JP4252906B2 - 釣竿 - Google Patents

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Description

本発明は、釣竿本体及びこれを支持するグリップを備えた釣竿の構造、特にグリップに設けられたリールシート部の構造に関するものである。
図7は、ルアー用の釣竿(典型的にはいわゆるバスロッド等)の構造が模式的に示された図である。同図が示すように、一般にルアー用の釣竿1は、釣竿本体2と、これを支持するグリップ3とを備えており、このグリップ3には、釣用リール4が装着されるリールシート部5が設けられている。このリールシート部5は、固定フード6及び可動フード7を備えており、これら一対のフード6、7により釣用リール4の脚部8が挟持される。これにより、釣用リール4は、グリップ3に固定される(例えば、特許文献1参照)。
グリップ3には、可動フード7が収容される収容室9が設けられており、この収容室9に可動フード7が挿入されている。また、グリップ3には、可動フード7を操作する操作リング10が設けられている。操作リング10はグリップ3に取り付けられており、グリップ3の軸方向を中心として回転自在となっている。操作リング10の内周面には、雌ねじ11が形成されている。また、可動フード7には雄ねじ12が形成されており、これら雄ねじ12及び雌ねじ11が螺合されている。したがって、操作リング10が回転されることにより、可動フード7は図中左右方向にスライドされ、これにより、釣用リール4の脚部8が挟持される。
特開2003−274812号
このように、操作リング10によって可動フード7がスライド操作されるタイプの釣竿1では、グリップ3の外径寸法Dが大きくなってしまう。なぜなら、グリップ3の外径寸法Dは、釣竿本体2の外径寸法を基準として、これに可動フード7の肉厚寸法等が加算されて決定されるが、このとき、釣竿本体2の外径寸法は、釣竿本体2の機械的強度が確保されるために一定値以上が確保される必要があるため、必然的にグリップ3の外径寸法の最小値が一定以上に制限されてしまうからである。他方、グリップ3は、実釣において釣人が把持するものであるから、釣人にとって釣竿1の操作性が向上するためには、グリップ3の構造は、その外径寸法が小さく設定され得るものであることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、グリップの構造が改良されることにより、釣竿本体の強度が確保されつつグリップの小径化が実現され得る釣竿を提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係る釣竿は、リールシート部を有するグリップ及びグリップに前後方向に沿って挿通され支持された釣竿本体を備えた釣竿であって、上記グリップは、釣用リールの脚部が挿入され得る開口部が設けられた筒状ケーシングと、当該筒状ケーシングの内部に嵌め込まれ、上記釣竿本体が挿通された筒状のコア部材と、当該コア部材の上記開口部が設けられた側の外周面に当接され、前後方向にスライド可能に配置されたスライド部材と、上記前後方向を回転中心軸として回転自在な状態で上記筒状ケーシングの前端部に連結され、上記コア部材を囲繞し且つ上記スライド部材の外周面と螺合する環状ナット部材とを有し、上記リールシート部は、上記筒状ケーシングの上記開口部の後端側に連続して形成された第1フード部と、上記スライド部材の後端部に形成された第2フード部とを有し、上記コア部材は、薄肉化されることにより外周面に嵌合凹部が形成され、上記スライド部材は、上記第2フード部の上記嵌合凹部側に一体的に設けられ且つ前方側へ延びる嵌合片を有しており、当該嵌合片は、上記嵌合凹部にスライド自在に嵌め込まれていることを特徴とするものである。
この構成によれば、第1フード部が釣用リールの脚部の一方側を収容する固定フードとして機能し、スライド部材が釣用リールの脚部の他方側を収容する可動フードとして機能する。釣人が環状ナット部材を回転させることによって、環状ナット部材と螺合するスライド部材がスライドし、第2フード部が第1フード部に対して近接し、離反する。したがって、第2フード部が第1フード部に近接したときは、釣用リールの脚部は、第1フード部及び第2フード部によって挟持され、グリップに固定される。また、スライド部材の嵌合片は、コア部材に設けられた嵌合凹部に嵌め込まれているから、コア部材の肉厚寸法とスライド部材の肉厚寸法との合計寸法は、従来のものよりも小さくなる。なぜなら、嵌合凹部は、コア部材が薄肉化されることによって形成されるからである。したがって、コア部材に挿通される釣竿本体の外径寸法が従来のものと同様であっても、スライド部材と螺合する環状ナット部材の外径寸法が従来のものよりも小さくなる。
(2) 上記第2フード部に係合凸部が形成されると共に当該係合凸部が前後方向への変位のみ許容された状態で係合するスライド案内溝が上記コア部材の後端部に設けられ、上記スライド部材は、上記係合凸部が上記スライド案内溝に前方から後方側に向かって嵌め込まれることによって上記コア部材と連結された構造であってもよい。この場合、上記環状ナット部材の前方側から上記コア部材の先端部と螺合し、上記環状ナットを上記筒状ケーシングとの間に固定する固定ナット部材が設けられる。
この構成では、スライド部材は、前方から後方側に向かってコア部材に簡単に嵌め込まれ、この状態で環状ナット部材が取り付けられる。この環状ナット部材は、上記スライド部材と螺合するから、環状ナット部材が回転されることによって、スライド部材がスライドする。さらに、固定ナット部材がコアに螺合されることによって環状ナット部材が位置決め固定される。すなわち、コア部材に対してスライド部材、環状ナット部材及び固定ナット部材が組み付けられることによって、これらが簡単に組み立てられ、分解される。したがって、例えば第2フード部にゴミ等が付着した場合に、固定ナット部材がコア部材から取り外されることによって、スライド部材が簡単に取り外され、リールシート部の掃除が簡単に行われるという利点がある。
以上のように本発明によれば、釣竿のグリップの環状ナット部材が設けられた部分の外径寸法が小さくなるので、釣竿本体の強度が確保されつつグリップの小径化が実現され得る。その結果、釣人にとって使いやすい釣竿の設計が可能となる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿の正面図である。
この釣竿10は、ルアー用ワンピースタイプのものであって、釣竿本体11と、その後端部を支持するグリップ12とを備えている。グリップ12には、後に詳述されるリールシート部21が設けられている。リールシート部21は、釣用リールの脚部を挟持し、当該釣用リールをグリップ12に固定するものである。
釣竿本体11は、単一の棒状部材からなり、グリップ12の内部に挿通されている。本実施形態では、釣竿本体11は単一の部材からなるが、これに限定されるものではなく、複数の部材が接続されることによって釣竿本体11が構成されるものであってもよい。釣竿本体11は、既知の要領で、例えば、カーボン繊維強化樹脂(プリプレグ)が所定形状に裁断され、これが筒状に巻回されることによって、円筒状の部材として構成される。また、同図が示すように、釣竿本体11には、複数の釣糸ガイド13〜20が所定間隔で配置されている。これら釣糸ガイド13〜20は、上記リールシート部21が設けられた側に配置されており、したがって、釣竿10は、ベイトリールが装着されるタイプである。
本実施形態に係る釣竿10の特徴とするところは、グリップ12の構造にある。具体的には、グリップ12は、その骨格を構成するケーシング22を備えている。同図では図示されていないが、このケーシング22には上記釣用リールの脚部を保持する一対のフード部が設けられている。そして、環状ナット部材23が回転されることによって、一対のフード部(後述の固定フード40及びフード部42が上記脚部を挟持するが、この機構が後述される構成となっていることから、環状ナット部材23が小径化され、その結果、グリップ12の小径化が図られている。
図2は、グリップ12の拡大斜視図である。グリップ12は、前述のようにケーシング22及び環状ナット部材23とを有するが、この環状ナット部材23とケーシング22とは分割可能に組み立てられている。図3は、グリップ12の要部拡大斜視図であり、環状ナット部材23がケーシング22から取りはずされた状態が示されている。
図2及び図3が示すように、グリップ12は、ケーシング22と、ケーシング22の後端に設けられた肘当部24と、ケーシング22の前端部側に嵌め込まれ、前方に突出されたコア部材25と、コア部材25に嵌め込まれ且つ上記ケーシング22の前端に設けられた環状ナット部材23と、コア部材25に螺合された固定ナット部材26とを有する。
ケーシング22は、例えばアルミニウム等の金属や樹脂により構成され、筒状に形成されている。ケーシング22の上部には開口部27が設けられており、釣用リールの脚部は、この開口部27に挿入されるようになっている。開口部27内には、シート部材28が配置されており、このシート部材28上に釣用リールの脚部が載置されるようになっている。この開口部27の後端に連続して固定フード40(第1フード部)が形成されている。固定フード40は、内部に凹部が形成されており、釣用リールの脚部の後方側部分は、この凹部に収容され保持される。なお、固定フード40の具体的形状は従来の固定フードと同様であるので、その詳しい説明は省略される。さらに、釣竿10はベイトリールが装着されるタイプであるから、ケーシング22の下部には、トリガ29が一体的に形成されている。
肘当部24は、円柱状に形成されており、その周面は弾性部材からなるのが好ましい。肘当部24は、釣人が釣竿10を操作する際に釣人の肘に当接されるものであり、釣人は安定した釣竿10の操作が可能となる。
図4は、グリップ12の要部拡大分解斜視図であり、図3においてコア部材25、環状ナット部材23及び固定ナット部材26が分解された状態が示されている。
コア部材25は、全体として筒状に形成されており、内部に上記釣竿本体11が挿通されるようになっている。コア部材25は、螺合部30、保持部31及びスライド案内部32を備えている。コア部材25は、例えば樹脂により一体的に形成され得るが、アルミニウム等の金属により構成されていてもよい。
螺合部30は、コア部材25の先端部により構成され、外周面に雄ねじ33が形成されている。この螺合部30は、固定ナット部材26が螺合するようになっている。保持部31は、コア部材25の中央部に設けられた嵌合凹部34により構成されている。この嵌合凹部34は、コア部材25の中央部が外側から内側に向かって薄肉化されることによって構成されている。スライド案内部32は、コア部材25の後端部により構成されており、上記シート部材28(図2参照)と突き合わせられるシート部35と、シート部35の下方に設けられた連結部36とを有する。
シート部35の上面は平坦面に形成されており、上記シート部材28と共に釣用リールの脚部が載置される載置面を構成する。連結部36は、コア部材25が上記ケーシング22及び環状ナット部材23と確実に位置決め状態で連結することができるように、その形状が工夫されている。本実施形態では、連結部36は、その両側面に凸条37が突設されていると共に、その後端面に位置決めピン38が突設されている。凸条37は、環状ナット部材23側と係合すると共に(図3参照)、ケーシング22側と係合する(図2参照)。また、位置決めピン38は、ケーシング22の所定部に嵌め込まれるようになっており、これにより、コア部材25がケーシング22の所定位置に位置決めされる。
図3及び図4が示すように、シート部35と連結部36との境界部分には、案内溝39(スライド案内溝)が形成されている。この案内溝39は、シート部35の両側に設けられており、前後方向に沿って延びている。案内溝39の内壁面は、左右方向(上記前後方向に直交する方向)内側に凹となる形状となっている。
コア部材25は、スライド部材41を備えている。スライド部材41は、フード部42(第2フード部)と、これに連続して形成された嵌合片43とを有する。スライド部材41は、コア部材25の外周面に当接されている。具体的には、スライド部材41は、コア部材25の上記シート部35が設けられた側(上記ケーシング22の上記開口部27が設けられた側)の外周面に当接されている。
フード部42は、後端に開口を有する凹部44(図3参照)を備えており、この凹部44に上記釣用リールの脚部の前方側部分が挿入され保持される。なお、この凹部44の内壁面形状は、従来のものと同様であるので、その詳しい説明は省略される。このフード部42には、その両側面に係合凸部45(図4参照)が設けられている。この係合凸部45は、左右方向内側に突出するように形成されている。したがって、この係合凸部45は、図4において矢印46が示す方向(前後方向)に沿って案内溝39に嵌め込まれる。これにより、フード部42は、案内溝39に案内されて前後方向に沿ってのみスライドすることができる。
嵌合片43は、フード部42の下方側、すなわちフード部42の上記嵌合凹部34側に設けられている。このため、スライド部材41のフード部42と嵌合片43との間には段部47が形成されており、嵌合片43は、フード部42から下方へ落ち込んでいる。嵌合片43は、図4が示すように、円弧状に湾曲された平板からなる。嵌合片43の曲率半径は、上記嵌合凹部34の底面の曲率半径に対応されている。したがって、前述のようにフード部42がシート部35に嵌め込まれると、嵌合片43は、コア部材25の嵌合凹部34に嵌め込まれ、フード部42のスライドに伴って嵌合凹部34内を前後方向にスライドする。すなわち、スライド部材41は、上記釣用リールの脚部を挟持するための可動フードとして機能し、上記固定フード40(図2参照)及びスライド部材41のフード部42は、釣用リールを固定するリールシート部21を構成する。また、嵌合片43の外周面には、雄ねじ48が形成されている。この雄ねじ48は、環状ナット部23と螺合するようになっている。
環状ナット部材23は、操作ナット49及び連結環50を備えている。操作ナット49は、図3及び図4が示すように環状に形成されており、その内周面に雌ねじ57(図5参照)が形成されている。連結環50は操作ナット49の後方に配置されており、操作ナット49は、連結環50に対して回動自在に設けられている。なお、本実施形態では、連結環50に対して操作ナット49が滑らかに回転するために、連結環50と操作ナット49との境界部分にスライド板51が介在されている。このスライド板52は、例えば樹脂により構成される。連結環50の内壁面形状は、上記コア部材25のスライド案内部32の外形面形状に対応されている。このため、図3が示すように、連結環50は、コア部材25に隙間なく嵌め込まれ、ケーシング22の前端に取り付けられる(図2参照)。
このとき、操作ナット49は、コア部材25に設けられたスライド部材41と螺合する。具体的には、操作ナット49の雌ねじ57がスライド部材41の雄ねじ48と螺合する。この状態で操作ナット49が回転されると、スライド部材41は、前後方向にスライドすることになる。すなわち、スライド部材41が後方へスライドされたときは、フード部42が上記固定フード40側へ移動し、上記釣用リールの脚部を挟持することができ、スライド部材41が前方へスライドされたときは、フード部42が上記固定フード40から離反する。なお、本実施形態では、操作ナット49の外周面には前後方向に延びる細溝52が複数形成されている。これら細溝52は、釣人が操作ナット49を操作する際の滑止として機能する。
固定ナット部材26は、締付ナット53及びロックナット54を有する。締付ナット53は、図4が示すように、コア部材25の先端側から当該コア部材25に嵌め込まれ、コア部材25の雄ねじ33と螺合する。締付ナット53が締め付けられることによって、環状ナット部材23が上記ケーシング22に締結固定される。また、ロックナット54も同様にコア部材25の上記雄ねじ33と螺合する。ロックナット54が締め付けられることによって、締付ナット53の緩みが防止される。
図5は、グリップ12の要部拡大断面図であり、図6は、図5の拡大図である。
釣竿10は、次のようにして組み立てられる。
釣竿本体11がコア部材25の内部に挿通され、コア部材25によって支持される。釣竿本体11は、ケーシング22を貫いて肘当部24まで挿通されていてもよい。コア部材25にスライド部材41が当接される。このとき、スライド板41は、前述のように前方から後方側に向かってスライドされながらコア部材25に嵌め込まれる。コア部材25の先端側から環状ナット部材23が嵌め込まれ、操作ナット49がスライド部材41と螺合する。
ケーシング22がコア部材25の後方から嵌め込まれる。これにより、コア部材25がケーシング22に位置決めされ、環状ナット部材23の連結環50がケーシング22の前端面に当接する。締結ナット53がコア部材25の前方から嵌め込まれ、コア部材25と螺合される。締結ナット53が締め付けられた後、ロックナット54がコア部材25に掛けられ締め付けられる。なお、締結ナット53と操作ナット49との間及びロックナット54と締結ナット53との間に、それぞれスライド板55が介在されていてもよい。
図5が示すように、操作ナット49がスライド部材41と螺合しているから、操作ナット49が回転されることによって、フード部42が図中左右方向に移動する。したがって、釣用リールの脚部は、上記固定フード40及び上記フード部42によって挟持され、グリップ12に固定される。
また、スライド部材41の嵌合片43は、コア部材25の嵌合凹部34に嵌め込まれているから、コア部材25の肉厚寸法とスライド部材41の肉厚寸法との合計寸法は、従来のものよりも小さくなる。すなわち、スライド部材41が取り付けられた状態でのコア部材25の外径寸法が従来よりも小さくなる。したがって、コア部材25に挿通される釣竿本体11の外径寸法が従来のものと同様であっても、スライド部材41と螺合する操作ナット49の外径寸法が従来のものよりも小さくなる。その結果、環状ナット部材23の外径寸法が小さくなり、グリップ12が細径に形成され得る。
特に、本実施形態では、スライド部材41は、コア部材25の前方から後方側に向かって簡単に嵌め込まれ、この状態で環状ナット部材23及び固定ナット部材26が取り付けられるので、グリップ12の組立作業は容易である。スライド部材41の嵌合片43は、コア部材25の嵌合凹部34に嵌め込まれているから、スライド部材41が図中右側へスライドされた場合には、図6が示すように、スライド部材41の嵌合片43は、コア部材25の保持部31とスライド案内部32との境界部分に形成された段部56に当接する。したがって、スライド部材41は、グリップ12が分解されない限りグリップ12から外れることはない。
しかし、固定ナット部材26は、コア部材25と螺合しているのみであるから、コア部材25から簡単に取り外される。固定ナット部材26が取り外されることによって、環状ナット部材23及びスライド部材41も簡単に取り外されるので、グリップ12の分解作業も容易である。したがって、例えばフード部42の周辺にゴミ等が付着した場合には、グリップ12が分解されることによってスライド部材41が取り外されるので、リールシート部21の清掃等のメンテナンスが容易であるという利点がある。
加えて、本実施形態では、スライド部材41がコア部材25にスライド自在に係合するのであるが、スライド部材41に突設された係合凸部45(図4参照)がコア部材25に形成された案内溝39に嵌め込まれている。すなわち、スライド部材41がコア部材25のシート部35を抱えるように係合するので、スライド部材41は、シート部35に対して位置ずれを起こすことなく円滑にスライドする。したがって、釣用リールの脚部は、スライド部材41のフード部42及びケーシング22の固定フード40によって確実に挟持され得るという利点もある。
本発明は、釣用リールが装着されるタイプの釣竿に適用され得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿の正面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る釣竿のグリップの拡大斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る釣竿のグリップの要部拡大斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る釣竿のグリップの要部拡大分解斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る釣竿のグリップの要部拡大断面図である。 図6は、図5の拡大図である。 図7は、従来のルアー用の釣竿の構造が模式的に示された図である。
符号の説明
10・・・釣竿
11・・・釣竿本体
12・・・グリップ
21・・・リールシート部
22・・・ケーシング
23・・・環状ナット部材
25・・・コア部材
26・・・固定ナット部材
27・・・開口部
28・・・シート部材
30・・・螺合部
31・・・保持部
32・・・スライド案内部
33・・・雄ねじ
34・・・嵌合凹部
35・・・シート部
36・・・連結部
37・・・凸条
38・・・位置決めピン
39・・・案内溝
40・・・固定フード
41・・・スライド部材
42・・・フード部
43・・・嵌合片
44・・・凹部
45・・・係合凸部
47・・・段部
48・・・雄ねじ
49・・・操作ナット
50・・・連結環
51・・・スライド板
53・・・締結ナット
54・・・ロックナット
56・・・段部
57・・・雌ねじ

Claims (2)

  1. リールシート部を有するグリップ及びグリップに前後方向に沿って挿通され支持された釣竿本体を備えた釣竿であって、
    上記グリップは、
    釣用リールの脚部が挿入され得る開口部が設けられた筒状ケーシングと、当該筒状ケーシングの内部に嵌め込まれ、上記釣竿本体が挿通された筒状のコア部材と、当該コア部材の上記開口部が設けられた側の外周面に当接され、前後方向にスライド可能に配置されたスライド部材と、上記前後方向を回転中心軸として回転自在な状態で上記筒状ケーシングの前端部に連結され、上記コア部材を囲繞し且つ上記スライド部材の外周面と螺合する環状ナット部材とを有し、
    上記リールシート部は、
    上記筒状ケーシングの上記開口部の後端側に連続して形成された第1フード部と、上記スライド部材の後端部に形成された第2フード部とを有し、
    上記コア部材は、薄肉化されることにより外周面に嵌合凹部が形成され、上記スライド部材は、上記第2フード部の上記嵌合凹部側に一体的に設けられ且つ前方側へ延びる嵌合片を有しており、当該嵌合片は、上記嵌合凹部にスライド自在に嵌め込まれている釣竿。
  2. 上記第2フード部に係合凸部が形成されると共に当該係合凸部が前後方向への変位のみ許容された状態で係合するスライド案内溝が上記コア部材の後端部に設けられ、上記スライド部材は、上記係合凸部が上記スライド案内溝に前方から後方側に向かって嵌め込まれることによって上記コア部材と連結されており、
    上記環状ナット部材の前方側から上記コア部材の先端部と螺合し、上記環状ナットを上記筒状ケーシングとの間に位置決めする固定ナット部材が設けられている請求項1に記載の釣竿。

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