JP2014184923A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

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大樹 須山
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Abstract

【課題】軸方向への寸法を短くできる車両用動力伝達装置を提供する。
【解決手段】入力軸32と隔壁86との間に介挿されているオイルシール90が、動力伝達軸79の径方向において、動力伝達軸79と入力軸32とが嵌合するスプライン嵌合部と重複する位置に設けられているので、オイルシール90とスプライン嵌合部とが軸方向において異なる位置に設けられている場合と比べ、これらを重複させる分だけ車両用動力伝達装置12を軸方向に短くすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用動力伝達装置に係り、特に、装置のコンパクト化に関するものである。
車両において、エンジンの動力が伝達される動力伝達軸と、その動力伝達軸に嵌合する入力軸と、その入力軸を収容するケースと、入力軸とケースとの間に介挿されているオイルシールとを、備える構造の動力伝達装置が提案されている。特許文献1に記載の車両用動力伝達装置がそれである。特許文献1の車両用動力伝達装置にあっては、ダンパの出力回転部材と入力軸とが、そのダンパと径方向において重複する位置でスプライン嵌合されている。また、軸方向において、そのスプライン嵌合された部位(スプライン嵌合部)と異なる位置に、入力軸とケースとの間を油密に密閉するオイルシールが設けられている。
特開2012−175889号公報
上述したように、特許文献1の車両用動力伝達装置にあっては、入力軸と出力回転部材とのスプライン嵌合部とオイルシールとが軸方向において異なる位置に配置されている。従って、車両用動力伝達装置が軸方向に長くなっていた。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、軸方向への寸法を短くできる車両用動力伝達装置を提供することにある。
上記目的を達成するための、第1発明の要旨とするところは、(a)エンジンの動力が伝達される動力伝達軸と、その動力伝達軸と嵌合する入力軸と、その動力伝達軸およびその入力軸を収容するケースと、そのケースの径方向内側に延びる隔壁と、その入力軸とその隔壁との間に介挿されるオイルシールとを、備える車両用動力伝達装置であって、(b)前記オイルシールが、前記動力伝達軸の径方向において、該動力伝達軸と前記入力軸とが嵌合する部位と重複する位置に設けられていることを特徴とする。
このようにすれば、オイルシールが、動力伝達軸の径方向において、動力伝達軸と入力軸とが嵌合する部位と重複する位置に設けられているので、オイルシールと、前記動力伝達軸および入力軸が嵌合する部位とが、軸方向において異なる位置に設けられている場合と比べ、これらを重複させる分だけ車両用動力伝達装置を軸方向に短くすることができる。
また、好適には、(a)前記ケースの前記隔壁より前記入力軸側に収容されている電動機と、その電動機を回転可能に支持し、内周端部が前記入力軸の外周側に配置されている電動機フランジと、その電動機フランジの内周端部と前記隔壁との間に介挿されている第1軸受と、前記入力軸と前記電動機フランジの内周端部との間に介挿されている第2軸受とを、備え、(b)前記第1軸受および前記第2軸受が、径方向において、前記動力伝達軸と入力軸とが嵌合する部位と重複する位置に設けられている。このようにすれば、第1軸受および第2軸受が、径方向において、前記動力伝達軸と入力軸とが嵌合する部位と重複する位置に設けられているので、これらを重複させる分だけさらに車両用動力伝達装置を軸方向に短くすることができる。
また、好適には、前記入力軸の軸方向の端部には、円筒状の開口穴が形成されており、その開口穴の周壁面に形成されている内周歯と、前記動力伝達軸の外周面に形成されている外周歯とがスプライン嵌合されている。このようにすれば、動力伝達軸と入力軸とが嵌合する部位において、入力軸を動力伝達軸の外周側に配置することができるため、前記動力伝達軸と入力軸とが嵌合する部位とオイルシールとを径方向において重複する位置に設けることができる。
また、好適には、前記入力軸の内部には第1油路が形成されており、その第1油路と、前記入力軸と前記電動機フランジの内周端部との間に形成されている間隙と、を連通する第2油路が前記入力軸に形成されている。このようにすれば、第1油路に供給された潤滑油が、第2油路を通って入力軸と電動機フランジとの間に形成される間隙に供給され、その間隙から軸受などの潤滑要部に潤滑油を供給することができる。
また、好適には、エンジンと電動機との間の動力伝達経路には、これらの動力伝達を断続するクラッチが介挿されている。このようにすれば、エンジンによって走行する場合には、このクラッチを係合することでエンジンの動力が駆動輪に伝達され、電動機によって走行する場合には、クラッチを解放することでエンジンの引き摺りをなくして燃費を向上させることができる。
また、好適には、エンジンと電動機との間の動力伝達経路には、ダンパ装置が介挿されている。このようにすれば、エンジンのトルク変動をダンパ装置によって吸収することで、ショックを低減することができる。
本発明が好適に適用されるハイブリッド車両を構成するエンジンおよび電動機から駆動輪までの動力伝達経路の概略構成を説明する骨子図である。 図1の骨子図において、エンジンからエンジン断続用クラッチまでの間の構造を詳細に説明するための拡大断面図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が好適に適用されるハイブリッド車両10(以下、車両10という)を構成するエンジン14および電動機MGから駆動輪34までの動力伝達経路の概略構成を説明する骨子図である。
図1において、車両用動力伝達装置12(以下、動力伝達装置12という)は、車体にボルト止め等によって取り付けられる非回転部材としてのケース20内において、エンジン14側から順番に、ダンパ装置13、エンジン断接用クラッチK0、電動機MG、トルクコンバータ16、オイルポンプ22、及び自動変速機18等を備えている。また、動力伝達装置12は、自動変速機18の出力回転部材である出力軸24に連結されたプロペラシャフト26、そのプロペラシャフト26に連結された差動歯車装置(ディファレンシャルギヤ)28、その差動歯車装置28に連結された1対の車軸30等を備えている。このように構成された動力伝達装置12は、例えばFR(フロントエンジン・リヤドライブ)型の車両10に好適に用いられるものである。動力伝達装置12において、エンジン断接用クラッチK0が係合された場合には、エンジン14の動力が、ダンパ装置13を介して入力軸32に伝達され、その入力軸32から、エンジン断接用クラッチK0、トルクコンバータ16、自動変速機18、プロペラシャフト26、差動歯車装置28、及び1対の車軸30等を順次介して1対の駆動輪34へ伝達される。
トルクコンバータ16は、ポンプ翼車16aに入力された駆動力を自動変速機18側へ流体を介して伝達する流体式伝動装置である。このポンプ翼車16aは、エンジン断接用クラッチK0、入力軸32、およびダンパ装置13を順次介してエンジン14に連結されており、エンジン14からの駆動力が入力され且つ軸心回りに回転可能な入力側回転要素である。トルクコンバータ16のタービン翼車16bは、トルクコンバータ16の出力側回転要素であり、自動変速機18の入力回転部材である変速機入力軸36にスプライン嵌合等によって相対回転不能に連結されている。また、トルクコンバータ16は、ロックアップクラッチ38を備えている。このロックアップクラッチ38は、ポンプ翼車16aとタービン翼車16bとの間に設けられた直結クラッチであり、油圧制御等により係合状態、スリップ状態、或いは解放状態とされる。
電動機MGは、電気エネルギから機械的な駆動力を発生させる発動機としての機能及び機械的なエネルギーから電気エネルギを発生させる発電機としての機能を有する所謂モータジェネレータである。換言すれば、電動機MGは、動力源であるエンジン14の代替として、或いはそのエンジン14と共に走行用の駆動力を発生させる走行用駆動力源として機能し得る。また、エンジン14により発生させられた駆動力や駆動輪34側から入力される被駆動力(機械的エネルギー)から回生により電気エネルギを発生させ、その電気エネルギを図示しないインバータや図示しない昇圧コンバータ等を介して蓄電装置であるバッテリに蓄積する等の作動を行う。電動機MGは、作動的にポンプ翼車16aに連結されており、電動機MGとポンプ翼車16aとの間では、相互に動力が伝達される。従って、電動機MGは、エンジン14と同様に、変速機入力軸36に動力伝達可能に連結されている。そして、電動機MGを走行用駆動力源として走行する場合には、エンジン断続用クラッチK0が解放され、電動機MGの動力が、トルクコンバータ16、自動変速機18、プロペラシャフト26、差動歯車装置28、及び1対の車軸30等を順次介して1対の駆動輪34へ伝達される。
オイルポンプ22は、ポンプ翼車16aに連結されており、自動変速機18を変速制御したり、ロックアップクラッチ38のトルク容量を制御したり、エンジン断接用クラッチK0の係合・解放を制御したり、車両10の動力伝達経路の各部に潤滑油を供給したりするための作動油圧をエンジン14(或いは電動機MG)により回転駆動されることにより発生する機械式のオイルポンプである。また、動力伝達装置12は、図示しない電動モータによって駆動される電動式オイルポンプ52を備えており、例えば車両停止時など、オイルポンプ22が駆動されない場合などには、電動式オイルポンプ52を補助的に作動させて油圧を発生させる。
エンジン断接用クラッチK0は、例えば互いに重ねられた複数枚の摩擦板が油圧アクチュエータにより押圧される湿式多板型の油圧式摩擦係合装置で構成され、オイルポンプ22や電動式オイルポンプ52が発生する油圧を元圧とし動力伝達装置12に設けられた油圧制御回路50によって係合解放制御される。そして、その係合解放制御においてはエンジン断接用クラッチK0の動力伝達可能なトルク容量すなわちエンジン断接用クラッチK0の係合力が、油圧制御回路50内のリニヤソレノイドバルブ等の調圧により例えば連続的に変化させられる。エンジン断接用クラッチK0は、それの解放状態において相対回転可能な1対のクラッチ回転部材(クラッチハブ及びクラッチドラム)を備えており、そのクラッチ回転部材の一方(クラッチハブ)は入力軸32に相対回転不能に連結されている一方で、そのクラッチ回転部材の他方(クラッチドラム)はトルクコンバータ16のポンプ翼車16aに相対回転不能に連結されている。このような構成から、エンジン断接用クラッチK0は、係合状態では、入力軸32を介してポンプ翼車16aをエンジン14と一体的に回転させる。すなわち、エンジン断接用クラッチK0の係合状態では、エンジン14からの駆動力がダンパ装置13を介してポンプ翼車16aに入力される。一方で、エンジン断接用クラッチK0の解放状態では、ポンプ翼車16aとエンジン14との間の動力伝達が遮断される。また、前述したように、電動機MGは作動的にポンプ翼車16aに連結されているので、エンジン断接用クラッチK0は、エンジン14と電動機MGとの間の動力伝達経路を断接するクラッチとして機能する。また、本実施例のエンジン断接用クラッチK0にあっては、油圧に比例してトルク容量(係合力)が増加し、油圧が供給されない状態では解放状態とされる、所謂ノーマリオープンタイプのクラッチが使用されている。
自動変速機18は、エンジン断接用クラッチK0を介することなく電動機MGに動力伝達可能に連結されて、エンジン14および電動機MGと駆動輪34との間の動力伝達経路の一部を構成し、走行用駆動力源(エンジン14及び電動機MG)からの動力を駆動輪34側へ伝達する。自動変速機18は、例えば複数の係合装置例えばクラッチCやブレーキB等の油圧式摩擦係合装置の何れかの掴み替えにより(すなわち油圧式摩擦係合装置の係合と解放とにより)変速が実行されて複数の変速段(ギヤ段)が選択的に成立させられる有段式の自動変速機として機能する遊星歯車式多段変速機である。すなわち、自動変速機18は、公知の車両によく用いられる所謂クラッチツゥクラッチ変速を行う有段変速機であり、変速機入力軸36の回転を変速して出力軸24から出力する。また、この変速機入力軸36は、トルクコンバータ16のタービン翼車16bによって回転駆動されるタービン軸でもある。そして、自動変速機18では、クラッチC及びブレーキBのそれぞれの係合解放制御により、運転者のアクセル操作や車速V等に応じて所定のギヤ段(変速段)が成立させられる。また、自動変速機18のクラッチCおよびブレーキBの何れもが解放されるとニュートラル状態となり、駆動輪34とエンジン14および電動機MGとの動力伝達経路が遮断される。
図2は、図1の骨子図において、エンジン14からエンジン断続用クラッチK0までの間の構造を詳細に説明するための拡大断面図である。なお、動力伝達装置12は、軸心Cを中心に略対称に構成されているため、その軸心Cより下半分が省略されている。
図2に示すように、非回転部材であるケース20内には、エンジン14のクランク軸60側から順番に、円盤形状のフライホイール62、ダンパ装置13(動力伝達軸79)、入力軸32、電動機MG、およびエンジン断続用クラッチK0が、軸心Cを中心に収容されている。
フライホイール62は円盤形状を有しており、その内周側がクランク軸60にボルト64によって締結されている。また、フライホイール62の外周側は、ダンパ装置13の外周端に位置する円板プレート66に連結されている。
ダンパ装置13は、フライホイール62に連結されている円板プレート66と、その円板プレート66を介してフライホイール62に連結されて軸心Cまわりに回転可能なディスクプレート68と、そのディスクプレート68と同軸心Cまわりに相対回転可能なハブ部材70と、ディスクプレート68とハブ部材70との間に介挿され、ディスクプレート68とハブ部材70との間で動力を伝達するばね鋼から成るコイルスプリング72とを、含んで構成されている。
ディスクプレート68は、左右一対の円盤状の第1ディスクプレート74(以下、第1プレート74)および第2ディスクプレート76(以下、第2プレート76)から構成されている。第1プレート74および第2プレート76は、コイルスプリング72を軸方向に挟み込んだ状態で、外周部が円板プレート66とともにリベット78によって一体的に締結されている。また、第1プレート74および第2プレート76には、それぞれコイルスプリング72を収容するための開口穴が周方向に複数個形成されている。この第1プレート74および第2プレート76の各開口穴は、第1プレート74および第2プレート76が組み付けられた状態で周方向において等しい位置に形成されており、これらの開口穴によってコイルスプリング72を収容するための空間が形成される。そして、この空間にコイルスプリング72が収容される。
ハブ部材70は、外周面にスプライン嵌合用の外周歯82が形成されている動力伝達軸79と、その動力伝達軸79から径方向に伸びるフランジ部80とから構成されている。このハブ部材70(動力伝達軸79)には、ダンパ装置13を介してエンジン14の動力が伝達される。フランジ部80の外周部には、図示しない切欠が周方向に複数個形成されており、その切欠によって形成される空間にコイルスプリング72がそれぞれ収容(介挿)されている。このように構成されることで、コイルスプリング72は、ディスクプレート68およびハブ部材70の部材間の相対回転量に応じて弾性変形しつつ動力を伝達する。例えば、ディスクプレート68が回転すると、コイルスプリング72の一端が押圧され、コイルスプリング72の他端がハブ部材70のフランジ部80を回転方向に押圧することで、ハブ部材70が回転させられる。このとき、コイルスプリング72は、弾性変形しつつ動力を伝達することで、トルク変動によるショックがコイルスプリング72によって吸収される。なお、本実施例において、径方向とは軸心Cを中心とした放射線方向、すなわち、動力伝達軸79や入力軸32の径方向に対応している。
前記動力伝達軸79の外周歯82に入力軸32の内周歯83がスプライン嵌合されている。入力軸32の軸方向においてエンジン側の端部には、軸心Cを中心とする有底円筒状の環状穴84が形成されており、その環状穴84の周壁面に内周歯83が形成されている。そして、動力伝達軸79の外周歯82と入力軸32の内周歯83とがスプライン嵌合されることで、動力伝達軸79と入力軸32とが一体的に回転することとなる。また、上記環状穴84が形成されることで、入力軸32の軸方向の一端には、円筒状の円筒部88が形成されている。なお、環状穴84が、本発明の開口穴に対応している。
軸方向においてダンパ装置13と電動機MGとの間には、ケース20の外周から径方向内側(軸心C側、内周側)に向かって延びる円盤状の隔壁86が形成されている。隔壁86は、図示しないボルトによってケース20に締結されており、非回転部材として機能する。この隔壁86によって、ケース20の内部が、ダンパ装置13等が収容される空間と、電動機MGおよびエンジン断続用クラッチK0等が収容される空間とに分割される。すなわち、電動機MGがケース20の隔壁86よりも入力軸32側に収容される。また、隔壁86は、ケース20に一体的に接続されており、ケース20の一部としても機能する。そして、ケース20の一部として機能する隔壁86の内周端部と入力軸32を構成する前記円筒部88の外周面との間には、オイルシール90が介挿されている。これより、ケース20の隔壁86を隔てて電動機MG等が収容される側の空間は、油密に形成されている。また、オイルシール90は、径方向において、動力伝達軸79と入力軸32とがスプライン嵌合される部位(以下、この部位をスプライン嵌合部と定義する)と重複する位置に設けられている。
電動機MGは、ボルト92によってケース20に回転不能に固定されているステータ94(固定子)と、そのステータ94の内周側に配置されているロータ96(回転子)と、そのロータ96の内周縁に接続されてロータ96と一体的に回転するロータ支持軸98と、そのロータ支持軸98の内周部から内周に向かって伸びる円盤状の電動機フランジ100とを、含んで構成されている。
電動機フランジ100の外周端部はロータ支持軸98に接続され、電動機フランジ100の内周端部には、入力軸32の外周側に位置して軸方向に向かって伸びる円筒状の円筒部102が形成されている。そして、電動機フランジ100の円筒部102の外周面と隔壁86の内周部との間には、玉軸受104が介挿されている。これより、電動機フランジ100およびそれに接続されているロータ支持軸98(ロータ96)が、玉軸受104を介してケース20に回転可能に支持されている。なお、円筒部102が本発明の電動機フランジの内周端部に対応しており、玉軸受104が本発明の第1軸受に対応している。
また、電動機フランジ100の円筒部102と入力軸32の円筒部88との間には、ニードルころ軸受106が介挿されている。従って、入力軸32が、ニードルころ軸受106、円筒部102、および玉軸受104を介して隔壁86(ケース20)に回転可能に支持されている。また、図2に示すように、玉軸受104とニードルころ軸受106とが、前記スプライン嵌合部と径方向において重複する位置に設けられている。なお、ニードルころ軸受106が、本発明の第2軸受に対応している。
入力軸32には、径方向に伸びる鍔部108が形成されており、その鍔部108の外周部に有底筒状のクラッチハブ110が接続されている。クラッチハブ110は、内周端が鍔部108に溶接によって接続されている円盤状の円盤部材112と、軸方向の一端がその円盤部材112の外周端部と接続されている円筒状の円筒部114とから構成されている。また、鍔部108と電動機フランジ100との間には、スラスト軸受109が介挿されている。
円筒部114の外周面には、複数枚の内側摩擦プレート116が相対回転不能、且つ、軸方向への移動可能にスプライン嵌合されている。また、ロータ支持軸98の内周面には、複数枚の外側摩擦プレート118が相対回転不能、且つ、軸方向への移動可能にスプライン嵌合されている。これら内側摩擦プレート116および外側摩擦プレート118が交互に積層されることで、摩擦係合部120が構成される。この摩擦係合部120やクラッチハブ110等を含んでエンジン断続用クラッチK0が構成される。
エンジン断続用クラッチK0は、図示しないピストンが摩擦係合部120を押圧すると、その摩擦係合部120が係合され、入力軸32とロータ支持軸98とが接続される。すなわち、エンジン14と電動機MGとの間の動力伝達経路が動力伝達状態となり、エンジン14の駆動力がエンジン断続用クラッチK0を介して駆動輪側に伝達される。一方、摩擦係合要素120の係合が解除されると、エンジン14と電動機MGとの間の動力伝達経路が遮断される。
本実施例においては、ハブ部材70の動力伝達軸79の外周側に外周歯82が形成されるとともに、入力軸32の円筒部88の内周側に内周歯83が形成され、それらが互いにスプライン嵌合されている。これより、入力軸32の円筒部88が動力伝達軸79よりも外周側に配置されることになる。そして、隔壁86の内周端部と入力軸32の円筒部88との間にオイルシール90が介挿されており、オイルシール90と前記スプライン嵌合部とを、径方向において重複する位置に配置することが可能となる。
また、隔壁86の内周端部、電動機フランジ100の円筒部102、および入力軸32の円筒部88は、径方向に重複する位置に配置されている。そして、隔壁86の内周端部と電動機フランジ100の円筒部102との間に介挿されている玉軸受104、円筒部102と入力軸32の円筒部88との間に介挿されているニードルころ軸受106、およびスプライン嵌合部は、径方向において重複する位置に配置されている。このように配置されることで、これらを径方向に重複するように配置した分だけ、動力伝達装置12を軸方向に短くすることができる。
入力軸32の内部には、図示しないオイルポンプから潤滑油が供給される軸心Cに平行な軸方向油路122が形成されている。この軸方向油路122は、入力軸32に形成されている環状穴84と壁を隔てて形成されており、環状穴84とは連通されていない。さらに、入力軸32には、その軸方向油路122と円筒部88の外周面とを連通する連通油路124が形成されている。すなわち、連通油路124は、軸方向油路122と、入力軸32の円筒部88と電動機フランジ100の円筒部102との間の間隙とを連通する。なお、連通油路124とスプライン嵌合部とが、径方向において一部重複している。また、隔壁86の内周端部と入力軸32の円筒部88との間にオイルシール90が介挿されることで、入力軸32の円筒部88と電動機フランジ100の円筒部102との間隙と、隔壁86の内周端部と円筒部102との間の間隙とが油密に接続されている。
従って、連通油路124を通る潤滑油が、電動機フランジ100の円筒部102と入力軸32の円筒部88との間に形成される間隙に供給され、この間隙に介挿されているニードルころ軸受106を潤滑する。さらに、ニードルころ軸受106を潤滑した潤滑油は、隔壁86の内周端部と円筒部102との間の間隙を通るため、この間隙に介挿されている玉軸受104を潤滑する。また、連通油路124を通る潤滑油が、電動機フランジ100と、入力軸32の鍔部108およびクラッチハブ100の円盤部材112との間に形成される間隙にも供給され、その間隙に介挿されているスラスト軸受109を潤滑する。さらに、スラスト軸受109を潤滑した潤滑油は、この間隙を通って摩擦係合部120に供給され、その摩擦係合部120を潤滑する。なお、軸方向油路122が本発明の第1油路に対応しており、連通油路124が本発明の第2油路に対応している。
上述のように、本実施例によれば、オイルシール90が、動力伝達軸79の径方向において、動力伝達軸79と入力軸32とが嵌合するスプライン嵌合部と重複する位置に設けられているので、オイルシール90とスプライン嵌合部とが軸方向において異なる位置に設けられている場合と比べ、これらを重複させる分だけ車両用動力伝達装置12を軸方向に短くすることができる。
また、本実施例によれば、玉軸受104およびニードルころ軸受106が、径方向において、スプライン嵌合部と重複する位置に設けられているので、これらを重複させる分だけさらに車両用動力伝達装置12を軸方向に短くすることができる。
また、本実施例によれば、入力軸32の軸方向の端部には、環状穴84が形成されており、その環状穴84の周壁面に形成されている内周歯83と、動力伝達軸79の外周面に形成されている外周歯82とがスプライン嵌合されることで、入力軸32の円筒部88を動力伝達軸79の外周側に配置することができる。従って、スプライン嵌合部とオイルシール90とを径方向において重複する位置に設けることが可能となる。
また、本実施例によれば、入力軸32には軸方向油路122が形成されており、その軸方向油路122と、入力軸32と電動機フランジ100の内周端部との間に形成されている間隙と、を連通する連通油路124が入力軸32に形成されている。このようにすれば、軸方向油路122に供給された潤滑油が、連通油路124を通って入力軸32と電動機フランジ100との間に形成される間隙に供給され、その間隙から玉軸受104やニードルころ軸受106などの潤滑要部に潤滑油を供給することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例において、玉軸受104およびニードルころ軸受106の構造や形式は特に限定されるものではなく、仕様に応じて適宜変更しても構わない。
また、前述の実施例において、隔壁86はケース20に図示しないボルトによって締結されているとしたが、例えば溶接など他の方向で締結されても構わない。
また、前述の実施例において、入力軸32と動力伝達軸79とはスプライン嵌合されていたが、必ずしもスプライン嵌合に限定されず、例えばセレーションなどであっても構わない。
また、前述の実施例において、動力伝達装置12の構成は一例であって、本発明は、ダンパ装置13、電動機MG、およびエンジン断続用クラッチK0を備えたものに限定されない。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
14:エンジン
20:ケース
32:入力軸
79:動力伝達軸
82:外周歯
83:内周歯
84:環状穴(開口穴)
86:隔壁
90:オイルシール
100:電動機フランジ
102:円筒部(電動機フランジの内周端部)
104:玉軸受(第1軸受)
106:ニードルころ軸受(第2軸受)
122:軸方向油路(第1油路)
124:連通油路(第2油路)
MG:電動機

Claims (4)

  1. エンジンの動力が伝達される動力伝達軸と、該動力伝達軸と嵌合する入力軸と、該動力伝達軸および該入力軸を収容するケースと、該ケースの径方向内側に延びる隔壁と、該入力軸と該隔壁との間に介挿されるオイルシールとを、備える車両用動力伝達装置であって、
    前記オイルシールが、前記動力伝達軸の径方向において、該動力伝達軸と前記入力軸とが嵌合する部位と重複する位置に設けられていることを特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 前記ケースの前記隔壁より前記入力軸側に収容されている電動機と、
    該電動機を回転可能に支持し、内周端部が前記入力軸の外周側に配置されている電動機フランジと、
    該電動機フランジの内周端部と前記隔壁との間に介挿されている第1軸受と、
    前記入力軸と前記電動機フランジの内周端部との間に介挿されている第2軸受とを、備え、
    前記第1軸受および前記第2軸受が、径方向において、前記動力伝達軸と入力軸とが嵌合する部位と重複する位置に設けられていることを特徴とする請求項1の車両用動力伝達装置。
  3. 前記入力軸の軸方向の端部には、円筒状の開口穴が形成されており、
    該開口穴の周壁面に形成されている内周歯と、前記動力伝達軸の外周面に形成されている外周歯とがスプライン嵌合されていることを特徴とする請求項1または2の車両用動力伝達装置。
  4. 前記入力軸の内部には第1油路が形成されており、
    該第1油路と、前記入力軸と前記電動機フランジの内周端部との間に形成されている間隙と、を連通する第2油路が前記入力軸に形成されていることを特徴とする請求項3の車両用動力伝達装置。
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