JP4313685B2 - 釣竿 - Google Patents

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Description

本発明は、釣竿の構造、より詳細にはグリップと釣竿本体とが分離可能に連結されている釣竿の構造に関するものである。
図5は、従来の一般的な釣竿の正面図である。
この釣竿1は、グリップ2及びこれに支持される釣竿本体3を有し、これらは同図が示すように分離可能となっている。グリップ2には、釣用リールが装着されるリールシート部4が設けられており、釣竿本体3には、釣用リールから繰り出される釣糸を釣竿本体3に沿って案内する釣糸ガイド5が複数並設されている(例えば、非特許文献1参照)。
実釣時において、釣竿本体3の基端部6がグリップ2の先端部に挿入されることによって、釣竿1が組み立てられる。また、グリップ2と釣竿本体3とが分離されることによって、釣人は、釣竿1の搬送や保管を容易に行うことができる。
株式会社シマノ 2003 Fishing Tackle Catalogue(第121頁〜第124頁)
上記釣糸ガイド5は、グリップ2に装着された釣用リールから繰り出される釣糸を案内するものであるから、釣竿本体3がグリップ2に取り付けられる際には、釣竿本体3は、釣糸ガイド5が所定方向に向くように(すなわち、リールシート部4が設けられた側に向くように)正確に配置される必要がある。すなわち、釣竿本体3がグリップ2に対して正確に位置決めされなければならない。
従来では、グリップ2に対する釣竿本体3の位置決めは、釣人の目視によって行われていたため、釣竿本体3の正確な位置決めが困難であるという問題があった。また、釣竿本体3は、単にグリップ2に嵌め込まれることによって固定されているので、実釣中にグリップ2に対する釣竿本体3の位置が変化してしまうおそれもあった。
そこで、本発明の目的は、グリップに対する釣竿本体の正確な位置決めと確実な固定が可能である釣竿を提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係る釣竿は、釣糸ガイドが設けられた釣竿本体と、釣竿本体が軸方向に沿って挿通支持される筒状のグリップと、釣竿本体とグリップとの間に介在され、両者を位置決めする位置決め機構とを有し、位置決め機構は、グリップ側又は釣竿本体側のいずれか一方に設けられたソケットと、グリップ側又は釣竿本体側のいずれ他方に設けられ、ソケットと嵌合されるスタッドとを備えていることを特徴とするものである。
この構成によれば、釣竿本体とグリップとの間にソケット及びこれと位置決め状態で嵌合するスタッドが配設される。釣竿本体又はグリップの一方はソケット又はスタッドのいずれか一方と連結され、釣竿本体又はグリップの他方はソケット又はスタッドのいずれか他方と連結されることから、釣竿本体は、グリップに対して位置決め状態で固定されることになる。
(2) 上記ソケットは、上記釣竿本体が挿通され得る筒状に形成され、上記グリップの先端部に位置決め状態で取り付けられるソケット本体と、当該ソケット本体の所定位置に設けられた係合部とを有して構成され、上記スタッドは、上記釣竿本体が挿通され且つ上記ソケット本体と嵌合する筒状に形成されたスタッド本体と、当該スタッド本体に設けられ、上記係合部と位置決め状態で係合する被係合部とを有して構成され得る。
この場合、ソケット本体及びスタッド本体のうちいずれか一方が釣竿本体に設けられ、いずれか他方がグリップに設けられる。そして、ソケット本体に設けられた係合部と、スタッド本体に設けられた被係合部とが係合することによって、ソケット本体とスタッド本体とが位置決めされる。つまり、釣竿本体がグリップに対して位置決めされる。
上記ソケット本体とグリップ本体との嵌合により上記位置決め機構が構成されるから、位置決め機構は、グリップ及び釣竿本体とは別個独立した部材として構成され得る。したがって、位置決め機構は、釣竿本体及びグリップと一体的に設計されない場合であっても、いわゆる後付作業で釣竿に組み込まれることも可能である。よって、この位置決め機構が設けられることにより、釣竿本体及びグリップの設計の自由度が低下することはないという利点がある。
(3) 上記グリップの先端部は、軸方向に沿って形成された位置決め溝を有し、上記ソケット本体は、軸方向に延設され上記位置決め溝に嵌合する位置決め片が形成されると共に、上記係合部を構成する係合溝を有して構成され、上記スタッド本体の被係合部は、軸方向に延設され上記係合溝に嵌合する係合突片から構成され得る。
この構成では、グリップ側に設けられた位置決め溝とソケット本体側に設けられた位置決め片とが嵌合することによって、グリップに対してソケットが位置決めされる。また、ソケット本体に設けられた係合溝とスタッド本体に設けられた係合突片とが嵌合することによって、ソケットに対してスタッドが位置決めされる。これにより、釣竿本体がグリップに対して位置決めされる。
以上のように本発明によれば、釣竿本体が位置決め機構によってグリップに対して位置決め状態で固定され得るので、例えば、グリップや釣竿本体のメンテナンスのために両者が分離された場合であっても、両者は再び位置決めされた状態で組み立てられる。しかも、位置決め機構によって釣竿本体とグリップとが位置決めされるから、従来のように釣人が目視にて両者の位置決めを行う場合に比べて簡単且つ正確である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿の正面図である。
この釣竿10は、ルアー用ワンピースタイプのものであって、釣竿本体11と、その後端部を支持するグリップ12とを備えている。本実施形態の特徴とするところは、釣竿本体11がグリップ12に対して着脱自在となっており、釣竿本体11がグリップ12に取り付けられる際には、後述される位置決め機構13によって、釣竿本体11がグリップ12に簡単且つ正確に位置決め固定されるようになっている点である。
図2は、本発明の一実施形態に係る釣竿の要部拡大斜視図であり、グリップ12と釣竿本体11との連結部分が図示されている。
釣竿本体11は、単一の棒状部材からなる。釣竿本体11の後端部14は、軸方向に沿ってグリップ12の内部に挿通されており、これにより、釣竿本体11はグリップ12によって片持ち状に支持されている。本実施形態では、釣竿本体11は単一の部材からなるが、これに限定されるものではなく、複数の部材が接続されることによって釣竿本体11が構成されるものであってもよい。釣竿本体11は、既知の要領で、例えば、カーボン繊維強化樹脂(プリプレグ)が所定形状に裁断され、これが筒状に巻回されることによって、円筒状の部材として構成される。また、図1が示すように、釣竿本体11には、複数の釣糸ガイド15〜22が所定間隔で配置されている。
グリップ12は、リールシート部23を備えている。リールシート部23は、釣用リールの脚部を挟持し、当該釣用リールをグリップ12に固定するものである。上記釣糸ガイド15〜22は、このリールシート部23が設けられた側に配置されている。したがって、釣竿10は、ベイトリールが装着されるタイプであり、グリップ12には、釣人の指が掛けられるトリガ24が形成されている。
図2が示すように、リールシート部23には、釣用リールの脚部が載置される載置面25が形成されている。そして、この載置面25の一方側に上記脚部の一方が挿入保持される固定フード26が設けられており、また、載置面25の他方側に上記脚部の他方が挿入保持される移動フード27が設けられている。本実施形態では、リールシート部23はケーシング28を備えており、移動フード27は、このケーシング28の内部に配置されている。
移動フード27は、ケーシング28の前方に配置された操作ナット29と螺合しており、この操作ナット29が回転されることによって、移動フード27がスライドし、固定フード26に対して近接し、離反するようになっている。かかる移動フード26のスライド機構は既知であるので、その詳しい説明は省略される。なお、この操作ナット29は、固定ナット30によってケーシング28側に取り付けられている。
図3は、上記位置決め機構13の分解斜視図である。図4は、釣竿10の要部拡大断面図であり、上記位置決め機構13の構造が図示されている。
この位置決め機構13は、グリップ12側に嵌め込まれるソケット31と、ソケット31に嵌め込まれるスタッド32と、これらをグリップ12側に固定するロック部材33とを備えている。
グリップ12は、釣竿本体11が挿通される筒状に形成されており、その先端部34は円筒状に形成されている。この先端部34の外周面には雄ねじ36が形成されている。上記固定ナット30は、この雄ねじ36に螺合している。なお、この先端部34は、上記リールシート部23の骨格となるコア部材の一部として構成されていてもよい。すなわち、釣竿本体11が挿通されるコア部材が上記ケーシング28の内部に配置され、このコア部材に上記移動フード26及び操作ナット29が設けれられていてもよい。そして、このコア部材の前端部が円筒状に形成されることにより、上記先端部34が構成され得る。
この先端部34には、一対の位置決め溝35が設けられている。これら位置決め溝35は、先端部34の周囲に対向配置されており、それぞれ軸方向後方側に延びている。本実施形態では、位置決め溝35は一対設けられているが、単一の係合溝のみが設けられていてもよいし、さらに多数設けられていてもよい。
ソケット31は、筒状に形成されたソケット本体37を有する。このソケット本体37には、上記スタッド32及び釣竿本体11が挿通されるようになっている。ソケット本体37には一対の位置決め片38が形成されている。ソケット本体37及び位置決め片38は、例えば樹脂や金属等により一体的に形成される。
これら位置決め片38は、軸方向後方に突出形成されている。位置決め片38の外形形状は、上記位置決め溝35の内壁面形状に対応されており、また、位置決め片38の位置は、上記位置決め溝35が設けられた位置に対応されている。したがって、位置決め片38は、隙間無く位置決め溝35に嵌め込まれるようになっている。もっとも、上記位置決め溝35が唯一設けられている場合は、単一の位置決め片38が設けられ、上記位置決め溝35が多数設けられる場合は、位置決め片38もこれに合わせて多数設けられることは勿論である。
ソケット本体37の上記位置決め片38が設けられた側と反対側には、一対の係合溝39(係合部)が設けられている。これら係合溝39は、ソケット本体37の周囲に対向配置されており、ソケット本体37の前端40から軸方向後方に延びている。本実施形態では、係合溝39は一対設けられているが、単一の係合溝のみが設けられていてもよいし、さらに多数設けられていてもよい。
要するに、上記位置決め片38と上記先端部34に設けられた位置決め溝35とは、いわゆるキーとキー溝を構成しており、これにより、ソケット31は、グリップ12に対して正確に位置決めされることになる。
スタッド32は、筒状に形成されたスタッド本体41を有する。上記釣竿本体11は、このスタッド本体41に挿通されるようになっており、スタッド本体41は、ソケット本体37の内部に挿入されるようになっている。スタッド本体41の中央部には、フランジ部45が形成されている。また、スタッド本体41には、フランジ部45に連続して一対の係合突片42が形成されている。この係合突片42は、フランジ部45から後方側へ延びている。このスタッド本体41及び係合突片42は、例えば樹脂や金属等により一体的に形成される。
係合突片42の外形形状は、上記係合溝39の内壁面形状に対応されており、また、係合突片42の位置は、上記係合溝39が設けられた位置に対応されている。したがって、係合突片42は、隙間無く係合溝39に嵌め込まれるようになっている。もっとも、上記係合溝39が唯一設けられている場合は、単一の係合突片42が設けられ、上記係合溝39が多数設けられる場合は、係合突片42もこれに合わせて多数設けられることは勿論である。
要するに、上記係合突片42と上記ソケット本体に設けられた係合溝39とは、いわゆるキーとキー溝を構成しており、これにより、スタッド32は、ソケット31に対して正確に位置決めされることになる。
前述のように、釣竿本体11はスタッド本体41に挿通され、スタッド本体41は釣竿本体11に固定される。このとき、釣竿本体11は、所定の向きとなるように位置決めされる。例えば、釣糸ガイド15〜22(図1参照)がスタッド本体41の係合突片42が設けられた側に向くように位置決めされる。一方、グリップ12の先端部34に設けられた位置決め溝35は、所定の位置に形成される。例えば、位置決め溝35は、リールシート部23の載置面25(図2参照)に沿うように形成される。そして、上記ソケット31の位置決め片38及び係合溝39は、同一直線上に配置される。これにより、スタッド本体41に固定された釣竿本体11が、スタッド32及びソケット31を介してグリップ12に挿通されることにより、釣竿本体11は、グリップ12に対して正確に位置決めされる。
ロック部材33は、円環状に形成され、例えば樹脂や金属等により構成される。図4が示すように、ロック部材33の内周面には雌ねじ46が形成されている。この雌ねじ46は、上記グリップ12の先端部34に設けられた雄ねじ36と螺合するようになっている。ロック部材34の内壁面形状は、図4が示すように段付き形状となっている。すなわち、ロック部材34は、内部に大径部43及びこれに連続する小径部44を有する。
この大径部43の内径寸法は、上記ソケット31及びスタッド32が収容され得る寸法に設定されており、上記小径部44の内径寸法は、スタッド本体41のフランジ部45の外形寸法よりも小さいがスタッド本体41の前方部分48が挿通され得る寸法に設定されている。したがって、ロック部材33がスタッド本体41の前方からスタッド本体に嵌め込まれたときは、ロック部材33の大径部43と小径部44との境界部分に形成された段部47がスタッド本体41のフランジ部45の側面に当接するようになっている。
釣竿10は、次のようにして組み立てられる。
図3が示すように、スタッド32が釣竿本体11に固定される。具体的には、スタッド本体41が釣竿本体11に挿通され、係合突片42が釣糸ガイド15〜22が設けられた側に向く位置で固定される。また、上記ロック部材33が釣竿本体11に挿通される。このとき、ロック部材33は、スタッド32の前方側(釣竿本体11の先端側)に配置される。
次に、ソケット31がグリップ12の先端部34に嵌め込まれる。具体的には、ソケット本体37に設けられた位置決め片38が上記先端部34に設けられた位置決め溝35に嵌め込まれる。このとき、ソケット31は、グリップ12の先端部34に接着剤等によって固定されていてもよい。この状態で、釣竿本体11の後端部14がグリップ12に挿通される。釣竿本体11は、ソケット32の係合突片42がソケット31の係合溝39に嵌め込まれるまで挿入される。
そして、ロック部材33がグリップ12の先端部34にねじ込まれることによって、図4が示すように、スタッド32がグリップ12側に締結される。すなわち、釣竿本体11がグリップ12に固定され、釣糸ガイド15〜22が正確にリールシート部23の載置面25が設けられた側に突出するように並設される。なお、釣竿本体11がグリップ12から取り外されるときは、前述の要領と逆の要領で作業が行われる。つまり、ロック部材33がグリップ12から取り外されることにより、釣竿本体11は簡単にグリップ12から抜脱される。
このように本実施形態に係る釣竿10では、釣竿本体11は、単にグリップ12に嵌め込まれるだけでなく、位置決め機構13を介してグリップ12に連結されるから、釣竿本体11は、簡単且つ正確にグリップ12に対して位置決め固定される。しかも、釣竿本体11がグリップ12に取り付けられる作業において、作業者は、釣竿本体11とグリップ12との位置関係に留意することなく、前述の手順で作業を行うだけで、釣竿本体11は確実にグリップ12に対して位置決め状態で固定される。また、必要なときは、簡単に釣竿本体11がグリップ12から取り外される。
特に本実施形態では、位置決め機構13は、ソケット31及びこれと位置決め状態で嵌合するスタッド32とを有しているから、位置決め機構13が簡単であり、しかも高い位置決め精度が実現される。また、ソケット31及びスタッド32は、グリップ12及び釣竿本体11とは別個独立した部材として構成され得る。したがって、位置決め機構13は、いわゆる後付作業で釣竿10に組み込まれることも可能である。したがって、この位置決め機構13が設けられることにより、釣竿本体11及びグリップ12の設計の自由度が低下することはない。
さらに、本実施形態では、上記ソケット31及びスタッド32は、グリップ12に対してキー及びキー溝の関係で連結されることになる。したがって、グリップ12とソケット31との位置決め精度及びソケット31とスタッド32との位置決め精度はきわめて高く設定することができ、その結果、釣竿本体11は、グリップ12に対して高い精度で位置決めされる。
本実施形態では、位置決め機構13は、ソケット31がグリップ12に係合され、スタッド32がソケット31に係合されるように構成されているが、ソケット31がグリップ12の先端部34に一体的に形成されていてもよい。また、本実施形態では、ソケット31がグリップ12に設けられ、スタッド32が釣竿本体11側に設けられているが、ソケット31が釣竿本体11側に設けられ、スタッド32がグリップ12側に設けられていてもよい。要するに、ソケット31とスタッド32との嵌合により、上記位置決め機構13が構成されていればよい。
本発明は、釣竿本体とグリップとが分離され得る釣竿に適用され得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿の正面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る釣竿の要部拡大斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る釣竿の位置決め機構の分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る釣竿の要部拡大断面図である。 図5は、従来の一般的な釣竿の正面図である。
符号の説明
10・・・釣竿
11・・・釣竿本体
12・・・グリップ
13・・・位置決め機構
14・・・後端部
15〜22・・・釣糸ガイド
23・・・リールシート部
25・・・載置面
31・・・ソケット
32・・・スタッド
33・・・ロック部材
34・・・先端部
35・・・位置決め溝
36・・・雄ねじ
37・・・ソケット本体
38・・・位置決め片
39・・・係合溝
40・・・前端
41・・・スタッド本体
42・・・係合突片
43・・・大径部
44・・・小径部
45・・・フランジ部
46・・・雌ねじ
47・・・段部

Claims (3)

  1. 釣糸ガイドが設けられた釣竿本体と、
    釣竿本体が軸方向に沿って挿通支持される筒状のグリップと、
    釣竿本体とグリップとの間に介在され、両者を位置決めする位置決め機構とを有し、
    位置決め機構は、
    グリップ側又は釣竿本体側のいずれか一方に設けられたソケットと、
    グリップ側又は釣竿本体側のいずれ他方に設けられ、ソケットと嵌合されるスタッドとを備えている釣竿。
  2. 上記ソケットは、
    上記釣竿本体が挿通され得る筒状に形成され、上記グリップの先端部に位置決め状態で取り付けられるソケット本体と、当該ソケット本体の所定位置に設けられた係合部とを有し、
    上記スタッドは、
    上記釣竿本体が挿通され且つ上記ソケット本体と嵌合する筒状に形成されたスタッド本体と、当該スタッド本体に設けられ、上記係合部と位置決め状態で係合する被係合部とを有する請求項1に記載の釣竿。
  3. 上記グリップの先端部は、軸方向に沿って形成された位置決め溝を有し、
    上記ソケット本体は、軸方向に延設され上記位置決め溝に嵌合する位置決め片が形成されると共に、上記係合部を構成する係合溝を有し、
    上記スタッド本体の被係合部は、軸方向に延設され上記係合溝に嵌合する係合突片からなる請求項2に記載の釣竿。
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