JP2011035979A - モータ、およびモータの製造方法 - Google Patents

モータ、およびモータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に量産でき、信頼性に優れた絶縁構造を有するモータ。
【解決手段】シャフト1と、前記シャフト1に固定されるロータ2と、前記ロータ2の周りに配設される筒状のステータ3と、前記シャフト1を回転自在に支持し、前記ロータ2及び前記ステータ3を収容するハウジングと、を含み、前記ステータ3は、複数のティース34を有するコア31と、前記複数のティース34に導電線を巻き付けることにより形成される複数のコイル32と、絶縁性のチューブ5と、を備え、前記コア31は、それぞれが前記ティース34を有する複数の要素コア35を連結して構成され、前記複数のコイル32は、1本の前記導電線で繋がる、少なくとも2つ以上の連続コイル32aを含み、前記連続コイル32a間を渡る前記導電線37aの部分に、前記チューブ5が挿入されているモータ。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ、およびモータの製造方法に関し、特に、コイル間を渡る導電線の絶縁構造に関する。
この種の絶縁構造に関しては、これまでにもいくつか開示されている。
例えば、特開平5−30695号公報では、コイル導体(導電線)の表面にテープを巻回した後、熱硬化性樹脂を含浸させて絶縁層を形成している。
また、特開平10−136601号公報では、口出し線(導電線)を口出し線用絶縁チューブで包囲している。口出し線用絶縁チューブは、フィルムを螺旋状に捲回し、超音波シール加工などによって筒状に形成している。
特開平5−30695号公報 特開平10−136601号公報
しかしながら、これらいずれの絶縁構造も、導電線の周りにテープ等を巻き付けて形成しているため、テープ等の繋ぎ目から導電線が露出するおそれがあり、信頼性の面で不安がある。
本発明の目的は、容易に量産でき、信頼性に優れた絶縁構造を有するモータを提供することにある。
本発明に係るモータは、シャフトと、前記シャフトに固定されるロータと、前記ロータの周りに配設される筒状のステータと、前記シャフトを回転自在に支持し、前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、を含み、前記ステータは、複数のティースを有するコアと、前記複数のティースに導電線を巻き付けることにより形成される複数のコイルと、絶縁性のチューブと、を備え、前記コアは、それぞれが前記ティースを有する複数の要素コアを連結して構成され、前記複数のコイルは、1本の前記導電線で繋がる、少なくとも2つ以上の連続コイルを含み、前記連続コイル間を渡る前記導電線の部分に、前記チューブが挿入されているモータである。
係る構成のモータによれば、連続コイル間を渡る導電線の部分に、切れ目のないチューブが挿入されているので、削れたり切断されたりしない限り、導電線が露出するおそれはないし、外れるおそれもない。従って、絶縁性を高度な信頼性をもって確保できる。
本発明に係るモータは、次のような製造方法を用いて作製することができる。
すなわち、本発明に係るモータの製造方法は、巻線機に複数の前記要素コアを取り付ける要素コア支持工程と、導電線供給装置から引き出される前記導電線に、その先端から前記チューブを挿入し、前記導電線が通り抜け可能な状態で前記チューブを一時的に支持するチューブ支持工程と、前記チューブを通り抜けて送り出される前記導電線を、前記複数の要素コアがそれぞれ有する前記ティースに巻き付けて、前記連続コイルを連続的に形成する巻付工程と、を含み、前記巻付工程が、連続する2つの前記連続コイルの間に前記チューブを送り出すチューブ送出工程を含む。
係る構成のモータの製造方法によれば、絶縁性に優れたモータを容易に量産できる。
本発明によれば、量産が容易で、信頼性に優れた絶縁構造を有するモータを提供することができる。
図1は、本実施形態のモータの断面図である。 図2は、図1の矢印I方向から見たステータである。 図3は、要素コアの概略斜視図である。 図4は、コイルセットの概略斜視図である。 図5は、巻線装置の模式図である。 図6は、図5における矢印II方向から見た模式図である。 図7は、チューブ規制部の模式図である。(a)は正面図、(b)は(a)の側面図である。 図8は、図7の(a)の別の状態を示す図である。 図9は、巻線処理の工程を説明するための図である。 図10は、巻線処理の工程を説明するための図である。 図11は、巻線処理の工程を説明するための図である。 図12は、巻線処理の工程を説明するための図である。 図13は、巻線処理の工程の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。
(モータの構造)
図1、図2に、本実施形態のモータを示す。このモータは、電動パワーステアリング用のブラシレスモータであり、シャフト1やロータ2、ステータ3、ハウジング4などを含んで構成されている。
ハウジング4は、有底円筒形状をした容器状のブラケット41と、ブラケット41の開口に嵌め込まれる蓋状のカバー42とを有している。ハウジング4にはロータ2やステータ3が収容されている。ブラケット41の底面の中央と、この底面と対向するカバー42の天面の中央とには、それぞれシャフト1が挿通される軸孔43が開口している。これら軸孔43に挿通されたシャフト1は、ベアリング44を介してハウジング4に回転自在に支持されている。
シャフト1の軸方向の中間部分には、円柱状のロータ2が同軸に固定されている。ロータ2の外周面には、周方向にN極とS極とが交互に並ぶように複数のマグネット21,21,…が配設されている。ロータ2の周りには、ロータ2の外周面と僅かな隙間を隔てて対向するように円筒状のステータ3が配設されている。
図2に示すように、ステータ3には、コア31や複数(本実施形態では12個)のコイル32、チューブ5などが備えられている。コア31は、円筒状のコアベース33と、このコアベース33から中心側に突出する複数(本実施形態では12個)のティース34とを有している。コア31は、複数(本実施形態では12個)の要素コア35を連結して構成されている。
図3に、その要素コア35を示す。同図に示すように、要素コア35は、金属板の積層体からなり、断面略T字形状をしている。1つの要素コア35は、コアベース33を構成する要素コアベース36と、1つのティース34とを有している。
これらティース34のそれぞれに、絶縁性のインシュレータ39を介して導電線37が集中巻きにより巻き付けられて12個のコイル32が形成されている。本実施形態では、これら12個のコイル32は、1本の導電線37で繋がる2個のコイル32(連続コイル32a)からなる6個のコイルセット38で構成されている(図4参照)。コイルセット38の詳細については別途後述する。
繋がった2つの連続コイル32aは、その間に、他の2つのコイルセット38,38における一方の連続コイル32aをそれぞれ1つずつ挟む形で周方向に配置されている。各連続コイル32aから導出される導電線37の端部は、それぞれバスバーの所定の端子に接続されている(図示せず)。そして、各コイルセット38には、一方の連続コイル32aから他方の連続コイル32aに渡る導電線37の部分(渡り部37aともいう)を被覆するように、チューブ5が渡り部37aに挿入されている。本実施形態では、合計6個のチューブ5が設けられている。
これらチューブ5は、例えば、フッ素樹脂やガラス繊維等、耐熱性や絶縁性に優れた軟質の素材を用いている。チューブ5は、一般の押出成型によって、または、ガラス繊維を編み込むことによって、全体が一体に成形されている。チューブ5は、少なくとも絶縁が必要な部分に切れ目や接合部位が無ければよく、絶縁が不要な端部に切れ目が形成されてもよい(一体成形品)。尚、本実施形態のチューブ5は、渡り部37aの絶縁が必要な部分を、切れ目の無いチューブ5で被覆している。
導電線37をチューブ5に挿入したときに、抵抗をほとんど受けずに導電線37の出し入れが可能なように、チューブ5の内径は導電線37の外径よりも大きく形成されている。チューブ5の長さは必要に応じて適宜設定できるが、通常は、50mm〜100mm程度である。
これらチューブ5は、切れ目のない均質な一体物であるため、削れたり切断されたりしない限り、渡り部37aが露出するおそれがない。導電線37に挿入されているため、外れるおそれもない。従って、渡り部37aの絶縁性を高度な信頼性をもって確保できる。
また、本実施形態のモータでは、これらチューブ5がステータ3の軸方向、つまりシャフト1の軸方向における一方の端部、本実施形態では、図1においてハウジング4のカバー42側の端部に偏在するように配設して、チューブ5が邪魔にならないように工夫されている。
すなわち、渡り部37aにチューブ5を設けると、チューブ5を収容するスペースの分だけステータ3の軸方向側の寸法が大きくなり易いが、チューブ5を一方の端部に偏在させて集約することで、チューブ5が効率よく収容できるようになるため、ステータ3の軸方向側の寸法が大きくなるのを防いでいる。
(モータの製造方法)
次に、このモータの製造方法について説明する。上述したように、このモータに備えられているステータ3は、2個の要素コア35,35の各ティース34,34に連続的に1本の導電線37を巻き付けることによって1つのコイルセット38を形成し、そのコイルセット38を6つ組み合わせることにより形成されている。
図4に、そのコイルセット38を示す。本実施形態のコイルセット38では、一方の要素コア35のティース34に、ティース34の先端側から見て時計回りに、導電線37が所定回数巻き付けられて第1の連続コイル32aが形成され、渡り部37aを介して、他方の要素コア35のティース34に、同様に導電線37が巻き付けられて第2の連続コイル32aが形成されている。そして、これら第1及び第2の連続コイル32a,32aの間の渡り部37aにチューブ5が挿入されている。
このような2つの連続コイル32a,32aの間にチューブ5を挿入する処理は、次のような1〜4の工程を含む巻線処理の過程で行われる。
1:巻線機に2つの要素コア35,35を横並びに取り付ける(要素コア支持工程)。
2:導電線供給装置53から引き出される導電線37に、その先端からチューブ5を挿入し、導電線37が通り抜け可能な状態でチューブ5を一時的に支持する(チューブ支持工程)。
3:チューブ5を通り抜けて送り出される導電線37を2つの要素コア35,35がそれぞれ有するティース34,34に巻き付けて、連続コイル32a,32aを連続的に形成する(巻付工程)。
4:巻付工程において、連続する2つの連続コイル32a,32aを形成する途中でチューブ5を送り出す(チューブ送出工程)。
図5及び図6に、これら各工程を行うために用いられる巻線装置50を示す。巻線装置50には、2つの要素コア35,35を支持するためのジグ51と、ジグ51とともにこれら要素コア35,35を回転制御可能に支持する巻線機52と、巻線機52の回転に連動して導電線37を供給する導電線供給装置53とが備えられている。
ジグ51には、2つの取付部51a,51aが設けられていて、そこに各要素コア35がそれぞれ取り付けられる。ジグ51に各要素コア35を取り付けることにより、各ティース34が回転軸S上に位置するように、各要素コア35は横並びに配置される。ジグ51には、また、導電線37の先端を固定するための掛止部51bが設けられている。
巻線機52には、それぞれの先端に支持面54a,54aを有し、これら支持面54a,54aが対向して配置された一対の支持軸54,54が設けられている。各支持軸54は、回転軸S方向に変位制御可能であり、また、回転軸S回りに回転制御可能である。
導電線供給装置53には、導電線37が巻回されているリールから導電線37を引き出し、巻線機52に連動して導電線37を送り出す送出機構55や導電線37を挟持可能な挟持装置56、チューブ5の送り出しを制御するチューブ送出制御装置57などが設けられている。
図7、図8に、チューブ送出制御装置57を示す。チューブ送出制御装置57は、それぞれの先端にピン58aが1つ突出した一対のチューブ規制部58,58を有している。各チューブ規制部58は、先端が対向配置されていて、図7の(a)や(b)に示すように、両先端が近づくチューブ支持位置と、図8に示すように、両先端が離れるチューブ送出位置とに変位制御可能である。チューブ支持位置では、2つのピン58a,58aが近接し、これらの間に、導電線37の外径よりも大きく、チューブ5の外径よりも小さい隙間(通し孔59ともいう)が形成されるように設定されている。チューブ送出位置では、チューブ5とチューブ規制部58とが接触しないように設定されている。
次に、1つのコイルセット38を作製する場合を例に、各工程の具体的な流れについて説明する。
図9に示すように、導電線供給装置53から導電線37を引き出し、弛まないように挟持装置56で導電線37を挟み、導電線37の先端からチューブ5を1つ挿入する。各チューブ規制部58をチューブ送出位置にして、チューブ5をチューブ送出制御装置57と挟持装置56との間に送り込んだ後、各チューブ規制部58をチューブ支持位置に戻す(チューブ支持工程)。チューブ支持位置では、図7の(a)に示したように、導電線37は通し孔59を通るように設定されている。このとき、チューブ5の外径は通し孔59よりも大きく設定されているため、チューブ5は、その先端面5aがピン58aに接触し、通し孔59を通り抜けることができない。
図5に示すように、この処理と前後して、2つの要素コア35,35をジグ51に取り付けた後、ジグ51と2つの要素コア35、35とを一対の支持軸54,54で挟持して支持する(要素コア支持工程)。
図5や図10に示すように、続いて、更に導電線37を引き出して、その先端をジグ51の掛止部51bに巻き付けて固定する。チューブ5は、各チューブ規制部58によって支持されて送り出しが規制されているため、導電線37だけを引き出すことができる。しかも、チューブ5の内径は導電線37の外径よりも大きいうえに、チューブ5は、その先端面5aだけがピン58aに受け止められていて、余計な外力が加わることがないので、ほとんど抵抗を受けずに導電線37だけを引き出すことができる。
そうして、巻線機52を作動させると、支持軸54が回転し、自動的に一方の要素コア35のティース34に導電線37が所定回数巻き付けられ、第1の連続コイル32aが形成される(巻付工程)。このとき、チューブ規制部58は、導電線37の送り出し位置を安定させるノズルとしても機能する。
図11に示すように、第2の連続コイル32aを形成する前に、各チューブ規制部58がチューブ送出位置に変位する。そうすると、図8に示したように、各チューブ規制部58が、チューブ5の先端面5aから離れるため、チューブ5を送り出して第1の連続コイル32aの巻き終わり側の端部近くに位置させる(チューブ送出工程)。チューブ5を送り出した後、各チューブ規制部58はチューブ支持位置に戻り、ノズルとして機能する。
図12に示すように、続いて、他方の要素コア35のティース34に導電線37が所定回数巻き付けられ、第2の連続コイル32aが形成される(巻付工程)。第2の連続コイル32aが形成されれば、第2連続コイル32aと導電線供給装置53との間の所定位置で導電線37を切断し、掛止部51bに固定した導電線37を外せば、一連の巻線処理は完了となる。後は、同じように処理して、必要な数だけコイルセット38を作製すればよい。なお、各コイルセット38の組み付け等、その他の製造工程についての説明は省略する。
以上、説明したように、本実施形態のモータであれば、容易に量産できるし、渡り部37aの絶縁性を高度な信頼性をもって確保できる。
なお、本発明にかかるモータは、前記の実施の形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
例えば、要素コア35の個数は12個に限らない。連続コイル32aも3個以上であってもよい。その場合、ジグ51を複数使用して要素コア35の数を増やすだけで簡単に連続コイル32aの数を増やすことができる。そして、図13に示すように、チューブ支持工程では、複数のチューブ5をチューブ送出制御装置57と挟持装置56との間に送り込み、チューブ送出工程の所定のタイミングで1つずつ送り出すようにすればよい。
本発明のモータは、高度な信頼性が要求される車載用モータに好適である。
1 シャフト
2 ロータ
3 ステータ
4 ハウジング
5 チューブ
31 コア
32 コイル
32a 連続コイル
34 ティース
35 要素コア
37 導電線
37a 渡り部

Claims (6)

  1. シャフトと、
    前記シャフトに固定されるロータと、
    前記ロータの周りに配設される筒状のステータと、
    前記シャフトを回転自在に支持し、前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、
    を含み、
    前記ステータは、
    複数のティースを有するコアと、
    前記複数のティースに導電線を巻き付けることにより形成される複数のコイルと、
    絶縁性のチューブと、
    を備え、
    前記コアは、それぞれが前記ティースを有する複数の要素コアを連結して構成され、
    前記複数のコイルは、1本の前記導電線で繋がる、少なくとも2つ以上の連続コイルを含み、
    前記連続コイル間を渡る前記導電線の部分に、前記チューブが挿入されているモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記複数のコイルは集中巻きにより形成されているモータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモータにおいて、
    前記チューブが前記ステータの一方の端部に偏在しているモータ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のモータにおいて、
    前記チューブが一体成形品であるモータ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のモータの製造方法であって、
    巻線機に複数の前記要素コアを取り付ける要素コア支持工程と、
    導電線供給装置から引き出される前記導電線に、その先端から前記チューブを挿入し、前記導電線が通り抜け可能な状態で前記チューブを一時的に支持するチューブ支持工程と、
    前記チューブを通り抜けて送り出される前記導電線を、前記複数の要素コアがそれぞれ有する前記ティースに巻き付けて、前記連続コイルを連続的に形成する巻付工程と、
    を含み、
    前記巻付工程が、連続する2つの前記連続コイルを形成する途中で前記チューブを送り出すチューブ送出工程を含むモータの製造方法。
  6. 請求項5に記載のモータの製造方法において、
    前記導電線供給装置が、前記導電線に挿入された前記チューブの先端面に接触可能なチューブ規制部を備え、
    前記チューブ支持工程では、前記チューブ規制部が前記チューブの先端面に接触することにより該チューブが一時的に支持され、
    前記チューブ送出工程では、前記チューブ規制部が前記チューブの先端面から離れることにより該チューブが送り出されるモータの製造方法。
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