JP2001231205A - 交流発電機の固定子 - Google Patents
交流発電機の固定子Info
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- JP2001231205A JP2001231205A JP2000035503A JP2000035503A JP2001231205A JP 2001231205 A JP2001231205 A JP 2001231205A JP 2000035503 A JP2000035503 A JP 2000035503A JP 2000035503 A JP2000035503 A JP 2000035503A JP 2001231205 A JP2001231205 A JP 2001231205A
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- H02K3/34—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中性点結線部の接合作業性を向上でき、かつ
信頼性の高い中性点結線部を有する交流発電機の固定子
を提供する。 【解決手段】 固定子コイル18の導体を無酸素銅によ
り構成し、固定子コイル18の中性点となる導体端部を
コイルエンド部18bから突出させて、その先端部を上
方よりアーク溶接により接合して中性点結線部20を構
成する。
信頼性の高い中性点結線部を有する交流発電機の固定子
を提供する。 【解決手段】 固定子コイル18の導体を無酸素銅によ
り構成し、固定子コイル18の中性点となる導体端部を
コイルエンド部18bから突出させて、その先端部を上
方よりアーク溶接により接合して中性点結線部20を構
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流発電機の固
定子に関するものである。
定子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の交流発電機を示す断面図で
ある。図において、1および2は発電機のケースを構成
するアルミニウム製のフロントブラケットおよびリヤブ
ラケット、3はケース内に設けられ一端部がプーリ4に
固定されたシャフト、5はシャフト3に固定されたラン
ドル型の回転子、6は回転子5の両側面に固定されたフ
ァン、8はケースの内壁面に固定された固定子、9はシ
ャフト3の他端部(プーリ4が固定されている端部の反
対側)に固定され回転子5に電流を供給するスリップリ
ング、10はスリップリング9上を周動する一対のブラ
シ、11はブラシ10を収納するブラシホルダ、12は
固定子8と電気的に接続され固定子8で生じた交流出力
を直流出力に整流する整流器、13はブラシホルダ11
に固定されたヒートシンク、14はヒートシンク13に
接着され固定子8からの交流の出力電圧を制御するレギ
ュレータである。回転子5は、電流が流れることにより
磁束を発生する回転子コイル15と、回転子コイル15
を狭持しその磁束によって磁極が形成されるポールコア
16により構成され、ポールコア16は一対の交互に噛
み合った第一のポールコア体と第二のポールコア体とか
ら構成される。固定子8は、固定子コア17と、固定子
コア17に導体が巻回され、回転子5の回転に伴い回転
子コイル15からの磁束の変化で交流電圧が生じる固定
子コイル18により構成される。
ある。図において、1および2は発電機のケースを構成
するアルミニウム製のフロントブラケットおよびリヤブ
ラケット、3はケース内に設けられ一端部がプーリ4に
固定されたシャフト、5はシャフト3に固定されたラン
ドル型の回転子、6は回転子5の両側面に固定されたフ
ァン、8はケースの内壁面に固定された固定子、9はシ
ャフト3の他端部(プーリ4が固定されている端部の反
対側)に固定され回転子5に電流を供給するスリップリ
ング、10はスリップリング9上を周動する一対のブラ
シ、11はブラシ10を収納するブラシホルダ、12は
固定子8と電気的に接続され固定子8で生じた交流出力
を直流出力に整流する整流器、13はブラシホルダ11
に固定されたヒートシンク、14はヒートシンク13に
接着され固定子8からの交流の出力電圧を制御するレギ
ュレータである。回転子5は、電流が流れることにより
磁束を発生する回転子コイル15と、回転子コイル15
を狭持しその磁束によって磁極が形成されるポールコア
16により構成され、ポールコア16は一対の交互に噛
み合った第一のポールコア体と第二のポールコア体とか
ら構成される。固定子8は、固定子コア17と、固定子
コア17に導体が巻回され、回転子5の回転に伴い回転
子コイル15からの磁束の変化で交流電圧が生じる固定
子コイル18により構成される。
【0003】図11に示す交流発電機においては、バッ
テリ(図示せず)からブラシ10、スリップリング9を
介して回転子コイル15に電流が供給されることにより
磁束が発生し、第1のポールコア体はN極に着磁され、
第2のポールコア体はS極に着磁される。一方、図示さ
れていないエンジン等によりプーリ4が駆動され、シャ
フト3と共に回転子5が回転することにより、ポールコ
ア16に生じた回転磁界が固定子コイル18に与えら
れ、固定子コイル18には電磁誘導により交流電圧が発
生する。固定子コイル18で発生した交流出力は、整流
器12により直流出力に整流されると共に、レギュレー
タ14により制御されてバッテリに充電される。
テリ(図示せず)からブラシ10、スリップリング9を
介して回転子コイル15に電流が供給されることにより
磁束が発生し、第1のポールコア体はN極に着磁され、
第2のポールコア体はS極に着磁される。一方、図示さ
れていないエンジン等によりプーリ4が駆動され、シャ
フト3と共に回転子5が回転することにより、ポールコ
ア16に生じた回転磁界が固定子コイル18に与えら
れ、固定子コイル18には電磁誘導により交流電圧が発
生する。固定子コイル18で発生した交流出力は、整流
器12により直流出力に整流されると共に、レギュレー
タ14により制御されてバッテリに充電される。
【0004】図12は図11に示す交流発電機の固定子
の拡大斜視図、図13は図12の固定子の中性点結線部
の構造を示す詳細図である。固定子8の固定子コイル1
8を構成する導体は丸線導体よりなり、固定子コア17
に形成されたスロット内に収納される収納部18aと固
定子コア17の両側に突出するコイルエンド部18bか
らなる。また、三相交流発電機の回路を構成するために
固定子コイル18が星型結線される場合、三本の導体端
部を結合し中性点とするために中性点結線部20が形成
され、さらに、固定子コイル18で発生した交流出力を
整流器12へ送る出力線21を有する。また、中性点に
発生する中性点電圧より出力を回収するために、中性点
結線部20に出力引き出し線を同時に結合する場合があ
り、このときは中性点結線部20で4本の導体端が結線
される。固定子コイル18の導体にはタフピッチ銅が用
いられており、従来、中性点結線部20の接合は半田付
けにより行われている。また、半田付けされた中性点結
線部20は、絶縁チューブ22により被覆され、耐振動
性を持たせるためにコイルエンド部18b側に倒し、絶
縁チューブ22を介してワニス等により固定されてい
る。また、中性点の結線方法としては、集束部材を用い
て導体端を固定し導体端面に導電性の高い異種金属を接
触させて結合する方法が特開平7−115743号公報
に開示されている。
の拡大斜視図、図13は図12の固定子の中性点結線部
の構造を示す詳細図である。固定子8の固定子コイル1
8を構成する導体は丸線導体よりなり、固定子コア17
に形成されたスロット内に収納される収納部18aと固
定子コア17の両側に突出するコイルエンド部18bか
らなる。また、三相交流発電機の回路を構成するために
固定子コイル18が星型結線される場合、三本の導体端
部を結合し中性点とするために中性点結線部20が形成
され、さらに、固定子コイル18で発生した交流出力を
整流器12へ送る出力線21を有する。また、中性点に
発生する中性点電圧より出力を回収するために、中性点
結線部20に出力引き出し線を同時に結合する場合があ
り、このときは中性点結線部20で4本の導体端が結線
される。固定子コイル18の導体にはタフピッチ銅が用
いられており、従来、中性点結線部20の接合は半田付
けにより行われている。また、半田付けされた中性点結
線部20は、絶縁チューブ22により被覆され、耐振動
性を持たせるためにコイルエンド部18b側に倒し、絶
縁チューブ22を介してワニス等により固定されてい
る。また、中性点の結線方法としては、集束部材を用い
て導体端を固定し導体端面に導電性の高い異種金属を接
触させて結合する方法が特開平7−115743号公報
に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流発電機の固
定子の中性点結線部は以上のように構成されており、中
性点結線部20の接合部材として半田を用いた場合、熱
劣化により接合部がオープンするという問題があった。
また、半田の耐熱性を向上させるためにPb 入りの半田
を用いた場合、環境問題および接合部材の融点上昇に伴
う作業性の低下という問題点があった。さらに、半田は
凝固形状が安定しないため、絶縁チューブ22への挿入
に問題が生じる可能性がある。また、半田を用いた接合
においては、半田の劣化により接続抵抗が上昇するた
め、接合部の温度上昇が加速され、接合部の劣化が促進
されるという問題があった。さらに、半田を用いた接合
においては接合強度が小さいため、半田接合部の領域を
大きくとる必要があり、また、コイルエンド部に固着さ
せる場合には、絶縁のために絶縁チューブが必ず必要と
なり、絶縁チューブを介しての固着は固着強度が小さい
という問題があった。
定子の中性点結線部は以上のように構成されており、中
性点結線部20の接合部材として半田を用いた場合、熱
劣化により接合部がオープンするという問題があった。
また、半田の耐熱性を向上させるためにPb 入りの半田
を用いた場合、環境問題および接合部材の融点上昇に伴
う作業性の低下という問題点があった。さらに、半田は
凝固形状が安定しないため、絶縁チューブ22への挿入
に問題が生じる可能性がある。また、半田を用いた接合
においては、半田の劣化により接続抵抗が上昇するた
め、接合部の温度上昇が加速され、接合部の劣化が促進
されるという問題があった。さらに、半田を用いた接合
においては接合強度が小さいため、半田接合部の領域を
大きくとる必要があり、また、コイルエンド部に固着さ
せる場合には、絶縁のために絶縁チューブが必ず必要と
なり、絶縁チューブを介しての固着は固着強度が小さい
という問題があった。
【0006】また、中性点の結線方法として、ヒュージ
ング・カシメ等の方式の提案されているが、何れも接続
媒体となる“ターミナル”を必要とするため部品点数が
増加し、さらに、数本の導体をまとめるため、導体断面
積に対応した接続用ターミナルが必要となり、部品種類
が増加するという問題があった。また、ターミナルを媒
体として接続する場合、中性点結線部の外径寸法にはタ
ーミナル厚が含まれるため、中性点結線部の径が大きく
なり、これに伴い接続部の絶縁を目的としてはめられる
絶縁チューブの径が大きくなるため、絶縁チューブ内の
接続部近傍の導体の固定保持が難しいという問題があっ
た。
ング・カシメ等の方式の提案されているが、何れも接続
媒体となる“ターミナル”を必要とするため部品点数が
増加し、さらに、数本の導体をまとめるため、導体断面
積に対応した接続用ターミナルが必要となり、部品種類
が増加するという問題があった。また、ターミナルを媒
体として接続する場合、中性点結線部の外径寸法にはタ
ーミナル厚が含まれるため、中性点結線部の径が大きく
なり、これに伴い接続部の絶縁を目的としてはめられる
絶縁チューブの径が大きくなるため、絶縁チューブ内の
接続部近傍の導体の固定保持が難しいという問題があっ
た。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、中性点結線部の接合作業性を
向上でき、信頼性の高い中性点結線部を有する交流発電
機の固定子を得ることを目的とする。
るためになされたもので、中性点結線部の接合作業性を
向上でき、信頼性の高い中性点結線部を有する交流発電
機の固定子を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に関わる交流発
電機の固定子は、複数のスロットを有する固定子コア
と、スロットに導体が巻装された固定子コイルと、固定
子コアの一方端部に形成されたコイルエンド部に設けら
れた固定子コイルの中性点結線部とを備え、中性点結線
部は固定子コイルの中性点となる複数本の導体端部が集
束されており、各導体端部は少なくとも他の複数本の導
体端部とほぼ当接されてアーク溶接により接合され、中
性点結線部の溶融接合部は、接合された導体端面を底面
とする略半球体形状である。また、中性点結線部のアー
ク溶接による溶融接合部は、接合される導体の合計断面
積以上の底面積を有するものである。また、中性点結線
部を構成する複数本の導体は、ねじられた状態でアーク
溶接により接合されているものである。また、中性点結
線部は、接合後に半田コーティングが施されているもの
である。また、中性点結線部の溶融接合部は、固定子コ
イルエンド部に樹脂により固着されているものである。
電機の固定子は、複数のスロットを有する固定子コア
と、スロットに導体が巻装された固定子コイルと、固定
子コアの一方端部に形成されたコイルエンド部に設けら
れた固定子コイルの中性点結線部とを備え、中性点結線
部は固定子コイルの中性点となる複数本の導体端部が集
束されており、各導体端部は少なくとも他の複数本の導
体端部とほぼ当接されてアーク溶接により接合され、中
性点結線部の溶融接合部は、接合された導体端面を底面
とする略半球体形状である。また、中性点結線部のアー
ク溶接による溶融接合部は、接合される導体の合計断面
積以上の底面積を有するものである。また、中性点結線
部を構成する複数本の導体は、ねじられた状態でアーク
溶接により接合されているものである。また、中性点結
線部は、接合後に半田コーティングが施されているもの
である。また、中性点結線部の溶融接合部は、固定子コ
イルエンド部に樹脂により固着されているものである。
【0009】また、複数のスロットを有する固定子コア
と、スロットに断面が扁平形状の導体が巻装された固定
子コイルと、固定子コアの一方端部に形成されたコイル
エンド部に設けられた固定子コイルの中性点結線部とを
備え、中性点結線部は固定子コイルの中性点となる複数
本の導体端部が集束されて、各導体端部の平面部におい
て一直線状にほぼ当接されてアーク溶接により接合さ
れ、中性点結線部の溶融接合部は、接合された導体端面
を底面とする略半球体形状であり、固定子コイルエンド
部に樹脂により固着されているものである。また、固定
子コイルの導体は無酸素銅で構成されているものであ
る。
と、スロットに断面が扁平形状の導体が巻装された固定
子コイルと、固定子コアの一方端部に形成されたコイル
エンド部に設けられた固定子コイルの中性点結線部とを
備え、中性点結線部は固定子コイルの中性点となる複数
本の導体端部が集束されて、各導体端部の平面部におい
て一直線状にほぼ当接されてアーク溶接により接合さ
れ、中性点結線部の溶融接合部は、接合された導体端面
を底面とする略半球体形状であり、固定子コイルエンド
部に樹脂により固着されているものである。また、固定
子コイルの導体は無酸素銅で構成されているものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施の形態である交流発電機の固定子を図について説
明する。図1は本発明の実施の形態1による固定子を搭
載した交流発電機を示す断面図、図2は図1に示す交流
発電機の固定子の拡大斜視図、図3は図2に示す固定子
の中性点結線部の構造を示す拡大斜視図である。図にお
いて、1および2は発電機のケースを構成するアルミニ
ウム製のフロントブラケットおよびリヤブラケット、3
はケース内に設けられ一端部がプーリ4に固定されたシ
ャフトである。5はシャフト3に固定されたランドル型
の回転子で、電流が流れることにより磁束を発生する回
転子コイル15と、回転子コイル15を狭持しその磁束
によって磁極が形成されるポールコア16により構成さ
れている。6は回転子5の両側面に固定されたファンで
ある。8はケースの内壁面に固定された固定子で、固定
子コア17と、固定子コア17に導体が巻回され、回転
子5の回転に伴い回転子コイル15からの磁束の変化で
交流電圧が生じる固定子コイル18により構成される。
一実施の形態である交流発電機の固定子を図について説
明する。図1は本発明の実施の形態1による固定子を搭
載した交流発電機を示す断面図、図2は図1に示す交流
発電機の固定子の拡大斜視図、図3は図2に示す固定子
の中性点結線部の構造を示す拡大斜視図である。図にお
いて、1および2は発電機のケースを構成するアルミニ
ウム製のフロントブラケットおよびリヤブラケット、3
はケース内に設けられ一端部がプーリ4に固定されたシ
ャフトである。5はシャフト3に固定されたランドル型
の回転子で、電流が流れることにより磁束を発生する回
転子コイル15と、回転子コイル15を狭持しその磁束
によって磁極が形成されるポールコア16により構成さ
れている。6は回転子5の両側面に固定されたファンで
ある。8はケースの内壁面に固定された固定子で、固定
子コア17と、固定子コア17に導体が巻回され、回転
子5の回転に伴い回転子コイル15からの磁束の変化で
交流電圧が生じる固定子コイル18により構成される。
【0011】9はシャフト3の他端部(プーリ4が固定
されている端部の反対側)に固定され回転子5に電流を
供給するスリップリング、10はスリップリング9上を
周動する一対のブラシ、11はブラシ10を収納するブ
ラシホルダ、12は固定子8と電気的に接続され固定子
8で生じた交流出力を直流出力に整流する整流器、13
はブラシホルダ11に固定されたヒートシンク、14は
ヒートシンク13に接着され固定子8からの交流の出力
電圧を制御するレギュレータである。20は固定子8の
固定子コイル18の中性点結線部、20aは中性点結線
部20の溶融接合部、21は固定子コイル18で発生し
た交流出力を整流器12へ送る出力線である。また、固
定子8の固定子コイル18は、固定子コア17に形成さ
れたスロット内に収納される収納部18aと固定子コア
17の両側に突出するコイルエンド部18bを有する。
なお、固定子18部分以外の構造、および発電機の動作
は従来の交流発電機と同様である。
されている端部の反対側)に固定され回転子5に電流を
供給するスリップリング、10はスリップリング9上を
周動する一対のブラシ、11はブラシ10を収納するブ
ラシホルダ、12は固定子8と電気的に接続され固定子
8で生じた交流出力を直流出力に整流する整流器、13
はブラシホルダ11に固定されたヒートシンク、14は
ヒートシンク13に接着され固定子8からの交流の出力
電圧を制御するレギュレータである。20は固定子8の
固定子コイル18の中性点結線部、20aは中性点結線
部20の溶融接合部、21は固定子コイル18で発生し
た交流出力を整流器12へ送る出力線である。また、固
定子8の固定子コイル18は、固定子コア17に形成さ
れたスロット内に収納される収納部18aと固定子コア
17の両側に突出するコイルエンド部18bを有する。
なお、固定子18部分以外の構造、および発電機の動作
は従来の交流発電機と同様である。
【0012】本実施の形態による交流発電機の固定子8
においては、固定子コイル18の導体を無酸素銅により
構成し、固定子コイル18の中性点となる導体端部を、
図2に示すように、コイルエンド部18bから突出させ
て、その先端面を上方よりアーク溶接により接合する。
中性点結線部20の溶融接合部20aの形状はほぼ半球
体形状となり、溶融接合部20aの底面積は接合する複
数の導体の合計断面積以上を確保することができる。
においては、固定子コイル18の導体を無酸素銅により
構成し、固定子コイル18の中性点となる導体端部を、
図2に示すように、コイルエンド部18bから突出させ
て、その先端面を上方よりアーク溶接により接合する。
中性点結線部20の溶融接合部20aの形状はほぼ半球
体形状となり、溶融接合部20aの底面積は接合する複
数の導体の合計断面積以上を確保することができる。
【0013】本実施の形態によれば、固定子コイル18
の導体を無酸素銅で構成し、中性点結線部20をアーク
溶接により接合することにより、導体にタフピッチ銅を
用いた場合に生じる、含有する酸化物の還元による水蒸
気の発生を防止して水蒸気の発生に起因する粒界割れに
よる溶融接合部20a内でのブローホールの発生を防止
できると共に、中性点結線部20の溶融接合部20aは
半球体形状となるため、接合部に応力集中が生じず、中
性点結線部20の接合強度を向上させることができる。
その結果、中性点結線部20の耐振動性を向上させるた
めの固定作業や、絶縁チューブ等が不要となる。また、
接合部材として半田を用いた場合に発生した劣化による
中性点結線部20の接続抵抗の上昇やそれに伴う温度上
昇は認められず、一方、溶融接合部20aの底面積は接
合する複数の導体の合計断面積より大きいため、中性点
結線部20の接続抵抗を小さくできる。
の導体を無酸素銅で構成し、中性点結線部20をアーク
溶接により接合することにより、導体にタフピッチ銅を
用いた場合に生じる、含有する酸化物の還元による水蒸
気の発生を防止して水蒸気の発生に起因する粒界割れに
よる溶融接合部20a内でのブローホールの発生を防止
できると共に、中性点結線部20の溶融接合部20aは
半球体形状となるため、接合部に応力集中が生じず、中
性点結線部20の接合強度を向上させることができる。
その結果、中性点結線部20の耐振動性を向上させるた
めの固定作業や、絶縁チューブ等が不要となる。また、
接合部材として半田を用いた場合に発生した劣化による
中性点結線部20の接続抵抗の上昇やそれに伴う温度上
昇は認められず、一方、溶融接合部20aの底面積は接
合する複数の導体の合計断面積より大きいため、中性点
結線部20の接続抵抗を小さくできる。
【0014】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による交流発電機の固定子を示す拡大斜視図、図5
は図4に示す固定子の中性点結線部の構造を示す拡大斜
視図である。図において、21aは中性点で発生する出
力を整流器12へ送る出力線である。なお、その他の構
成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
態2による交流発電機の固定子を示す拡大斜視図、図5
は図4に示す固定子の中性点結線部の構造を示す拡大斜
視図である。図において、21aは中性点で発生する出
力を整流器12へ送る出力線である。なお、その他の構
成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0015】本実施の形態では、中性点で発生する出力
を回収するために、中性点結線部20において4本の導
体端を結線する。本実施の形態によれば、中性点結線部
20において4本以上の導体を結線する場合において
も、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
を回収するために、中性点結線部20において4本の導
体端を結線する。本実施の形態によれば、中性点結線部
20において4本以上の導体を結線する場合において
も、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0016】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3による交流発電機の固定子の中性点結線部の構造を
示す拡大斜視図である。なお、中性点結線部20以外の
構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
態3による交流発電機の固定子の中性点結線部の構造を
示す拡大斜視図である。なお、中性点結線部20以外の
構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0017】本実施の形態では、中性点結線部20の溶
接を行う際に、溶接する導体にねじりを加えて固定した
のちに溶接を行う。本実施の形態によれば、実施の形態
1と同様の効果が得られると共に、溶接時の押え治具を
必要とせず、かつ接合強度を向上させることができる。
接を行う際に、溶接する導体にねじりを加えて固定した
のちに溶接を行う。本実施の形態によれば、実施の形態
1と同様の効果が得られると共に、溶接時の押え治具を
必要とせず、かつ接合強度を向上させることができる。
【0018】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4による交流発電機の固定子を示す拡大斜視図、図8
は図7に示す固定子の中性点結線部の構造を示す拡大斜
視図である。図において、20bは中性点結線部20周
辺に施された半田コーティング、22は中性点結線部2
0を覆う絶縁チューブである。なお、その他の構成は実
施の形態1もしくは3と同様であるので説明を省略す
る。
態4による交流発電機の固定子を示す拡大斜視図、図8
は図7に示す固定子の中性点結線部の構造を示す拡大斜
視図である。図において、20bは中性点結線部20周
辺に施された半田コーティング、22は中性点結線部2
0を覆う絶縁チューブである。なお、その他の構成は実
施の形態1もしくは3と同様であるので説明を省略す
る。
【0019】本実施の形態では、中性点結線部20の溶
接を行ったのち、結線部周辺に半田コーティング20b
を施し、絶縁チューブ22で被覆する。なお、絶縁チュ
ーブ22で被覆後、コイルエンド部18bに樹脂等で固
着してもよい。なお、中性点結線部20の構造は実施の
形態1、2および3に示したいずれの構造でもよい。
接を行ったのち、結線部周辺に半田コーティング20b
を施し、絶縁チューブ22で被覆する。なお、絶縁チュ
ーブ22で被覆後、コイルエンド部18bに樹脂等で固
着してもよい。なお、中性点結線部20の構造は実施の
形態1、2および3に示したいずれの構造でもよい。
【0020】本実施の形態によれば、実施の形態1、2
もしくは3と同様の効果が得られると共に、中性点結線
部20に半田コーティング20bを施すことにより耐食
性が向上し、結線部の信頼性を向上させることができ
る。なお、本実施の形態では半田を用いるが、コーティ
ングのみなので使用量が少なく、特に問題は生じない。
また、溶融接合部20aの先端は球状に形成されるた
め、中性点結線部20の絶縁チューブ22への挿入は容
易となる。
もしくは3と同様の効果が得られると共に、中性点結線
部20に半田コーティング20bを施すことにより耐食
性が向上し、結線部の信頼性を向上させることができ
る。なお、本実施の形態では半田を用いるが、コーティ
ングのみなので使用量が少なく、特に問題は生じない。
また、溶融接合部20aの先端は球状に形成されるた
め、中性点結線部20の絶縁チューブ22への挿入は容
易となる。
【0021】実施の形態5.実施の形態1では、固定子
コイル18を構成する導体として丸線導体を用いたが、
図9に示すように固定子コイル18を構成する導体とし
て断面が扁平形状の導体を用いることによっても実施の
形態1と同様の効果が得られると共に、中性点結線部2
0では扁平導体の面で当接するため、中性点結線部20
の接合強度をさらに向上させることができる。
コイル18を構成する導体として丸線導体を用いたが、
図9に示すように固定子コイル18を構成する導体とし
て断面が扁平形状の導体を用いることによっても実施の
形態1と同様の効果が得られると共に、中性点結線部2
0では扁平導体の面で当接するため、中性点結線部20
の接合強度をさらに向上させることができる。
【0022】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態5による交流発電機の固定子の一部を示す拡大斜視
図である。図において、23は中性点結線部20を固着
する樹脂である。なお、その他の構成は実施の形態1と
同様であるので説明を省略する。
形態5による交流発電機の固定子の一部を示す拡大斜視
図である。図において、23は中性点結線部20を固着
する樹脂である。なお、その他の構成は実施の形態1と
同様であるので説明を省略する。
【0023】本実施の形態では、固定子コイル18を構
成する導体としてその断面形状が扁平形状の導体を用
い、中性点結線部20においては、扁平導体の面を当接
させて一直線上に並べてアーク溶接により接合した後、
コイルエンド部18bに樹脂23で固着する。
成する導体としてその断面形状が扁平形状の導体を用
い、中性点結線部20においては、扁平導体の面を当接
させて一直線上に並べてアーク溶接により接合した後、
コイルエンド部18bに樹脂23で固着する。
【0024】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様の効果が得られると共に、中性点結線部20では、扁
平形状の導体の面を当接させ一直線上に並べて接合しか
つ樹脂23を用いて固着しているため、省スペースかつ
耐震動性を一層向上させることができる。
様の効果が得られると共に、中性点結線部20では、扁
平形状の導体の面を当接させ一直線上に並べて接合しか
つ樹脂23を用いて固着しているため、省スペースかつ
耐震動性を一層向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、交流
発電機の固定子において、固定子コイルの導体を無酸素
銅で構成し、中性点結線部をアーク溶接を用いて接合す
ることにより、溶融接合部内でのブローホールの発生を
防止でき、また、溶融接合部の形状は略半球体形状とな
り接合部に応力集中が生じないため、中性点結線部の接
合強度を向上させることができ、その結果、中性点結線
部の耐振動性を向上させるための固定作業や絶縁チュー
ブ等が不要となり、中性点結線部の作業性を向上させる
ことができる。また、中性点の溶融接合部の底面積は接
合する複数の導体の合計断面積より大きいため、中性点
結線部の接続抵抗を小さくできる。また、中性点におい
て結線する導体が3本以上の場合でも、信頼性の高い結
線部を構成することができる。
発電機の固定子において、固定子コイルの導体を無酸素
銅で構成し、中性点結線部をアーク溶接を用いて接合す
ることにより、溶融接合部内でのブローホールの発生を
防止でき、また、溶融接合部の形状は略半球体形状とな
り接合部に応力集中が生じないため、中性点結線部の接
合強度を向上させることができ、その結果、中性点結線
部の耐振動性を向上させるための固定作業や絶縁チュー
ブ等が不要となり、中性点結線部の作業性を向上させる
ことができる。また、中性点の溶融接合部の底面積は接
合する複数の導体の合計断面積より大きいため、中性点
結線部の接続抵抗を小さくできる。また、中性点におい
て結線する導体が3本以上の場合でも、信頼性の高い結
線部を構成することができる。
【0026】また、中性点結線部の溶接を行う際に、溶
接する導体にねじりを加えて固定したのちに溶接を行う
ことにより、溶接時の押え治具を必要とせず、かつ接合
強度を向上させることができる。また、中性点結線部の
溶接を行ったのち、結線部周辺に半田コーティングを施
すことにより結線部の耐食性を向上できる。また、固定
子コイルを構成する導体としてその断面形状が扁平形状
の導体を用い、中性点結線部においては、扁平導体の面
を当接させ一直線上に並べて接合しかつコイルエンド部
に樹脂を用いて固着することにより、省スペースかつ耐
震動性を向上させることができる。
接する導体にねじりを加えて固定したのちに溶接を行う
ことにより、溶接時の押え治具を必要とせず、かつ接合
強度を向上させることができる。また、中性点結線部の
溶接を行ったのち、結線部周辺に半田コーティングを施
すことにより結線部の耐食性を向上できる。また、固定
子コイルを構成する導体としてその断面形状が扁平形状
の導体を用い、中性点結線部においては、扁平導体の面
を当接させ一直線上に並べて接合しかつコイルエンド部
に樹脂を用いて固着することにより、省スペースかつ耐
震動性を向上させることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1による固定子を搭載
した交流発電機を示す断面図である。
した交流発電機を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による交流発電機の
固定子を示す斜視図である。
固定子を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による交流発電機の
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による交流発電機の
固定子を示す斜視図である。
固定子を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による交流発電機の
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による交流発電機の
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による交流発電機の
固定子を示す斜視図である。
固定子を示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による交流発電機の
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による交流発電機の
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
固定子の中性点結線部の構造を示す斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による交流発電機
の固定子の一部を示す斜視図である。
の固定子の一部を示す斜視図である。
【図11】 従来のこの種交流発電機を示す断面図であ
る。
る。
【図12】 従来の交流発電機の固定子を示す斜視図で
ある。
ある。
【図13】 従来の交流発電機の固定子の中性点結線部
の構造を示す斜視図である。
の構造を示す斜視図である。
1 フロントブラケット、2 リヤブラケット、3 シ
ャフト、4 プーリ、5 回転子、6 ファン、8 固
定子、9 スリップリング、10 ブラシ、11 ブラ
シホルダ、12 整流器、13 ヒートシンク、14
レギュレータ、15 回転子コイル、16 ポールコ
ア、17 固定子コア、18 固定子コイル、18a
収納部、18b コイルエンド部、20 中性点結線
部、20a 溶融接合部、20b 半田コーティング、
21 出力線、22 絶縁チューブ、23 樹脂。
ャフト、4 プーリ、5 回転子、6 ファン、8 固
定子、9 スリップリング、10 ブラシ、11 ブラ
シホルダ、12 整流器、13 ヒートシンク、14
レギュレータ、15 回転子コイル、16 ポールコ
ア、17 固定子コア、18 固定子コイル、18a
収納部、18b コイルエンド部、20 中性点結線
部、20a 溶融接合部、20b 半田コーティング、
21 出力線、22 絶縁チューブ、23 樹脂。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東野 恭子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H603 AA03 AA09 BB02 BB05 BB12 CA01 CA05 CB02 CB03 CB18 CB19 CB25 CC03 CC17 CE01 CE02 CE13 EE01 5H604 AA05 AA08 BB03 BB08 BB14 CC01 CC05 CC13 PB04 PC05 QB14 QB15
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のスロットを有する固定子コアと、 上記スロットに導体が巻装された固定子コイルと、 上記固定子コアの一方端部に形成されたコイルエンド部
に設けられた上記固定子コイルの中性点結線部とを備
え、 上記中性点結線部は上記固定子コイルの中性点となる複
数本の導体端部が集束されており、上記各導体端部は少
なくとも他の複数本の導体端部とほぼ当接されてアーク
溶接により接合され、上記中性点結線部の溶融接合部
は、接合された導体端面を底面とする略半球体形状であ
ることを特徴とする交流発電機の固定子。 - 【請求項2】 中性点結線部のアーク溶接による溶融接
合部は、接合される導体の合計断面積以上の底面積を有
することを特徴とする請求項1記載の交流発電機の固定
子。 - 【請求項3】 中性点結線部を構成する複数本の導体
は、ねじられた状態でアーク溶接により接合されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の交流発
電機の固定子。 - 【請求項4】 中性点結線部は、接合後に半田コーティ
ングが施されていることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれか一項記載の交流発電機の固定子。 - 【請求項5】 中性点結線部の溶融接合部は、固定子コ
イルエンド部に樹脂により固着されていることを特徴と
する請求項4記載の交流発電機の固定子。 - 【請求項6】 複数のスロットを有する固定子コアと、 上記スロットに断面が扁平形状の導体が巻装された固定
子コイルと、 上記固定子コアの一方端部に形成されたコイルエンド部
に設けられた上記固定子コイルの中性点結線部とを備
え、 上記中性点結線部は上記固定子コイルの中性点となる複
数本の導体端部が集束されて、上記各導体端部の平面部
において一直線状にほぼ当接されてアーク溶接により接
合され、上記中性点結線部の溶融接合部は、接合された
導体端面を底面とする略半球体形状であり、固定子コイ
ルエンド部に樹脂により固着されていることを特徴とす
る交流発電機の固定子。 - 【請求項7】 固定子コイルの導体は無酸素銅で構成さ
れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項
記載の交流発電機の固定子。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000035503A JP2001231205A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 交流発電機の固定子 |
US09/639,843 US6288462B1 (en) | 2000-02-14 | 2000-08-16 | Stator of alternating current generator |
DE60010645T DE60010645T2 (de) | 2000-02-14 | 2000-09-07 | Stator eines Wechselstromgenerators |
EP00119330A EP1126579B1 (en) | 2000-02-14 | 2000-09-07 | Stator of alternating current generator |
KR10-2000-0061213A KR100437194B1 (ko) | 2000-02-14 | 2000-10-18 | 교류발전기의 고정자 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000035503A JP2001231205A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 交流発電機の固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001231205A true JP2001231205A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18559692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000035503A Pending JP2001231205A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 交流発電機の固定子 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6288462B1 (ja) |
EP (1) | EP1126579B1 (ja) |
JP (1) | JP2001231205A (ja) |
KR (1) | KR100437194B1 (ja) |
DE (1) | DE60010645T2 (ja) |
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WO2015072285A1 (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-21 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 固定子及びこれを備えた回転電機 |
WO2020059586A1 (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社富士通ゼネラル | モータ及び圧縮機 |
CN111682693A (zh) * | 2019-03-11 | 2020-09-18 | 株式会社电装 | 电动驱动装置 |
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FR2819117B1 (fr) * | 2000-12-21 | 2004-10-29 | Valeo Equip Electr Moteur | Alternateur a elements conducteurs en epingle pour vehicule automobile |
JP4046270B2 (ja) * | 2002-05-24 | 2008-02-13 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の固定子 |
FR2840464B1 (fr) | 2002-05-28 | 2004-09-03 | Valeo Equip Electr Moteur | Alternateur muni d'un stator a entrees vrillees |
KR100854994B1 (ko) * | 2004-10-19 | 2008-08-28 | 삼성전자주식회사 | 모터 및 그 중성선 체결 방법 |
JP4883327B2 (ja) * | 2007-01-18 | 2012-02-22 | 株式会社安川電機 | ギャップワインディング形モータ |
JP5573040B2 (ja) * | 2009-07-30 | 2014-08-20 | 日本電産株式会社 | モータ、およびモータの製造方法 |
WO2013061903A1 (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-02 | 住友電気工業株式会社 | セグメントコイル、セグメントコイルを用いてなるステータ及びセグメントコイルの製造方法 |
WO2013077190A1 (ja) * | 2011-11-22 | 2013-05-30 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機 |
JP6448664B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2019-01-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転電機の固定子巻線、これを備えた回転電機の固定子、およびこれを備えた回転電機 |
JP6525058B2 (ja) * | 2015-09-17 | 2019-06-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 回転電機用のステータ |
JP2019068514A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 日本電産株式会社 | モータ、及び電動パワーステアリング装置 |
CN109494941A (zh) * | 2019-01-03 | 2019-03-19 | 常州市运控电子有限公司 | 一种小功率低压伺服电机接线工艺 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5006765A (en) * | 1986-03-06 | 1991-04-09 | Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg | DC motor with coreless coil installation |
DE3817912C3 (de) | 1987-05-26 | 1996-06-13 | Mitsubishi Electric Corp | Stator einer in Kraftfahrzeugen angeordneten Drehstrommaschine |
JP2965825B2 (ja) | 1993-07-22 | 1999-10-18 | 出光石油化学株式会社 | 多層構造物及び易開封性容器 |
JPH07115743A (ja) | 1993-10-15 | 1995-05-02 | Hitachi Ltd | 車両用交流発電機の固定子 |
JPH08126253A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-17 | Akutoronikusu Kk | 電気自動車用電動モータ |
JP3342987B2 (ja) | 1995-06-28 | 2002-11-11 | 三菱電機株式会社 | 車両用交流発電機 |
JPH1086538A (ja) * | 1996-09-13 | 1998-04-07 | Oji Paper Co Ltd | 溶融転写型インク受像シートおよびその製造方法 |
WO1998054822A1 (fr) | 1997-05-26 | 1998-12-03 | Denso Corporation | Alternateur pour vehicule |
EP0923187B2 (en) | 1997-12-10 | 2012-08-15 | Denso Corporation | Alternator for a vehicle |
JP3275839B2 (ja) | 1998-08-06 | 2002-04-22 | 株式会社デンソー | 車両用交流発電機 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000035503A patent/JP2001231205A/ja active Pending
- 2000-08-16 US US09/639,843 patent/US6288462B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-09-07 DE DE60010645T patent/DE60010645T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-09-07 EP EP00119330A patent/EP1126579B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-18 KR KR10-2000-0061213A patent/KR100437194B1/ko not_active IP Right Cessation
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CN111682693B (zh) * | 2019-03-11 | 2023-09-29 | 株式会社电装 | 电动驱动装置 |
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EP1126579A1 (en) | 2001-08-22 |
DE60010645T2 (de) | 2005-05-19 |
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DE60010645D1 (de) | 2004-06-17 |
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