JP2011042060A - 記録紙幅検知方法 - Google Patents
記録紙幅検知方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011042060A JP2011042060A JP2009190371A JP2009190371A JP2011042060A JP 2011042060 A JP2011042060 A JP 2011042060A JP 2009190371 A JP2009190371 A JP 2009190371A JP 2009190371 A JP2009190371 A JP 2009190371A JP 2011042060 A JP2011042060 A JP 2011042060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference value
- output voltage
- recording paper
- voltage data
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】(a)二次基準値よりも大きい所定の出力レベルを一次基準値として設定し(b)出力電圧データをその一端から他端方向に読み出して、その中に一次基準値を超えるものがあるか否かを調べ(c)超えるものがあったときは、出力電圧データを一次基準値から前記読出し方向と逆方向に読み出して、その中に二次基準値と合致するものがあるか否かを調べ(d)合致するものがあったときのエンコーダの主走査位置データを一端位置であると判断(e)出力電圧データをその他端から一端方向に読み出して、その中に一次基準値を超えるものがあるか否かを調べ、(f)超えるものがあったときは一次基準値から前記読出し方向と逆方向に読み出して、その中に二次基準値と合致するものがあるか否かを調べ、(g)合致するものがあったとき他端位置であると判断する。
【選択図】図9
Description
)を所定の搬送路に沿って1行ずつ搬送(副走査)するとともに、その搬送方向に直行する方向にキャリッジを移動(主走査)しながら、そのキャリッジに取付けた印字ヘッドから記録紙に向けてインク滴を発射することにより、記録紙に画像を記録するように構成されているので、記録紙の所定領域に正確に記録するために、記録紙の主走査方向の右端位置と左端位置を含めた記録紙の幅を検知する必要がある。
しかし、特許文献2には、ゴミ等による誤検知に関しては何も記載されていない。
判断するものがある。なお、図10においては、受光部の出力電圧データは51階層に分割され、受光部の出力電圧データがアナログ的に表示されている。その出力電圧データを主走査方向の順序で右方向にチェックして、基準値Ltに達した位置が記録紙の右端Re
であると判断し、同出力電圧データを主走査方向の順序で左方向にチェックして、基準値Ltに達した位置が記録紙の左端Leであると判断している。
Nは、搬送案内面からの光反射やノイズによる出力である。基準値Lを50%に設定した場合は、搬送案内面からの光反射やノイズにより誤検知を発生し易い。そこで、従来は、搬送路やノイズによる影響を考慮して、光センサの出力レベルが1.5V(50%)未満のときは、エラーとしている。
この図で示されるように、光センサの規格出力電圧を大きくした場合は、搬送案内面からの光反射やノイズによる影響を受けず、安定した出力レベルが得られ、誤検知をしない。
そのため、従来は、誤検知の原因は光センサの能力(規格出力能力)が低いことにあるとして、搬送案内面からの光反射やノイズによる誤検知を回避するために、光センサが規格出力能力の大きいもの、例えば5V以上のものに交換されることが多かった。
(a)前記基準値を二次基準値とし、その二次基準値よりも大きい所定の出力レベルを一次基準値として設定し、(b)前記メモリに記録された出力電圧データをその一端から他端方向に読み出して、その中に一次基準値を超えるものがあるか否かを調べ、(c)超えるものがあったときは、前記メモリに記録された出力電圧データを前記一次基準値から前記読出し方向と逆方向に読み出して、その中に前記二次基準値と合致するものがあるか否かを調べ、(d)合致するものがあったときのエンコーダの主走査位置データが示す位置を記録紙の一端位置であると判断するとともに、(e)前記記録された出力電圧データをその他端から一端方向に読み出して、その中に前記一次基準値を超えるものがあるか否かを調べ、(f)超えるものがあったときは前記記録された出力電圧データを前記一次基準値から前記読出し方向と逆方向に読み出して、その中に前記二次基準値と合致するものがあるか否かを調べ、(g)合致するものがあったときのエンコーダの主走査位置データが示す位置を記録紙の他端位置であると判断することを特徴とする(請求項1)。
図1において、1は搬送案内面であり、2は図示されていない搬送用モータにより回転駆動される搬送ローラであり、図示されていない上側の押圧ローラとの間に記録紙3を挟持して所定の搬送路に沿って搬送する。図示されていないが、搬送される記録紙は幅方向一端側(図1の例では右端側)の搬送基準面に寄せられて、正確な位置を維持しつつ搬送されるようになっている。
タイミングベルト6が走査用モータ7に回転駆動されることにより、キャリッジ4は主走査方向に搬送路の片方(右側)の外側の所定位置(ホーム位置)から他の片方の(左側)の外側の所定位置までの間を移動されるように構成されている。
2基準値Lt2とがある。第1基準値Lt1は、光センサ8の受光部8bの規格出力電圧の80%相当の出力レベルに設定され、第2基準値Lt2は、同60%相当の出力レベルに
設定されている。
インクジェットプリンタを起動させると、先ず、キャリッジ制御手段101が初期化処理を行ない、キャリッジ駆動手段13の走査用モータ7に制御信号を送出し、キャリッジ4をホーム位置に移動させる(図6のステップ11。以下、ステップをSで表す。)。続いて、給紙制御手段102が記録紙搬送手段14の搬送モータを駆動するためパルス信号を送出し、給紙動作(用紙吸入)を開始させる(S12)。搬送モータに送出されたパルス数が所定値に達したとき(記録紙の進行方向先端が光センサ8の走査ラインを越えたとき)、再びキャリッジ駆動手段13の走査用モータ7に制御信号を送出してキャリッジ4をホーム位置から離れる方向(図1では左方向)に移動させるとともに、走査位置データ取得手段103によりエンコーダ11から走査位置データDaを取得する(S13)。エンコーダ11からの走査位置データの入力をトリガーとして、出力電圧データ取得手段104がA/D変換回路9から出力電圧データDbを取得し(S13)、データ記録制御手段105がそれらの入力する走査位置データ及び出力電圧データ(両者を合わせて走査データという場合がある。)をRAM12bの所定記憶番地に記憶する(S14)。こうして、エンコーダ11から一つの走査位置データが入力するたびに、順次、走査位置データと出力電圧データがRAM12bの所定記憶番地に記憶される。図4はキャリッジ4(光センサ8)が図1のホーム位置から記録紙搬送路の反対側端部までの1回の走査によりRAM12bに記憶された走査位置データDaと出力電圧データDbの一例を示す。
タを読み出し、同様にその走査データの出力電圧データが第1基準値と等しいか否かを調べる(S22)。読み出した走査データの出力電圧データが第1基準値と等しいときは、走査データの読出しを中止し(S23)、そのときの走査データの走査位置データから逆順序に読み出し(S24)、その読出した走査データの出力電圧データDbが第2基準値Lt2と等しいか否かを調べる(S25)。そして、読出した走査データの出力電圧デー
タが第2基準値と等しいとき、そのときの走査データの走査位置データDaが示す位置がその記録紙の右端位置であると判断し、その走査位置データを記録する(S26)。
無視され、同出力波形の中の第1基準値と等しい点に達したとき、同出力波形を左方向に読み出し、その中の第2基準値Lt2と等しい点に達したとき、その点の位置(走査位置
)を記録紙の始端位置と判断するのであるが、高電圧である第1基準値Lt1を先に検出
し、その後により低い電圧である第2基準値Lt2を検出する(記録紙の内側から外側に
向けて検出する)方法を採用するので、第2基準値Lt2を50%以下に設定しても、ノ
イズNなどの影響を受けずに安定した始端検知が可能である。
Claims (2)
- 記録紙の給紙開始直後に、反射型光センサを搭載したキャリッジをホーム位置から主走査し、光センサの受光部の出力電圧をA/D変換し、量子化して出力電圧データをエンコーダの出力する前記ホーム位置からの主走査位置データとともにメモリに記録し、その記録された光センサの出力電圧データをその一端から他端方向に読み出して、その中に受光部の最大出力の所定%に相当する基準値を超えるものがあるか否かを調べ、基準値を超えた出力電圧データとともに記録されたエンコーダの主走査位置データが示す位置を記録紙の一端位置であると判断するとともに、前記記録された出力電圧データをその他端から一端方向に読み出して、その中に前記基準値を超えるものがあるか否かを調べ、基準値を超えた出力電圧データとともに記録されたエンコーダの主走査位置データが示す位置を記録紙の他端位置であると判断する記録紙幅検知方法において、
(a)前記基準値を二次基準値とし、その二次基準値よりも大きい所定の出力レベルを一次基準値として設定し、
(b)前記メモリに記録された出力電圧データをその一端から他端方向に読み出して、その中に一次基準値を超えるものがあるか否かを調べ、
(c)超えるものがあったときは、前記メモリに記録された出力電圧データを前記一次基準値から前記読出し方向と逆方向に読み出して、その中に前記二次基準値と合致するものがあるか否かを調べ、
(d)合致するものがあったときのエンコーダの主走査位置データが示す位置を記録紙の一端位置であると判断するとともに、
(e)前記記録された出力電圧データをその他端から一端方向に読み出して、その中に前記一次基準値を超えるものがあるか否かを調べ、
(f)超えるものがあったときは前記記録された出力電圧データを前記一次基準値から前記読出し方向と逆方向に読み出して、その中に前記二次基準値と合致するものがあるか否かを調べ、
(g)合致するものがあったときのエンコーダの主走査位置データが示す位置を記録紙の他端位置であると判断することを特徴とする記録紙幅検知方法。 - 一次基準値を記録紙が搬送案内面に存在するときの受光部の最大出力電圧の80%に設定し、二次基準値を同じく50%ないし60%に設定したことを特徴とする請求項1に記載の記録紙幅検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009190371A JP5362481B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 記録紙幅検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009190371A JP5362481B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 記録紙幅検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011042060A true JP2011042060A (ja) | 2011-03-03 |
JP5362481B2 JP5362481B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=43829874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009190371A Expired - Fee Related JP5362481B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 記録紙幅検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5362481B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013176888A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置及び液体噴射装置における媒体端部位置検出方法 |
JP2013180487A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置及び液体噴射装置における媒体端部位置検出方法 |
JP2015003432A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム |
JP2015137154A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | 株式会社沖データ | 媒体検出方法、媒体検出装置及び印刷装置 |
CN105538927A (zh) * | 2014-10-28 | 2016-05-04 | 日本冲信息株式会社 | 纸张检测装置、图像形成装置以及纸张检测方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08112952A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-07 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2003291435A (ja) * | 2002-04-02 | 2003-10-14 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
JP2008049653A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Seiko Epson Corp | 印刷装置及びその制御方法 |
-
2009
- 2009-08-19 JP JP2009190371A patent/JP5362481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08112952A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-07 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2003291435A (ja) * | 2002-04-02 | 2003-10-14 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
JP2008049653A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Seiko Epson Corp | 印刷装置及びその制御方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013176888A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置及び液体噴射装置における媒体端部位置検出方法 |
JP2013180487A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置及び液体噴射装置における媒体端部位置検出方法 |
JP2015003432A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム |
JP2015137154A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | 株式会社沖データ | 媒体検出方法、媒体検出装置及び印刷装置 |
CN105538927A (zh) * | 2014-10-28 | 2016-05-04 | 日本冲信息株式会社 | 纸张检测装置、图像形成装置以及纸张检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5362481B2 (ja) | 2013-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5362481B2 (ja) | 記録紙幅検知方法 | |
JP2007182265A (ja) | シート搬送装置 | |
JP4398797B2 (ja) | 媒体幅検出装置 | |
US7762659B2 (en) | Recording apparatus, computer readable medium storing thereon recording control program and recording method | |
JP5645424B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP7207929B2 (ja) | 検出装置、制御方法及びプログラム | |
JP5115521B2 (ja) | 印刷装置、及び、印刷方法 | |
JP5668280B2 (ja) | 印刷装置および印刷媒体の端部検出方法 | |
JP2009196752A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007130933A (ja) | シート給送装置 | |
US9028033B2 (en) | Printing apparatus | |
CN100391744C (zh) | 打印机记录介质的自动辨识系统及方法 | |
JP7071162B2 (ja) | 検出装置、制御方法及びプログラム | |
JP5664095B2 (ja) | スキュー検出方法、スキュー検出装置およびこれを備えた印刷装置 | |
JP2008126452A (ja) | 記録装置及び記録媒体有無の検出方法 | |
JP2013035616A (ja) | 搬送装置、記録装置及び制御方法 | |
JP2003266656A (ja) | インクジェット式画像形成装置 | |
US9302508B2 (en) | Print apparatus | |
JP2014240158A (ja) | 記録制御装置、記録方法及びプログラム | |
JP2013065128A (ja) | 通帳プリンタ | |
JP7067009B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2006051795A (ja) | 媒体位置決めセンサアセンブリ、媒体位置決めセンサアセンブリを有する画像形成装置および方法 | |
JP4248439B2 (ja) | 用紙端検出装置及びこれを用いたプリンター | |
JP2004091112A (ja) | 判別装置、印刷装置、プログラム及びコンピュータシステム | |
JP4492147B2 (ja) | インクジェット記録装置及び記録媒体の移動制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120810 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130904 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5362481 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |