JP2011030510A - 釣り竿の尻栓取付構造 - Google Patents

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一真 谷口
Tomonori Iwanari
朋紀 岩成
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Abstract

【課題】尻栓の元竿への取付構造に工夫を加えることによって、不測に尻栓が外れて紛失することを防止できる釣り竿の尻栓取付構造を提供する点にある。
【解決手段】元竿1の竿尻端部1Aに、尻栓3を螺着する中間取付体4を固着する。尻栓3を回転操作する為の弾性変形可能な回転操作体2を中間取付体4に自由回転自在に装着する。中間取付体4に取り付けた尻栓3を回転操作体2で被覆し、回転操作体2を摘み変形させて尻栓3に接触可能に構成してある。
【選択図】図4

Description

本発明は、元竿の竿尻端に尻栓を取り付けている釣り竿の尻栓取付構造に関する。
尻栓は、先側に雄ネジ部を形成し、雄ネジ部の後端に摘み操作部が設けてある。一方、元竿の竿尻端の内周面には、尻栓の雄ネジ部を螺着する雌ネジ部が形成してある。元竿の雌ネジ部に尻栓の雄ネジ部を螺着して尻栓を取り付ける。尻栓を元竿に装着した状態で、摘み操作部が元竿の竿尻端より後方に突出する構成を採っている(例えば、特許文献1)。
特開2006−288205号公報(段落番号〔0017〕〜〔0019〕、図2,図5,図6)
釣りを行っている途中で、針掛かりした魚が横走りしたり、水中に潜り込みを行う場合に、釣り人は魚の動きを抑える(矯める)為に、膝を前方に向けて少し折り曲げ腰を落として腹に尻栓を当て付け、釣り竿を操作することがある。
このような場合には、尻栓の摘み操作部が腹に強く押し付けられているので、釣り人が釣り竿を左右や前後に操作する場合に尻栓が緩み操作されることがある。
また、その他の理由で尻栓が緩みを生じている場合があり、そのことに気付かずに釣りを続けていると、尻栓を紛失することもある。
本発明の目的は、尻栓の元竿への取付構造に工夫を加えることによって、不測に尻栓が外れて紛失することを防止できる釣り竿の尻栓取付構造を提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、元竿の竿尻端部に、尻栓を螺着するとともに前記尻栓を回転操作する為の回転操作体を自由回転自在にかつ前記尻栓を被覆する状態で装着し、前記回転操作体を摘み変形させて前記尻栓に接触可能に構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、尻栓と回転操作体を元竿の竿尻端部に取り付けた状態で、尻栓は回転操作体に被覆されているので、他物が尻栓に直接接触することはない。回転操作体が釣り人の体等に接触しても自由回転するだけで、その回転力は尻栓に及ぶことはない。したがって、釣り操作の途中等において、不測に尻栓が緩み操作されることはない。
一方、尻栓を取り付け取り外し操作する場合は、釣り人が回転操作体を摘み操作して回転操作体を弾性変形させて尻栓に接触させることによって、尻栓を回転操作体とともに回転操作することができる。
〔効果〕
したがって、尻栓を操作するものとして自由回転する回転操作体で尻栓を被覆する構成と、釣り人が意思を持って回転操作体を摘み操作しなければ尻栓を操作できない構成との組み合わせによって、尻栓を不測に失うことを防止できる釣り竿の尻栓取付構造を提供することができた。
〔構成〕
請求項2に係る発明の特徴構成は、元竿の竿尻端部に、尻栓を螺着する中間取付体を固着するとともに、前記尻栓を回転操作する為の弾性変形可能な回転操作体を前記中間取付体に自由回転自在に装着し、前記中間取付体に取り付けた尻栓を前記回転操作体で被覆し、前記回転操作体を摘み変形させて前記尻栓に接触可能に構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、中間取付体を介して尻栓と回転操作体を元竿に取り付けた状態で、尻栓は回転操作体に被覆されているので、他物が尻栓に直接接触することはない。回転操作体が釣り人の体等に接触しても自由回転するだけで、その回転力は尻栓に及ぶことはない。したがって、釣り操作の途中等において、不測に尻栓が緩み操作されることはない。
一方、尻栓を取り付け取り外し操作する場合は、釣り人が回転操作体を摘み操作して回転操作体を変形させて尻栓に接触させることによって、尻栓を回転操作体とともに回転操作することによって尻栓を着脱することができる。
〔効果〕
したがって、尻栓を不測に失うことを未然に防止できる。そして、そのような構成を採用する為に、回転操作体と尻栓と元竿とを連結するに中間取付体を設けることによって行ったので、元竿に直接取り付ける場合に比べて、元竿に尻栓を取り付けるためのネジ機構等を設ける必要がなく、元竿は通常の竿の製造工程を維持できる。
これにより、ネジ機構等の製造工程は竿の製造工程とは別個の中間取付体の製造工程によって行うことができ、製造工程の並列化による工程の短縮等が達成できる釣り竿の尻栓構造を提供することができた。
〔構成〕
請求項3に係る発明の特徴構成は、前記元竿の竿尻端と前記回転操作体との間にリング体を介在させた状態で、そのリング体を前記中間取付体に装着してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
固定側に属する元竿と回転側の回転操作体との間に位置して、リング体で元竿と回転操作体とが直接接触することを抑制しながら、元竿と中間取付体とを固着するのに接着剤等を使用した場合に、接着剤が回転操作体側に入り込むのをこのリング体で阻止することができる。
〔構成〕
請求項4に係る発明の特徴構成は、前記中間取付体における前記元竿の竿尻端部内に内嵌される外周面に、竿軸線方向に平行な凹入溝を、周方向の複数箇所に亘って形成するとともに、前記周方向に沿った環状凹入溝を前記竿軸線方向の複数箇所に形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
竿軸線方向に平行な凹入溝と周方向に沿った環状凹入溝とを複数箇所に亘って形成することによって、中間取付体における元竿を取り付ける部分を撓み変形し易いものに構成することができ、元竿の竿尻端部内に内嵌する際に中間取付体の凹入溝を形成した外周面が変形して挿入しやすくなる。挿入後はその変形状態が復帰するので、中間取付体の凹入溝を形成した外周面が元竿の内周面に圧接し、中間取付体と元竿との内嵌状態がシッカリする。
しかも、竿軸線方向に平行な凹入溝と周方向に沿った環状凹入溝は伴に元竿の内周面に接触することはないので、例えば、中間取付体の外周面の全面を元竿の内周面に当接させる意図を持って中間取付体の外周面の全面を平坦な外周面に形成した場合に比べて、却って、竿軸線方向に平行な凹入溝と周方向に沿った環状凹入溝以外の部分が元竿の内周面に強く圧接することとなり、内嵌状態が強固になる。
この理由は、中間取付体の外周面の全面を元竿の内周面に当接させる意図を持って中間取付体の外周面の全面を平坦な外周面に形成したとしても、外周面の全面を均一に当接させることは容易なことではなく、精密な加工を必要として過剰な品質となる虞もあるが、竿軸線方向に平行な凹入溝と周方向に沿った環状凹入溝とを形成することによって、全面に亘る精密加工は必要ではなく、竿軸線方向に平行な凹入溝と周方向に沿った環状凹入溝以外の部分を所期通りに製造するだけでよく、製造上の負担を軽減できる。
回転操作体を直接元竿の竿尻端部に装着した尻栓取付構造を示す縦断側面図である。 回転操作体を摘み尻栓に圧接させて、回転操作体と尻栓とを一体で回転操作する状態を示す縦断側面図である。 回転操作体と尻栓とを、元竿の竿尻端部に取り付ける前の状態を示す分解斜視図である。 元竿に中間取付体を取り付け、その中間取付体に回転操作体と尻栓とを取り付けた状態を示す縦断側面図である。 元竿にリング体、中間取付体、回転操作体、尻栓を取り付ける前の状態を示す分解縦断側面図である。
〔第1実施形態〕
磯竿等に使用される釣り竿Aの構成について説明する。図1〜図3に示すように、元竿1の竿尻端部1Aに回転操作体2を装着し、回転操作体2の内部に位置する状態で尻栓3を螺着して、釣り竿Aを構成してある。
図1〜図3に示すように、元竿1の竿尻端部1Aの外周面に環状の凹入装着溝1aを形成するとともに、凹入装着溝1aの竿尻側に環状の壁部1bを形成してある。
回転操作体2は、弾性体としての軟質合成ゴムで形成されており、軟質合成ゴム製の円筒状部材である。回転操作体2の内周面には、外周面に向けて入り込む環状の係合凹入溝2aが形成してあり、その係合凹入溝2aの先側には環状の係合突部2Aが形成され、係合凹入溝2aの元側には環状の圧接部2Bが形成されている。
図1に示すように、回転操作体2の環状の係合突部2Aの内径D2は、元竿1の係合凹入溝2aの底径D1よりやや大きく形成されており、元竿1の環状の壁部1bの外径D3より小さく形成されている。
以上のように、環状の壁部1bの外径D3より小径の係合突部2Aを元竿1の竿尻端部1Aに装着するには、次ぎのような操作を行うことが必要である。
つまり、回転操作体2の係合突部2Aを竿尻端部1Aの環状の壁部1bの面取り部1fに竿尻側から強く押し付けながら、竿先側に向けて押し込み操作することによって、係合突部2Aが弾性変形しながら環状の壁部1bを乗り越えて係合凹入溝2a内に入り込み、回転操作体2が竿尻端部1Aに装着される。
回転操作体2が竿尻端部1Aに装着された状態で竿尻端部1Aの各部との間に微小な間隙が保持されているので、回転操作体2は自由回転可能である。
尻栓3について説明する。図1〜図3に示すように、尻栓3は合成樹脂製であり、竿先側の本体部の外周面には雄ねじ部3aが形成してあり、内部に空間が形成されるとともに、雄ねじ部3aの竿尻端側に大径の摘み部3Aが形成されている。大径の摘み部3Aの竿尻側端面には、コイン等の適当な操作具を装入するすり割り状の差込穴部3bが形成されている。差込穴部3bは、竿尻側端面を竿先側に向けて膨出形成した袋状の穴部であり、この袋状の穴部の竿先側に位置する奥側壁部3dに排水用の孔3cが設けてある。雄ねじ部3aの竿尻側端部にOリング6が装着してある。
次に、尻栓3の取付構造について説明する。図1〜図3に示すように、竿尻端部1Aの内周面に開口から内部に向けて一定範囲に亘って雌ねじ部1cを形成する。一方、尻栓3の外周面には、先側に雄ねじ部3aが形成されるとともに、雄ねじ部3aより元側に雄ねじ部3aより大径の摘み部3Aが形成してある。
尻栓3を竿尻端部1Aの内周面に螺着した状態で、尻栓3の大径の摘み部3Aの外周面が回転操作体2の環状の圧接部2Bの内周面に接触する状態ではないが、近接する状態に配置される。尻栓3における摘み部3Aの根元部位にはOリング6が装着してあり、尻栓3を元竿1の竿尻端部1Aに螺着した際に、Oリング6が元竿1の竿尻端1aと摘み部3Aの根元部位に圧接されて、尻栓3に緩み止め効果をもたらす。
以上のように、尻栓3を元竿1の竿尻端部1Aに装着した状態で、尻栓3は、回転操作体2の内部空間内に位置してその回転操作体2で被覆されている。
このことによって、尻栓3が直接釣り人や他物と接触することはなく、不測に回転されて、元竿1から脱落することが阻止される。
一方、図2に示すように、竿尻端部1Aに取り付けられた状態で自由回転状態にある回転操作体2の元側部分を摘んで圧縮力を加えて、環状の圧接部2Bを尻栓3の大径の摘み部3Aに圧接させる。圧接状態を維持する為に、回転操作体2の元側部分を摘みながら、回転操作体2と尻栓3とを一体で回転させることによって、尻栓3の脱着を行うことができる。
〔第2実施形態〕
図4及び図5に示すように、元竿1の竿尻端部1Aに、中間取付体4を内嵌装着するとともに、中間取付体4に尻栓3と回転操作体2とを取り付け、元竿1の竿尻端1aと中間取付体4の後記する環状鍔部4Aとの間にリング体5を装着して、尻栓3の取付構造を構成してある。
中間取付体4の構造について説明する。図4及び図5に示すように、中間取付体4は、合成樹脂製の筒状体であり、竿先側に元竿1を外嵌装着する小外径の装着部4Bと、装着部4Bの竿尻側に大径の環状鍔部4Aと、環状鍔部4Aの竿尻側に回転操作体2を取り付けるための凹入装着溝4Cと、凹入装着溝4Cの更に竿尻側に回転操作体2の取付状態を維持する環状の壁部4Dとが形成されて構成されている。環状の壁部4Dの竿尻端には面取り部4fが形成してあり、回転操作体2を嵌合する際の操作性を向上させる構成を採っている。尚、回転操作体2を中間取付体4に装着する方法は、第1実施形態で記載した、回転操作体2を元竿1の竿尻端部1Aに装着する方法と同一である。
中間取付体4の装着部4Bに対応する内周面側には大径の内部空間4Eが形成してあり、内部空間4Eの後方側には、尻栓3を螺着する為の雌ねじ部4aを形成した小径の貫通孔4Fが形成してある。
この大径の内部空間4Eには、竿受け用の座ゴム(図示せず)が装入されるものであり、内部空間4Eの入口部位に座ゴムが装入される際のガイド面となる傾斜面4eが形成してある。
中間取付体4の装着部4Bについて説明する。図4及び図5に示すように、装着部4Bは、内側に大径の内部空間4Eが形成してあり、薄肉の筒状体に形成されている。装着部4Bの外周面には、竿軸線方向に平行な凹入溝4bを、周方向の複数箇所(6箇所)に亘って形成してあり、凹入溝4bは、装着部4Bの竿先端で切欠部4cに連通している。
このように、薄肉の筒状体の表面に凹入溝4bを形成することによって、中間取付体4が合成樹脂製である点と相俟って、装着部4Bは、径方向に弾性変形可能なものとなっており、装着部4Bに元竿1の外嵌装着する際に、その装着部4Bが多少弾性変形して、元竿1の装着状態が緊密なものとなる。
また、凹入溝4bが切欠部4cに連通されており、装着部4Bの竿先端に切欠部4cが複数箇所に亘って形成してあるので、装着部4Bの竿先端も径方向に弾性変形し易い構成となっている。そうすると、元竿1の竿尻端1aを装着部4Bの竿先端に当てがい元竿1を装着部4Bに装入していく際に、その装着部4Bの竿先端が弾性的に変形して、元竿1を装入することが無理なく行える。
装着部4Bの外周面に、周方向に沿った環状凹入溝4dを竿軸線方向の複数箇所に設けてある。このように、装着部4Bの外周面より凹入する環状凹入溝4dを形成することによって、環状凹入溝4d以外の部分が元竿1の内周面に圧接しやすくなる。
作用効果の項でも記載したように、装着部4Bの外周面の全面を元竿1の竿尻端部1Aの内周面に接触させる構成を採るよりも、環状凹入溝4dを元竿1の内周面の部分に圧接させる構成の方が、却って、圧接状態が良好である。
以上のように、装着部4Bが合成樹脂製の薄肉筒状体であり、かつ、外周面に凹入溝4b、切欠部4c、環状凹入溝4dを形成することによって、元竿1を装着部4Bに外嵌する際に、嵌合操作し易く装着状態も安定したものにできる。
尚、装着部4Bとそれに外嵌される元竿1の内周面との間には、接着剤が塗布されている。
中間取付体4の環状鍔部4Aと、この環状鍔部4Aに近接する元竿1の竿尻端1aとの間には、金属製のリング体5が介在されている。リング体5は、リング状の本体部5Aの一端に内向きの鍔部5Bが屈曲形成されている。リング体5を鍔部5Bが竿先側に位置する状態で竿尻側の開口5Cから装着部4Bに外嵌して装入し、リング状の本体部5Aを中間取付体4の環状鍔部4Aの外周面に外嵌する状態でかつ本体部5Aの外周面が元竿1の外周面と面一状態になる状態で配置する。
装着部4Bと環状鍔部4Aとに亘って装着されたリング体5は、鍔部5Bの内端5bが環状鍔部4Aの根元部に近接する状態にまで延設されており、リング状の本体部5Aの竿尻端5aが環状鍔部4Aの外周面における竿尻端より更に竿尻側に突出する状態で、中間取付体4に装着してある。
リング体5の鍔部5Bの内端5bが環状鍔部4Aの根元部に近接する状態にまで延設されているので、この内端5bで接着剤が環状鍔部4A側に流れ出てくるのを阻止し、リング体5自体で回転操作体2に接着剤の影響が出るのを阻止する構成を採っている。
回転操作体2について説明する。図4及び図5に示すように、回転操作体2は、中間取付体4の凹入装着溝4Cに嵌入係合する環状の係合突部2Aと、中間取付体4の環状の壁部4Dに嵌入係合する環状の係合凹入溝2aと、環状の圧接部2Bを形成してあるのは、第1実施形態において記載した元竿1の竿尻端部1Aに形成したものと同一である。
しかし、この中間取付体4に装着される回転操作体2においては、外周面2Cと竿先側端面2Dとが交わる竿先側角部に、段差部2bを形成してある。この段差部2bに、前記したリング体5の本体部5Aにおける中間取付体4の環状鍔部4Aの外周面の竿尻端から突出する部分5aを嵌め込み載置するように構成する。
このように、リング体5における回転操作体2に向けて突出する部分5aを回転操作体2の段差部2b内に突出係合させることによって、自由回転可能な回転操作体2の振れ止め構成を採っている。
また、回転操作体2の外周面には、周方向に沿って複数個の突部状の指掛け部2cが設けてあり、回転操作し易くなっている。
なお、尻栓3については、図3及び図4に示すように、尻栓3については第1実施形態について説明したものと同様の構成を採っているので、ここでは説明を省略する。
〔別実施形態〕
(1) リング体5は元竿1の竿尻端1aと接着固定してもよく、或いは、接着固定せずに、中間取付体4の環状鍔部4Aと元竿1との間に位置させるだけであってもよい。また、他の方法によって、回転操作体2への接着剤の流入が阻止できれば、リング体5は使用しなくともよい。
(2) 中間取付体4の装着面4Bに、凹入溝4bや環状凹入溝4dを設けなくともよい。
(3) 中間取付体4の装着面4Bには、凹入溝4bや環状凹入溝4dではなく、竿軸
線方向に沿った突条や周方向に沿った環状突条であってもよい。このように突条に構成すると、突条自体の弾性倒れ変形力を期待でき、元竿の内周面に圧接する圧接力を高めることができる。
本願発明は、磯竿等に限定されるものではなく、外付けガイド竿、ガイド無し竿、中通し竿の尻栓3の取付構造に採用可能である。
1 元竿
1A 竿尻端部
2 回転操作体
3 尻栓
4 中間取付体
4b 凹入溝
4d 環状凹入溝
5 リング体

Claims (4)

  1. 元竿の竿尻端部に尻栓を螺着するとともに、前記尻栓を装着した前記竿尻端部に前記尻栓を回転操作する為の回転操作体を自由回転自在にかつ前記尻栓を被覆する状態で装着し、前記回転操作体を摘み変形させて前記尻栓に接触可能な弾性体に構成してある釣り竿の尻栓取付構造。
  2. 元竿の竿尻端部に、尻栓を螺着する中間取付体を固着するとともに、前記尻栓を回転操作する為の弾性変形可能な回転操作体を前記中間取付体に自由回転自在に装着し、前記中間取付体に取り付けた尻栓を前記回転操作体で被覆し、前記回転操作体を摘み変形させて前記尻栓に接触可能に構成してある釣り竿の尻栓取付構造。
  3. 前記元竿の竿尻端と前記回転操作体との間にリング体を介在させて、前記リング体を前記中間取付体に装着してある請求項2記載の釣り竿の尻栓取付構造。
  4. 前記中間取付体における前記元竿の竿尻端部内に内嵌される外周面に、竿軸線方向に平行な凹入溝を、周方向の複数箇所に亘って形成するとともに、前記周方向に沿った環状凹入溝を前記竿軸線方向の複数箇所に形成してある請求項2又は3記載の釣り竿の尻栓取付構造。
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