2ステータ32よりも先に空転を開始する。空転を開始するタイミングは、各タービンを構成するタービンブレードの出口角度の設定にもよるが、周速の違いによる影響の方が大きい。
図4は、以上の作動における速度比(両タービン回転数/インペラ回転数)とトルク比との関係を示したものである。ここでは、第1タービン21及び第2タービン22によって回転力が得られるので、従来の3要素型のトルクコンバータに比較して大きなトルク比(この例では「4」)が得られる。
また、ロックアップクラッチ4がクラッチオンの状態では、フロントカバー2からのトルクは、ピストン55、ダンパ部56、及び第1タービンシェル23のスプリング係合部23bを介してタービンハブ40に直接伝達される。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(a)前記実施形態では、2つのタービンを有するトルクコンバータについて説明したが、タービンの個数はこれに限定されない。3つ以上のタービンを備えていてもよい。
(b)前記実施形態では、第1タービンと第2タービンとを、共通のコアによって連結したが、2つのタービンを連結する構成はこれに限定されない。また、2つのタービンの回転数が異なるようにしてもよい。
(c)前記実施形態では、ロックアップクラッチを備えた装置について本発明を適用したが、ロックアップクラッチを備えていない装置にも同様に本発明を適用することができる。
1 トルクコンバータ
2 フロントカバー
4 ロックアップクラッチ
10 インペラ
21 第1タービン
22 第2タービン
23 第1タービンシェル
24 第2タービンシェル
25 コア(共通のコア)
27 第1タービンブレード
28 第2タービンブレード
31 第1ステータ
32 第2ステータ
33 第1ステータハブ
35 第1ステータブレード
37 第2ステータブレード
40 タービンハブ
50 固定軸
51 第1一方向クラッチ
52 第2一方向クラッチ

Claims (7)

  1. 入力側部材からトルクを出力側部材に伝達するトルクコンバータであって、
    前記入力側部材からのトルクが入力されるインペラと、
    前記インペラからの作動油が流入する第1タービンと、
    前記第1タービンからの作動油が流入し、その作動油の向きを変える第1ステータと、
    前記第1ステータからの作動油が流入し、前記第1タービンと同じ方向に回転する第2タービンと、
    前記第2タービンから作動油が流入し、その作動油の向きを変えて前記インペラに導く第2ステータと、
    前記第1タービン及び前記第2タービンからのトルクを前記出力側部材に出力する出力ハブと、
    を備えたトルクコンバータ。
  2. 前記第1タービンと前記第2タービンとは一体で回転する、請求項1に記載のトルクコンバータ。
  3. 前記第1タービンは第1タービンシェル及び第1タービンブレードを有し、
    前記第2タービンは第2タービンシェル及び第2タービンブレーを有し、
    前記第1タービン及び前記第2タービンは、前記第1タービンブレード及び前記第2タービンブレードに連結された共通のタービンコアをさらに有している、
    請求項2に記載のトルクコンバータ。
  4. 前記第1タービンシェルは前記出力ハブに連結されている、
    請求項3に記載のトルクコンバータ。
  5. 前記第1ステータは、
    前記第2タービンシェルの軸方向第1側に配置された第1ステータハブと、
    前記第1ステータハブと一体形成され、前記軸方向第1側から前記第1タービンブレードと前記第2タービンブレードの円周方向間に挿入された第1ステータブレードと、
    を有している、
    請求項3又は4に記載のトルクコンバータ。
  6. 回転不能な固定軸と、
    前記第1ステータを前記固定軸に対して一方向に回転可能に支持する第1一方向クラッチと、
    前記第2ステータを前記固定軸に対して一方向に回転可能に支持する第2一方向クラッチと、
    をさらに備えた請求項1から5のいずれかに記載のトルクコンバータ。
  7. 前記入力側部材に連結され、トルクを前記インペラに伝達するフロントカバーと、
    前記フロントカバーに入力されたトルクを前記出力ハブに直接伝達するロックアップクラッチと、
    をさらに備えた請求項1から6のいずれかに記載のトルクコンバータ。
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