JP2020133820A - トルクコンバータ - Google Patents

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圭一 安田
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    • F16H2045/0284Multiple disk type lock-up clutch

Abstract

【課題】出力軸を固定軸よりも外径を大きくすることができるトルクコンバータを提供する。
【解決手段】トルクコンバータ100は、フロントカバー2、第1トルクコンバータ本体部3、及び第2トルクコンバータ本体部4を備える。第1トルクコンバータ本体部3は、第1インペラ31、第1タービン32、及び第1ステータ33を有する。第1インペラ31は、フロントカバー2と一体的に回転する。第1タービン32は、軸方向において第1インペラ31の第2側に配置される。第2トルクコンバータ本体部4は、第2インペラ41、第2タービン42、及び第2ステータ43を有する。第2インペラ41は、軸方向において第1タービン32の第2側に配置される。第2インペラ41は、第1タービン32と一体的に回転する。第2タービン42は、軸方向において第2インペラ41の第2側に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、トルクコンバータに関するものである。
トルクコンバータは、フロントカバー、インペラ、タービン、及びステータを備えている(特許文献1参照)。フロントカバーは、エンジン側に配置されており、インペラは、トランスミッション側に配置されている。タービンは、フロントカバーとインペラとの間に配置されている。ステータは、タービンとインペラとの間に配置される。ステータはワンウェイクラッチを介して固定軸に支持されている。タービンには、トランスミッションへとトルクを出力するための出力軸がスプライン係合している。この出力軸は、固定軸の内部を延びてトランスミッション側へと延びている。
特開2017−207091号公報
上述したようなトルクコンバータは、エンジンからのトルクをトランスミッションへと出力することを前提として構成されている。このため、トルクコンバータからの出力軸は固定軸内を延ばす必要があり、出力軸の外径は固定軸の外径よりも小さく設計されている。しかし、電気自動車や一部のハイブリッド自動車などはトランスミッションを必要としないため、トルクコンバータからの出力軸は固定軸内を延ばす必要がない。このため、トルクコンバータからの出力軸は、固定軸よりも外径を大きくすることが好ましい。
本発明の課題は、出力軸を固定軸よりも外径を大きくすることができるトルクコンバータを提供することにある。
本発明の第1側面に係るトルクコンバータは、モータに接続され、軸方向の第1側から入力されたトルクを軸方向の第2側に出力する。このトルクコンバータは、フロントカバーと、第1トルクコンバータ本体部と、第2トルクコンバータ本体部とを備えている。フロントカバーは、トルクが入力される。第1トルクコンバータ本体部は、第1インペラ、第1タービン、及び第1ステータを有する。第1インペラは、フロントカバーと一体的に回転する。第1タービンは、軸方向において第1インペラの第2側に配置される。第1ステータは、第1インペラと第1タービンとの間に配置される。第2トルクコンバータ本体部は、第2インペラ、第2タービン、及び第2ステータを有する。第2インペラは、軸方向において第1タービンの第2側に配置される。第2インペラは、第1タービンと一体的に回転する。第2タービンは、軸方向において第2インペラの第2側に配置される。第2ステータは、第2インペラと第2タービンとの間に配置される。
この構成によれば、最終的にトルクを出力する第2タービンは、第1ステータや第2ステータに対して、軸方向の第2側に配置されている。このため、第2タービンに取り付けられる出力軸を、第1ステータや第2ステータを支持する固定軸の径方向外側に配置することができる。すなわち、固定軸が出力軸内を延びるような構成となる。したがって、出力軸を固定軸よりも外径を大きくすることができる。
また、上記トルクコンバータは、モータからのトルクを第1トルクコンバータ本体部によって増幅させた後、さらに第2トルクコンバータ本体部によっても増幅させて出力することができる。このため、上述したように構成されたトルクコンバータは、よりすぐれたトルク増幅機能を有する。
好ましくは、トルクコンバータは、リアカバー及びロックアップ装置をさらに備える。
リアカバーは、フロントカバーと一体的に回転し、第2タービンの第2側に配置される。ロックアップ装置は、リアカバーと第2タービンとの間に配置される。
好ましくは、第1ステータ及び第2ステータは、同一の固定軸に回転可能に支持される。
好ましくは、第1タービン及び第2インペラは、固定軸に回転可能に支持される。
好ましくは、第2トルクコンバータ本体部のトーラス半径は、第1トルクコンバータ本体部のトーラス半径よりも大きい。
好ましくは、第1タービンのタービンシェルと第2インペラのインペラシェルとは、一つの部材によって構成される。
本発明の第2側面に係るトルクコンバータは、モータに接続され、軸方向の第1側から入力されたトルクを軸方向の第2側に出力する。トルクコンバータは、フロントカバーと、インペラと、タービンと、ステータとを備える。フロントカバーは、トルクが入力される。インペラは、フロントカバーと一体的に回転する。タービンは、軸方向において第1インペラの第2側に配置される。ステータは、第1インペラと第1タービンとの間に配置される。
この構成によれば、最終的にトルクを出力するタービンは、ステータに対して、軸方向の第2側に配置されている。このため、タービンに取り付けられる出力軸を、ステータを支持する固定軸の径方向外側に配置することができる。すなわち、固定軸が出力軸内を延びるような構成となる。したがって、出力軸を固定軸よりも外径を大きくすることができる。
本発明によれば、出力軸を固定軸よりも外径を大きくすることができるトルクコンバータを提供することができる。
トルクコンバータの断面図。 変形例に係るトルクコンバータの断面図。
以下、本発明に係るトルクコンバータの実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、「軸方向」とは、トルクコンバータ100の回転軸Oが延びる方向を意味する。また、「半径方向」とは、回転軸Oを中心とした円の半径方向を意味し、「周方向」とは、回転軸Oを中心とした円の周方向を意味する。なお、図示していないが、図1の左側にはモータが配置されており、右側には減速機が配置されている。
[全体構成]
図1に示すように、トルクコンバータ100は、回転軸Oを中心に回転可能である。トルクコンバータ100は、軸方向の第1側(図1の左側)からトルクが入力され、軸方向の第2側(軸方向の右側)へトルクを出力する。トルクコンバータ100は、モータからのトルクが入力される。トルクコンバータ100は、フロントカバー2、第1トルクコンバータ本体部3、第2トルクコンバータ本体部4、ロックアップ装置5、及びリアカバー6を備えている。
[フロントカバー2]
フロントカバー2は、モータからのトルクが入力される。フロントカバー2は、円板部21と、円筒部22とを有している。円筒部22は、円板部21の外周端部から軸方向の第2側へ延びている。
[第1トルクコンバータ本体部3]
第1トルクコンバータ本体部3は、第1インペラ31、第1タービン32、及び第1ステータ33を有している。
第1インペラ31は、フロントカバー2と一体的に回転する。本実施形態では、フロントカバー2と第1インペラ31とは、一体化されている。このため、第1インペラ31は、フロントカバー2からのトルクが入力される。第1インペラ31は、第1インペラシェル、及び複数の第1インペラブレード312を有する。
第1インペラシェルは、フロントカバー2によって構成されている。すなわち、フロントカバー2は、第1インペラ31のインペラシェルを兼ねている。なお、第1インペラシェルは、フロントカバー2と別部材であり、フロントカバー2に固定されていてもよい。第1インペラブレード312は、フロントカバー2の内側面に固定されている。
第1タービン32は、第1インペラ31に対向して配置されている。第1タービン32は、軸方向において第1インペラ31の第2側に配置されている。第1タービン32は、固定軸101によって回転可能に支持されている。詳細には、第1タービン32は、軸受部材103を介して固定軸101に支持されている。なお、固定軸101は、第1タービン32だけでなく、第1ステータ33及び第2ステータ43も回転可能に支持している。
第1タービン32は、第1タービンシェル321、及び複数の第1タービンブレード322を有している。第1タービンブレード322は、第1タービンシェル321の内側面に、ろう付けなどによって固定されている。第1タービンブレード322は、第1タービンシェル321から軸方向の第1側に延びている。
第1ステータ33は、第1タービン32から第1インペラ31へと戻る作動油を整流するように構成されている。第1ステータ33は、回転軸O周りに回転可能である。詳細には、第1ステータ33は、固定軸101に、第1ワンウェイクラッチ102を介して支持されている。この第1ステータ33は、軸方向において、第1インペラ31と第1タービン32との間に配置される。
第1ステータ33は、円板状の第1ステータキャリア331と、その外周面に取り付けられる複数の第1ステータブレード332と、を有している。
[第2トルクコンバータ本体部]
第2トルクコンバータ本体部4は、軸方向において、第1トルクコンバータ本体部3の第2側に配置されている。第2トルクコンバータ本体部4は、第1トルクコンバータ本体部3よりも径方向外側に配置されている。なお、軸方向視において、第2トルクコンバータ本体部4の一部は第1トルクコンバータ本体部3と重複している。
第2トルクコンバータ本体部4は、第2インペラ41、第2タービン42、及び第2ステータ43を有している。
第2トルクコンバータ本体部4の第2インペラ41、第2タービン42、及び第2ステータ43のそれぞれは、第1トルクコンバータ本体部3の第1インペラ31、第1タービン32、及び第1ステータ33のそれぞれよりも半径が大きい。
第2トルクコンバータ本体部4のトーラス半径L2は、第1トルクコンバータ本体部3のトーラス半径L1よりも大きい。なお、タービンシェルの外側の半径をトーラス半径として測定することができる。
第2インペラ41は、第1タービン32と連結されている。このため、第2インペラ41は、第1タービン32と一体回転する。第2インペラ41は、固定軸101によって回転可能に支持されている。詳細には、第2インペラ41は、軸受部材103を介して固定軸101に支持されている。第2インペラ41は、第2インペラシェル411、及び複数の第2インペラブレード412を有する。
第2インペラシェル411は、第1タービン32の第1タービンシェル321と一体的に回転するように構成されている。例えば、第2インペラシェル411は、第1タービンシェル321と一体的に形成されている。第2インペラシェル411は、第1タービンシェル321と一つの部材によって構成されていてもよいし、別の部材で構成されていてもよい。
第2インペラブレード412は、第2インペラシェル411の内側面に固定されている。第2インペラブレード412は、第2インペラシェル411から軸方向の第2側に延びている。すなわち、第2インペラブレード412は、軸方向において、上記第1タービンブレード322と反対方向に延びている。
第2タービン42は、第2インペラ41に対向して配置されている。第2タービン42は、第2タービンシェル421、複数の第2タービンブレード422、及びタービンハブ423を有している。第2タービンブレード422は、第2タービンシェル421の内側面に、ろう付けなどによって固定されている。第2タービンブレード422は、第2タービンシェル421から軸方向の第1側に延びている。すなわち、第2タービンブレード422は、軸方向において、第1タービンブレード322と同じ方向に延びる一方、第2インペラブレード412とは反対方向に延びている。
タービンハブ423は、第2タービンシェル421の内周端部に、リベット又は溶接などによって固定されている。タービンハブ423はスプライン孔が形成されている。このスプライン孔によって、出力軸105がタービンハブ423にスプライン嵌合する。出力軸105は、タービンハブ423から軸方向の第2側へ延びている。このように出力軸105は、固定軸101よりも軸方向の第2側から延びている。このため、出力軸105は、固定軸101の径方向外側に配置することができる。すなわち、出力軸105は、固定軸101よりも外径を大きくすることができる。固定軸101は、出力軸105内を延びている。なお、第2タービン42の内径は、第2ワンウェイクラッチ104の内径よりも大きい。具体的には、第2タービン42のタービンハブ423の内径は、第2ワンウェイクラッチ104の内径よりも大きい。
第2ステータ43は、第2タービン42から第2インペラ41へと戻る作動油を整流するように構成されている。第2ステータ43は、回転軸O周りに回転可能である。詳細には、第2ステータ43は、固定軸101に、第2ワンウェイクラッチ104を介して支持されている。すなわち、第2ステータ43は、第1ステータ33とともに、固定軸101に支持されている。この第2ステータ43は、軸方向において、第2インペラ41と第2タービン42との間に配置される。
第2ステータ43は、円板状の第2ステータキャリア431と、その外周面に取り付けられる複数の第2ステータブレード432と、を有している。第2ステータ43の内側端部は、第1ステータ33の内側端部とともに、同じ固定軸101に支持されている。なお、第2ステータ43の内径は、第1ステータ33の内径よりも大きい。詳細には、第2ワンウェイクラッチ104の内径は、第1ワンウェイクラッチ102の内径よりも大きい。すなわち、固定軸101の外径は、第1ステータ33が取り付ける部分よりも、第2ステータ43が取り付けられる部分の方が大きい。
[リアカバー]
リアカバー6は、軸方向において、第2タービン42の第2側に配置されている。リアカバー6は、フロントカバー2と一体的に回転する。詳細には、リアカバー6は、フロントカバー2とともに、筐体を構成している。リアカバー6は、フロントカバー2と別部材によって構成されており、溶接などによって一体化されている。なお、リアカバー6はフロントカバー2と一つの部材によって構成されていてもよい。このリアカバー6とフロントカバー2とによって構成される筐体内に、第1トルクコンバータ本体部3及び第2トルクコンバータ本体部4が収容されている。
[ロックアップ装置]
ロックアップ装置5は、ロックアップオン状態となると、リアカバー6から第2トルクコンバータ本体部4の第2タービン42にトルクを機械的に伝達するように構成されている。ロックアップ装置5は、軸方向において、リアカバー6と第2タービン42との間に配置されている。ロックアップ装置5は、ピストン51と、クラッチ部52と、を有している。
ピストン51は、リアカバー6と第2タービン42との間において軸方向に移動可能に配置されている。詳細には、ピストン51は、出力軸105の外周面上を軸方向に摺動可能に配置されている。
クラッチ部52は、ピストン51に押圧されることによって摩擦係合するように構成されている。クラッチ部52は、複数の摩擦部材521を含んでいる。摩擦部材521は、環状である。なお、クラッチ部52は、一枚の摩擦材521のみを含んでいてもよい。
ロックアップ装置5は、ドライブプレート53及びダンパ機構54をさらに有している。ドライブプレート53は、クラッチ部52と連結している。ドライブプレート53は、クラッチ部52がクラッチオン状態になると、リアカバー6からトルクが入力される。このドライブプレート53に入力されたトルクは、ダンパ機構54を介して第2タービン42に入力される。なお、第2タービン42は、係合部424を有しており、この係合部424がダンパ機構54と係合している。
[トルクコンバータの動作]
次に、上述したように構成されたトルクコンバータ100について説明する。
トルクコンバータ100の速度比が所定値未満において、ロックアップ装置5はロックアップオフ状態である。このため、フロントカバー2からのトルクは、第1トルクコンバータ本体部3に入力され、第1トルクコンバータ本体部3で増幅される。
そして、第1トルクコンバータ本体部3で増幅されたトルクは、第2トルクコンバータ本体部4に入力され、第2トルクコンバータ本体部4において増幅される。このように、第1トルクコンバータ本体部3及び第2トルクコンバータ本体部4で増幅されたトルクが減速機へと出力される。
第2タービン42の回転速度が上昇して、トルクコンバータ100の速度比が所定値以上となると、ロックアップ装置5をロックアップオン状態として直結状態にする。この結果、フロントカバー2からのトルクは、リアカバー6及びロックアップ装置5を介して、第2タービン42へと伝達される。
以上のように構成されたトルクコンバータ100は、例えば、電気自動車や、ハイブリッド車などに適用することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記実施形態では、トルクコンバータ100は、第1トルクコンバータ本体部3と第2トルクコンバータ本体部4の2つのトルクコンバータ本体部を有しているが、トルクコンバータ100は1つのトルクコンバータ本体部のみを有していてもよい。
図2に示すように、このトルクコンバータ100は、フロントカバー2と、インペラ31と、タービン32と、ステータ33と、ロックアップ装置5と、リアカバー6とを有している。
フロントカバー2、ロックアップ装置5、及びリアカバー6は、上記実施形態と基本的に同じ構成である。
インペラ31は、フロントカバー2と一体的に回転する。上記実施形態の第1インペラ31と同様に、インペラ31はフロントカバー2と一体化されている。
タービン32は、インペラ31に対向して配置されている。タービン32は、軸方向において、インペラ31の第2側に配置されている。タービン32は、タービンシェル321、複数のタービンブレード322、及びタービンハブ323を有している。
タービンハブ323は、タービンシェル321の内周端部に、リベット又は溶接などによって固定されている。このタービンハブ323に出力軸105がスプライン嵌合している。タービン32の内径は、ワンウェイクラッチ104の内径よりも大きい。詳細には、タービン32のタービンハブ322の内径は、ワンウェイクラッチ104の内径よりも大きい。
ステータ33は、ステータ33は、固定軸101に、ワンウェイクラッチ104を介して支持されている。すなわち、ステータ33は、固定軸101に回転可能に支持されている。ステータ33は、軸方向において、インペラ31とタービン32との間に配置される。
以上のように出力軸105は、固定軸101よりも軸方向の第2側から延びている。このため、出力軸105は、固定軸101の径方向外側に配置することができる。すなわち、出力軸105は、固定軸101よりも外径を大きくすることができる。固定軸101は、出力軸105内を延びている。
変形例2
ロックアップ装置5は、ダンパ機構を有していなくてもよい。
2 フロントカバー
3 第1トルクコンバータ本体部
31 第1インペラ
32 第1タービン
33 第1ステータ
4 第2トルクコンバータ本体部
41 第2インペラ
42 第2タービン
43 第2ステータ
5 ロックアップ装置
6 リアカバー
100 トルクコンバータ

Claims (7)

  1. モータに接続され、軸方向の第1側から入力されたトルクを軸方向の第2側に出力するトルクコンバータであって、
    トルクが入力されるフロントカバーと、
    前記フロントカバーと一体的に回転する第1インペラ、軸方向において前記第1インペラの第2側に配置される第1タービン、及び前記第1インペラと前記第1タービンとの間に配置される第1ステータ、を有する第1トルクコンバータ本体部と、
    軸方向において前記第1タービンの第2側に配置されて前記第1タービンと一体的に回転する第2インペラ、軸方向において前記第2インペラの第2側に配置される第2タービン、及び前記第2インペラと前記第2タービンとの間に配置される第2ステータ、を有する第2トルクコンバータ本体部と、
    を備える、トルクコンバータ。
  2. 前記フロントカバーと一体的に回転し、前記第2タービンの第2側に配置されるリアカバーと、
    前記リアカバーと前記第2タービンとの間に配置されるロックアップ装置と、
    をさらに備える、請求項1に記載のトルクコンバータ。
  3. 前記第1ステータ及び前記第2ステータは、同一の固定軸に回転可能に支持される、
    請求項1又は2に記載のトルクコンバータ。
  4. 前記第1タービン及び前記第2インペラは、前記固定軸に回転可能に支持される、
    請求項3に記載のトルクコンバータ。
  5. 前記第2トルクコンバータ本体部のトーラス半径は、前記第1トルクコンバータ本体部のトーラス半径よりも大きい、
    請求項1から4のいずれかに記載のトルクコンバータ。
  6. 前記第1タービンのタービンシェルと前記第2インペラのインペラシェルとは、一つの部材によって構成される、
    請求項1から5のいずれかに記載のトルクコンバータ。
  7. モータに接続され、軸方向の第1側から入力されたトルクを軸方向の第2側に出力するトルクコンバータであって、
    トルクが入力されるフロントカバーと、
    前記フロントカバーと一体的に回転するインペラと、
    軸方向において前記第1インペラの第2側に配置されるタービンと、
    前記第1インペラと前記第1タービンとの間に配置されるステータと、
    を備える、トルクコンバータ。
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