JP2011030560A - ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品、ならびにその製造方法 - Google Patents

ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品、ならびにその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、ハトムギに含まれる水溶性有効成分及び親油性有効成分を効率よく且つ容易に取得できるようなハトムギ粥及びハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品、ならびにそれらの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】殻なしハトムギ種子を、乾煎りするとともに挽き割りして用い、白米及びハチミツや天然塩等の調味成分を加え、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスで煮込んで粥状にし、さらに、当該ハトムギ粥に、フリーズドライ処理を施して粉末顆粒形体で構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、殻なしハトムギ種子を用いた粉末顆粒状機能性食品並びにその製造方法に関する。
ハトムギは良質のたんぱく質や各種ミネラル、ビタミン等を豊富に含み、その栄養価は玄米にも勝ることから高く評価されている。そして、ハトムギは非常時の米に代わる救急主食としても研究されるように、優れた栄養成分を有するイネ科の穀物である。
特許文献1では、優れた薬効や特殊成分を有するハトムギにおける有効成分として種子に含まれる脂質や脂肪酸コイクセノリド(以下において、単にコイクセノリドという)があり、このコイクセノリドの製造方法が提案されている。
このハトムギにおける有効成分として種子に含まれる脂質は、吉田肉腫に対する増殖阻止作用を奏し、コイクセノリドを摂取することでエールリッヒ氏腹水癌に対して延命効果があるとされている。
このように、ハトムギにおける優れた有効成分である脂質やコイクセノリド(以下において、親油性有効成分という)を摂取するためにはハトムギ種子を丸ごと食することがもっとも効果的であるが、ハトムギは、米や麦と異なり、そのまま食した場合、まずく、またハトムギ独特の臭いがするため、常食できるものではなかった。
また、ハトムギ種子は硬く、一昼夜水にさらし馴染ませてからでなければ炊飯できず、手間がかかり、常食として用いるのに適していなかった。
例えば、特許文献1に記載されているように、コイクセノリドだけを成分抽出するためには様々な親油性溶媒に移行させるか、コイクセノリド含有液を吸着させるか、イオン交換樹脂に不純物を結合させて除去するか、コイクセノリド含有液を文画蒸留させる必要があり、容易に得ることはできなかった。
これに対し、漢方薬に処方されるハトムギは、ハトムギを含めた他の生薬とともに一つの釜の中で煎じられ煮立てられた湯液(水性エキス)を服用する場合が多い。このように、ハトムギの薬効を得るためには、ハトムギから抽出された水溶性成分を摂取することが有効であるとされている。
しかしながら、漢方薬として用いられるハトムギは、他の草根木皮などの生薬に比べ、およそ2〜3倍の分量が必要である。これは、生のハトムギの構造が、有効成分が溶出しにくい構造になっており、多量のハトムギを煎じることで所要量の有効成分を抽出しているためである。
このように、有効成分が溶出しにくい構造になっているハトムギについて、特許文献2では、ハトムギを一度発芽させて焙煎した抽出エキス(発芽ハトムギ水溶性抽出エキス)の溶出量は生のハトムギの水溶性抽出エキスより飛躍的に増加するとされている。この方法によると、発芽ハトムギを使用した水溶性抽出エキスや発芽ハトムギ茶は生のハトムギからは得られない量の有効成分の抽出を可能にし、また、有効成分の抽出時間を短縮することができるとされている。
しかし、この方法で有効成分を抽出した場合であっても、脂質やコイクセノリドなどの親油性有効成分は水に対して難溶性であるため、所望量の親油性有効成分を得ることは困難であった。
また、特許文献2においては、脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分も溶出するとされているものの、水溶性エキスに抽出された親油性有効成分はその後の熱等により消失しやすく、水溶性エキスから所望量の親油性有効成分を摂取することは困難であることが分かっている。
特公昭36−13349号公報 特公昭40−12391号公報
この発明は、ハトムギに含まれる水溶性有効成分及び親油性有効成分を効率よく且つ容易に取得できるようなハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品、及びそれらの製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、発芽ハトムギから抽出し発芽ハトムギ水溶性抽出エキスにエキス状体乾燥顆粒化処理を施して、ハトムギの水溶性有効成分を含む第1粉末顆粒体を構成し、殻なしハトムギ種子を、煮込んで粥状にし、粥状体乾燥顆粒化処理を施して、ハトムギの親油性有効成分を含む第2粉末顆粒体を構成し、ハトムギの水溶性有効成分を含む前記第1粉末顆粒体と、ハトムギの親油性有効成分を含む前記第2粉末顆粒体とを混合して構成したハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品であることを特徴とする。
上記殻なしハトムギ種子は、いわゆるヨクイニンとすることができる。
上記発芽ハトムギは、生のハトムギ種子を発芽させたものとすることができる。
上記発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスは、発芽したハトムギをお湯で煎じて水溶性の有効成分を抽出したエキスとすることができる。なお、発芽ハトムギを煎じるお湯は、沸騰した沸騰水や、所定温度に維持されたお湯、或いはぬるま湯、さらには常温の水であってもよい。さらにまた、焙煎した発芽ハトムギ、粉砕した発芽ハトムギ、或いは焙煎して粉砕した発芽ハトムギを煎じた水溶性の有効成分を抽出したエキスとしてもよい。
上記エキス状体乾燥顆粒化処理は、エキス状の食品を乾燥させるとともに顆粒化する処理法であり、具体的には、回転円盤による遠心噴霧や圧力ノズルによる加圧噴霧によってエキス状体を微細な霧状にし、これを熱風中に噴出させ、瞬間的に粉状の乾燥物を得るスプレードライ処理や、熱風乾燥後に顆粒化する処理方法とすることができる。
上記粥状体乾燥顆粒化処理は、粥状の食品を乾燥させるとともに顆粒化する処理法であり、具体的には、粥状の食品を急速に凍結し乾燥するとともに顆粒化するフリーズドライ処理や、熱風乾燥後に顆粒化する処理方法とすることができる。
この発明の構成により、ハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を多く含むハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品を得ることができる。
詳しくは、第1粉末顆粒体は発芽ハトムギの発芽ハトムギ水溶性抽出エキスに含まれる水溶性有効成分を有し、第2粉末顆粒体は脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分を有しているため、ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品を食することでハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を摂取することができる。
なお、上記コイクセノリドは、脂肪酸コイクセノリド、コイクセノイド或いはコイクセノライドといわれる。
また、脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分を含有する粥状のハトムギ種子を粥状体乾燥顆粒化処理して摂取しているため、熱等によって消失しやすい水溶性エキスに抽出された親油性有効成分を摂取する場合と比較して、容易且つ確実に、親油性有効成分を摂取することができる。
詳しくは、ハトムギ粥を粥状体乾燥顆粒化処理するため、乾燥による収縮や亀裂などの形態の変化が少なく、ビタミンなどの栄養成分や風味の変化も少ないハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品を得ることができる。
また、多孔質で水や熱湯が侵入しやすいので、復元性・溶解性が良く、常温で長期保存ができるとともに、低水分であるため軽く、輸送性が高いハトムギを主原料とする粉末顆 粒状機能性食品を得ることができる。
したがって、ハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を多く含むハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品は携帯性及び利便性が高いため、いつでもどこでも摂取しやすくなる。
この発明の態様として、ハトムギを除く主食穀物及び調味成分を加えることができる。
上記ハトムギを除く主食穀物は、白米、玄米、3分米、5分米、トウモロコシ、麦類として大麦、裸麦、小麦、ライ麦オーツ麦、キビ、アワ、ヒエ、大豆、小豆、黒豆、緑豆等の単独、或いは組み合わせて主食として食することのできる穀物とすることができる。
上記調味成分は、天然塩等の塩分類、生姜等の薬味類、ハチミツ、黒糖や甘草等の甘味類、梅干や梅肉エキス又はスダチ等の柑橘系果汁による酸味類、或いはシジミ等の貝類茸類等による旨味類等とすることができる。
この発明の構成により、味の調ったおいしいハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品を得ることができる。詳しくは、塩分類、薬味類、甘味類、或いは酸味類等で味を整え、旨味成分で旨味を引き出すことができる。なお、ハトムギを除く主食穀物として白米を用いた場合、甘みを増すことができる。
また、この発明の態様として、前記殻なしハトムギ種子を、乾煎りして用いることができる。
上記乾煎りは、水や油を使わずに材料を煎ることをいう。
この発明の構成により、ハトムギ独自の臭いがなくて食しやすく、ハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を多く含むハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品を得ることができる。
詳しくは、殻なしハトムギ種子を煎ることで、香ばしい香りが立ち込め、ハトムギ独自の臭いを完全に消し去り、ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品の美味しさを向上することができる。
また、この発明の態様として、乾煎りした前記殻なしハトムギ種子を、挽き割りして用いることができる。
殻なしハトムギ種子を挽き割したこの発明の構成により、熱がとおりやすくなり、ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品を製造するための煮込み時間を低減することができる。
またこの発明は、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスにエキス状体乾燥顆粒化処理を施して、ハトムギの水溶性有効成分を含む第1粉末顆粒体を構成するエキス状体乾燥顆粒化処理工程と、殻なしハトムギ種子を乾煎りする乾煎り工程と、乾煎りされた前記殻なしハトムギ種子を挽き割りする挽き割り工程と、挽き割りされた前記殻 なしハトムギ種子に、ハトムギを除く主食穀物及び調味成分を加え、煮込んで粥状にする煮込み工程と、粥状体に粥状体乾燥顆粒化処理を施して、ハトムギの親油性有効成分を含む第2粉末顆粒体を構成する粥状体乾燥顆粒化処理工程と、ハトムギの水溶性有効成分を含む前記第1粉末顆粒体と、ハトムギの親油性有効成分を含む前記第2粉末顆粒体とを混合する混合工程とを有するハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品の製造方法であることを特徴とする。
この発明により、発芽ハトムギ水溶性抽出エキスから、ハトムギの水溶性有効成分を含む第1粉末顆粒体を構成するエキス状体乾燥顆粒化処理工程と、殻なしハトムギ種子を乾煎りする乾煎り工程と、乾煎りされた前記殻なしハトムギ種子を挽き割りする挽き割り工程と、挽き割りされた前記殻なしハトムギ種子に、ハトムギを除く主食穀物及び調味成分を加え、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスで煮込んで粥状にする煮込み工程と、ハトムギの水溶性有効成分を含む前記第1粉末顆粒体と、ハトムギの親油性有効成分を含む前記第2粉末顆粒体とを混合する混合工程とを有する粉末顆粒状機能性食品の製造方法の発明によって、上述した効果を有する粉末顆粒状機能性食品を、効率よく、確実に製造することができる。
この発明によれば、ハトムギに含まれる水溶性有効成分及び親油性有効成分を効率よく且つ容易に取得できるようなハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品、ならびにそれらの製造方法を提供することができる。
高機能性ハトムギ粥の製造工程のフローチャート。 高機能性粉末顆粒状機能性食品の製造工程のフローチャート。 別の実施形態の高機能性粉末顆粒状機能性食品の製造工程のフローチャート。
この発明の一実施形態を以下で説明する。
本実施例における高機能性ハトムギ粥は、乾煎りし、挽き割りされて用いられる殻なしハトムギ種子と、白米とを発芽ハトムギ水溶性抽出エキスで煮込んで粥状にし、調味成分を加えたハトムギ粥である。
発芽ハトムギ水溶性抽出エキスは、発芽したハトムギ種子をお湯で煎じて水溶性の有効成分を抽出したエキスである。
また、殻なしハトムギ種子は、漢方薬においていわゆるヨクイニンとして用いられている脱穀したハトムギ種子であり、水や油を使わずに殻なしハトムギ種子を煎ったうえで、挽き割りして用いている。
上記調味成分は、塩分として天然塩、薬味として生姜、甘味としてハチミツ、旨味としてシジミ貝及び茸類、並びに酸味として梅肉エキスをそれぞれ適宜の分量で添加している。
このように構成した殻なしハトムギ種子の製造方法について、図1に示すフローチャートとともに説明する。
高機能性ハトムギ粥を製造するためには、まず、発芽したハトムギ種子(以下において発芽ハトムギという)から発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを抽出する。詳しくは、ハトムギ種子を発芽させて発芽ハトムギとする(発芽工程:ステップs1)。
そして、発芽ハトムギを焙煎するとともに(焙煎工程:ステップs2)、粉砕する(粉砕工程:ステップs3)。この焙煎し、粉砕された発芽ハトムギをお湯で煎じて水溶性の有効成分を抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを準備する(水溶性抽出エキス抽出工程:ステップs4)。
上述の発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの抽出(ステップs1〜s4)とは別に、殻付ハトムギ種子を脱穀して殻なしハトムギ種子を準備し(脱穀工程:ステップs5)、殻なしハトムギ種子を乾煎り装置(図示省略する)で5分程度煎る(乾煎り工程:ステップs6)。なお、5分程度煎ることで殻なしハトムギ種子全体からうっすらと煙が上がり、殻なしハトムギ種子内部から、余分な水分が水蒸気として蒸発していることが分かる。
そして、乾煎りした殻なしハトムギ種子を挽き割り装置(図示省略)で所望の大きさに挽き割りする(挽き割り工程:ステップs7)。なお、乾煎り工程(ステップs6)の後に、挽き割り工程(ステップs7)を行っているため、容易に所望の大きさに殻なしハトムギ種子を挽き割ることができる。詳しくは、乾煎りしていない殻なしハトムギ種子を挽き割ると、内部に余分な水分を含んでいるため、容易に所望の大きさに殻なしハトムギ種子を挽き割ることは困難である。しかし、乾煎り工程(ステップs6)の後の殻なしハトムギ種子は、内部に余分な水分を含んでいないため、ハトムギ種子の粘りが低減しており、容易に所望の大きさに殻なしハトムギ種子を挽き割ることができる。
所望の大きさに挽き割られた殻なしハトムギ種子に、白米と、上述の調味成分をそれぞれ適宜の分量で添加し(添加工程:ステップs8)、水溶性抽出エキス抽出工程(ステップs1)で抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスで、殻なしハトムギ種子、白米及び調味成分を煮込む(煮込み工程:ステップs9)。ここで、殻なしハトムギ種子や白米が所望の硬さになるまで煮込んで高機能性ハトムギ粥が完成する。
上述のような構成で構成されるとともに、上述のような製造方法で製造される高機能性ハトムギ粥は、脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分を含有するハトムギ種子に、発芽ハトムギの発芽ハトムギ水溶性抽出エキスが浸みこんでいるため、ハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を多く含むハトムギ粥を得ることができる。
したがって、このハトムギ粥を食することで、胃や腸に負担をかけることなく、親油性有効成分及び水溶性有効成分の両方を一度に摂取することができる。
また、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスで煮込んでいるため、生ハトムギから抽出した水溶性抽出エキスと比べて水溶性有効成分を多く含んでいる。
さらにまた、硬い殻を脱穀した殻なしハトムギ種子を煮込んで粥状にしているため、殻つきのハトムギ種子を煮込んで粥状にした場合と比較して、短時間で消化のよいハトムギ粥を構成することができる。また、硬い殻を有していないため、例えば高齢者であっても食しやすいハトムギ粥を構成することができる。
また、高機能性ハトムギ粥は、添加工程(ステップs8)で殻なしハトムギ種子に白米及び調味成分を加えているため、味の調ったおいしいハトムギ粥を得ることができる。詳しくは、白米を加えたことにより、高機能性ハトムギ粥の舌触りをよくするとともに甘みが増し、天然塩、生姜、ハチミツ、梅肉エキス、貝等で味を整え、旨味を引き出している。
また、殻なしハトムギ種子を、乾煎り工程(ステップs6)で乾煎りして用いているため、ハトムギ独自の臭いがなくて食しやすく、ハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を多く含むハトムギ粥を得ることができる。
詳しくは、殻なしハトムギ種子を煎ることで、香ばしい香りが立ち込め、ハトムギ独自の臭いを完全に消し去り、ハトムギ粥の美味しさを向上することができる。
また、殻なしハトムギ種子に含まれる余分な水分を蒸発させることができるため、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスが乾燥した殻なしハトムギ種子内部に浸透させることができる。
また、乾煎り工程(ステップs6)で乾煎りして殻なしハトムギ種子を、挽き割り工程(ステップs7)で挽き割りして用いているため、殻なしハトムギ種子を食べやすい大きさに形成できる、舌触り、且つ消化のよいハトムギ粥を得ることができる。また、殻なしハトムギ種子を挽き割したことにより、熱がとおりやすくなり、ハトムギ粥を製造するための煮込み時間を低減することができる。
また、脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分をハトムギ種子から抽出するためには様々な親油性溶媒(アセトン、エーテル、石油エーテル、クロロホルム、四塩化炭素、酢酸エチル)を使用しなくてはならないが、このように、殻なしハトムギ種子を丸ごとお粥にして食べることで、化学的な溶媒を使用することなく、安心かつ安全に親油性有効成分を摂取することができる。
また、煮込み工程(ステップs9)において、殻なしハトムギ種子を煮るために、ステップs1〜s4において発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを用いているため、発芽ハトムギ水溶性抽出エキスは、生の発芽していないハトムギ種子から抽出したハトムギ水溶性抽出エキスと比べて遥かに抽出率が高く、濃い抽出成分を得ることができる。また、抽出率が高いため、抽出時間の短縮なども可能となり製造効率を向上することができる。
また、脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分を含有する粥状の高機能性ハトムギ粥を摂取するため、熱等によって消失しやすい水溶性エキスに抽出された親油性有効成分を摂取する場合と比較して、容易且つ確実に、親油性有効成分を摂取することができる。
このように、高機能性ハトムギ粥は、ハトムギ種子における脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分及び水溶性有効成分を多く含み、食べやすい大きさや柔らかさ、そして消化のしやすさで高齢者、疾病者を含めた万人に適したハトムギ粥である。換言すると、高機能性ハトムギ粥は、優れた薬効や特殊成分を有するハトムギの二つの異質成分を各々の方法で抽出し、併せて一つにして活用するため、ハトムギ独特の臭いや化学溶媒の利用等のマイナス面を補うとともに、安全な方法でハトムギの持つ豊富な栄養成分や特殊成分を美味しく、利便性高く摂取することができる。そして、このような高機能性ハトムギ粥を上記製造方法で、容易、且つ効率よく製造することができる。
なお、上記高機能性ハトムギ粥においては、主食穀物として白米を用いたがこれに限定されず、さまざまな嗜好に合わせて、玄米、3分米、5分米、トウモロコシ、麦類である大麦、裸麦、小麦、ライ麦、オーツ麦、キビ、アワ、ヒエ、豆類である大豆、小豆、黒豆、緑豆等を単独、或いは組み合わせて用いてもよい。
また、ステップs1〜s4において、発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを抽出するために、ハトムギ種子を発芽させ、焙煎するとともに粉砕して用いたため、高濃度且つ高抽出率の発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを得ることができる。しかし、焙煎しない発芽ハトムギや粉砕しない発芽ハトムギを用いてもよく、所望の抽出量の発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを得ることができる発芽ハトムギを用いればよい。
次に、高機能性ハトムギ粥を用いて構成した高機能性粉末顆粒状機能性食品について説明する。
高機能性粉末顆粒状機能性食品は、上述の構成及び製造方法で製造された高機能性ハトムギ粥に、粥状体乾燥顆粒化処理であるフリーズドライ処理を施して粉末顆粒体にした粉末顆粒状機能性食品である。
上記フリーズドライ処理は、水分を含んだ食品や食品原料を急速に凍結し、乾燥する乾燥処理方法である。なお、上記フリーズドライ処理では、乾燥による収縮や亀裂などの形態の変化が少なく、処理されたビタミンなどの栄養成分や風味の変化も少ないというメリットがある。また、フリーズドライ処理で処理された乾燥物は多孔質で水や熱湯が侵入しやすいので、復元性・溶解性が良く、常温で長期保存ができるとともに、低水分であるため軽く、輸送性が高いというメリットがある。
この高機能性粉末顆粒状機能性食品は、上述の製造工程(ステップs1〜9)と同様の製造工程(ステップt1〜9)を経て製造された高機能性ハトムギ粥に、フリーズドライ処理を施して粉末顆粒体にして製造する(フリーズドライ工程:ステップt10)。
このようにして構成されるとともに製造された高機能性粉末顆粒状機能性食品は、コイクセノリド等の親油性有効成分を含有するハトムギの種子に、発芽ハトムギの発芽ハトムギ水溶性抽出エキスが浸みこんでいるため、ハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を多く含んでいる。つまり、実施例1の高機能性ハトムギ粥と同様の効果を少なくとも有している。
詳しくは、実施例1において記載したような効果を有するハトムギ粥をフリーズドライ処理するため、乾燥による収縮や亀裂などの形態の変化が少なく、ビタミンなどの栄養成分や風味の変化も少ない、そして、多孔質で水や熱湯が侵入しやすいので、復元性・溶解性が良く、常温で長期保存ができるとともに、低水分であるため軽く、輸送性が高い高機能性粉末顆粒状機能性食品を得ることができる。
したがって、ハトムギ種子の親油性有効成分及び発芽ハトムギ水溶性抽出エキスの水溶性有効成分を多く含む高機能性粉末顆粒状機能性食品の携帯性及び利便性が高いため、いつでもどこでも摂取しやすくなる。
例えば、脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分を摂取するのには殻なしハトムギ種子を乾燥させて粉末加工し、摂取すれば容易であるが、その場合、ハトムギ独特の臭みがあるとともに、消化が悪く、常食できるものではなかった。これに対し、高機能性粉末顆粒状機能性食品は、一旦粥状に形成した高機能性ハトムギ粥を、フリーズドライ工程(ステップt10)で粉末顆粒体にしているため、胃や腸が弱まった高齢者や疾病者が摂取した場合であっても、胃や腸に負担をかけず、直接粉末化したハトムギを摂取するよりも断然身体にやさしく安全である。
また、高機能性粉末顆粒状機能性食品は、粉末顆粒体であるため、調理の手間を省くことができるとともに、携帯性に富んでいるため、利便性が高く、利用者の満足度を向上することができる。さらにまた、高機能性粉末顆粒状機能性食品は粉末顆粒体であるため、例えば、生のハトムギ種子と比較して嵩が低くなり流通コストも抑えることができる。
また、フリーズドライ工程(ステップt10)において乾燥させて粉末顆粒体にしているため、菌の増殖がなく、湿気と結ばれない限り清潔な状態を長く保持することでき、衛生上大変優れている。したがって、賞味期限を長く設定でき、例えば、被災地、戦災地での機能性食品として用いることができる。
また、脂質やコイクセノリド等の親油性有効成分を含有する粥状の高機能性ハトムギ粥をフリーズドライ処理して摂取しているため、熱等によって消失しやすい水溶性エキスに抽出された親油性有効成分を摂取する場合と比較して、容易且つ確実に、親油性有効成分を摂取することができる。
なお、高機能性粉末顆粒状機能性食品は高機能性ハトムギ粥にフリーズドライ処理を施して粉末顆粒体にした粉末顆粒状機能性食品であったが、発芽ハトムギ水溶性抽出エキスにエキス状体乾燥顆粒化処理であるスブレードライ処理を施して構成した第1粉末顆粒体と、殻なしハトムギ種子を煮込んだハトムギ粥から構成した第2粉末顆粒体とを混合して構成してもよい。
詳しくは、第1粉末顆粒体は、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスにスプレードライ処理を施して粉末顆粒体に構成している。
上記スプレードライ処理は、噴霧乾燥法といわれ、回転円盤による遠心噴霧や圧力ノズルによる加圧噴霧によって液体を微細な霧状にし、これを熱風中に噴出させ、瞬間的に粉状の乾燥物を得る処理である。なお、スプレードライ処理で乾燥処理された粉末顆粒体は冷たい水にも溶けやすく、量産性も高くなる。
第2粉末顆粒体は、殻なしハトムギ種子を、煮込んで粥状にし、フリーズドライ処理を施して粉末顆粒体に構成している。
そして、この実施例の高機能性粉末顆粒状機能性食品は、第1粉末顆粒体と第2粉末顆粒体とを混ぜて構成している。
このように構成されたこの高機能性粉末顆粒状機能性食品を製造するためには、まず、発芽ハトムギから発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを抽出する。詳しくは、ハトムギ種子を発芽させて発芽ハトムギとする(発芽工程:ステップu1)。
そして、発芽ハトムギを焙煎するとともに(焙煎工程:ステップu2)、粉砕する(粉砕工程:ステップu3)。そして、焙煎し、粉砕された発芽ハトムギをお湯で煎じて水溶性の有効成分を抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスを準備する(水溶性抽出エキス抽出工程:ステップu4)。そして、水溶性抽出エキス抽出工程(ステップu4)で抽出された発芽ハトムギ水溶性抽出エキスにスプレードライ処理を施して第1粉末顆粒体を得る(スプレードライ処理工程:u5)。
上述の第1粉末顆粒体の製造工程(ステップu1〜u5)とは別に、上述の製造工程(ステップt5〜t10)と同様の工程を経て第2粉末顆粒体を得る(ステップu3〜u8)。
そして、この高機能性粉末顆粒状機能性食品は、スプレードライ処理工程(ステップu5)で得られた第1粉末顆粒体と、フリーズドライ工程(ステップu11)で得られた第2粉末顆粒体とを混ぜて製造する(混合工程:ステップu12)。
このように構成するとともに、製造したこの高機能性粉末顆粒状機能性食品は、上述の高機能性粉末顆粒状機能性食品と同様の効果を得ることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のハトムギを除く主食穀物は白米に対応し、
以下同様に、
ハトムギ粥は、高機能性ハトムギ粥に対応し、
ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品は、高機能性粉末顆粒状機能性食品に対応し、
調味成分は、塩分としての天然塩、薬味としての生姜、甘味としてのハチミツ、旨味としてのシジミ貝及び茸類、並びに酸味としての梅肉エキスに対応し、
粥状体乾燥顆粒化処理は、フリーズドライ処理に対応し、
エキス状体乾燥顆粒化処理は、スプレードライ処理に対応するも
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。

Claims (12)

  1. 殻なしハトムギ種子を、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスで煮込んで粥状にした
    ハトムギ粥。
  2. ハトムギを除く主食穀物及び調味成分を加えた
    請求項1に記載のハトムギ粥。
  3. 前記殻なしハトムギ種子を、乾煎りして用いた
    請求項1又は2に記載のハトムギ粥。
  4. 乾煎りした前記殻なしハトムギ種子を、挽き割りして用いた
    請求項3に記載のハトムギ粥。
  5. 請求項1乃至4に記載のハトムギ粥を、粥状体乾燥顆粒化処理を施して粉末顆粒形体で構成した
    ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品。
  6. 発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスにエキス状体乾燥顆粒化処理を施して第1粉末顆粒体を構成し、
    殻なしハトムギ種子を、煮込んで粥状にし、粥状体乾燥顆粒化処理を施して第2粉末顆粒体を構成し、
    前記第1粉末顆粒体と前記第2粉末顆粒体とを混合して構成した
    ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品。
  7. 前記第2粉末顆粒体を、
    前記殻なしハトムギ種子を、ハトムギを除く主食穀物及び調味成分を加えて粥状にした
    請求項6に記載のハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品。
  8. 前記殻なしハトムギ種子を、乾煎りして用いた
    請求項6又は7に記載のハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品。
  9. 乾煎りした前記殻なしハトムギ種子を、挽き割りして用いた
    請求項8に記載のハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品。
  10. 殻なしハトムギ種子を乾煎りする乾煎り工程と、
    乾煎りされた前記殼なしハトムギ種子を挽き割りする挽き割り工程と、
    挽き割りされた前記殻なしハトムギ種子に、ハトムギを除く主食穀物及び調味成分を加え、発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスで煮込んで粥状にする煮込み工程を有する
    ハトムギ粥の製造方法。
  11. 請求項10に記載のハトムギ粥の製造方法で製造されたハトムギ粥を、粥状体乾燥顆粒化処理を施して粉末顆粒形体にする粥状体乾燥顆粒化処理工程を有する
    ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品の製造方法。
  12. 発芽ハトムギから抽出した発芽ハトムギ水溶性抽出エキスにエキス状体乾燥顆粒化処理を施して第1粉末顆粒体を構成するエキス状体乾燥顆粒化処理工程と、
    殻なしハトムギ種子を乾煎りする乾煎り工程と、
    乾煎りされた前記殻なしハトムギ種子を挽き割りする挽き割り工程と、
    挽き割りされた前記殻なしハトムギ種子に、ハトムギを除く主食穀物及び調味成分を加え、煮込んで粥状にする煮込み工程と、
    粥状体に粥状体乾燥顆粒化処理を施して第2粉末顆粒体を構成する粥状体乾燥顆粒化処理工程と、
    前記第1粉末顆粒体と前記第2粉末顆粒体とを混合する混合工程とを有する
    ハトムギを主原料とする粉末顆粒状機能性食品の製造方法。
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